masaの介護福祉情報裏板

介護や福祉への思いを中心に日頃の思いを綴ってみました。表の掲示板とは一味違った切り口で、福祉や介護の現状や問題について熱く語っています!!表板は業界屈指の情報掲示板です。

科学的介護

感情に向き合って個別化しないと科学にならない介護


まず最初にお知らせを一つ。小濱先生と僕の対談の無料配信が、いよいよ明日に迫っている。申し込みをまだしていない方は、「小濱道博の介護事業経営激アツ対談Vol.4」をクリックして、「受講申し込みフォーム」に必要事項を記載して配信URLを手に入れていただきたい。

さて話は変わって今日の本題。

科学的介護の実現が最大の課題とされている介護業界であるが、勘違いしてはならないことは、最新技術や最先端機器を活用することが科学的介護ではないということだ。

科学的介護の正しい意味とは、科学的根拠と科学的思考によって、予測される結果に結び付ける方法論のことを言い、そうした介護の実現を図ることを目的とするのが、「科学的介護」である。

しかし介護という領域および介護という職業において、本当に科学的方法論が成立するのかには疑問が残る。

なぜなら科学的方法では、人間の感情にはたどり着けない部分があるからだ。

善意が常に相手に伝わるとは限らないし、正論で結果がすべて導き出せるわけではない。完全予測不能な人の感情とどう向き合って科学すればよいのだろうか?

例えば、こうすればスムースに着替えができると実証されている方法で介護を行っても、介護を受ける利用者の虫の居所によっては、その方法に不満を持つことがあり、時には嫌悪感を表したり、介護拒否したりする結果になることもある。

このように介護という職業には、非論理的な結果が常に出現する可能性がある。

こうすればこうなる、といった事象を集めたうえで、原因と結果を探してゆくのが科学的方法である。それは考え方や行動のしかたが、論理的、実証的で、系統立っているさまをいう。

しかし人の暮らしとは、すべて論理的行動に基づいているわけではない。健全な暮らしを営んでいることに疲れて、不健全で不健康で不条理な逸脱を常に臨むのが感情を持つ人間の複雑さなのである。

行き当たりばったりに何かをして、結果オーライというのは最も非科学的であるとされる。

ところが、こうすればこうなるはずなのに、人によって違う結果が出るというのが、感情をもつ人間に対する介護の困難さでもあるが、その時に慌てふためいて、とりあえず思いついた方法をとった結果が、思わずその人にとっては有効な方法だったという経験を持つ人は多いだろう。

つまり結果オーライの非科学的介護が、特定の利用者にとっては求められる方法論であるということがあり得るのが介護という職業の難しさなのである。

この非科学的・結果オーライケアも、「はずれ値」の一部であるとして、科学的根拠に取り込んでいくことができるのかどうかが、科学的介護の実現の成否に結び付いてくるかもしれない。

例えばある行為を行う上で、事前にその意味を利用者に説明し、意図を理解してもらうことが重要だとされていたとしても、感情のある人間であるがゆえに、それは説明マニュアルだけで解決しない問題である。

ある人には、十分かいつまんで説明することが必要になるかもしれないが、そのような説明を回りくどいと感じ、逆に簡潔で要点のみの説明を良しとする方、説明なんかしないでほしいと思う方、説明より自分の話を聴いてほしいという方など様々である。

それらをすべて含めて科学的介護を実現するには、統計学的論理に加えて、介護サービスの場で一人ひとりの利用者の感情を受け止めて個別化し、それをもケアプラン上に落とし込んでいくということが求められてくる。

そんな難しいことは出来ないと言われそうだが、案外この方法は介護サービスの場ではごく普通に行われている。

例えば新人職員が特定の利用者なプローチする際に、先輩から、「○○さんは、少し頑固で難しいところがある人なので、きちんと声をかけて一つ一つの動作介助をしないとだめだけど、虫の居所によっては、その声かけさえも面白くなくて暴言や介護拒否に結び付いちゃうので、まずは気分を良くさせないとだめよ。そのためには若いころから経理が得意で、会社の経理事務を支えていたことを誇りにしているから、そこに話を持っていって、饒舌に話し出したら声をかけてみてね」なんてアドバイスが行われていたりする。

このことを一人の職員の頭の中だけに置いておかないで、ケアプランの書式に備考欄を設けて、文章として残しておくだけで、個人の感情とニーズを個別化した科学的介護に近づくことができるというものである。

そのケアプランを科学的介護情報システム(LIFE)が読み取って分析することができるかどうかは別にして、介護サービスの場での様々な気づきにはなっていくだろう。

それが蓄積した先に、介護データベースに寄り掛からない科学的根拠が、介護サービスの場で生まれてくるというのであれば、そちらの方が真実に近いと言えるだろう。

どちらにしても私たちが対人援助の場で目指すのは、科学的介護の実践そのものではなく、利用者の暮らしの質の向上であるのだから、そのツールとして国が掲げる科学的介護以上のものがあれば、そっちを利用すればよいだけの話である。

この部分では役人や学者より、私たちの方が使える頭脳を持っているのだから・・・。
きみの介護に根拠はあるか
新刊「きみの介護に根拠はあるか〜本物の科学的介護とは(2021年10月10日発売)の特典付き注文書は、こちらをクリックしてください。10月1日までに発注いただければ出版社より送料無料で送られてきます。
登録から仕事の紹介、入職後のアフターフォローまで無料でサポート・厚労省許可の安心転職支援はこちらから。

