masaの介護福祉情報裏板

介護や福祉への思いを中心に日頃の思いを綴ってみました。表の掲示板とは一味違った切り口で、福祉や介護の現状や問題について熱く語っています!!表板は業界屈指の情報掲示板です。

講演・講義・執筆

介護事業者にも、「教場」が必要です。


来週の日曜日・3/7に千葉市ハーモニーホールで、「職員が良質なサービスを担保するために必要な育成支援〜介護施設における人材育成のポイント」というテーマで講演を行ないます。

そのため昨日は一日中家に籠って、講演スライドを完成させるべく作業に専念しておりました。おかげさまでスライドは完成し、あとは推敲の手を入れて講演主催者に送るだけとなりました。

その講演は一般社団法人・千葉市認知症介護指導者の会設立1周年記念セミナー、「認知症と動機づけ〜そそる力と必然性の創出」の中で行うもので、講演の後は千葉市認知症介護の会・梅本聡会長と、「生活場面での取り組みと職員の育成」というテーマで対談も行います。

感染予防対策を十分行ったうえで、会場に人を入れての研修会となりますが、主催者によると密をできるだけ防ぐために、一部リモートも使って別室でも受講できるようにするそうです。千葉市でお愛する皆様、当日はどうぞよろしくお願いします。

その講演では人材育成について語りますが、僕の講演は理想論を一切廃した実践論です。介護の場で実際に役に立つ本音の講演です。ですから人材育成についても本音で、現実的なお話をします。

だからこそあえて言いますが、どんなに教育システムが整えられ、有能な教育スタッフを揃えていようとも、そこで教育を受ける人全員に教育の効果があらわれ、スキルアップして求められる人材になるなんてことはあり得ません。育成システムがしっかりしておれば良い人材に育つと勘違いしてはならないのです。

介護人材教育とは、その過程で対人援助に不向きな人を見極めて、振るい落としていく必要もあるのです。特に採用の際にハードルを低くしがちな介護事業では、この見極めとふるい落としが重要になるのです。

このブログの読者の皆さんの中には、昨年と今年の正月、フジテレビで放映され話題となった木村卓也主演のドラマ、「教場」を御覧になった方がいると思います。そのドラマは長岡弘樹の小説が原作ですが、舞台となっているのは警察官の育成の場である警察学校です。原作の中で主人公はこう言っています。「警察学校は、優秀な警察官を育てるための機関ではなく、適性のない人間をふるい落とす場である」と・・・。(ドラマでも木村が演じる教官が同じセリフを語っています。)

その言葉は事実なのです。本物の警察学校でも、毎年一定数の生徒が教育期間中に辞めていくのです。国民の生命・身体及び財産の保護、犯罪の予防、公安の維持にあたる警察官の採用時に、不適切な人材が見極められずに含まれていることを前提に、そのふるい落としを行うために厳しい教育・訓練が行われているわけです。

採用時のハードルが高い警察官でも、人の命に深く関わる責任を考えて、そのようなハードルを設けているのです。

しかし介護事業者は職員募集に応募が少なく、慢性的な人員不足になっているため、募集に応募した人を採用時に人材の見極めを行わずに闇雲に採用するという傾向があります。また採用後の使用期間に人物を見極めて振るい落とすことをしていない事業者が多いです。

むしろ人員配置に支障が来さないように、人材であろうと、単なる人在であろうと、他人に仇をなす人罪であろうと、辞めないように教育もおざなりに済ませ、指導・注意さえ行わないという経営者や管理職が多いのも事実です。対人援助という人の暮らしに深く介入する職業に就く人間が、単なる数合わせの視点で、まともな教育も受けずにいてよいはずがありません。

それではよい人材が育つのは至難の業になります。仕事のために手足を動かすより、職場や他人の不満のために口を動かす時間の方が長い人によって職場の雰囲気は悪化し、仕事ができる人の負担が増します。

志の高い人が、「浮いている」と揶揄され、丁寧な仕事ぶりに対して、手際が悪いと罵声を浴びせられる職場で、どのような教育を行っても人材など育つはずがないのです。

職場の戦力となるだけではなく、将来戦力となる人を数多く育ててくれる、「人財」となり得る志の高い人をバーンアウトさせないために、対人援助に向かない人を見極め振るい落とするのも人材育成では大切な視点となることを理解しなければなりません。

そうしたふるい落としが行われている職場では、人材から人財となる人が数多く生まれるのです。ふるい落としの過程で一時的に人員配置が厳しくなる時期があったとしても、その時期を乗り越えてしまえば人材教育がきちんとできていることや、お客さ様に対して麩季節で品質の高いサービスを行っていることが評判を呼び、スキルの高い人材が集まってきます。

何より仕事もできないのに口だけ達者で、対人援助とは呼べないような乱暴な対応をする職員がいるというストレスがなくなりますので、志が高く適切な介護知識と技術を得たいという動機づけのある人が定着します。中・長期的に見れば、人材のふるい落としを行っている介護事業者の方が、人材確保に困っていないという事実があるのです。

どうか自分がいる職場をそのように導いてください。働く者たち・介護を受ける方々、双方が気持ちの良い介護サービス事業をつくってください。

そして最後に、「人罪」としか呼べない職員がはびこる職場で、そういう職員のストレスにさらされながら働き続けている志のある人々に言いたいことがあります。

介護サービス利用者とその暮らしを護ることはもちろん大事ですが、自分の心と体も大切にしなければなりません。何より自身が抱く、介護という職業に対す誇りと矜持を護る必要があります。ですから人罪のような人物がはびこり、利用者に対する乱暴な対応や、流れ作業的介護に終始する状態を変えようとしない職場、ちっとも変わらない職場には、見切りをつけなければならない時期があるのです。

自分の心と体を護るためにも、利用者を護ろうとしない介護事業者からは離れ、もっと真剣に対人援助に取り組む事業者で自分自身を磨いてください。そうした動機づけの転職は、「天職」に結び付くポジティブなステージアップであると思います。
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有難迷惑かもしれませんが、献本情報です。


現在、僕のオンライン講演を定期的に主催してくれているのは、株式会社・内田洋行である。

同社とのお付き合いが始まったのは1999年である。僕が勤めていた施設が増築した際に、事務機器全般を納品してもらったことがきっかけとなっている。

そのことでもわかるように同社は大手事務機器メーカーという印象が強いが、現在ではそれにとどまらず、情報システム・教育システム・オフィス構築を手がける専門商社である。特に情報分野は基盤事業であり、「ICT」・「デザイン」・「コンテンツ」を融合した独自のユビキタス関連事業を進めている。

介護関連ソフトも販売しており、その中の介護報酬請求ソフトは、国の介護データベースLIFEに連携しており、4月時点で情報提出できる仕組みも整えられているので、一応ここでも紹介しておくとする。

僕は同社の運営するサイト・「U+ユープラス」で「masaのよもやま話」という連載をしており、月一度のペースで記事更新している。その期間は既に10年を超えており、長期連載と言ってよいと思う。そんな縁もあって同社の主催するセミナーで、介護関連の講演をすることも多い。

同社は様々な分野のセミナーを行っており、今配信しているオンラインセミナーもその一つである。

今年度のセミナーは2月をもって終了したが、その際に同社の担当者から次のようなメールが届いた。
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昨年より弊社ウェビナーの講師をお引き受け頂き誠にありがとうございます。
菊地先生の講演にて600名近い視聴を頂くことができました。菊地先生のお勧めの本があれば少し購入させて頂き、今回のウェビナー視聴の方などにお渡ししたいと考えております。

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他のすべての分野と比較しても、僕のオンラインセミナーの視聴者数は突出して多いとのことである。それもひとえにこのブログ等を読んで、視聴申し込みをしてくださっている読者の皆様のおかげである。この場を借りてお礼を申し上げたい。

来年度も引き続き同社主催のオンライン講演は行う予定にしているが、紹介したメールに書かれているように、先のオンライン講演を視聴された方に、内田洋行さんから僕の本を献本してくれるそうである。(※何人にどんな方法でという詳細はこれから決まるとのこと)

そこでどの本が良いかと問い合わせがあったので、日総研出版社から出ている、「看取りを支える介護実践〜命と向き合う現場から」を推薦させていただいた。
表紙画像(小)
来年度の介護報酬改定では、「看取りへの対応の充実」がテーマの一つになっている。そこでは人生の最終段階における医療・ケアについて、看取り期の本人・家族との十分な話し合いや関係者との連携を一層充実させる取り組みが求められており、本人・家族と医療・ケアチームとの協議の場を繰り返し設けることが基本サービスの要件として、あるいは看取り介護加算・ターミナルケア加算の要件とされている。

そして特養や老健の相談員は、「看取りに関する協議等」には必ず参加することが義務付けられている。

そうであれば介護関係者は、今後一層看取り介護に関する知識を蓄え、利用者や家族に必要な情報を的確に伝えるという役割が求められることになるのだ。

僕の著作本には今まで僕が全国で行ってきた、「看取り介護講演」の中で、質問を受けたことについてQ&A方式で示している。実際の看取り介護のケースもたくさん紹介して、看取り介護として何がどのように求められているのかということが、具体的にわかりやすく紹介されている。

来年度からの改定報酬に対応した新しい視点で、看取り介護・ターミナルケアに取り組むためにも、是非この本を読んでいただきたいと思う。

内田洋行さんからどのような方法で、誰に献本されるのかという具体的内容は確認していないが、オンライン講演を受講した人の中から、この本を贈る人が選ばれるものと思われる。その際は本棚の片隅に置きっぱなしにしないで、是非通読していただきたい。

贈られても迷惑だと思う人も、ごみ箱に捨てないで、誰か読んでみたいと思う人に差し上げていただきたい。僕の言霊が込められた本だと思っているので、是非よろしくお願いします。
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LIFEへの対応が迫られる介護事業者


先週末の土曜日から昨日に掛けて、愛媛県久万高原町と高知県高知市でそれぞれ5時間・3時間半・7時間という講演を行なってきた。

昨日は講演後、高知市内で食事を摂り、2泊目の夜を繁華街のあるホテルで過ごした。(※張り付いた文字リンクから、昨晩の食事のメニューがご覧になれます)

そして先ほど高知空港から飛び立って羽田空港に向かっている。現在、関西上空を飛行中である。

今日は北海道に帰るのではなく、羽田空港から八丁堀のホテルに向かう予定だ。今夜19:00〜20:00の予定で、新川の内田洋行本社ビルから介護報酬改定についてオンラインセミナーを生配信する予定があるためである。

今日予定しているオンライン講演は、本来2回シリーズの最終回となる予定だったが、1回目の配信の際、オンライン視聴申し込み者が500名を超え、しかも受講予定者の皆様が所属する事業は、ほぼ全サービス種別に渡っていた。

今回の2回目も同じような数の申し込みがあり、全サービスに渡る解説が必要となると思われる。

1回目のオンライン配信は総論であって、約60分で全サービスについて解説することは可能だったが、今回は介護報酬単価の公表を受けての各論解説となるために、全サービスについて触れると、とても60分では解説不能であると思われる。

そのため予定変更してシリーズを3回に延長し、今日の続編を2/15〜2/19の期間で録画のオンデマンド配信することにした。

3回目のオンライン配信は、急遽の追加配信となるために、内田洋行のHPから申し込みしなくとも、2/9の申込者(視聴者)全員に追加配信のURLを送ることにしている。

第2回目をお申し込みでない方で、3回目を受講したいという方は、こちらよりお申し込みいただきたい。

なお9日の兇蓮∩輜澄κ数サービス共通単位・居宅サービス(訪問介護・訪問入浴・訪問介護・訪問リハビリ・居宅療養管理指導・通所介護・通所リハビリ)までを解説する予定だ。

15日配信の靴任蓮居宅介護支援・認知症対応型共同生活介護・小多機・特定施設・短期入所生活・療養介護・特養・老健の報酬改定を中心に解説する予定である。

団塊の世代がすべて90歳を超える2039年に、その世代と交代するかのように、「団塊ジュニア世代」がすべて65歳以上となるが、今回の報酬改定は、2040年以降を見据えた改革の第一歩を踏み出したものである。そのため改定内容は奥深く複雑多岐に渡っている。

具体的に言えば3年後の2024年改定では、さらに介護報酬はアウトカム評価を増やして、国が考える科学的介護や自立支援介護の結果を求める方向に舵を取るため、今回の報酬改定では4月からLIFEとして新たな運用が始まる国の介護データベースに、ほぼすべての介護事業者が情報を提出する構造としている。

大部分の介護事業者は、新たに4月からLIFEに情報提出しフィードバック活用を行うための準備を進めなければならない。(参照:フィードバックって何さ?が問われるLIFE要件

そのためには現行のCHASEに登録しておく必要があるのだろうと思うが、全国の介護事業者が登録作業を行うために、その専用ホームページへのアクセスが殺到した場合に、サーバーが落ちて停止してしまうような状態にならないのかという懸念も捨てきれない・・・。

そもそもCHASEやVISITとは無縁であった介護事業所は、そこに情報を送る方法も知らないし、なんの情報を送ればよいのかということも理解していないかもしれない。それらの介護事業者の担当者は、4月の新しい加算要件等に対応できるのか大いに不安を抱えて、今懸命に改定準備作業を進めていると思われる。

4月分の介護報酬請求は5月に行えばよいといっても、実際に新要件等に対応してサービス提供するのは4月1日からである。そこに向けてできるだけ早く、情報を明らかにしてほしいところであり、まだ発出されていない解釈通知やQ&Aについて、心待ちにしている関係者も多いことだろう。

前回2018年の報酬改定の際は、解釈通知が3/22に発出、Q&A第1弾が3/23に出されるなど、それまでの改定より遅れて関係者をやきもきさせたが、今回は報酬単価の諮問・答申が前回より8日速いペースで進められている。このため解釈通知等も3月15日(月)前後には発出されるのではないかという期待も持てそうである。

どちらにしてもLIFEへの情報提出とフィードバック活用に備えた準備は、一刻も早く進めたいところである。
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認知症GHの夜勤緩和減算は厳しすぎないか・・・。


僕は今、愛媛県の久万高原町で午前2時間・午後3時間の講演を行なっている最中だ。

昨日は夜9時過ぎに松山空港に到着した足で、そのまま松山市の繁華街である大街道のホテルに泊まった。とはいっても夜9時を過ぎて営業している店はコンビニくらいで、いつもの松山とは異なる姿になっていた。

今朝は朝一で講演事務局の方にホテルまで迎えに来てもらい、久万高原に移動して先ほど午前中のサービスマナー講演を終えたばかりだ。

昼は久万高原町で行列のできるラーメン屋さんで、醤油ラーメンと焼肉丼のセットをいただいた。
ちぐさの醤油ラーメン&焼肉丼
甘みのあるあっさり系の醤油ラーメンはとても美味しかった。もともと焼肉屋さんだけに、焼肉丼も抜群。食べ過ぎだが美味いものは仕方ない。

午後は14時より3時間、介護報酬改定の要点について解説する予定だ。受講者の入れ替えがあるため午前の講演と午後の講演の時間間隔が空いているので、このブログ記事の更新も余裕がある中で行なっている。

今回の研修は久万高原町内の介護事業者の方に限定したクローズ研修であるが、受講者の方々が所属する事業種別は様々なので、ほぼ全サービスを横断しての話になる。

その中で認知症対応型共同生活介護(GH)の改定要点にも触れることになる。

認知症対応型共同生活介護費は、今回の報酬改定で要介護1〜4までが3単位増、要介護5が4単位増である。単独ユニットと複数ユニットとも同様の単位増で、単位数の差(12単位〜14単位)は広がっていない。そのうえで3ユニットまで共同生活住居の数を拡大できるわけである。(※サテライトも認められ、それを含めると最大4ユニットのGHが経営できることになる。)

GH協会等が強く要望していた夜勤職員配置の緩和については、2ユニット以下のGHには認められなかったものの、新設される3ユニット事業所に限って夜勤体制を2名に緩和できることになっている。

さらに介護支援専門員を含めた計画担当者の配置がユニットごとに1名から、事業ごとに1名に緩和されたことにより、コストパフォーマンスは3ユニットのGHが断然高くなる、加えて緊急時短期利用も「1事業所1名まで」とされている受入人数の要件について、「1ユニット1名まで」と変更されたことで、ユニット数が多い程収益性が挙がることが見込まれる。

そのため今後は3ユニットGHの新設が進められるだろうし、今現在2ユニットで経営されているGHも1ユニット増設を目指していくことになり、3ユニットGHが主流となるのではないかと予測している。

しかし上記のうち、「3ユニット事業所に限って夜勤体制を2名に緩和できる」という点に関して言えば、その部分で収益増が図れるのかはどうも微妙である。コスパは以外と低くなりそうだからである。

なぜなら3ユニットのGHが夜勤者を2人とする場合は、所定単位数から50単位減算されるからである。

3ユニットの利用者上限は27人であるのだから、この減算が適用されると1日13.500円、月(30日)405.000円、年間4.927.500の減収となるのである。

490万円といえば、GHの介護職員の平均年収を超えた金額だと思えるので、夜勤者を一人減らして人件費がいくら下げられるのかを慎重に考えないと、夜勤者一人減配置は意味がないものになるだけではなく、減員したGHからの人員離れが進む恐れさえある。

なぜなら今現在のGHの夜勤配置は、ユニットごとに1名配置で、9名の利用者を担当するだけで良いのだからである。これがユニット数を3に増やして、2人夜勤体制をとるとなると、夜勤者は少なくとも2ユニットを横断して夜間業務を行い、担当利用者数は13人から14人に増えるのである。

夜勤手当の増額もなく、定期昇給分しか給与が上がらない状態であるとして、この夜勤業務負担に職員が黙って耐えてくれるだろうか。

夜勤業務の負担が増えるのを嫌って、1ユニットごとに夜勤配置しているGHに転職したいと考える職員がいないとも限らないのだ。

人がいないから、人材不足だからという理由で、闇雲に夜間配置人員を減らしてしまうと、今いる職員も辞めてしまって、人材・人員不足は益々深刻化するという可能性も考えながら、この部分をどうするのかという経営判断がシビアに求められてくるだろう。

経営者の腕の見せ所なのか、馬鹿丸出し・無能の証明になるのかは、その手腕にかかっているといってよいだろう。
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今週から来週にかけての無料オンライン講演


先週の北海道は、木曜日の夜遅くから土曜にかけて大荒れの天気になった。その影響で新千歳空港からの発着便も、「当地悪天候」という表示で欠航便が相次いぎ、日曜日までその影響が及んだ。

幸い僕は道外出張の予定のない週末だったため、その影響を受けることなかった。

ただ今週の金曜から来週の水曜日まで、北海道を起点に愛媛高知東京での講演予定が入っているため、再びの大雪で移動予定に支障が出ないように祈っている。天候は神頼みしかないのである・・・。

今週から来週にかけて予定が入っている講演は、久万高原町で5時間半、高知市で初日3時間半、2日目7時間と長時間になっている。それだけ受講者の方々が時間を割いて受講してくださっているという意味でもあるので、その時間が無駄にならないように、実務に生かすことができる事柄を伝えるように心がけたい。

最近の講演は、人を会場に入れて行うスタイルも増えているが、コロナ禍が続いているので、感染対策を万全にとったうえで人数を制限して行うことになる。そのためオンラインも併用して、複数の別会場でも受講できる講演も多くなっている。

今回も会場に受講者が入る講演のみの所と、オンラインとの併用、オンラインのみの配信と、それぞれ会場ごとに多彩な方法を取っている。

近直の講演についても、オンラインで無料視聴できる講演がいくつかあるので、このブログの読者の皆様にも紹介しておきたい。

まず最初に紹介するのは、60分の看取り介護講演を20分ずつ3回に分けて配信するオンライン講演である。ブティックス(株)主催CareTEX365ONLINE「Withコロナの人生会議と看取り介護機が明日2日(火)〜配信される予定になっている。登録すれば無料で視聴できるので、リンク先で確認いただきたい。
※視聴の方法は、無料登録後に送られてくるメールに記載されているURLにアクセスするだけです。登録者は文字リンク先からも直接アクセスできます。2日朝8時から視聴できるようになります。

また7日(日)13:30〜17:00まで行なわれる、高知市・福の種合同会社、小規模多機能居宅介護 ケセラ介良(けせらせら)presents・介護報酬改定セミナー、「2021年度介護報酬改定の要点と今後やるべきこと」では、全サービスにわたっての介護報酬改定の要点を解説する予定であるが、この研修については、主催者である福の種の木村社長が太っ腹なので、近隣の介護事業者の方々については、依頼があればオンラインで受講できるようにしてくれているようだ。木村社長とお知り合いの方は、連絡してみてはいかがだろうか。(1法人3,000円、または1個人1,500円の参加費がかかります。)

9日(火)19:00〜20:00は、UCHIDAビジネスIT オンラインセミナー、「2021年度・介護報酬改定の概要供が配信される。

前回1/13の続編であり、今回は1回目の講演配信後に公表された報酬単価について、各サービス横断的に解説するので、前回に続いて視聴願いたい。(※前回解説済みの報酬改定の全体像や、報酬構造・基準改正内容などは今回は解説しない。あくまで前回に続く内容と考えていただきたい。)

なおこの日は、ブティックス(株)主催CareTEX365ONLINE「Withコロナの人生会議と看取り介護供廖柄3回の2回目)が配信開始される日でもあるので、気飽き続きそちらも視聴願いたい。

今回紹介しているのは、すべて無料視聴できるオンライン講演なので、この機会を是非お見逃し無いようにしていただきたい。

なおCB newsの連載、「快筆乱麻!masaが読み解く介護の今」に先週アップされた最新記事は、「各加算のコスパを考えて、効果的な算定を」というテーマで、報酬単価が公表された直後に執筆したものなので、そちらも参照していただきたく思う。
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報酬改定講演スライドを作成して気づいたこと


このところ報酬改定に関する講演依頼が増えている。UCHIDAビジネスオンラインセミナーでは、1/13の続編の形で、その時には公表されていなかった報酬単価が示されたことを踏まえて解説する予定だが、正味55分程度の内容にまとめるために、重点項目に絞ったスライドづくりをしなければならない。

明後日(1/27)に行う講演は、自宅から三重県伊勢市の介護事業者に向けて配信するものだが、老健と通所リハに絞った内容なので、60分という時間にギュッと内容をまとめてスライドを作った。

来週愛媛県久万高原町と高知県高知市で行う講演は、久しぶりに会場にも受講者を入れての講演だ。それぞれ介護報酬改定に関するテーマだけでも3時間と3時間半の講演である。(※そのほかのテーマも別に時間をとって話す予定である。)

現時点では当日どのようなサービス種別の人が集まるのかわからないため、講演スライドは全サービスに及ぶ報酬改定全般の内容に仕上げようと現在作業を進めている。おそらくスライド枚数は100枚を超えてくるだろう。

その中から当日の受講者の属性や興味を鑑みて、講演をしながらどの部分に濃淡をつけて解説するのかを随時調整しつつ、与えられた時間内でお話しするのが僕の講演スタイルである。同じ講演スライドを用いて6時間話せと言われても問題なく実施可能なのが、原稿やメモを必要としない僕の講演の特徴でもある。

講演スライドを作りながら、改めて気が付くこともある。

例えば改定概要が書かれた資料の53頁には、今年9月末までの間、感染予防対策費として特例的に上乗せされている+0.05%相当分については、全てのサービスについて基本報酬に0.1%上乗世されていると書かれている。10月にそれを除いた基本報酬単価に変わるわけだから、今回の変更同意は4月からと、10月からの2回に分けて行う必要があるということになる。

ただしそれも署名・押印の必要はなく、書面で説明・同意等を行うものについて、電磁的記録による対応が原則認められている新ルールを適用してよいので、できるだけ簡素化して行うべきだろう。

また補足給付に関連して、食費の標準費用の引き上げを示した52頁には、「※利用者負担段階については、令和3年8月から見直し予定」という一文が掲載されている。これは昨年国会を通過した介護保険関連法の改正議論の中で、同時に決定された省令変更に関するものである。

省令や規則変更は国会審議事項ではないため、厚労省の判断でいつ行っても良いということで時期が明確に示されていなかった。ただ補足給付は課税段階に関係してくるために、前年度の所得が確定し、課税段階が決まる時期と併せて8月に変更されるのが慣例だったので、その予測はされていたが、厚労省の資料でその時期が明記されたという意味で、この時期が確定したと言ってよいだろう。

ということは今年8月以降新たに区分されることになる、「第3段階」に該当する所得が120万円超155万円以下の対象者については、食費の給付がなくなり月22.000円もの自己負担増になる。しかも金融資産要件も改正されて、現在預貯金残高が1.000万円以下の人が補足給付対象になっているが、8月からは預金残高を第 2段階では 650 万円以下へ、第 3 段階,任550 万円以下へ、第 3 段階△任500万円以下と見直されることが確実となったわけであるのだから、介護施設の相談員等は、今から利用者や家族にその情報を伝え、継続入所ができるかどうかを含めた確認や支援を行う必要があるだろう。

各サービスごとの、「費用の額の算定に関する基準」を眺めていると、自分が理解していたつもりでも見落としていた内容に気が付くこともある。新しい加算名称を見つけて、これはどんな議論から、どのような経緯で新設された加算だろうかと確認が必要なものも多い。

例えば居宅介護支援費に突然、「特定事業所医療介護連携加算」などというものものしい文字が出てくると、僕が知らないうちに、新しい要件の新たな加算が創られたのかと思ってしまう。・・・しかしその要件をよく読むと、この加算は既存加算の特定事業所加算犬名称変更されただけだと気がついて、何のことはないと思ったりする。

こんなふうに講演スライドづくりは、自分の知識の確認にもつながっていくのである。今日も見落としや解釈の間違いがないかを確認するために、資料を一から見直しているところだ。

改定内容の解釈に疑問や質問・意見がある方は、表の掲示板にコメント等を書き込んでいただければ、僕だけではなく、僕以上の知識のある方々が必要な回答をしてくれると思う。そこできっと求めている答えが見つかると思うので、質問等はここのコメントではなく、そちらの方に書き込んでいただきたい。
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本日(1/13:15時〜)の介護給付費分科会で報酬単価は示されません


本日午後3時から新年最初の介護給付費分科会が開催される。

その資料が今日午前10時に厚労省サイトにアップされたが、それによると資料は次の2つである。

・ 指定居宅サービス等の事業の人員、設備及び運営に関する基準等の改正の主な内容について(諮問書 )
・ 諮問書別紙 指定居宅サービス等の事業の人員、設備及び運営に関する基準等の一部を改正する省令

新年最初の分科会で、人員・設備・運営基準の諮問・答申内容を説明するという流れは、前回・平成30年度の介護報酬改定の際と同様である。ちなみに前回の流れは次の通りであった。

・2018年1月17日、人員・設備・運営基準の諮問・答申について
・2018年1月26日、介護報酬改定の諮問・答申について→算定構造・報酬単位公表・解釈通知発出
・2018年3月23日、Q&A Vol.1発出


今回も同じ流れで進んでいくようなので、次回の介護給付費分科会で新しい介護報酬単価と算定要件等が示されることになる。

本日の資料にざっと目を通したが、基準等の変更内容は既報の内容と同じで、変更点は特にないようなので、新情報とはいえないと思う。

ということで本日午後7時より生配信する僕のオンライン講演に、そこから取り上げるべき内容もなさそうである。

ところで昨日、この講演主催者の内田洋行の担当者からメールが来て、受講者名簿が添付されていたが、それを見て驚いた。というのも昨日までに受講希望申し込みが460件を超えているのである。内田洋行主催のビジネスオンラインセミナーは、介護分野だけではなく様々な分野で複数の講師が配信しているが、他はせいぜい20〜30人程度の受講者数なので、この数字は突出しているといってもよい。

皆様の期待に応えられるように頑張りたいと思う。

介護報酬改定をテーマにした今回の講演は、今日と2/9(火)の2回の配信を予定している。当然2月は報酬単価が示された後であることを前提にしているので、次回は確定した報酬単価と算定要件の要点解説という内容にしようと思っている。

それに対して今日の配信講演は、報酬単価が決まる前の情報提供ということで、報酬改定の新構造や新たなルール・算定要件などを、全体を通して重要な部分を取り上げてお話しする予定だ。今回と次回の両方を合わせて聴いていただければありがたい。

それぞれの回が60分という短い限られた時間での配信となるため、駆け足の説明になるかもしれないが、押さえておきたい点をわかりやすく解説したいと思うので、どうぞよろしくお願いします。

