masaの介護福祉情報裏板

介護や福祉への思いを中心に日頃の思いを綴ってみました。表の掲示板とは一味違った切り口で、福祉や介護の現状や問題について熱く語っています!!表板は業界屈指の情報掲示板です。

相談援助

相談員は事業経営の視点も持ちながら役割を果たす必要がある


もともと小児喘息の既往歴がある僕は、昨年末から今年の初めにかけて気管支喘息の症状が出て、通院治療を行った。

その際には毎日吸引と服薬をすることで、3月ほどで症状が消えた。だから呼吸器内科への通院は勝手にやめてしまっていた。

しかし先週日曜日に風邪症状が出て発熱して以来、またもや気管支が不調になってきた。風邪の症状はほぼ収まっているが、気管支がゼイゼイとなるような症状が時折出る。勝手に呼吸器内科の通院をやめてしまった罰が当たったのかもしれない。ただ呼吸が苦しくなることはなく1月の症状よりはずっと軽度である。だから信州〜九州の6講演に支障が出ることはないだろう。ただし今回の6泊7日の講演の旅を終えて北海道に帰った際には、呼吸器内科を再受診し、今度は医者から完治のお墨付きをいただくまで通院しようと思っている。

さて今日は午後から、「グランデはがくれ」で行われる、佐賀県老人福祉施設協議会・生活相談員部会研修の講師を仰せつかっている。勿論受講者はすべて相談員であり、事業種類としては特養・通所介護・特定施設が主となる。

今日の講演テーマは、「相談員の役割から考える〜生き残りをかけた介護事業経営 」とされている。これは講演主催者の方から指定いただいたテーマであるが、単に相談員の役割をテーマにするのではなく、事業経営視点という方向から相談員の役割を考えることは非常に重要だと思う。

相談員は介護サービスの場において、利用者と直接接する立場ではあるが、時に木の上に登って全体を見回して、サービスの品質を護るため、あるいは引き上げるために全体をコーディネートする役割を持つ職種だ。同時に中間管理職として、事業経営の視点から様々な調整役を務める必要がある。そしてやがては管理職としてその事業者を引っ張って行かねばならない。そうした人の多くは、やがて施設長等のトップと言える地位に就くことを期待されているはずである。

そのために日頃から事業経営の視点を意識することは必要不可欠である。

特に相談員の主業務であるベッドコントロールが、施設サービス・居宅サービスともに、収益に直結することになるので、事業経営の視点がない相談援助業務はあり得ないのである。

それは顧客確保という意味合いもあり、顧客とは現在サービスを使っている人に限るものではなく、これから自社のサービスを使ってくれる可能性がある人をもすべて含めた概念なので、相談員は事業者内にとどまらず、地域に出て広範囲の活動が求められる。

そのことに関連しては、2015年の通所介護の基準改正で、通所介護には地域連携拠点としての役割を求められるようになり、「相談員は外に出よう」とされた意味をもう一度確認することで、理解が進むような気がする。通所介護の相談員は、サービス提供時間中であっても、事業所から離れて地域で活動する必要性が増しており、事業所にいない時間も、配置時間数に組み込むことができる条件が大幅に緩和されているのだ。この意味をもう一度問い直してもらいたい。

そもそも相談員は介護施設の場合、利用者100人に対して一人配置されておればよいという基準であり、相談員がサービスの場にいなければ、利用者のADL支援に支障が来すという存在であってはならないわけである。

つまり介護事業者における相談員の役割とは、頭脳としてタクトをふるう役割が求められ、利用者の生活上の困難を捉え、介入し、調整し、問題解決の援助を図るコーディネータ−であるという理解が必要なのだ。そうであるにもかかわらず、いまだに介護職員との兼務かと見まごうような勤務状態がみられるのは問題だ。そのことを改善することがまずは求められる。

なぜならケアワークとソーシャルワークは、分離されてその機能が有効に発揮されるということも既に実証されていることだからである。それはケアワークの外部からのチェックと補完機能が存在しなくなるという意味にもつながりかねないからだ。そもそも相談窓口である相談員がケアワークに就いている間は、事実上相談窓口が存在しなくなるという弊害に気が付かねばならない。

今日はそのような話から、相談員論を展開する予定にしている。

また事業経営という視点で言えば、人材不足が一番の経営リスクになるわけわけであり、人材が張り付いて定着するために、相談員としてできることを具体的に示す必要もあるだろう。

どちらにしても佐賀の相談員の皆さんが、それぞれの事業所における自分の立ち位置を改めて確認でき、これから何をしなければならないかを理解できる講演にしようと思っている。

相談・援助業務を通じて、「誰かのあかい花」になれる誇り高い業務であることを確認できる話もしてきたい。佐賀の皆さん、よろしくお願いします。

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相談員の本来あるべき姿から導く仕事内容


特養や通所介護の相談員は、施設や事業所の中でたった一人しかいない場合もある。

そんな中で相談員とはどのような役割を持ち、どんな仕事をすべきかということをきちんと教えられないまま配置されている職場もある。

特養では介護支援専門員と相談員を別に配置しているのに、両者の業務分掌や役割分担が職場のルールとして示されていない場合もあり、現場の職員にその区分を任せっぱなしという状態もみられる。そこでは個人の資質や考え方によって業務内容が変わってしまい、やがて役割混乱が生ずるのは必然の結果となる。

相談員と介護職員の業務の区分もされていない事業者もあって、介護の仕事を手伝わない相談員は、きちんとした仕事ができない相談員と評価されている場合もある。それは大きな誤解であり、誤った考え方である。

相談員とは本来どういう役割があるのか、その役割を果たすために具体的にどのような業務をすべきかということを真剣に考える相談員も多いが、職場でたった一人で悩んでも、誰もアドバイスしてくれない職場では、その悩みは解決できない。

そのため他の職場では、相談員がそういう役割をもって、そのような仕事をしているのかを知りたいと考えている相談員は、全国にたくさんいると思うのだが、なかなかそういう情報交換を行う機会を持つことができないと嘆いている人も多いだろう。

そうであるがゆえに職能団体等が、相談員向けの専門研修を行うことは大きな意味があるし、その中で相談員の「本来あるべき姿」・「求められる役割」・「介護支援専門員や介護職員との業務分掌」・「具体的な業務内容」などをきちんと示す講義を受けることが必要である。

僕は特養や通所介護の相談員業務も、介護支援専門員業務も、どちらも経験しているし、総合施設長として職場内の業務分掌ルールを作って、業務区分を指導する役割を担ってきたので、相談援助業務の実務者の立場からと、管理者・管理職の立場からそれらに関連した講演・講義を行うことができる。そのため全国各地の団体から、相談員向け専門研修の講師としてお招きを受けることも多い。

先日11/7には大阪市立社会福祉センターで行われた、「大阪市老連主催・生活相談員研修」で講師を務めてきた。この日の研修は13:30〜17:30の4時間で、参加希望者の方々が他施設・他事業所の相談員との情報交換も求めていると考え、前半を講義、後半を情報交換を含めたグループワークとした。

たくさんの参加希望者があったが、会場の都合で50名に限定した研修であったために、申し込んだのに受講をお断りしなければならない人も多かったと聴く。誠に申し訳なく思う。

当日の講義は、昨年の制度改正と今年4月の報酬改定に関連して、「W改改定 相談員が学ぶべきこと〜生活相談員は今後何を見据えて何に取り組むべきか〜」から始まって、第2講では、「相談員の業務と役割〜相談員の本来あるべき姿から導く仕事内容〜」をテーマにお話しした。中間管理職としての役割も期待され、将来は管理職として活躍が期待される相談員であるからこそ、制度の方向性から経営という視点も考えてほしいという意味を込めて、第1講のテーマを含めたものである。

後半のグループワークは、5名〜7名のでグループを構成し、特養と通所介護でグループに分けた。話しあってもらった内容は、下記の通りである。
・(テーマ1)日ごろの相談業務の悩み。他事業所の相談員に尋ねてみたいこと(※他施設の相談員の動きなどの情報)
・(テーマ2)相談員の業務における役割はどうあるべきか

皆さん大変熱心に討議しており、グループ発表も素晴らしかった。

当日の参加者の受講後のアンケート結果が届いたので、下記よりダウンロードいただいて参考にしていただきたい。

※平成30年度・大阪市老連主催『デイサービス・特養 生活相談員対象研修会』 アンケート集計結果

参加者は50名であったが、業務の都合で途中退出者が1名いたため、アンケートに答えてくれたのは49名である。皆さん大変満足してくれたようで、コメントも今後に参考になる。来年度もできればこの研修を行いたいと思うので、今回参加できなかった人は是非、来年度会場までお越しいただきたい。

施設や通所介護事業所の相談員は、職場の頭脳として重要な役割を担っているので、それらの方々に役割を明確に知ってもらうためのこうした研修は極めて重要である。大阪以外でも、是非全国様々な場所でこうした研修を開催していただきたい。

上記に示したテーマ以外にも、相談援助に関する講義やグループワークの進行を行うことはできるので、講師役をお探しの方は是非一度声をかけて、お気軽に相談いただければありがたい。講演のご依頼は「北海道介護福祉道場 あかい花」に掲載しているメールアドレスもしくは携帯電話番号に連絡いただけると、いつでお相談に乗るので、まずは問い合わせていただきたいと思う。

研修参加者の時間を無駄にしない、実務に活かせる講義を行うことを約束しますので、よろしくお願いします。

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施設相談員の役割として最も求められること


役割分担があいまいな組織は目的を達成できないより続く)
台風20号が近づいている松山空港から、まもなく北海道に向けて飛び立つ予定だ。午後はすでに欠航予定便が出ているのでフライト予定が半日ずれたら、今日は北海道に帰ることができないことになったかもしれない。そうなると明日の仕事にも影響するので、予定通り飛行機が運行されることになってホッとしている。松山でお世話になった皆さんありがとうございます。次は11月にやってきますので、よろしくお願いします。

さて本題に入ろう。介護施設の相談員の役割は多岐にわたることは言うまでもないが、その中で最も重要な役割は何かといえば、僕は迷わず「ベッドコントロール」であると言いたい。

この役割は、特養が措置施設であった頃に生活相談員が生活指導員と呼ばれていた時代から変わりはないともいえるが、しかしベッドコントロールの中身(仕事の内容)はずいぶん変わってきている。

僕が最初に特養の生活指導員として採用された時には、ベッドコントロールといっても、待機者の多くはすでに市町村の名簿に登録されている人たちで、施設職員が営業する必要もなく、市町村職員との調整連絡を終えた後に、利用者の家族と具体的な入所に向けた調整を行うだけだった。

僕の場合は新卒時から、新設施設のオープンに関わったわけであるが、自分の足を使って市町村の様々な機関を回る必要はなく、市役所の老人福祉係に行けば、特養の入所相談であふれていたので、その中から措置権者である市の意向を確認しながら入所優先順位等を決めて、それに沿って入所予定日を決めるだけでよかった。

措置費時代のベッドコントロールとは、このように市町村の窓口代行業務のようなものであった。市町村に特養入所を申請した順番に、入所予定順が決められていたので、空きベッドが生じた場合にも、施設の相談員はどの市町村の人を入所させるかを決めるだけで、決められた市町村から次に入れるべき人の情報は自動的に上がってくるものだった。そのためさしたる苦労もないし、ベッドコントロールしているという意識にも欠けていたように思う。

