masaの介護福祉情報裏板

介護や福祉への思いを中心に日頃の思いを綴ってみました。表の掲示板とは一味違った切り口で、福祉や介護の現状や問題について熱く語っています!!表板は業界屈指の情報掲示板です。

講演・講義・執筆

未来まで続けることができる『ごく普通』の介護



今日は午後から、120分のオンライン講演を自宅から配信する予定になっている。

鳥取の社会福祉法人さんに向けた講演であるが、同法人さんからは3年連続してオンライン講演の依頼を受けている。

令和4年の七夕の日、指導職員に向けて介護人材マネジメントについて話をさせていただいたのが最初のご縁だったと記憶している。

昨年は、管理職・リーダー職に向け、「介護事業に携わる者の使命と責任」というテーマでの120分講演と、中堅職員に向けた、「介護事業における介護職員のサービスマナーについて(認知症の方に対する対応方法も含む)」というテーマでの120分講演を行った。

今年は今日がサービスマナー研修で、来月は、「介護事業における管理職の役割について」をテーマにそれぞれ120分のオンライン講演を行う予定である。

このように同じ法人さんから3年も連続して講演依頼をいただけることは、僕にとって何よりうれしいことである。なぜならば、それは即ち僕の伝えたことが実務に生かされているという意味だと考えられるからである。

今日も講演受講後からすぐに実践できるサービスマネの実務論を伝えたい。

だがあまり肩に力を入れず、自然にそのことを語ろうと思う。

何事も力が入り過ぎると、続けられない一過性のものになりかねない。サービスマナー意識を忘れない介護とは、そのように力を入れて実践するものではなく、ごく自然に日常介護として続けられるものでなければならないからだ。

そもそも私たちの介護実践は、素晴らしく良い介護を行うのではなく、ごく常識的に考えて、当たり前の行為を日々確実に繰り返すことに意味がある。良い介護をする前に、悪い介護を行わないという意識の方が大切である。

今日も明日も、そしてずっと未来まで続けることができるごく普通の介護のあり方を伝えたいのである。

ところでこのようにご縁を結んでいただいているが、実はまだ僕は鳥取県内で講演を行ったことがない。まだ訪れたことがない未知の県の一つが鳥取県である。
ちなみに日本の都道府県で講演を一度も行ったことがないのは、山梨県と鳥取県の2件である・・・どちらの県も以前、数度講演依頼があったが、日程の調整がつかず流れたことがあり、それ以来ご縁が途切れている。

そんな僕が鳥取と聴いて頭に浮かぶのは、「鳥取砂丘」と「スラーメン(素ラーメン)」である。
孤独のグルメ・鳥取市のスラーメン
後者は「孤独のグルメ」で鳥取市役所旧本庁舎内の食堂で井之頭五郎が食べている場面が印象に残っている。まるでうどんのおつゆに中華麺が入っているかのようなラーメンと紹介されていた・・・姫路駅の「えきそば」と似たようなものなのだろうか。それは食べたことがある。

そういえば逆バージョンの「日清のどん兵衛 特盛 ラーメンスープの!? 天ぷらそば」というのも以前に食べた記憶がある。

興味津々であるがこちらの記事で紹介されているように、現在スラーメンは日本海自動車学校(同市湖山町東4丁目)で食べられるそうである。

いつか砂丘を見学して、その足でスラーメンを食べに行くような機会があるだろうか・・・きっとあることを信じて、その日を楽しみにしておこうと思う。

鳥取市の介護関係者の方にエールを送る動画を下に張り付けているので、是非そちらもご覧になっていただきたい。



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心掛けていることは実践論であること



今僕は福岡市・博多のホテルでこの記事を更新している。

今日は14:30〜博多駅近くの会場で講演を行う予定があり、その仕事に備えて前日に福岡入りした。新千歳空港と福岡空港は直行便で結ばれているが、僕の自宅がある登別からの移動を含めると、当日入りして間に合うのは夕方開始の講演くらいであり、どうしても前日移動になる。

だが前日入りにも良いことがあって、昨日は前夜祭ということで、福岡や山口の知り合いたちと呑み会で盛り上がった。その模様は「野球好きは、あっさりサッカー無視」を参照していただきたい。
2024/6/10博多オフ会
それにしても北海道に比べて九州の夜明けは遅い・・・だが今日は、午後からの仕事なので、空が明るくなって陽が高くなってから起きても余裕である。

今日はTKPガーデンシティ博多新幹線口 ・プレミアムホールで行われる福岡県老人福祉施設協議会・令和6年度第1回総会で、「介護報酬改定の状況から考える今後の介護事業経営」をテーマに講演を行う。

福岡県老人福祉施設協議会さんからは、今まで何度も講演依頼を頂いて、様々なテーマで話をさせていただいている。今回は特養と通所介護の報酬改定・基準改正の要点を解説したうえで、物価高対応されていない厳しい報酬単価という状況で、どのような事業経営をしていくべきかという視点で話をさせていただく。

その講演が終わった後、地下鉄博多駅から唐人町に移動し、合同会社えんどの職員研修として、「介護事業における専門職の使命と役割」という講演も行う予定だ。

合同会社えんどさんとは、今回初めてのお付き合いであるが、研修担当者の方が、数年前に僕が福岡市内の山王病院で行った講演を受講したという方であった。その話に感銘を受け、自分の社のスタッフにもその話を聴かせたいと思っていたところ、あかい花の公式サイトに掲載されている僕の講演予定を見て今回僕が福岡に滞在することを知ったということで、「一度、当社スタッフにも菊地様のお話しを聞かせてあげたいなぁ…と、ずっと考えておりましたところ、6月11日に福岡で講演される予定に気づき、その後のご予定が空いておられないだろうか…と思い勇気を出してメールを差し上げた次第です。」というメールが5/27に届いた。

こうまで云われると断ることはできないので、たまたま講演後に予定がなかったので受けさせていただいた。(※ただし、そのあと福岡県老施協事務局の方からオフ会の打診が来た・・・この時は、すでに唐人町講演の予定が入ってしまっていたので、泣く泣くお断りせざるを得なかった。福岡県老施協の皆様申し訳ありませんでした。

合同会社えんど職員研修では、介護事業に携わる者として、この仕事の使命とは何かということを理解していただくと共に、使命を果たすことによって仕事を続けることに誇りと喜びを持つことができることをあきらかにしたい・・・その基盤となるのがサービスマナーであることを理解できる話をするつもりだ。

そんなふうに14:30〜19:30にかけて2つの講演を行うが、2本目の講演後、座談会もあるため終了は20時過ぎになるだろう。そのあと、博多駅近くで一人呑み会を行って明日の帰道に備えたい。

今日の講演をはじめとして、僕は様々なテーマで講演を行っているが、そこで心掛けていることは、自分ができないこと・自分がやってこなかったことは話さないということだ。

僕が介護事業に携わった最初は、特養の生活指導員から始まっている。その後、相談室長〜業務課長を経て総合施設長を経験してきたわけだが、その間に措置制度から介護保険制度への切り替えという大改革を経験し、すべての福祉系サービス実務に精通する機会を持つことができた。

介護支援専門員の資格も取り、居宅・施設両者のケアマネジメント実務も行ってきた。

さらに母体の医療法人では、医療系サービスもすべて提供していたため、スーパーバイザーとしてそれらのサービスにも関わってきた。

社福法人の総合施設長としては、介護事業経営の先頭にも立って経営実務の経験も乏しくはない。

そうした豊富で多彩な経験を生かして実践可能な実務論を全国各地で語っている。おかげさまで評判も悪くなく、リピーターも多いことがそれを証明していると思う。この半年間で話をしているテーマは下記の通りである。

・介護事業における専門職の使命と役割
・介護という職業の使命と誇り〜従業員のやる気を引き出す実践論
・介護専門職としての社会的使命
・看取りを支える介護実践〜人生会議から命のバトンリレーまで
・介護報酬改定の状況から考える今後の介護事業経営
・介護人材マネジメント〜人材が成長し定着する職場づくり
・チームワークと組織運営
・介護事業における管理職の役割について
・目指せ!介護支援専門員中の介護支援専門員〜君のケアマネジメントに根拠はあるか〜
・ケアマネのあるべき姿とは〜ケアマネはどこまでやるの?本来業務を考える
・虐待を予防し、身体拘束をしないケア
・不適切ケアから虐待への過程と尊厳を守るケアについて
・認知症を知り、地域で支え合おう〜愛を積みながら認知症の人とともに歩む介護 〜
・デイサービスセンターについての加算取得方法
・福祉のプロを醸成する組織づくりとは


全国どこでもこうした話をしに出掛けるので、ご要望がある方はメールで打診いただきたい。条件などを確認したうえで最終決定するのが当然なので、メールで問い合わせたからといって、必ず依頼しなければならないわけではなく、調整の結果見送りでも全然かまわない。

まずは公式サイトの右上の✉マークをクリックして連絡いただければありがたい。よろしくお願いいたします。


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経営者とリーダーそれぞれの介護事業経営視点



僕は今、愛媛県松山市に向かう空の上でこの記事を更新している。

明日と明後日、愛媛県老施協主催の2つの研修会でそれぞれ講演を行うための移動日である。

コロナ禍以前は、新千歳空港から松山空港まではANAとIBEXの共同運航便での直行便が運行されていたが、コロナ禍でそれがなくなり、今現在も復活していない。

その為、今回も羽田経由で松山入りする。しかし今日は羽田で乗り継ぎ待ち時間が2時間あるため、松山空港に到着するのは16時過ぎになる。ホテルにチェックインできるのは17時近くになるだろう。

昨日は低気圧の影響で線状降水帯が発生するなど大荒れの天気で、四国も大雨となったが、今日は全国的に天気が回復しており、移動にも支障なく予定通りに到着できるだろう。

愛媛県老施協さんをはじめとして、愛媛県の介護関係者団体等からは定期的に研修講師依頼を頂いているため、松山市には年に何度も泊まる機会がある。だが全国的に有名な道後温泉に泊まることはほぼない。

僕の定宿は県庁や市役所に近い大街道という繁華街近くである。そこは四国最大の飲み屋街もあって便利だ。今回も大街道の真ん前のホテルに3泊4日の予定で宿泊する。夜は一人で一番町・二番町・三番町と云われる付近を千鳥足で徘徊していることだろう。

明日は愛媛県老人福祉施設協議会・令和6年度第1回施設長研修会、明後日は、昨年度から担当している愛媛県老人福祉施設協議会・リーダーを担う中堅職員対象「特別研修」のシリーズ3回目の講演である。

今回は共に介護報酬改定・基準改正について、明日は100分、明後日は180分講演+60分GWの予定となっている。
明日につなぐ介護
当然のことながらテーマが同じでも、経営者と管理職・リーダ職に伝える内容は異なってくる。

介護事業経営者たる施設長の方々には、介護事業の未来を創る視点からの報酬構造の見かたを、管理職・リーダーの方々には介護事業の今を作る視点からの報酬構造の見かたを伝えてこようと思う。

主に特養・通所介護の変更点や重要点を解説する予定になっているが、既に改定報酬に基づいてサービス提供されている「この時期」を踏まえて要点を伝えたいと思う。

どちらにしても物価高に見合ったプラス改定とはならなかった新介護報酬であるから、厳しい経営が強いられてくる。その為、全従業員にコスト意識をもって業務に当たっていただかねばならない。

そこでは福祉と収益は相反する問題ではないという理解が求められ、経営者は管理職やリーダーに、管理職やリーダーは一般職の方々に、そのことをどのように伝えるべきかということも問題になる。そこも重要な点である。

経営者と管理職・リーダー職などが、それぞれ役割分担しながら、利用者に対するサービスの品質を維持しつつ、きちんと利益を出して安定経営に努めねばならないのである。

それが従業員を護ることに繋がり、しいては利用者の暮らしを支えることに繋がるのである。

ということで明日からの2日間、そのことを解かりやすく伝えてきたいと思う。松山でお愛する皆様、どうぞよろしくお願いいたします。


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看取り介護って何をしたらよいかわからないという疑問に応えて



国立社会保障・人口問題研究所が2018年に行った試算によると、2030年に年間死亡数は160万人を超え、その後2050年ごろまで160万人台で推移していく見込みであるとされていた。

ところが今年2月に厚労省が発表した速報値によると、昨年(2023年)の死者数は159万503人となっている・・・ということは今年で死者数が160万人を超えるのは確実と言える状況である。

このように2018年の試算より6年も早く死者数が160万人を超えることになるのである。

しかしこれほど多数の死者に対応できるほど、医療機関のベッド数は確保されていない。その為、必然的に我が国では医療機関以外で最期の瞬間を迎える人が増え、その準備を進める必要があるわけである。

こうして既に我が国は、死ぬためだけに医療機関に入院できない社会となっており、回復不能な終末期になった際には、今いる場所で最期の時間を過ごす必要があるのだ。

だからこそ介護事業に携わる関係者は、サービス種別に関わらず、必ず終末期支援の必要性があることを自覚し、看取り介護スキルを向上させていく必要がある。

しかし看取り介護は、決して特別なケアではない。勿論、終末期特有の身体状況変化に対応したケアを行うために、備えおくべき知識は存在する。(参照:看取り介護研修で欠落させられない知識情報

しかしそうした知識も、介護専門職に必要な知識として、ごく当たり前に学び獲得するものであるし、看取り介護の基本は、日常ケアの延長線上にごく普通に存在する時期のケアに過ぎない。

身体の安楽・精神の安定・・・そうしたことを保障するケアは日常的に行われているはずであるし、行われなければならないものだ。

ただし看取り介護は、医師が一般に認められている医学的知見に基づき回復の見込みがないと診断した者に対するケアであり、余命診断が行われているのが普通である。
(※終末期とは、治療により回復の見込みがなく、数週間〜半年程度で死を迎えるだろうと予想される時期であり、余命半年以内が終末期の目安

つまり限られた時間の中で行うケアであるということだ。

そこで大事になることは、その限られた時間を意識したエピソードづくりである。

看取り介護を実践しようとする介護施設等の職員の方から、「看取り介護と言っても、実際、何を具体的にすべきかがわからない」と質問を受けることがあるが、特別なことをするのではなく、この限られた時期を意識したエピソードづくり・・・看取り介護対象者とこの世でご縁があった様々な人が、ごく自然にお別れの時間を創る支援をすることが重要なのである。
看取り介護講演スライド
上のスライドは、来月予定している看取り介護講演のPPTスライドの1枚である。

ここでは僕が今まで実際に経験してきた看取り介護の実践から、様々なエピソードを紹介して、どのように限られた時間の中でお別れの時間を創り、そこで看取り介護対象者がどのように過ごしているのかということを紹介する。

看取り介護とは、介護職員以外の訪問者もない密室化された居室に遮光カーテンが引かれ、日中でも暗い部屋の中で一人寂しく過ごして死んでいくことではないということを具体的に伝えている。

その話を聴いた多くの受講者の方が、「自分の考えは間違っていなかった」とか、「こんな看取り介護なら、自分でも行うことができる」と自信を持ってくれる。

悲惨な状態で、悲惨な死を迎える「看取り難民」が生じないためにも、是非、本物の看取り介護実践医つながる講演を聴いていただきたいものである。

講演の依頼や問い合わせは、介護福祉道場あかい花の公式Webの右上の✉マークをクリックして、連絡をお寄せください。まずは相談からお気軽にお願いします。


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継続も力かな?