今回は+0.7%(そのうち令和3年9月末までの間に限って、新型コロナウイルス感染症に対応するための 特例的な評価 +0.05%を含む)となっているが、施設・事業所単位での PDCA サイクルの推進・ケアの質の向上の取組を評価する科学的介護推進体制加算が新設され、そのほかにも新設加算が多数あり、さらに現行加算の上位算定区分・下位算定区分が新設されるなど、加算数が増えているので、基本サービス費だけで収益増となるとは考えにくい。

きちんと算定要件を理解したうえで、新設加算を取りこぼしなく算定するとともに、区分が分かれている加算については、上位加算を取るために人件費がかかり過ぎると、下位区分よりコストパフォーマンスが低下し、収益的にも下がる可能性もある。このあたりのシミュレーションは欠かせないことを理解してほしい。

ところで僕は今日の配信講演と、昨日三田国際ビルで録画した講演の撮影のために、昨日上京した。東京は緊急事態宣言下でも人が多いが、僕は講演録が以外はホテルにこもって執筆作業に没頭している。おかげで予定稿も仕上がり具合が順調である。

そんな僕の作業を助けるBGMは、昨日のJAL機内からずっと、菅田将暉クンの、「」だ。僕と読者や講演受講者との間にも、虹のかけ橋が出来て心がつながることが出来るように、是非皆さんにもその曲を聴いていただきたいと思う。

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認知症研修がより重要となる今後に向けて


2021年度の介護報酬改定のテーマの一つは、「認知症への対応力向上に向けた取組の推進」である。

そのために訪問系サービスに認知症専門ケア加算を、多機能系サービスに認知症行動・心理症状緊急対応加算を新たに創設することとしているほか、介護サービス事業者の従業員について、認知症の人に対する実践スキルを引き上げる方策を取ろうとしている。

例えば介護福祉士や介護職員初任者研修(ホームヘルパー2級)資格を持たない介護職員については(現在、介護職のうち6.1%の方が該当するとされている)、来年度からの経過措置3年間の中で、「認知症介護基礎研修」を受講しなければならない義務が課せられるのもその一つだ。

とは言っても、「認知症介護基礎研修」はわずか6時間の研修で、これをe-ランニングで受講できるようにするのだから、介護事業者にとっても、資格のない介護職員にとっても、そのハードルは決して高いとは言えないだろう。

職場単位でe-ランニングのビデオを、受講対象者が手すきの時間や勤務外に観ればよいだけの話である。

しかしこの程度の義務を課して、果たして認知症の対応スキルが上がるのかという疑問も生ずる。仕事に疲れた人が、居眠りしながら義務受講終了というケースも多くなると思える。ないよりは、あった方がマシという研修でさえない、効果のない義務と化す可能性が高いと思う・・・。

もう一つ、居宅療養管理指導を除く全事業者に課せられる義務として、「認知症に係る取組の情報公表」がある。

来年度以降、認知症に関連する研修の受講状況等、認知症に係る事業者の取組状況について、介護サービス情報公表制度において公表することが求められているのである。

ということで認知症の理解等をテーマとした職場内研修は年度ごとに最低1回は開催しておく必要があるということになる。既に多くの事業者ではその実施を図っていると思えるが、改めてその体制を整備することになろうと思うが、どうせ時間を使って認知症について学ぶのならば、実際の介護の場に生かすことのできる実践論を学びたいものだ。

アリバイ作りだけのために、日常介護に役立たない研修は時間の無駄でしかない。今職場で認知症の人に対するケアに関して、何に困っていて、何を知りたいのかという現場職員の声を拾いながら、研修受講した後に、即実践できる方法論を学ばせる必要がある。

職員が一番困っていることは、いわゆる行動・心理症状(BPSD)への対応である。それは多くの場合、混乱から生ずる行動であるが、その混乱は具体的に何が原因で、どういうふうに困ったり、パニくったりしているのかを明らかにする必要がある。

特に昼夜逆転は、そのこと自体が混乱要素だ。昼に歩き回ったり、声や音を立てても問題にならないことが、夜であるからこそ、人の迷惑になってなじられたりすることがある。しかし認知症の人は、他人に迷惑をかけようと思って歩き回ったり、声を出しているわけではないので、自分が何もしていないのに、他人になじられるとして、そのことがさらなる混乱につながることが多い。行動・心理症状がそれにより悪化するのである。

そういう意味では、生活リズムを整えて昼夜逆転を防ぐことは、認知症の人が落ち着いて生活できることにつながる大事な視点だといえる。しかしそのために睡眠コントロールを眠剤で行おうとしても、うまくいかないことが多い。それは何故か。どうしたらよいのかという具体策を伝える認知症研修でなければならない。
認知症の理解スライド2認知症の理解スライド
このスライドは、一昨年東京都葛飾区で介護事業所の職員さんや、一般市民の皆さんに向けて作った僕の講演スライドである。そこで伝えてきた方法とは、教科書に書いてあった方法論ではなく、僕が介護の場で、僕の仲間たちと一緒に取り組んで、良い結果を引き出した実践論そのものである。そしてその実践は今でも積み重なって、随時更新されていくものでもある。

認知症について、ケアに手が届くところはどこまでなのか、それは何故なのかということも含め、認知症の理解・ケアの方法論をわかりやすく伝えることもできるので、認知症をテーマにした研修の講師お探しの方は、是非声を掛けていただきたい。勿論、オンライン研修も可能である。

まずはこちらのサイトに掲載しているメールアドレスに連絡いただければ、条件等の検討を行うことができるので、依頼するかどうかは別にして、問い合わせしていただきたいと思う。
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時代の変化に対応するための情報検討


政府は今日、臨時閣議を開き、新型コロナウイルスの感染拡大防止・ポストコロナに向けた経済構造の転換・国土強じん化の3つを柱とした新たな経済対策を決定する。

この経済対策をもとに今年度の第3次補正予算案の編成作業をすすめることになるが、それは一般会計の総額で19兆円程度の規模とする方向で最終的な調整するという。

新型コロナ対策としては、医療機関向けの「緊急包括支援交付金」を増額し、病床確保などを支援すると言うが、介護事業者向けの交付金増額という情報は入ってきていない。

また一部の関係者から期待の声が挙がっていた、「慰労金」の追加支給も行われない見込みである。

5万円と20万円のどちらかが介護関係者に支払われる、「慰労金」については、6/30までの勤務状況によって支払われることになっており、それ以降に新たに介護事業者に勤務した人は対象外であるし、5万円の支給を受けた人が、6/30以降に感染者に対応したからと言って、その金額が20万円に増やされることもない。

しかし感染第3波の中で、各地の介護施設や医療機関でクラスター感染が発生しており、6/30以降に厳しい環境で過酷な対応を迫られている関係者が多い中で、慰労金の追加支給がされないのは残念なことである。

さて話は変わるが、今日午後から僕は、自宅から佐賀県の通所介護事業者の皆さんに向けてオンライン講演を行なう予定になっている。

内容は下記の4つの柱となっている。
・コロナ禍特例の確認と対応
・緊急包括支援金や持続化給付金・無利子無担保貸付の活用について
・Withコロナの通所介護のサービス提供の在り方を考える
・来年4月に迫った介護報酬改定の通所介護に関連する最新の情報提供

通所介護講演スライド2通所介護講演スライド
感染症については、下記の推移を振り返ったうえで、介護事業者に向けてどのような対策がとられたのかを時系列で確認することから始める予定だ。
1/15・神奈川県で国内1例目の感染者確認
1/28・奈良県で日本人初の感染者確認(国内6例目)
2/5・2月3日に横浜港に入港したダイヤモンド・プリンセス号の集団感染を確認
2/8・武漢で日本人初の死亡を確認
2/13・神奈川県で国内初の死者
2/21・国内感染者数が100人を突破


そのうえで現状、通所介護事業者がとり得る対策、今後のWithコロナの視点から考える通所介護事業展開などを明らかにしながら、来春の介護報酬改定情報をまとめて話を締めたいと思う。

報酬改定については、改定率は出されていないが(※明日9日の介護給付費分科会で示される可能性あり)、通所介護の報酬改定・基準改正内容はほぼ出そろっているので、最新情報を交えて解説したいと思っている。

入浴介助加算や個別機能訓練加算等の改定内容も論評を交えて解説したいと思うが、僕個人的に意外と大胆な改正だなと思う点としては、次の2点が挙げられる。

‖腟模型の報酬が適用される事業所を利用する者の区分支給限度基準額の管理については、通常規模型の単位数を用いることを検討

感染症や災害等の影響により、利用者の減少等がある場合に、その状況に即した安定的な運用を可能とする観点から、事業所規模別の報酬区分の決定にあたって、前年度の平均延べ利用者数ではなく、直近の一定期間における平均延べ利用者数の実績を基礎とすることができる等の対応を検討。


´△箸發妨住点では決定事項ではないが、変更されることになればその影響は決して小さくない。

,砲覆襪噺従のプランのままで区分支給限度額が超えてしまうために、サービス利用回数を減らさねばならない利用者も出てくるだろう。

△諒儿垢任蓮年度内で規模別報酬区分が変わるたびに利用者同意を得るなどの事業所の業務負担が増えることになる。

2点とも、検討されている方向にそのままルール変更される可能性が高いので、注目しておかねばならないと思う。

今日は2時間の講演に加えて、30分の質疑応答時間をとっているが、既に事前質問もいくつかいただいている。質問内容は感染予防策として通所介護事業所がとり得る対策としてふさわしいもの〜人材育成まで多岐にわたっている。

それらの事前質問に加えて、リアルタイムの質問にも回答したいと思う。オンラインだとチャット機能を使った質問もできるので、より気軽に尋ねられるのではないだろうか。

このようなオンライン講演も主催者や受講者の要望に応える形で、テーマや内容や時間配分等も多岐にわたって設定できるので、是非気軽にご相談いただきたい。

それでは佐賀県の皆様、午後からよろしくお願いします。
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通所サービス利用者の感染予防策をどこまで取るべきか


コロナ禍の影響で、毎年何度も訪問していた地域に、今年は一度もお邪魔できていなかったりする。

愛媛県も今年一度も行っていないが、来年2月に久万高原町で講演を行なうことになり、久しぶりで松山空港行きの航空チケットを手配した。・・・ところがである。コロナ禍の影響を受けて、航空会社も減便しているために、新千歳〜松山空港の直行便がなくなっていた。

仕方なく2月は行きが伊丹経由、帰りが羽田経由の乗継便で予約した。早く通常運行に戻ってほしいものである。

さて話は変わるが来月8日に、佐賀県老施協・デイサービス委員会主催のオンライン講演、「今後の時代の変化に対応するための情報収集と検討〜コロナ禍における通所介護事業の展開〜」を自宅から配信予定になっている。

この講演は、次の4つのテーマを主として情報提供する内容になっている。
・コロナ禍特例の確認と対応
・緊急包括支援金や持続化給付金、無担保・無利子の貸付事業の活用について
・Withコロナの通所介護のサービス提供の在り方を考える
・来年4月に迫った介護報酬改定の通所介護に関連する最新情報


講演時間は2時間であるが、その後に質疑応答の時間も30分とっており、事前質問も既に送られてきている。

その中には、「デイ利用者やその家族が○○県や感染者が多い地域へ行けれたりしたら、デイ利用を控えるような対策をしておりますが、 ご利用者や家族からしたら熱もなく、納得いかない家族もあるかなと思いますが、この対応をどのように思いますか?」・「濃厚接触者を洗い出し、過去2週間の体温、行動履歴を洗い出す対応は必要か」・「年末年始等に職員の実家等に感染流行地から帰省してきた家族と接触してしまった場合は14日間の出勤停止となるか。また、数日の自宅待機をしてもらうのか。」・「職員がコロナに感染した後の、職場復帰出来る時期はいつか。」などという内容の質問がある。

しかし医師でもなく、コロナウイルスの専門知識が世間一般の人以上にあるわけでもない僕が、この質問に答えるのは無理だ。感染予防策としてどう対応するのかは、国が示したガイドラインを参考に、個別のケースについては、保健所に問い合わせてくださいと答えるしかない。

また感染者が多い地域に、デイサービス利用者の家族が旅行や出張で出かけた場合の対応については、家族が帰宅後に利用者が何日自宅で待機すべきかは、国も保健所も明確に基準を示しておらず事業所が判断するしかない。

そもそも感染者が多い地域という基準はあいまいで、他地域からの往来を自粛するように行政機関が要請している地域でない限り、はっきりどこが対象とは言えなくなる。

また新型コロナの潜伏期間や、2次感染の可能性がある期間について、エビデンスがない以上、2週間とか14日間という期間にも根拠があるとは言えない。

他の感染症の潜伏期間は最大2週間を観ればよいという前例からそれを判断しているとしか思えない。

厚生労働省新型コロナウイルス感染症 対策推進本部 感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律第 18 条 に規定する就業制限の解除に関する取扱いについて (事務連絡 令和2年5月1日)によれば、新型コロナウイルス感染症と診断された患者さんはPCR検査をしなくても発症から14日経てば職場復帰が可能となるとしているが、デイの利用者の家族が、感染多発地域から帰ってきて、無症状であるけど、利用者と濃厚接触しているために、利用者は2週間自宅で待機しなければならないなんて基準はどこにもないのだ。

例えば次のような研究結果もある。
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台湾で、新型コロナウイルス感染の確定診断がついた100人に濃厚接触した2761人について、濃厚接触者が最初に患者に接触した時期と、感染の有無との関係について調べた。患者のうち9人は無症状であった。濃厚接触者の内訳は、家族が219人、病院関係者が697人、その他が1755人である。

2761人の濃厚接触者のうち、二次感染したのは22人(0.8%)であった。軽症患者よりも重症患者に接触した人の方が、感染するリスクが高かった。無症状の患者に接触した91人のうち、二次感染をおこした人はいなかった。

 二次感染した22人のうち、10人は患者に症状が出る前の接触歴があり、9人は症状が出た日から3日以内、3人は4日目あるいは5日目だった。すなわち、発熱やせきなどの症状が表れてから6日目以降に接触しても、感染することはなかったのだ。(2020/5/17配信 朝日新聞デジタルより抜粋
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この調査結果を信じれば、感染したとしても無症状者からの感染リスクは極めて低く、かつ感染し症状が出てから6日目以降の人と接触しても感染しないということが言えるわけであり、デイ利用者の家族が感染多発地域から帰ってきて無症状であれば問題ないともいえるわけであるから、最長1週間程度の待機で、感染症状がみられない場合はサービスを再開しても良いとも考えられる。

そもそも夏ころまでのように、PCR検査ができない状況ではなくなっているので、旅行から帰った家族が検査を行なって、陰性の判定が出た時点では利用者に制限をかける必要ななくなると思う。

それらを総合的に勘案して判断する以外ないのが現状だ。

現在、感染拡大第3波で対応を追加する動きが出ており、19日に厚労省は、介護施設の入所者・職員に熱が出たら、必ずコロナウイルス検査をするように通知を出すなど、動きが慌ただしくなっている。しかしあまりナーバスになりすぎると、にっちもさっちも行かなくなると思う。通常の感染予防策をしっかりとっておくことがまず大事だ。

ただし一つ言えることは、クラスター感染を防ぐためには、環境除菌・空間除菌が必須だということだ。次亜塩素酸水の噴霧は健康被害につながるというデマに惑わされて、いまだに空間除菌を行っていない施設・事業所が多過ぎる。しかしそれはクラスター感染の最大のリスクである。

また介護施設・事業所の職員の感染を防ぐためには、マスクだけでは不十分であることにも注意が必要だ。目の粘膜からの感染を防ぐための対策として、フェイスシールドやゴーグルを日常介護場面からきちんと着用すべきだ。

これらのことは、「コロナ禍第3波の備えと対策は出来ていますか?」・「次亜塩素酸水による空間除菌の必要性」・「介護事業者に通常装備が求められるフェイスシールドとマウスシールド」でも情報提供しているので、今一度確認して、一日でも1分でも早い対応を行っていただきたいと思う。

感染予防で重要なことは、空間の定員をできるだけ下げることだ。通所介護も単位分けしなくとも良いから、1単位の中でサービスメニューを複数に分けて、グループごとに空間も分けることができればベストだ。

それができない場合でも、機能訓練やレクリエーションなどの際は、利用者同士の間隔を広く取ることが大事だ。手を横に伸ばしたときに、隣の利用者の体に触れるような距離は適切ではなく、前後の間隔も同じくとるように心掛けてほしい。

加えて大声を出すサービスメニューも避けたい。カラオケは通所サービスメニューには必要ないと考えて、それがなくとも楽しめる大人のサービスメニュー開発が求められる。

12/8は、このあたりの具体策も示すことになるので、受講者の方には楽しみにしてもらいたい。
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僕が授業に教科書を使わない理由


僕は介護福祉士養成校の臨時講師を務めたりするが、一つの科目を1年間受け持ったとしても、教科書を使って講義をすることはない。

科目によっては学校側から学生に教科書を指定して、それに基づいた授業を行うように求められることもあるが、その場合は教科書に書かれた内容を確認し、要点を頭に入れたうえで、僕自身の言葉で学生に与えるべき知識を伝えるようにしている。

そうした考え方・やり方に対して、教科書がなければ、その教育状態がはなはだ不秩序になるのではないかと批判する人がいるかもしれない。そうした批判があって当然だとも思う。

しかし僕は教科書を使わない教育の方が、介護福祉教育には向いていると思うのである。

人に相対する仕事に就こうとする学生に対して、思想統一のために教科書を利用するのは問題であるとさえ考えている。

教科書というものは人間がつくるものだ。ところが一旦これが採用されてしまえば一つの権威になる。

そうなると教育者はその教科書に準拠して、それを踏襲することだけで教育ができたと思い込んでしまう。そこに書かれていることが何よりも正しいことのように思いこんで、そこに書かれたことから一歩でも踏み出した考え方を、「異端」と烙印づけしてしまう恐れさえある。

しかし僕たちが相対する人々のニーズは、社会の変化と密接に関連していて、古い固定観念だけでは計り知れないことが多いのである。僕たちが手を差し伸べなければならない人にとって、昨日は遠い過去かもしれないのである。その人が今求めているものは、昨日の経験という古臭い遺物ではなく、今この時に欲している何かなのである。

そういう意味では、教科書にないものを探し続けるのが介護の仕事であるといえる。

そのことを伝えるために、教師は自分の言葉を持っていなければならない。根本・基本にある定型を柔軟に変化させるやり方を伝える言葉は教科書には載っていないのである。いやそれは載せられないと言ってよいかもしれない。

教科書に載せられない言葉でしか伝わらないものがあり、聴く側の能力・理解力に合わせて、その言葉は選ばれなければならないのである。ましてや人の感情に寄り添う方法は、定型が存在しないし、昨日と今日のやり方を変えなければならないことも多いのである。

だからこそ、感情のある人々の最もプライベートな空間に踏み込まざるを得ない対人援助の実務教育に、教科書は不要だと思うのである。

教科書がなければ、教育者はその頭脳の限りを尽くして教えることになる。すなわち教育者の能力如何が学生に影響するため、勢い教育者は懸命に研究しなければならなくなる。

そのことによって学生も大いに啓発されていくことになるのだ。

教科書に頼る授業は楽であるが、教育者と学生のそうした切磋琢磨の関係を決して生み出さない。

それは単なる知識の丸投げに過ぎない。教育とは知識を教えることではなく、知性を育むことであるということを忘れてはならないので。

なぜなら知性の欠ける知識を拠り所にした方法論は、しばしば人の心を傷つけてしまうからだ。そうした行為を、教科書を拠り所にして正当化する人間を生み出してはならないわけである。

介護とは、人を不幸にすることに気が付かなかったり、人を不幸にすることを何とも思わなかったりする要素が、少しでもあってはならない仕事なのだ。

そのための知性を育むのが、介護福祉教育である。
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看取り介護の基本的考え方をまとめたコラムについて


僕は今、介護機関誌や介護関連ネット公式サイトに、4つの連載記事を毎月書いている。

過去には最大7つの連載を持っていた時期があるが、冊子の廃刊や連載の終了などで、現在は定期的に書いているのは4本の連載記事のみである。

だからと言って毎月執筆する原稿が4本しかないわけではない。そのほかに随時原稿依頼が寄せられるので、それに応えることで月に執筆する原稿数は異なってくる。よって執筆すべき原稿数の最低が月4本という意味でしかない。

今月も連載原稿以外の執筆依頼があって、5.000字を少し超える原稿を書いて入稿した。

依頼主さんは、介護・老人ホームに関するWebメディア「老人ホームマスターガイド」を運営する、東晶貿易株式会社さんである。

依頼された内容は、「看取り介護について」ということで、僕の知識や経験をもとに自由に執筆してほしいとの依頼であった。字数も5.000字程度ということだったので、このテーマでその字数であれば、さして苦労せずに書き上げることができる。そういう意味では大変ありがたい依頼であり、喜んで執筆させていただいた。

書き上げた原稿は、昨日までに校正を終え入稿させていただいた。それが今日ネット上にアップされた。

その記事が、「【看取り介護】最期まで人間としての尊厳を保障し命のバトンを繋ごう!」である。

今まで自著本や、このブログでも看取り介護をテーマにした記事はたくさん書いてきたが、今回は今現在の状況も踏まえたうえで、看取り介護とは何かという基本的な考え方についてまとめてみた。

自画自賛するようで恐縮だが、我ながらわかりやすく、うまくまとまっているのではないかと思う。

5000字といえば、400字詰め原稿用紙で13枚弱の量ではあるが、その枚数を感じさせないくらい、読みやすい記事になっていると思うので、是非張り付けたリンク先の記事を参照していただきたい。

今日はそちらの記事をメインに読んでいただきたいので、本記事はいつもより短くなるが、本日はこれで終了とさせていただきたいと思う。
※表の掲示板で今日は通所介護の改定に関する記事を書くと書きましたが、予定変更でその記事は明日に回します。)
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アローチャート学会をオンラインで視聴できます


山口県にある梅光学院大学の吉島豊録教授が主催する、「アローチャート学会」の全国大会が今月開催される。

アローチャートとは、アセスメントの中身を整理して、情報と課題がどうつながっているかを理解するための思考法であると思うが、詳しくはアロチャート公式サイトにアクセスして、ここに書かれていることを読んで理解していただきたい。

アローチャート全国大会は、日ごろの研究の成果を発表しあったり、講演等を開催して最新の情報等を学んだりする場で、毎年会員が手作りで支部や勉強会のある地域を会場にして、持ち回りで行なわれている。しかし今年はコロナ禍ということもあり、会員が集う形で開催することは断念せざるを得なくなった。

その替わりに11/21(土)22(日)の両日、オンラインで学会を開催することになった。(2020アローチャート学会オンライン

張り付いた文字リンクをクリックしてポスターを見ていただけるとありがたいが、ここに書いているように、例年は参加費もかかり、会員より非会員の方が高い設定だが、今年に限って会員の紹介があれば無料でオンライン視聴できることになっている。アローチャートが介護の場でどのように利用されているかを知ることができる貴重な機会なので、お知り合いのアローチャート会員をたどって、是非視聴いただきたい。

お知り合いに会員がいない方は、僕に連絡してくだされば、視聴できるように紹介させていただく。ただし氏名や所属と、簡単な自己紹介をいただける方のみとさせていただき、匿名の方はお断りさせていただくことをご了承いただきたい。

僕はこの学会の名誉会員を拝命しているが、今年もオンラインで参加予定だ。タイムスケジュールは以下の通りだ。
アローチャート学会初日
アローチャート学会2日目
このようにチャンネルが4つあって、参加者は好みのチャンネルを自由に視聴できるそうだ。僕の出番は初日21日(土)の14:30〜16:00のAチャンネル、「教えてmasaさん」というトークセッションとなる。しかしここでどんな質問が出るのか、どのように進行するのかはまったく知らされていない。ぶっつけ本番で当日を迎えることになるやもしれない。

ポスターにも書いているが、初日のプログラム終了後には、懇親会としてオンライン飲み会も行われるようであり、ここだけに参加することもできるそうである。(そんな奇特な人がいるとは思えないが・・・。)

アセスメントとケアプランの結びつきに疑問を抱いている方や、どうしたら最善の計画作成につながるのかと悩みを持っている方は、アローチャートという思考法が、その問題を解決するツールになるかもしれない。少なくともそのヒントは掴むことができるだろう。

この機会に是非、アローチャートの実際に触れていただきたいと思う。こわもての吉島先生も、決して本当に怖い人ではないことも理解できると思う・・・。

※ちなみにオンラインセミナーと言えば、UCHIDA ビジネスITオンラインセミナーの最終回、「職場環境の大切さと顧客確保のための現場マナーが今週水曜日11/11の19:00〜配信される予定だ。どなたも無料で視聴できるセミナーなので、申し込みがお済でない方は、是非張り付いたリンク先から申し込みいただきたい。
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オンライン講演を一部試聴ください


11月最初の日曜日は、依頼された原稿の締め切りが迫っていたため、ほぼ1日執筆と推敲作業に追われた。休憩と気分転換を図りながら、依頼された5.000字程度の原稿を書き上げることができた。

その合間にmasaの徒然草に、「置かれた場所で咲きなさい、というけれど・・・。」という記事を更新アップしているので、時間がある方はそちらお参照してほしい。咲く場所を選ぶ必要もあるし、花を咲かせるために場所を移す必要がある場合もあるのだ・・・。

今週の初めとなる今日月曜日、登別の朝は未明から降り続いていた雨があがって曇りから晴れに変わった。今日は朝から夜まで講演予定が入っている。

午前中は10時から東京都文京区に向けた、「終活セミナー」の講演を行なっていたところだ。

来年度の報酬改定の論点の一つは、「地域包括ケアシステムの推進」とされているが、その中の課題として、「人生の最終段階においても本人の意思に沿ったケアが行われることができるようにしなければならない」が挙げられており、人生会議(ACP)を含めた終活が重要になってくることを考えると、このセミナーは今、まさに求められるセミナーと言えるのだろう。

この後14時から神戸の法人の職員研修を180分配信した後、1時間の休憩をはさんで18時から20時まで、鹿児島の株式会社が主催するセミナーの講演も配信する予定になっている。テーマは、前者がサービスマナー、後者が看取り介護である。

1日に3本の講演を自宅から配信するのは初めてであるが、オンライン講演だからこそ、東京・神戸・鹿児島という遠隔地のセミナー講師を、同日のうちに務めることができる。これは非常に便利なことでもある。

まだオンライン講演を受講したことがない人は、どのような感じで講師の話が伝わるのかと興味や疑問を持っている方がいるかもしれない。そこで今日は、先週僕が行った講演のごく一部を試聴できるように画像を貼り付けておく。

先週の金曜日に、京都府京丹後市に向けて行った、「虐待防止セミナー」の冒頭部分である。PPTスライドを画面上で共有することで、受講者の方々は画面に映ったスライドを見ながら、僕の声を聴くことになるので、ほぼ会場で受講するセミナーと変わりなく受講できる。ちなみに講師の姿は、画面右上の小さな画面で確認できるが、この位置は任意に変えることができるし、講師画面が映らないようにすることもできる。

自分の行動が虐待につながらないように、感情的にならないようにするために、統制された情緒関与の原則が、いかに大事であるかという説明場面である。画面右上に移っている僕は、手を振るジェスチャーを交えてアピールしているが、自身も講演しながら画面上に映っている自分の姿を確認しながらのパフォーマンスである。

この後、その原則を貫くために自己覚知に努めることと、自己覚知をするための演習等の教育の在り方、アンガーマネジメントも自己覚知という基盤がないと、実効性が薄れることの説明をさせていただいた。

この講演の配信も自宅から行っており、今日の3講演と全く同じスタイルである。こうした形での講演依頼も受け付けているので、希望される方はまずはメール等で連絡の上で相談していただきたい。

連絡されても必ず依頼に結び付けなくて良いのだと考えていただきたい。まずは打診・照会をしていただいたうえで、条件等が合わなければ依頼はしないということで全く問題ない。

全国の皆さんからの照会をお待ちしています。

今日の午後から画面を通じてお愛する皆さま、本日はどうぞよろしくお願いします。
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訪問介護の看取り介護加算新設は当然の流れ


22日の介護給付費分科会では、訪問介護・訪問入浴・訪問看護・訪問リハビリ・居宅療養管理指導の論点が検討された。(参照:第189回社会保障審議会介護給付費分科会資料