それが少し変化したのが介護保険制度以後のことである。措置時代と異なり入所順番は待機した順ではなく優先入所という制度ができ、それらのルールに基づいて総合的に入所順位を決めるために、施設内の入所判定委員会が必要となった。相談員はその判定員会を立ち上げる担当者となり、会の規約や入所判定ルールを作成する業務を担ったりした。そして入所判定員会が定期的に開催されるようになった後は、原資料となるデータ管理の中心的役割を担いながら、判定結果に基づく入所調整を行うのが、その時期のベッドコントロールであった。

しかしそうであっても基本的には、そこでも待機者確保に苦労することはなく、数多く待機している人の入所順を適切に調整するという役割が主であり、入所予定者がいなくて調整できないということはあり得なかった。

それが少しずつ変わってきたのが今日の介護施設を巡る状況の変化である。サ高住などの高齢者の多様な住み替え場所が全国各地に整備されるにつれて、介護保険施設はいつも満床、いつも待機者確保に困らないという状況ではなくなりつつあるという状況は、全国的な傾向へと拡大しつつある。

福祉医療機構の「特別養護老人ホームの入所状況に関する調査」(3/29)によると、直近 1 年間で利用率が低下したとする施設は約2 割あり、理由として約3 割が他施設との競合激化を挙げている。 さらに待機者が減少したとする施設は約49%あり、理由として他施設との競合激化や要介護2 以下が入所要件から外れたことを挙げた施設が全体の約8 割を占めた。 そして直近 1 年間で、医療的ケアや認知症への対応が困難であることなどを理由に、入所申込者に対し入所を打診できなかった施設は約 4 割あったというのである。

そのため待機者がゼロという特養もぼちぼちみられるようになり、地域の関係機関に営業回りをして利用者を確保するという必要性を感じている相談員が増えているのが実情だ。

そのような中で相談員の最大の役割であるベッドコントロールとは、単なる入所日程の調整業務という意味ではなく、特養に空きベッドが生じないように、計画的に入退所業務を管理するという意味合いが濃くなっているのである。

そのためには、空きベッドが生じてから、おっとり刀で待機者名簿を繰るという業務スタイルでは、時代にマッチングして生き残っていけなくなることは明白で、 常に地域に向けて情報発信をするとともに、アンテナを地域の様々な機関に向けて、何かあったらすぐに適切な情報をキャッチするという、ソーシャルワーカーとしての情報収集能力が問われてくるのである。

適切なベッドコントロールを行う優秀な相談員になろうとするならば、施設の中だけで業務を完結させることは不可能であると考え、施設で職員との関係をつなぐのと同様に、地域に出て行政機関や関係職機関と常に顔をつなぎ、関係を紡ぐ状態にしておく必要があるのだ。

相談員が施設内で介護業務を兼務している暇などないわけである。

介護事業者という組織全体が、そうした相談員の役割を理解し、相談員がその役割を果たすことができる動きができるように、組織内の業務システムを見直していく必要がある。それができるかできないかが、今後の生き残り戦略の重要な視点となってくるわけで、ここの発想転換ができない事業者は、近い将来消えてなくなるか、大手の事業者の吸収合併されて消滅していくかしかないわけである。

顧客確保が事業経営戦略上、重要な課題となりつつ今日において、相談援助職の役割を問い直して、ベッドコントロールの意味を正しく時代に合わせて理解し直すということは、今後の事業経営に欠かせない視点であるということを理解しなければならない。

そこまで目が回らない事業経営者は、そろそろ退場の時期を見据える段階でありことを自覚すべきである。

9.25・尾張一宮講演
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相談員研修に寄せられた声


3/16に新宿で行われた東社協・生活相談員研修のアンケート結果が送られてきた。

参加者は235名。アンケートにはこのうち198名の方が回答してくれた。所属事業種別は、特養155名、養護6名、軽費6名、通所介護25名、包括2名、短期入所2名、その他2名となっていた。

当日の講演テーマは、「医療保険、介護保険の改定、その背景と未来について。〜生活相談員は今後何を見据えて何に取り組むべきか」であったが、講演主催者の要望は、特養を中心に、通所介護を少し織り交ぜて話してほしいとされていたので、それ以外の事業種別の制度改正・報酬改定について直接触れる内容ではなかった。

講演時間は150分で、発出前の解釈通知情報も盛り込んで、報酬改定の内容、その経緯、今後の予測等に触れながら、相談員は中間管理職として事業経営にも目配りしてほしいことをお話しするとともに、人材確保やその定着のために何をすべきかも盛り込みながら、相談員の役割りについて全般的にお話しした。しかし盛りだくさんの内容過ぎて、後半に時間が足りなくなり、配布資料の内容が一部話せなくなってしまった。今度別な機会に、そのこともじっくりお話しする機会が持てたらと思う。何はともあれ、参加者の方々の声を紹介したい。