株式会社株式会社CBホールディングスが運営する医療・介護経営のためのウェブマガジンCBニュースに数年前から連載記事を書いている。

そこに先週アップされた記事は、「masaが読み解く介護の今:特養経営者に朗報〜宿直配置基準の緩和」である。
masaが読み解く介護の今
文字リンクをクリックして連載記事に飛んでいただくとわかるが、記事タイトルの末尾に(100)という数字が掲載されている。

これは連載の回数であるから、今回の記事がちょうど100回目の連載記事ということになる。その連載を始めてずいぶん経つなと思っていたが、年数や回数を意識したことはなかったので、もうそんな数になったことに自分自身が驚いた。

この連載は月に一度更新されているものだから、実に8年以上続いていることになる。8年前はまだ僕が独立前で、社会福祉法人の総合施設長を務めていた頃だから、立場も環境も随分変わっているが、月に1度〆切に間に合うように記事を書き続けていることは変わりはないわけである。

連載記事を書いたことがある人ならわかると思うが、毎月〆切がある暮らしというのは結構せわしない。〆切に間にあわせて原稿を仕上げたと思い、ほっとしているうちに又翌月の〆切に追われるようなものである。

しかも僕は今、そのような毎月連載を3本抱えている。CBニュース以外の2本とは、内田洋行のユープラスに連載している「masaの介護・福祉よもやま話」と、マイナビのメディカルサポネットに連載している「菊地雅洋の選ばれる介護経営」である。

つまり毎月10日に1回は〆切があり、それに間に合うように書き続けなければならないのである。しかもメディカルサポネット以外の2本は、連載期間が決まっておらず、エンドレス状態である。
※メディカルサポネットの連載は1年間の予定なので、今年12月公開分で一区切りがつく

だが振り返ると、過去には毎月5本の連載を抱えていた時期がある。その時はかなりしんどい思いをしていたので、そのころを比べると今はずいぶん楽になったと言える。

ちなみに連載が5本から3本に減った理由は、過去に連載していた介護業界誌が休刊や廃刊になってしまったからである。逆にネット上の連載は増えたので、それらが入れ替わって現在は3本すべてネット連載となっている。

これも時代であろう。冊子の売り上げはどの分野も苦戦している。出版不況は紙ベースでは深刻である。

どちらにしても現在連載中の3サイトの記事は、リアルタイムの話題を中心に、僕の独自視点で書き続けていこうと思う。

継続も力なのかどうかはわからないが、もうしばらくゴールをみないで物書きとして頑張っていこうと思う。


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最も説得力があるのは本当の実践論



昨日僕は、顧問先の札幌市手稲区の株式会社279(つなぐ)が経営する居宅介護支援事業所・つなぐ手ケアマネセンターからケアマネ向けオンライン講演を配信した。

アクセス数は300アカウントに達していたが、一つの場所で複数名の視聴者がいることを考えると、もしかしたら400人以上の方が視聴してくれたのかもしれない。貴重な時間を割いて視聴いただいた皆様にこの場を借りて感謝を申し上げたい。どうもありがとうございました。

さてその講演の配信元であったつなぐ手ケアマネセンターは現在22名のスタッフを擁しているが、完全テレワークが可能な事業所のため、手稲の事業所に出勤してくるスタッフは少なく、昨日も事業所には4名しか居なかった。残りのスタッフは、オンラインで僕の話を視聴していたはずである。
ちなみに手稲区は小樽市のすぐ隣である。その為、講演後は小樽市のお寿司屋さんに移動してオフ会を行った。そのメニューは僕の食ブログmasaの地と骨と肉、「車を、しゃこ、に入れてくるを参照していただきたい。

今回の講演は報酬改定・基準改正に関連したケアマネ向けの内容であったが、単にルールの変更点等をアナウンスする内容ではなく、間近に迫った改定後の最初の給付管理に備えた新ルールの確認という視点を強く意識した内容にしたつもりだ。

既に新年度に切り替わり、(医療系居宅4サービスを除いて)新報酬体系に切り替わったこの時期に、介護支援専門員という資格を持っている人は、自分が携わっている事業の改正概要や改定概要については把握済みだろう。それをくどくど説明しなおしても意味がない。

だからこそ概要を把握している人に対して、実務を意識して、新ルールの把握の齟齬はないか、誤解して解釈していないかということを確認できるように心掛けて話をしたつもりだ。受講された方の感想が気になるところである。

こんなふうに僕の講演は、いつも実務に生かすことができるかどうかを強く意識してプロットを立てている。それは即ち僕自身が様々な実務経験を持ち、そこから仲間と一緒に新たな実践論を創り上げてきたという自負と実績に基づいたものである。

僕が介護業界に関わったのは大学卒業後であり、相談員(※当時は生活指導員という名称だった)から始まり、介護支援専門員〜相談室長兼業務課長という名の管理職〜特養の施設長〜社会福祉法人全体の総合施設長などを歴任してきた。
あかい花介護オフィスCEO
独立後はその経験を生かして、複数の介護事業者の顧問を務める傍ら、講師業を主たる業務として全国各地で講演を行っている。

相談援助実務・相談援助職として介護職員に対して要求して実践してきた介護実務・管理職として創り上げてきた介護事業者の様々なシステム(人材マネジメント等)・介護事業経営をそれぞれ、実績を挙げた経験者として語ることができる。

そんな僕の話を聴いた方の意見として、つい先日講演主催者から送られてきた菊地雅洋講演アンケート結果も参照いただきたい。

良い話を聴いた・ためになる話を聴いた。でも自分にはできないね・・・それでは意味がないのだ。

僕たちの目の前には、誰かが手を差し伸べて、護ってほしいと願う人々がいるのだ。その人たちに何も手段を持たずに手を差し伸べても意味がない場合が多い。手を差し伸べるだけでありがとうと言ってくれる人は少なくないが、自分の存在が本当にありがとうと言われるだけの意味があるかどうかを考えなければならない。

それがプロと言われる人間の責任と義務である。

その為の講演を企画したい方は、masaの講演予定・履歴を参考にして、あかい花公式webの右上の✉マークをクリックして講演依頼メールを送ってほしい。

メールをやり取りして、条件等が合わない場合は依頼に至らなくても全く問題ないので、まずは気軽に問い合わせから始めていただきたい。よろしくお願いします。


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ケアマネが押さえておきたい報酬改定・基準改正



介護保険制度における居宅サービスのチーム連携においては、居宅支援事業所の介護支援専門員(以下、居宅ケアマネと略す)が扇の要役を務めると言われている。

そこには上下関係は存在しないものの、役割分担として居宅ケアマネがチームをまとめることが前提とされている。

そうであるがゆえに居宅ケアマネは、居宅サービスの種別に関係なく、横断的に報酬算定のルールや運営基準に精通していなければならない。

そうでなければ法令に沿ったサービス提供や、適切な給付管理ができなくなり、場合によってはいちいち居宅サービス事業者から指摘を受けて居宅サービス計画書の内容や給付管理方法を変更しなければならなくなる・・・それではチームメンバーから信頼を得てタクトをふるう役割は担えない。

そんな状態に陥らないように、新年度からの報酬改定・基準改正による新要件や新ルールの確認は欠かせない。

こうした新ルールの確認と理解のお手伝いをするためのオンライン講演を無料配信する。
ケアマネジャー向け無料オンライン講演
日時は4/18(木)13:30〜15:00の予定で、「ケアマネが押さえておきたい報酬改定・基準改正」をテーマに、Zoomによるオンライン配信を行うのでぜひ視聴いただきたい。

上のポスター画像に掲載しているIDとパスワードを利用して入室・視聴できる講演で、事前申し込みは必要ないので、どなた様もお気軽につなげてほしい。

例えば新年度からの報酬改定に伴って、改定事項を利用者もしくは家族に説明して同意をもらわねば費用算定できないものがある。この説明同意は、本来新要件が適用されるサービス提供前の3月中に行うのが筋だ。

しかし今回の報酬改定は、訪問看護・訪問リハビリテーション・居宅療養管理指導・通所リハビリテーションに係る見直しは令和6年6月施行に先送りされているなどスケジュールが従前とは大きく異なっており、煩雑な事務処理などが必要とされている。

その為Q&A Vol1では、報酬改定に伴う説明同意についても、次のような特例ルールが示されている。
・4月施行の見直し事項については、やむを得ない事情により3月中の説明が難しい場合、4月1日以降速やかに、利用者又はその家族に対して丁寧な説明を行い、同意を得ることとしても差し支えない。

・6月施行の見直し事項については、5月末日までに、利用者又はその家族に対して丁寧な説明を行い、同意を得る必要がある。

・5月末日までの間に新たにサービスの利用を開始する利用者については、サービス利用開始時の重要事項説明時に、6月施行の見直し事項について併せて説明しても差し支えない


また一部の福祉用具が貸与と購入を選択できるようになったことから、利用者の選択に際して居宅ケアマネが介入しなければならない義務も新たに課せられている。これらもしっかり理解しておかねばならない。

その新ルールを理解している居宅ケアマネであっても、福祉用具貸与事業者がサービス提供の開始時から少なくとも6カ月に1回モニタリング実施義務を課せられたことの影響を理解していないケースが見られる。

福祉用具貸与事業者は、モニタリングの結果を居宅介護支援事業所に報告する義務が課せられたが、これに関してQ&A Vol1では、「居宅サービス計画等の見直し又は継続理由の記載については、福祉用具専門相談員のモニタリングと同様に6月以内に行う必要はないが、福祉用具専門相談員からモニタリングに関する情報提供があった後、速やかに居宅サービス計画等の見直し又は継続理由の記載を行うこと。」としている。

つまり居宅介護支援事業所は、福祉用具貸与事業者から報告を受けた時点でモニタリングを行う必要はあるわけで、それが福祉用具貸与の計画を立案後6月以内でなくては良いといっても、極めてその期間に近い時点でモニタリングをしなければならないのである。

こうした細かなルールを様々な角度から解説する予定である。90分の講演であり、居宅ケアマネの方を主な対象として内容を組み立てているが、LIFE対応など施設ケアマネの方にも関係する内容も含まれている。今から当日の予定を空けておいて視聴していただきたい。

ところでこのオンライン講演を主催配信するのは、僕が顧問を務めている株式会社279(つなぐ)の「つなぐ手ケアマネセンター」である。

同センターは完全テレワークで仕事ができる居宅介護支援事業所であり、ケアマネジャーは18名、バックオフィス(事務担当)3名、システムエンジニア1名の布陣で、札幌市手稲区に事業所を構えている。しかしテレワークで仕事ができるため、道外のケアマネジャーも所属している事業所だ。

配信は手稲の事業所から行うが、配信後は小樽市に移動してプチオフ会を行う予定になっている。

小樽で一緒に呑みたい方、オフ会の席で完全テレワークのケアマネジメントについて尋ねたい方などは、ポスターに書いている電話番号もしくはメールアドレス宛に連絡・申し込みを頂きたい。

せっかくの機会なので、是非お気軽に参加申込願いたい。
masaの選ばれる介護経営
※株式会社マイナビの情報サイト・メディカルサポネットの菊地雅洋の波乱万丈!選ばれる介護経営〜Vol.4のテーマは、「処遇改善加算の恩恵がない居宅ケアマネジャーの待遇改善をどう考えるか」です。是非参照ください。


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制度改正や報酬改定は正確にわかりやすく伝えなきゃあ。



国や地方公共団体の会計年度や学校年度が、4月1日 〜 翌年3月31日とされていることから、我が国の多くの企業は事業年度をその期間に合わせている。

介護事業者も例外ではなく、4/1を新年度のスタートとしていることろが大多数である。

その為、今週いっぱいで令和5年度が終わり、いよいよ来週月曜日から令和6年度の始まりということになるため、会計の切り替えなど何かとその準備に忙しく立ち働いている人が多いと思う。新入職員の入社式の準備と併せて、あわただしい金曜日となっていると思うが、心身の不調に陥らないようできることを確実に行えばよいと考えてほしい。

フリーランスの僕は、ほとんど年度という意識はなく働いているが、介護事業者の多くが4月の年度スタートの時期は、新入職員研修以外の研修を行うことは少ないため、自然と講演講師の仕事もGW明けから始まることが多い。

その為、これからしばらくは外部コンサルと執筆活動に専念する時期となる。

それにしても今年1月〜3月にかけて講演依頼が多かった。介護報酬改定の時期だということで、そのことに関する講演のほか、人材マネジメントや看取り介護、ケアマネジメント実務の在り方、介護職員が元気になる実務論など多岐にわたる講演依頼が集中した・・・それが一段落する時期である。

