家庭的で親しみやすい雰囲気のホームです・・・この言葉が、どれほど介護事業に携わる人間たちを惑わし、勘違いさせているのだろうかと思うことがしばしばある。
顧客に対して家族でもない介護職員が、遠慮ないタメ口で話しかける態度は、親しみやすい態度ではなく、失礼な態度であることは中学生でも理解できることだ。
それが理解できなくなっている介護職員が多い実態は、知能と知性の低さ以前に、家庭的・親しみやすさを前面に出し過ぎて、一方で礼儀ある接客を教えていないことが大きな原因だ。
介護サービス利用者は単なるユーザーではなくお客様である。我々はそうした顧客が存在することにより、公費から給与を得るプロフェッショナルである。
家族という素人とは異なる介護支援のプロなのである・・・その矜持を忘れてはならない。
そんな矜持の欠片も感じられない利用者虐待がたびたび起こっている。
大阪府羽曳野市のグループホーム「みやび」で、職員4人が認知症の入所者4人に頭を腕で締め付けるなどの虐待行為をしていたとして、施設に行政指導したことが10/9公表された。市によると、虐待は約2年間にわたり常態化していたとみられる。
このGHでは、フロア責任者の男性職員が虐待を主導。別の職員と共に、70代の男性入所者の頭を腕で締め付けたり、80代の女性入所者にチアリーダーやピエロ風の衣装を着せたりした。職員の一人は市の聞き取りに「入所者とじゃれ合っていた認識だ」と話したという。
じゃれ合うというより、利用者をおもちゃにしているだけだろう云いたくなる。それが介護のプロとして正しい姿勢かどうかも分からなくなっていることは恥ずべきことであり、愚かさ極まりないことでもある。
医療機関でも患者をおもちゃにしている事案が報告されている。

千葉県松戸市の徳洲会病院で、夜勤中に看護師が動画撮影しSNSに配信した画面には《オムツ交換助け合った!》《デブすぎ臭すぎ》《嗚咽祭りバカ楽しかった!!》というキャプションが表示されていた。
さらにICU(集中治療室)と思われる病室のベッドで寝ている高齢の入院患者まで撮影しており、《おばあたーん》と綴られていた。まったく患者を何だと思っているのだろう。
一昨日当該看護師は懲戒免職になったと報道されているが、それも当然だろう。「人を呪わば穴二つ」という諺があるように、他人に害を与えるようなふるまいは、その報いが自分にも返ってくることを忘れないでほしい。
こうした行為は利用者虐待そのものであるということがなぜ理解できないのだろう。それとも利用者虐待をしている自分の醜い姿をさらしたいとでもいうのだろうか。
残念なことに、こうした報道が介護や医療に対する国民の信頼を削ぎ取っていく。報道される虐待が氷山の一角でしかないような印象を与え、大多数の虐待とは無縁の介護関係者や医療関係者も、同じレベルであると疑いの目を向けられる。
そんな職業は社会の底辺職業となっても良いのだと烙印付けもされてしまう。
そのことによって志の高い介護・医療関係者のモチベーションが低下することが何より恐ろしいことである。
※筆者の講演予定はこちらからご覧ください。講演依頼はあかい花公式Web右上の✉をクリックしてお気軽に相談・お申し込みください。
※別ブログ「masaの血と骨と肉」もあります。お暇なときに覗きに来て下さい。
北海道介護福祉道場あかい花から介護・福祉情報掲示板(表板)に入ってください。
・「介護の誇り」は、こちらから送料無料で購入できます。
・masaの看取り介護指南本「看取りを支える介護実践〜命と向き合う現場から」(2019年1/20刊行)はこちらから送料無料で購入できます。
顧客に対して家族でもない介護職員が、遠慮ないタメ口で話しかける態度は、親しみやすい態度ではなく、失礼な態度であることは中学生でも理解できることだ。
それが理解できなくなっている介護職員が多い実態は、知能と知性の低さ以前に、家庭的・親しみやすさを前面に出し過ぎて、一方で礼儀ある接客を教えていないことが大きな原因だ。
介護サービス利用者は単なるユーザーではなくお客様である。我々はそうした顧客が存在することにより、公費から給与を得るプロフェッショナルである。
家族という素人とは異なる介護支援のプロなのである・・・その矜持を忘れてはならない。
そんな矜持の欠片も感じられない利用者虐待がたびたび起こっている。
大阪府羽曳野市のグループホーム「みやび」で、職員4人が認知症の入所者4人に頭を腕で締め付けるなどの虐待行為をしていたとして、施設に行政指導したことが10/9公表された。市によると、虐待は約2年間にわたり常態化していたとみられる。
このGHでは、フロア責任者の男性職員が虐待を主導。別の職員と共に、70代の男性入所者の頭を腕で締め付けたり、80代の女性入所者にチアリーダーやピエロ風の衣装を着せたりした。職員の一人は市の聞き取りに「入所者とじゃれ合っていた認識だ」と話したという。
じゃれ合うというより、利用者をおもちゃにしているだけだろう云いたくなる。それが介護のプロとして正しい姿勢かどうかも分からなくなっていることは恥ずべきことであり、愚かさ極まりないことでもある。
医療機関でも患者をおもちゃにしている事案が報告されている。

千葉県松戸市の徳洲会病院で、夜勤中に看護師が動画撮影しSNSに配信した画面には《オムツ交換助け合った!》《デブすぎ臭すぎ》《嗚咽祭りバカ楽しかった!!》というキャプションが表示されていた。
さらにICU(集中治療室)と思われる病室のベッドで寝ている高齢の入院患者まで撮影しており、《おばあたーん》と綴られていた。まったく患者を何だと思っているのだろう。
一昨日当該看護師は懲戒免職になったと報道されているが、それも当然だろう。「人を呪わば穴二つ」という諺があるように、他人に害を与えるようなふるまいは、その報いが自分にも返ってくることを忘れないでほしい。
こうした行為は利用者虐待そのものであるということがなぜ理解できないのだろう。それとも利用者虐待をしている自分の醜い姿をさらしたいとでもいうのだろうか。
残念なことに、こうした報道が介護や医療に対する国民の信頼を削ぎ取っていく。報道される虐待が氷山の一角でしかないような印象を与え、大多数の虐待とは無縁の介護関係者や医療関係者も、同じレベルであると疑いの目を向けられる。
そんな職業は社会の底辺職業となっても良いのだと烙印付けもされてしまう。
そのことによって志の高い介護・医療関係者のモチベーションが低下することが何より恐ろしいことである。
※筆者の講演予定はこちらからご覧ください。講演依頼はあかい花公式Web右上の✉をクリックしてお気軽に相談・お申し込みください。
※別ブログ「masaの血と骨と肉」もあります。お暇なときに覗きに来て下さい。
北海道介護福祉道場あかい花から介護・福祉情報掲示板(表板)に入ってください。
・「介護の誇り」は、こちらから送料無料で購入できます。
・masaの看取り介護指南本「看取りを支える介護実践〜命と向き合う現場から」(2019年1/20刊行)はこちらから送料無料で購入できます。






























































感動の完結編。