このうち訪問介護では、「ターミナルケアや看取りに訪問介護員が関わることが不可欠となることから、適切に評価すべきではないか。」として、看取り介護加算の新設が検討課題に挙げられた。

死者数が増える中で、医療機関のベッド数が減る日本社会では、死ぬためだけに医療機関に入院しなくて済むように、居所で最期の瞬間まで、「生きる」支援が重要になる。

地域包括ケアシステムの目的の一つも、住まいがそのまま看取り介護の場となることであるのだから、在宅者の看取り介護を支えるチームの一員となる訪問介護員の役割も益々重要になるという意味では、訪問介護にも看取り介護加算を新設することは当然だろうと思え、来春の報酬改定でその実現が図られることは間違いないだろう。

このことに関連して看取り介護スキルを含めた教育面では、「本人の意思決定支援が重要であり、このような倫理面も含めた研修を各種サービスで充実していくべきではないか。」として、人生会議(ACP)に関与するスキルアップを念頭に置いた課題も示されている。

同日の会議でも、ヘルパーを対象とした適切な看取りに関する研修を充実させるとともに、それを受けやすい環境の整備を図るよう促す声が挙がっている。

そのため今後は、訪問介護員だけではなく、施設・居宅サービスにかかわるすべての関係者に、看取り介護に関する知識を得る機会が重要視されることになる。

そういう意味でも、「看取り介護研修」はとても重要となってくるが、そこで誰が教えるのかということが一番の問題となってくる。当然そこでは医師や看護師を講師に迎えようとする考え方が生まれてくるだろう。しかし僕は看取り介護研修の講師として、医師や看護師はふさわしくないと思っている。

そもそも僕自身や、僕が総合施設長を務めていた社会福祉法人でも、過去に医師や看護師を招いて、ターミナルケア・看取り介護に関する研修を行なた経験はあるが、そのどれもが役に立たなかった。そのため結果的に、僕のいた法人の看取り介護の講師役は、僕自身が務めることが多かった。(参照:看取り介護研修週間について。 ・ 看取り介護研修週間2011

医師や看護師は、ターミナルケアに関する知識と対応技術を備えた職種であることに異議はない。

だからと言ってその講師としてふさわしいかというと首をかしげる。研修講師というのは、自分が知っている知識をひけらかすだけでは意味がないからだ。受講者はどのような行為に対する知識不足の状態なのかを理解し、課題解決のためにどのような知識を求めているかという理解をもとにして、伝えるべき内容を決める必要がある。

自分だけが実践できるターミナルケア・看取り介護の方法であってはならず、チームとして機能するための情報や知識を伝えねばならないのだ。

その為には、医療職と異なり、できる行為に制限がある介護職員等が、できない行為がある中で抱える不安についてもアプローチして、行為として行えないことがあっても、看取り介護の実践の場では、そのことが支障にならないことを伝えねばならない。

医師や看護師から見て、介護職員に単に、「やってもらいたいこと」を話したって意味はないわけである。

介護施設等の居住系施設や居宅という医師や看護師が常時いるわけではない中で、どのように看取り介護が実践できているのかという実態を知悉した上での講義でなければ意味はない。医療機関でしか通用しない方法論も必要ない。

このブログで何度も指摘してきたが、看取り介護に関わる者は、終末期に起きる身体状況の変化に対応する知識などを備え置く必要はあるが、それはあくまで介護の知識であって、看取り介護の知識ではないことを知らねばならない。私たちが向かい合う人が、すべて看取り介護を受けて死を迎えるわけではなく、私たちは急死・突然死にも向かい合う必要があるからだ。

そして看取り介護とは、病状等が回復不能な状態で、かつ延命治療を行わずに概ね半年以内に死を迎えると予測される人に対して行われる介護を意味していることを理解する必要がある。そこで求められるのは、死期が迫ってくるという不安を抱える人の心の支えとなるともに、リビングウイルの視点から苦痛取り除くための医療サービスを結び付けながら、安心と安楽のうちに最期の瞬間を迎える過程を支える日常支援であり、特別な介護ではないという理解も必要だ。

終末期判定があいまいになり、余命診断もしない状態で、「看取り介護対象者」だと決めつけるのはは、「未必の故意による死への誘導」ではないだろうか?夜間の見回りと見回りの間に息が止まっているのは、「孤独死」ではないのか?看取り介護だからと言って、密室の中で日中でも部屋を真っ暗にして放置されている人もいる。それって、「見捨て死」ではないのだろうか?

そんな問題提起と、そうしたことをなくすための具体策も必要だ。

同時に死期がある程度予測されているからこそできることがある。それは旅立ちの瞬間までの間に、この世で縁を結んだ人たちとエピソードを刻みながら、別れを意識した時間を過ごすことである。そのために心を込めて、心にかけて護るという介護の本質を実現することができるのが、「看取り介護」であることを伝えるのが、看取り介護研修講師の役割である。

そんな講師役を京都地域包括ケア推進機構、一般社団法人京都府老人福祉施設協議会、 一般社団法人京都市老人福祉施設協議会共催・施設看取り介護導入研修において、2年連続で務めることになった。

昨年は2日間で6時間の講義を行ったが、今年度は来年1月と2月に、3回に分けてオンライン講演を行なう予定になっている。その内容は以下の通りである。 

看取り介護実践の基本
第1回:ヾ納茲蟆雜遒隆霑鍛亮
・看取り介護とはどのような介護か
・介護施設で看取り介護が求められる背景
・看取り介護に備えるために必要とされるリヴィングウイルの支援とは何か
・死を語る意味とは愛を語ることに他ならない

第2回:看取り介護の開始から終了までの手順
・判定〜説明同意〜計画作成〜連絡・連携〜実施〜終了〜評価までの具体的な流れ
・必要な書式
・求められるPDCAサイクル
・看取り介護加算の算定要件
・職員のメンタルケア
・遺族のグリーフケア

第3回:4納茲蟆雜遒亮尊
・介護施設で行われた看取り介護の事例
・看取り介護の今後の課題 〜Whitコロナの人生会議と看取り介護
・スピリチュアルペインの受容
・命の尊さを理解しながら看取り介護に関わる姿勢

今回も看取り介護の不可欠な基礎知識と、実践に即した方法論を、わかりやすく伝え、受講された皆さんが、看取り介護実践の場で、不安なく適切な支援ができるようになる講義に努めるので、是非楽しみにしてほしい。

今回は会場でお愛できないが、画面を通じて繋がり愛ましょう。
命の尊さ
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オンライン講演は受講環境の工夫が必要


コロナ禍で一気に時代が10年進んだと言われるリモートビジネス。介護事業関連の研修・講演も3密を避けるためにオンライン化が進んでいる。

それは差し迫った必要性に対応した結果である。

コロナ対策として様々な特例が発出され、補助金等の情報も必要とされる中、報酬改定も迫っている。それらの最新情報を適切に得るためにも研修機会は必要不可欠である。コロナ禍でそのような研修会が数多く中止・延期されたが、感染対策が長期化することを理由にして、研修機会を失ったままでいることは職員のスキルアップ機会を失なうだけではなく、事業経営上も大きなリスクとなりかねない。

情報のチャンネルが限定される中で、経営者や管理職がよほどこまめに必要な情報を取得し分析したうえで、所属する組織にリアルタイムでこまめに分析情報を伝えていかないと、今後の事業経営上の大きな瑕疵を残していくことになりかねないのである。

だからこそ経営体力を強化するためにも、利用者から選ばれるための職員のスキルアップを図るためにも、研修機会を適切に作っていただきたい。

そのように考える事業者を中心にして、集合研修も復活してきているが、感染拡大を防ぐ対策は不可欠である。そのためリモートを同時に使いながら、受講会場を細かく分けて密を避けつつ、職員に広く情報を伝える方法がとられていることが多い。
オンライン講演
そのような中で、まだオンライン講演を受けたこともない事業者・職員も多いと思うので、先週僕が行った2つの会場でのオンライン併用講演のアンケートの中から、「オンライン講演を受講した感想」をまとめたので、参考にしていただきたい。

オンライン講演のメリットとして感じたこと
・内容に興味があっても、遠方の研修会にはなかなか参加がかなわないが、距離に関係なく興味のあるテーマの講演を受講できるオンラインはとてもん便利だと思った。
・会場まで出かけ受講することは難しい時代になってしまったので、webセミナーでの講演の機会があればありがたいです。
・菊地先生の講演はいつも申し込みが殺到するので、定員を超えて受講できないこともある。そのため定員制限のないウェブセミナーで企画していただき嬉しかったです。
・会場まで足を運ばないと参加できない方式ではなく、オンラインで手軽に参加でき大変感謝しております。
・なかなか講演を聞きには行かれないので、こういった形で菊地先生のお話を聞ける機会があり、嬉しい限りです。
・コロナの影響で普段はなかなか参加出来ない講師の先生方の講義がオンラインで参加できると言う。これも新しい生活スタイルなのでしょう。
・オンラインライブ講演は初めてだったが、想像以上に集中でき快適だった。
・朝の送迎業務を行った後にそのまま研修参加できるし、忙しい現場で、職員が研修のため出張し、丸一日業務を離れなくてよいというメリットは大きい。
・会場に居なくても、何の不都合もなく受講できた。
・オンラインのため、研修を受けるために確保しなければならない時間が少なく、参加しやすかった。
・研修会場への移動時間と交通費がかからないのは大きなメリットである。
・3密がないので安心して受講できた。


このように、講演時間前後の時間に通常業務ができたり、職員が職場から離れずに受講できることに便利さを感じている方が多い。距離に関係なく、興味ある講演を聴くことができるメリットもオンラインならではだろう。次にオンラインのデメリットではないが、受信側が注意すべき点についての意見をまとめてみた。

オンライン講演を受けてこうすべきだと思った点
・受講する場所によっては、講演を受講しているという認識のない第3者が話しかけてきて集中できないことがあった。今後は、「研修中」など、看板を作成し参加しようと思う。
・デイサービスセンターの1室で受講していたが、利用者や職員の声がたびたび聴こえてきて集中しにくかった。
・受講場所にもよると思うが、講演を聴いている最中に、他の職員から話しかけられたり、客が来て対応しなければならずに、聞き逃す部分があった。受講場所の選定に配慮が必要だと考えさせられた。
・周囲の雑音等で講義に集中するのが難しかった。
・徐々に画面が黄色くなり、映像が途切れることがあった。
・受像側の環境の問題かもしれないが、映像に何の問題もなかったが、音声が全体的にくぐもって聞き取りにくかった。


このように職場の1室で受講する場合、そこでリアルタイムに働いている職員と、サービス利用しているお客様が同時に居ることになり、集中がそがれたり、研修を受けていることを知らない第3者が話しかけたりして、講義に対する集中力が削がれるという問題が数多く揚がってきた。講演会場ではない場所で受信する際の、環境整備の工夫が求められることを、オンライン講演の際には注意していただきたい。

また音声や画像トラブルも報告されている。これはほとんど受像側の機器の設定、機器の故障、電波状態、配信ツール(Zoom等)への不慣れという問題なので、事前の配信・受信テストを十分に行って、受信環境を整えることで防ぐことができるトラブルではないかと思われる。

その他の意見
・オンラインでは感じ取れない対面で感じる空気は大切だと思った。講師の「熱」を感じられてよかった。
・会場で聴く方が集中できて、良い緊張感も持てると思った。


講師と直接対面できる講演会場で受講した方は、その臨場感がよかったという意見も多い。そういう意味では、今後のWithコロナの研修会でも、会場に集まる講演がなくなることはないものと思える。

今後の研修会や講演会は、オンラインを併用しながら、ハイブリットな方式で行われる機会が増えていくことは間違いないだろう。どちらにしても、求められる情報提供に努めていくつもりである。

研修講師は、オンライン・オフラインどちらの方法でも、様々なテーマに対応してお受けできるので、masaの講演履歴を参考にしながら、同頁に記載しているメルアドや電話番号に連絡していただきたい。

正式依頼をするかどうかは後の問題として、まずは問い合わせをお気軽にしていただきたい。
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北の国から介護イノベーション


今朝、僕は北広島市の郊外の丘の上に建つホテルの一室で朝を迎えた。
北広島市
9階の部屋の窓からは北広島市街が見え、その向こう側には左から順に、幾春別岳・芦別岳・馬追山・夕張岳などが眺望できる。まさに絶景といってよい眺めである。

昨日は月曜から滞在していた東京から、午前中の便で北海道に帰ってきたが、自宅には戻らず空港からJRを利用して、札幌市のお隣の北広島市に入ってホテルで待機した後、同市内の社会福祉法人・北ひろしま福祉会さん主催の研修講師として18:30〜20:30まで講演を行った。

講演会場は、「特別養護老人ホーム東部緑の苑」であったが、その施設の目の前では、2023年に完成する天然芝と開閉式屋根のついた日本一のボールパークとなる、ファイターズの本拠地・新球場が建設されている最中だった。
ファイターズボールパーク建設地
同施設の屋上からボールパーク建設工事を眺望させていただいた。こんな近くに日本一の球場ができるとは、本当にうらやましいことである。

昨日の講演は、「介護従事者におけるサービスマナーの流儀〜選ばれる事業者の条件とは?」をテーマにして、同施設の地域交流スペースで行った。
 北ひろしま福祉会・法人職員研修
コロナ禍で、感染を恐れて人が集まる研修が避けられ、オンライン講演が主流になりつつある中で、今回は会場に受講者が集まっての講演会であった。

しかし密を避けるために、会場で受講する人数は数を限って30人程度に抑えての研修である。そのためZoomを利用したオンライン配信も同時に行い、そのほかの法人職員の方々や、他法人の受講希望者の方々は、別会場で画面を通じて講演を受講された。

受講者の皆様に、僕の講演が刺激を与え介護サービスの質向上につながることを期待したい。北の大地から新しい風を起こして欲しい。

それにしても少人数であっても、受講者が目の前にいる方が、講師としては話しやすいなあと改めて思った。講演会は、講師がただしゃべって終わりではなく、会場での言葉にならないコミュニケーションが場を作る。受講者の方々の反応に応じて、講師の話の内容も微妙に違ってくることになり、まさにその質は、講師と受講者の熱交換で左右される要素があると思うのである。こうした講演スタイルが徐々に復活してほしいと思った。

しかしWithコロナの講演会としては、今後もオンライン利用が多くなっていくのだろう。どちらにしても徐々に研修会も復活させないと、正しい情報が獲得されていないことによる弊害が介護現場にも生じ始めている。

特に現在はコロナ禍特例がたくさん設けられ、その確認や正しい理解が不可欠だ。それに加えて来春の報酬改定議論に関連した情報分析も必要だ。コロナ禍特例で収益上のデメリットを少しでも減らす対応は欠かせないし、有能な介護人材を確保したり、顧客確保して介護事業経営を安定させるためには、働く環境の整備やサービスの基礎作り・品質アップも求められる。

それらの情報を集め、新しくて正しい知識を獲得し、様々な対策の動機づけを高めるためにも研修機会は不可欠である。コロナ禍を理由に、こうした介護事業の根幹を形作る研修機会を先送りしたままでは、先を走る事業者において行かれ、有能な介護人材も利用者も奪われ、収益を得るチャンスもなくしていくことになりかねない。その部分の危機感を持っていただきたい。

ピンチの時にこそ、有能な人材が必要になるのだから、ピンチ・通常ではないことを理由に、人材のスキルアップをおざなりにはできないのである。介護事業経営者や管理職の皆様には、是非そのことを理解していただきたい。

職員のキャリアアップのための研修ならば、人材開発支援助成金・キャリアアップ助成金(人材育成コース)なども活用できる。そうした助成制度等も幅広く活用しながら、他法人とのサービススキルの差別化につながる研修を強化することは、法人の未来を創り上げることにつながることを知っていただきたい。

そのためのお手伝いは任せていただきたい。お気軽に連絡していただければ、真摯に対応させていただく所存である。こちらの公式サイトの連絡先へメール等での連絡をお待ちしています。
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人材育成オンライン講演の質問に答えます


僕が<福祉・介護部門>の講師を務める、内田洋行主催 UCHIDA ビジネス IT オンラインセミナーは好評のうちに2回目の配信を終えた。視聴者数も150名を超えており、3回目はさらに増える予定だ。

来週火曜日(10/6)が第3回目のオンライン講演となるが、その際は生配信となりチャット形式でリアルタイムに質疑応答ができるので、引き続き視聴願いたい。文字に張り付いたリンク先に申し込めば、今からでも無料で視聴可能となるので、お気軽にお申し込みただきたい。

第3回目のテーマは第2回に引き続いて、「人材育成」となっているが、今回は実際に介護の場で技術指導をする介護リーダーや、一般職員向けの育成講座だ。間違いだらけのOJTをいかに正して、人が成長し定着する育成法に変えられるかを具体論として話す予定である。是非楽しみにしていただきたい。

このオンライン講演は、11月の第4回目、「介護事業のサービスマナー」を持って一旦終了することになっているが、好評を博して視聴者数も増えていることから、続編が予定されている。

来年1月と2月に、介護報酬改定について解説するオンライン講演も行う予定になっている。12月中に改定率が公表され、1月中に諮問・答申が行われて、各サービス種別別の報酬単価も出揃うことになるが、それを見越して1月と2月に配信をする予定にしている。そちらも是非期待してほしい。

さて今月16日に配信した講演は、8月の第1回配信の際に録画したものだったため、質疑応答ができなかった。そのため視聴者の皆様から視聴後のアンケートをとらせていただき、コメントや質問をいただいている。

オンライン講演No2(2020.9.16 配信)〈第 2 回〉介護施設における人材育成のポイントは?に寄せられた受講者アンケートの結果はこちらをご覧いただきたい。

ここで質問された内容について、この場を借りて答えさせていただきたいと思う。

No4のご意見として、『「キツイ仕事」「60 歳の自分の仕事姿を想像できない」と中年の退職がありました。』と書かれている。

介護の仕事は肉体的にも精神的にもきつい仕事で、シフト勤務もあり、年を取るごとに厳しくなるのはその通りであるが、そのように考える人にこそ、当日の講演スライドで示した、「レベル指標」を活用して、介護の仕事を続け、スキルアップしていく先に、それぞれの希望に応じたゴールや、違う働き方にたどり着けることを示すことで、考え方も少し変わるのではないだろうか。

さらに4回目の講演で、サービスマナーについて話す予定になっているが、親しみと馴れ馴れしさを勘違いした素人レベルのサービスから脱して、介護のプロとして関わることで生まれる新たな介護の可能性や、プロの仕事の結果を感じる喜びを伝える予定なので、そちらも参考にしていただきたい。

No40のご意見として、『新人職員が現場に入る前の座学に対しては、非常に理解できますし、そうあるべきと思っています。しかしながら人がいない状況で、座学の講師に人がとられることで、現場が回らないところもあるかとおもいます。なにか良い方法などあればアドバイスお願いします。』と質問されている。

ここが一番の肝である。座学による基礎学習の重要性は理解できるが、人がいないから時間がとれないという事業経営者は非常に多い。しかしこれはもう、「覚悟」の問題と言って過言ではない。

そのような言い訳で座学による基礎学習をおざなりにしている結果、介護技術を覚えて安心して働くことができるかどうかは、個人や指導者の能力差によって左右され、安定した教育効果があらわれず、結果的に人材が定着せず、いつも人が足りず、いつも人を募集し続ける結果に陥る。

そんな介護事業者が多いからこそ、基礎学習を座学でしっかり行うことができ、一定期間介護実務に携わらずに基礎を学ぶ帰途ができるということが他事業所との、「差別化」にもなるのだ。

第1回配信の、「人材確保」がテーマの講演で話したように、現在の我が国の状況では、外国人労働者や実習生をいくら採用しても、全介護事業者の人材・人員が充足することはあり得ず、人材確保でも、「勝ち組」・「負け組」に分かれざるを得ないわけである。

だからこそ、「人材確保」の「勝ち組」になるためにも、育成システムを整え、それを売りにして職員を集め、実効性のある教育を行うことで職員が定着するのだということを肝に銘じ、人が少なくつたい時期でも、いきなり新人を就業初日から介護の場に放り出すような特攻介護をやめて、きちんとした教育期間を定めて訓練してからOJTにつなげる覚悟が求められるのだ。

人がいないから教育が十分にできないという言い訳をやめて、人がいないからこそ、その状況の改善を図るために、今は歯を食いしばって、人がいない中でも新人はじっくり育てるのだという覚悟がないと何も改善しない。しかし一たび、その覚悟を持って教育・訓練を充実させた先には、必ず明るい未来があると信じて取り組みを始めてほしい。

事実、新入職職員の基礎座学を1月以上かけて行っている社会福祉法人があり、そこには入職希望者が途絶えないという例もあるのだ。この人材不足の折に、入職希望者が待機している法人が存在し、その法人の最大の売りは、安心して働くことができる知識や技術を、「介護未経験者」であっても、新人教育の期間で身に着けることができるということなのである。

基礎座学〜正しいOJTは、職員採用に応募が増え、採用した職員が定着するためには必須のアイテムであることを理解してほしい。

そして「座学の講師に人がとられる」という問題については、この部分は外部の教育の専門家に任せれば解決する問題である。基礎座学はお金をかけても良いのである。そのことで職員のスキルアップが図れ、定着率が高まるのなら、採用にかける費用も減らせるので、死に金にはならないからだ。

例えば、 Indeed等の求人支援サイトにお金をかけて登録して、多少の応募が増えたとしても、応募した職員が定着せず短期間で辞めて、結局職員の巡回速度が高まっただけで、人材不足が解消していないという事業者は多い。それよりも、良い人材が就職したくなって、定着できる職場づくりを目指すべきだ。

その為に大事な基礎学習であるからこそ、実効性を高めるために外部の専門家により指導教育をしてもらうという考え方は必要だ。実務経験が豊富で講師業を専門にしている人であれば、実務に即した専門知識を与えてくれるので、教育効果も高まる。内部の職員で任せられる内容と、外部講師に委任する部分をしっかり区分してプログラムを組むことも、大事な要素ではないだろうか。

サービスマナーや、介護実践家としての使命や看取り介護等に関することなら、僕に依頼してもらっても大丈夫だ。どちらにしても、基礎学習に使うお金は投資として必要不可欠なお金だと考えて、きちんとお金をかけて良いシステムを作るべきである。

さて来週火曜日:19時〜の3回目の配信講演では、正しいOJT指導でについて話をする予定である。

わからないことがあったら何でも質問してください」という指導法が、いかに駄目かを明らかにするので、ぜひお楽しみにしてほしい。
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オンライン講演は結構融通が利きます


昨晩は、登別のぼくの自宅と長崎県五島市の2つの会場をオンラインで結んで、「利用者虐待の要因と虐待防止の視点〜人権はどのように奪われるのか、どうしたら護ることができるのか」をテーマにした講演を行なう予定だった。
zoom講演
講演主催者とも画面を通じて打ち合わせを終え、画像のように準備万端整えて講師紹介を待ちながらPCの前で待機していたのだが、五島のメイン会場の機器トラブルが発生して、音声がうまく会場に届かないようだった。いろいろ調整してみたが結局原因がわからず、配信不能という結果に終わらずを得ない状態になった。

その時、もう一つの場所には問題なく画像も音声も届いてたが、そちらはリアルタイムで受講者が視聴する場所ではなく、担当者が録画して後で受講希望者に配信する予定の場所だった。そのためそこには当日是非とも講演を配信する必要はないし、メイン会場がそのような状況で受講できないのでは意味がないので、機器を十分に調整したうえで後日改めてオンライン講演をやり直すことにした。

ということで昨日のオンライン講演は後日に先送りとなった。今日中にも新しい配信日程が決まるだろう。しかしそのことをネガティブに考える必要はない。

様々なツールを使ってオンラインで会議やセミナーを行う機会が増えてはきたが、まだそうしたツールの使い方に慣れていない人も多いだろうから、こうしたトラブルはあって当然である。勿論、そうならないように備えを十分しなければならないという意見もあろうが、予測不能のトラブルというのはつきものなので、こうしたアクシデントにいちいち腹を立てる必要はない。それよりその後の対応を、どうしたらみんなが幸せなるかという方向で考えたほうがポジティブだ。

それにトラブルやアクシデントというのは、後日良い思い出に変わることが多い。

西宮のカリスマ介護経営者である幸地伸哉さんは、僕を初めてお招きいただいた講演の際は、講師のホテル予約を忘れるわ、2回目のお招き際は、講演会場に持ちこむべきPCを忘れてきて、開場時間が遅れるわ、数々の伝説のアクシデントを創り出す天才である。しかしそのおかげで今もなお親しくお付き合いさせていただいている。ちなみに2度目のアクシデントで、「幸地刑」なる罰を受けている姿は、「通所介護の相談員の役割を伝えてきた」という記事の下の方に画像が張り付いているので、是非とも参照いただきたい。

昨日のアクシデントも、そんなふうに愛すべき思い出に変わり、絆を深める元になるのではないかと考えている。

むしろオンラインであるからこそ、簡単にやり直しの日程調整ができることに感謝したいと思う。

これが研修会場に講師と受講者がともに足を運んで成立するセミナーであるとしたら、何らかのトラブルで当日、講演を中止せざるを得ないとなったとしても、すぐに日程調整して1週間先送りすることは不可能だろう。

講師が時間をとれば、いつでもどこからでも配信できるし、受講者も複数の会場で受講できるため、都合がつきやすいのがオンライン講演の強みである。

昨日の講演は90分の予定で、講演前の紹介や講演後の質疑応答の時間を含めても正味120分に満たない時間で完結することができる。そのくらいの時間ならいつでもとることができる。

しかも前述した通りオンラインの良いところは、場所を選ばないということだ。ネットにつながる環境にあり、PCがありさえすればどこでも話ができる。僕が旅先に居たとしても、時間さえ取れれば宿泊しているホテルの部屋からも配信可能なのである。それがそのままオンラインを通じて受講会場に流れるというのは大きな利点と考えて良い。

だからこそ当初の予定で配信できないとしても、受講者側さえ都合がつけば、僕自身は予定配信の時間や日にちが多少ずれても全く問題ないと思っている。ということで五島市の皆さんも、何も気にしないでください。新たな配信日が決まるのを待って、当日画面を通じて繋がりましょう。

こんなふうにオンライン講演も、ご希望に応じて配信できますので、興味のある方は、「北海道介護福祉道場 あかい花」の画面右上のメールマークをクリックするか、画面上部のグレーの帯に記載している連絡先にご一報いただくかして、問い合わせしてください。

勿論、会場に足を運んでの講演も、全国どこでも受け付けております。来月は北海道北広島市〜三重県鈴鹿市〜愛知県名古屋市〜大阪市〜東京と行脚予定も入っていますので、その途中でも寄ることができます。

まずはご一報をお願いします。
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オンラインセミナーの受講に手間や経費は掛かりません


インターネットを利用して会議を行うための、「ビデオ会議ツール」を使う人が増えてきた。

このツールはリモート会議だけではなく、オンラインセミナーにも利用できるため、コロナ禍で滞りつつある職員研修等にも利用することが多くなっている。

僕もそうしたツールを通じて講演を行う機会が増えているが、まだオンライン講演を受講したことがない人からは、「使い方がわからない」とか、「どんな機器を使えばよいのかわからない」・「経費が心配」という声が聴こえてくる。

しかしその心配は不要だ。オンラインセミナーの受講に必要なのは、通常のPCもしくはモバイル・スマホがあれば十分だ。勿論、画面を通じてやり取りするわけだから、内臓カメラとマイクは必要になるが、タブレットやスマホならそれは必ずついているし、ノートPCの最近のものにもついていないものはない。デスクトップの一部製品についていない場合は、外部機器を購入する必要はあるだろう。

それさえそろえば通常のネット環境で問題ないだろう。例えば8/22に秋葉原から生配信した僕のオンライン講演はユーチューブを利用したが、普段からユーチューブを利用している人は、送られてきたURLにつなぐだけで視聴でき、講演後の質疑応答もチャット機能で参加できたはずだ。

ちなみにその日の講演には150名以上の参加があったが、オンラインセミナー第1回目の受講者アンケート結果を配信しているのでリンク先を参照いただきたい。

ここに書かれているように、「講演会に参加したいと考えていましたが、開催場所が遠方であることが多く、コロナウイルスによる自粛などで難しいと思っていました。このような機会があり、大変嬉しく思います。」・「web でこうしてお話を伺えるようになったということは、悪いことばかりではないなと思いました。」・「第2−4回まで聴講させていただきたいと考えております。」などという声をいただき、オンライン講演だからこそ参加できる人もいることにも気が付き、そこに参加していただく人がこんなに多いことを大変ありがたく感じている。