今年度の最終講演は、今週水曜日(3/27)に上京して中央区新川町の内田洋行本社ビルから同社のシステムベンダーさんやエンドユーザーさんに向けてのオンライン講演配信であった。
介護報酬改定講演
特養・通所介護・居宅介護支援の基準改正・報酬改定について90分間の講演を配信した。

おかげさまでウェビナーを視聴したエンドユーザ(施設)さんから、とても分かりやすくて為になったので、内部の会議体メンバー向けに今回の録画を見せて勉強したいとの要望が複数寄せられた。

制度・基準改正や報酬改定は、わかりづらい行政用語をかみ砕いて、わかりやすく伝えるのがポイントである。ただしあまりかみ砕きすぎると正確な意味やルールが伝わらなくなるので、その匙加減が難しいところだ。そこのところは僕の得意分野でもある。

また情報を伝えるだけなら誰にでもできると言って過言ではないため、そこに付加価値をつける講演でなければならない。今回の改定から見えてくる介護事業の将来像を浮き上がらせて、経営者や管理職には事業戦略をイメージでき情報を伝える必要があるし、従業員の皆様にはそれぞれの職種の役割や、やらなければならないことを自覚できるように伝える必要がある。

下記は施設長や管理職向けに行った講演のアンケート結果の一部である。
講演アンケート
このように多くの会場での講演は好評を博して終えることができた。

報酬改定を巡っては、今後もQ&Aが随時発出されていく予定で、その都度確認すべき問題が出てくるので、その情報も伝えていく所存である。

またmasaの講演予定・履歴を参照していただくとわかると思うが、介護事業経営・人材マネジメント・介護実務・ケアマネジメント等幅広い分野の講演を行っており、どれも多くの方の支持を頂いている。

一度講演を主催してくださった団体等が、リピーターとなって何度も僕を講師として招いてくださっているという事実は、僕の講演が実務に役立つという評価に他ならないと考えている。

今後の予定はこれからぼちぼち入ってくるが、今なら余裕で皆さんの都合に合わせた日程の調整が可能なので、あかい花公式サイトトップページの右上の✉マークをクリックして、お気軽に問い合わせいただきたい。

問い合わせたうえで、条件等が合わない場合は、そのまま取り消しても何の不都合もないので、是非軽い気持ちでクリックしてメールを送っていただきたい。

よろしくお願いします。

なお昨日CBニュースの僕の連載記事・快筆乱麻masaが読み解く介護の今の最新記事がアップされたのでお知らせしておく。
CBニュースの連載記事
今回のテーマは、「ケアマネの対人援助に正当な対価を」である。こちらは有料記事であるが情報は買う時代である。是非参照願いたい。


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はいさーい!OKINAWA



相変わらず寒さが厳しく、日中の最低気温が氷点下以下の日が多い北海道であるが、それでも春の足音は確実に近づいている。

だがそんな春の訪れを待つ前に、僕は一足早く春を感じてこよう・・・ということで今日僕は、沖縄に向かっているところだ。

沖縄に行くのは、2021年03月20日のうるま市講演で前後2泊3日して以来になる。コロナ禍の直前は、名護市・沖縄市・うるま市・豊見城市での講演が多かったので、那覇市の講演となると、それよりさらに4〜5年さかのぼることになるだろうか。

僕が初めて沖縄を訪れたのは、全国老施協の研修会が沖縄で行われた時だった。その時に那覇市を初めて訪ねたが、あれはもう30年近く前のことになる。

その時、初めてゴーヤチャンプルーを食べた記憶があるが、当時は北海道でゴーヤを購入することはできなかったので、お土産に買って送った覚えがある。しかし今現在では北海道のスーパーでもゴーヤは普通に買えるし、人参しりしりなどの沖縄料理も家庭で普通に作って出されている。

そういう意味では沖縄初訪問のころとは隔世の感がある。
沖縄
今回の沖縄訪問は、沖縄県老人福祉施設協議会からご招待を受けてのものである。

明日午後から沖縄県総合福祉センター(沖縄県那覇市首里石嶺町)で行われる、「沖縄県老人福祉施設協議会主催・令和6年度介護報酬改定研修会」で介護報酬改定・基準改正の解説講演を行う予定になっている。

実は昨年も同会から依頼を受けて講演を行っているが、その講演とはオンラインで行われたものである。今年は現地まで出かけて、会場対面講演を行うことができることがとても嬉しい。本当に楽しみである。

オンラインでしかコミュニケーションを交わしたことのない方々とは、やっと直接お会いして名刺交換もできる。それは新たな繋がりになっていくだろうから、とても貴重な機会である。

今日は移動日で、羽田を経由して那覇空港に到着後は、モノレールで講演会場近くのホテルに向かう予定だ。那覇空港到着予定時刻は17時。自宅を経った時間からは11時間の旅である。

登別の今朝出発時の気温は氷点下2度だった。それに比べて沖縄の日中気温は20度前後。さすがにコートを着ている人はいないだろう。移動時の服装に困る季節でもある。

今晩は那覇市で一人前夜祭の予定である。地理不案内なのでモノレールおもろまち駅近くで、良い居酒屋さんがあれば教えてほしい。このブログのコメント欄に書き込んでくだされば参考にさせていただく。沖縄の皆さんぜひよろしくお願いします。

そして明日会場でお愛しましょう。


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北から西へ、はたまた南へ



今日のブログ記事は空の上から更新している。

明日、神戸三宮で行われる「兵庫県老人福祉事業協会主催・令和5年度施設長研修会」で介護報酬改定に関する講演を行うため、新千歳空港から大阪伊丹空港に向かっている最中だ。
明石海峡
神戸に向かうのならば神戸空港が一番近いし、そこからポートライナーに乗ればJR三宮駅に直結できるから、なぜ伊丹空港を利用するのかと思う人がいるのかもしれない。

しかし新千歳から神戸空港までの直行便は3往復しか運航されていない。しかも僕の自宅がある登別からは間に合わない朝早い便と、神戸空港に夕方もしくは夜遅くに着く便しか行きの便がない。できれば日中、まだ明るい時間に到着したいので、便数が多く時間も便利な伊丹便を利用しているのである。

それに伊丹空港からも、三宮までは直行バスが走っている。だから神戸空港と比べて、著しく不便を感じるわけではないのである。

明日は兵庫県の特養・通所介護等のトップの皆様に、今後の介護事業経営をどう考えていくべきかという観点が見える介護報酬の改定内容の解説を行う。

サービス種別によってメリハリがついた今回の改定。施設サービス(※基本型以下の老健を除く)に重点的にプラス配分された分、それ以外のサービスは非常に厳しい経営状態に置かれる。

施設サービスはそれよりはマシといっても、物価高が止まらないなかで3年間同じ額で経営をすることを考えると、経費削減は必然といえる。その時に、どこにお金をかけて、どの部分のお金を削るのかが経営能力に直結する。

生産性の向上を求められる介護事業だが、人に相対する仕事で生産性を向上させる最たるものは、介護技術を高めて、適切な方法でサービス提供することであって、効果が出る人材育成がそのためには最も求められるのであり、この部分に掛ける経費を削ってはならないのである。

もしそこを間違えたら、いつも人が足りず、いつも誰かを募集し、雇用できた職員も短期間で入れ替わるというスパイラルに陥り、生産性は著しく低下するのである。

兵庫県老人福祉事業協会からは、過去に何度も講演講師としてご招待を受けているので、今回も介護事業経営実務に生かすことができ、聴いてよかったと思ってもらえる講演に努めようと思う。

実は介護報酬改定については、来週も沖縄県老人福祉施設協議会主催・令和6年度介護報酬改定研修会の講師として解説する予定が入っている。

日本の最北から最南端に飛んで話をするわけであるが、今北海道は寒気が戻ってきて、真冬のような寒さになっている。登別も雪が舞い、日中の最高気温が氷点下という真冬日が続いている。

ところが今日お邪魔する神戸三宮は、日中の最高気温が15度に達する予報だ。来週の沖縄に至っては、20度を超える予報が出されている。

温かい地域に滞在できるのは嬉しい限りだが、問題は移動の際の服装である。道内は完全防寒の服装で歩かねば凍えてしまうが、まさか気温20度の沖縄をその服装で歩くわけにはいかない。

コートの下を軽装にして、スーツケースにコートを仕舞って歩くのが賢明だろうか・・・。

どちらにしても今日からの神戸滞在2泊3日の旅と、来週の沖縄那覇滞在の2泊3日の旅を愉しんできたい。

美味しいお酒が呑めることを期待していよう。


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函館市でケアマネ対象セミナー(3/5.3/19参加無料)を行います



今年は閏年で、2月がいつもの年より1日長く今日29日が最終日だ。

閏年は、日本人にとっては大きな意味があり、昔は2/29に子供を産んだ親が、4年に1度しか誕生日の来ない子を産んで申し訳ないと責任を感ずるほどのことだったそうである・・・今でのそのような感情は残っているのだろうか。ちなみに2/29生まれの人が1歳年を取るのは、28日24時と法律で決まっているため、29日がなくとも毎年年を取ることになるそうだ。

そういえば1972年に発生した、「あさま山荘事件」も閏年に起きた事件だ。2月19日、軽井沢のあさま山荘に連合赤軍のメンバー5人が管理人の妻を人質にとって立てこもった事件である。そして事件解決のため警察の制圧作戦が始まったのは2/28の早朝からであった。

この時、警察庁から現地に派遣され、指揮官の一人として活躍された佐々 淳行氏は、著書の中で次のようなエピソードを紹介している。

天候状態が悪いことを懸念したから本部(警察庁)からは、作戦開始を翌日まで延期するように指示があったそうである。その際に佐々氏は、「29日まで引き延ばして、もし殉職者が出た場合、命日は4年に1度しか来ないことになります。それでも良いんですか。」と反対し、結局その意見が取り入れられ28日の作戦決行に結びついたと著述している。

そんな日が今日2/29という日である。

そして明日からはいよいよ多くの介護事業者が年度末としている3月決算の月である。何かと慌ただしく、忙し方が多いだろう。

そんな年度末ではあるが、来週早々に僕は道内函館市で講演を行う予定が入っている。

週明けの3/5(火)と3/19(火)、13:30〜16:30に函館市亀田交流プラザで、函館市主催・介護人材確保・育成促進事業として介護支援専門員向けのセミナーを行う予定となっているのである。
キャリアバンク株式会社函館支店行き申込書
テーマは、『目指せ!介護支援専門員中の介護支援専門員君のケアマネジメントに根拠はあるかLIFEや処遇改善も解説します』としており、5日と19日は、それぞれ内容が異なるけれど、つながっている話をする。

1回目は、来年度から介護支援専門員の法定研修内容が変更されるが、その変更とはどのような目的があるのかということを解説し、それに沿った具体的計画を示す内容を示したうえで、適切なケアマネジメント手法〜LIFE対応〜ケアマネの本来業務を考える〜新しい処遇改善加算についてという流れで3時間話をする予定だ。

2回目は、制度改正・報酬改定・基準改正におけるケアマネジメント関連の内容を解説しながら、人生会議・ターミナルケアマネジメントについて解説することにしている。

ターミナルケア関連に話を及ばせる理由は、来年度からの報酬改定で、ターミナルケアマネジメント加算の対象疾患が末期がんに特定されているルールが変更され、すべてのターミナルケア・看取り介護対象者に対するマネジメントが算定対象とされたことから、より多くの居宅ケアマネがターミナルケアマネジメントに関わる機会が増えることが予測されるからである。

そのためターミナルケア・看取り介護に関わって、具体的にどのような計画を立案すべきかという具体例を示すことにしている。

そういう意味では、2日間とも具体的なケアマネジメント実務論である。

セミナーは2回続けて聴いていただくとわかりやすいと思うが、どちらか1回でも問題なく理解可能な内容としている。

どなたでも無料参加できるセミナーなので、函館市とその周辺の皆様は、是非会場までお越しいただきたい。

本セミナーは函館市が主催するが、キャリアバンク株式会社函館支店受託事業として実施されるので、参加申し込みは、同支店0138-55-2002までお問い合わせ頂くか、この記事に張り付いた画像をDLしてFAXでお申し込みいただきたい。

せっかく海鮮が美味しい函館に行くのだから、1泊して美味しいものを食べたい気持ちがあるが、6日は兵庫県講演に向けた移動日のため、そのような時間も取れない。

そのため19日の講演後に1泊して夜の函館を愉しんでこれないか検討中である。
快筆乱麻・masaが読み解く介護の今
CBニュースに連載している快筆乱麻・masaが読み解く介護の今の最新コラム「24年度報酬改定・事業規模拡大の布石」は、今朝5時に更新アップされています。文字リンクをクリックしてご覧ください。


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FLAY AWAY〜静岡市に向かいます



先月から始まったメディカルサポネットの連載『菊地雅洋の波乱万丈!選ばれる介護経営』の第2回配信記事、「4月に備える!介護の人材マネジメントと新人教育」が昨日アップされている。

従業員の定着率向上及び生産性向上に結び付ける育成の在り方について論じているので、是非ご一読願いたい。
masaの選ばれる介護経営
話は変わるが、今日の北海道は抜けるような青空だ。

僕は今、その空を新千歳空港のさくらラウンジの窓越しに見ている。今日はこれからあの青空を飛んで、静岡県に移動する予定である。

明日午後から静岡市清水社会福祉会館(はーとぴあ清水)で予定されている清水介護保険事業者連絡会主催研修で、「人を語らずして介護を語るな介護報酬改正にどう向かうか〜」をテーマにした講演を行うための移動日が今日である。

今回の講演内容について主催者の方からは、『制度改正や報酬改定内容の解説ではなく、制度改正や報酬改定の方向性を確認したうえで、その中で介護事業者として、どう対応すべきかということを対人援助であることを踏まえて考える内容にしてほしい』という要望を頂いている。

このような要望を具体的にいただけるのは、とてもありがたいことだ。その要望に沿って講演プロットを組み立てることができるのだから、「こんな話は期待外れと言われるかもしれない」という不安が薄まるからである。