※介護事業経営に不可欠なランニングコストをリスクゼロで削減できる新情報を紹介しています。まずは無料診断から始めましょう。電気代でお困りの法人・個人事業主様へ、電気コスト削減!【ライトでんき】





※別ブログ「masaの血と骨と肉」と「masaの徒然草」もあります。お暇なときに覗きに来て下さい。

北海道介護福祉道場あかい花から介護・福祉情報掲示板(表板)に入ってください。

・「介護の誇り」は、こちらから送料無料で購入できます。

masaの最新刊看取りを支える介護実践〜命と向き合う現場から」(2019年1/20刊行)はこちらから送料無料で購入できます。

やや気の早い、「お知らせ」ですが・・・。


※東京の爆発的感染拡大の影響で、本記事でお知らせしていた10/5予定の出版記念シンポジウムは延期となります。予定されていた方には申し訳ありませんが、事情を汲んでご容赦ください。(8/5:午前)
読書の秋に向けて、新刊出版の準備を進めています。

原稿はとうに仕上げて出版社(ヒューマン・ヘルスケア・システム社)に送っており、現在はゲラに仕上げる前の原稿の手直し作業を行っている最中です。

この本は当初、編集者の発案で僕のインタビューをまとめた本として出版する予定で、僕自身の執筆作業は必要ないことになっていました。しかしコロナ禍が影響して出版時期が1年以上遅れてしまったことなどもあって、抜本的に構想を見直した結果、今後の介護業界が目指すべき方向性を示唆する提言や視点を盛り込んだ内容にシフトを移そうということになりました。

仮にコロナ禍が終息しても、災害や感染症と言った困難は今後も繰り返されるでしょう。しかしそうした困難があったとしても、社会情勢がどう変わったとしても、介護という職業には揺るがせてはならない根っこがあるはずです。その根になるものとは何なのか・・・。

そんな中で今後は益々、「科学的介護」という言葉で、「自立支援介護」が求められていきますが、今般の報酬改定では、「科学的介護」が目指す方向性や、「生活の質の向上」について、新しい示唆が示されたものと理解しています。その方向性をしっかりつかみ取ることも、介護事業経営の視点としては必要だし、その中で介護を職業とする人々が忘れてはならないことも明らかにしなければなりません。

そんなふうに、この先何年も介護関係者の方々に示唆を与え、読み続けてもらえるような内容にするためには、現在から近い将来にわたる情勢を読み取って、そこで何が求められるのかという点を意識して、僕自身がその考え方を書き綴るのが一番の方法だという結論に達しました。

そのため3月から5月にかけて、猛烈な勢いで執筆作業を続けてきました。そのようにして新たに書き綴ったものが、新刊の中心になります。

当初中心とする予定だったインタビュー記事は、ボリュームを絞って巻末に掲載することになっています。これはこれで、なかなか面白い内容になっているので愉しみにしてください。

本のタイトルも決定しています。『君の介護に「根拠」はあるか?科学的介護の時代』がそのタイトルですが、いかがなものでしょうか・・・。タイトルについて感想や意見のある方は、コメント欄に書き込みいただければありがたいです。

編集作業も順調に進んでおり、9月末までに出版されることは確実ですが、具体的な発売日については、追って決定次第お知らせする予定です。

なお表紙カバーのデザインについては、複数案をこのブログ記事で示したうえで、読者の皆様の投票結果を参考に決めたいと思います。投票は来月予定していますので、ぜひ協力してください。

その前に皆さんには、新刊出版記念シンポジウムの日にちと会場をお知らせします。

新刊出版を記念したシンポジウムを、10月5日(火)午後1時〜5時まで、東京都日本橋人形町の「日本橋社会教育会館」で行う予定になっています。

その時期は、ほとんどの方がコロナワクチンの2回目の接種も終えられているのではないかと予測していますが、できる限り密を避けるために200人定員の会場ですが、参加上限を100人に設定して開催する予定です。

当日はゲストも呼んで、出版記念講演に加えてトークショーもお届けする予定です。内容はこれから詰めますが、聴いて損のないシンポジウムにしますので、今から是非勤務調整して会場にお越しください。

オンラインでは生まれない繋がりも、会場講演では生まれると思います。今後の人脈につながるネットワークづくりの機会ともなりますので、是非時間を取っておいてください。

このシンポジウムでは参加される方全員に、新刊のサイン本を配る予定になっています。

詳しい案内は、来月に入ってからお知らせできると思います。現時点では、シフト調整を頭に入れておいて、10月5日の午後は是非時間が取れるようにしておいてほしいと思います。
出版記念シンポジウム
それでは、会場でお愛できることを楽しみにしています。
登録から仕事の紹介、入職後のアフターフォローまで無料でサポート・厚労省許可の安心転職支援はこちらから。

※介護事業経営に不可欠なランニングコストをリスクゼロで削減できる新情報を紹介しています。まずは無料診断から始めましょう。電気代でお困りの法人・個人事業主様へ、電気コスト削減!【ライトでんき】





※別ブログ「masaの血と骨と肉」と「masaの徒然草」もあります。お暇なときに覗きに来て下さい。

北海道介護福祉道場あかい花から介護・福祉情報掲示板(表板)に入ってください。

・「介護の誇り」は、こちらから送料無料で購入できます。

masaの最新刊看取りを支える介護実践〜命と向き合う現場から」(2019年1/20刊行)はこちらから送料無料で購入できます。

時代は科学的介護へ


科学的介護とは、すべての介護事業者が根拠ある介護を実践し、利用者の自立支援と生活の質の向上という結果を出す方法論である。

そうした介護を実現するために科学的介護情報システム(LIFE)は、日本全国から介護のデータを集めて解析しているわけであり、それは日本で唯一・最大の介護データベースである。そこで行われるデータ解析が介護のエビデンスにつながっていくとされているのである。