また多くの方が新たに使い始めているZOOMでのオンライン講演も行っているが、こちらも受講者の方はネット上から無料でZOOMをダウンロードしていただければ、講演配信側から送られてくるURLにつなげて、同時に送られてくるであろうIDとパスワードを入力してアクセスするだけで受講できるようになる。難しいことは何もない。

配信側は時間や人数の制限を受けず、さらにスケジュール管理ができるように有料アカウントを利用する必要はあるが、受信するだけなら無料で利用できるし、受講者は視聴するだけで、自分の画像や音声は流れないようにも設定できるので、気安く参加できるので心配は無用だ。

ちょっと上級者になると、リモート会議等に参加する際に、自分の部屋が映らないように背景画像を設定したり、女性であるならスッピンの顔を見られないように、顔にエフェクトをかけてくれる機能もついているので、それらの機能を使いこなすおもしろさも出てくるかもしれない。

職員に情報や知識を与えて、スキルアップを図る必要性を感じていながらも、コロナ禍でその機会がなかなか取れないという法人等については、ニーズにマッチする形でオンライン絵研修講師も受け付けているので、是非あかい花の公式サイトの連絡先から、お気軽に相談いただきたい。オンラインだけであれば交通費や宿泊費がかからない分、経費が節約できて講演を受講できるのでご検討いただきたい。

また、一般の方が参加できるオンラインセミナーとして、10/16(金)13:30〜C-MASオンラインLIVE全国大会2020が配信される予定になっているので、リンク先のチラシを参照していただきたい。
C-MAS-全国大会2020
僕は2部と3部の座談会に登壇予定だ。豪華メンバーなので気後れしないように話をしてきたいと思っている。

このようにオンラインセミナーが一般化する中ではあるが、まだそうしたセミナーに馴染むことができない高齢者の方もおられる。

特に今後は適切な看取り介護につなげるために、人生会議(ACP)という考え方を普及させなければならない。その普及を図るために重要となるのが、「終活セミナー」であるが、終活を意識する年齢の方々は、70代80代の方が多く、オンラインセミナーには腰が引ける方も多い。そのため主勝セミナーについては、一日も早く会場に一同が介して講演を聴くという、コロナ禍以前のスタイルに戻ってほしいと思う。そうではないと終活をすべき人たちに、人生会議やリビングウイルという考え方を詳しく伝えられなくなるからだ。

しかしどちらにしても今後は、全国各地で終活セミナーの必要性は増し、講師として登壇できる人材は貴重になるので、このブログの愛読者のみなさには、そのような終活セミナー講師となることに挑戦してほしいと思う。

興味のある方は、「変化する意思に対応する終活支援のために、講師となり得るスキルが得られます」という記事を読んで、そちらに張り付いているリンク先の通信講座に申し込みをしていただきたい。

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コロナを理由に職員教育をおざなりにする事業者が落ちる穴


政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長は20日、東京都内で開かれた日本感染症学会の学術講演会で講演し、感染状況について「全国的にだいたいピークに達した」との認識を示したうえで、「どんなに注意しても、100%完全な予防は不可能。事例から学び、社会経済生活への影響を最小限にすべきだ」と語った。

また早ければ2021年初頭にも供給が始まる可能性があると言われるワクチンについて、21日に開催された新型コロナウイルス感染症対策分科会では、診療に当たる医療従事者や重症化リスクの高い高齢者、持病のある人から優先して接種する方向で合意されている。

昨日も国内の新規感染者は1.033人となっている状況を考えると峠はまだ先にあると言えるし、決して油断はできないが、少しずつコロナ後、あるいはWithコロナを見据えた動きが始まっていると言ってよい。

介護業界でも来年4月からの介護報酬改定に向けて、その詳細が秋にもまとめられるのだから、いつまでもコロナウイルス対応だけに追われているわけにはいかない。来年4月以降の3年間の収益を左右する報酬改定と基準改正の情報をしっかりと把握して、中長期の経営戦略を見直していく必要がある。

その為に経営陣・管理職はいち早く正確な情報を手に入れて、分析する必要がある。専門家の見方と予測も参考にする必要もあるだろう。

また報酬体系がどう変わろうと揺るがないものがある。それは介護サービス事業者が生き残るためには結局のところ、「サービスの品質」が決め手になるということだ。これをおざなりにして消えていった小規模通所介護事業者は多いが、その波は今後、大規模法人にも及んでくる。その波をよけきれるのか、飲み込まれるのかという境目は、人材確保と育成にかかってくる。

骨太の方針によって、社会保障費の自然増分を抑制する政策は続いているのだから、増え続ける高齢者や要介護者一人一人にかけるべき国費の単価は減るのである。それでも介護保険サービスの利用者数は増え、介護給付費は2028年までに20兆円に増えるのだから、顧客数を確保しさえすれば、介護サービス事業者にはまだまだ成長の芽はあるということになる。

そこでは客単価は減っても、それ以上に顧客を確保することで事業収益は挙げられるというシンプルな考え方が必要だ。今の顧客数を維持するだけでは先細りになり、事業経営が立ち行かなくなることをしっかり念頭に置いて、選ばれるサービス事業者になるための体質改善が必要になる。そうして生き残れる先に大きな収益もついてくるのである。

だからこの部分にはお金をかけてよい。先行投資を十分行っておくべきなのである。

そこで必要となるのは、サービス利用者の中心となる団塊の世代の人々に、どうやって自社のサービスをアピールして、サービス利用してもらうのかという戦略である。

しかし介護サービスは対人援助なのだから、その品質はシステム以前にサービス提供者たる、「人間の資質」に由来する部分の比重が高くなってくる。この個人の資質をどう鍛え、どう伸ばしていくのかは、ひとえに教育にかかってくるのである。

このように情報確保とスキルアップの機会を常に確保することは、「コロナ禍」でも「コロナ後」でも「Withコロナ」でも常に必要になるわけである。

だからこそ職員研修はおざなりにできないが、実際にはコロナ対応に追われ、事業所内研修もおざなりになっているサービス事業者が多いのではないか。それは事業者の将来を脅かしかねない問題だ。

職員教育を外部研修に頼りきっていた事業者は特に深刻だ。コロナの影響で各種職能団体が主催する研修会は軒並み中止や延期となって、職員教育は自社内で行う必要があるのに、その初歩的ノウハウもなく、呆然と手をこまねいているだけになってしまえば、コロナ後に情報と知識の部分で大きく取り残されて職員も利用者も、「そして誰もいなくなった」というふうになりかねないのである。

だからこそ先行投資として、そうならないための教育へお金をかけるべきであり、研修費用は大胆に支出しても決して無駄にはならないと考えるべきである。

研修が滞っている事業者の職員は、周りを見渡して、この時期でも職員教育に力を注いでいる事業者への転職を考えたほうが良いかもしれないとさえ思う。

感染を恐れて職員研修ができないという状態を放置する事業者に風は吹かないからだ。

逆にこの時期に内部研修をより充実させて、情報を素早く正確にキャッチし、職員のモチベーションとスキルを上げる研修機会を設けることができれば、他事業者との差別化を図ることができ、場合によってそれは、他事業者で働いている人材を含めた、新たな人材流入の流れをつくることにつながるかもしれない。

そこで求められているのがオンライン講演である。

僕は先日、東京の秋葉原からユーチューブを通じてオンライン講演配信と録画を行ってきたが、今日は自宅からZOOMを使ったオンライン講演、「感染対策下の看取り介護〜Withコロナの人生会議(ACP)」を午後6時から120分間配信する予定になっている。

4月緊急事態宣言が発令されたことによって延期されていた福岡県大宰府市の介護事業者の講演も、オンラインを通じて行うことで調整中だ。10月以降の講演も、集合方式・会議方式の研修会も予定しているが、その場合でも参加人数を絞らねばならないので、集まって講演を聴く方式とオンラインを通じて講演を聴く方法を組み合わせて、受講者が講演を聴く場所を分けて研修実施する機会が増えている。

オンライン講演は、ユーチューブやZOOMの他、Microsoft Teamsなどを使って行うことができるが、どのツールを使おうが、受講する側に特別な機器準備や技術は必要ない。お金もかからない。使うツールを無料でダウンロードするだけでつなぐことができるからだ。

ネット環境さえあればPCやタブレット、スマートホンなどで簡単に受信できるのがオンライン講演なので、受講や配信を希望される方は、是非気軽に相談していただきたい。

日程や内容も希望に沿って設定し、ツールの使い方(とはいっても非常に簡単であるが)もアドバイスできるので、まずはメール等で相談の連絡をいただければありがたい。
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内定者辞退者が増える理由を探ろう


昨日は秋葉原のスタジオで、オンラインセミナー介護人材確保策全4回分のうち、第1回分の生配信と、9/16(水)19:00〜配信予定の2回目分の録画を行った。

今日は一旦北海道の自宅に帰るが、このあと10/6(火)に3回目の生配信と、11月に4回目の録画配信を行う予定になっている。このオンラインセミナーの案内は、こちらのサイトで随時更新掲載されていく予定なので注目していただきたい。(※今日現在は9月の配信予定分まで掲載されています。)

参加予定者は180名以上であったが、実際にオンラインにつなげてくださった人数は130人を少し超えた人数とのことであった。参加申し込みをされた方は、昨日聴き逃しても後日録画配信分を視聴できるため、都合がつかなかった50人以上の方々は、そちらを視聴されるのだろうと思う。

昨日のオンライン講演はユーチューブでの生配信であったので、僕の講演が終わった直後からリアルタイムでチャットを利用した質疑応答も行った。

その中で、「内定者が就職する前に断るケースが増えているが、どう思うか」という質問が出された。

内定辞退理由が、面接試験等で示された企業理念や条件等を再考して自分の考えや希望にマッチしないということであるなら、それは採用面接の目的の一つを達成しているという意味なので特に問題ないと思う。むしろ不満や疑問を抱えながら、とりあえず働いてみようと考える人が、一旦働いて仕事を教えている途中に、「やっぱ無理です」と辞められるよりずっとマシだと思う。やる気のない人に手をかける無駄が省けるからである。

しかし内定辞退者が以前にも増して増えているとしたら、その辞退理由は別にあって、そのことは職員募集している事業者にとって深刻な問題を示している可能性がある。

特に事業者側が面接で、その人材に手ごたえを感じて、是非就職してもらいたいと思うような人材が内定を辞退するケースが増えているのなら、理由は別にあると考えたほうが良いだろう。

仕事ができる有能な人材ほど就職や転職に際しては、自分が事業者に選んでもらえるかという視点のみならず、自分自身が就職先を選ぶという視点を持っているのである。

つまり有能な人材ほど、複数の介護事業者の募集に応募して、応募の受付の対応・採用試験の連絡に際の対応・面接等の試験での担当者の対応などを確認し、採用試験時にその職場の雰囲気や職員の対応の仕方などを観察したうえで、就職先を選ぼうとする傾向が強くなっているのである。

そういう意味では試験を受けているのは、募集に応募してきた人のみならず、募集事業者そのものが求職者から試験を受けているという側面があることを忘れてはならないのだ。この傾向は介護福祉士養成校の卒業生にも強まっていることは、「人材から選ばれる事業者という意識」という記事の中でも解説しているので、そちらも参照願いたい。

それは介護職員という職種が売り手市場であって、どこの介護事業者もその人材確保に悩みを持ちながら経営しているという事情が背景にあることによって生じている事態だが、その背景要因はおそらく今後もずっと解消しないだろう。

つまり求職者から選ばれない事業者は、永遠に人材不足を解消できないということになるのだから、内定辞退者が多い介護事業者は、内定者がその介護事業所を選ばない原因と理由がなんであるかという検証作業を急がねばならないのである。

若者が介護福祉士養成校に入学する人の動機のトップは毎年、「人の役に立ちたいから介護の仕事をしたいと考えた」であるように、人材から人財に成長しうるスキルの高い人ほど、理想とは程遠い劣悪な介護の現実を目の当たりにして、そうした職場では働きたくないと思う傾向が強まるのである。

サービスマナー教育はそうした意味でも重要となってきている。採用面接時に訪れた介護施設の職員の、利用者に対する荒々しい言葉遣いに幻滅して、そこで働く気がなくなったという人の声を放置しているような介護事業者は、人材不足が原因となる倒産予備軍である。まずは今いる職員にサービスマナーの必要性を理解してもらい、サービスの品質向上意識を植え付けなければ、必要な介護人材は確保できない。

受付職員の見下したような態度に不快を感じて、そこで働く気がなくなる人は思った以上に多いので、窓口対応する職員にも十分注意を促さねばならない。

内定辞退者が増えている介護事業者には、このように何らかの問題があることが多いのである。

各種調査によれば、介護職員の不足感を持つ介護事業者の割合は、毎年のように過去最高を更新し続けているのだから、人材獲得競争も激化するのは当たり前である。その競争に勝っていかないと、人材確保で負け組とならざるを得ないが、それはすなわち事業経営の危機に直結する問題なのである。

早急に人材確保に支障を来す問題点を組織の中に内包していないかを確認・是正するシステムを機能させる必要がある。そうしないことには今後の介護事業経営は益々困難となることを自覚してほしい。

なお内定辞退者が増えているのに、なんの対策もとろうとしていない事業者に勤めている職員は、次の働き先を今のうちに探しておいた方が良いといえるかもしれない。
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人材が育たない職場の大きな勘違い


日本経済の状況を見渡すと、コロナ禍によって低迷していた個人消費に下げ止まりの動きがみられるものの、企業部門においては休業自粛要請の解除後も業績は悪化し、景況感は大きく落ち込んでいる。

好景気の恩恵を受けることが少ない北海道内の企業への影響は特に大きく、5月の売り上げ減の幅は8割 にも及んでおり、小規模事業者ほど影響大であるという調査結果も示されている。

そうしたことも影響してか、僕が住む登別市内を管轄とする「ハローワークむろらん」が7月31日に発表した6月の有効求人倍率は、前年同月を0.31ポイント下回っている。しかし介護事業者の求人倍率は下がっていない。

つまり介護事業以外の業種で倒産や解雇件数が増えている中で、介護事業者の求人に応募する人が増える可能性が生まれているのだ。実際に求人に応募してくる人の数が増えていることを実感している介護事業者の求人担当者の声も聴こえてくる。

しかしそこで一気に人員不足を解消できると手放しで喜んでもいられない。応募者の中には介護職には向かない人も含まれているし、教育の手が及ばないスキルの持ち主もいるからだ。

しかも現在の状況から云うと、他に仕事がないから、「とりあえず求人がある介護職でもしておくか」という風に、介護の仕事を腰掛け程度にしか考えていない人も応募者には含まれている。そういう人は、介護事業者に就職して将来に備えてスキルを磨こうという動機づけも持たず、他に良い仕事があったらすぐに転職しようと考えて、まともに仕事を覚えようとしなかったりする。

そういう人を一たび採用してしまうと、他の職員に負担がかかるだけではなく、頑張っている職員の足を引っ張り、職場全体のモチベーションを下げるという、「人罪」となりかねない。そうなると良い人材がバーンアウトして、結果的に今以上に人材確保に困ることになるのだ。

介護事業者の理念やビジョンに共感できない人は、組織の秩序を壊す要素にしかならないのである。

だからこそ経営者や求人担当者は、今だからこそしっかり人を見極め、良い人材だけを採用するように努めなければならない。

同時に採用面接だけで人材を見極めることは難しいのだから、一定期間の試用期間を定めて、その期間は教育期間であると同時に、正職員としての適格性を判断する期間であると認識すべきである。

勿論、試用期間と言えども労働契約自体はすでに成立しており、事業者都合で勝手な解雇はできないが、試用期間中の解雇については、通常の解雇よりも広い範囲で解雇の自由が認められており、合理的理由により使用者が解約権を行使でき、「能力の大幅な不足」や「勤務態度の不良」での解雇は認められるので、その間に見極めるという考え方も必要だ。

しかし介護の経験が全くない人であっても、思わぬ才能を発揮する人もいるので、今の状況はそういう人を見出し、将来の戦力となる、「人財」として活躍してもらうチャンスでもある。そのためには人材育成のシステムがなければならない。それはどういうシステムなのだろうか。

人材が育たない職場には大きな特徴がある。それは経験を積んだ職員であれば、誰でも新人教育ができるという勘違いをしているという特徴だ。そのため新人職員を現場に放り出して、今いる職員が仕事を教えればよいとするだけの行為を、「職員教育」と勘違いしているから、職員が育たないし定着しないのである。

なぜなら、新人教育を現場に丸投げするやり方では、仕事の手順しか教えることは出来なくなるので、業務内容がどのような意味で、そうなっているのかという根本を覚えることができずに、仕事に疑問や不満を感じて辞めていく人が多くなる。辞めないとしても、将来の人財となるようなスキルは獲得できないという状態になる。

そもそも「見て覚えろ」は教育の質を担保せず、育つも八卦・育たぬも八卦という状況しか生まれないのである。教育者には、「教える資質」が必要なのである。教える現場で教育者がやってはならない行為も存在するのである。それらをきちんと教えて教育係を育ててるのかが問題だ。

それらの問題や課題を解決するためにどうしたらよいのだろう。その答えを示すために、今月から内田洋行主催の、「UCHIDAビジネスIT オンラインセミナー(福祉・介護事業者向け)」を開催する。初回は8/19に行う予定になっているが、全4回シリーズの内容は以下のようなテーマと内容を予定している。
UCHIDAオンラインセミナー
セミナー名にリンク先を張り付けてあるので、受講希望者はそちらからお申込みいただきたい。

収録は秋葉原のスタジオで行う予定になっており、僕は約3月ぶりの道外移動となるが、ウイルスに感染しないように気を付けて行動したいと思う。
オンライン福祉セミナー
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Web講演に関するアンケート結果を見て思うこと


先週月曜日から、読者の皆さんに呼びかけていたアンケートの回答者数がちょうど200件に達したので、本日をもってアンケートを終了させていただきます。ご協力いただいた皆様には、この場を借りて深く御礼申し上げます。ありがとうございました。

お約束でしたので、その結果を発表します。
アンケート結果
ご覧のように、オンライン講演を視聴するのに最も都合の良い時間帯として得票が一番多かったのは、「平日の19時以降」となっております。以下2番、「平日の17時〜19時」、3番、「平日の13時〜15時」となっています。

ということで曜日としては土日祝祭日より、平日を希望する人が多いようです。時間帯として19時以降が多かった理由は、業務を終えて自宅でゆっくり視聴できるという意味でしょうか。

その他を選んだ方の意見を次に紹介します。
アンケートその他の内容
このアンケート結果は、8月から配信予定の、内田洋行主催のWebセミナー(僕の4回予定の講演)の日程を決めるにあたって参考にさせていただきます。諸々の事情があるので、ご希望に完全に沿えるかどうかはわかりませんが、今後様々なWebセミナーの参考にさせていただきたいと思います。

ところで僕が行う講演の中で最近の一番人気は、「サービスマナー講演」です。内田洋行の主催セミナーの中でも、そのテーマでお話しする機会を創ります。

介護のプロとして顧客に対するサービスマナーを持つことは、職業倫理の枠を超えて、介護事業経営上不可欠リスク管理の一つとなってきています。従業員にサービスマナーの意識が無い介護事業者はどんどん顧客離れが進んでいきます。特にデイサービス事業者の中には、顧客が集まらずに倒産の憂き目にあっているところが増えています。介護施設をはじめとした、居住系サービスもその波は避けられないところに来ています。

それに加えて、介護事業者に対する損害賠償請求を求める訴訟が増えつつあります。その理由の一つが、医療訴訟が専門だった弁護士が、脇の甘い介護事業者をターゲットにして、介護訴訟の専門に軸足を移しているという状況も影響しています。

その中には従業員の利用者に対する虐待・不適切行為をターゲットにした訴えがあります。不適切な言葉遣いを放置しておくだけで、暴言によって傷つけられる利用者から損害賠償を請求されないように、これからの介護事業者は、従業員に対して顧客対応としてふさわしい態度や言葉遣いを身に着けさせる必要があります。

いつまでも、「タメ口」がフレンドリーな言葉遣いだと勘違いしてはならないのです。職業として労働対価を得ている以上、そこでサービスを利用する人はすべてお客様でああるという、ごくあたりまえの常識を持って接することを徹底しないと、大変なことになりかねないことを、介護事業経営者や管理職の皆さんは強く意識してください。

先日、岡山県勝央町にある特別養護老人ホームで、少なくとも2年前から2020年3月にかけて職員が入所者11人に対し腹部をひもで縛るなどの虐待を行っていたことが分かりました。今回の事件に関与している職員は22人にも上り、日常的に虐待が行われていたとみられています。

施設側は、入所者への対応を指示していた介護主任など主導的な役割を担ったとする職員4人を虐待や調査妨害を理由に解雇しておりますが、解雇された職員らは「おむつに触れないようにするためだった」・「家族にも同意を得て行っていたので問題ない」などと説明して解雇無効の訴えを起こしています。

しかし身体拘束は、家族の同意があれば許される種類の問題ではなく、特例の場合も緊急かつ生命に危険が及ぶ場合に限られ、それも一時的なものしか認めらていません。ですからそのような理屈は通りません。

何よりこの施設では、入所者のズボンの腰ひもを強く縛ったまま放置する、部屋に閉じ込めるなどの虐待行為が繰り返し行われていたことが明らかになっているだけではなく、身体的な虐待のほか、「やかましい」などの暴言や、時間内に食事が終わらない入所者に対し食事を途中で片付けるなどの行動も確認されています。

日常的なサービスマナー意識の欠如が、多くの従業員の感覚を麻痺させて、顧客であり人生の先輩でもある高齢者の方々に、配慮も何もない対応が日常化していたことは明らかです。

こうした事件が起きると、介護施設と言えど顧客確保が困難になる恐れがあるだけではなく、実際に被害を受けた利用者に対する損害賠償責任が生ずる可能性も高まります。

しかしこのような虐待の原因を人手不足のせいにして、職員の責任ではないかのような声が一方で起こりますが、そもそも人を縛ったり、罵倒したりすることが、人手が足りないから許されると考えることそのものが感覚麻痺です。

人手が足りない理由も、サービスマナーの欠片もない対応に、嫌気が差して職員が定着しない結果であることが多いのです。

そもそも顧客に「やかましい」と罵倒することが許される職業が他にあるでしょうか。介護事業では、そんなことが起こり得るというだけで異常な業界だといえます。異常な従業員がたくさん存在しているのです。これを変えなければならない。

しかしそんな事業者ばかりではないです。介護福祉士養成校から卒業したばかりの、若い職員を教育して、利用者に対して、「かしこまりました」という接客用語を使いこなしている職場もあります。(参照:若い介護職員が凛々しく見えたとき

そこではしっかりサービスマネー教育が行われているのです。教育効果があがらない職員は、試用期間で選別しているのです。その結果、対人援助にふさわしいサービスレベルを保っているのです。

どうぞすべての介護事業者が、そんなふうに人を幸せにできるサービス事業者であることを願ってやみません。そのための教育のお手伝いは、いつでもどこでもさせていただきます。
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介護事業の未来を輝かせる人材がそこに居ます


コロナ禍で、一般参加型の講演会がことごとく中止・延期となってきたが、このところ少しずつ参加型講演会の復活の兆しが見え始めている。

巷では在宅ワークを終了させ、出勤型勤務に切り替えている企業が多く、仕事のスタイルは以前の状態に戻っているのだから、参加型講演会も普通に行われてよいと思う。感染予防のためには、参加者にはマスクを着用してもらって、できるだけ窓を開け、過密にならない距離を取った参加者配置をすれば全く問題はない。そもそも講演会はシャウトするわけではないので、密閉空間でカラオケしたり、ライブを愉しんだりするのとはわけが違うのである。

WEB講演会も当たり前になりつつあるが、僕のように台本のない講師は、会場で受講者の表情を見て、空気を読みながら講演内容を微妙に変えているので、やはりライブが一番伝わりやすい。名刺交換や、その際に雑談することも、講師・受講者双方にとって貴重な時間である。質疑応答も、ネットを通じてはなかなか質問が出てこないが、参加型講演だと手が挙がりやすいし、質疑応答の時間で聞けなかったことを、帰り際に講師に尋ねるなんてことも参加型講演でしかできないことだ。

ネット配信する講演で得るものもあるだろうが、講演会場に自分で足を運んで、講師の生の声を聴き、表情を見ながら会場の反応を肌で感ずることは、学習効果として大きな要素となるのではないだろうか。

人材のスキルアップは、介護事業経営上、最も集客効果が期待できるアイテムであり、事業を支える大切な基盤なのだから、是非参加型研修・講演会を適切な時期に復活させてほしいものだ。

さて人材と言えば、今現在も介護業界にはたくさんの貴重な人材がおられる。昨日の記事で取り上げた、通所サービスとショートの特例算定については、表の掲示板の新スレッドで、さらなる熱い議論が展開されているが、その議論展開を見て、改めてそう思った。

その議論の中心は、介護事業者への感染対応支援策として、『利用者負担』が増えてよいのかという問題である。そこには実際に使っていないサービスの負担が強いられることや、同意した人だけが負担増となるという公平性の問題など様々な問題があるが、あらかじめ定められた法定費用負担を超えた自己負担を、急に強いてよいのかということが議論されているのである。

昨日も書いたが、そこに正解も不正解もないと思う。議論されているスレッドを見てわかるとおり、コメントを書いている人々は、みな真摯に真剣に意見を戦わせており、そこには個人のエゴとか、身勝手さは感じられない。双方の立場で真剣に、どうすればよいかを議論しており、なかには自分や自分が所属する事業者の不利益をあえて選択する人もいる。それは即ち、この国がどういう方向に向かうべきかという議論にもつながるかのような熱い議論である。

コメントを書いてくれる人の知識もかなり豊富だ。論旨明瞭な文章に思わずうなることも多い。

利用者負担増にしても、その額は月に千円に達するかどうかという額である。勿論、その額がとるに足らない過小な額などというつもりはないが、何万円もの国見負担増につながるルール改正等を、さしたる審議もなしに国民に課すこの国で、介護業界には何百円の利用者負担増という問題の是非を巡って、喧々諤々と議論してくれる人々がいるということに注目していただきたい。

政治家にこの議論内容を見せてやりたいと思う。

そのような人材がこの業界を支え、この業界で活躍しているのである。介護事業は厳しい風にさらされることが多いが、こうした人材がいる限り未来は決して暗くない。

希望の光を感じさせくれる人々にエールを送りながら、僕もその人たちの声や姿を多くの方々に伝え、それらの方々の熱い思いを様々な人に届けられるように、もう少し頑張ってみようと思ったりしている。

介護業界の未来を、「暗くて見えない」にするのではなく、「明るすぎて眩しくて見えない」といえるようにしたいものだ。
Webセミナーに参加しやすい時間帯を教えてくださいというアンケートをおこなっています。クリックして回答のご協力をお願いします。

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オンライン講演に関するアンケートのお願い


コロナ禍の影響で、今年3月くらいから各地で予定されていた研修・セミナー等が延期や中止になっている。

しかし感染症対策で研修などは二の次であるという考えている人がいるとしたら、それは大きな間違いである。感染症の対策のための情報知識を獲得するためにも研修の場は必要不可欠であるし、コロナ禍以後の事業経営を考えたとき、職員のスキルアップは必須アイテムであり、ここでその取り組みをおざなりにしたり、後退してしまっては後々の大きな禍根につながりかねない。

特に今の状況は、通常国会で介護保険改正法案が成立し、新しい制度が動き始める中で、来週に予定されている介護報酬改定に向けた議論が進められている。感染予防対策費がそこに上乗せされることになるかどうかという問題に限らず、自立支援介護としての「アウトカム評価報酬」の導入はどうなるのか、医療機関以外でのターミナルケア・看取り介護を推進する国の姿勢が、介護報酬にどのように反映されるのかなどについて、最新情報も常に獲得し分析しておかねばならない。

だからこそ、「学びの場・情報獲得の場」をいかに創り出していくのかが大きな課題となっているのである。

そのことに気が付いている先見の明のある介護事業経営者は、すでにAfterコロナの取り組みとして、職員研修等の取り組みも再開している。そのためぼちぼちではあるが、会場を利用した研修・セミナーが復活開催されつつある。

ただ感染拡大が完全に収束しない段階で、大勢の人を集めて研修を行うことを自粛する動きは相変わらず多いのも事実だ。そうした状況の中で、介護関係者のスキルアップと情報獲得の機会を確保する場となっているのがオンラインを利用したセミナー等である。

小濱介護経営事務所代表の小濱 道博氏が最高顧問を務めているCーMASの全国大会も、今年はZOOM開催となっているが、ここに僕も参加予定である。
CーMAS全国大会2020
今回の開催テーマ(予定)は、「次期改定における自立支援介護とターミナルケア」ということで、僕にとっては一番得意分野の話をできそうだ。参加方法や詳細は後日、C−MAS事務局から発表となるそうなので、その時に詳しく紹介させていただきたい。

ところで毎年、明治記念館と大阪グランフロントの2会場で行われている、「内田洋行主催ITセミナー」は、1.000人以上の来場者がある大イベントであり、そこの1会場で介護に関連した話をさせていただいているが、今年はそのイベントも開催見送りとなった。

それに替えて内田洋行主催の介護事業者向けWebセミナーとして、僕の講演を配信することになっている。内容は介護人材確保・人材育成・介護事業経営に関するもので、『経営者・管理職向け』と『職員向け』に分けて、最低でも今年中に4回の開催ができるように準備を進めている。

1回の講演時間は50分程度を予定しており、リアル配信することで画面を通じて質問もオンラインで受付るため、質疑応答時間を含めて60分のセミナーとする予定である。

第1回は8月初旬に開催したいと思っているが、問題は開催時間帯である。できるだけ多くの関係者の皆さんに聴いていただけるように、皆さんのご都合の良い時間帯に配信時間を設定したい。

そこで皆さんにアンケートのお願いである。Webセミナーに参加しやすい時間帯を教えてくださいというアンケートフォームを作成したので、文字リンクをクリックして皆さんの最も受講しやすい時間を教えていただきたい。

一つの電子末端(PC、タブレット、スマホ等)からは、1回きりの回答しかできないように設定してあるのでご了承いただきたい。

アンケートは1週間後くらいを目途に、結果を広く周知して、皆さん自身の参考にもなるようにするので、是非多くの方にご協力いただきたい。よろしくお願いします。

こうしたオンライン利用が今後はますます増える。介護事業者でもこうした時代に対応していく必要があるが、だからこそこうした機器を動かすための固定費である、「電気料金」の節約は大きな課題だ。そのためにこちらの記事で紹介している方法を是非取り入れていただきたい。まずは無料見積もりで、本当に経費削減ができるかを検討していただきたい。

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帰れないmasaがお勧めするこの時期だからこそのネットセミナー


新型コロナウイルス感染予防のために不要・不急の外出自粛が呼びかけられる中、介護事業に対しては国から感染対応の数々の特例通知が発出され、その確認と解釈に追われている関係者が多いことだろう。

しかしセミナーなども開催が見送られて、情報を解説してもらえる機会を得られずに、その解釈に困っている方々も多いのではないかと思う。

何より小規模の事業経営者やその管理者の方は、今回のコロナウイルス対策で売り上げが減少して、2月後、3月後の介護事業経営に不安を持っている方もいるのではないかと推察する。それらの方々が今、何を考え、どんな備えをしておいたら良いのだろうか?