だからこそ、その要望に応える実務論を語ろうと気合も入る。

ということで、僕に講演を依頼される方は、遠慮なく、「こういう話をしてほしい」ということを我儘に要望してほしい。その期待に応えるノウハウや実務経験は豊富に持っているし、課題解決に導くツールのポケットの数もたくさん持っているつもりである。

さて静岡県での講演機会は過去に何度かあった。静岡市や浜松市・三島市などが講演を行った経験のある場所である。

その際、講演場所への移動は、羽田空港を経由して新幹線で移動するケースも多かった。静岡県には富士山静岡空港があるが、新千歳空港からの接続を考えた場合、便数や時間の関係、空港到着後の現地までのアクセスを考えると、羽田まで飛んだ方が便利だったりするケースがあるからだ。

しかし今回は、講演主催者の方が空港まで送り迎えしてくれるということで、久しぶりに富士山静岡空港を利用することにした。
FDA(富士ドリームエアライン)
僕はJAL派なのだが、JALにチケットを申し込んでも同空港まで飛ぶ飛行機はFDA(富士ドリームエアライン)運航便である。

久々のFDAも楽しみである。

ということで明日は、手放しでは喜んでいられない介護報酬のプラス改定の中で何をすべきか、人材マネジメントや介護DXをどう展開するのかなど、今後の介護事業を見据えた経営戦略の見直しにつながる話をしてくる。

生産年齢人口は今後最低20年は増えないのである。外国人労働者が日本の人材不足を補うほど増えることもない。だが要介護者は2042年ころまでは増え続けるのである。それを見越した事業経営とはどのようなものなのか・・・介護事業における生産性向上とは、その主眼をどこにどのようにおいて考えるべきなのか・・・。

今日は静岡市清水地域で、明日の講演で話す内容を考えながら、静岡の地酒を呑めるお店を探して清水港で揚がるマグロやサクラエビを肴に一杯やりたいものだ。

静岡の皆様にエールを送る動画も制作しているので、下記をクリックしてご覧になっていただきたい。

それでは明日、講演会場のはーとぴあ清水で愛ましょう。






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看取り介護の本質




今日、午後2時〜5時まで、自宅からオンライン講演を配信します。

この講演は、一般社団法人京都府老人福祉施設協議会主催・看取り介護セミナー導入編の中で行われたもので、5年連続で講師を務めさせていただいています。

最初にこの講演を行ったのは2019年度のことでした。その時は後にコロナ禍という過酷な状況が訪れるなどと予測もつかない時期でしたので、京都府医師会館で対面式の会場講演を2日間(合計6時間)にわたって行い、GWのコーディネートも行いました。

しかし2回目以降は、新型コロナの影響でオンライン配信となっており、今年度は3時間講演を2回に分けて配信する予定で、次回は2/7に配信を予定しています。(※昨年度までは2時間×3日間で行っていました

これだけ長時間の講演をオンラインで受講するには、かなりの集中力と気力が必要かもしれません。そういう意味でも会場講演が復活することを願っております。

ところでこのセミナーは、単に看取り介護の方法論を知るためだけのセミナーではありません。また看取り介護加算を算定するための要件確認をするためだけのセミナーでもないのです。

そんなものは僕以外の講師でも伝えられます。しかしそんなことを説明してもあまり意味はないのです。

看取り介護とは、対象者が最期まで尊厳ある個人としてその人らしく生きることができる支援なのですから、具体的に安心して安楽に過ごすことができる支援の方法論を伝えなければ意味がないのです。

医師や看護師を講師に招いても、介護実践の場で行うことができる看取り介護の方法論なんて示してくれません。そんな意味のない講義はしたくありません。

このセミナーで伝えたいこととは、看取り介護・ターミナルケアに対する考え方の基本であり、それは「介護」の在り方そのものを考えることです。

その過程で「」・「尊厳」に寄り添う姿勢を問い直すセミナーであると考えてほしいと思います。ただしそれはあくまで実践論であり、できないことを「すべきである」というような空論は一切ありません。
看取り介護の一例
上の画像は、僕が総合施設長を務めていた特養で、看取り介護対象者のご家族が撮影された写真画像です。

手前のフルリクライニング車いすに座乗している方が、看取り介護対象者の方です。その方がこの日、ベッド上で体清拭を受けていた際、ずっと目をつぶったままだったのに、ホールから音楽と楽器の音が聞こえてきた瞬間に目を開けたのです・・・実はその音は、看取り介護対象者の方が、毎回欠かさず参加していた「療育音楽」という音楽療法(グループワーク)の音だったのです。

体清拭をしていた介護職員が○○さんが眼を開けたことに気づき、「○○さん、療育音楽が始まりましたけれど、参加したいですか」と問いかけたとき、看取り介護対象者の○○さんは、静かにうなづいたそうです。

その為、介護職員は看護職員に参加できるかどうか確認したうえで、フルリクライニング車いすに移乗介助して、療育音楽に参加してもらいました。

その際○○さんは、唄をうたうことはできなかったけれど、しっかり目を開けて、ステージの上で楽器演奏を指導するケアワーカーを見つめ、声を聴いていました・・・短時間ではあったけれど、いつも一緒に参加していた友人(隣の白髪のご婦人)の傍らで安らかな時間を過ごされました。

そしてこの写真に写っている○○さんは、その日の夕方に旅立たれました。

写真画像は、旅立ちの日が近いことを告げられて、施設に泊まり込んでいたご家族が撮影したものです。

お通夜の際に、参列者の皆様にこの画像が紹介され、「亡くなる最後の日・・・その直前まで、このように活動参加し、親しかった皆様と交流できました。最期はとても安らかに逝くことができました。母にとってとても幸せな人生の幕引きであったように思います」とご遺族が挨拶されていました。

全国の介護関係者の皆様に、その画像とエピソードを紹介したいと思い、ご遺族にお願いしたところ快く提供していただいた画像です。

このように僕の看取り介護講演では、今まで経験した様々なケースを紹介しながら、本当に求められる看取り介護の実践法を伝えています。

看取り介護を通して、世代を超えて命はリレーされるのです。看取り介護とは、人が最期の瞬間まで尊厳を持つと同時に、生きる喜びを感じることができることを信じて、そうした生き方を支える介護なのです。

それは特別な介護ではありません。

だからこそ看取り介護は、「するしない」、「できるできない」と判断するのではなく、日常介護の延長線上に、ごく普通に看取り介護の実践があって当然であると考えるべき介護だと伝えています。

看取り介護スキルは、介護関係者が当然備えておくべきスキルであることも伝え、終末期の人の体の変化に対応するケアのあり方も具体的に伝えています。

このような看取り介護講演を、僕以外にできる人を知りません・・・それは果たして自惚れなのでしょうか。

しかし自信をもって言います・・・本物の実務論・実践論としての看取り介護を知りたい方は、是非ご一報くださいと・・・。
CBニュース
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介護報酬改定の要点解説セミナーを無料配信します



吉岡マネジメントグループのビズアップ人事コンサルティング株式会社(株式会社吉岡経営センター)プレゼンツ・無料配信オンラインセミナーの案内です。

2024年2月6日(火)13:30〜15:00に、zoomによるオンライン講演を無料で配信します。

内容は今週月曜日に新報酬単価が示されたことを受けて、その内容を読み取りながら今後の介護事業が向かうべき方向について考えるものです。

詳しい内容とお申し込みは、こちらの文字リンク先から確認・申し込みをお願いいたします。(※無料で視聴するためには、必ず事前申し込みが必要です。
介護報酬改定セミナー
チラシ画像に書かれている通り、「介護のプロフェッショナルが解説!報酬改定から読み解く介護業界の今後〜介護報酬改定を踏まえた介護事業経営の戦略」がテーマとなっています・・・勿論、このテーマは僕が考えたものではなく、主催者が設定したテーマです。

このテーマに沿った話ができるように、現在講演スライドを作成中です。

講演時間は90分ですから、全サービスの報酬単価と算定要件を解説するような講義はできません。ですから全体の報酬設定状況を読み取って、何が求められているのか、事業経営を安定して継続するために何が必要なのかを紐解く予定です。

今回の報酬改定では、多種類のサービスに共通した新加算が数多く設定されました。基本サービス費が期待ほど上がっていないために、これらの新報酬を算定しないと経営が苦しくなると思われます。その為、算定すべき新報酬の要件等はできるだけ詳しく解説する予定です。

また既存の加算も算定要件が変わっていたりします。それらもできる限り網羅したいと思いますが、時間の制約上、すべての解説には及ぶことができないと思います。

よって何よりも大事な点は、各自が所属する事業種別の報酬改定内容を読み込んで疑問点などを整理しておき、講義を聴いた後、それらの疑問が解決していない個所を質問として講演主催者に送ることが必要だと思います。

それらの質問には、後日必ず回答いたしますので、よろしくお願いします。

申込先のサイトに書かれているように、見逃してはならない基準改正・統合一本化されて新設される介護職員等処遇改善加算・新加算の算定要件として求められている介護DXによる生産性向上の考え方については、できるだけ実務に沿って詳しく解説したいと思います。

今週末は、そのスライド作りで一日中デスクワークの予定です。一歩も外出できないくらい、時間が足りない状態です。

頑張りますので是非事前申し込みと、当日の視聴をお願いします。






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新年最初の講演は道内滝川市で行います



介護事業は誰かの暮らしを支えるサービスであり、暮らしを営む人に必要なサービスを、必要な時に届けなければならない事業だ。

利用者がそこに存在する限り、利用者の都合に合わせてサービス提供することが求められ、事業者側の都合で休んではいられない。事業種別によっては1日たりとも途切れることなく、365日・24時間のサービスを提供し続ける必要がある。

そうしたサービスを、利用者ニーズや時代変化に合わせて、常に一定の質を担保しながら提供し続けなければならない使命もあり、忙しく途切れることがない業務の合間を縫って、職員教育も定期的に行っていかねばならない。

そうした業務や教育とは、世間の暦とは関係なく行わねばならないものであるが、さすがに新年早々から研修会を行うところは少ない。少なくとも松の内に研修を行うという話は聞いたことがない。

その為研修講師という仕事は、1月の後半期間になってからスタートすることが多い。過去には1/10に講演依頼を受けたことがあるが、それも異例中の異例であった。

今年の最初の講演は今日17日が始まりで、道内滝川市というところで行うことになっている。

そのため僕は今、JR東室蘭駅で札幌行きの特急列車待ちである。滝川に行くためには札幌で旭川行きの特急に乗り換える必要があるが、移動時間は東室蘭〜札幌が1時間20分、札幌〜滝川が1時間で、乗り継ぎ時間を入れても移動時間は2時間半程度だからさほど遠い感じは受けない。
滝川市空撮
滝川市は北海道中部(道央地方)に位置し、僕の実家があった岩見沢市と同じく空知振興局に属するところで、僕にとっても馴染みのある地域である。

今回は、滝川地域介護サービス事業者連絡協議会主催研修会ということで、「高齢者虐待防止」をテーマに90分講演を行ってくる。

今年は年度替わりに制度改正・報酬改定があるため、2月以降はそれらをテーマにした講演予定が数多く入っているが、その合間に様々なテーマの講演予定が入っている。

その中でも虐待・不適切サービス防止は、介護事業者にとって最も重要なテーマである。

北海道では元日の早朝にサ高住の職員が、利用者に暴力を奮って死に至らしめ逮捕されるという事件も起きている(参照:元日早朝に起きたサ高住での暴行死

こうした事件を撲滅していかない限り、国民から信頼を寄せてもらうことができ、安心して利用していただける介護事業にはなり得ない。そしてそういう職業に就いていることに誇りを持てなくなってしまう。何より自分の家族に介護とはすばらしい職業だと胸を張って言えなくなってしまう。

それでは他の職業に就けない人が介護職なんだと思われて、介護人材は増えなくなってしまう。そんなことにならないようにしなければならない。

だから自分は虐待とは無縁と嘯くて何もしないのではなく、常に虐待・不適切サービスとは無縁の位置に立つための意識向上の研修機会を持つことは重要である。

だから今年も全国各地で、こうしたテーマの研修講師を務めていくことになろうと思う。

虐待をしない事業者というのは、決して良い事業者ではなく、当たり前の事業者である。しかし介護業界で未だに虐待防止が研修テーマとなる意味の一つは、当事者が虐待とは思っていない行為で、利用者を傷つけているという事実が存在するからである。

人に関わり、個人のプライバシーに深く介入する職業についている人にとって、そのような鈍感さは許されない。その為に、日ごろからどのような点に心掛けて介護業務に当たるべきかを伝えてくる予定だ。

今日は滝川市の関係者の方に、介護の使命や誇りも同時に伝えてきたいと思う。その為に関係者の皆様にエールを送る動画も作成しているので、是非参照願いたい。

それでは滝川市の皆様、後ほど会場で愛ましょう。






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メディカルサポネットの新連載がスタートしました



株式会社マイナビが運営するメディカルサポネットは、介護事業者等の経営者や管理職に向けた経営・採用支援サイトです。

このサイトは介護事業経営・人事・採用に役立つノウハウ情報が満載です。

そのサイトに僕は、2021年7月から2022年9月まで、「菊地雅洋の激アツ!介護経営塾 〜選ばれる介護事業所であり続けよ〜」という連載記事を書いていました。

その連載が終わって早1年4カ月が経ちましたが、今日から新連載の配信が開始されました。
菊地雅洋の波乱万丈・選ばれる介護経営
新しい連載タイトルは、「菊地雅洋の波乱万丈・選ばれる介護経営」です。

第1回目の記事テーマは、「生き残る介護事業者〜利用者から選択されるためにどんな介護を目指すか〜」としております。

制度改正・報酬改定の内容を受けて事業経営者として考えなければならないこと、制度や報酬構造がどうあろうと揺るがせずにいたい介護事業経営視点などについて、僕なりの考え方を示しています。

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今月から今年の12月配信記事まで、毎月約3.000字程度のコラムを書きていく予定になっていますので、是非1年間お付き合いをお願いします。