しかしそれだけでは科学的介護は実現しない。科学的介護の実現のキイとなるのは、そのデータをどう活用するかが問題となってくるのである。そのためLIFEは介護事業者に情報提出を求めるだけではなく、フィードバックをPDCAサイクル活用し、より結果が出る方法を求めている。このことについて、「科学的介護情報システム(LIFE)が求めているのは根拠と結果」で解説したところだ。

このことに関連して、6/30に開催された介護フォーラムに登壇した岡山大学客員教授の宮島俊彦氏(元厚労省老健局長)は、「LIFE」を基盤に科学的介護を推進する国の方針について、「本当に成果が出るかどうかはこれから。それはまだ分からないが、成果を出そうということで始めたのは思い切った政策判断。」と述べた。 加えて氏は、「私が局長の頃は、こういうことをやろうとしても"エビデンスが出ません"などと言われてしまい、なかなか前に進まなかった。10年くらい経つとやっぱり世の中は変わるなと。そんな感じがしています。」と説明した。

しかし氏が言うように、LIFE運用が時代が前に進んだ結果なのかどうかは大いに疑問である。むしろ前のめりの姿勢が、介護の質の変化にはつながっても、それは事業者に都合の良い品質変化でしかなく、むしろ利用者に歓迎されない結果を招くのではないかという恐れさえ感じている。

科学的介護とは、根拠と結果が問われる方法論であり、「こうすればこうなる」という因果関係を見つけ出して、その因果関係を生み出す方法を実践する介護であるが、一人ひとり違った感情を持つ人間という存在に対して、大多数の人に有効となる支援方法が導き出せるのかという問題がある。

個性の異なる人間に対して、同じやり方で結果も同じになるとは限らないからだ。

生活歴も生活習慣も異なる人々に、共通の答えを出すことができる方法論なんてあるんだろうか。10年前には厚労省内でさえも、「エビデンスが出ません」と言われていたのは、このような困難性に起因していたからではないかと思え、案外それが真実だったりするのではないのか。

10年という月日の流れは、この部分で人間に進化・進歩をもたらしたのであろうか。

むしろこの10年で個人のライフスタイルは益々多様化し、個人の価値観にも差が生まれているのではないのか。そうであれば大多数の介護サービス利用者の共通項を見つけ出すことの困難性は、10年前より高まっているのではないのか・・・。

そういう意味では、介護のエビデンスが生み出される可能性は、決して10年前に比べて高くなっているようには思えない。

しかしLIFEは、介護のエビデンスが生まれることを前提に運用がスタートしている。科学的介護という看板を高く掲げて走り始めた今の状態は、必ずエビデンスを示さねばならないという様々な圧力がかかるのだから、エビデンスという名のフィクション介護を生み出す危険性を高めていると言えなくもない。

だからこそ私たちは、「科学的介護」とは、テクノロジーを使って人の省力化を図る介護ではないということをしっかり理解したうえで、何が本物の科学的介護なのかということを見極める目が必要とされる。

嘘と屁理屈で固められた、「偽物の科学」に、しっかりと異を唱える姿勢も求められる。

そのためには私たち自身が、本物の介護の実践者でなければならない。本物とは根拠に基づいた結果を出し続ける介護実践者のことを言う。

私たちには小さな力しかないのだけれども、私たちが関わる利用者の方々が、私たちが関わる以前より少しだけでも幸せに過ごすことがで来ているという結果を出し続ける介護実践だけが本物なのである。

その実践の根拠をしっかり語ることのできる理論武装が、本当の科学的介護と言えるのだということを、肝に銘じなければならない。
登録から仕事の紹介、入職後のアフターフォローまで無料でサポート・厚労省許可の安心転職支援はこちらから。

※介護事業経営に不可欠なランニングコストをリスクゼロで削減できる新情報を紹介しています。まずは無料診断から始めましょう。電気代でお困りの法人・個人事業主様へ、電気コスト削減!【ライトでんき】





※別ブログ「masaの血と骨と肉」と「masaの徒然草」もあります。お暇なときに覗きに来て下さい。

北海道介護福祉道場あかい花から介護・福祉情報掲示板(表板)に入ってください。

・「介護の誇り」は、こちらから送料無料で購入できます。

masaの最新刊看取りを支える介護実践〜命と向き合う現場から」(2019年1/20刊行)はこちらから送料無料で購入できます。

科学的介護の本当の意味


政府の今年度の骨太方針が18日閣議決定され、介護分野では、「科学的介護・栄養の取り組みの推進」が明記された。

これによって介護事業者にはより一層の、「科学的介護の推進」が求められてくるものと思われる。

しかし科学的介護とはそもそもどのような介護をいうのだろうか。

それは時代の最先端技術を先取りして使いこなす方法論であると考える人がいるかもしれない。例えばICTやインカム・AI搭載ロボットを活用する介護サービス事業をイメージする人も多いだろう。

しかしそれは大きな間違いである。科学的介護とは、科学的根拠(エビデンス)に基づいた介護という意味であり、必ずしも機器を使ってサービス提供するものとは限らないのだ。