‖臺僂茲った 153、 △茲った 36、 あまりよくなかった 0、 ぬさ入 9

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<ご感想・ご意見> 
‖臺僂茲った
・制度改正の背景や裏話が面白かったです。
・とても分かりやすく、勉強になりました。私が考えて動いていたことに間違いが無かったんだと感じました。キャリアパスや副業についても、勉強になりました、私も初任者研修や実務者研修(法人内の学院)で、講師をしていますが、お金はもらえません…。
・ご家族との信頼関係をしっかり築き、先を見据えて対応していけるようになりたいと思いました。
・現在実際に起こっている人材育成の問題であったり、離職率の問題であったり、今後人材確保、育成するにあたってどうしていくべきかというのが少し明確になってきた気がしました。
・制度改定だけでなく、思いやこれまでの取り組みなど、もう少しお話を伺いたいと感じました。これからの福祉施設が生き残っていく良質なサービス提供の為に、収支についてより考えていく必要があると思います。
・加算の意味を説明してもらったのが良かった。
・リビングウィルの必要性、感じていた事なので早速考えたい。
・前半、改正点について分かりやすく知ることができた。ただ、後半の部分の話も興味深く、時間が足りなかったのは残念だった。
・加算の算定の解釈が分かりやすかった。
・自分の知識不足もあり、お話の内容が前半は分からない所がありました。生活相談員としては身に付いていて当然の内容なので、これからは数字・加算についても詳しくなれるようにしないといけないと思いました。
・とても良い内容で、報酬改定についてはもちろんですが、背景や根拠、未来についてもとても興味深い講演でした。
・具体的な加算の取り方等分かりやすかった。
・報酬改定について、時代のニーズに合わせた加算を算定し、職員が働きやすい施設を作っていくことが生き残るために必須条件であることの理由が分かりました。
・加算について要因など詳しく知れて為になりました。
・リアルな実情が聞けて良かったです。
・まだまだ情報収集不足で、報酬改定について不透明なところが大きかったのですが、本日の講演を伺い、具体的に準備のために動かなければいけないポイントも掴むことができ、また生活相談員としての役割について改めて学ぶことも多く、今後に活かしていきたいと思いました。今後のモチベーションに繋がりました。
・報酬改定の概要しかわかっていない中で、その裏まで解説頂け、大変勉強になりました。新設の加算も難しいか…と思っていましたが、今回のプラス改定に甘えずH33年改正を乗り切るためにも加算取得を検討していきます。リビングウィルについても覚悟を持ってご家族と信頼関係を築けるように精進したいと思います。
・非常に分かりやすく、価値ある時間を過ごせました。加算についてしっかりと理解し、経営の視点を持って取り組んでいきたいと思います。
・介護報酬の改定や未来について分かりやすくご説明頂きありがとうございました。一人一人のニーズに合致したサービスの提供をするために、出来るところから始めることの重要さを教えて頂きました。
・何でも認知症を理由にしていませんか?という問いに対して、ハッと気づかされることが多くありました。思い込み、きめつけることは楽ですが、物事を深く考えられる視野の広さ、知識をつけられるよう今後も努力したい。
・原点といえる利用者主体を念頭に生活相談員としての役割を介護報酬改定(加算の取得など)の話を聞いて、体制を整えていく大切さを感じる事ができました。また、運営基準上、注意する点などもお話があり、勉強できました。菊地先生のお話を聞けて相談員業務へのモチベーションが高くなりました。ありがとうございます。
・加算について細かく分かりやすく説明して下さり助かりました。また、リビングウィル等相談員の役割について改めて考えさせられました。経営について、医療について、未来について…色々なことを学んでいかなければならないと痛感しました。
・報酬改正はもちろんのこと、普段の業務に活用できる経営の視点を学ぶことができた。
・報酬改定について、生活相談員としてあるべき姿をしっかりと認識することができ、施設に持ち帰りしっかりと伝えていきたいと思います。
・4月からの加算について解釈もあり、分かりやすかった。
・離職、人材不足については、施設側の努力も必要であるが短時間でできるものでは無く、意識の改革が重要なのに難しいと感じた。
・「介護報酬改定の状況」が分かりやすく理解できました。タイムスケジュールがわからず、事前に教えて頂きたかったです。(9:30から座席に座っていたので12:40までトイレ休憩が無かったので)
・分かりやすい改定説明と共にその背景や方向性等、とても参考になりました。最後の先生からのメッセージには感激しました。
・大変勉強になる内容ばかりでもう少し時間が欲しいくらいでした。今日の改正内容、良く理解でき、ありがとうございました。
・ブログで拝見していた通りの人で大変興味深く拝聴できた。
・ブログ等みているため、話を聞けて良かった。
・加算については経営のことを考えていく上でもとても大切ではあるが、私は養護で働いていますが、障害者加算をもらうために介護認定を受け、サービスを受け生活する事ができなかったりする方もいます(もちろん受けられるものではありますが、自立した生活をしていくことが基本なのでという考え方だからです。実情としては介護度がつけば加算がもらえないことが大きいのだと思います。)施設の考え方なので。
・これから契約説明するために役立ちました。
・養護施設なので、加算など難しい事については全く分からなかったが、今日講義を聞いたことで、初めてそのシステムや意味を理解することができた。内容についても、具体的で分かりやすく共感できる部分が多かったので大変参考になった。
・報酬改定の具体的な内容が聞く事ができ、大変参考になった。
・平成30年度の改正や、これからの福祉業務における問題点等、とても分かりやすく勉強になりました。
・今後に向けた、これからを見据えた加算の考え方が必要と漠然としたものが明確性を感じる事ができた。100床に満たない且つ、30床の小規模に至らない(中規模と言って良いのか)規模の場合の具体的な数字も聞かせて頂けたらと少々思ってしまうところがありました。ありがとうございました。
・とても分かりやすかったです。
・もう少し話を聞きたかったなと思いました。経営の視点の大切は日頃から感じており、とても勉強になりました。
・報酬改定の内容や算定方法、その意図を分かりやすく教えて頂き参考になりました。
・今回の報酬改定についてだけでなく、その背景や時期改定の方向性についてのお話を聞く事ができ、勉強になりました。
・新たな加算や改定の裏にあるメッセージなど、今まであまり考えたことの無かったものについて聞けてとても興味深い内容でした。
・改定で新たに加算が加わった背景などとても興味深く面白かった。自分ももっと疑問や問題意識を持って仕事をしなくてはと思う。
・加算に関して要件・新設のウラの目的も分かりやすく教えて頂けて良かった。また改正だけでなく、介護に対する姿勢、視点、経営に関わる内容までお話頂けたので、改めて介護に対する生活相談員(ソーシャルワーク)のモチベーションを高めることができたと思う。
・改定に関して細かく背景等まで教えて下さったので理解が深まったし、目先の事だけでなく、3年後の改定に向けて動いていく事が大切だと気付く事ができた。
・加算要件の具体例等が分かり、次年度の業務に活かせると感じました。最後のスライドが唐突でした。
・相談員の役割についてのお話を多く聞く事ができ、特にリビングウィルの確認についてとても勉強になりました。加算について、なぜ今回の報酬改定で追加になったのかという意図が勉強になりました。最後のムービーにとても感動し生活相談員としての役割を考え行動していきたいと思いました。
・迫力と説得力がありました。細かい内容も伺えて参考になりました。
・特養の加算について解釈(意味合い)が大変参考になった。質疑中の最後の迎え方についての本人、Faとの確認のとり方についても何度も場を設けて納得できる決断ができるように相談員が働きかける事の大切さを痛感した。
・分かりやすく説明頂きありがとうございました。
・とても参考になりました。そして、自分の施設に置き換えて考えた時、改善しなくてはいけない事が多々あると思いました。また、リビングウィルが本当に大切だと思いました。
・改定のポイントに加え、SWとしての心の持ちようや大切にしたいことに触れていたので参考になりた。H33年度改定の心構えもできました。
・時間が足りなく思えました。1日通して等でも良かったかと思いました。最後の動画は感動しました。魂→云うがないと鬼に「幸」など、内容には今後の動向を随所に入れて下さっているのでイメージ(道)が見えやすかったです。Q&Aが出た後、また先生の講義があることと期待します。
・報酬改定に対する施設での取り組む方法について大変良い示唆のある内容だった。施設経営の視点も必要だと感じた。
・運営、介護現場のバランス、各セクションコーディネート、家族対応、ご入居者の生活…相談員として担う事が多岐に渡りあり今現在、運営と現場に悩む事が多くある。相談員として頼られる事で自身のやりがいと共に未熟さも痛感。報酬改定だけでなく、家族、本人へ寄り添う事も忘れず今後も相談員として成長していきたい。
・改定部分が不明瞭で、文書類が作成できずにいました。解説や背景も分かりやすく良かったです。
・準備しておくポイントなど知る事ができ、安心しました。後半の内容も聞きたかった。
・報酬改定の説明からつなげて人材確保、人材育成についての話ととても分かりやすく、またとても日々を思い返す話でした。最後のムービーもとても心温まり、利用者様にとって一緒にいて心温まる人になれるよう頑張りたいなと改めて思いました。
・加算の件、これから確実にとっていかなくてはならない内容、良く分かりました。
・職員の定着率を低下させてしまっているのは、指導するスキルが足りないという事に考え直す、見つめ直すきっかけをもらったと思います。マイナス面に直面すると、他人の責任と考えやすかったので、人が育つ環境へ考えていく必要性を実感しました。
・知的障がい者を受け入れる事があった。車イスには安全ベルトが備わっていて、常時障がい施設では装着していた。私からも特に拒否はないが、特養に入所すると身体拘束となってしまう為外す取組みをしたが、家族からの強い希望で外して欲しくないと訴えられる事があった。これから障がいを抱えた高齢者を受け入れる機会が増えると、細かい所でズレが生じてしまうのではないか不安がある。
・加算を算定する事が、収入の為という考え方以外の側面を知る事ができた。将来的にそういう施設(加算に消極的な施設)は生き残れないというコトバが印象的です。
・人材育成についてのお話で、考えさせられる内容が、沢山ありました。自分の施設の現状を見直し、参考にさせて頂きたいと思います。改定については大変勉強になりました。ありがとうございました。
・W改定からみる今後の未来予測と必要性が見えてきた。なかなか厳しい予測となり得る。ぜひ法人のTOPに聞いてもらいたい。
・改定のポイント、解釈、算定していく為の前向きなアドバイスが良かったです。今までMASAさんにあまり好感を持っていませんでしたが、立ち振る舞いなども含め印象が変わりました。とても興味を持って、講演を聞く事が出来ました。
・制度改正について一つ一つの背景を踏まえて説明されていた為分かりやすかった。制度だけでなく、介護現場の実態や問題となっていることを挙げており、興味が深かった。何の為のSWなのか、自身の仕事を見直すきっかけにもなった。とても良い講演でした。ありがとうございました。
・加算について、良く理解できました。
・ワーカーから相談員になって8ヶ月、ワーカーとしてやりたいことがあった中での人事異動だったので、早く相談員からワーカーに戻りたいと思っていたのですが、本日お話を聞いて相談員として身につけていく知識や心が介護を考えていく、実践していくことに結び付けられるイメージが浮かんできました。ありがとうございました。
・すでに重要事項説明書に新加算を追記し印刷済みですが、正直算定要件が分からず、新たな解釈が聞けて良かったです。
・人材確保の話はうちの法人に憂えるものばかりです。
・改定の背景にあるものを聞けた。
・特養の改定加算のことについてお話を聞く事ができて良かった。
・相談員としてどうあるべきか先生の話を聞く事ができて良かった。
・介護報酬に関しては、作られた背景、根拠がそれぞれあり詳しく知ることができ、参考になった。今後の解釈通知やQ&Aを注意していきたい。リビングウィルの部分で利用者、家族の信頼関係にも注意したい。
・細かく説明して頂き、職場でどのようにすれば良いか分かりやすく、介護報酬について理解が深まったと思います。
・興味深い話が多くあり、しかも分かりやすく説明して頂きとても参考になりました。
・加算について理解不足だった点や、算定するかどうか迷っていた部分があり、今回の講演で算定のポイントが理解出来た。また、この内容を施設に持ち帰り、現場の多職種にも伝えることで、協力体制を作りたいと思う。
・分かりやすく丁寧に説明していただけて良かったです。
・介護保険の厳しい現状を知る事ができました。加算に関しても学ぶ事ができ参考になりました。
・平等という名の介護放棄は本当にその通りだと感じました。利用者様の意向を伺い、体制や仕組みが変えられるか働きかけをしていきたいと思います。リビングウェルとエンディングノートは今からでも取り組めるし、取り組みたいとも思いました。
・加算の背景や裏事情も聞けて面白かった。
・加算について一つ一つ分かりやすい説明が大変参考になりました。後半、時間の関係でお聞きできなかった部分については、別の機会で是非聞いてみたいです。
・改正のポイントも聞けて良かった。ただ、最後に時間がなくお話を割愛したところが聞きたかったです。少し残念です。
・改定のポイントも分かりやすく知れ、また施設経営の面からの話もとても興味深く、勉強になった。
・加算や経営、生活相談員とは?情報や知識を持ち、利用者の立場に立って働くことについて、分かりやすく大事な事を教えられたと思う。
・とても参考になった。これからのやるべきことが明確になった。
・ブログなど頻繁に覗かせていただいておりますが、多方面に渡る知識、法令理解の深さなど、本当に敬服しております。今回はそのエッセンスを少しでも拝聴させていただきありがたく思います。講義内容はレベルが高く、多岐に渡るものでしたが、いままさに問題となっている事、鮮度の高い情報などが散りばめられており、大変身になる研修でした。
・全ての話の内容がとても分かりやすくて、実際の現場の話も含めてのお話で楽しかった。法改正の話も聞いていて、すぐにでも準備や仲間たちと相談しなくてはいけないと思いました。施設として良く話し合い、十分な準備をする時間がない中で、加算についてと解釈をきちんと読み整えていく必要があると改めて考えました。
・改定について説明をして頂いたのが分かりやすかった。
・改定のポイントが分かりやすく、又今後の方向性などがよく分かりました。また、相談員としてもやるべきことなども示され、気付きの場となった。
・30年度の介護保険改正の最新情報を聞く事が出来ました。
・生活相談員として、収支をきちんと意識をしたマネジメントを行わなくてはいけない事を再認識させて頂きました。熱いハートを持ち続けていけるよう、菊地先生の本をバイブルとしていこうと心新たにしました。
・サービスマナーの話も聞きたかったです。
・加算についてあまり知らなかったので、とてもためになった。またその考え方についても知る事が出来たのが良かった。
・介護報酬改定の押さえるべきポイントを分かりやすく説明して頂き、今やるべきことが見えたように思います。また今後の動向については、人材確保をどう進めていくか、今まで以上に考えていく必要があると強く思いました。貴重な講演ありがとうございました。
・今回(30年度)の改正について、施設個々の取り組み継続、やり方の工夫を行っていく事で、新たにとれる加算等もあり、相談員として内訳を理解し、業務へあたる事が大事と思った。又、新入職員定着の為の受ける側、指導する側の準備、環境整備が大事であり、優秀な人材が今後に対し離れず、マイナスなイメージをもたないよう行っていくことが必要と思った。
・新規加算のおさらいができた。
・相談員としての働きを再認識できた。
・特養2年目で、まだまだ加算の事で分からない事がありますが、先生のお話説明は分かりやすかったです。そして、国の考えやメッセージ等先を見据えての見解も大変良かったです。
・報酬改定のことがよく分かりました。社会情勢に対応し、福祉サービスも変わる、私たち相談員も柔軟に対応しなければいけないですね。
・具体的な内容、制度に至る背景を知る事ができた。
・これから生活相談員に求められるリヴィングウィルへの支援実践していきたい。改定について分かりやすく解説していただけた。先を見据える事が大切。
・話し方が分かりやすく、集中して聞く事ができました。すでに実施している事、そして新設されたもの、何から始めれば良いのか分かりました。
・週2回の入浴について、選ばれる事業所になる等、参考になる話を伺えた。
・まだQ&A等が出ていない中で、可能な範囲で分かりやすい説明をして頂いた。
・加算に関する説明はもちろんのこと、介護の本質を学ぶ事が出来た。今日研修に参加して、本当に良かったと思いました。
・菊地先生のお話がとても面白くて、最後は少し時間が足りなかった所はとても残念でした。報酬改定については、目先の数字だけにとらわれるのではなく、その先にどの様な国の意図があるのか、そこまでを考え、声を上げられない利用者の代弁者となるべきだと思いました。最後のメッセージビデオは明日からの仕事に向けて、エールとなりました。自分自身が最初に持った理想を忘れず、介護とは素晴らしい仕事であり、自分自身を成長させてくれるものだと皆に知ってもらいたいと思いました。
・時間が足りず、最後の部分が聞けなくて残念でした。近々お聞きしたいです!!
・報酬改定について加算で取れそうな物など分かりやすく話して下さったので、とても勉強になりました。
・とても参考になる講義でした。
・内容も分かりやすく、スーッと入ってきた。とても良かった。ネットのイメージとは違うイメージで驚いた。
△茲った
・とても聞きやすかったです。
・今回の改正の詳しい通知が出ていない中、どう加算を取るか施設内で検討していたので、参考になった。また人材確保、育成についても参考になった。
・経営の視点を持ち、人材育成に取り組む、利用者の立場から物事を見る、これらを心に留め日々の業務に当たっていきたい。
・改定について。今回の加算解釈だけでなく、H33を見こしての加算算定を知る事、今後の動向も認識する事ができ、大変勉強になりました。生活相談員としてのご入居者、家族への関わり方を見直すきっかけにもなりました。施設も地域の一員として、地域に暮らす人と一緒に変化していきたいと思います。
・相談員としては1年目で、加算の事など経営の事まで深く考えてはいなかったが、相談員の立場で動かなくてはいけないことが沢山あることに気付きました。
・介護保険制度報酬の改定のテーマに合わせ、その根拠、有るべきケアの考え方なども述べられ良かったです。
・今後どう考え施設を変えていけばいいのか考えられた。
・軽費(特に特定施設)のことについても入れて欲しかった。短期入所については取れる加算を参考にしたい。
・Fa、利用者様のニーズ、ボランティア、様々な角度で見据えていかなければと思いました。必要な物ばかりの中で、選別していかなければとも思いました。
・今回の改正だけでなく、その次の改正も見据えた長期的視点での話や、将来的な方向性にも触れる内容で、直近の目の前のことにとらわれがちなタイミングでの講演としては良かったと思う。
・最後時間がなくなり、詳しく聞けなかったのが残念でしたが、施設のあり方や報酬が変わる中、どうサービスを行っていくのか、とても考えさせられました。
・いつも先生のハートを感じる講演ありがとうございます。お話を伺い今後生き残っていくためにも、やりがいのある、社会に必要な仕事をして、後輩をしっかり指導していくべきと感じています。
・人員不足の中、新施設の開設や既存施設の改修も行っているところです。相談員としての経験が浅く分からないことも多いと改めて実感しました。利用者のため、施設のために出来ることを考え、実践できるようにしていきたい。
・通所介護の生活相談員なので勉強にはなったが、もう少し通所についての内容が多いと良かったと思う。
・介護保険事業の将来が、不安が増加した。深刻です。
・改定に関することを詳しく聞くことができ、改めて施設としてこれからやるべきことが見えた気がします。
・加算を積極的に取れるように検討したいと思います。
・看取り介護が今後重要になってくると思います。ご家族の意向確認をしっかりしようと思います。
・取れる加算は取っていかないといけないと思いました。
・2年前にもマサさんの講演を聴かせて頂きましたが、今回講演も非常に分かりやすく勉強になりました。パワーポイントは文章が多く、普段であれば引いてしまう内容ですが、マサさんの説明を元に聴いていると、自然と内容が頭に入りました。流石だと思います。途中、マサさんの主観が多いような印象も受けましたが、マサさんの事例も交えながら話を伺っていると、あくまでも講演の内容は一例であり、その内容を自施設にどのように落とし込んでいくか、相談員としてどのように自分のソーシャルワークに落とし込んでいくのかが大切なのだと気付けました。当たり前の事だと思いますが、1つの講演について全てが正しい事、出来る事だと思わず、そこから何ができるかを改めて考えさせられる己の努力も試される講演でした。
・後半にご講演頂いた「生活相談員はどうあるべきか?」といった内容をもっと深く聞きたかった。制度改正の話もとても参考になりました。
<未選択>
・制度改正のポイントが分かりやすく説明いただき、ありがとうございました。通知・法令を読み解くには一人ではなく、他の相談員さんとも相談しながら、やっていくことが大切だと学びました。
・通所介護に関しては加算内容も含め大きく変化がないため、報酬改定に伴う事に関しては良く理解出来ました。今後についても地域での相談員が求められる役割について、とても勉強になりました。
・生活相談員として経営的視点を持つ事の大切さ。私は、介護職→生活相談員となったので、介護職としての視点・相談員としての視点やっぱりそれぞれの視点があるなぁーと感じています。それプラス、今日は施設の経営的視点、これもあるんだなぁーと、また1つ勉強になりました。
・経営の視点を持って生活相談員として働くべきとの話が印象に残りました。
・改定の内容の話はスライド含め分かりやすかったです。
・最後のスライドは元々介護職だったので考えさせられました。
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時間が足りずに話せなかった部分を残念に思ってくれた人が多いのは、申し訳ない反面、今後に期待していただきたい。もっと話を聴きたいという声の中には、「サービスマナーの話を聴きたい」という声も混じっていたが、東社協ではそれに関する研修も毎年行われているので、是非その研修でお話しする機会があることを期待したい。