なお11月には株式会社マイナビ主催の介護事業経営者向けセミナーをオンライン配信する予定もありますので、そちらもぜひご期待ください。






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北海道はでっかいどう。



僕の今年最後の講演は、昨日26日に道内西興部村(にしおこっぺむら)で行った、「介護事業における組織作りと人づくり」がテーマの講演であった。

西興部村は北海道オホーツク総合振興局管内の北部に位置し、総人口が千人にも満たない小さな村である。

特別豪雪地帯にも指定されている村で、冬季は-30℃前後の気温が観測されることが珍しくない地域である。そんなふうに僕が住む登別よりはるかに雪深く寒い地域であり、

その村にある特養で虐待事件が起こったのは昨年5月のこと。(参照:西興部村虐待特養施設長の言い訳に見る問題の本質

参照記事で紹介した発言を行った施設長はじめ、当時の理事長なども責任をとってすでに退任しているそうだ。

今回僕は村の依頼を受け、当施設の立て直しに一役買うために同施設の現在の役員や評議員・幹部職員などの研修講師として同村を訪れた。重責を担っていることを十分理解して昨日は演壇に上がった。

ということで現在僕はその講演を終えた翌日の移動の真っ最中である。今、旭川駅で乗り換えた札幌行きの列車の中でこの記事を更新している・・・ちなみにJR列車移動の往復行程は下記の画像の通りである。
往路行程復路行程
往復料金は19.070円。しかしこの行程はあくまで東室蘭〜名寄までの移動行程でしかない。

西興部村にたどり着くにはまだ先があり、名寄駅で列車を降りた後は、バス移動1時間ほどで西興部村にたどり着くことになる。つまりJR東室蘭駅を起点にすると5時間20分以上かけてやっとたどり着けることになる。

道内移動といっても北海道は広いので、このように東京に行くよりはるかに時間がかかるというケースは少なくはない。

だが自宅から遠い西興部村のある地域は、僕にとっては思い出深く、懐かしい地域でもある。

昨日降り立った名寄市は、僕が高校1年生の夏まで通った名寄高校がある場所だ。

僕は名寄からバスで約1時間ほどの場所に位置していた下川鉱山町という場所に住んでいた。高校1年生の途中まではそこから通学していたのである。(※その後僕は岩美沢市に引っ越したため、高校も岩美沢西高に転校した

僕が住んでいた下川鉱山町は、鉱山の閉山とともに人が住まない場所になっているが、下川町自体は名寄からバスで30分ほどの位置に存在している。西興部村への移動途中に、その下川を通ることができて嬉しく、懐かしかった。

当然のことながら日帰りは不可能なので、昨日は講演後に西興部村内のホテルに宿泊した。

よく考えると、僕が高校生まで住んでいた地元と近い西興部村ではあるが、そこに泊まるのはもちろん、現地に足を踏み入れるのも初めてであった。

昨日は故郷に帰ったような気持ちで、思いを込めて講演を行った後、意見交換会を兼ねて西興部村役場の方とプチ懇親会を行った。(※その時の料理は、masaの地と骨と肉〜先付けに、さあきづけ。

今後時間はかかるだろうが、新役員のもとで頑張る特養職員の皆様が、基礎知識や技術を刷新してより良い施設ケアにまい進できるようにお手伝いしたいと思う。

ということで西興部村でお愛した皆様、昨日はありがとうございました。それでは良いお年をお迎えください。

そして施設利用者の方々が、良い年を迎えられるように温かい手を差し伸べてください。
西興部村・森夢
※研修会場件宿泊ホテル・森夢






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横須賀より



僕は今、横須賀に滞在している。

今日横須賀にいる理由は仕事である。午前と午後に渡って横須賀市内の2つの特養で、合計3講演を行う予定になっていたため、昨日北海道登別市の自宅を経って、横浜駅前のホテルに宿泊していた。そして今朝8時過ぎに京急久里浜駅に移動した。

午前中の講演場所は横須賀老人ホームさんという特養。既に10時から幹部・リーダー職に向けた講演を一本終えたところである。

文字リンクを貼りつけたmasaの講演予定を見てもらえばわかるが、今日はこの後、夕方16時からさらに2講演の予定が入っている。
横須賀講演用動画
もともと今日の講演は、午後からの2講演だけの予定であった。特養・衣笠ホームさんの管理職研修は、先月から来年4月にかけて計6回(月1回ずつ)の定期研修として行っており、今月以外の5回はオンラインで配信することになっている。

今月のみリアル講演会場を行う予定にしており、そのため2回目の管理職研修に加えて、職員対象のサービスマナー研修も行う予定となっていた。

ところが衣笠ホームさんの研修担当者と知り合いの方が横須賀老人ホームさんに居り、その方が僕の1回目の管理職向け講演の評判を聴いて、是非自分の施設の管理職やリーダー職にも同じ話を聴かせたいとの希望があったという連絡が入った。

そのため急遽今日午前中の講演も予定に入れたのである。

冬ということもあって、夕方からの講演でも前日入りの予定を立てていたが、そうした余裕のある移動日程が幸いしたと言える。

午前中の講演テーマは、「介護事業における管理職の役割について」であった。

経営者と管理職の立場と役割の違いをしっかり理解したうえで、管理職は経営者から任された部署や組織を束ね、事業所の成果を最大化する役割を果たさねばならない。

そのため管理者の評価は、事業所の成果によってなされる。

特養の全国平均収支差率が年々低下する現状において、管理職のそうした役割は非常に重要となるが、福祉畑を長く歩いてきた人は、あまり経営的な方向に視点を向けると、利用者の福祉という視点がおざなりになるのではないかと悩む人もいる。

ベッドの稼働率や収益を口にすること自体が、自らの福祉感を下げるものだとして罪悪感を持つ人も少なくない。

しかし管理職が経営視点を軽視すると、利用者福祉と従業員待遇が低下するのである。午前の講演では、それはなぜかということを具体的に説明してきた。

そのうえで、管理職が念頭に置くべきことを経営及び対人援助両面から明らかにしてきた。

キーワードは、「経営者は会社の未来を創る人・管理職は会社の今を創る人」である。

前述したように午後4時からは衣笠ホームさんで、職員向けサービスマナー講演と、管理職・リーダー向け人材マネジメント講演を行う予定になっており、現在そこに移動前に横須賀老人ホームの方々と昼食をご一緒するところである。

今日のために両ホームの皆さんや、横須賀の介護関係者の皆様にエールを送る動画を作成してきた。

横須賀に縁のある方は、ぜひこの動画も視聴していただきたい。

僕は今日の講演を終えた後、明日の飛行機で登別の自宅に戻るが、次の講演もすぐ控えている。

来週火曜日には、登別よりもっと雪深く寒い道北の西興部村というところにある特養で、経営者と管理者に向けた講演を予定している。

西興部という文字を見て、道外の方は読み方がわからない方が多いかもしれない。「にしおこっぺ」と読むので覚えておいていただきたい。






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新年より新連載がネット配信されます



今週火曜日から滞在していた愛媛県松山市から北海道に戻り、昨日夜8時過ぎに自宅に着いた。

松山は日中20度に達する日があるほど温かかったが、北海道は連日、日中の最高気温が氷点下の日が続いている。今朝もマイナス5度の朝を迎えて、さすがにその気温差に体が悲鳴を上げそうだ。

来週もすぐに横浜出張があるので、風邪をひかないように気をつけたい。

今日は久しぶりの休日としたいところだが、本日までの〆切原稿があるので、その最終チェックを行って入稿しなければならない・・・ということで午前中にあわただしくその作業を終えたところだ。

今日入稿する原稿は、新年からネット配信される新連載記事の第1回目原稿である。

配信サイトは、株式会社マイナビが運営するメディカルサポネットである。

このサイトは介護施設の経営者や管理職等に向けた経営・採用支援サイトであり、2021年10月〜2022年9月まで、「菊地雅洋の激アツ介護塾〜選ばれる介護事業者であり続けろ」という連載記事を12回にわたって配信していたサイトである。
メディカルサポネット
今回は1年3カ月ぶりに2回目の連載記事を来年1年間にわたって配信する予定になっている。

新連載は、「激アツ介護道場」の続編という形で、『生き残る介護事業者〜利用者(顧客)から選択されるためにどんな介護を目指すか』をテーマに、激変する介護業界とその環境を睨みながら、介護事業者が生き残れるよう支援するための記事を書いていく予定である。

ちょうど制度改正・報酬改定時期とも重なるので、最新情報をピックアップし、それを事業経営としてどう考えるべきか、どのように事業に生かすべきかについても解説したいと思う。

例えば、介護保険制度改正で居宅介護支援事業所が市町村から予防支援事業所の指定を受けられるようになり、委託業務ではない形で予防プランが立てられるように法改正がされた。

これは地域包括支援センターの予防プラン作成負担を少しでも減らして、他の地域支援業務が円滑に行われるようにするための改正であるが、予防プラン作成費が現在のように低額のままであれば、予防支援事業の指定に手を挙げる居宅介護支援事業所が少なくなり、地域包括支援センターの負担も減らないということになりかねない。

そのため11日の介護給付費分科会資料10頁では、「市町村長に対し、介護予防サービス計画の実施状況等に関して情報提供することを運営基準上義務づけることに伴う手間やコストについて評価する新たな区分を設ける」としている。

つまり居宅介護支援事業所が予防プランを作成する場合の単位数を、地域包括支援センターが作成する場合より高く設定するということだ。その為の新区分が創設される。これによって予防支援事業に魅力を感じてもらって、指定に手を挙げる事業所数を増やそうとしているのである。

だが問題は新区分が現行の作成単位よりいくら高い単位になるかということである。仮にその設定単位が現行の予防支援費より10単位ほどしか高くならないとしたら、期待は大きく裏切られ、ひっくり返って挙げようとした手を引っ込める居宅介護支援事業所が多いことになるだろう。

新区分の予防支援費が、介護給付の作成費にいかに近づけられるかが問題である。

そうしたことも取り上げて解説・提言をしていく連載になると思う。

新連載の配信は、2024/1/11からの予定である。配信元のメディカルサポネットの掲載記事を読むためには事前登録が必要である。どなたでも無料で登録できるので、登録が済んでいない方は是非、今のうちに登録しておいていただきたい。

それでは新年からは、メディカルサポネットのサイトでも愛ましょう。






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マナー意識向上に利用したい処遇改善加算



僕は今、羽田空港の搭乗口でこの記事を更新している。

今朝7時に自宅を経ってJR東室蘭駅から特急列車で新千歳空港まで移動し、午前10時発の便で北海道を経って羽田経由で松山空港に向かう旅の途中である。

北海道は雪のため滑走路の除雪待ちで離陸が少し遅れ、松山には予定より少しだけ遅れて14時過ぎに到着予定であるが、今日は夕方18:30〜「えひめ医療福祉従事者連絡会つどい」という会の皆様に対し、介護報酬改定をテーマにした講演を行う予定である。

つどいは、保健・医療・福祉・介護・行政関係者の方が横断的に参加している勉強会である。僕は同会を主催している方との繋がりで、コロナ禍以前から松山で仕事がある際には、しばしば時間をとって講演を行う機会を頂いている。

勉強会の後はいつもオフ会も予定されており、幅広い情報交換ができるので、毎回楽しみにしている集まりである。

しかし明日も仕事が入っているので、今晩はほどほどに呑もうと思う。明日は午後からの仕事だから多少呑み過ぎても大丈夫かな・・・。
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どちらにしても今回の松山の仕事のメインは明日午後からである。

愛媛県老施協主催の、「愛媛県老人福祉施設協議会・リーダーを担う中堅職員対象」がその研修会である。

この研修は今年度と来年度に渡って合計5回行う予定になっており、今回はシリーズ2回目の研修となり、「虐待・不適切サービスを防ぐサービスマナー」をテーマに3時間の講演を行った後、GWを1時間行う予定となっている。

先週書いた、「顧客意識を持てない職員の成れの果て」で指摘した通り、介護事業においてサービスマナーという視点をもって利用者に接するためには、サービス利用者お客様であるという意識をきちん持たなければならない。

お客様にマナーをもって接し、お客様に喜んでいただくことによって従業員が介護という仕事のやりがいを感じ、お客様にもっと喜ばれるサービスを提供したいという動機づけが生まれるのである。そのことによって、おもてなしの心(ホスピタリティ精神)を持つことに繋がれば、そこに顧客はさらに集まってくるだろう。

人件費を含めた経営コストが上がる中で、限りある財源の中で支払われる介護報酬を主たる収入とする介護事業は、大規模多角経営を実現して、スケールメリットを最大限に生かした事業経営が求められていく。その為には、顧客確保が重要な経営戦略となってくるのだ。

つまり顧客から選ばれる事業者となるためのサービスマナー意識の向上は、介護事業者の倫理上の問題とか道義的責任という範疇にとどまらず、事業経営上不可欠な要素になっているのである。

今回の松山研修では、そうしたサービスマナーを意識してお客様に接する場の先頭に立って模範となるリーダー職の皆様に、その意義や具体的姿勢について伝えることになる。

その為には、介護サービス利用者がお客様であることをしっかり意識していただく必要があるが、その際に処遇改善加算の構造・計算式を例にして伝える方法もあることを指摘しておきたい。

処遇改善加算の算定単位の計算式とは、1月あたりの総単位数(基本サービス単位数に各種加算・減算を加えた単位数)×加算率であることは今更言うまでもないことだ。

例えばこれを通所介護に当てはめるとしたら、加算率を乗ずるもとになる総単位数は、1人の利用者単位でみるとすれば、利用回数が増えることで多くなるという意味であり、全体からみるとすれば、利用者数が増えれば増えるほど多くなるという意味だ。

各事業者は、その単位数に加算率を掛けて算定した合計単位を金額計算した額を算定するわけであるが、算定した額はすべて従業員に支給しなければならず、1円でも支給漏れがあって事業者収入に組み入れれば報酬返還指導を受けるという性格のお金になっているのである。