科学という言葉自体が、最新テクノロジーや機械・ロボットをイメージするものであると思い込んでいる人がいるが、そのイメージが科学的介護の本当の理解を邪魔しているのではないだろうか。

ウィキペディア(Wikipedia)よれば、「科学」(science)という語はラテン語の scientia (知識)に由来する言葉だそうであるが、それは体系化された知識や経験の総称という意味で用いられてきた。

「ある状態に対して、こうすれば、こうなる」といった事象を集めることから、原因と結果を探してゆくのが科学的方法なのである。

特定の条件を集めれば、特定の結果が得られることを示すことができるならば、その条件を作る方法が科学的根拠(エビデンス)と言えるわけである。

そうしたエビデンスをしっかり築いて、それに基づいた介護実践をしようというのが、「科学的介護」の本当の意味である。そのためには私たちが日ごろの介護実践に際して、常に根拠を求め、それに基づいたサービス提供を行うという姿勢が重要になってくる。

科学的介護という名のもとに、機器を頼って、その活用を図ることを目的化してしまえば、そこに科学は存在しないことになる。

愛情などという目に見えないものは科学的ではないとして、利用者に寄せる人間愛や、配慮の気持ちを不必要なものとすることは間違っている。人の感情に寄り添う姿勢を邪魔者扱いすることは間違っているのである。

科学的介護という言葉を最初に誰が使ったかはわからないが、この言葉を広く知らしめたのは、全国老施協の、「介護力向上講習」と「おむつゼロ運動」であったことは間違いない。

しかしそこで行われていたことは、科学的根拠(エビデンス)には全く基づいていない、「竹内理論」という非科学的な方法論で、それは現在では老施協とたもとを分かつ理論となっており、老施協の展開した「おむつゼロ運動」も、国が全面否定したことは過去記事でも示した通りである。(参照:全否定されたおむつゼロ運動と罪悪の歴史

つまり科学的介護という言葉を浸透させた全国老施協の過去の運動は、その一方で「竹内理論」という悪魔の方法論を押し付け、受講者を洗脳するために、「科学」という言葉を便利使いして、介護業界全体に誤解と混乱を広める結果を生んだのである。そうした罪が、科学的介護の理解を阻害している要因にもなっているように思えてならない。

個別アセスメントを一切せずに、利用者全員に1.500ml/日もの強制水分補給を行っている施設が今もあるとしたら、そこの従業員は殺人者・殺人ほう助者のレッテルが貼られる前に、1日も早くそのような罪深い施設を退職し、まともな介護施設に勤め直した方が良いと考えに今も変わりはないし、そういう施設の方は一日も早く、「竹内理論を実践し続けている施設の職員さんへ」という記事を読んでいただいて、その過ちに気が付いてほしいと思う。

科学的介護がより推進される今後の介護事業において、科学的介護を実践する私たちが、その正しい意味を理解し、その方法論を創り出していくのだという理解は不可欠なのである。
科学的根拠
登録から仕事の紹介、入職後のアフターフォローまで無料でサポート・厚労省許可の安心転職支援はこちらから。

※介護事業経営に不可欠なランニングコストをリスクゼロで削減できる新情報を紹介しています。まずは無料診断から始めましょう。電気代でお困りの法人・個人事業主様へ、電気コスト削減!【ライトでんき】





※別ブログ「masaの血と骨と肉」と「masaの徒然草」もあります。お暇なときに覗きに来て下さい。

北海道介護福祉道場あかい花から介護・福祉情報掲示板(表板)に入ってください。

・「介護の誇り」は、こちらから送料無料で購入できます。

masaの最新刊看取りを支える介護実践〜命と向き合う現場から」(2019年1/20刊行)はこちらから送料無料で購入できます。

まじめ、が「過ぎる」介護関係者


介護業界の人は真面目である。・・・というかくそ真面目過ぎる。それは誉め言葉でなくて、融通が効かないことを揶揄する言葉であることは今更言うまでもない。

科学的介護情報システム(以下LIFEと表記)への情報提出が必要とされるすべての加算に猶予期間が設けられているのに、それを利用しないで当初記述までに真面目に情報提出しようとして、GWを返上して情報入力作業を続けている人がいたりする。

国が最初の情報提出間際になって、その提出猶予をすべての加算に広げた理由は、LIFEに関する国の事務処理が間に合っていないという意味であり、全国すべての介護事業者からの情報送信が集中しては処理しきれないという意味でもあるのだから、そこも理解して何も慌てて情報提出する必要はないのである。

また提出猶予に関して言えば、4/23日発出通知で、すべての加算の4〜6月分が8/10までの猶予期間が設けられたことを受けて、当初から、「算定を開始しようとする月の5月後の月」等の猶予があった加算の猶予期間が変更されたのかと考える人もいるが、これもまじめすぎる勘違いだ。

当初示されている猶予期間を取り消すという通知がないのだから、猶予期間は理由に応じて、両方の期間を適用することができると考えるのが普通の考え方で、どっちも適用できると鷹揚に構えるべきである。

それにしてもLIFEには、あまりにも多くの不具合が頻発している。それはこのシステムを拙速に作り上げたつけではないのだろうか・・・。国はそのことを認めていないが、重大なシステムエラーが起こっていることは間違いない。

例えばシステム入力で「入れ歯を使っている」の設問に「はい」を選択しCSV出力しているのに、LIFE側で取り込んだ際に、「入れ歯を使っていない」という項目に「はい」という回答が反映されるというシステムエラーが表の掲示板で報告されている。