こんなふうに制度改正や報酬改定と絡めたソーシャルワーク論、介護実務論もお話しできるし、制度報酬改定論と実務論を別建てでお話しすることもできるので、是非ご要望がある方は、「北海道介護福祉道場 あかい花」を参照されたうえで、同ページに掲載しているメールアドレスからメールを送るか、同じく同ページに掲載している電話番号まで直接連絡をいただきたい。

連絡をしてみて、調整の結果、その話を見送るということがあっても構わないので、まずはご相談をいただきたい。

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不寛容な時代に持つべきプロの矜持


現代社会は不寛容な社会だ。そしてその不寛容さがピークに達しているのが今という時代ではではないだろうか。

誰もが自分以外の他人を許そうとしない。ネット上では、いつも過度な言葉狩りが行われており、一言の失言も許されないかのようだ。

失言を狩る人間の、その尻馬に乗ろうとする輩も数知れない。それらの多くは、自分の言葉ではなく、誰かの言葉に便乗して人を罵る輩である。せめて自分の言葉を持てと言いたい。

周囲に染まらぬ異分子は抹殺されるのが当たり前という論理がまかり通っているのが今の日本だ。

それはなぜだろう。いつの頃からか社会も個人も希望を失って、その閉塞感が人を保身に走らせているからではないのか。保身は卑屈さの元凶だ。その卑屈さが自分自身の中身を腐らせて、その鬱屈した感情が自分と毛色の違う人間や少数派に向けられるのだ。

周囲と毛色が違う人々を攻撃し排斥しようとする限り、自分は人から攻撃を受ける立場にならないし、卑屈さを感じなくてすむのである。そういう人間が常に攻撃できる誰かを探すことができるツールがインターネットだ。SNSは探し出したターゲットを最も攻撃しやすいツールである。そこでは一般大衆という名の化け物が、不正を糾弾されている人間には問答無用で罵声を浴びせ、自分より上座に居るものの転落を喜ぶ。無抵抗な人間には際限なく悪意を振りかけるのだ。

そんな歪んだ感情が、善意のある人々に牙を向ける例も枚挙にいとまがない。それはさもしい姿でしかないが、それによって傷つき立ち直れない弱者が存在するという事実から、僕たちは眼をそむけて良いものだろうか。

対人援助の世界では、すべての従業者が底辺の暮らしを送りながら強制労働させられているかのような印象操作がされることが多くなった。そういう世界だから虐待する人間がマジョリティーで当たり前であり、それを否定する人間が偽善者とののしられるかのような傾向もみられる。

そんな中では、周囲の誰しもが感動するエピソードは、作為のあるポエム化だと冷笑される。そんなことはないと主張するものなら、悪例や例外をマジョリティー化するさらなる印象操作でもって、本当に綺麗なものさえ「キラキラポエム」という表現でひとくくりにして悪意を持って罵倒される。

それはあたかも五体満足でないものは影に隠れて表に出るなと烙印づけしているかのようだ。

そういう悪意とは戦うべきだし、悪意に対しては悪意を投げつけて糾弾しても良いと思っている。そうした悪意に対する感情は歯に衣着せず、素直に表現すべきだ。介護・福祉に対するスティグマは徹底的に排除しなければならないからだ。

実践が伴わない空虚な人間が語る素敵な物語の中には、フィクションのキラキラポエムもあるだろう。しかしそんな表現とは無縁の経験を、僕たちはたくさん持ち合わせているのである。そういう経験ができなかったレベルの人間に、それはフィクションだろうとか、ポエムだろうと否定される筋合いは一切ない。俺のレベルまで上がってから文句を垂れろと言いたい。

相談援助職とは、ある意味そういう戦いの先頭に立つべき職種である。護るためには戦わねばならないときがあるのだ。

そんな仕事に自分は向かないなんて甘えないでほしい。

仕事の向き・不向きなんていうのは、結局のところその人間の我儘に過ぎないのではないだろうか。

相談員にしろ、事務員にしろ、介護職員であっても、看護職員であっても、医師ですら最初からプロであるわけがない。仕事を続けるうちにソーシャルワーカーは、相談援助職としての頭になっていくし、医師は医師の思考回路になってくのだ。

ある職業に就いて、その中の専門職として役割が与えられてしまえば、素質があるとか、ないとか泣き言は言っていられない。その職業で食っていかねばならないのだから、職業を選択した時点でプロになろうとするのは、社会人として最低限の義務ではないだろうか。

他人と違う道を歩けば、他者とは違う景色がみられる反面、それは時として棘の道かも知れない。未舗装の曲がりくねった道で、時にはぬかるみに足をとられて、どこにたどり着くかもわからない不安に胸を押しつぶされそうになることもあるだろう。しかしそれは自分だけが陥っている状態ではなく、誰しもが多かれ少なかれ経験していることではないのだろうか。そこから逃げようとしている者に、他に行くべき場所があるのだろうか。そんな場所があるわけがない。

その道のプロと呼ばれる人々は、ある一定の性格を持ち合わせた人ではないし、特別な才能がある人とも限らず、多くは諦めないで一つの道を歩み続けた人である。

そういう意味では、器用に何でもできる人がプロらしく見えるわけではなく、不器用に一つの道しか進めない人の方がプロらしく見えるってこともあるのかもしれない。不器用に確実に道を歩むことができる人にしかできないことがあるのかもしれない。

プロになるのに向き不向きは大した問題ではないということだ。だから今いる場所で、どっしり居座ってプロを目指す方が、ポジティブで確実な明日が迎えられると思う。

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ソーシャルワーカーとしての思い


人と人が支えあうということは、本当はすごく何気ないことで、決して難しいものではないのだと思います。

その必要性は理屈で説明するようなことではなく、人として人の存在を尊く思い、命をはかなさを思いつつ、だからこそ命を尊ぶことが誰かを支えようとすることにつながるのだと思います。

ソーシャルワーカーの務めの一つは、このことをみんなにわかっていただけるように活動することなのかもしれません。そんな風に考えています。

私たちソーシャルワーカーが介入するものとは、個人の暮らしという最も個別性の高い領域です。暮らしの専門家とは、その暮らしを営む人自身しかなりえず、誰かの暮らしとは他人にとっては最も非専門的領域であるといえます。

ソーシャルワーカーは対人援助の専門家ですが、あなたの暮らしの専門家ではないのです。そうであるにも関わらず、個別性の最も高い非専門的領域に介入できるという意味は、ソーシャルワーカーが、人の存在を愛おしく思いながら真摯に人に寄り添う存在であるからだと思います。

逆に言えば、自分の価値観を人に押し付けるだけの、傲慢な対応に終始するのは、ソーシャルワークとは言えないのではないかと思います。そのような態度は、人の幸福とは無縁なものだからです。そのような態度は、人に快感を与えないからです。不快なソーシャルワークというものは、本来あり得ないのではないでしょうか。

制度の光は、ソーシャルワークによって、あまねく人々に届くものだということがあります。制度があっても、その光が届かない闇を創らないために、ソーシャルワークによって、制度と人をつなぐのだということがあります。

そうであれば制度を誰よりも深く知らねばなりません。ソーシャルワークは気概だけではできないのです。知識と技術に裏付けされたものである必要があります。同時に制度の光が、人々に届くためには、制度の光がまぶしすぎても困るのです。その人に結び付ける際に、もっとソフトに優しく光が届く必要があるのです。

そのためにソーシャルワーカーは、人に対して柔らかさとやさしさが求められるのです。ソーシャルワーカーがほほ笑むことは、そのための必須ツールなのです。このことを僕は、「微笑み愛」と呼びます。