そうしたことに対して適切なアドバイスを求めている人にとって朗報がある。辻川 泰史氏・藤田 英明氏・小濱 道博氏という介護業界の三巨頭が主催するZoomを使ったネットセミナーが行われることが決まった。

詳しくは、「コロナ後の介護経営を語る〜With コロナ時代〜」をご覧いただきたい。(※参加登録は、こちら、からお願いしたます。)

小濱先生の講義に続いて、猪瀬元東京都知事も登壇して対談に参加するとのことで、どんな内容になるか大いに期待されるところである。コロナウイルス感染症に対応している今からの介護事業経営に大いなるヒントをいただけるのではないかと思う。

この企画で無料とは太っ腹ではないか。お金もかからず時間さえ割けばだれでも参加できるのだから、他では得難い機会だと思う。是非多くの人に参加していただきたい。

僕も当然ネットで視聴参加させていただく予定だ。来週の土曜日開催なので、今から時間をやりくりして参加準備を行ってはいかがだろう。

さてそんな僕の私事も少し紹介したい。僕の今の仕事は全国を旅する仕事のようなものだから、様々な交通事情に巻き込まれて予定が狂うことは少なくない。

今回は6日に福岡入りして今日18日(土)に北海道に帰る予定だったが、今日予約していた便が2本続けて欠航となり、今日の全便が欠航の恐れがあると言われ、急遽昨日のうちに新千歳まで帰る便がないか手配するのにてんやわんやしていた。その経緯については、「masaの徒然草〜北海道に帰られなくなるという事態が起こりそうになっています〜とりあえず福岡空港に向かいます・・・。」を参照いただきたい。

その結果、福岡空港17:50発の羽田経由で、新千歳空港に21:30に到着できる乗り継ぎ便を予約することが出来て、ほっと胸をなでおろし福岡空港に向かった。しかし胸に一抹の不安があったのは、羽田での乗り継ぎ時間が25分しかないことだ。通常、同じ航空会社の乗り継ぎでも30分がぎりぎりのところだが、今回は航空会社の減便欠航という事情があったので、そうした乗り継ぎが可とされたのだと思う。

ところが案の定トラブル発生。福岡発の便の機体整備が必要になり、新千歳便への乗り継ぎが不可能になってしまった。そのため昨日は、再び博多に舞い戻り、駅近くのホテルでさらに一泊して今朝を迎えた。まあ焦ってもなるようにしかならない。しかし昨夜は心配で熟睡できず、今朝は夜明け前の4時4分に目が覚め、そのまま寝れずに過ごしていた。

それでも今朝はごはんでもゆっくり食べることができ、空港にも無事たどり着いた。

あとは新たに予約を入れた便が、予定通り飛んで今日中に何とか北海道に帰りつけることを祈るのみである。

それにしても昨日はさすがにショックで、福岡空港から再び博多駅に舞い戻る地下鉄の車中で思わず陽水の、「帰れないふたり」を口ずさんでしまった。よくない兆候だ。今日は帰るぞ。

でも懐かしかったので、皆さんもユーチューブで懐かしい一曲を楽しんでいただきたい。僕らが中学生のころ、ギターを弾きながら歌っていた曲である。

今日は福岡も千歳も天気に問題はなく、先ほどJAL福岡空港11:45発、新千歳直行便のチェックインも無事終わり、先ほど搭乗口に入って人気のほとんどない、「さくらラウンジ」で呑気にコーヒーを呑みながら、機内への案内のアナウンスを待っているところだ。

案内ボードには定刻運航が表示されているので、まさかこれからトラブル発生で欠航ということはあり得ないだろう。ということで今日はこのまま家までたどり着けそうだ。福岡でお世話になった皆様、昨日から今日にかけてご心配くださった皆様、ありがとうございます。今度はGW明けくらいに福岡に来れればと思っています。

さて、新型コロナウイルス感染症による緊急事態宣言の影響は、そのほかにも僕の身に様々に降りかかってきている。昨日は福岡の顧問先まで、登別市役所の介護認定係担当者から電話があり、来週木曜日に予定されている審査会については、審査会開催を行わずに書面審査の多数決のみで認定結果を出すことになったという。

これも初めての事態で特例対応である。どちらにしても社会活動・社会生活の様々な面で不便な制約を受ける日がしばらく続く。このピンチは、みんなで力を合わせて乗り切るしかない。もうしばらく頑張って、不急・不要の外出は控えましょう。

僕も北海道に帰りついた後は、「コロナ後の介護経営を語る〜With コロナ時代〜」をじっくり視聴することも含めて、しばらく家に籠ろうと思っている。

様々な脅威と不便と困難が入り混じっている時期ではあるが、皆でこの危機を乗り切ろう。合言葉は、「終わりなき始まりはない。」である。
理想の介護事業者をお探しの方は、こちらに無料登録ください。

※4/4〜新しいブログmasaの徒然草を始めました。こちらも是非ご覧ください。

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まもなく新刊を上梓します


僕が上梓している本の中で一番新しい本は、看取りを支える介護実践〜命を支える現場から」(日総研出版)である。

この本は、「看取り介護」という介護の一領域にテーマを絞っているため、読者には限りがあるのかなと考えながら上梓した本であるが、昨年1月に出版以来たくさんの方々に購入いただいて、業界本としては異例の販売部数となりつつある。これもひとえに読者の皆さんのおかげである。

看取り介護という言葉は、介護の場のみならず、一般的にもかなり浸透しており、看取り介護を実践する場も広がっている。しかし看取り介護の実践レベルには、実践主体によってかなり差が生じており、単にそこで死ぬ人がいるだけで、看取り介護を実践していると勘違いしている人が多いのも事実である。

この本を読めば、偽物の看取り介護がいかに人を幸せにせず、人生の最終ステージを生きるための、「暮らしの質」を引き下げているかがわかるだろうし、その真逆にある、『本物の看取り介護』とは何かということがわかるだろう。命に寄り添う真の看取り介護実践を目指す方は、ぜひ一度手に取って読んでほしい本である。

しかしその本の出版からもう1年以上過ぎてしまった。読者の皆さんからは、「次の本はいつ出るんだ」とか、「もう本は出さないのか」という声も聴こえてきている。

執筆作業はかなりエネルギーを使うために、執筆直後はもう本を出版するための原稿は書きたくないと思ったりすることも事実だが、せっかく読者が待っていてくれるのだから、ずっとさぼっているわけにもいかないし、時間が経ったことで僕にもそろそろ執筆エネルギーがたまってきた。それに僕も年だけに、いつまで本を書くことができるかわからないし、書いても出版してくれる会社がいつまでもあるとは限らない。

ということで読者ニーズと、筆者の意欲があるうちに本を出した方が良いと考え、今年も新刊を出版することが決まっている。

今度の新刊は、「人を語らずして介護を語るなシリーズ」と「介護の詩〜明日へつなぐ言葉」の出版元である、ヒューマン・ヘルスケア・システム社(HHCS)から出版されることになっている。

それは単なる予定ではなく決定事項あり、新刊は今春確実に出版されることになる。なぜならすでに僕の執筆作業は終わっており、原稿はすべて出版社に送っているからだ。現在出版社では編集に取り組んでいるところである。

新刊の内容は、愛を込めた激辛介護評論というものになるだろうと思う。
無題
(※画像は送った原稿の一部である。ただしこの原稿が採用されるかどうかは現時点ではわからない。)僕は今、ひたすらゲラが挙がってくるのを待っている最中だ。ゲラが送られてきたらすぐにでも校正作業にかかる予定であるが、今はただ編集者の方に頑張れとエールを送るのみである。

今回の新刊は、僕にとって7冊目(共著本を入れると8冊目)の自著本となるが、今まで出版された本と異なるのは、今回の本には僕の書いたものだけではなく、編集者による僕のインタビュー記事も載せられるという点である。そちらにも是非注目いただきたい。

出版の折には東京都内で、「出版記念シンポジウム」も開催する予定なので、是非全国津々浦々からお集まりいただきたい。

今頭を悩ませているのは、本のタイトルをどうするかということである。いくつか候補を挙げなければならないが、なかなか良いアイディアが思い浮かばない。

誰か知恵を貸してくれないだろうか(笑。

良いタイトル案がある方は、コメント欄に候補を書いていただくと、本当にそのタイトルが採用されるかもしれない。その場合は、当然のことながら本を進呈させていただくつもりである。

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小さな研修会の重要性


僕の講演会には、人が集まると言われている。受講者が100人を超える講演は普通のことだし、最高受講者は過去に1.300人という講演会もあった。

だからと言って、僕にとって受講人数が問題であるという考え方は一切ないし、受講人数が少ないから力が入らないなんて言うことも決してない。

大物歌手がコンサート会場の席が埋まっていないことに憤慨して、コンサートを中止したというエピソードがどこかであったが、そんなことは僕の講演に関してはまったく気にしなくてよいのである。

講演依頼をされる方が、「職場の研修なので、受講者が少なくて恐縮なんです」と遠慮がちに言われることがあるが、そんなことは一切気にしないでほしい。どんなに少ない受講人数だろうと、依頼主の方々は僕にとって大切なお客様であり、指定された条件の中で最善を尽くすのがプロと思っているので、何の遠慮もなくご依頼願いたい。

そもそも職場単位で行う研修会ならば、受講者数が限られてくるのは当然であるし、その中でも職種指定の研修ならば、10人に満たない人数であることも当たり前である。しかし少ない人数だからこそ受講者の理解度を深めなければならない。講師にとってその責任は重大だ。限られた少ない受講者が職場の中で、研修を受講していない人たちに研修内容を正確に伝えるためにも、わかりやすく丁寧に伝えるのが僕の役割だと思っている。だから遠慮なく、「小さな職場研修」の依頼もしていただきたい。

一昨日も宮城県栗原市の介護事業所さんで、リーダー向けのサービスマナー研修を行ってきた。
リーダー向けサービスマナー研修
受講者は、管理職・リーダーの方々8人であった。されど8人である。この方々が部下の職員や、4月に入職する新入職員に、介護事業者の職員として護るべきサービスマナーについて伝えなければならないのだから、まずこの方々がその必要性に気が付いて、実践できなければならない。だからこそ僕の魂を込めて、想いと実践方法を熱く、かつ分かりやすく伝えてきた。1年後のこの事業者の変化が楽しみだ。

特に新年度に入職する職員の教育はまったなしである。それによって事業所のサービスの品質が決定し、顧客から選ばれるのか、見放されるのかが決まるかもしれない。そこを誤れば取り戻すのに時間は最低3年かかるだろう。だからこそ新人を教育する職場のリーダー職を含めた先輩職員の教育と意識改革の機会は今この時期までにしておかねばならない。この部分に関しては、コロナとか言ってる場合ではないのである。

ところで今回の旅は飛行機を利用せず、北海道新幹線に初乗りして講演場所まで移動した。

JR東室蘭駅から特急・北斗に乗って新函館北斗駅で新幹線に乗り換え、盛岡経由でくりこま高原駅までの旅は、飛行機を使って移動するよりやや時間が掛かるのかもしれない。しかし搭乗手続き等の煩わしさなどを考えると、鉄路だけの旅は快適だった。今後東北講演は今回のように新幹線利用が楽かもしれないと思ったりした。
大沼
現在北海道の新幹線は新函館北斗駅が玄関口となっている。そこに向かうためには、札幌〜函館を結ぶ函館本線を特急列車で走る必要があるが、新函館北斗駅直前の大沼は、この日は凍結しており、うっすら雪が覆っていた。桜の咲いている地域もあるが、北海道はまだまだ冬である。
北海道新幹線
北海道新幹線である。姿かたちも色も、僕の目には凛々しく映る。
磨き弁当
鉄道を利用した旅の楽しみの一つは、「駅弁」だ。新函館北斗駅で購入したのは、「みがき弁当」。この弁当は函館駅でかなり前から売られている人気弁当で、身欠きにしんを甘辛く煮たものと、食感がぷりぷりの数の子が乗った弁当で、今での人気の弁当だ。990円。北海道にお越しの際は是非お試しあれ。ちなみに弁当が小ぶりに見えたので、左に写っている「イカ蒲鉾」も買ったが、弁当だけで結構お腹は膨れた。
くりこま高原駅
くりこま高原駅。栗原市で講演を行なうのは初であるが、この駅は過去に2度ほど利用したことがある。2年ぶりくらいの利用だと記憶している。
栗駒山麓ジオパーク

栗駒山麓ジオパーク2
この地域は、栗駒山麓ジオパークに指定されており、周囲には雄大な自然を感じさせる景色が広がっている。
栗原市
栗原市は、マガンなど渡り鳥が渡ってくる場所としても有名だ。朝日を浴びた鳥たちにとって最高の場所なんだろう。ここから介護の新しいマナースタンダードを発信してほしいものだ。

研修会後は、主催者の方に栗原市のおいしい料理と地酒をごちそうになった。その様子は、「masaの血と骨と肉〜金華砂漠で持っていてもはじまらない。」を参照いただきたい。

帰りは乗継場所の盛岡で時間をつくり、白龍の「じゃじゃ麺」を食べる予定だったが、購入していた切符は、割引切符で改札を出ることができないと言われたので、やむを得ずここでも駅弁を買うことにした。
サンマ蒲焼弁当
かにやうになどの海鮮系のおいしそうな弁当や、岩手牛などの豪華な弁当が並ぶ中でも、なぜか、「サンマ蒲焼弁当」770円を買ってしまった。弁当の中が一つのおかずで完結されているものは豪華でも何か物足りなく感じて、ご飯に錦糸卵とサンマのかば焼きがのせられれているだけではなく、おかずが別にあるスタイルが気に入った。なかなかおいしい弁当だった。

年度末で、しかもコロナウイルス対応であわただしい中で、勉強をするのもままならないという事業者が多いと思うが、外部研修がほとんど中止。延期されているこの時期だからこそ、職場内できちんと学びの場・教えの時間を設けて、職員の皆さんの資質向上と、知識欲を満たす活動を考えていただきたい。

新入職員も最初の教育が一番大事である。お手伝いが必要なら、是非声を掛けていただきたい。

とりあえず4/6〜10日までなら福岡に滞在しており、近くの事業者へはいつでもいけるので、介護実務やサービスマナー・介護保険制度関連の研修をお望みの方は連絡いただきたい。

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カリスマ経営者のお二人とのコラボ


株式会社はっぴーライフ代表取締役等を務める辻川泰史氏といえば、「朝まで生テレビ」や「バイキング」などに介護業界を代表するコメンティーターとして出演することでおなじみの方も多いだろうし、現在ケアペッツCEO等として活躍している藤田英明氏といえば、日本介護福祉グループの創始者で、「お泊りデイサービス」の発案者・仕掛け人としてご存知のい方も多いだろう。

ご両社とも日本を代表するカリスマ介護事業経営者である。

そんなお二人が、若いころから僕の管理するネット掲示板を使ってくださっており、親交を結んでくださっていることは、僕にとって実に光栄なことである。

そんなお二人とそろって講演講師を務めたのは2年前のC-MAS全国大会が初であったと思うが、昨日2年ぶりに熊本で3人タッグを組んで、研修講師を務める機会を得た。
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辻川泰史氏の講演
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藤田英明氏の講演。

コロナウイルスの感染予防のため、日本中でイベントが自粛ムードであるが、介護事業は待ったなしである。差し迫った課題に対応する猶予期間はなく、コロナウイルスのせいにして立ち止まることが許されない課題もあるってことを理解しなければならない。介護事業がぽしゃって困るのは、従業員とお客様であることを忘れてはならないのだ。

今回の講演は、熊本の有料老人ホーム『たいじゅ四方寄』 代表取締役・緒方 伴泰氏の主宰する「魁!介護塾」の今年度最後の研修で、塾の卒業式も兼ねているので新年度に先送ることはできず、当初の規模の1/10に受講者等を縮小して開催したものである。

辻川氏と藤田氏のお二人のフェイスブックからそれぞれのコメントを紹介したい。

(辻川氏のフェイスブックより)
昨日は緒方社長主催の魁!介護塾のセミナーでした。
僕ら世代からしたら介護福祉業界レジェンドのmasaさんと一緒に登壇させて頂き光栄でした。
コロナウィルスの影響が多くのイベント、セミナーが中止されている中、開催を決断した緒方社長の判断もよかったと思います。過度な自粛はよくないと思います。
このセミナーでは来期からはじまる、魁!介護塾という緒方さんが主宰する経営者の会の第二期メンバーの募集も兼ねています。あと2社ほど空きがあるそうです。講師陣も豪華メンバーです。
詳細はこちらのHPを確認ください。

(藤田氏のフェイスブックより)
先程まで明治学院大学社会福祉学科の後輩の緒方 伴泰 (緒方伴泰)くんが主催する「魁!介護塾」の打ち上げに参加してましたー!!
なんとマサさんこと菊地 雅洋 (Masahiro Kikuchi)レジェンドもいらっしゃり、今度対談イベントをすることになりました!!

お二人のカリスマ経営者の方から、「レジェンド」と呼ばれて光栄である。
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オフ会もご一緒させていただき、楽しい一日を過ごさせていただいた。また3人でトークする機会もありそうで、今から楽しみにしている。

読者の皆様もぜひ楽しみにしていただきたい。

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ウォッチコンシェルジュを知っていますか


このブログを御覧になっている方で「ウォッチコンシェルジュ」という言葉をご存じの方はどれほど居られるだろうか?正直いうと、あまり聞きなれない言葉だと感じる人が多いのではないだろうか。

しかしその言葉は今後、高齢者の方々が住み慣れた地域で暮らし続けるために、重要なキーワードの一つになるかもしれない。

「ウォッチコンシェルジュ」とは、利用者と家族・地域の医療機関・民間企業(タクシー会社・弁護士など)を医療の視点でつなぐ仕事をしている、「地域のナースステーションで働く人」のことである。

そうしたウォッチコンシェルジュの仕事をしている人が福岡に居られる。そしてその方々が立ち上げた会社組織が、「株式会社ワーコン」である。

株式会社ワーコン」では、一人暮らしの高齢者の暮らしを支えるために、24時間体制で見守り体制を行うために、カメラではなくセンサーで見守りをサポートするシステムを開発・提供している。それによって随時、ウォッチコンシェルジュによって必要なサービスを、見守り対象者に結び付けることができるのである。

そのため在宅一人暮らしの高齢者の方の、自宅での看取り介護も可能になっていることは、特筆すべきことではないかと思う。

昨年から僕は縁あって、「株式会社ワーコン」の顧問を務めている。それは同社の青木社長に、看取り介護セミナー講師としてお招きいただいたことがきっかけである。とはいっても今現在までは、ほとんど顧問としての役割を果たしておらず、名目のみの役職と言ったところであった。それではいかんと言うことで、来月から本格的に顧問の仕事を果たすために、短期間ではあるが福岡に滞在して仕事をすることになっている。

当座決まっている滞在期間は、2/4(火)〜2/17(月)までである。しかしこの間、僕には北海道での仕事が入っている時期があり、8日(土)と9日(日)は函館講演の予定が入っている。

そのため4日に福岡入りした後、7日に一旦北海道に戻って函館講演を行い、それを終えた翌日の10日に再度福岡に飛び、17日まで滞在し、福岡から帰った足で18日(火)には北海道小樽講演に臨むというスケジュールになっている。飛行機の移動に支障がない天候であることを今から祈っておこうと思う。

株式会社ワーコン」は、福岡市博多区博多駅東1-13-18のALビル3階にある。JR博多駅博多口のすぐ近くで便利な場所である。

ワーコンがウォッチコンシェルジュとしてつなぐ社会資源は、医師や看護師のほか、弁護士なども含まれているが、同社のパートナー企業と、僕がかねてよりつながっている福岡の関係者の方が複数入っている。

例えば、中央区で弁護士法人 翼・篠木法律事務所を構えている篠木潔 弁護士とは、数年前に山口市で行った僕の講演を篠木先生が受講してくださって以来の付き合いである。

また早良区の在宅療養支援診療所まつおクリニックの松尾院長とは、看取り介護講演でコラボさせていただいた縁でお付き合いがある。

そうした方々と、今後ウォッチコンシェルジュ顧問として仕事ができることは、僕にとって光栄なことである。

そんなわけでしばらく博多でホテル暮らしをしながら仕事を行うわけであるが、「それなら空いている時間で講演を行なうこともできる」というわけで、福岡の僕の秘書と言われている(言われてないか・・・。)スターフィールド 株式会社の高崎 慎介取締役副社長に連絡したところ、早速講演会を企画してくれた。
福岡サービスマナーセミナー
2月13日(木)18:30〜20:30、スターフィールド株式会社 1階セミナールーム(福岡県福岡市早良区)で、「介護の誇り〜生き残りをかけた事業戦略としての介護実践・サービスマナー」をテーマとして講演を行なうので、お近くの方は是非参加していただきたい。このポスターと申込書は、文字リンクをクリックしてダウンロードしていただきたい。

40名の定員ということで、おそらく当日までには満員となると思われるので、参加希望者はお早めにお申し込みいただけるとありがたい。どうかよろしくお願いします。

それと2/4〜2/6、2/10〜2/16(13日を除く)の期間中は、夕方からの時間は自由にとれるので、この期間で法人内研修講師などの依頼には十分応えられます。福岡市内の事業者でご要望のある方は、是非お気軽にご相談ください。

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終活セミナーは高齢者の方にもわかりやすい内容で


高齢化が進行する中で死者数が増え続けているわが国において、どこでどのように人生最期の時間を過ごし、どういうかたちで旅立っていくのかについての関心が年々高まっているように思う。

そのためここ10年以上「看取り介護」に関する講演依頼は絶えることがなく、むしろその依頼数は年々増えている。さらに最近では、看取り介護につながるリビングウイルに関心が高まって、そのことを含めた、「終活」をテーマにした講演依頼も増えてきている。

終活セミナーの主催者は、市町村や保健所が多いが、受講対象者は一般の住民の方々である場合がほとんどだ。しかも70代を中心にした高齢者の方々が多いのも特徴だ。1/11に長崎県雲仙市で行った終活セミナーの参加者も、30代以下2名・40代2名・50代7名・60代20名・70代49名・80代18名であった。(※雲仙市のアンケート集計結果より

だからセミナーでの講演内容もできるだけ高齢者の方にも理解しやすい内容が求められる。ところが大学教授や行政職員が講師を務めると、やたらにグラフと数字が多いスライドを使って、背景要因だけを長々と説明するのでわかりづらい。聴いていてちっとも面白くない講義には、あきれとあきらめでがっかりするしかない。

その点、僕の終活セミナー講演は、一般市民の方々にもわかりやすいと好評を得ている。雲仙のセミナーアンケートでは、(よくわかった74名)・(だいたいわかった13名)・(あまりわからなかった0名)・(わからなかった1名)・(未記入10名)という結果だった。

アンケート集計に書かれていた参加者の方の「感想」を以下に示したい。

・いい話を聴かせてもらいありがとうございました。
・講演に参加できて最高でした。
・親や自分の家族の人生を考え直す良い機会になりました。
・自分自身や親のことを含めて、色々考えさせられた。ACPも含め、是非「人生ノート」を生かして話し合いをしたいと思いました。例外なく死を迎える全ての人が知り考えることだと思いました。
・非常に参考になりました。わかりやすくて良かったです。
・深く考えるチャンスをいただきました。ありがとうございます。
・これからの人生と介護について考えさせる講演だった。早速「わたしの人生ノート」を活用してみようと思った。
・本日は「終活」を考える良い機会をいただきありがとうございました。
・私の家庭によくあてはまる現実性の良い講演でした。
・すべて自分の番が来た。講演を聴きながら胸いっぱいになりました。何回か聴きたいです。
・エンディングノートを書こう。
・あかい花代表の菊地先生の話わかりやすくとても良かった。
・このようなお話し聴くべきだと思いました。
・こういう場所があったら参加したいと思う。
・人生会議は必要であること・大切なことがわかりました。延命措置は望まないと平素から思っていました。人生ノートの必要性を痛感しました。残された家族のためにも。
・素晴らしかった!!
・進行をスムースにしていただきたいと思いました。講演はとてもわかりやすく、映像はとても良かったです。人生ノートの意味も使い方もよくわかりました。
・昔の在宅死が当たり前に受け入れられていた社会にもう一度なれば、というのには共感できた。
・こんな話は初めてで大変良かった。
・身近なことでもあり、中々難しい問題だと思いますが、一つでも家族と話し合ってみたいと思う。
・自身も主人の認知症の介護をしているので話を聴いて少し心が和らぎました。
・病院職員ですが、職場では直接介護に関わることはありませんが、患者さんに寄り添って業務にあたりたいと思います。これからの自分の人生にも役に立ちます。
・介護・医療・看取りについて改めて考えさせられました。自宅で亡くなるほうが多かった時代はそんな前ではないのですね。私も人の幸せとは何か考えてみたいです。
・非常に参考になりました。今まで考えたことがなかったので。75歳以上の人には人生ノートを配った方が良いと思います。
・とても良かったので時間が足りなかったようです。遠いところからありがとうございます。
・身近な問題として親しみを持って拝聴しました。
・私も85歳。早速活用しようと思います。
・その時が来たらの余裕ができたと思います。
・自分にはまだ早いと思っていたけど、考えておいた方が良いと思いました。
・頭ではわかっているんですが、人生ノートを記入することは難しいと思います。
・今日のお話を聴いて余生の設計を考え直すこと、一人しかいない東京の兄とも話し合いたいと思います。
・看取りとは「思い出づくり」心に残りました。今後の活動に生かしたいと思いました。「心を込めて」を日々の生活で実践できたらと強く感じた今日のお話でした。
・自分にしてはまだ話の中身に不満の所があった。団塊世代の人たちが世に負担をかけるような話だけど、団塊世代の人たちが日本の経済成長期にいかに働いたかも話してください。そして結婚しない男、女、母一人、娘一人の看取りの話があったが、その娘もやがて認知症やその他の病気で自分で食事できないようになった時、誰が介護や最期を看取ってくれるのか。人口減少も含め結婚の勧めも、もっと支援して結婚しない人はいなくなるような世の中にしてください。
・91歳の母の介護をしており、母のためにも自分の家族のためにも役に立つことがたくさんありました。特定の疾患の内容についてももう少し配慮があればと思うことがあります。
・メリハリのある話で非常にためになる講話でした。年に2回は話を聴きたいし、雲仙市低所得者12.000人のほとんどが老人です。早期の地域包括ケアシステムの構築、福祉有償運営システムの導入をお願いします。