これなどは設問が「入れ歯を使っているか」を問うているのに、その情報反映の表示が、「入れ歯を使っていない」に表記されるというふうに、表現方法が異なっていることゆえの混乱が生じてのハグではないのか。

それに対してヘルプデスクの回答は、「介護ソフトからのデータ修正を求めてください」というもので、根本原因を理解していない、「なんちゃって対応」しかできていないのだから、LIFEのシステムの現状は機能不全と言ってよいだろう。

ヘルプデスクという思考中枢機能がこの体たらくぶりであるのだから、LIFEに集められた情報の解析機能だってたかが知れている。そんなものが科学的根拠(エビデンス)になるなんてことはないし、そこから導き出される「科学的介護」なんて信用に値するものではないことは明白だ。

そのような状況で、表の掲示板では、そのLIFE関連の質問が多くなっている。その中には報告する情報の判断基準に迷って、どうしたらよいかという質問がある。

しかし国のデータベースに情報を提出してやっている介護事業者が、細かなことで悩むなんて愚かなことである。例えば食事の摂取割合が何パーセントか間違って報告されていたとして、そこで分析されたデータが、国民に不利益を与えるのか?と考えてみてほしい。

そんなことはあり得ない。そもそもLIFEの現行のトラブルを鑑みれば、解析データの信頼性なんて、ほぼ存在しないに等しいと言える。

バーセルインデックス評価にしても、本来ADL評価は能力を判定すべきなのに、それを国の教材ビデオ等では、ADLも行っていることのみを判定基準にするかのような表現になっているからどっちにしたらよいのか迷っているという人がいる。

そんなことを迷う必要はない。それはもともとADLは能力を、IADLは実際に行っていることを評価することになっており、VISITの頃からそれは脈々と続いているルールである。今まで通りその判定基準で報告しておいて何の問題もないのである。それがまずいということになったら国は改めて通知するだろうし、LIFEに送られてくる情報の判定基準がまちまちで、データとしての価値に信頼性がおけなくなったとしても、それは介護事業者にきちんと判定方法を迷わないように明示していない国の責任であり、介護関係者がそのことに悩んで業務が滞ることは馬鹿馬鹿しいことなのである。

現時点でほとんど情報データベースとして機能していないシステムなのだから、そこに送る情報について判断が難しいものについては、あまり悩まず感覚的に正しいと思った数値を報告しておけばよいのである。

LIFEとは、自立支援介護につながるエビデンスを導き出すために、その基礎となるデータを収集し、解析するために創られたものだから、そのようないい加減さがあってよいわけがないという人がいるが、LIFEの建前を信じてどうすると言いたい。

国の本音は、LIFEに集まった情報をどう読んで、お金をかけずに済む部分を増やすのか、どの部分の人手を減らしてその分の給付を減らすのかというでしかない。そのデータ集めに協力する介護事業者の担当者が、データを送る細かい判断基準に悩んでいる姿を見ると、介護関係者ってまじめを通り越して、滑稽でさえある。

繰り返しになるが、この部分で悩んで業務が止まるなんて愚かなことである。ある意味、情報は提出してさえいればよいので、ここに完璧な正解を求める必要はないのだから、適当に報告しておればよい。

この部分を頑なに考えるのは、間が抜けているとしか言いようがない。
5/15東室蘭駅近くの八重桜並木
画像は今日午前10時頃のJR東室蘭駅近くの八重桜。この週末もブログ読者の皆様にとって、良い週末となることをお祈りしております。
登録から仕事の紹介、入職後のアフターフォローまで無料でサポート・厚労省許可の安心転職支援はこちらから。

※介護事業経営に不可欠なランニングコストをリスクゼロで削減できる新情報を紹介しています。まずは無料診断から始めましょう。電気代でお困りの法人・個人事業主様へ、電気コスト削減!【ライトでんき】





※別ブログ「masaの血と骨と肉」と「masaの徒然草」もあります。お暇なときに覗きに来て下さい。

北海道介護福祉道場あかい花から介護・福祉情報掲示板(表板)に入ってください。

・「介護の誇り」は、こちらから送料無料で購入できます。

masaの最新刊看取りを支える介護実践〜命と向き合う現場から」(2019年1/20刊行)はこちらから送料無料で購入できます。

LIFEが出力するフィードバック票について


フィードバック活用は時期が遅れますより続く)
LIFEからの最初のフィードバックは7月にも行われる予定であるが、それが送られてきた場合、介護事業者では、いつまでに、どのようにそれを活用すればよいのだろうか。

昨日の記事でも示したように、フィードバック情報は、多職種が共同して施設等の特性やサービス提供の在り方について検証を行う(Check)の部分で活用する必要がある。当然のことながらそれは施設サービス計画書等に内容が反映されなければならないという意味になるだろう。

このことについてLIFEの仕様説明では、「フィードバック票には、LIFE にデータ提出した項目に関する様々なグラフ・表が出力されます。自事業所のケアの方針や、利用者のケアの目的・意向を踏まえて、どの項目を重視するのかを決めたうえで、フィードバック票を確認するようにしましょう。」と記載されている。

つまりLIFEからのフィードバックは、ここに書かれているフィードバック票が出力されて行われるということになる。
フィードバック表
この図のように、フィードバック表は、事業所票と利用者票の 2 種類から構成されている。その内容を確認しておいていただきたい。