プライベート空間での僕は決して優しい人間ではないし、自分以外の第3者に対して媚を売ったりへつらったりすることが嫌ですから、時として自分以外の第3者に対して辛らつな態度を取ったり、無礼であったりすることを否定しません。

その言動は、誰かにとっては傲慢に感じられるかもしれません。

しかし対人援助のプロとして利用者に接している以上、利用者に対しては、決して傲慢にならず、真摯に向かい合う謙虚な気持ちを忘れないでいたいと思っています。だからどのような利用者に対しても、言葉を崩すことはありません。

縁あって関わる人々が、心の中で抱く負の感情も含めて、理解するように努めたいものです。喜びも悲しみも、希望も絶望も、すべての感情を包み込んで理解することができれば、その思いに寄り添うことだけはできるでしょう。目の前の人々に関心を持ち続け、小さな感情変化に気づいていくことが大事なのです。それが私のやり方です。つまらないこだわりといわれても、その一線は護っていきたいと思います。

私は今までたくさんの失敗をしてきました。ずいぶん周囲の人に迷惑をかけたと思います。しかし私自身は、周囲の人々の困惑に関係なく、今も仕事を楽しんで続けています。そんな私に文句ひとつ言うわけでもなく、温かく支えてくれた周囲の人々に感謝の思いを持っています。

幸いにも取り返しのつかない大失敗がなかったことがせめてものことです。その恩返しは、「微笑み愛」を広げることではないかと考えています。そしてソーシャルワークという仕事に誇りを持ちながら、この仕事に携わることができたことに感謝し続けたいと思います。微笑み愛ながら・・・。

看取り介護セミナー
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僕たちの後悔は、次の航海につなげるためのもの


対人援助に携わる仕事は、たくさんの人々と出会い、そして別れていく仕事でもある。高齢者分野では、その別れが利用者の「死」を意味することも多い。

僕たちソーシャルワーカーは、出会いと別れという形で、誰かの人生の一部に深く介入していかざるを得ない。それは僕たちが望む望まざるに関わらず、僕たちの姿勢が、誰かの人生の幸福度に関わってくるという意味だ。

だから僕たちには、一人ひとりの利用者と、都度真剣に向かい合って、悔いのない支援を行うという姿勢と心構えが求められる。

それは決して建前で終わらせてはならず、対人援助に関わるものの価値前提といっても良いもので、それがなければ対人援助サービスの場から身を引く覚悟が必要だと思う。

そんなふうに考えて、自分が関わる一人ひとりの利用者が、少しでも幸福に暮らすことができるように真剣に関わらねばならない。そしてそのことを実現せねばならない。

つまり僕たちには常に結果責任が求められるのである。真摯に一生懸命頑張ればよいというものではなく、その結果、かかわった利用者の暮らしぶりが良くならなければならないのだ。それが誰かの人生に介入する仕事の責任であり、宿命でもある。

このように結果を出す、結果に責任を負うということは、結果をきちんと検証し分析するということだ。

そうであるがゆえに、僕たちの仕事の過程では、デスカンファレンスを始めとした結果の検証作業は不可欠と言える。振り返った自分の行為が、後から考えるといかに未熟な状態で行われたのかということを身にしみて考えさせられる結果になったとしても、そのことを避けて通るわけにはいかない。

振り返ってみると、自分の行ってきた支援行為に完璧なものはなかったということを思い知らされるかもしれない。その部分の反省と後悔の念は決してなくならないのかもしれない。

このように反省がなくならないということは、何も進歩・成長がないのではないかという批判を受けるかもしれないが、しかしそうした反省は、過去と現在とでは質の異なる反省や後悔であるともいえる。

過去のケースで不十分と考え、こうしなければならないと思ったことが、次のケースで実現できたとき、それで満足するのではなく、もっとできることを探している結果が、質の違う反省であったり、後悔であったりするのだ。

結果的にその反省や後悔とは、向上心の現れであり、次に繋がるものだとポジティブに考えても良いのではないだろうか。目指す頂きにのぼったからこそ、もっと高い頂きが見えるように、別な高い目標を定めて、そこにたどり着く方法を探し続けることがあっても良いのではないだろうか。

見えない上限を、わざわざ自分で作って自分の能力を限定する必要は無いだろう。まさに我々の仕事は、「天のない仕事」であり、「天のない介護サービス」なのである。

その中で、あらたなチャレンジに繋がる後悔は、後ろ向きの悔いではなく、前に進めるためのエンジン役となるもので、大海原に漕ぎ出す航海に繋がるものだろうと思う。
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相談員はつらいよ・・・補足給付段階見直しの影響


来月(28年8月)から、介護保険施設入所者の居住費と食費の負担軽減に関する特定入所者介護サービス費(以下、補足給付ルールとする)のルール見直し第2弾が行われる。

現在、負担軽減されているのは利用者負担段階が第1段階(生活保護受給者と市町村民税世帯非課税の老齢福祉年金受給者)、第2段階(市町村民税世帯非課税で課税年金収入額+合 計所得金額が80万円以下)、第3段階(市町村民税世帯非課税で第2段階以外のもの)に該当する方々である。

このうち、第2段階と第3段階は、年金収入及び合計所得金額の合算額で判定しているが、いままでその計算式からはずされていた遺族年金及び障害年金といった非課税年金を、この額に含めて判定することになった。

これにより7月まで第2段階であった人が、第3段階となるケースが多くなっている。

例えば収入が遺族年金のみの方は、市町村民税世帯非課税なので第2段階となっていたが、遺族年金の年額が80万円以上であるなら、本年8月以降は第3段階となる。

この影響は負担費用が上がるというだけではなく、現在住んでいる場所を替えなければならないという結果にもつながりかねない大きな問題である。

従来型多床室と従来型個室が混在している施設の場合、施設の中で居室替えを余儀なくされる人も考えられる。それは負担限度額が上がって、従来型個室に住み続けることが困難になるケースである。

具体例を挙げよう。

老健の場合、従来型多床室の居住費の標準費用は370円/日であり、負担段階第2段階と第3段階の人も同じ負担額である。

一方、従来型個室を利用する場合の標準負担額は1.640円/日(特養は1.150円/日)であるが、負担段階第2段階の人は、490円/日(特養は420円/日)に減額される。

すると第2段階の人が多床室利用の場合と、従来型個室利用する場合の費用差額は、わずか120円/日しかないことになる。1月(30日)でみても3.600円の差である。よって多床室より個室利用を希望する人は少なくない。

ところが第3段階になると、老健の従来型個室の場合1.310円/日(特養は820円/日)になる。つまり老健入居者で従来型個室を利用している場合に、第2段階の人と、第3段階の人では、後者のほうが820円高くなるのである。これは月30日で計算すると、24.600円という額になり、大きな差額といわざるを得ない。

この8月から第2段階から第3段階に引き上げられた人で、老健の従来型個室を利用している場合、収入に変化はないのに、一月(30日計算)の自己負担額が24.600円増えるのである。そのような負担増が可能な人ばかりではあるまい。

そのために現在介護保険施設の相談員は、そうしたケースがないか確認しながら、2段階から3段階になって、利用料が変更となる利用者及びその家族に対し、8月以降の利用料を示しながら、今後の方針について協議しているはずである。

その結果8月以降、従来型個室から多床室に居室換えしなければならないケースがあるはずだが、限られた居室数・ベッド数の中で、やりくりをどうするのか悩んでいる相談員も多いことだろう。

やむにやまれず個室利用をあきらめる方を見るのもつらいものだ。個室利用を続けたい方に、経済状況を鑑みて居室替えをお勧めしなければならないケースならばなおさらである。

実質収入が変わらない中での、負担限度額増なのだから、経済的に負担可能な方でも、その変更に納得できずに文句を言われるケースもある。

国が決めたことだといっても、その説明は施設の場合、相談員に委ねられることが多いので、苦情の矛先が相談員に向かうこともある。それをじっと受け止め、国に変わってお詫びするのも相談員の役割である。

やっぱ、相談員はつらいよ、である。

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相談員の使命


昨日は、札幌市老施協の相談員を対象にした研修会に招待され、介護施設や通所サービスにおける相談員の役割と実務をお話してきた。

その内容は、あくまで僕が特養や老健、通所介護等で実践してきた、あるいは実践している実務からの視点であり、まさに実践論である。

講演後に、受講された方から、「今まで一番良い話を聞いた」、「2時間という時間が短く感じる参考となる内容だった」という声を直接かけていただき、感謝している。

講演後は、交流会(懇親会)にも参加し、夜9時札幌発の高速バスで登別まで帰り、自宅には11時過ぎに着いたが、さわやかな良いと疲れを感じる良い一日だった。

特に相談員という、僕の本来ステージの専門職の方々と、じっくりお話をすることができて気持ちよく酔った。若い相談員さんたちの日ごろの業務に対する考え方も聞くことができて、勉強にもなった。

相談援助業務といっても、所属する事業者によって、期待されるところも、求められる業務内容も様々で、それぞれに悩みや心配事も抱えながら、日々迷いながら業務を続けている人が多いようだが、共通していることは、相談援助職に使命感を持って、日々学びながら利用者の暮らしを護ろうと、真摯に取り組もうとしていることだ。僕も若い頃を思い出した。

お話の中で幾人かの相談員から、「待機者が確実に減っている」、「なかなか新たな入所相談が来ない」という話があった。

このことは高齢要介護者の、居所の選択肢が広がっている結果であり、今後団塊の世代の方々の、施設入所ニーズが増大したとしても、それらの方々は比較的高い額の年金受を受給しているため、必ずしも利用料だけで入居施設を選ぶということではなく、特養への入所希望者が、今後劇的に増えることはなく、過去のようにすべての地域の特養が、たくさんの待機者を抱えて、親方日の丸的に入所する人を選ぶことができるという時代には還る事はないだろう。

どちらにしても介護保険施設が、利用者確保に困らないという状況は過去のものとなり、顧客確保のために何が必要かということを、真剣に考えなければならない時代である。少なくとも、介護サービスの品質に気を使うことなく、漫然としたサービス提供を続け、利用者ニーズに対応しようとしない施設は経営危機に陥ることだろう。

相談員はこの状況をしっかり理解して、他の職員にも危機意識を持つように指導しながら、顧客に選ばれる施設を創るためのタクトを振る役割が求められてくる。

その役割とは、相談員が地域の中で営業回りをして、顧客を確保するという役割ではなく、相談員が施設だけではなく、地域にも貢献する施設サービスという意識を持って、その質を向上させるリーダー役として存在することだろう。

そうした経営視点や、中間管理職としての役割はより重要になるだろう。

同時に、ソーシャルワーカーとしての相談員は、利用者の権利擁護のために存在するという基本姿勢を忘れてはならない。利用者の代弁者としての役割を忘れてはならない。その基本姿勢は、場合によっては、事業経営のための姿勢と相反することがあるかもしれないが、その際には、利用者の暮らしを護るという観点から、物言う人でなければならない。

昨日は、そういう意味から、「竹内理論」と呼ばれる、個別アセスメントのない、一律1.500ml/日の水分補給を強制的に行っている施設に、ソーシャルワークの視点はないのかという問題提起も行ってきたが、ほとんどの受講者の皆様から、その考え方に賛同していただき、僕も勇気を持つことができた。

実際にこの理論をt里入れていた施設に所属し、そこで異議を唱えていたという人は、僕の話を聞いて、「涙が出そうになった」と言って下さった。それだけこの理論の実践施設では、利用者が悲惨な状況にさらされている。