つまり従業員にとっては、自分が所属する事業サービスを利用してくれる人が増えること、1人の利用者がサービス利用する回数が増えることが即ち、自分の給与アップに直接つながってくるという意味だ。

介護事業経営者は、しっかりこのことをリーダーに伝え、リーダーは部下にそれを伝達しなければならない。

1人でも多くのお客様を確保し、1人の客様がより多くのサービスを使ってくださることが、即ち自分の給与アップにもつながることも意識し、そのためにサービスマナー意識の向上が求められるという方向から、マナー改善の必要性を理解したって良いだろう。

モチベーションの源とか理由なんて何でも良いのだ。それが金銭であっても全く下品ではない。そもそもプロとは金銭で出力する者を指すのだから、それは極めて当たり前のことである。






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勤労を感謝されたい日



暦の上では、今日は勤労感謝の日の祝日である。

ただいつも書いているように、介護事業者に所属している人はシフト勤務者が多いので、世間の暦と関係なく働いているという人も多いだろう。お疲れ様です。

かくいう僕も暦とは関係ない仕事をしている。しかもシフトもないフリーランスという根無し草のような仕事なので、いついかなる時に仕事が入っても良いように心構えている。

今年は結構忙しい状態が続き、休みをとれる日がない状態が続いているが、それだけ仕事をさせていただく機会があるということで有難く思っている。

今日も社会福祉法人さんの職員研修講師として、一日講義やアドバイザーを務める予定になっている。
初雪の美瑛
そのため既に先ほどまでに午前中の講義を終えたところである。

今日一日の予定は以下の通りである。
---------------------------------------
10:00〜12:00 講義
12:00〜13:00 昼休み
13:00〜14:50 講義
14:50〜15:00 休憩
15:00〜16:50 講義
16:50〜17:10 休憩
17:10〜18:10 GW
18:10〜18:20 休憩
18:20〜19:10 グループ発表・総評
---------------------------------------
この日程の講師役を僕一人でこなすことになる。内容は事前に打ち合わせて、要望等を取り入れて組み立てているところだ。

しかしその内容はすべて実践論であり実務論である。

自分が実践してこなかったこと、実践しようとしてできなかったことは話せない。すべて実践してきたことや、今も僕の後進が実践し続けている具体論を話すように心がけている。だからこそその方法は、やろうと思えば誰もができることである。

つまり受講者の方々が、僕らが行ってきたことと同様のことを実践できるかどうかという部分は、やる気ときっかけの問題に過ぎないのである。難解な知識と高度な技術が必要になるわけではないのだ。

僕はそのためのやる気を作り具体論を紐解いて、やれる方法をきちんと伝えているつもりだ。

今日の研修のように、休日や祝日を利用して数多くの職員が受講できる長時間の講義やGWを行うことも可能である。

日勤者が仕事を終えて参加できる時間帯の夜の講演も数多く行っている。

こんなふうに、実になり実践できる内容の研修をお望みの方は、是非遠慮なくメール等でお気軽に連絡いただきたい。

おっと・・・そろそろ午後からの講義の準備に向かわねばならない。それでは今日はこの辺で失礼させていただきます。






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陸路で道外出張ができる便利さ


僕は今、JR特急に乗って新函館北斗駅に向かっている。別に今日からの3連休を利用して旅行に出ているわけではない。

明日、岩手県で行われる同県介護福祉士会の研修の中で講演を依頼されているための移動である。

もう少しで新函館北斗駅に到着するが、そのあとは北海道新幹線に乗り換えて新花巻駅を経由して釜石市に向かう予定だ。

こんなふうに北海道新幹線が開通してからは、飛行機より新幹線を利用した方が移動に便利な場所がある。

飛行機の場合は、搭乗20分前まで搭乗口に入らねばならないので、どうしても空港での待ち時間が長くなる。しかも僕の場合、登別〜新千歳空港に向かうにしても最低1時間半はかかるので、乗り継ぎ時間などを入れると、道外出張は移動時間だけで半日以上かかることになる。

その点、新幹線の場合は、僕の自宅の最寄り駅である東室蘭〜特急電車で新函館北斗に向かって、数分の乗り継ぎ待ちで新幹線に乗り換えられるので、青森県内もしくは岩手県内であればそちらの方が便利である。場合によっては仙台市(宮城県)も陸路の方が便利かもしれない。

そんな陸路の旅ではあるが今日は移動日で、これから釜石市内に泊まって明日の午後からが講演本番に備える予定だ。

釜石情報交流センター:釜石PITで明日13:30〜16:30の予定で行う講演は、岩手県介護福祉士会・現任者研修として行うものだ。

講演テーマは、「人材育成とチームワークの構築について」と指定されており、介護福祉士として後進を適切に育成して定着させる人材マネジメントの視点を伝えるとともに、対人援助の支援チームとして機能する環境づくりにも視点を及ばせ、対人援助の専門職として志を持つ人々が、働きやすい環境とはどういう環境なのかと言ことも明らかにする予定だ。
宮沢賢治童話村
ちなみに先週土曜日(10/28)に新御茶ノ水の連合会館で人材マネジメントの講演を行ったが、そのアンケート結果がメールで届けられた。下記に記述回答を転載するので参考にしていただきたい。
------------------------------------------------------------------
記述回答
・非常に勉強になったし、介護現場の素晴らしさなどもわかることができました。
・参考にしたい内容が沢山ありました。
・経営から実務のことまでわかりやすい講義でよかった。特養の職員に聞かせたい。
・具体的な現場に即した内容でよかった
・介護人材のことではもっともだと感じました
・職場に戻ってから、学んだことを生かしていける内容でした。
・元気が出る内容でした。
・介護現場発信目線も含めてではあったが、自治体職員として、それら環境が整えられる取り組みを意識したいと気持ちを新たにできました。
・感動しました。
・介護の現状をよくしっているなという感じがしました。講義ではじめて感動しました。
・こういう人が議員になればよいのにと思いました。
・とても良かった 大満足やる気になった参加して良かった
・OJTや実習の話、介護職員の就業環境など、興味深い話が聞けて良かった。
・先生のあつい思いが伝わりました
・泣き笑いで、面白かった
・経営者という目線から、職員の働き甲斐のある職場の作り方の話を聞くことが出来て、大変面白かったです。
・人員不足解消の為の新しい視点として、今後の取組に活かしていきたいと考えています。ありがとうございました!
・とてもよかったです。また聴きたいです。人財の話、考えました。
・施設長に聞いて欲しい内容でした。
・ただただ、最高です。
・現場の立場から話して頂いた事は講師の選択として良かったとと感じました。結局福祉職が感じる感動体験をどう広めるか?少しヒントになりました。
・勢いのある話だったが、自信を持って介護の仕事ができるような仕組みを作っていきたい。
・私の会社は、デイサービスもありますが、訪問介護が主です。先生は施設。訪問介護は国が、見切りつけたなんて、スタッフ少なくても、私はこの仕事に誇り持ってます。先生のお話しの中で利用者様のご家族のお手紙や、スタッフ皆さんの温かい雰囲気が、とても感動し涙しました。訪問介護でも、こういう経験はしてきました、自宅でなくなりたいというご利用樣をご家族やヘルパーで送り出すこと何度もありましたし、休みもなかなか取れない中、元気を貰いに来ましたが、少し寂しい気持ちになりました。
・現場の生の声が一番、説得力がある。
・ジンザイが四種類あることが面白かった。
・菊地雅洋さんのお話しが聞けて良かったです。
・とってもわかりやすかったです。
・介護に近い公演でした。
・耳が痛いところもありましたが、参考になるお話しでした。
・具体的で良かった。サイン本も購入出来た。現場は、具体的に使える情報を求めている。
・改めて介護職そのものについて考えさせられた。
・リアルな視点での講演であったため、聴きやすかったですし勉強にもなりました。
・考え方が変わる内容でした
・施設の方だから、あとは。今後の事をよく知る方かもしれませんが、訪問は、みはなされる、というないいかたでしたが、施設も、デイも訪問もそれぞれ、必要だとおもう、訪問に関して、単価が低い、見放される傾向にあるのであれば、今後、これを、どうにかしていくことを考えてもいいと思う、お互いに、介護全体が、上がっていく形をとらなければ、行けないような気がしました
・言っていることは間違っていないが、考えが偏っている。過激派的
・歯に衣着せぬ表現で、とてもわかり易かった。
------------------------------------------------------------------
講演内容に賛否両論があるのは当然だ。本当のことを歯に衣着せないで伝えているので、それを不快に思う方は一定程度いるのも想定内だ。僕の真実の話に耳を塞ぎたい人は、真実が隠された耳障りの良い情報だけを仕入れて、結局ぽしゃって終わりでよいだろうとしか思わない。

ただし受講者の7割が5段階評価の「5」と回答してくれたそうである。この結果には感謝したい。

明日も似た内容の講演を行うが、今回は岩手県介護福祉士会主催の研修会であるが、昨年は岩手県介護福祉士会宮古広域支部研修会の中で、オンライン講演を行った実績がある。今回はそれが縁で現地での会場講演になったわけである。

これも有り難い繋がりである。こんなふうに仲間の輪が広がり続けている。僕にとってそれは何より幸せなことである。

介護福祉士会の会員の中には介護支援専門員の有資格者の方も多数おられる。事前打ち合わせでは、それらの人から介護支援専門員に向けた講演の打診も受けているので、そちらにもつながるように受講者の皆様にとって糧のある話をしてきたいと思っている。

岩手県の介護福祉士の皆様にエールを送るために動画、「LOVE〜明日に繋ぐ介護・岩手県編」を作成している。下記からご視聴いただきたい。

さて、もうすぐ新幹線駅に到着予定だ。それでは釜石市でお愛する皆様、明日はよろしくお願いいたします。






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官僚講演が時間の無駄でしかないのは彼らの宿命


先週の土曜日、麹町の連合会館で行われた『自治労主催2024年度介護・地域福祉集会全体集会 』に講師としてお招きを受け、介護報酬改定に関連して求められている介護DXについて、その現状と課題を解説させていただいた。

その際、僕の講演の直前に厚労省の総務課長が講演を行うことになっていたため、それを聴けば何か参考になるかもしれないという淡い期待をもって、早めに会場に到着するようにして講演を拝聴させていただいた。

課長講演は格調高い講演で、その次に登壇する僕の講演は、下品で格調低く聞こえるのではないかと心配したが、内容について言えば空疎で意味がないものだったと言ってよく、早起きして会場に駆けつけて聞くまでもなかったと言うのが本音である。

その為、講演途中で思わずSNSに次のようなつぶやきをアップしてしまった。
-----------------------------------------------------
現在、厚労省老健局総務課長が講演してますが、僕はこの次に壇上に登ります。いつものことながら、官僚の講演は分かりきった表に出ている資料解説にしかすぎません。時間の無駄です。僕の話で無駄が少しでも取り戻せるようにしなきゃあな。
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大変不遜で申し訳ないが、それほど内容がないという意味だ。
自治労主催2024年度介護・地域福祉集会全体集会
岸田内閣の経済対策としての介護職らの給与引き上げ策にも全く言及がないし、介護報酬改定の施行時期が来年4月ではなく6月まで引き延ばされる可能性が高いことにも触れられていない。ましてやこの集会に参加して初めて耳にできるような新情報は皆無である。

僕にとっては、解説がいらない資料の説明のみで終わった講演であった。よってわざわざ早めに会場入りして聴くまでもない講演ということであり、時間の無駄にしか過ぎないという結果になったのである。

だがそれは官僚という立場であれば仕方がないことなのだろうと思ったりした。

例えば、この講演の直前に行われた介護給付費分科会で、どのような議論があって、何に注目すべきかなどは官僚の立場としては言及できないのだろう。なぜならそれは議論の最中の問題であり、結論が出ていないからだ。

結論が出されていない問題に言及した場合、議論の方向性を誘導しているなどと批判される恐れがあるのだろう。

同じように表に出ていない関係者のやり取りの情報も、「ここだけの話ですが」などと言及することは不可能なんだろう。

この部分は、僕のように自由な立場で、誰にも忖度する必要のない人間との発言の自由度の違いといってよいかもしれない。

どちらにしても官僚の講演というものは、その身分と立場に縛られて非常に不自由な制限のもとに行っているということを理解しなければならない。よって既出資料の説明に留まるもので、新たな情報は出てこないと考えるべきだ。

だからこそこの時期に、厚労省の官僚が介護報酬改定に関して講演することを有難がる必要はないし、そういう人を講師として呼ぶべき価値もないと考えた方が良いのである。

そのことは、先週の土曜日に連合会館の会場で、課長講演と僕の講演を聴き比べた人なら実感できたのではないかと思う。






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1週間の旅に出ます


北海道はすっかり秋めいて、外に出る際はコートも必要かと思う日があるほど気温が下がってきた。

こう冷え込むと、「異常な暑さだ」と文句を言っていた夏が恋しくなるから人間とは勝手なものだ・・・というか僕が勝手で、我儘なだけだろうか。

それはともかく、一日ごとに冬に向かう北海道から脱出して、今日から東京愛媛県八幡浜市大分県日田市と徐々に南へ向かって移動する1週間が始まる。

3地域でそれぞれ講演を行うための旅である。そのため今日これから東京に飛び、東日本橋の定宿にチェックインして、明日のC-MAS全国大会2023に備える予定だ。

明日の講演は13:30〜だから、当日移動でも間に合う時間ではあるが、札幌ではなく登別を起点に移動する僕にとっては、かなり早い時間からの移動が必要になるし、何かあって間に合わなくなるのも嫌なので、今日から移動を開始することにした。

明日は、「令和6年介護保険法改正と介護報酬を斬る!」という威勢の良いテーマで講演を行う予定が入っている。(※僕が決めたのではなく、大会主催者から指定されたテーマです