これをPDCAサイクル活用するわけであるが、事業所フィードバック票の内容については、事業者全体のケア目標やルーチンアークに反映させるなどの方法が考えられる。当然この部分の記録は必要だろう。(※フィードバッグをPDCA活用していることが証明できる記録内容にしておく必要がある。)

利用者フィードバック票は、一人一人個別に出力されることになるので、その内容を個別のケアプラン(施設なら施設サービス計画、通所介護なら通所介護計画)に落としていく必要がある。

施設のケアマネジャーは、フィードバック票が出力されるたびに、施設サービス計画書だけではなく、褥瘡ケア計画書・排せつ支援計画書・自立支援計画書などにもそれを反映するように求められてくるし、栄養関連の帳票には管理栄養士等が反映するように注意しておく必要がある。

加算毎に反映すべき計画書などの一覧表は、加算別 LIFE 情報提出等のまとめからダウンロードできるので、今からきちんと確認し、誰がどの書式の管理を行い、フィードバックを反映していくのか等担当者を明確に決めておく必要がある。

それをしないで何となく、「あの人があの書式を担当して更新してくれるだろう。」と思っていても、結局誰もそれに手を付けず、算定要件をクリアできずに、加算費用の返還という事態になれば大変なことだ。施設・事業所内でしっかり話し合っておくべきである。

ところでフィードバックされた情報を、いつまでにPDCA活用しなければならないのかという問題がある。その頻度や時期は示されていないし、今後示されるという情報もない。

個人別のフィードバックについては、それぞれ必要な様式(施設サービス計画書等)の更新時期に合わせて反映することで良いのではないか。施設サービス計画書はじめ、各計画書は3月に一度は見直すことにならざるを得ないのだから、その頻度で十分だろう。(参照:施設サービス計画の更新は3月毎が当然になる

事業所フィードバックについては、フィードバックがあった翌月までには何らかの形でPDCA活用しているという実績を残したいものである。それだけ行っておればフィードバック要件は問題視されることにはならないだろう。少なくともフィードバックされた月に、即、すべてのフィードバック情報をその月内に反映しなければならないようなことにはならないと思う。

どちらにしてもLIFE関連加算は、情報提出の作業負担に加えて、フィードバック活用という2重の負担増になることは間違いなく、担当者を割り振りして、一人の職員に過重負担がかからないように注意しなければならない。そうしないとメンタルヘルス不調による、「LIFE病」という心疾患が生じかねないからだ。

くれぐれも気を付けてほしい。

さて話は替わるが、来週19日(水)午後2時から札幌コンベンションセンターで、「介護事業の明暗を分けるサービスマナー 〜介護業界にはびこる誤解とリスク〜」という講演を行う。どなたでも無料で参加できる講演であるが、こちらからの事前申し込みが必要になる。

完全予防対策を十分講じたうえで、名刺交換会も予定されているので、当日会場に来ることができる方は是非お申込みいただきたい。会場でお愛しましょう。
5/12室蘭市高砂町の八重桜並木
5月12日午前10時ころの室蘭市高砂町の八重桜並木。まだ7部咲きといったところか・・・。
登録から仕事の紹介、入職後のアフターフォローまで無料でサポート・厚労省許可の安心転職支援はこちらから。

※介護事業経営に不可欠なランニングコストをリスクゼロで削減できる新情報を紹介しています。まずは無料診断から始めましょう。電気代でお困りの法人・個人事業主様へ、電気コスト削減!【ライトでんき】





※別ブログ「masaの血と骨と肉」と「masaの徒然草」もあります。お暇なときに覗きに来て下さい。

北海道介護福祉道場あかい花から介護・福祉情報掲示板(表板)に入ってください。

・「介護の誇り」は、こちらから送料無料で購入できます。

masaの最新刊看取りを支える介護実践〜命と向き合う現場から」(2019年1/20刊行)はこちらから送料無料で購入できます。

フィードバック活用は時期が遅れます


介護施設や居宅介護支援のケアマネジメントにおいて、PDCAサイクルの構築が課題とされて久しい。

施設ケアマネジメントについては、特養の看取り介護加算の算定要件などにPDCAサイクルの構築要件が2015年(平成27年)度の報酬改定で求められるなど、努力目標ではなく加算要件というステージでその構築が求められてきた。

今年度の報酬改定で各サービスに横断的に創設された、「LIFE要件のある加算」によって、このサイクルの構築がさらに推進されることになり、それはすべてのサービスで求められる方向性でもある。
PDCAサイクル
LIFEへの情報提出が求められる加算等では、LIFEからのフィードバックをPDCA活用しなければならないことになるが、その具体的方法については、例えば科学的介護推進体制加算の(施設サービス)の場合、次のように示されている。

イ .入所者の心身の状況等に係る基本的な情報に基づき、適切なサービスを提供するための施設サービス計画を作成す(Plan)

ロ. サービスの提供に当たっては、施設サービス計画に基づいて、入所者の自立支援や重度化防止に資する介護を実施する(Do)

ハ .LIFEへの提出情報及びフィードバック情報等も活用し、多職種が共同して、施設の特性やサービス提供の在り方について検証を行う(Check)

ニ .検証結果に基づき、入所者の施設サービス計画を適切に見直し、施設全体として、サービスの質の更なる向上に努める(Action)


このように計画作成から始まって、フィードバック情報を計画見直しに反映して、サービスの質の向上とアウトカムにつなげるという無限のループを繰り返していくわけであるが、問題はフィードバックがいつ行われるかということである。