全国老施協が(この問題に気づいたかどうかは分からないが)、この講習をやめたというのに、北海道では相変わらず、この人権蹂躙の方法論を教える研修会を開催し続けている。洗脳を受けたかのように、そのことを妄信する、わけのわからない施設長も存在する。

そんな中で、せめて相談員は、施設の掲げた目標のみを達成しようとして、利用者の悲惨な状況を生み出しているこの方法論の間違いに気づいて、利用者本位を真の意味で実現するために、勇気ある声を挙げる人で居てほしいものだ。

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施設の顔としての相談員


介護施設の相談員の業務は非常に広範囲に及ぶが、主要な業務として入退所支援業務があることに異論を唱える人はいないだろう。

入所業務の場合、相談員が窓口となって利用者もしくはその家族と対応することになる。そうなるとほとんどのケースで、利用者もしくは家族が、一番最初に相まみえる施設職員が相談員ということになる。

それはある意味、相談員の対応一つで、「施設のイメージ」が決まってしまうということだ。ここで利用者や家族にとって不愉快な対応をとってしまえば、それらの人々は、相談員個人に悪い印象を持つだけではなく、施設そのものに悪い印象を持たれてしまい、利用したくない施設と考えられてしまうかもしれない。

そのことは場合によって、施設の悪評につながっていきかねないもので、施設サービス全体を考えるとそれは大きな損失である。

逆に考えると、介護施設の相談員がお客様に好ましい態度をとることが、施設のイメージを引き上げる効果もあるということだ。

このように相談員の初期対応が施設の印象を決定づけるというう意味で、相談員はまさに「施設の顔」といってよいだろう。

そうであれば相談員には誰よりもビジネスマナーという視点が求められ、服装・態度・言葉遣いなどにも注意を払う必要がるという結論にならざるを得ない。

しかも昨今の状況を考えると、特養にしても老健にしても、顧客確保に苦労のない売り手市場であるという状況に変化が生じている。

入所要件が原則要介護3以上となったことで特養の待機者の数は大幅に減っている。加えてサ高住の建築ラッシュで、介護付き有料老人ホームやサ高住の空き部屋が増えており、それらの居住系施設では利用料金のダンピングと、強力なセールス活動が行われている。そこではサ高住と介護施設の価格差が縮まるという現象が生まれており、すぐに入居できて、設備も新しく住環境としては申し分がないとして特養の待機者がそこに流れ始めている。それに伴い、老健で特養待機していた人が、どんどん特養に入所し、老健の待機者も大幅に減っており、一部の特養や老健では、待機者がおらず、入所希望者もいないということで空きベッドが出始めている。

このことは地域住民にとって選択肢が広がるというメリットになる反面、介護施設の経営上は大きなリスクとなり、顧客確保が課題となって、相談員が営業に回ることを求められている施設も出てきた。それは決して良いことではないが、それほど介護施設の顧客確保は深刻な問題になりつつあるということだ。

そうであれば、介護施設は看板を掲げるだけで利用者が集まるという時代ではない等意識改革が必要で、顧客に選ばれる施設となるために何が必要かを考えなければならない。

勿論その基盤は、介護サービスの品質そのものであり、日常のケアの質を充実させて、死ぬためだけに別の場所に移る必要がない看取り介護・ターミナルケアができる施設にしていく必要があるが、その前に入り口段階で好印象を持たれないと、誰もその施設に入所してくれないなんてことが現実になる恐れがある。

それは施設の相談員に、ホスピタリティ(心からのおもてなしの意識)がないと、淘汰される施設になりかねないという意味である。

さらに今後の介護施設に求められるものは、他施設との差別化であり、そのためにはワンランク上のサービスの質を創る必要がある。そこでは施設サービスも接客業であるという意識が不可欠で、相談員は自らそうした対応を実践するとともに、他の職種に対しても、顧客に対する接し方に砕けた態度は必要とされないとして、ホスピタリティ教育の実行役としての役割を担っていく必要があるだろう。

今後の施設経営を考えると、施設の頭脳である相談援助職が、こうしたホスピタリティ教育のリーダーにならないと、利用者の暮らしの質は上がらないだけではなく、生き残っていくことが難しくなるだろう。

そういう意味で、施設相談員には意識改革が求められ、そうした状況理解につながる学びの場が必要である。

今週の木曜日(7/14)に札幌市のアートホテルズ札幌で行われる、「札幌市老人福祉施設協議会・生活相談員研究会」っでは、16:00〜18:00の予定で「相談援助職の役割と実務」をテーマとして、そのような話をする予定である。

平日の研修会で講師を務めるためには、仕事を休めねばならないので調整が必要だったが、今勤めている施設のある千歳市にも近い、札幌市の施設相談員の皆様には、今後何かとお世話になることもあろうと思って、今週土曜日の休みを返上して、木曜日に代休をとって講師役を務めることとした。ついでに当日おこなわれる懇親会にも参加させていただくことにしている。

会場でお会いする皆さん、どうぞよろしくお願いします。

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施設経営の視点を持った利用者の代弁者として


施設の相談援助職員(介護支援専門員・生活相談員等)などを対象にした専門研修会が少ないという声が聞こえる。

確かに居宅介護支援事業所の介護支援専門員の専門研修に比べ、施設の介護支援専門員や生活相談員の専門研修機会は多くないのかもしれない。

ただ僕に限って言うと、施設の相談援助職を対象にした専門研修の講師を依頼される機会が多く、近直だと7/14(水)16:00〜アートホテル札幌で行われる札幌市老人福祉施設協議会 生活相談員研究会 ・研修会でも、「相談援助職の役割と実務」をテーマにした講演を行う予定となっている。施設の介護支援専門員の役割と実務や、施設サービス計画の作成の視点に関する講演も、全国各地で行っている。

そんな中で今年の4月から6月まで、大阪を舞台に、施設の相談援助職員(相談員と介護支援専門員)を対象にした実務講座を、全6回シリーズ(1回210分)で行ってきた。

介護アカデミー相談員・ケアマネジャー講座
定員は12名で、施設は特養だけではなく、老健も対象にしていたが、結果的に老健の相談援助職の方の参加はなく(ただし老健のリハ職の方が1名参加していた)、特養の方が中心となる講座だった。

施設の相談員や介護支援専門員は、施設サービスにおいて、頭脳の役割を担って、利用者に結び付ける介護サービスを、様々な角度からコーディネートする調整役であって、なおかつ中間管理職として施設の経営や運営にも関わっていくという役割が期待される重要な職種である。

今回の講座では、介護保険制度がなぜ創設されたのか、それはどういう経緯とタイミングで、精度創設に繋がっていたのかということを解説したり、施設サービス費の算定構造を紐解くなど、施設経営の視点も盛り込んだ講座内容としてみた。

介護アカデミー最終講義
最終回は、施設サービスとして求められる重要な機能として、認知症の人に対するケアと、特養が基本サービスとして看取り介護を実施する必要性をお話して締めくくった。

3.5時間×6日間の講座で、この役割のすべてを伝える事が出来たかどうかはわからないが、施設経営にも関心を持ちつつ、利用者の代弁者となって、その暮らしぶりをよくするための相談援助職という具体像を思い描いての講座であった。

介護アカデミー卒業生
卒業生は11名。(途中で仕事をやめて、講座受講も止めた方が1名:最終講義を受講できなかった2名は、後日ビデオ受講で卒業。)最終講義を終えたあとで、終了証を渡して、全員で記念撮影をしてお別れした。受講終了した皆様の、今後に大いに期待したいところだ。

介護アカデミーは7月以降も続くが、僕自身はその講座はいったん卒業させてもらい、7月からは大阪で新たな企みを実践する予定である。「菊地雅洋トークライブ!!masaの介護福祉情報裏板・リアル2016本音のトークライブin大阪介護の陣」がいよいよ今週土曜日から始まる。

このトークライブは、筋書きがない本当のライブで、一応パワーポイントの資料は作っていくが、それはあくまで基本的な参考資料にしか過ぎず、どんな展開になるのか講師も分からないというものだ。音響や映像もふんだんに使って、介護の未来を明るくするための熱い議論を交わす予定になっている。熱い思いを抱いて、元気になりたい方は、ぜひ会場にお越し願いたい。

第1回本音のトークセッションは、居宅サービスの今後について熱く語る予定だ。特に居宅介護支援事業所の介護支援専門員の皆様は必見である。そしてその余韻は、そのまま翌日曜日の、東京で行う介護甲子園主催研修に繋がっていくだろう。

それでは週末、大阪と東京で熱く語り合いましょう。
大阪・介護の陣

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相談援助職の業務分掌


金沢に初めて行ったのは、昨年1月、石川県老人福祉施設協議会主催・生活相談員研修会の講師として招致を受けたときである。

正味2日間しか滞在しなかったが、風情のある素敵な街で、気持ちが良かった。講演前の少しの空き時間、兼六園も見学したが、冬囲いの景色もおつなものだった。その時、北陸新幹線は金沢まで新幹線がつながっていなかったが、その2月後に長野〜金沢間も新幹線でつながった。

そして今年、函館まで新幹線がつながったことによって、北海道と金沢は、飛行機やフェリーを利用しなくとも、陸続きの移動で行ける状態になった。

そんな中、今年も石川県老人福祉施設協議会からご招待を受け、素敵な街・金沢に行くことができる。今週金曜日に現地入りして金沢地場産業振興センターで、昨年と同じく生活相談員研修会の講師を務める予定である。今回は時間の関係で新幹線使わず、羽田経由で小松空港まで航空機で飛ぶ予定だが、いつか新幹線で、ゆったりと金沢まで行きたいものだ。

しかし今年は、時間的には昨年より余裕がある。石川県老人福祉施設協議会堅守が開催される同じ会場で、日曜日に予定されている、株式会社 ハシノメディカル主催セミナーの講師も依頼されて、金曜日〜日曜日まで滞在する予定となり、土曜日はまったくのオフという恵まれた日程になっているからである。(参照:masaの講演予定

同じ時期に金沢では、「百万石まつり」が開催されているそうである。移動を考えると、そのことは大変なことかもしれないが、またとない機会といえるかもしれない。楽しみである。

さて金曜日の研修内容であるが、僕の講演テーマは、「施設サービスの質の向上〜生活相談員の果たす役割」としており、これは昨年1月のテーマとほぼ同じである。

しかし研修参加者には、昨年受講し、今年も受講する人がいないとは限らないので、同じ話では困ると思う。そこでテーマは同じでも、今年は昨年と違った角度からその役割をお話ししようと思う。2年連続受講の方は、どうぞご安心願いたい。

僕の講演は実践論なので、実務に即してお話しすることになる。そうであるがゆえに、今年度から職場が変わったことが、話の内容に影響しないわけがなく、現在の職場の事例も織り交ぜている。

施設ケアマネジャーは、相談援助職でありソーシャルワーカーですよ」という記事でも指摘しているように、僕はかねてから施設ケアマネと相談員の関係性を考える際には、専門看護師と看護師の関係性を当てはめるのがわかりやすく、施設ケアマネとは、相談援助の専門技術を身につけたソーシャルワーカーなのだから、相談員の中でスーパーバイザーとなり得る、相談援助職のリーダーであり、施設内の頭脳であり、PDCAサイクル構築の旗振り役であると主張している。