以上である。こんなふうに終活セミナーで講演するたびに、評判が評判を呼んで、長崎県では3年連続してご招待を受けるだけではなく、行くたびに講演を行なう地域が広がって、講演の回数も増えている。ありがたいことである。長崎県の皆さん、いつもありがとうございます。

ということで、一般市民の方・高齢者の方々にも好評の、「終活セミナー講演」をご用命の方は、ぜひ気楽にメール等で連絡いただきたい。

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福井の旅を振り返ってみた


今年の北海道は雪が少ないことは、繰り返し書いている。

おかげで講演のために道外に飛行機で移動する僕にとっては、雪の影響で飛行機が遅れたり、欠航になったりすることがないので、そういう意味ではありがたい天気と言える。

ただいつもと違うということは、様々なところで影響が出るのは必然で、暖房器具や除雪用品が売れずに悲鳴を上げている業界もある。除雪業者も作業員の人件費が出ないと嘆いている。冬の北海道には欠かせないイベントである、札幌雪祭りも、市外から雪をかき集めて運ばねばならず、経費が掛かって大変だ。

しかし僕が福井県から帰ってきた昨日の午後から、北海道はまとまった雪になっており、登別も久しぶりに雪かきが必要である。それは大変なことでもあるが、やはり雪があるのが冬らしくて良い天気に思えたりする。降れば降ったで文句を言いたくもなるし、降らねばそのことで愚痴も出る。人間とは勝手な生き物である。

さて先週の木曜日から日曜日の午前中いっぱい滞在していた福井県も、今年は雪が少ない。福井市内にも全く雪がなく、冬は荒れる日が多いはずの日本海も凪で穏やかすぎるくらいであった。

そんな福井県で2講演を行なってきたが、昨日は小松空港に送っていただく途中で、プチ観光もさせていただいた。ありがたいことである。

木曜日は移動日で、翌日の講演に備えて打ち合わせを兼ねた、歓迎の食事会をイタリアンのお店で開いていただいた。その様子は、「masaの血と骨と肉〜それは若気の、至りアン」を参照していただきたい。
福井市講演
福井市講演2
金曜日の講演は、福井県介護支援専門員協会主催のセミナーで、介護支援専門員に対するOJTやスーパービジョンのあり方を中心にお話ししてきた。たくさんの皆さんが、20分のグループワークを含めた5時間半のセミナーを最後まで熱心に聴いていただき感謝している。
福井市オフ会
講演後は、講演主催者のスタッフの皆様とオフ会。その様子は、「masaの血と骨と肉〜この卵焼き、えっぐい。」を参照いただきたい。

坂井市講演
福井市講演3
土曜日の坂井市講演は、福井県介護支援専門員協会坂井支部の主催研修。ここでは制度改正の方向性から、介護支援専門員に求められる役割として、医療・介護連携の視点、認知症の人に対するケアマネジメントのあり方、ターミナルケアマネジメントを中心に話をした。この日も座学5時間というハードスケジュールであったが、受講者の方は最後まで熱心に聴いてくださった。
坂井市講演2
坂井市講演3
両会場とも、僕の著作本を会場販売して、サイン会もさせていただいたが、たくさんの皆さんに購入していただき、売り切れの著書も数種類出た。この画像の時点で、「人を語らずして介護を語るな〜傍らにいることが許されるもの」(黒本)はすでにソールドアウトであった。ありがたいことである。
越前ガニ
講演後は、坂井市三国町の人気の民宿でオフ会。玄関には福井名物の、「越前ガニ」が泳いで歓迎してくれた。・・・歓迎してくれているのに、そのあと食べちゃうのであるが・・・。その日の宴会は、「masaの血と骨と肉〜そのポーズは、エッチ前兆。」を参照いただきたい。

移動の途中でプチ観光した場所の画像を下記に紹介します。

東尋坊
東尋坊も、海が穏やかでした。ちょうど夕日が沈む時間だったのですが、雲が出てきて夕焼けの画像は撮れませんでした。

三国雄島
三国雄島の赤い桟橋。

丸岡城2
丸岡城には真っ赤な椿が咲いていました。誰かのあかい花になるために・・・。

一筆啓上
一筆啓上では、日本一短い手紙の数々を拝見させていただきました。

今回の2会場の講演も非常に好評で、来年度も僕を研修講師として招いてくれる方向で、研修計画を立ててくださるそうである。福井県の皆さん、またお愛できる日を楽しみにしております。

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実践的サービスマナー研修が求められる理由


今シーズンの北海道の冬は、いつもより雪が少ない。

勿論、地域差はあるが、僕が住む登別は確実に雪が少ないし、札幌もまだ積雪が7センチである。雪まつりの雪像づくりにも支障を来すほどの雪の少なさである。

新千歳空港周辺の積雪も非常に少ない。おかげで今シーズンは、雪のために飛行機が欠航になることもなく、おおむね順調に移動できている。今日も荒天予報であったが、午前中は雪も降らずフライトに支障は出なかった。・・・気流が悪くて、揺れる時間が長かったのには閉口したが。

そんなわけで今日も飛行機で移動中の僕は、つい先ほど予定通りの時間で羽田空港に降り立った。これから長崎行きの便に乗り換えて午後3時前には長崎空港に到着できる予定だ。その足でバスで長崎市内に移動し、ホテルにチェックインを済ませた後、夕方からの講演会場になっている長崎市内の社会福祉法人さんにお邪魔する予定になっている。

こんな風に今年最初の講演の旅は、長崎県4泊5日の旅である。この間に、長崎市・大村市・雲仙市・南島原市の4市で7講演を行なう予定にしている。その皮きりである今日の講演は、社会福祉法人職員研修としての、「サービスマナー講演」である。

明日の最初の講演も、同じく長崎市内の社会福祉法人職員研修としてサービスマナー講演を行なう。

こんな風に職員研修として、サービスマナーに取り組む介護事業者が増えている。それはとてもうれしいことであるが、単にマナー研修を受けたで終わらせたくはない。こうした講演を全国で行う一番の目的とは、介護事業の中で顧客に対するサービスマナー意識が浸透し、顧客である利用者を傷つける不適切対応がなくなることなのだから、実践につながるように必要な情報と知識を伝えたいと思う。

しかしこうしたサービスマン―研修を、介護事業以外の企業等でサービスマナー講師を務めている有名人に依頼しても効果はない。

なぜなら医療・介護業界以外では、「利用者は顧客である」とか、「顧客である利用者にタメ口で会話してはならない」という講義などあり得ないからだ。そんなことを言うまでもないほど顧客概念は明らかであるし、顧客にタメ口を使わないことは指導する必要もないほど当たり前のことである。そこからマナー教育を始めなければならない介護業界の実態を知らない人は、介護事業のサービスマナーについて、実践的な指導は不可能なのである。

先日も僕が講師を務める会場で、僕の著作本を販売するために出張してきた出版社の方が、顧客である利用者にやいして「タメ口」で会話することについて、あってはならないとレクチャーしているのを聴いて、「我々にとっては、そんなの当たり前にしか聞こえないんですけど・・・。」と当惑されていた。そのことからも世間の常識が通用しない介護の非常識の実態が垣間見えるわけである。そんな状態を改善しなければならない。

そしてそれは職業倫理の問題を超えて、介護事業経営上必要不可欠な教育になりつつある。

マナーのない職員のいる事業者を顧客が選ばなくなるという前に、顧客に対する、「タメ口」を不快に感じる来訪者が、マナーのない言動をとっている従業員の姿をスマホで動画撮影して、それをそのままSNSにアップしたときに、その事業者は不適切サービスとか、虐待という誹りを受け、世間から糾弾される危険性が高まっているからだ。

そんな事態に陥らないためにも、事業者全体の職員研修として、「サービスマナー研修」の必要になっているのだ。このことを理解しようとしない介護事業経営者は、いずれたくさんの記者の前に立たされて、動画配信された職員の不適切な言動の言い訳や、謝罪に汗をかかねばならなくなる。そんな姿を家族や知人にもさらさなければならなくなる。そして最終的に責任をとって、詰め腹を切らねばならないのである。

そんな危機意識を持った介護事業経営者や管理職の皆さんが増えている。そのため法人・事業所単位で行う、「介護事業におけるサービスマナー研修』の講師としてお招きを受ける機会も増えている。その際に、お招きいただいた組織のトップの方や、研修担当者の方のお話を聴くことが多いが、それらの方々は、利用者に対する従業員の配慮のない言動に心を痛め、何とかそういう状態をなくしたいと本気で考えている。

同時にそれらの方々は、配慮のない言動に終始してしまう職員の良い面もきちんと把握しており、心構えが変わってマナーのある対応をしてくれるようになれば、もっと素晴らしい人材として評価できるという可能性を信じている方々でもある。

つまりそれらの方々は、利用者と従業員の双方に愛情を持って、現状を良い方向に変えたいと思い、僕に研修講師を依頼されてくださる方々なのだ。

僕はそんな人たちの期待に応えなければならない。そのため講演では、介護サービスになぜマナー意識が必要なのかを伝えるために、マナーのない介護事業者で悪気のない職員によって、「そんなつもりはなかった」という状態の中で、どのように利用者が心を傷つけられているのかという具体例を示している。

逆にマナー意識の浸透した職場において、どうなふうに職員が生き生きとモチベーションの高い仕事をしているかを伝えている。そのうえで実践できるサービスマナーの方法論を伝えているのである。

今回の長崎講演は、そのようなサービスマナー講演のほか、看取り介護や終活、医療・介護連携など多種多様テーマでお話ししてくるが、サービスマナ研修については、来月道内でもオープン講演が予定されている。
函館講演
2月8日(土)13:30〜15:30函館大学にて、介護事業におけるサービスマナー研修を行うが、この研修はどなたでも参加できるオープン講演である。
参加費用は会員は無料、非会員の方は500円である。

講演テーマは、「介護従事者に求められるサービスマナー〜顧客から選ばれるサービス事業者となるために」である。詳しくはリンクアドレスを貼ったチラシを参照して、こちらの申込書をダウンロードしてお申し込みいただきたい。

函館市で介護事業に特化した実践的なサービスマナー研修が行われるのは初めてであり、函館の方に限らず、お近くの方はこれを機会に是非会場までお越しいただきたい。

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介護の本質が問われる看取り介護


僕が総合施設長を務めていた特養では、毎年20人〜40人ほどの人が死亡退所していた。

このうち急死する人や、特養に籍を置いたまま医療機関で治療の甲斐なく亡くなる人以外は、施設で看取り介護を行いながら死の瞬間を迎えることになる。そんなふうにして毎年死亡退所者の9割近い方々が、「看取り介護」の対象になっていた。

だからと言って終末期になった人について、機械的に看取り介護を受けるように施設側が誘導していたわけではない。

その特養では看取り介護を密室化せず、看取り介護に協力してくれる利用者や家族については、看取り介護対象者もしくはその家族の承諾の上で、できるだけ情報を公開し、最後の瞬間までみんなで温かく看取ることができる方法をとっていたため、自分や自分の家族が終末期になっても、住み慣れた施設の中で安心して介護を受けながら、最後の時間を過ごせると考えてくれる人が多くなった結果でしかない。

医師から終末期であることを説明する、「ムンテラ」の際には、ケアマネジャーも同席して、施設で看取り介護を受けるとしたら、どのような課題が想定され、そのことに対してどのような目標を立て、それに対応する具体的なケアサービスはどうなるかを説明し、医療機関に入院するという選択肢もあることを説明したうえで、どうしたいのかという最終確認をしていた。

よって看取り介護計画書は、当該施設で看取り介護を受けることを決定する以前のムンテラの時点で作成を終えて、ムンテラの際に説明・同意ができるようにしていた。それがないと施設で具体的に何をしてくれるかという説明根拠が十分ではなく、説明を受けた人が、どこで自分や自分の家族が終末期を過ごすのかを決定するに際しての根拠も不十分となると考えていたからだ。さらにムンテラの際に看取り介護計画がない場合、看取り介護を受けることを決めた後に、説明内容と実際の支援方法が異なるという訴えにつながりかねないというリスクもある。

そうした不安やリスクをできるだけ排除して、利用者やその家族が終末期の過ごし方を選択できるようにすることも、看取り介護を実施する側の責任であると考える。

そんな過程を経て、長年暮らしていた特養で、残された最期の時間を過ごすと決めた人たちに対して我々ができることは、残されている限られた時間の中で、逝く人と見送る日との間で、できるだけ多くのエピソードを刻み、残される人の心にたくさんの思い出を刻むことだ。それが命のバトンリレーであり、終末期判定と余命診断を医師が責任を持って行うことは、その時間を創り出すという意味があり、それは看取り介護の絶対条件でもある。

看取り介護には、家族や職員だけではなく、実習生も関わることになる。

実習生の中には、将来介護の仕事を職業とすることに迷っている人もいたり、介護を職業とするにしても、どのサービス種別に関わっていきたいかを決めていない学生も多い。そんな学生たちが看取り介護を通じて、看取り介護対象者と家族や職員が、毎日のようにいろいろなエピソードを刻み、そのことを忘れないように思い出に変えている様子を見て、自分もこの施設で働いてみたいと思うようになる。

そんな学生たちの姿を見ると、看取り介護とは、介護という職業の使命や誇りを意識できるステージであることがよく理解できる。

看取り介護は日常の介護の延長にあるもので、それは決して特別な介護ではないけれど、遺された命の時間を意識して関わる介護では、ごく自然に命の尊さと儚さを意識することにつながり、対人援助に何が必要なのか、他人が職業として誰かのプライバシー空間に入っていく際にどんな配慮が必要なのかということを強く意識するようになる。

看取り介護に携わる人は、そのような過程を経て、人間的に成長していくと同時に、確実で安定した介護の知識と技術を獲得していくことになる。看取り介護という命を意識した介護であるからこそ、介護の基本・土台ができていくのである。

そういう意味では、全国で僕が行う看取り介護講演も、看取り介護の方法論を学ぶためだけの研修の場ではないということを理解していただきたい。看取り介護を学ぶ中で、介護従事者としての基本姿勢と技術を獲得するものであることを知ってほしい。看取り介護を学ぶことで、自分が介護の職業を続けていく動機づけにつながる、「土台」が見つけられる内容になっていると思うので、是非機会があれば、看取り介護を行っている・行っていないに関わらず、僕の話を聴いてほしい。

ちょうど1週間後の来週月〜火の二日間、京都府医師会館で京都府老人福祉施設協議会主催・看取り介護セミナー導入編を行う予定になっている。このセミナーは二日間でたっぷり6時間以上の講義と、2時間以上のグループワークを行って、介護の土台を作り上げる内容となっているので、会員施設の方でまだ申し込みしていない方は、ぜひこの機会に参加を検討していただきたい。

とはいっても残りの席はそう多くはないとのことであるが、今ならまだ数席の確保は可能とのことである。お問い合わせは、京都府老人福祉施設協議会・事務局まで電話などで連絡いただきたい。

※もう一つのブログ「masaの血と骨と肉」、毎朝就業前に更新しています。お暇なときに覗きに来て下さい。※グルメブログランキングの文字を「プチ」っと押していただければありがたいです。ンに共感できない職員は、組織の秩序は壊す要素にしかならないのだから、寄ってこなくてよいと割り切って考えるべきである。


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コンプライアンスの概念は変化している


2006年に大手菓子メーカー「不二家」の埼玉工場(埼玉県新座市)が、消費期限切れの牛乳をシュークリームの製造に使っていたことが発覚して大問題となったことがある。

その直前には雪印乳業が青色ブランドを捨て、メグミルクに変わらざるを得なかった、「雪印集団食中毒事件」が起こっていたので、国民の口に入る食品を販売する大手企業としての不二家の不正には多くの批判が寄せられ、営業自粛をせざるを得なくなるなど、一時的に大きな経営危機に陥った。

しかし同社の違反とは、食品衛生法などの関連法に触れる違反ではなく、「社内規定の使用期限」が切れたという問題であった。それでも企業の責任が問われて経営危機に陥ってしまったわけである。

こんなふうに道義的責任が広く問われる現代社会では、法令遵守と職業倫理とは表裏一体とみなされており、コンプライアンとは単に、「法令遵守」を意味するものではなく、企業等がルールに従い、公正・公平に業務を遂行することを指す言葉として、法令だけではなく、社会規範や企業倫理、就業規則といった内容もすべて遵守すべきものとして捉えられている。

さらにこれからの時代のコンプライアンスとは、「社会的要請」へ応えることもより強く求められてくる。介護事業であれば、人の尊厳を護っているかという部分で、より深く・より強くその遵守を求められてくるわけで、その意識が無い事業者は、いつ社会からの糾弾を受け、経営危機に陥らないとも限らない。

だからこそ介護事業者においても、社会の要請や環境変化に素早く対応できる組織として存在していくことを考えるべきである。事業者内のシステムを強化して、コンプライアンスに反する行為を予防する必要があり、「コンプライアンス対応部署」を定め、担当職員を置くことは当然と考えなければならない。

先週の金曜日に書いた「介護福祉事業者に求められるコンプライアンスの視点」で紹介した講演では、そういう話をしてきた。具体的に言えば介護保険法等、我々の仕事の根拠になっている法令等を解説しながら、コンプライアンスの視点を伝えてきたが、先日事務局から受講者アンケートの結果が届いたので以下に紹介したい。

日本生活協同組合連合会・日本医療福祉生活協同組合連合会の合同研修会アンケート結果
・非常にわかりやすく、また何をすべきか提示いただいた 。法令順守の上に、倫理の大切さを感じた 一度お話を伺いたかったのでとてもよかった。
・ 単なる法令遵守のみならず、就業規則や企業倫理等にまで話が及び、大きな課題であると感じた 。
・内部監査や違法性を見抜く重要性を感じた。管理部門の早期立ち上げが課題。
・倫理を含めた広い意味を学べた。とても大切な内容で、もっと介護現場に近い者が話を聞ければよかった。
・終末期ケアの考え、接遇マナーに至るまで帯を締めていただいた コンプライアンス管理部署の必要性を感じた 。
・コンプライアンスを理解していたつもりだったが、幅広いものであった。
・ 事業所の理念をわかりやすい言葉で伝え、やるべきことを明確化すること、とても参考に なった 動画に魂(ソウル)を感じた
・コンプライアンスについて、ここまで詳細に学習したことはなかった。至らぬところ、見直すべきところを洗い出して改善していきたい。
・「腐ったミカン」への対応は、今まさに自法人でも課題としているところ 法律、ルールを守ってさえいればいいというわけではなく、(週 2 回入浴⇒毎日入浴の事例など)さらに利用者を第一に考えたコンプライアンス遵守が大切だと実感した
・サービスマナーについて、話し合う機会を設けようと思う。熱い講演に心の奥まで響いた。
・実際に現場で介護に携わる職員にも聞いてもらいたい
・物事をフラットに見ることが大事だと教わった
・職員が一定の常識を持ち合わせているか、採用時のチェックが困難。 内部の常識は一般の常識ではない、改めて痛感した 法令遵守とは質のレベルアップである事が学べた
・企業理念の理解、強化につなげていきたい 広い知識と現場の経験からのお話、とても理解しやすかった
・法を知らないと利用者も自分も、組織も守れないと感じた
・コンプライアンスに対する考えが変わった。事業所に戻って対応すべき課題が明確になっ た。
・サービスマナー、ルールつくりは急務であると認識できた。
・捉え方のポイントが分かりやすかった。今回書籍も購入でき、理解を進めていきたい
・腐ったミカンは放り投げる。とても衝撃的な内容であった。参考にしたい部分が多かった
・胸に詰まる話だった。言葉使い、人材育成…できることからやっていきたい

以上である。こんなふうに職業倫理・コンプライアンスに関する講演も行っているので、事業者内研修でそうしたテーマの講師求めている方も、ぜひ一度お気軽に声を掛けていただきたい。連絡は、「北海道介護福祉道場あかい花」の文字リンクに、連絡先を載せているので、そちらからメールもしくは電話でお申し込みいただきたい。

話は変わるが、今僕はこの記事を沖縄に向かう空の上から更新している。昨年から新千歳空港から那覇空港までの直行便がANA便で復活したので便利である。

今日のフライト予定時間は約4時間だが、帰りは3時間5分となっている。偏西風の影響だろうが、北海道〜沖縄間だと、風の影響でそれほど時間が違ってくる。今日は天候も良いが、航路の混雑で出発が20分遅れたため到着も遅れるが、フライト自体に問題はなく、快適な旅になるだろう。

沖縄では今日の夜と、明日の午後の2講演を予定している。夜は連日のオフ会で大好きな沖縄料理を堪能する予定だ。

ということで今日から3日間、氷点下の北海道から脱出して、最高気温がまだ20度を超えている沖縄でつかの間の温かさを愉しんできたい。(といっても観光ではなく仕事であるが・・・。)

沖縄の皆さん、よろしくお願いします。

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大人の知恵熱を冷ますスーパービジョン


赤ちゃんが生まれて、ちょうど知恵がつき始める生後6か月ごろから1歳ごろまでに、急な発熱が起こることが多い。これは俗称、「知恵熱」と呼ばれている。

あたかもそれは、人が知恵を得るために必ず通らねばならない試練であるかのようだ。しかし人の成長過程では、同じような試練の時期が必ず存在する。大人が成長するための通過儀礼のような辛い時期が誰にでも必ずあるのだ。

社会人としてスタートを切った新人が、意欲と希望に燃えて仕事を覚えていく途中で、自分の能力や仕事の意義に疑問を感じて停滞期に入ることがある。この停滞期を僕は、「大人の知恵熱」と呼んでいる。

それは遅かれ早かれ誰にでも起こる現象で、この時期を乗り切ってこそ、プロとしてふさわしい仕事ができるようになる。そもそも人間の成長曲線が、必ず右上がりの上昇カーブを描くなんてことはあり得ないし、それを期待しても無理だ。上に昇っていく過程では、必ず階段の踊り場があって、そこで立ち止まって休むことがあって当然である。

しかし難しいのは、休んだ後に必ず階段を昇ることができるという保障はないということだ。昇る気力を失ってしまう人がいる。上に続く階段を見つけられない人がいる。そのためせっかく昇った階段を降りてしまう人がいる。それはしばしばバーンアウト(燃え尽き症候群)と呼ばれたりする。

こうしたバーンアウトを防ぐためには、そっと手を差し伸べて、階段を昇る動機づけを与えたり、階段がある場所を見つけるヒントを与えてくれる人が必要になる。いわゆるスーパーバイジーと呼ばれる人の存在が必要になるわけだ。

特に対人援助の場でソーシャルワーク(以下SWと略)に携わる新人の場合、大人の知恵熱が起きやすく、深刻になることが多い。(※ケアマネジャーの仕事もSWであるから、同じ悩みを持つことになる。)

SWの仕事の相手は物ではなく人である。「人」という相手は、こちらが予想できない反応や行動を示すものなのだ。よって先輩から教えられたとおりに事が運ぶわけではなく、様々な感情と触れ合う中で、自分の頭で考え、自分で行動しなければならない。しかも援助の仕事には明確な手順があるわけではなく、思ったような結果に結び付かないことも多い。そのため自分の能力に疑いも持ちやすい仕事がSWともいえるわけだ。

しかも対人援助の専門家になろうと真面目に仕事をしている人ほど、知識や技術の確立に熱心になり過ぎて、全体的な視点を失ったり、してはならないことをしてしまったり、結果が出ないことに過度の自己責任を感じて、「大人の知恵熱」で立ち止まってしまう人が多い。

この時、知恵熱を冷ますことができるのが、「スーパービジョン」である。特にソーシャルワーカーは、介護職員のように先輩・同僚・後輩が数多くいて、同じ職種の中で悩みを共有したり、話し合ったりする機会に恵まれないことが多く、職場内でスーパービジョンを受けるシステムを意識的に作っておかないと、誰にも相談できず、誰にも自分の仕事ぶりを評価してもらえないというジレンマの中で、仕事に煮詰まってバーンアウトしてしまうことが多い。

しかしそうはいってもスーパービジョンができるスーパーバイザーが存在しなかったり、スーパービジョンそのものが理解されておらず、業務として機能していない職場の方が多い。

そもそもスーパービジョンは、アドバイスを受けようとする動機づけを持つスーパーバイジーがいてこそ成立する援助過程である。職場内にスーパービジョンとは何ぞやという理解がないところで、その過程が業務に取り入れられるわけがないのであるから、そこで悩みを持ったり、成長動機を促してもらいたいソーシャルワーカーがいたとしても、スーパービジョンがそれを助けてくれることを知らないことで、その機会を失ってしまう人が実に多い。

このようにスーパービジョンは、その知識がないことによって存在しなくなってしまうという一面を持つのである。だからこそスーパービジョンの理解を促す学びの場が大切になる。SWに携わる者だけではなく、職場の管理的立場に立つ人にも、是非そのことを学んでいただきたい。

来年1/17(金)と1/18(土)の2日間にわたって、福井市と坂井市で1日5時間の講演を2日連続で行う予定になっているが、そのうち17日の福井市では、スーパービジョンを取り入れた魅力ある職場づくりという観点からお話ししようと思っている。この研修は福井県介護支援専門員協会主催・介護支援専門員資質向上研修研修「スーパービジョンとOJT」として行われるもので、講演テーマは、「すべての『人財力』を活かす魅力ある職場つくりのために」である。
(※お問い合わせは、福井県介護支援専門員協会  事務局宛 FAX : 0776-60-1477)
福井市講演
翌18日の坂井市講演は、福井県介護支援専門員協会さかい支部主催研修として行われるもので、テーマは、『介護保険制度の今後の動向と介護支援専門員に求められる役割〜医療・介護連携からターミナルケアまで〜
(※お問い合わせは、ケアマネSAKAI迄 TEL:080-6351-6667)
坂井市講演
チラシ画像を添付しているが、どちらの会場も非会員でも参加できるオープン講演なので、お近くの方はこの機会に是非会場までお越しいただきたい。

スーパービジョンについては、このブログにも随時情報発信していく予定にしている。とりあえず1/17の福井市講演スライドに、その内容を入れて作成している最中である。乞うご期待を・・・。

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介護福祉士の卵たちが受講するサービスマナー講演


今年も残すところあと1月である。昨日は僕の「あかい花道場」の今年最後の定例会。5本のあかい花たちが、全道各地から集まってきた。(参照:五本の赤い花 ・ 5本の赤い花たちとともに考えたこと

今年もいろいろとあったが、僕の教えを吸収しようとする花たちは、今年1年も本当によく頑張った。月1回の定例会ではあるが、誰一人として一度も休むことなく、それぞれの地域から手弁当で駆けつけて、僕の話を一言も聞き逃すまいと頭をフル回転させ、体の中にいっぱい吸収しようとしていた。

そんな五本の花たちは、もうすぐそれぞれの形で素敵な花を咲かせることができるだろう。3月いっぱいまで頑張ってほしい。

こんな風に若い人達が一生懸命に知識を吸収して、育っていく姿を見ることは、僕にとって何よりうれしいことだ。彼らがいずれ、この国の福祉・介護の新しいスタンダードを創ってくれることを何より楽しみにしている。こんな若者たちがいるのだから、この国の介護業界の未来は決して暗いものではなくなるはずだと信じたい。