基本的にそれは各事業者の情報提出の頻度にあわせたフィードバックになると思えるが、最初のフィードバック時期について、2月19日付事務連絡、「科学的介護情報システム(LIFE)」の活用等についてでは次のように通知されていた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
データ提出は、サービス提供月の翌月の 10 日(4月サービス分は、5月 10 日)までに行っていただく予定であり、そのデータの解析結果等のフィードバックについては、サービス提供月の翌月中に、LIFE の web サイトを通じて実施予定です(PDF 形式でダウンロードしていただく予定です)。詳細は追ってお示ししますが、介護事業所等においては、解析結果等のフィードバックの活用による、PDCA サイクルとケアの質の向上を図る取組を行っていただく必要があります
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「サービス提供月の翌月中」にフィードバックされるということは、今月中に最初のフィードバックが行われる予定であったということだろうが、ご存知のようにLIFEのシステムエラーなどに加え、厚労省内のクラスター感染の影響で、事務作業が滞った影響もあって、LIFE要件の情報提出などの時期を遅らせる必要が生じた。

そのため4/23発出通知では、「データ提出が行われた事業所の平均等の情報の提供を 7 月頃までに行う予定であり(今後改めてお示しします。)、当該情報と事業所で評価を行ったデータを活用し PDCA に沿った取組を行っていただくこと等により、当該加算のデータ提出やフィードバック情報の活用等の満たすことが必要ですので、ご留意ください。」と通知され、一応7月に最初のフィードバックを行う予定ではあるが、それは確定的な時期とは言えないという考え方が示されている。

このフィードバックが遅れるからと言って、介護事業者や利用者に不利益が生ずるわけではない。何しろLIFEというシステム自体が、本当に科学的介護につながるのかどうかなど、現時点で判断できないのである。入力情報が正しく反映できないシステムで、本当に介護事業者や利用者の状況の正しい解析ができるかどうかも疑わしい。

そもそも最初にフィードバックされるのは、5/10に情報提出した事業者の解析情報であるが、多くの事業者が8/10までの猶予期間を利用して、情報提出を遅らせているので、最初のフィードバックは限られた事業者のデータ解析でしかない。それにどれだけ信頼性を寄せることができるのだろう。

そんな状態で解析するフィードバック情報を待ち遠しく思う人はいないわけで、むしろフィードバックがされた場合には、それをサービス計画書等に活用しなければならないわけである。そうなると担当者の仕事は増えるので、フィードバックが遅れてほっとしている人もいると思う。(※フィードバックをどの書式に活用するかなどの一覧表は、加算別 LIFE 情報提出等のまとめで確認してください。

問題は、実際にフィードバックがされた場合、それをいつまでに計画書等に反映して活用しなければならないのかということであるが、そのことについては明日続けて論じようと思う。
5/11朝の自宅前の八重桜
今朝の僕の家の前に咲く八重桜の画像を見ていただいて、今日はお別れしたいと思う。(明日に続く)
登録から仕事の紹介、入職後のアフターフォローまで無料でサポート・厚労省許可の安心転職支援はこちらから。

※介護事業経営に不可欠なランニングコストをリスクゼロで削減できる新情報を紹介しています。まずは無料診断から始めましょう。電気代でお困りの法人・個人事業主様へ、電気コスト削減!【ライトでんき】





※別ブログ「masaの血と骨と肉」と「masaの徒然草」もあります。お暇なときに覗きに来て下さい。

北海道介護福祉道場あかい花から介護・福祉情報掲示板(表板)に入ってください。

・「介護の誇り」は、こちらから送料無料で購入できます。

masaの最新刊看取りを支える介護実践〜命と向き合う現場から」(2019年1/20刊行)はこちらから送料無料で購入できます。

LIFE情報提出準備はお済ですか?


LIFEに情報を提出する等の要件がある加算のうち、データ提出に猶予期間が設けられているのは、「科学的介護推進体制加算」・「褥瘡マネジメント加算」・「排せつ支援加算」・「栄養マネジメント加算」の4加算のみである。

通所リハのリハビリテーションマネジメント加算等、そのほかのLIFE要件がある加算を4月から算定するためには、最初のデータを5/10までに提出しなければならない。そのほか基本報酬の要件としてデータ提出義務が課せられているものも、同じく5/10までにデータ提出を行わねばならない。(参照:LIFEへの情報提出に猶予がある加算と猶予がない加算

そのため多くの介護事業者では、その準備が進められていることと思う。LIFEへの情報提出のためには専用ホームページへの登録が必要だが、その登録も終えている事業者がほとんどだろう。

登録手続きの通常のスケジュールは、毎月25日までに行われた申請に応えるはがきを翌月上旬に送付するというものである。しかし今月に限った特例として、「4月14日までに申請があれば今月末頃までにはがきを送付する」と厚労省がアナウンスしているので、まだ申請が済んでいない事業者も、それに間に合わせればギリギリ5月10日のデータ提出が可能になる。どうかお急ぎいただきたい。

登録を終えている事業者では、既に情報提出のための基本情報登録を行っているところもあるようだが、そこでは同時にシステムエラー情報が出されている。例えば、操作職員情報登録更新や利用者情報登録更新の画面で新規登録のボタンが暗転してクリックできない問題等が指摘されている。

何故エラーが出るのかをヘルプデスクに問い合わせでも、芳しい回答がされていないようだ。なんのためのヘルプデスクかと言いたくなる。

Internet Explorerなどのブラウザの一部に障害が発生するという情報もあるので、登録がうまくできない方はChromeやFirefoxなどに変えて試してみるのもひとつの手である。今のところ一番問題がないのは、旧CHASEの手順書に書かれているアプリから登録する方法だと言われている。