よって施設の介護支援専門員と相談員の職種の役割の区分はありえず、区分するとすれば、施設内のシステムとしての業務分掌によって、両者の業務を区分するしかないと考えている。

だからといって、配置基準が100人の利用者に対し、介護支援専門員が一人だけの配置でよく、しかも相談員と兼務しても、一人の職員でケアマネおよび相談員の常勤専従と認められるというルールを、そのまま当てはめて配置しておればよいとは思っていない。

100人の利用者に対しては、相談援助職は複数必要だし、その際に介護支援専門員と相談員をそれぞれ複数配置して、施設内で業務分掌をきちんと定めておくということは、施設サービスの品質を高める上では、必要不可欠なことであると思っている。

実例として現在の職場の人員配置状況と、業務分掌を紹介するために、次のようなファイルを作った。
施設ケアマネと相談員の業務分掌
他施設で同じ体制ができるということにはならないが、参考にはなるし、業務分掌の考え方を理解するうえでは実例があったほうがよいだろう。

それでは、金沢の相談援助職の皆さん、どうぞよろしくお願いいたします。

なお日曜日は金沢地場産業振興センターで、13:00〜14:30から「介護保険施設の介護・看護のリーダー育成について」というテーマで講演するので、そちらにもぜひご来場いただきたい。

つなぐ人


人が生きていくということは、1日1日重たいものを背負っていくという意味なのかもしれない。

少なくとも、人は苦しみや哀しみと無縁で生きていくことはできない。そして望まないとしても何らかの罪を抱えて生きていかねばならない。それは法律を犯すという意味ではなく、知らず知らずのうちに誰かの心を傷つけてしまうことを含めてのことであり、自らとてその例外ではない。

高齢者介護施設には、何十年もの人生の重みを背負った人々が暮らしているのだから、その人たちの背負ったものも様々である。

それぞれの生きてきた過去を振り替えて、よい人生だとか、悔いある人生だとか評価したとしても、それはあくまで相対的なものに過ぎず、それこそ様々なことがそこまでの暮らしに引き起こったことだろう。僕たちソーシャルワーカーは、そうした暮らし全体に介入せざるを得ない職業だ。果たして50歳の半ばを過ぎたばかりのこの僕が、様々な重たいものを背負った人に人生に介入してよいものだろうか。そんな風に迷いつづけるのも、僕らの職業の宿命でもある。

そうしたときに常に考えていることは、ソーシャルワークのもっとも大事な役割とは、「つなぐ役割」だということだ。

人と社会を、人と社会資源を、人と人とを、そして心と心をつないでいくのがソーシャルケースワークの醍醐味である。

ソーシャルワーカーは審判者ではない。審判することなく、つなげていくことが大事だ。

専業主婦だったAさんには、自分が生んだ二人の娘が居られる。しかしその娘を始めとして、誰一人彼女に面会に来る人はいない。

Aさんには思い出したくない過去がある。専業主婦だった30代だった頃、彼女の心に悪魔が忍び込んだ。夫以外の若い男性に心を奪われたAさんは、家庭も家族もみんな捨てて男の元に走った。二人の娘はまだ小学生だった。失踪したAさんは、それから3年後に、生死不明であるとして離婚が成立したが、それは彼女にとって元家族との絶縁を意味していた。

家族が、Aさんの所在を知ったのは、それからさらに数年後のことだ。一緒に失踪した男との別れ話がもつれ、包丁で男の腹を刺したAさんが逮捕されたニュースが、小さな街に流れた。もう無縁だといっても、世間の冷たい視線は、Aさんの元家族にも向けられ、二人の子供は多感な時期に、つらく悲しい思いをした。

そういう子供たちにとって、Aさんは愛すべき母親ではなく、憎しみの対象でしかなかった。Aさんも、そのことを十分理解しているから、決して子供に会いたいとは言わなかった。

僕たちソーシャルワーカーは、そういう重たい過去も、複雑な家族関係もすべて知ってしまう立場にある。

そのときに僕たちは、過去の罪を背負った人の、その重たさは罪滅ぼしであるとして、何もせずにいてよいのだろうか。

この世に生きている血のつながった親子同士が、罪深い別れの日から何十年もの時が経っているのに、憎しみ、恨みの感情だけを持ち続けてこの世から消えていくことでよいのだろうか。僕はそう思わない。傍観者でい続けるなんてことは、僕にそんなことはできない。

それは罪深さを背負ったAさんのためだけではなく、血を分けた実の母親を恨み続けて拒み続ける子供のためでもあると思う。

僕たちソーシャルワーカーは、過去の人の罪を審判することなく、今ある状態で、人としてこれから生きるために、人としていつか死んでいくときのために、何が必要かを考え、できればこの世に縁を結んだ人々のわだかまりを解いて、冷え切った心さえもつなげていく役割が与えられているように思う。ソーシャルワーカーとはそういう存在だ。僕はそう信じている。

いつかこういうケースにも、どこかできっと光が差して、ぬくもり生まれることを信じて、おせっかいを真摯につんでいく覚悟である。

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迷ったときは愛のある方に向かって。


人の暮らしとは、もっとも個別性のある領域だ。その部分は、他人からしてみれば最も非専門的な領域であって、個人の暮らしの専門家が存在するとすれば、暮らしを営む本人しかない。

僕たちソーシャルワーカーは、その最も個別的で、非専門的な領域に踏み込んで、誰かを支える仕事を行うという難しい立場に置かれている。そうであるがゆえに、常に謙虚でなければならない。

答えは僕たちの側に存在するのではなく、援助する人の側に存在するものであって、僕たちが道を示すのではなく、目の前の誰かが道を見つけ出すために、僕らができ得るお手伝いをするという考え方が必要だ。

真摯に、謙虚に、かつ熱い思いを持って歩きつづけること。それが僕の唯一のモットーだ。そしてその戒めを忘れたときが、身を引くときだろうと思っている。

そこにはあらかじめ存在する正解はない。正解を導き出すために、様々な過程を踏んで、ともに歩んでいかねば行き着かない場所に答えは存在する。だがその答えがすべて人を幸せにする答えとは限らない。答えが誰かの心を傷つけることだってある。そのときに、傷ついた人に何ができるかが、僕たちに問われていることだ。

僕の著作シリーズ第1弾の「人を語らずして介護を語るな。 masaの介護福祉情報裏板」の、第5章 今生きている現実と社会という章の、「お金で人生は買えないというが――消えた年金問題の傷痕」で取り上げた方は、酒とばくちに身を取り崩して家族を捨てた過去を持っていた。

幼い子と妻を捨てた過去を持つその人は、身体が不自由になって特養に入所してきたとき、身寄りもなく、親しい知人さえ存在しなかった。

その人の支援を担当したとき、僕はこの人を天涯孤独の状態のまま送ってよいのかと迷った。

その人が医療機関に入院していたとき、行政の戸籍調査によって、その人の子にあたる人の存在が分かっていて、すでに人の母になっているその人の連絡先も分かっていた。

しかし僕の前に、本ケースに関わっていた医療機関のソーシャルワーカーが連絡をした際に、戸籍上はともかく、すでに人としての縁が切れた人で、自分とは何の関係もないので、今後一切の連絡をしないでほしいと強く拒否されたという引継ぎを受けていた。

その人に何もアプローチせずにいてよいのだろうかと思った。

高齢となり、身体の自由が利かなくなった利用者の方にとって、過去にひどい仕打ちをしたとはいえ、実の子供に会いたいという気持ちはあるのだろうと想像した。しかし同時に思うことは、幼い頃に十分な世話もしてもらえず、母親とともに捨てられて貧困のどん底のような生活を強いられた娘にとって、実の親とはいえ、情はわかないだろうし、その存在さえ疎ましく思っている状況は、容易に想像がついた。憎しみの感情しかないのかもしれないとも思った。

そういう人に、戸籍上の親子であるという理由だけで、何らかのアプローチをしては、娘さんんいとっては、心が傷つく以外の何ものでもないのかもしれないとも思った。

しかし・・・迷ったとき、僕はより愛情を感じる方法に舵をとることにしている。人の愛を信じることにしている。そのためまず手紙をしたため、実の親であるその人が、僕の勤めている施設に入所していることと、本人の状況と、連絡することを強いる手紙ではないことを懇々と書き連ね、ご本人は口には出さないが、本心では会いたがっているのではないかという想像も書き、できうるなら何らかの形で連絡をいただければありがたい旨を書いて送った。

その手紙には何の反応もなかった。

しかし反応がないことを、僕はよい方向に捉え、そんな手紙を送ったことをなじる連絡もないことをポジティブに考え、その後数ケ月置きに、その人の近況を伝え続けた。それから数年、手紙に対する反応がないままその利用者は、「看取り介護」の対象になった。

そのことを書き送った数日後、道外のとある街から、娘さんが施設を訪れてくれた。なくなる数日前に、意識が薄れている中で、数十年ぶりの親子の対面が実現した。わだかまりがすべて消えたわけではないだろうが、実の親がそこで命の炎を消そうとしている姿を見て、娘さんの頬には一筋の涙が流れた。

憎しみも怒りも、すべて洗い流す涙だったのかもしれない。

娘さんが帰られた翌日、その利用者は旅立たれた。そのお骨は、娘さんによって引き取られていった。

そのような結果や、その結果に結びつく一連の過程での対応が、よかったのかどうかは分からない。しかし僕は、そこに確かに愛が存在し、愛によって人が救われることを信じた。

それだけである。

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糸を縒(よ)り、紡(つむ)ぎなおすくソーシャルワーク


高齢者介護の仕事をしていると、時々家庭内の虐待行為と思しき状況に出くわすことがある。

家族に虐待を受けていると思われる状況が、高齢者の身体に現れていることが多いが、行為を目撃したわけでもなく、高齢者自身も正確な状況を訴えられない場合、それは想像の域を超えることはない。

しかしそうした状況を放置できるわけもなく、我々は様々な方法で、家庭内にも踏み込んでアプローチして状況改善に努めることとなる。

時としてそうした場合、緊急避難として、介護施設のショートステイを利用したり、場合によっては行政職員の介入を依頼して、特用への措置入所へとつなげたりする場合がある。

今年の3月まで、僕は特養の施設長を務めていたため、こうしたケースの受け入れ施設という立場にあったわけである。

こうしたケースの場合、介入した行政職員は、措置入所を行った時点でその役割を終え、ケースも終了とすることになる。

虐待を発見・通報した関係者も、虐待を受けていると疑われた高齢者が施設入所して、家族による虐待が行われる環境ではなくなった時点で、問題解決として関わりを終えることが多い。

しかし虐待を受けていた高齢者を受け入れる側の施設は、ここからがこうしたケースの支援開始である。それは単に、措置入所した方に施設サービスを提供するという意味にとどまらず、虐待を受けていたと疑われる高齢者と、虐待行為に及んでいたとされる家族の関係を再構築するという意味を含んでいる。

そこで必要とされるのはソーシャルワークの視点であり、施設の相談援助職は、施設内で利用者の暮らしを構築するだけではなく、いったん壊れかけた家族関係の再構築という視点から、家族全体に介入していくという考え方が求められる。

虐待という行為自体は、いかなる理由があっても許されるものではない。しかしソーシャルワーカーは、裁判官ではなく支援者である。その罪を糾弾するのではなく、そこに至った様々な事情を慮(おもんばか)り、行為として許されざる部分はしっかり認識した上で、そうした行為に至った人の事情も受け入れ、再びそのような行為に至ることがないような心の支えになるとともに、虐待行為を行った当事者と、虐待を受けた本人との関係修復に努める必要がある。