講演時間は50分で、スライドも作り終え配布資料も事務局に既に送っていた。

ところが昨日の介護給付費分科会では、介護報酬改定の施行時期の引き延ばしが必要か否かということが論点として突然のように挙げられた。

これは診療報酬改定DXの推進に向け、令和6年度以降における医療機関・薬局等やベンダの集中的な業務負荷を平準化するため、令和6年度診療報酬改定より施行時期を6月1日施行(※薬価改定の施行は4月1日)とすることについて、中医協において了解されていることから、介護報酬改定時期もそれと合わせる必要があるのではないかという論理だ。

これは極めて重要な情報であると考え、明日の講演にも入れ込まなければならないと思い、急遽このことについて情報提供するスライドを作成して追加送付している。(※下記画像参照
C-MAS全国大会2023講演スライド
プラス改定を期待する関係者にとっては、物価高や人件費の高騰に応じた臨時の報酬改定を前倒しで行ってほしいところであり、わずか2月でも改定時期が先送りされるのは承認できない問題だろう。

こんなふうに生物である情報の新鮮さを意識して講演を行っている。明日はパネラーとしても大会に参加し、そのあとのオフ会にも参加する予定だ。

明日、ビジョンセンター東京八重洲までお越しになる皆様、よろしくお願いします。

その後の予定としては、明後日(10/14:土)は羽田空港〜松山空港〜JR松山〜八幡浜という移動日である。翌10/15(日)の13時から、愛媛県南予老人福祉施設連絡協議会主催研修として、「介護保険制の改正動向とこれからの地域福祉について」というテーマで3時間の講演を行う。

さらに16日(月)は、松山空港〜福岡空港〜リムジンバス移動で日田市入りする。そして17日(火)9:30〜大分県日田市介護支援専門員協会主催研修講師として、「君の介護に根拠はあるか〜相談援助職としての心得」というテーマの講演を2時間予定している。

八幡浜と日田の講演後は、それぞれオフ会も予定されているので、そちらも楽しみである。

そういえば先週は道内網走に2泊3日して2日間続けての講演を行っていたが、そこで美味しいものを食べ続け体重が増加した。それを元に戻すために、この1週間懸命に有酸素運動を行ってきた。それなりの成果は出ているが、今日からの旅でリバウンドしないか心配である。

だが、八幡浜にも日田にもおいしいお酒と名物料理が目白押しである。その誘惑には勝てないだろう。

体重増加は必然事項とあきらめて、北海道に戻ってから、地獄のトレーニングでダイエットに励むとしよう。・・・とはいっても、一旦北海道に帰っても、翌日には札幌講演、翌々日には再び福岡出張と続くのであるが・・・。






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激震の令和6年度介護保険制度改正に向けて今やるべき事


観測史上最高気温が更新されるなど、異常な暑さが9月に入っても解消されずに、「今年の秋はいつ来るんだ!!」と言われていた北海道・・・。

しかし先週あたりから風がめっきり冷たく感じられるようになり、日中でも外出の際は上着を羽織りたくなるような日もぼちぼち出てきました。季節はもう秋と言ってよいでしょう。

そして昨日から暦は10月に・・・1年の3/4が過ぎてしまいました。これから一気に年の瀬に向かっていきますね。

さて10月と言えば、毎年C-MAS全国大会が開催される月です。

10/13(金)13:00〜ビジョンセンター東京八重洲903(東京都中央区日本橋2-3-4 日本橋プラザビル9F)で開催されるC-MAS全国大会2023のテーマは、「激震の令和6年度介護保険制度改正に向けて今、やるべき事」です。

僕も講師及びパネルディスカッションのパネラーの一人として参加させていただきます。
C-MAS全国大会2023
講演テーマは、「令和6年介護保険法改正と介護報酬改定を斬る!」としておりますが、このテーマは主催者から与えられました。決して僕が上から目線で、受講者の皆様に何かを教えようとするものではありません。

講演時間は50分の予定ですので、介護保険制度改正・報酬改定の動向を簡単に整理したうえで、その中でも特に注目すべき点について、僕なりに分析したものを受講者の皆様にお伝えし、今後の事業経営の参考にしていただきたいと思っています。

その為今週中に講演プロットを立て終え、スライドづくりにかかる予定です。

僕以外の講師陣も、コーディネーターの小濱道博氏をはじめとして、井口健一郎氏・森剛士氏・辻川泰史氏・藤田英明氏・小林香織氏と豪華で多彩な顔触れです。(※各氏の詳しい略歴はリンク先のチラシをご覧ください

当日のタイムテーブルは以下の通りです。

13:00-13:05 司会挨拶
13:05-13:55 第一部 菊地の講演「令和6年介護保険法改正と介護報酬改定を斬る!
13:55-14:00 休憩
14:00-14:50 第二部 井口 健一郎氏講演「LIFE活用の実際と小田原福祉会潤生園の取組
14:50-14:55 休憩
14:55-15:45 第三部 森 剛士氏講演「在宅サービスにおける自立支援介護と要介護から卒業の本質
15:45-15:50 休憩
15:50-16:20 第四部 辻川 泰史氏講演 
16:20-16:25 休憩 会場設営
16:25-17:25 第五部 ディスカッション「2040年に向けた次世代の介護事業経営を考える
17:25-17:30 司会挨拶

アクセスも便利な場所ですので、どうぞ当日は会場までお越しください。名刺交換の時間もとれますので、この機会にご縁を結びましょう。






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介護事業の使命と責任


昨日は西明石の明石市医師会館で行われた明石市介護事業所連絡会居宅部会主催・ケアマネ対象研修会で、「介護支援専門員の使命と誇り〜きみのケアマネジメントに根拠はあるか」というテーマで、120分の講演を行った。
介護支援専門員の使命と誇り
担当利用者の暮らしを支え、自立支援を念頭に置きながら、暮らしの質をできる限り向上させるのが介護支援専門員に求められる社会的使命であるのだから、その使命を果たすためには根拠あるケアプランを立案して、豊かな暮らしを実現しなければならない。

介護支援専門員の誇りとは、その結果責任を常に追い求めて、利用者本位という言葉を建前ではなく、常に本音にし続けていくことであり、ケアプランはその宣言書である。
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明石市介護事業所連絡会居宅部会主催・ケアマネ対象研修会
明石市介護事業所連絡会居宅部会主催・ケアマネ対象研修会
明石市介護事業所連絡会居宅部会主催・ケアマネ対象研修会
そのための実務論を伝える昨日の講演には、明石市の居宅ケアマネの皆さんが多数参加してくださった。

講演後事務局の方からは、「受講されたケアマネジャーさんは、皆さんとても感動されてました。」という連絡もいただいた。参加者の皆さんに少しでも勇気と元気を与えられる話ができたとすれば、それ以上のことはない。
書籍販売&サイン会
書籍販売&サイン会
講演会場では、たくさんの方に僕の著作本を購入いただいた。それらの方には心を込めてサインをさせていただいたが、こうした光景もコロナ禍で会場での対面講演が途絶えていた時期はできなかったことである。

今後は、こうした機会を数多くいただいて、コロナ禍真っ最中に出版した僕の本をより多くの人に読んでいただきたいと思う。
講演主催スタッフの皆様と記念撮影
講演後に主催事務局スタッフの皆様と記念写真を撮った。スタッフの皆様、ありがとうございました。

講演は15時30分に終了し、僕は会場をあわただしく経って、西明石駅から新幹線に乗って東京に移動した。今日の葛飾区介護サービス事業者協議会主催認知症研修会で講演を行うための移動であったが、コロナ禍で久しく逢えなかった友人らと湯島で会食を愉しんだ。その様子は、「韓国料理は、コリア旨し。」でレポートしているので参照いただきたい。

今日は午前中のうちに講演会場入りして、現在準備をしているところだ。「認知症を知り、地域で支え合おう〜愛を積みながら認知症の人とともに歩む介護 〜」をテーマに、認知症の人の行動・心理症状に手が届く介護の方法論を伝える予定なので、ぜひ近くの方はお越し願いたい。

この講演は事前申し込みがない講演なので、来場者数の予測が不可能だ。いったいどれだけの人が会場に来てくれるか期待と不安が入り混じっている。

誰も来てくれずに、スタッフだけしか会場にいなかったらかなりショックだろうなと思ったりしている。・・・その結果は、あと1時間後にはわかることになる。

怖いなあ〜。






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HARUMI


医学は日進月歩であると言っても、こと認知症に対する医学は、なかなかその治療や予防に手が届く方向に進んでいない。

例えば認知症治療に使える新薬が約20年ぶりに承認を受けたと言っても、それは認知症を根治させたり、予防できたりする効果がある薬ではない。(参照:レカネマブ承認〜過度な期待は禁物

認知症に対して、現在医学の手はいまだに届いていないだけではなく、手が届く見込みもないと言うのが、今の現実である。

現在65歳以上で7人に一人が認知症であると言われており、2025年にはその数が5人に一人まで増えると予測されている。しかし軽度認知障害MCI)の人が増えている現状を鑑みると、そこに何か有効な対策が取られないと、認知症になる人の割合も数も予測より増えていくことになる。

それによって社会全体の介護負担が増えたり、認知症の人が事故に遭うなどする件数も爆発的に増えかねない。介護離職やヤングケアラーの問題も、認知症の人が増えるに従いより重たい問題となっていくだろう。

しかしどんなに認知症予防のための様々な方法が啓蒙されても、根本的な予防薬や治療薬がない限り、人類は認知症から解放されないのも事実だ。そして根本的な予防・治療薬について、少なくとも僕が生きている間には開発されないだろうと思う。

だからこそ生活習慣の改善など、日常生活の中での認知症の予防と、認知症になった人に対する対応の仕方が重要視されているのである。

その為には、認知症とは何かという基本を知り、誰しもが認知症になり得ることを理解したうえで、認知症の人やその行動を肯定的に捉える必要がある。いわゆる受容的な態度が求められるのである。

だがそれは、「言うは易く行うは難し」でもある。繰り返される行動や訴え・・・そのたびに同じ対応を繰り返さなければならないことに、心身が疲れ切ってしまう人も多い。

だが支援者にとっては同じ行動や訴えであったとしても、認知症の人にとって、それは今しなければならない行動であり、今訴えなければならない心の叫びなのである。それに対して根気よく向かい合ってくれる誰かを、認知症の人は探し続けているのである。

理解できない行動をとる人を奇異な目で目るのではなく、そういう行動をとらざるを得ない認知症の人という理解のもとに、その人がなぜそうした行動をとるのかを受容的に考え、その方が真に望む方向に寄り添うということが求められるのだ。

そうした態度に終始できる秘訣があるとすれば、突き詰めて言えば、それは人間愛を寄せて関わるということに尽きる。だが愛を寄せるエビデンスなんて存在しない。それは科学的思考ではなく、人としてごく当たり前の優しさや思いやりを忘れないということなのである。

どちらにしても認知症の人に今、確実に届くのは医療ではなく介護の手なのである。

ところで北海道のでは先日、下記のような報道がネット等をにぎわせた。
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7日午後、北海道帯広市のアパート玄関前に侵入したとして、80歳の元住人の男が逮捕されました。邸宅侵入の疑いで逮捕されたのは、住所は自称、帯広市に住む80歳の無職の男です。この男は7日午後2時ごろ、自称、自宅近くのアパート2階の部屋の玄関前の踊り場に、正当な理由なく侵入した疑いが持たれています。

警察によりますと、目撃した人から「玄関のドアを叩いてる人がいる」という通報を受け、警察官が駆け付けると、男が現場にいたため、調べをすすめ、その場で逮捕しました。80歳の無職の男は、かつて現場のアパートに住んでいたことがあり、取り調べに対しては「自分の家に入ろうとした」などと話しているということです。
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この行動は認知症の症状であることは明らか。見当識の低下による行動を、あたかも社会悪であるかのように報道する意味が分からない。

おそらく大事件が起きた翌日なら、決して取り上げられなかったニュース。報道すべき事柄に事欠いて埋め込んだニュースと思われるが、それにしても見識の低い報道記事である。日本のマスコミは、マスゴミでしかないことがよくわかる記事内容だ。

認知症の人や軽度認知障害の人に対して、もっと温かいまなざしが向けられる社会は実現しないのだろうか・・・。そうした社会の実現を目指して、9/23午後から「テクノプラザかつしか」で行う講演では、認知症の人に対しては、専門知識の前に、周囲の温かい愛情・理解的態度が必要であることを伝えたい。(※下記のポスター画像を参照ください
葛飾認知症研修ポスター
当日は、「記憶を失っても感情は失わないという証明」という記事で紹介した、認知症になり特養に入所した妻と、妻が自分のことを忘れてしまうと嘆く夫のエピソードも紹介する。

どなたでも申し込みなしに無料で参加できるので、是非当日は葛飾までお越しいただきたい。

実は今回のこの講演に、僕は別な思い入れがある・・・幼馴染で、幼稚園から中学を卒業するまで同じ学校に通っていた友人女性が、この講演を聴きに来てくれる予定になっていた。

彼女は都内の老健施設で看護師を勤めており、過去にも僕が都内で行う講演を何度か聴きに来てくれていたが、コロナ禍以後逢えない日が続いていたので、今回は4年ぶりに逢えると楽しみにしていた。

そのため講演が終わったら懇親会で呑みましょうという話を電話でしたのが先月の18日であった。しかしその日、彼女は夜勤で出勤後、職場で脳出血を起こし倒れてしまった。

救急搬送されて一命はとりとめたものの、意識不明の状態で、いつ何があってもおかしくない状態と聞き及んでいたが、残念ながら今週月曜日・9月18日の夜に帰らぬ人となってしまった。とても残念である。合掌。

だからこそ彼女が聴きに来てくれるはずであった今回の葛飾講演は、彼女のためにも魂を込めて、本物の認知症介護実務を伝えてきたいと気合が入る。

初七日も済んでいない彼女の魂も、天に召される前に僕の話を聴きに会場を訪れてくれていると思いながら話をしよう。

それでは葛飾講演に来てくださる皆さま、そして天に召された春美ちゃん、当日の会場で愛ましょう。






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実践ケースの紹介は自慢話じゃないよ


先日とある講演のアンケート結果が届いた。

その中で、「講師の説明はいかがでしたか」という質問に対し、8割以上の方が、「非常に良い」・「良い」と回答している中で、「やや不満」という回答者がひとりだけ居られた。