ところでこのブログでは何度も指摘しているが、LIFE要件は介護事業者がLIFEに情報を提出するだけでは加算要件として不十分である。

そこではフィードバックのPDCA活用が求められているわけであり、LIFEが情報を分析してまとめ、事業者に送られてきたフィードバック内容を指定された計画書などに反映し、PDCAサイクルを構築しなければならない。(参照:フィードバックって何さ?が問われるLIFE要件

LIFEへの提出情報・提出頻度等については、「科学的介護情報システム(LIFE)関連加算に関する基本的考え方並びに事務処理手順及び様式例の提示について」を参照する必要があり、フィードバック活用する計画書などの新様式は、「リハビリテーション・個別機能訓練、栄養管理及び口腔管理の実施に関する基本的な考え方並びに事務処理手順及び様式例の提示について」の別紙様式等を参照する必要がある。(参照:LIFEへ送るデータの詳細が明らかになりました。

例えば科学的介護推進体制加算施設の場合、フィードバックのPDCA活用の具体的方法は以下の通りである。
イ .入所者の心身の状況等に係る基本的な情報に基づき、適切なサービスを提供するための施設サービス計画を作成す(Plan
ロ. サービスの提供に当たっては、施設サービス計画に基づいて、入所者の自立支援や重度化防止に資する介護を実施する(Do
ハ .LIFEへの提出情報及びフィードバック情報等も活用し、多職種が共同して、施設の特性やサービス提供の在り方について検証を行う(Check
ニ .検証結果に基づき、入所者の施設サービス計画を適切に見直し、施設全体としてサービスの質の更なる向上に努める(Action


このように科学的介護推進体制加算の施設の場合、LIFEからのフィードバックは、施設サービス計画書に反映し、求められる計画内容の見直しを行っていかなければならない。

さすれば今後の実地指導などでは、この部分のフィードバック活用が適切に行われているのかということが重点チェック項目とされることになるだろう。

それに備えて施設ケアマネは、実地指導時に検査官からこのPDCAサイクル活用の状態を尋ねられた際に、適切な回答を行う準備も進めなければならない。

今後LIFEからのフィードバックを受けて、それをどのように活用したのかを個々のケースごとにわかるような記録を残しておかねばならない。科学的介護推進体制加算については、きちんと個人個人の施設サービス計画にフィードバック活用したことがわかるような記録が必要になる。

例えばフィードバック情報によって施設サービス計画の一部を見直した記録として、「サービス担当者会議の要点」にその内容をきちんと記載しておくことが必要になる。
サービス担当者会議の要点
このことは科学的介護推進体制加算に限ったことではないので、各加算を司る部署の担当者は、LIFEからのフィードバック活用の証明となる記録が必要であることを十分理解して、その記録を取ることを忘れないでいただきたい。

フィードバック活用がされている証明がないことで、加算返還などの指導を受けることほど馬鹿げたことはないので、この点について十分注意と理解を促すべきである。
登録から仕事の紹介、入職後のアフターフォローまで無料でサポート・厚労省許可の安心転職支援はこちらから。

※介護事業経営に不可欠なランニングコストをリスクゼロで削減できる新情報を紹介しています。まずは無料診断から始めましょう。電気代でお困りの法人・個人事業主様へ、電気コスト削減!【ライトでんき】





※別ブログ「masaの血と骨と肉」と「masaの徒然草」もあります。お暇なときに覗きに来て下さい。

北海道介護福祉道場あかい花から介護・福祉情報掲示板(表板)に入ってください。

・「介護の誇り」は、こちらから送料無料で購入できます。

masaの最新刊看取りを支える介護実践〜命と向き合う現場から」(2019年1/20刊行)はこちらから送料無料で購入できます。
新刊出版のご案内
きみの介護に根拠はあるか
新刊「きみの介護に根拠はあるか〜本物の科学的介護とは(2021年10月10日発売)の特典付き注文はこちらをクリックしてください。送料無料です。
masaの講演案内
当ブログ管理人masaの講演予定は、こちらからご覧下さい。講演依頼もこのページからできます。
Weekuly Access

    記事検索
    Blog Search
    Google
    WWW を検索
    このブログ内を検索
    ↑こちらにキーワードを入れて過去のブログ内記事を検索できます。
    masa's book 6
    表紙画像(小)
    新刊「看取りを支える介護実践〜命と向き合う現場から(2019年1月20日発売)のネットからの購入はこちらをクリックしてください。送料無料です。
    masa's book 5
    新刊介護の誇り
    「介護の誇り」はこちらから購入できます。
    masa's book 4
    介護の詩(うた)  「介護の詩(うた)」はこちらから購入できます。
    masa's book 3
    人を語らずして介護を語るなTHE FINAL 誰かの赤い花になるために  感動の完結編。 「人を語らずして介護を語るな THE FINAL 誰かの赤い花になるために」。 はこちらから購入できます。
    masa's book 1
    表紙カバー、帯付き
    書籍化第1弾「人を語らずして介護を語るな〜書籍masaの介護福祉情報裏板」 はこちらから購入できます。
    Facebook
    masaのフェイスブックはこちらからアクセスしてください。
    Recent Comments
    Archives
    Categories
    Access Counter
    • 今日:
    • 昨日:
    • 累計:

    QRコード
    QRコード