誰しも、理由なく身内を傷つけたいと思っている人はいないはずだ。自分の家族に暴力を振るったり、暴言を投げつけたり、必要な介護を放棄するに至る理由は様々であり、そこに至るまでに虐待行為を行う人自身にも、強い心の葛藤が生まれているケースは少なくはない。特に虐待を受けていた人が認知症である場合は、認知症の人の言動に強いストレスを感じていたことが原因であることが多い。

認知症は、そのひとの人格とは別なんだから、家族がそれを理由にストレスを感じて、暴力を振るうことは許されないという人もいるだろうが、家族は介護の専門家でもないし、認知症に対する正確な理解があるとは限っていない。

認知症の人の、(家族にとって)理解できない言動に、24時間向かい合っていることで、心が壊れる人もいるのだ。ある意味、虐待という行為に及ぶ火と自身が、他者を傷つけるという行為によって、SOSを示しているのかもしれない。

それは善悪の問題だけで評価すべき問題ではなく、誰しも強くはないし、誰しも常に正常ではおれず、人は誰しも、誰かの助けを必要とする可能性がある存在であるという理解で相対するべき問題である。虐待行為を行っている人も、心の奥底では苦しんでいる場合が多いのだ。

施設入所後に、家族関係の再構築を行わない限り、この傷は消えることはない。つまり関係修復のための会にゅとは、虐待を受けていた人を救うためだけではなく、虐待行為を行っていた人をも救うことなのだ。

施設入所という状況は、煮詰まった家族関係を見つめなおすために、いったん距離を置いて考える時間を作るという意味がある。そこにソーシャルワーカーという専門化が介入することによって、複雑に絡み合った糸をほぐして、良い方向に向かうことができるかもしれない。

施設入所によって、虐待がなくなったからといって、そうした部分に積極的に介入しないと、ご家族としての縁を失って、一人寂しくなくなっていく高齢者がそこに一人暮らしているだけの結果となってしまうかもしれない。そしてそうした介入ができる専門家は、施設入所した人の場合、施設のソーシャルワーカーしかいないのである。

そういう意味で、施設のソーシャルワーカーが、施設利用者の暮らしを護るという意味は、施設内だけの活動にとどまるものではないということになる。施設利用者の家族に介入することは、施設ソーシャルワークの付帯業務ではなく、本務であることを忘れてはならない。

なぜならば、絡んだ糸を解きほぐし、時には糸を縒りなおし、切れた糸を紡ぎ直すのが、ソーシャルワークの本質だからである。

人の暮らしに介入するソーシャルワーカーは、そうした行為を積み重ねて、人の幸福とは何かを追及する使命がある。そのことを胸に、日々人を優しく見つめてほしい。見つめていきたい。

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相談援助職の教育機能


介護施設における相談援助職(以下ソーシャルワーカーと記す)の役割を明確にしないと、ソーシャルワーカーは、何でも屋と称され、体の良い小間使いとなる。

介護施設の相談援助職が、介護職員の数が足りないから手伝ってといわれて、食事介助や入浴介助を手伝うことが普通に行われている施設があるが、それらの施設では、なぜ介護職員はいないと困るけど、頭脳役の相談員はいなくて困らないのだろうか?

恐らくそれらの施設では、相談援助職の役割が入退所相談や、家族対応など限定したい場面でしか捉えられておらず、ソーシャルワーカーとしての役割が不明瞭になっているのだろうと思う。

そのため今週土曜日から、大阪で始まる介護ビジネスアカデミーの施設ケアマネージャー・生活相談員実務講座【毎回210分の合計6回(2回/月×3月)コース】では、相談員の役割を明確にするために、様々な角度からそれを具体的に示していきたいと思う。

相談援助職は施設サービス、居宅サービスの両者において総合調整の役割を援助過程で持つが、その役割は「基本的役割」と「付帯的役割」に分かれる。

基本的役割とは、専門職として担うべき本来的役割であり、そこに相談援助業務が入るだろう。

付帯的役割とは、個々のサービス状況、個人の事情や力量によって付加される役割であり、例えば申請代行、預かり金管理、年金及び健康保険に関わる諸手続き代行、身障手帳などの申請事務などに係ること、医療費減免に関する代行申請などが考えられる。

こう考えると施設の相談援助職は、様々な調整を行う過程で、利用者の家族だけではなく、外部の関係者とコミュニケーションを交わす窓口になることがわかる。そうであれば、日中の業務中にその窓口が閉まってあかない状態が長く続くことは好ましくないし、その理由が相談援助職の本来業務とは言えない、多職種のヘルプのためであるちしたら、そのことは大いに問題視されてよいだろう。なぜならそれは、利用者と社会資源をつなぐための調整ができない状態を作り出しているともいえるからである。

この調整窓口であるという意味を別角度から考えたとき、施設の相談援助職とは、「施設の顔」であるといえるかもしれない。訪問者の多くは、窓口の担当者の印象によって、その施設の印象としてしまう可能性があり、相談援助職の初期対応が施設の印象を決定づけるかもしれないのである。

そうであれば、利用者の暮らしを護る介護施設を標ぼうするのであれば、施設の顔である相談援助職には、何よりも訪問・来訪者に対して真摯に対応する気構えがなければならない。

厳しい時代を生き抜く介護施設の経営を考えるならば、施設の相談援助職が、ホスピタリティ(心からのおもてなしの意識)を持たないと、淘汰される施設になりかねない。

同時にそのことは、相談援助職だけが持つべき視点ではなく、利用者の暮らしを護るための視点として、全職員が持つんべきものであり、利用者の暮らしを護るためにも、相談援助職はそのことを施設に浸透させるリーダー役を担うべきであろう。

特に今、介護施設の虐待が問題となっている状況を考えたとき、その役割はもっとも重要となる。

よく虐待の原因が、介護ストレスが原因であるかのように語られることがある。確かに介護という職業は、他人の感情と直接向かい合わねばならないがゆえに、その感情に巻き込まれ、精神的負担を感ずることも多く、ストレスは決して少なくはない。

だからと言って、全国で約177万の介護職員の大多数が、ストレスのために虐待行為に走っているという事実はない。多くの介護職員は、何らかのストレスを抱えていたとしても、それ以上に介護という職業の使命感や誇りを感じ、やりがいを感じて、利用者の笑顔を求めて仕事を続けているのだ。そういう意味でマジョリティは、虐待行為と無縁の仕事をしている職員であり、

介護施設でのストレスチェックと、メンタルヘルスケアの重要性は、職員の心身両面の健康を守り、離職を防ぐためのもので、主たる目的が利用者に対する虐待防止ということではないはずだ。

虐待を抜きうちの実施指導で防ごうという考えも示されているが、行政職員がそこに来たという瞬間に、職員は構えて対応するだろうから、記録に残る行為以外を明らかにすることは難しい。つまり行政指導をいくら強化しても事実をつかむことは困難であり、虐待行為の抑止力にもならない。本当に求められる虐待防止策とは、虐待につながる要因とは何かを分析し、その要因につながる芽を摘み取る教育実践である。そしてその要因とは、介護のストレスではなく、感覚麻痺であり、感覚麻痺が、「介護施設の常識は、世間の非常識」という状態を生み出していることなのである。

言葉を崩して馴れ馴れしい言葉遣いをすることが、親しみやすさの表現だという変な誤解をなくして、顧客サービスとしてふさわしい言葉を普通に使いこなすことができる介護を作っていく必要がある。このことはサービスマナーとして普通に考えられるべきであり、その先にホスピタリティの視点が加えられるとしたら、介護と虐待は遠い存在になっていくだろう。

対人援助とは言葉で言い表せない、目に見えない、「心配り」なしで語ることのできない職業だと思う。だから尊い。だから誇りを持てるのだ。

目に見えない心が大切な介護という仕事であるがゆえに、マナーは当たり前、そこに心を加えてホスピタリティ意識を高めようというのは、至極当然の帰結でもある。
ホスピタリティ
明日から大阪で月2回の介護セミナー・施設ケアマネ、相談員向け実務講座(1回3時間30分×6日間コース)がスタートするが、そこでは最新情報を交えて、ポスピタリティの伝道者となり得る相談援助職の在り方を伝えたい。

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相談援助職の役割の明確化が必要



施設の相談援助職の方々を対象とした講演を行うことも多いが、そこでいろいろな方から相談を受けることは、相談援助職は、時に介護職員のヘルプに入る必要があり、介護実務を求められるが、それが当然なのだろうかということである。

相談援助職は、施設サービス全体のコーディネーターだから、介護実務ができるというスキルは認められてよいが、そうしたスキルがあるからといって、「介護職員の数が足りないから手伝って」といった形で、介護実務を行うことは不適切だというのが、僕の立場である。

もともと相談援助職員が、施設サービスを展開する中で、介護の業務に携わることが是か非かということについては、ソーシャルワークとケアワークの融合論と分離論という形で議論されてきた。

融合論とは、施設が暮らしの場である以上、それはすべて利用者支援というサービスの場であり、ソーシャルワーカーも、ケアワークを通じて利用者の総合支援を行うべきだし、そもそも両者を区分する必要はないというものだ。

それに対して分離論とは、生活の場であるといっても、利用者のニーズは様々で、介護実務だけを求めているわけではなく、介護支援の品質も含めて、精神的支援、経済的支援、家族関係支援などが必要になるもので、介護実務の専門家とは異なる、ソーシャルワーカーの支援を必要とするもので、融合論はその専門性を発揮させないというものだ。

つまるところは、相談援助職の専門性とか、役割とかが不明瞭であることが、ソーシャルワークとケアワークの融合論が生まれる所以である。

施設の配置基準において、生活相談員・支援相談員・介護支援専門員は、利用者100人に一人配置しておればよいということになっている。これは相談援助職が、利用者の直接介護を行う人ではなく、介護を行う人に対して、タクトを振って、サービス全体をコーディネートする、「頭脳」の役割を」持つという意味である。

相談援助職が、介護実務のヘルプを求める施設は、介護職員はいないと困るけど、頭脳役の相談員はいなくて困らないのか?

そもそも施設サービスは、日常性になることによって一定の品質が保たれるが、日常性は惰性につながるという一面があるのだ。

そうであるがゆえに、実践水準は内部的に更新するとともに、外部情報が取り入れられて更新されなければならない。施設サービスのケア品質で言えば、内部はケアワークそのもので、外部とはケアワーク以外の専門性を指すもので、ケアワークという内部の限界や甘さに対して、ソーシャルワークという外部からの補完機能は絶対に必要なのである。

つまり相談援助職とは、ソーシャルワーカーであり、介護施設において、蟻の目と鳥の目との両方の視点から現場のサービスをチェックできる存在でなければならず、介護職員と同じことを出来るというスキルは大事だが、同じ業務を行っている状態は、ケアワークの外部からのチェックと補完機能が存在しなくなるために、好ましくないのである。

サービスの質をチェックする人が、サービス実務を行いながらチェック状態とは、実践水準の内部的更新に過ぎず、外部からの補完機能にはならないということを理解すれば、施設ケアマネが、相談員以外の他職種(看護職員や介護職員)と兼務する状態は不適切であることにも気が付くだろう。

では具体的にその役割とは何か。そのことは後日明らかにしたいと思う。・・・もう名古屋に向かって出かける時間である。

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