うれしいことに今年は若い介護福祉士の卵たちと触れ合う機会が多かった。

4月には高知県の福の種合同会社社長・木村徹氏の計らいで、高知市の平成福祉専門学校で講演する機会をいただき、そこでは介護福祉士を目指す学生さんも何人か僕の話を聴いてくださった。

そして令和元年の最後の月となる今月も、愛媛県松山市で、たくさんの介護福祉士の卵たちが僕の話を聴きに来てくれる予定になっている。

12/11(水)と12/12(木)の両日、愛媛県「三浦保」愛基金の補助を受けて、社会福祉法人 金亀会主催の研修会が、松山市の2会場で実施されるが、その2日目に学生さんが多数受講してくれるそうである。事務局の担当者の方から届いたメールの内容の一部を下記に転記させていただく。
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11日は既に定員となりました。会場が狭くて申し訳ないくらいです。

12日は、松山の河原医療福祉専門学校より生徒に聴講させたいというお話がありまして、40名程度学生さんも参加することとなりましたのでお知らせします。福祉課の先生が菊地先生の話を聞きたかったみたいですが…(^^)将来の福祉人材に参加してもらえるのは喜ばしいなと思っています。

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とてもうれしい知らせである。研修名に張り付けたリンク先からこの研修のチラシがダウンロードできるが、両会場ともテーマは、「介護事業におけるサービスマナー」である。介護福祉士養成校の学生たちが、今まで授業や実習を通じて、サービスマナーに対してどんなふうに考えていたのかを知る機会でもある。

僕のサービスマナー研修では、マナーに欠ける介護現場の実態が引き起こしている様々な権利侵害と、不適切サービスの実例も挙げて、そうならないために何を考え、何をしたらよいのかということを示しているが、介護福祉士を目指そうとしている学生たちが、その実態を知って何を感じてくれるのかも興味深いところである。

若者たちには、介護の現実を知って、介護の仕事を嫌にならずに、その現実を変えるイノベーションの原動力になってほしい。その思いが伝わる話をしてきたいと思っている。

転記したメールに書かれているように、11日の会場は定員に達して既に申し込みは締め切っているが、12日(木)14:00〜16:00の予定で、『松山市男女共同参画推進センター「コムズ」』で行われる講演会は、まだ少しだけ席があるそうだ。

お近くの方は是非参加して、介護福祉士の卵たちが、どんな表情で何を感じているかを一緒に退官してはいかがだろうか。申し込みはリンクを貼りつけたチラシで確認ください。

それでは皆さん、松山で愛ましょう。

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介護福祉事業者に求められるコンプライアンスの視点


今朝9:30新千歳空港発の便で上京してきた。今日の東京は結構冷え込んでいる。

これから僕は渋谷のコーププラザに向かう予定だ。

渋谷で講演を行った経験は何度かあるが、生粋の道産子にとっては近寄り難さを感じる場所であることに変わりはない。やはり人の多さに戸惑ってしまうし、スクランブル交差点を渡るのも勇気が必要だ。それに今の渋谷は、駅前の再開発で工事だらけである。行くたびに様相が変わっているので、田舎者の僕はどこをどう歩けばよいのかわからなくなることがある。地図アプリに頼って何とか目的地にたどり着けることを祈っている。

今日の仕事は、日本生活協同組合連合会・日本医療福祉生活協同組合連合会の合同研修会での講演である。研修会はすでに開始されているが、僕は14:25〜15:45までの登壇予定で、このブログタイトルと同様のテーマでお話をすることになっている。

もともと僕が介護作家として著作本を世に出したデビュー作は、共著本「介護施設と法令遵守」(ぎょうせい)であり、その中で「特別養護老人ホームにおける法令遵守」という部分を書いたことで、そののちの自著本につながっていった。

だから法令遵守やコンプライアンスをテーマにした講演も、過去に何度も行っている。だからテーマ依頼をいただいた後に、講演内容の構成もすんなりと決めることができた。

コンプライアンスの基本は法令遵守である。だからこそ法令を知らなければならない。正しい法令解釈による、正しい理解が行われなければならならないのである。その基盤なきところで、コンプライアンスを考えてもどうしようもない。

実地指導などで不適切運営が指摘されたり、報酬返還指導を受けたりする事業者が、「法令解釈に誤りがあった」と言い訳するケースがあるが、それはこの制度の中で仕事をしているプロとしては、あるまじき姿勢であると言えるわけである。だからこそ介護事業者の管理部門に、きちんと法令解釈に取り組む担当者を置く必要があるというものだ。制度が複雑化される中で、経営の透明性が求められる今の時代の経営リスクマネージメントは、遵法意識が無いと成り立たないのだから、そうした専門部門を置く必要があることを肝に銘ずるべきである。

しかし道義上の責任が広く捉えられている現代社会において、法令を護るだけでは事業者責任は果たせないと考えなければならない。企業等がルールに従い、公正・公平に業務を遂行するためには、法令だけではなく、就業規則や企業論理・社会規範も、すべて遵守すべきものとして捉えられているのである。

よって法令理解を行なったうえで、法令を護るだけではなく、社会ニーズにも対応し、社会の要請に応える事業運営に心がけることが、現代社会に求められるコンプライアンスである。

だからこそ介護事業者に対してどのような社会的要請があるのかを把握する事業者内のシステムの構築も不可欠だ。そのうえでどうしたらその要請に応えられるのかと対策する担当部門が必要になる。そのようにして社会的要請に対応するために介護事業者として明確なビジョンを打ち出す必要があるのだ。加えて介護事業経営者が事業理念を示すことができ、職員全員がそれを理解する必要も当然あるだろう。

そのためには事業所独自のコンプライアンスルールを作成する必要がある。今日は僕が作成したコンプライアンスルールも示す予定だ。

そのほか意外と知られていない介護保険法令上のルールや、ごく当たり前に行われている行為の法令根拠についても解説する予定である。講義を聴いた方は、介護保険法や関連法令が自分の仕事ぶりに与えている影響を改めて考えられるし、それは即ち今後の仕事の効率化にも結び付けられると思う。乞うご期待ください。

ということで会場でお愛する皆様、本日はどうぞよろしくお願い致します。

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看取り介護を終末期の支援だけに限定して考えてはならない


看取り介護に関するセミナーで、看取り介護・ターミナルケアに関する加算を算定するための要件を説明することが主たる内容であったり、単に終末期支援の方法論をレクチャーして終わっている場合がある。

しかし本当にそれでよいのだろうか。勿論、終末期に起こり得る身体状況や、精神状況の変化について知り、それに対応する方法を学ぶことは大事である。だからと言って、終末期に至るまでの日常支援を無視して、終末期支援の方法論を語っても意味がないと思う。

看取り介護は特別なケアではなく、たまたま命の期限が明らかになっている人に対して行われるケアであるに過ぎず、日常の支援と分断した場所や方法としてで行われるものではなく、過去の暮らしと繋がっているものである。日常ケアが貧困な場所で、看取り介護だけQOLが高まるわけがないし、そんな奇跡があっても意味がないのである。

さらに言えば、看取り介護の方法論を考えるにあたっては、終末期にどのような支援が必要かを考えるだけでは不十分であり、自分が終末期になった場合に、どこでどのように過ごしたいのかということを、愛する誰かに対して表明しておくことが大事であることを理解しなければならない。それを確認したうえで、その希望に沿った支援を行うことが最重要課題となる。

だからこそ看取り介護に先立って、「リビングウイル」の宣言を支援することが、関係者に求められてくることを、しっかりと伝えずして、終末期の介護の在り方だけを語っても国民ニーズに沿った支援には結びつかない。

特定の疾患により終末期と宣言される状態とは異なる、老衰などの自然死を迎える人については、支援対象者がお元気な時期から関わっている介護関係者が、人生会議(アドバンス・ケア・プランニング:ACP)の視点から、リビングウイルの支援に関わっていくことが求められるのだ。

そう考えると看取り介護とは、かつて介護支援の在り方が、ADL支援からそれにとどまらないQOL支援への転換がはかられてきたように、QOLからQOD(Quality of death)まで視野に入れた支援への転換ともいえるのだ。

QODとは、単にターミナルケアの方法論を問うものではなく、そこで暮らし、やがてそこで最期のときを迎えるまで、いかにその人が生命を持つ個人として尊重され、豊かな暮らしを送ることが出来、やがて安らかに死の瞬間を迎えることが出来るかという意味であり、我々がそこで豊かな暮らしを送ることが出来る支援のあり方と、最後の瞬間を看取り・送り出すまで、すべての過程を質の高いサービスとして構築することを意味する概念である。

そなわち看取り介護は、日常支援と繋がっているという意味であり、ごく普通の介護ということを意味することを、関係者はしっかりと自覚すべきだ。そのことを伝えない、「看取り介護セミナー」であっては困るわけだ。そんな意味のないセミナーを受講しても、本当の看取り介護なんてできるはずがない。

12月には愛媛県久万高原町と京都市と東京都世田谷区で、「看取り介護講演」を行う。3会場とも日常のケアと繋がっている看取り介護を語ってくる予定だ。

このうち京都市の看取り介護セミナーは、12/16(月)と12/17(火)二日間にわたるセミナーで、合計10時間の研修講師を、僕が一人で務めることになっている。主催者の希望でグループワークの時間もとっているので、僕の講演時間は2日間で合計6時間40分の予定である。これだけ時間があると、看取り介護について、様々な角度から、様々なケースを取り上げて語ることができる。

ちなみに現在スライド作成中だが、主な内容は以下の通りとしている。

全体テーマ「看取り介護実践の基本
1 看取り介護の基礎知識
・看取り介護とはどのような介護か
・介護施設で看取り介護が求められる背景
・看取り介護に備えるために必要とされるリビングウイルの支援とは何か

2 看取り介護の開始から終了までの手順
・判定〜説明同意〜計画作成〜連絡・連携〜実施〜終了〜評価までの具体的な流れ
・必要な書式
・求められるPDCAサイクル
・看取り介護加算の算定要件
・職員のメンタルケア
・遺族のグリーフケア

3 看取り介護の実際
・介護施設で行われた看取り介護の事例
・看取り介護の今後の課題
・スピリチャルペインの受容
・命の尊さを理解しながら看取り介護に関わる姿勢

この中で終末期診断の在り方、看取り介護計画作成の要点、説明同意に必要な視点、終末期の身体状況変化の特徴やその対処法、各職種別に求められる役割などについてくまなく網羅する予定である。

本研修は実施主体が、京都地域包括ケア推進機構・一般社団法人京都府老人福祉施設協議会・一般社団法人京都市老人福祉施設協議会とされており、会員の方のみの参加になっているが、参加された方々にじっくりと看取り介護の実践論を伝えてきたいと思う。京都の皆さん、会場で愛ましょう。

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介護福祉職に必要な志


下は僕が現在持ち歩いている名刺画像である。画像の上が表面、下が裏面だ。
名刺
こんなふうに裏面には、「その他の役職」として、琉球介護コミュニティ協会・理事という肩書を掲載させていただいている。(※次に新しく名刺を作る際はこれに加えて、株式会社ワーコン・顧問という肩書も追加する予定である。そのことはまたの機会に詳しく書こうと思っている)
 
琉球介護コミュニティ協会とは、昨年12月に沖縄の医療福祉の発展を目指して、セミナー活動を中心にして沖縄の医療・介護事業者の経営支援を行うために立ち上げられた団体で、その設立に尽力された(株)はっぴーライフの代表等を務められている辻川泰史氏より依頼されて、同協会の理事に就任させていただいたものである。

僕の理事としての活動は、介護福祉に関連するセミナー講師としての活動が主で、従業員が誇りを持って介護に携わることができる実践論・介護事業におけるサービスマナー・看取り介護・介護人材マネジメントなど幅広いテーマで、沖縄の皆さんに情報提供しているところだ。

来月はその琉球介護コミュニティ協会が設立されて1周年を迎えることになる。そのことを記念して2019年12月7日(土)14:00〜18:00に沖縄県うるま市の「うるマルシェ」で、「琉球介護フォーラム2019」が開催されることになった。(※張り付いたリンク先を参照ください。

このフォーラムは「激変の介護福祉業界を生き残る」を大テーマとしたもので、 「経営戦略」・「人材マネジメント」・「現場マインド」 の3つのテーマを軸にした情報を提供する予定になっている。

講師は琉球介護コミュニティ協会の理事が務め、僕のほか、辻川泰史 氏(株式会社エイチエル 代表取締役)と小濱道博氏(小濱介護経営事務所 代表)による講演が行われるほか、前泊理事長等を含めた役員によるディスカッションも行われることになっており、内容は下記の通りである。

1部: 14:00〜14:40 講師:辻川泰史 氏
介護福祉業界の経営戦略
2部: 14:50〜15:50 講師:菊地雅洋(masa)
介護福祉職に必要な志
3部: 16:00〜16:30 RKC協会理事
ディスカッション
まとめ:16:35〜17:35 講師:小濱道博氏
介護業界の展望

辻川氏と小濱氏とmasaの講演を一度に聴くことができる機会はそうないと思う。沖縄の人は、ぜひこの機会をお見逃しのないようにしていただきたい。

僕のテーマは、「介護福祉職に必要な志」である。介護事業経営の視点や介護保険制度の方向性については、辻川氏と小濱氏という優れた講師がレクチャーしてくださるので、僕は今回、対人援助に携わる我々がどんな、「志こころざし」を胸に抱いて、介護サービスの利用者と向き合いながら、どんな支援を求められるのかということを掘り下げたいと思う。

経営論や制度論も大事ではあるが、対人援助の基本は人の暮らしと心を護るということ。その本質の部分を見失うことがないように、私たちが日ごろから持っていなければならない根っことなる考え方を示したい。

制度や報酬がどうなろうとも変えてはならない、対人援助の普遍性というものがあるはずだ。そのことを追求する講演にしたいと思い、今アイディアを絞っているところだ。

12月でも温かい日の多い沖縄をさらに熱くして、沖縄の介護業界に真っ赤な赤い花を開かせるような話をしたい。沖縄だけではなく、九州の方などもこの機会にぜひ沖縄を訪れて、フォーラムに参加してはいかがだろう。
琉球介護コミュニティ協会設立1周年記念セミナー
皆さん待っています。会場で愛ましょう。

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大分〜大阪の旅を終えようとしています。


先週金曜日(10/25)に別府市から始まった講演の旅は、今日の午前中、大阪市豊中市の特養の職員研修を最後に一区切りして、これから北海道の自宅に帰る予定にしている。

この7日間で大分県別府市〜大分県日田市〜大阪市と移動しながら9講演を行った。

主な講演テーマは、サービスマナーセミナーと、介護実務(介護従事者が元気になれる実践論)がそれぞれ3件、終活・看取り介護セミナーが2件、人材確保のためのマネジメントが1件であった。

どの会場も募集定員いっぱいか、それを超えるたくさんの人たちに集まっていただき、大変ありがたく思っている。講演後の反応もまずまず好評で、たくさんの皆さんに、講演を聴きに来てよかった、これから先の実務に生かすことが出来る、やる気がわいてきたなどのポジティブな声をいただいた。

勿論、たくさんの受講者の中の数名の方は、僕の言葉や講演内容が心の琴線に触れずに、何の役にも立たないという感想をお持ちの方もおられる。それはそれで仕方のないことだ。僕は洗脳者ではないのでそのことを否定しない。誰しもが同じ考えを持つ必要はないのである。僕の話すことに共感できなかった人は、その人なりの別の実践方法を見出せばよいだけの話だ。そして実践の場で、僕の方法論とその人の方法論のどちらが結果を出しているのかを比較すればよい。

僕らが求められているのは、考え方や過程ではなく、あくまで結果であり、勝負は結果論として判定をしなければならないのだから、僕の話した内容を批判したり、否定する人は、その対極あるいは別な方法での実践をしているはずである。それをせずしてただ単に批判するのは、反対のための反対論にしか過ぎなくなるし、そんな人であれば、「口舌の徒」の域を出ないので無視してもよいだろう。だがそれは恥ずべき姿勢であることに気が付かねばならない。

特に介護事業におけるサービスマナーの必要性を否定する人は、それを否定する根拠となる理論を明示せねばならない。マナーのない介護事業者の職員の対応で、実際に心を殺されてしまった人に、マナーを否定する根拠を説明し、サービスマナーがない対応がサービスマナーを持った対応と比較して優れていると証明しなければならない。

それができない人は、ただ単に低きに流れているだけの存在で、介護を職業としてはならない人である。他に仕事を探しなさい。

介護事業者におけるサービスマナーの必要性は、対人援助に携わる者の姿勢として求められるだけではなく、今後の厳しい介護事業において、顧客を確保し事業経営を安定化するためにも必要とされる。さらにスマホで職員の不適切な言動が切り取られて簡単にネット配信され、世間からの糾弾を受けることを避けるためのリスク管理としても求められる。

そういう意味では、介護事業者において従業員のサービスマナーの意識を向上させることは、すでに事業者の倫理上の問題を超えているのだ。このことに理解が及ばない介護事業経営者は、厳しい競争の中で勝ち残っていけなくなるだろう。

さらに考えなければならないことは、優秀な人材はどこに集まってくるかということだ。サービスマナー意識のない職員の態度にストレスを感じている人材は、サービスマナー意識が浸透した事業者に集まるという事実があるのだ。そのような人材こそ介護事業に必要な人材ではないのか。そういう人った伊賀定着する職場では、サービスの品質も高まり、より優れた人材が張り付いてくる結果も生み出す。そうであればサービスマナーの確立とは、人材確保とも密接にリンクしていることがわかる。

僕のサービスマナー講演を受講して、そのことに気が付く人が多い。

しかし介護事業を経営したことがない人のサービスマナー講演とは、介護事業者のサービスマナー意識がいかに低いかという実態を知らないので、役に立つ示唆に乏しくなる。医療と介護業界以外では、顧客に、「タメ口」を使って話しかけるなんてことはありえないので、そこの部分の教育をする必要はない。しかし介護業界関係者のマナー研修は、そこから始めなければならないのである。それを知らないサービスマナー講師は、お辞儀の仕方とか、外来者に対する電話の応対を教えたりする。顧客である利用者に、「タメ口」で接している輩にそんなことを教えても何の意味もないわけである。

そうした講師と僕はまったく異なるのである。だから介護事業経営者に、「覚悟」さえあれば、僕はその事業者を変える力(方法論と言い換えてもよいが・・・。)を持っている。本当に事業者内でサービスマナーを浸透させたい方は是非連絡いただきたい。

今回も僕の講演を聴いた方が、改めて僕を講演に招きたいと声をかけてくれるケースが数件あった。そんな風に、僕を招いてくれる人、招いてくれる場所が少しづつ広がっている。それはとてもありがたいことだ。

しかし僕のことを、「偉い先生」だと勘違いしている人も多く、講師として呼ぼうと声をかけるのは、「敷居が高い」と感じている人も多いようだ。そんなことは全くなく、いつでも気軽に声をかけていただければ、日程調整や具体的な話し合いはいつでも応じられるので、「北海道介護福祉道場あかい花」の公式サイトに記載されているメールアドレス、もしくは携帯電話番号に、いつでもお気軽に連絡いただきたい。

そこに連絡したからといって、必ず講演依頼していただく必要もなく、あくまで依頼は調整の結果で構わないので、くれぐれもお気軽に連絡をいただきたい。

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職場全体でサービスマナー向上に取り組んだ成果


介護事業におけるサービスマナーをテーマにした講演依頼が増えている。

その理由は、介護サービスを利用する人も世代交代が進んで、顧客意識の変化が生まれているという理由がある。つまり介護という商品を売るためには、売り手のサービスの質が問題になりつつあり、サービスマナーに欠け、お客様に対してホスピタリティ精神を持たない従業員しかいない介護事業者が、顧客から選択されなくなり事業経営が困難になってきているという事情が影響しているのである。

それはサービスマナーが介護事業者の倫理上の問題を超えて、顧客確保のための事業戦略の一つとして求められているという意味でもある。

同時にスマートホンが普及したこの時代に、マナーのない対応をスマホで動画撮影されて、ネット配信されることで事業経営に及ぼすマイナスの影響を意識せざるを得なくなったという意味も含まれている。

そのため職場単位での従業員教育として、「サービスマナー研修」を企画する事業者が増えており、そうした事業者から講師としてお呼びいただく機会が増えているのである。

そうであるからこそ、僕のサービスマナー研修は少しでも仕事に生かせる、実効性が高まる研修にしたいと常日頃心がけている。「良い話を聴いたね」で終わることなく、研修を受けた瞬間から、実行できることを具体的に示して、研修を受講する前と後では、受講者が確実に変化できるようにしたいと思いながら、テーマに沿った具体策をお話しするようにしている。そして研修では、「これは今すぐできますよね」と具体的にできることを示し、他人がそれを行わなくとも自分ができることを示して、それを行うことで未来は確実に変わるという話をしている。

おかげさまで講演後の評価も上々だ。具体的に行動につながって、確実に変わっている職場も次々に出てきている。

例えば先日サービスマナー研修を行ったある職場の研修企画担当者の方から、次のようなメッセージと写真画像が届いた。

masaさんの研修後の反響が凄いです。職員が作ってくれました。
8大接客用語
この画像は、僕が研修の中で使いこなしなさいと紹介した、「8大接客用語」をカードにしてラミネート加工したものだ。このカードを講演翌日から職員が持ちながら仕事をして、その言葉を使いこなせるように訓練を始めているのである。

お客様である利用者からものを頼まれたとき、日常的に職員が、「わかりました」でもなく、「承知しました」でもなく、「かしこまりました。」と言える職場で、タメ口でお客様の心を傷つけるような状況が起こるわけがない。そしてそういう職場では、特別な教育をしなくとも、新しく入職した若い職員もごく普通に、「かしこまりました」という言葉を使うようになり、タメ口で会話をするなんてことはなくなる。

そういう職場では、「利用者は顧客であり、タメ口で会話するのは間違いですよ」なんて言う教育も必要なくなる。なぜならそれは当たり前で、今更言われるまでもない常識になるからだ。

現にそうした職場は、全国各地に少しずつ芽吹いてきており、そこでは20代の若い職員が、「お客様にタメ口で会話するなんて、僕らには信じられないです。」なんて普通に言ってくる。こうなればしめたものだ。サービスマナー研修などしなくても、日常のOJTの中で、先輩から後輩にマナーに即した、「接遇の具体的方法」が伝わるからだ。そのきっかけが僕のサービスマナー研修であったとすれば、それはとても光栄なことである。

またそことは別の法人さんの研修担当者の方からは、メールで、「ちょうど今、受講記録の一部が私の手元に届きましたので、抜粋でご紹介させていただきます。」として感想が届けられた。そこには、「研修が終わってこれまでの間、外部講師の方をお呼びしての研修も含めても、全く比較にならないレベルで反響がありました。実体験からの話は、机上での話とはパワーが違うことを改め感じましたし、私自身も反省することや考えが甘かったと痛感することが多くありました。」という言葉も添えられていた。以下に研修を受講した方の声を紹介したい。

・サービスマナーをしっかりと行うことで、虐待もなくなっていくと思いました。今までの仕事ぶりを振り返ると、入社当初に比べると丁寧さにかけていると思いました。再度一つ一つを見直していきたいと思います。(特養職員 入社3年目)

・ご利用者の皆さんが一日を楽しく笑顔で過ごせるように、皆さんが笑顔でお越し頂けるようにそんなDSを作っていきたいです。(DS職員 入社12年目)

・ご利用者に対する言葉づかいや態度はまだまだであることを実感しました。「あおいかおも少々失礼」丁寧な言葉づかいの上級を目指して成長していきたいと自分にとってとても大切な時間になりました。(DS職員 入社10年目)

・ご利用者の方が自然と笑顔になれるよう心掛けていきたいと思います。(特養看護職員 入社16年目)

・言葉づかいも含め、自分が後輩の見本になれるように意識しながら、ご利用者に関わっていきたいと思います。(特養生活相談員 入社13年目)

・福祉の世界もサービス業であること、相手を敬い、尊敬するする気持ちで接すると自然と態度も言葉づかいも変わってくるというお話にとても共感できました。(特養等複合施設管理栄養士 入社12年目)

・色々な体験談やエピソード等、すべて胸に落ちる内容でした。日頃より心掛けている(目標としている)ことのその先の答えを頂けたような気がしました。(居宅支援事業所ケアマネージャー 入社11年目)

・自分がご利用者だったらということや家族、子供に仕事見せられるかを常に考えながら仕事したいと思います。「最後の1%が幸せだったら人生が幸せ」施設の生活が良かったと思って頂けるように職員のご利用者への関わり方を指導していきたい。(特養 施設長)


こんなふうに職場を挙げてサービスマナーの教育に取り組む事業者では、確実に成果が現れている。それは介護事業経営上も大きな武器になり、勝ち組につながる重要な要素でもある。

このような成果が挙がる、「サービスマナー研修」をご希望の方は、「北海道介護福祉道場 あかい花」の公式サイトに掲載しているメールアドレスもしくは電場番号に連絡いただき、気軽に講演の依頼もしくは打診をしていただきたい。

このサイトの下部には、僕の講演予定も掲載しているので、講演テーマや内容等も参考にしていただきたい。

ちなみに来週・大阪で行う2つのサービスマナー研修は、少しだけ席が残っているので下記に紹介しておく。
・10/28(月)16:30〜18:30、社会福祉法人あさか会主催・人権講演会「サービスマナーの向上と虐待防止の取り組み〜ホスピタリティを極める、感動をもたらすサービスへの挑戦〜」(海外産業人材育成協会(AOTS)関西研修センター)
・10/29(火)14:30〜16:30、大阪介護福祉事業者協同組合主催・管理者、中間管理職向け接遇セミナー「生き残りをかけた事業戦略として求められる介護事業におけるサービスマナー」(クレオ大阪中央・研修室2)

お近くの方は是非いらしてください。

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終活が求められる理由


巷(ちまた)では、「終活(しゅうかつ)」という言葉がすっかり市民権を得ているように思う。その言葉の意味は、「人生の終わりのための活動」と世間一般的に認識されている。

終活という言葉は、「週刊朝日」が生み出した言葉とされており、終活本が幾つも出版されていく過程で、世間に認知されていった言葉のようである。

それは死と向き合い、最後まで自分らしい人生を送るための準備のことを表している言葉と言え、「これまでの人生を振り返る」・「残される家族のことを考える」・「友人、知人、今までお世話になった人たちへの思いをつづる」・「やり残したことや叶わなかった夢などを書き出す」などを行うことである。

一連の終活の過程では、自分が人生の最期をどこでどのように過ごしたいのかを、一番信頼できる人に伝え託すことが大事である。いうなれば終活とは、自分らしい最期を生きるための準備でもあると言える。

そんな終活の具体例は、以下のように示すことができる。
.┘鵐妊ングノートを書く
遺言状を書く
お墓を決める
じ亀い覆Δ舛ら遺品整理をする


僕はこうした終活に関連するセミナー講師として呼ばれることも多いが、僕がそうしたセミナーでお話しするのは主に,良分である。

それは人生の最終ステージを自分らしく穏やかにかつ、豊かに過ごすために必要なことと言え、ある意味、自分が望む方法で看取り介護を受けるための必要不可欠な、「前段階」とも言えるものである。

その前段階にエンディングノートは必要不可欠とは言えないし、それを書かなくとも伝えられることはあるのだろう。しかし遺される家族等に自分の意志を正確に伝えるためには、言葉だけではなく文字に思いを込めて残しておくことはとても大事なことだと思う。

書き残した思いや意志が変わったらどうすると心配する人もいるが、その時はまた書き直せばよいだけの話である。その時点の意志を伝えるために記録しておかないと、いざ伝えたいときに、伝えられない状態になっているかもしれないのである。

エンディングノートに正式な規格はないし、書かなければならない項目が決められているわけでもなく、何を書こうと自由だ。例えばそこにプロフィールや自分史、現在の健康状態、葬儀・お墓についての希望、その他気がかりなことなどを記載しても良いし、自分の死後、遺される家族に対する愛のメッセージを記しておくことがあっても良い。

しかし最も大事なことは、リビングウイルの宣言を記しておくことだ。

リビングウイルとは、「生前意思」又は「いのちの遺言状」と言われるものである。具体的にはエンディングノートの中に、「自分の命が不治かつ人生の終末期であれば、延命措置を施さないでほしい」と宣言し記しておくことが、「リビングウイルの宣言」となるのだ。それは延命治療を控えてもらうのと同時に、苦痛を取り除く緩和治療・緩和ケアに重点を置いた支援に最善を尽くしてもらうための宣言でもある。

