仕事にはストレスがつきもので、それがない人はまずいないと云えます。

しかし介護という職業が、他の職業と比較してストレスが高い職業だと決めつけるのはどうかと思います。

僕が10年前まで勤めていた社会福祉法人は、母体が特定社団法人の精神科医療機関であり、僕はそこの理事も務めていました。当該医療機関の精神科病棟に入院している患者さんの中には、仕事が原因で発症したうつ病のために入院している方が数多くいらっしゃいましたが、介護職員がその中にたくさん含まれているという事実はありませんでした。

むしろそうした患者さんのうち、元職が介護職の人は探すのも難しいほど少人数でした。よって介護の仕事は他の仕事に比較して、ストレスが高い仕事だという根拠はないように思えます。

そもそもストレスとは、外部からの刺激や圧力に対して心身が反応することを指しますが、ストレス反応の中には、自身の能力を通常より高めるという反発する力を引き出してくれることがあります。この場合のストレスはユーストレス(良いストレス)と呼ばれており、心身のパフォーマンスを引き上げるものとして肯定的に捉えられています。

しかしディストレス(良くないストレス)に対しては、負の生体反応が生じます。例えば、自律神経やホルモンバランスが乱れ、免疫の働きが落ちて肉体的にも元気がなくなる状態(うつ、不安など)に陥ってしまうなどがそれにあたります。そのようなストレスには注意が必要だという理解が必要です。

そのためディストレス(良くないストレス)に対しては、自分なりのストレス対処法を持っていることが大事になります。

ただしストレス対処のために利用者への暴力・暴言という形で、ストレスを解消しようとするのは愚の骨頂であり、身を滅ぼしますので注意してください。人生終了となりますので・・・。

だからこそ、「ストレス発散」が大事になるのです。それは運動・旅行・カラオケ・エステなどぼ趣味・愉しみ事を持つことなのです。ストレスの原因とは直接関係無い行動をとることで、ストレスを緩和させるのです。

仕事上のストレス、人間関係上のストレスにしてみても。現実的に考えて問題そのものを解決することが難しい場合が多いため、このストレス解消方法が最もポピュラーであり、効果が期待できます。

しかし一端の大人になって、新たな趣味を持てと云われてもそれは難しいですから、日常的に行っていることでストレス解消になる愉しみ事を考えてみるのが重要になってくると思います。

例えば食事・・・体調を壊すほどの暴飲・暴食は論外ですが、食の愉しみを最大限に感じ取れるように、時には自分へのご褒美としてプチ贅沢な食事を摂ることがあっても良いでしょう。

先日僕は大阪に出張していましたが、3日ぶりに我が家に戻った日が「土用の丑の日」でした。ところが夜8時過ぎに帰宅した際にあいにく家内が不在で、ひとり飯の夕食を摂りました。

その際に食べたものをもう一つのブログ、「masaの血と骨と肉〜甲斐バンドの曲で一番は、うなぎ、りの街角」に載せていますが、普段とは違うこんな夕食も気分転換=ストレス解消になるのではないでしょうか。

そのブログ記事にも書きましたが、数年前に食べた吉野家のうな重と比べると、最近の大手チェーン店のうなぎは格段にうまくなっていますね。所詮牛丼屋だろうとか、大手チェーン店はどうなんだろうと馬鹿にできないです・・・有名な鰻の産地・浜名湖がある浜松に行くと「うな重」を食べることが多いですが、値段は3.000円を切ることはまずないので、税込み1.229円で食べられる吉野家のうな重はコスパを入れて考えると大満足です。

ところで吉野家さん・・・初のレギュラー麺メニューとして、「牛玉スタミナまぜそば」が出たということで、一昨日までの連休中にも利用してみました。

でもまぜそばだけではお腹が満たされないと思ったので、小盛丼もトッピングしてみました。
牛玉スタミナまぜそば・767円、豚丼小盛432円。
ということで牛玉スタミナまぜそば・767円と豚丼小盛432円です。この2品ならお腹を満たせます。ちなみに丼の横の赤いものは、ニンニクたれです。

アップ画像はこちら。
牛玉スタミナまぜそば・767円
スタミナまぜそば。まぜる前です。
牛玉スタミナまぜそば
まぜました。
豚丼小盛432円
豚丼小盛はご飯量に比べて具が少ないように思えます・・・。

ネット上での評価は様々ですが、僕としては、「牛玉スタミナまぜそば」は味がイマイチでした。脂っぽい変な苦みのあるたれに、延びたようなソフト面がぐちゃぐちゃっとした食感で混ざっています。あとまぜのニンニクたれを入れるとパンチは出るものの、しょっぱすぎるような気がします。

この麺を食べるための再訪はなしですが、以外と豚丼は旨かったです。そのため今度は頭の大盛豚丼を食べに行こうかなと思いました。
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