その内容の中には、自分が口から食物が摂れなくなった時にそうしたいのかという宣言があっても良い。というより当然そのことも含んで書き残しておくことが大事だ。

口からものを摂れなくなった際に、経管栄養で延命措置を図ってほしいのか、そうしないで自然のままに逝かせてほしいのかを宣言しておくことは、自分がいざそうなった際に、自分の意思確認ができないまま、配偶者や子供がその重たい決定を行わなければならないという十字架を背負わせないためにも必要なことだと思う。

だから僕が行う終活セミナーの大きなテーマは、「あなたの思いは、大切な誰かに伝わっていますか。」である。愛する誰かに自分の思いを伝えておくことで、人生の最終ステージの生き方は豊かになるし、看取り介護の質も上がるのではないだろうか。

近直の「終活セミナー」は、10月27日(日)10:00〜12:00、アローチャート天領会主催 終活セミナーとして大分県日田市のホテルソシアで行うことになっている。どなたでも無料で参加できるセミナーなので、お近くの方は是非おいでいただきたい。

詳しくは貼りついたリンク先のチラシをご覧いただきたいが、このセミナーに引き続いて、午後からはサービスマナーセミナーも行う予定なので、とても有意義なセミナーだ。(午後のみ参加料500円かかります。)

ちなみにこの前々日(セミナー案内はこちら)と前日(セミナー案内はこちら)には、別府市でも講演を行なうのでリンク先を参照して、こちらの会場にもお越しいただきたい。

なお北海道では、11月9日(土)14:00〜17:00の予定で、中標津経済センターなかまっぷにて、「中標津地域介護支援専門員連絡協議会主催・看取り介護セミナー」を行うが、この中で終活とリビングウイル支援についてお話しするので、道内の方はそちらに参加いただければ幸いである。

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北海道介護福祉道場あかい花から介護・福祉情報掲示板(表板)に入ってください。

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敷居が高いと思わないでください


風邪は治ったのだと自分に言い聞かせ、信州・長野県上田市に昨日入った。

登別から上田市のルートは、東室蘭〜南千歳〜新千歳空港〜羽田空港〜品川〜東京〜上田ということになる。そのため昨日は朝7:10東室蘭発のすずらん3号を起点にして、上田市に着いたのは午後4時。講演会場に5時過ぎに入って、6時から120分の講演を行った。

しかしそんな僕にも増して大変だったのは受講者の皆さんだったのではないだろうか。昨日は月曜日だったが、そんな週の最初の日から、仕事を終えてすぐに研修というのは決して楽ではない。そうであるにもかかわらず受講された方々は120分という長い時間、集中を切らさないで居眠りする人もおらず、皆僕の話を熱心に聴いてくださっていた。

この日、僕のサービスマナー研修を受講した方々は、法人内のリーダーの職責を担っている人たちだと聴いている。そうであればこの人たちが本気で自分を変え、職場を変えようとすれば必ず結果が出せることだろう。何しろ僕が示している方法とは、顧客に対して相対する際に丁寧な言葉でお話しし、適切な態度で接しようというだけの話で、やろうと思えば誰もができる方法だ。

それを、「やる気」にさせる動機づけのための講演が昨夜の講演である。応援しているので、是非上田市から介護イノベーションを起こしてもらいたい。

それにしても昨日の講演後にまで、幾人かの方々が夜遅くまで上田市の美味しいお酒と食べ物を味わうために、僕にお付き合いいただき感謝している。(参照:あとは君の到着を、まつたけ、です。

僕の今日の予定は、「移動日」ということで特段の仕事もないのだから問題ないが、今日も仕事がある皆さんにご迷惑をかけなかったか心配してている。おかげさまで僕自身は初の上田市を十分堪能させていただいた。

ところで今回の講演は、社会福祉法人さんの職員研修であったが、僕を講師として呼んでくださるきっかけはこのブログだそうである。法人内の施設長さんがこのブログを読んでかねてより僕の存在を知っていたところ、講演依頼に関してはいつでもお気軽に連絡・相談していただきたいという記述を見つけ、連絡してくれたそうだ。

こんなふうに全国で講演を行っているといっても、僕自身はちっとも偉くはないし、誰か知らない人から電話やメールがアポなしで来たとしても、そのことを失礼に思ったり、憤慨したりすることは決してない。むしろ直接連絡してくださることに感謝の気持ちを強く抱く人間だ。だから講演についての相談や連絡は本当に気軽にしていただきたい。

メールアドレスや携帯電話の番号は、『北海道介護福祉道場 あかい花』の公式サイトに掲載しているので、いつでも相談していただきたい。相談の結果条件や日程が合わなければ遠慮なくお断りしてくださっても何の問題もない。ただその際は一言、今回は見送りますという連絡をいただければありがたい。何も決まらないまま急に連絡がつかなくなってしまうと・人間関係そのものが途切れてしまいように思えて、それはとても寂しいことに思えるからである。

どちらにしても僕に講師依頼をすることについて、敷居が高いと思わないでください。

例えば、masaの講演予定には、僕の今後の予定が常に最新情報で更新しているので、そちらを見て都合の良い日を選んでいただきたい。講演を行ってほしい地域にすでに行く予定が入っていて、その予定につなげて講演依頼をしていただく場合は、交通費がかからなくなることもあるのでお得になる。移動の経費等については、できるだけ最安値で手配するように心がけている。是非一度ご検討くだされば幸いである。

さて僕は今日かこれから佐賀入りしなければならないが、その前に一旦北海道に帰るために、すでに羽田空港から機上の人になっている。札幌で予定されている打ち合わせを済ませて、夕方、新千歳空港から福岡空港に飛んで、リムジンバスで佐賀バスターミナルに入るのは、夜遅くになる予定だ。

こんな詰まった日程調整も可能なので、本気で現場を変えようと思っている人たちは、遠慮なく宴楽いただきたい。

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未来を変えるためには自分が変わる必要がある


久しぶりに風邪をひいてしまった。

先週土曜日は小樽での3時間講演があったが、朝から喉がいがらっぽく、講演最中も鼻水が出て仕方なかった。だが具合が悪いわけではなく、講演後のオフ会も元気に参加した。さらに昨日は、自宅に戻る前に小樽の人気店で、午前中からお酒を飲みながら美味しいものを食べさせていただいた。

こんな風な不摂生の暴飲暴食の罰が当たったのか(参照:引いてもだめなら、お寿司、かない。 ・ おめでとうございます。ニシンしたそうで良い子を産んでください。)、小樽からの帰りの列車内で少し熱が出てきた感があった。

そのため夕方遅くに鷲別に着いたその足で、薬局に行ってPLを買って、昨夜は早めに就寝した。

というのも今日から14日(日)にかけて、長野県上田市〜佐賀〜北九州〜長崎と回って計6講演を行う予定になっているため、風邪で倒れているわけにはいかないのである。

昨夜は熱が上がって汗をかいて、夜中に何度も着替えをしたが、おかげさまで今朝になると熱も下がっており、講演に支障が出る状態ではなく、朝7:10東室蘭発の列車を起点に、先ほど新千歳空港から羽田空港に着いたところだ。これから東京駅まで移動し、そこから新幹線で信州・上田に向かう予定である。

体調は絶好調とは言えないかもしれないが、朝より今の方が調子が良いので、ほぼ通常の健康状態に戻ってきているといってよいだろう。信州・上田には美味しいお酒を造っている蔵もあるので、夜までに本調子にしなければならない・・・。

今回の信州〜九州の講演のテーマは、「サービスマナー」・「今後の制度改正を見据えた通所介護の事業戦略」・「老健施設に求められる役割」・「相談援助職の役割」と多彩な内容になっているが、その中でもサービスマナー研修が3つ含まれている。そのうちの二つは法人内職員研修として実施されるものだ。

介護事業経営者の方々の中で、今後の介護事業戦略を考えたとき、顧客に選ばれる条件・良い人材が張り付き定着する条件として、サービスマナーの必要性を強く感じてくれる人が多くなったという意味だろう。そのことは喜ばしいことであるが、せっかく経営者がお金と時間を使って、そのような機会を設けてくれるのに、ただ単に、「良い話を聴くことができてよかった」で終わってしまってはあまりにも勿体ない。

研修がきっかけとなり、実践に教わったことを生かす気持ちがないと、何も変わらないのである。

僕のサービスマナー研修を受けて共感した方は、それで終わらず今日から丁寧な言葉で顧客対応することを実践してほしい。それは特別な知識や技術が必要ないことであり、誰もが実践できることなのだ。他人が行おうとしなくとも、自分が行おうと思えばできることなのである。そして自分が実践し始めて、それを続けていく先には、他の共感者がそれを手本に真似てくれる結果がついてくるだろう。そのようにして職場環境とは改善していくものなのである。

しかし自分が行いもしないことを他人が行うわけがない。自分がマナーある対応を実践しない人が、介護従事者の不適切対応を嘆いても始まらないのだ。他人と過去は変えることはできないけれど、自分と未来は変えることができるという言葉を、改めて思い浮かべて、実践する人になってほしい。

周囲の様々なバリアや誘惑を乗り越えた先には、皆さんの愛する介護という職業が、人の幸せに寄与する素敵な職業であるという誇りを持つことができるだろう。職員みんなが丁寧な言葉遣いと態度で利用者に接する職場は、とても温かく和やかな場所になるだろう。そこでは顧客である利用者の笑顔が生まれ、それを見た家族の笑顔に結びつき、そのことに職員すべてが誇りを抱くことができるかもしれない。

一旦そういう職場になると、新人教育など力を入れなくとも、新しく入った職員は、日ごろからの先輩たちの丁寧な言葉遣いや対応を学び、ごく自然にそうした態度をとるようになる。

僕がかかわっている介護施設にも、そんなところがあって、20代の若い介護職員が、利用者からものを頼まれたときに、ごく自然に「かしこまりました。」と答えている。

そのことは彼らにとっては何の不思議なことでもなく、違和感のない言葉遣いで、逆に利用者に「タメ口」で接する介護事業者がいまだに存在することを、「信じられない」と驚いたりする。

他産業から介護業界に転職した人の、最初の驚きは、顧客である利用者に対して、従業員が「タメ口」をきいて、そのことを周囲の誰も注意しないということである。それはいかに保険・医療・福祉・介護の常識が、世間の常識と乖離しているのかという証明でもある。

その不可思議さに気が付いて、介護事業者としても勝ち組になることができる事業者に成長していかねばならない。そのために経営戦略上も、「サービスマナー教育」を行わないという選択肢はないと思う。

職員に介護事業におけるサービスマナーとは何か、なぜそれが必要かかをしっかりと説明し、定期的にサービスマナー研修を行いながら、介護の場で常にマナーにかけた対応がないかをチェックするシステム作りが求められているのである。

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マナー民度が低い介護業界


土曜日から福岡に滞在し、合計9時間の4講演を終え、今日一旦北海道の自宅に戻る予定だ。

昨日の講演は、福岡県社会福祉士会福岡ブロックの研修会での講演で、サービスマナーと看取り介護の講演を午前と午後に分けて行った。

社会福祉士の皆さんは、いろいろな職場で活躍されている。そのため講演前後・合間でそれぞれの皆さんの専門領域の事情を聴くことができてとても勉強になる。しかしサービスマナーに関して言えば、児童も障がい者も高齢者も、介護業界全体で問題を抱え改善の余地がたくさんあることに気づかされる。

例えば行政職等介護サービス分野に間接的にかかわっている立場の社会福祉士には、サービスマナーの必要性を唱える僕の講演や、その内容に共感する人たちがいることにピンとこない人がいたりする。

それは介護事業にサービスマナーが必要なことを理解できないという意味ではなく、顧客に対して丁寧な言葉と適切な態度で接することなど極めて当たり前のことで、大の大人が今更そのことを勉強しなければならないということに戸惑っているという意味だ。

顧客である利用者に対しタメ口で話しかけることなど、教えられなくとも当たり前ではないかと思っている人にとって、今更そのことも含めてサービスマナーを問い直そうという意味が分からないのである。

それが世間一般の正常な感覚であり、常識なのだ。

逆に言えば顧客である利用者に対応する際の態度については、介護業界の民度はかなり低いという意味だと思う。

年上の人に対する礼儀から教えなおさねばならない介護業界の民度の低さは、恥部といってよい。小学生レベルのマナーのなさを何とかしないと、その無礼な態度で心を殺されるのは、介護サービスを利用するすべての人であり、それは将来の自分や、自分が愛する家族の問題となるかもしれないのである。ここは介護事業経営者に強く問題意識を持ってほしい部分だ。

しかしサービスマナーをしっかり意識した事業運営をしている介護事業者も現れ始めていることも事実だ。そういう事業者に就職した若者は、先輩たちの利用者に接する態度から、マナーのある対応をマネして覚えることになる。そこでは最初から利用者に接する際に、丁寧な言葉と柔らかい態度で接することが当たり前であると刷り込まれるので、顧客である利用者に対しタメ口で接する人がいるという業界の実態を知って、「信じられない。」という。

20代前半の若者が、デイサービスで利用者が自宅に帰るための送り出しの際に、玄関で利用者に何かものを頼まれる際、ごく自然に、「かしこまりました。」と答えている姿がそこにはある。こうした事業者の職員には、自然と顧客に対するサービス精神が芽生え、それがホスピタリティの意識につながっていく。そういう事業者は顧客に選ばれるサービス事業者になっていくことはごく自然の流れである。

そういう姿を介護の常識に変えていかねばならない。

そのためには新人職員に教育をするための、現場職員の意識を変えるところからが始めなければならない。学生が専門学校等でマナー教育を受けて卒業しても、就職した先の先輩職員がマナーに欠ける対応に終始している現場で、新人職員だけがマナーのある対応に徹することは難しいからだ。だからこそ先輩となる現業に就いている介護職員等の意識改革が急がれるのである。

2018年度も今日でちょうど半分が過ぎる。あと半年後には新卒者が介護事業者にたくさん就職してくる。その前に現場職員の意識を改革し、顧客である利用者に対してマネーをもって接することを徹底させないと、半年後に就職する金の卵は、介護の恥部といえる先輩職員によって泥の粘土に変えられてしまうのである。

今現在、介護事業者で顧客に対応している人たちのタメ口をなくしていかないと、来年の4月には、人生の大先輩に対し、平気で生意気なタメ口を発する若者を大量生産してしまうのである。

そんなことにならないように今からでも遅くないので、サービスマナー教育を始め、続けてもらいたい。特に来年2月・3月の職員教育は重要であり、その時期に集中して職員のマナー教育を行って、新人の見本になる先輩職員の態度を身につけさせていただきたい。

その手伝いが必要だと考える方は、是非気軽にメール等で連絡していただきたい。できる限りのお手伝いをさせていただきたいと思う。

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小樽市で初開催・介護事業におけるサービスマナー研修


小樽市は札幌から約40キロ離れた場所に位置する地方都市である。

近年人口は減少傾向にあるが、今だに10万都市の規模を維持しており、北海道の中では古くから港湾都市として栄えた街と認識されており、観光地としても有名である。

僕の実家は岩見沢市という札幌に近い地域であったし、大学は札幌にあったので、学生時代は小樽と言えば遊びに行く場所であった。

小樽の海は夏になれば必ず海水浴に行く場所だったし、イベントとしては「小樽潮(うしお)まつり」もよく見に行った記憶がある。小樽運河や北一硝子、オルゴール堂などは馴染みの観光スポットである。そういえば髪の毛の薄い人とは一緒に行くのをためらってしまいそうになる、「毛無山」なんていう観光スポットもある。

食べ物も名物がたくさんあって、有名な「寿司屋通り」には有名店が目白押しで、寿司や海鮮丼は当然うまいが、なると屋の「若鶏半身から揚げ」なんていう名物もあるし、ラーメンも「初代」という名店がある。しかし小樽のソウルフードと言えばなんといっても、「あんかけ焼きそば」である。道外の人は案外そのことを知らないのではないだろうか。貼りついたリンク先を参照していただければと思う。

仕事の関係でも何度かお邪魔しており、過去にはユニットケアに取り組む施設の見学のために、いくつかの特養を見学に訪ねた思い出もある。

そんなふうに僕にとっては馴染みのある小樽市ではあるが、今まで講演をしたことはなかった。実は何度か小樽市の団体等から講演依頼の打診があったが、日程調整がつかずに実現しなかったという経緯がある。しかしこの度、小樽市デイサービスセンター連絡協議会さんと、後志デイサービスセンター協議会さんの依頼を受けて、両会で共催の研修会で講演を行なうことになった。
小樽市サービスマナー研修会
ポスター画像を貼りつけたので参照していただきたいが、10月5日(土)14:00〜17:00までの予定で、「特別養護老人ホームやすらぎ荘」で行われる研修会では、「介護事業におけるサービスマナー〜接客から接遇への脱皮を図るために」というテーマの講演を行なう予定になっている。

介護事業に特化されたサービスマナー研修が小樽市で過去に行われたことはないそうなので、今回が初ということになる。

今後の介護事業経営を考えると、従業員がいかにホスピタリティ精神を持って利用者に接することができるかが、顧客確保戦略として重要になってくる。しかしホスピタリティ精神とは、マニュアルで生み出すことのできないものである。それは一人一人の従業員が、お客様を想う気持ちの上に成り立つ精神であり、ホスピタリティ精神を持てと指導しても、必ず生まれる精神ではないのだ。

だからこそサービスマナーが重要になる。利用者は単なるユーザーではなく、顧客であることを従業員がしっかり認識しなければならない。そのうえで顧客に対してはきちんと礼を持って接するのが当然であるという意識を持ち、接客から接遇への脱皮を図る過程でしか生まれないのがホスピタリティ精神である。

今回共催するのは通所介護の団体であるが、今後の介護事業経営を考えると、人材確保と顧客確保の両面で厳しい競争を強いられることは必然だ。その戦いを勝ち抜かねばならない。

ホスピタリティ精神を持って顧客に接する人材がいないところは、顧客から見放され事業経営が困難となるが、特定加算の加算率が低い通所介護事業には、今後今のように簡単に人材が寄ってこなくなるかもしれない。そんな中でどのように人材を確保し、育てるのかが大きな課題である。その基盤がないと顧客確保ができなくなるからだ。

しかし将来人材〜人財となる素質を持つ若者が、先輩職員のタメ口にストレスを感じて働いていた職場を辞めてくというケースも増えている。そうした人たちは丁寧な対応ができる職場で働きたいという動機づけを持っている人である。その人たちは今きっとどこかで、サービスマナーに満ちた職場を探している。

だからこそ今いる従業員にサービスマナーの重要性を理解させ、マナーある接遇に接することが、生き残りをかけた事業戦略の肝になるのだ。そのことによって人材からも選ばれ、人材が定着する事業所になっていくことが、顧客確保にもつながっていくのだ。それなくして安定した介護事業経営はできない。

小樽市サービスマナー講演は、その生き残りの第一歩である。なおこの研修会はオープンで誰でも参加可能であるが、共催2団体の会員の方は無料参加できるものの、非会員の方は参加料が2.500円かかるのでご了承いただきたい。

僕のサービスマナー講演は道外で行う機会が多いので、道内のこの研修は貴重な機会と言えるのではないだろうか。是非全道各地の皆様の参加を期待したい。どうぞよろしくお願いします。

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10月の大阪オープン講演について


来月10月25日〜月末31日にかけて、九州と大阪で8講演を行なう予定になっている。

そのうち後半の大阪5講演については、最終日は介護事業者の職員研修でクローズだが、28日(月)〜30日(水)にかけての4講演はいずれもオープン講演で、広く参加者を募集している。10月後半に関西地域におられる方には、是非参加のご検討をしていただきたく、今日はその4講演を紹介させていただこうと思う。

まず最初は、10月28日(月)16:30〜18:30に住吉区の海外産業人材育成協会(AOTS)関西研修センターで行われる、「社会福祉法人あさか会主催・人権講演会」である。講演テーマは、「サービスマナーの向上と虐待防止の取り組み〜ホスピタリティを極める、感動をもたらすサービスへの挑戦」としており、介護実務者向けのサービスマナー研修となっている。参加料は無料で、定員は150名である。貼りついたリンク先のチラシを参照して、チラシに書かれているFAX番号まで申込書を送付していただきたい。
10.28人権研修会

次に翌29日(火)10:50〜12:10に大阪グランフロントで行う講演、「介護施設の人手不足に打ち勝つ! 〜定着率向上とより良い介護への挑戦!〜 」を紹介させていただきたい。この講演は、「内田洋行主催 IT-Fair2019 in osaka」の中で行われる講演である。こちらも参加料は無料。リンクを貼った案内チラシに、Web申し込み方法が記載されているので、そちらからお申込みいただきたい。締め切りは10/25までである。
10.29内田洋行ITフェア2

同日の午後は天王寺に場所を変えて、介護事業管理者・リーダー向けのサービスマナー研修を行う。14:30〜16:30にクレオ大阪中央・研修室2に「大阪介護福祉事業者協同組合主催・管理者、中間管理職向け接遇セミナー」として、「生き残りをかけた事業戦略として求められる介護事業におけるサービスマナー」をテーマで講演を行なう。こちらは参加費が一人4.000円で、40人定員となっている。貼りついたリンク先の申込書をFAX送付して申し込みいただきたい。
10.29管理者リーダー向け接遇研修

最後に紹介するのは、大阪市老連主催の「看取り介護セミナー」である。10月30日(水)15:00〜17:00に大阪市社会福祉センター3階(大阪府大阪市天王寺区)で、「生きるを支える看取り介護〜命の尊さの理解〜 」をテーマにした講演を行なう。参加費は会員が2.000円、会員以外は4.000円となっており、定員は90名である。このセミナーはここ数年毎年行われているが、いつも定員がいっぱいとなり、申し込んでも受講できない人が出る人気セミナーである。どうかお早めにお申し込みいただきたい。
10.30大阪市老連看取り介護セミナー
なお確認のためにmasaの講演予定も参照していただきたい。それでは皆さんどうぞよろしくお願いします。

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神の国で語る看取り介護


3年前まで僕が講演を行なったことがない県は、全国で山梨・島根・鳥取・香川の4県であった。

その4県のうち島根県は一昨年、松江市と浜田市で2講演を行った後、昨年も太田市と益田市で講演機会をいただき、さらに今年も松江市で再度講演を行う機会をいただいた。

香川県は昨年初めて高松市で講演を行う機会をいただき、今年も引き続き高松市にご招待いただき2年連続講演を行なっている。

そのため現在、僕が講演を行なったことがない県は、山梨県と鳥取県の2県となっている。当該県の関係者の方に、ぜひご招待いただけるようにお願いしたいものだ。

さて今年で3年連続講演依頼をいただいた島根県であるが、その予定が来週の月曜日に迫っている。今年の島根県講演は島根県老施協の主催する、「看取り介護セミナー」である。朝10時から始まって、終了は午後4時という長丁場の講演で、午前2時間・午後3時間の合計4時間のセミナー内容は、すべて僕の講演でグループワークなどは予定していない。

その内容は、全国7カ所(札幌・仙台・東京・名古屋・大阪・岡山・福岡)を廻る日総研セミナーと同じであるが、当然のことながら今現在の最新情報を盛り込んで、今地域で求められている看取り介護の実践論をお話しする予定である。

講演事務局からは一昨日にメールが来てその内容は、「会場が定員150名しかないが、すでにその数に達する申し込みがあり、募集を終了した。」とのことである。ということで満員御礼に感謝するとともに、締め切り終了前に受付が終わって参加できなかった人には、この場を借りてお詫び申し上げたい。今回受講できなかった人が、次に受講できる機会を是非作っていただきたいと思う。

ところで看取り介護講演については、先週も札幌と東京でそれを行う機会があったが、そのうち札幌会場(受講者30名:120分講演)を受けた方のアンケート結果が昨日届いた。満足度が高い講演となってホッとしている。受講者の皆様の個別コメントも送られてきたので、下記に照会したいと思う。t当日の受講者のほとんどの方からコメントをいただいているが、それはまさに僕の看取り介護講演の評価であり、今後、僕の講師を依頼しようかと考えている人にも参考になると思うので、是非ご覧いただきたい。
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受講者の方々の声
・看取り介護は今後増すと思いますが、予測できないような事をどのように行うかが課題と思いました。
・色々と考えさせられる内容でした。
・最期の時を家族が元気なうちに話し、また、その様子を子どもたちにも見せたいと思いました。
・現在、看取りケアを行っているが、Drの考え方に納得していなく指示と思って点滴や酸素を行っていたが、今日の研修を受けて自分の考え方が正しかったという事がわかりました。また家族の意見だけではなく本人のリビングウィルは今後必要なことと思いました。
・看取りは、特別なこと、大変なことと思っていましたが、そうではないんだという事に気付かされました。今後、施設で看取りを行うかも知れないので是非参考にしたいと思います。
・最期の時を家族が元気なうちに話し、また、その様子を子どもたちにも見せたいと思いました。
・看取りが、生きていることの延長線上にあるという事が改めて実感できました。
・クレームの判別。対応方法を詳しく説明してもらい勉強になった。
・親の死後に、うつになったというケースから終末期の過ごし方を予め話し合っておく必要性がある事を痛感しました。今後に活かしていきたいです。
・看取りは日常ケアの延長であること。1つ1つのケアの中でも、最後につながることがある。明日から自分がどういうケアをするのか、看取りの時はこういうのが良いのかなど、色々考えることができた。
・直接看取りに関わる事は多くない小規模多機能に所属している為、実際のケースを例としていた内容は理解しやすく、実りある研修に参加できたと思います。
・看取りに限らず、介護に向き合う姿勢を学ぶことができました。一人一人の思いによって、今後の支援も変わるだろうと思い、皆がそれを共用できたら良いと思いました。
・家族ではない他人の看取りに関わる時、自分たちの行うケアにより、人生の最期の時の幸せ度が左右されることを改めて 実感しました。
・看取りは死を待つものとしか考えられなかったが、その人らしい生活を支え、安心・安楽な最期を迎えられるように支援すると学び、考え方を変えることができました。
・実際にあった事例が多く、今ユニットでも看取りの入居者様がいるので実践してみようと思う部分が多くありました。
・看取りのケースが少しずつ増えて、実際に関わる中でDrとの連携ややり取りについて、今後の課題を感じました。
・ご利用者様本位を間違えて捉えることの怖さ。そして、しっかり時間をかけて向き合っていくことの大切さを学びました。
・介護の仕事を始めて4年程で多くの看取りを経験してきましたが、利用者様、ご家族様とどう向き合うかを改めて学べて良かったです。
・今まで看取りを行っていて実感していた内容が多く、自信に繋がりましたが、まだまだ「あなたの大切な人を任せてください」と自信を持って言えないため、知識を付けて本人の代弁者となれるよう努力していきたいです。
・看取りへの心構えや、如何に自分が関わっていくと良いのかの道しるべとなりました。
・元気な時に、人生会議が出来るように、今後の仕事に生かしたいと思いました。そうすることで、残された家族に責任を負わせないようにしたいと、体験からも思います。
・今年、祖母が亡くなり、家族として看取りました。また誰かの看取りに接することがあった時に、本人の幸せを考えられるようにしていきたいと思います。
・ターミナルケアを行う施設、グループホームが多くなると思いますが、看取り介護をご家族にどう説明するかが重要であると思いました。
・とても勉強になりました。施設に戻って学んだ事を職員に伝え、本人やご家族が安心安楽になれる看取りケアを目指していきたいと思います。
・増えてくる看取りとどう向き合うか、どうケアするかをもう一度考えることができて勉強になりました。
・2時間はあっという間でした。ありがとうございました。
・老健での看取り介護の事例が知りたいです。
・接遇に関して、菊地先生のサービスマナーの講義を受講してみたいです
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以上、参考にしていただければ幸いである。

これらのコメントを読んでいただくだけで、僕がどういう方向から、どのような話をしているかわかるのではないだろうか。どちらにしてもそれは、僕が特養という介護施設の中で、ソーシャルワーカーの時代から、総合施設長として施設経営を行っていた時期に、僕の仲間と一緒に作り上げてきた介護の実践論で、そこにフィクションや空想は一つも含まれていない。

それは真実の実践論である。いくつかのケースや、そのまま現場で使える書式は、僕の最新著作本、「看取りを支える介護実践〜命と向き合う現場から」に掲載されているので、文字に張り付いた日総研サイトもしくは下記の取り寄せサイトからご購入いただければ幸いである。

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