講演を受講しての感想は様々あってよく、受講者全員が感銘を受けたり、話した内容に共感することは期待していないから、「不満」と正直に答えてもらって全く構わない。そういう感想があって当然だろうと思う。

不満という意見を持つ人の中には講演内容に満足しないだけではなく、そもそも講師の見解が違うのではないかと感じている人も居ると思う。そんなふうに講演で伝えられたことに疑問を持ったり、話したことに対して反対意見を持つことは良いことだと思っている。それは自分の意見をしっかり持っているという意味だと考えるからである。

講師から得た情報や意見を受け止めたうえで、自分はそうとは思わないとか、そりゃ違うだろうと考えることにも意味がある。反対意見を持つことによって自分の考え方が明確になり、別な方法論を探そうという動機づけが生まれることもあるのだ。僕は若い頃そっちのタイプだった。

そもそも講演とは洗脳ではない。同じ意見を持つ人を集めて、お手盛りシャンシャンで終わるのでは意味がない。

よって今回のアンケートでやや不満であると回答されている人がいることについては不快でも何でもない。その人にとって求められる話ができなかったと残念に思うだけであり、是非自分なりの方法論を探してほしいと思うだけである。遠慮なく評価していただいて感謝したいと思う。
誰かの花になる介護
ただしやや不満に思った理由として、「自慢話が多いように感じたから」と書かれていたことには、「そりゃ違うよ」と反論しておきたい。

自慢話なんかしていないからだ。

今回の講演は、介護施設における看取り介護の実践を紹介しながら、今後の地域社会全体で求められる終末期支援の在り方を考えようという趣旨だった。

そこで話したことはすべて実践した結果である。実務を紹介したに過ぎないのだ。結果的にうまくいったことも、(本当はそうあってはならないが)うまくいかなかったことも話をしているはずだ。

こうしたから・こうなった、こうするためにもう少しこういう工夫が必要だったというエビデンスにつながる事実を話したに過ぎない。高慢ちきな話なんてどこにも存在しないのである。

例えば昨日更新した記事、「遺族から贈られた画像に込められた思い」で紹介したエピソードも紹介したが、それは最期の日であってもひとり暗い部屋で安静にしているだけが看取り介護ではないということを伝えるために紹介したに過ぎない。

それを自慢話に感ずるのは、そう感じた人の日ごろの実践レベルがあまりに低いものではないのかと疑いたくなる。それはある意味哀しいことだ。

そういう人が働いている場所にも介護サービスを受けているお客様が存在するからだ。そうであればその利用者の方々は、介護保険制度という同じ土俵の上で、同じ利用料金を支払っているのに、僕が居た場所の職員が行っているよりレベルの低いケア受け、生活の質も低い状態なのかもしれない・・・。それでは駄目なのだ。

介護サービスは敗者の上に、勝者がいてよいサービスではない。誰しもが勝者として、一定以上の質を担保したサービスを提供すべきサービスである。なぜならそのサービスを利用する顧客とは、要介護者等の方々であり、それらの人があまねく豊かな暮らしを送るためにサービス利用しているからである。

そうであれば自分が実践できていないレベルの話を聴いた際には、自慢話だと批判するのではなく、自分がそのレベルの実践者になるためにどうしたらよいのかと考えるべきだ。

せっかく研修という場に学びに来ているのだから、その程度の前向きの姿勢は持つべきだと思う。それができないのであれば研修会場に足を運ぶこと自体が時間の無駄である。

家で寝ておればよいと思う。






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未踏の地・せたな町での講演


全国の都道府県で僕がまだ講演を行ったことがない県は、山梨県鳥取県の2県だけである。

とはいっても講演を行った県であっても、市町村レベルになると、行ったこともなければその地名を耳にしたこともないような所はたくさんある。

僕の地元の北海道もしかりだ。さすがに地名を聴いてわからない市町村はないが、講演を行ったことがないどころか、そもそも足を運んだこともない市町村は数えきれないほどある。

そのようなところから講師依頼の声がかかると喜んで出かけていく。自分が生まれ育った北海道であるがゆえに、自分が生きている間にできる限り多くの地域に出向いて、そこの空気を吸いたいと思うのである。

そんな未踏の地の一つ、檜山振興局 の 久遠郡 にある、「せたな町」から講演依頼を頂いた。

講演場所は役場内のせたな町健康センター。せたな町主催、医療・介護従事者向け研修として行う講演であり、「医療・介護職員のメンタルヘルスケアストレスから身を護る自己覚知及び医療と介護の誇り」というテーマで、介護関係者だけではなく看護師さんなどの医療関係者も含んだ受講者に対して話をさせていただく予定になっている。

僕がかつて所属していた社会福祉法人の母体は精神科医療機関であった。その為、僕が社福の総合施設長を務めていた時期は、医療法人の理事として精神科病院に関わっていたし、もともとはソーシャルワーカーとして医療相談室と密接な関係にあったので、精神科病棟に入院しているメンタルヘルス不調者の実態も良く知る立場にあった。

よって今回依頼された講演テーマは、得意分野でもある。そこではメンタルヘルス不調を防ぐためのストレスコーピングについても紹介してくるが、勘違いしてほしくないことは、「ストレスに強い性格は存在しない」ということだ。

一般的には「几帳面でまじめな人・完璧主義で責任感が強い人は、ストレスを感じやすいタイプ」といわれるが、個人差が大きいのである。

むしろ性格やタイプだけで判断することは危険であり、普段と違う状態には敏感に対応することが、周囲の人がメンタルヘルス不調に陥らないようにするために一番求められることである・・・そうした話も盛り込んで講演は90分を予定している。そのあと30分のGWを行う予定だ。

対面式の会場講演であるがゆえに、講演後のGWは大いに盛り上がって意見交換がされる場面を最近数多く目にしている。今回も参加者の皆さんにとって貴重な場になるだろう。

現在受講予定者は34名とのこと。近い距離で、お互いの感情を触れ合わせながらの講演ができそうである。

その講演が明日予定されている。
登別市鷲別からせたな町の経路
僕の自宅の所在地である登別市鷲別町からせたな町役場までの距離は136.5km。公共の交通機関では何度も乗り換えが必要で不便で時間もかなりかかってしまう。そのため今回は自家乗車で現地に向かう予定を立てている。有料道路を避けて一般道だけを利用しても3時間弱でたどり着けるだろう。

せたな町は道南の観光名所としての有名な場所であり、風光明媚な景色が見られるのを今から楽しみにしている。自家用車で移動というメリットを生かして、フリーな時間を有効に活用して、せたな町の名所・名跡にも寄ってきたいものだ。

どんな見どころがあるかについては既にネット情報でリサーチを終えている。その際にDLした画像を利用して、せたな町の医療・介護関係者の方々にエールを送る動画を作成した。

とても素敵な景色が見られる動画となっているので、せたな町に行ったことがない人や、北海道の景色を堪能したいと思っている道外の方なども、是非参照していただきたい。

今回は午後6時からの2時間研修で、質疑応答なども併せると終了時間は20時を過ぎることになる。その為、せたな町で宿をとって翌日に帰る予定にしている。

夕食は研修後の遅い時間になるが、海の近くの日本旅館ということで、きっとおいしい海の幸も食べられると思う。今から楽しみである。

それではせたな町でお愛する皆様、明日はよろしくお願いします。






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グループワークは見えない絆づくりの場。


僕は昨日から愛媛県松山市に滞在している。「中堅リーダー育成のための2か年計画」で紹介した、愛媛県老施協主催の特別研修が今日から始まるためである。

この研修は各施設・事業所における、「リーダーを担う中堅職員」が受講対象者となっているため、40〜50人程度の受講者を見込んで企画されていた。

しかし5月に行われた施設長研修でその内容を説明したこともあってか、受講希望者が予想より大幅に多くなった。

受講定員は多めに80名としていたが、それを超えた99名の受講希望者があったそうである。

会員施設・事業所の熱意ある応募に対して、定員を超えたという理由で機械的に切り捨てることもできないので、応募者はすべて受講できるようにしたそうである。そのため多少会場が狭く感じることを了承くださいというメール連絡が事務局から入っている。

僕自身の講義についていえば、受講者が何人増えても全く問題はない。何人でもウエルカムである。

問題となるのはGWの進行に関してである。

今回の研修では、リーダー役を担う人同志が横のつながりを作る機会でもあるため、自由に情報交換ができる機会も創りたいと考え、講義180分+GW60分というプログラムを組んでいる。

本来ならグループメンバーは5〜6名が適切だとは思うが、99名となるとその人数構成ではグループの数が多すぎることになる。グループ数が多すぎると、助言者である僕が全グループをくまなく回ってアドバイス等ができない可能性が高くなるからである。

そのため今回は1グループ9名で10グループとして話し合ってもらうことにしている。

話し合った内容について発表機会も作っているが、全グループに発表してもらうとしたら、1グループ3分としても30分かかってしまう。それではせっかくのグループ討議の機会が削られてしまうので、事務局が無作為で選ぶ数グループの発表にとどめることにしている。

GWで話し合う内容は基本的に自由としている。日ごろ職員教育に当たって悩んでいること・他の事業所の方に知恵を借りたいこと・事業所独自の工夫や取り組みの紹介・本日の講演内容に関する意見や質問等なんでも有りだ。

それというのもGWの最大の目的は、繋がりづくりであると思うからである。

今日の研修で理解してもらいたいことは、講義の中ですべて伝えている。それを職場に持ち帰って咀嚼してほしいので、そのことだけに関して言えばGWは必ずしも必要ない。

しかしせっかく会場研修でたくさんの事業者の方々が一堂に会している中、参加者同士の交流やふれあいがないまま帰ってしまうのはもったいないと思う。

この会場で同じ講義を受講して、なにものかを感じ取った者同士が、その熱量が冷めない状態のまま他事業者の方と知り合って、互いに希望や悩みを相談し合えるようなつながりができるとしたら、それこそが財産だ。
見えない絆づくり
そのきっかけになり得る機会がGWだと思う。

一人ではできないことが、仲間とつながることで実現できるかもしれない。みえない絆づくり。それは決して消えることがない絆づくりでもある。

それがこのGWを通じて実現できることを期待している。

だからこそその場を、愚痴の言い合いにならないように、ポジティブな意見交換の場にしていくのが、事務局や講師・助言者の務めではないかと考えている。






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日常が戻った感を覚えた大阪2講演


火曜日から滞在している大阪はさすがに暑いです・・・昨日も気温が37度まで上がって、少しの時間でも外歩きは大変でした。

幸い屋内で仕事をする時間が長くて、暑さにダウンすることはないものの、これだけ暑い日が続くと水分補給をしっかり行わないと熱中症になる危険性もあるなと思いました。

特に高齢者の方は、暑さを感じられずに冷房を入れない状態で熱中症になる人も多いと聴きます。周囲の方が気を配るなどして、くれぐれもご注意いただきたいと思います。

大阪2講演後のそれぞれのオフ会でいただいたおいしい料理は、「信号はまだ、赤だし、渡れないよ。」と「私に何を、言わしに、来たの?」にアップしていますので参照してください。

ところで、一昨日豊中市で行った終活セミナーには、地域の高齢者の皆様がたくさん参加してくださり、会場は席を増やして対応するほどの人気ぶりでした。

このように対面式の集合研修会場に、たくさんの高齢者の皆様が集まってくださるようになって本当に感激でした。コロナ禍以後、高齢者の方は大勢集まる場所に足を運ぶことを躊躇う傾向にありましたが、やっと日常が戻ってきたように思います。

全国各地でこうした終活セミナーが復活してほしいと思います。それは人生会議の普及のためにも必要なことではないでしょうか。

終活とは死と向き合いながらも、最期まで自分らしい人生を送るための準備をすることなのです。

その際にエンディングノートに、「これまでの人生を振り返って記録する」・「残される家族のことを考え、伝えたいことを記録する」・「友人、知人、今までお世話になった人たちへの思いをつづる」・「やり残したことや叶わなかった夢などを書き出す」などを行うことで、これから先にできること・できないことの整理につながります。

それによって自分が人生の最期を、どこでどのように過ごしたいのかを、一番信頼できる人に伝え、託すことができます。

そういう意味で、終活とは自分らしい最期を生きるための準備であるともいえるわけです。

それは決して人生を後ろ向きに振り返る機会ではないのです。自分の人生を意味あるものと認識し、残りの人生をさらに豊かに生きるための活動が終活だと捉えてほしい思うのです。

そうした内容を伝えていますので、ぜひそうした話を聴きたい・伝えたいという方は、終活セミナー講師依頼もしていただきたいと思います。連絡はメールなどでぜひお気軽にお願いいたします。
棚田
さて話は変わりますが、昨日は上本町の大阪市立社会福祉センターで大阪市老連主催・看取りケア研修会の講師を務めました。会場のキャパいっぱいの受講者の方が足を運んでくれた120分講演も盛況のうちに終えることができました。

会場では僕の著書販売も行いましたが、行列ができるほどたくさんの方に本を購入いただき、出版社の担当者も喜んでいました。ありがとうございます。

僕の著作本は、ネットからも取り寄せることができますが、やはり一番売れるのは講演会場での販売です。しかしコロナ禍以後は、なかなか会場講演ができない時期が続きましたので、コロナ禍の真っ最中に出版された本は、皆様のお目にとまることも少なかったかもしれません。今後は講演会場での本販売とサイン会も、その機会が増えると思いますので、どうぞよろしくお願いします。

僕は今日、一旦登別の自宅に帰ります。今日の登別市の最高気温は28度予報。登別市のこの時期の気温としてはまだまだ高い状態ですが、大阪よりはかなり涼しく感じると思います。

今月はこの後、愛媛県松山市と宮城県角田市で講演を予定していますが、次に関西に来るのは9/22の明石市での講演となります。

その際は明石市介護事業所連絡会居宅部会の皆様に向けて、「介護支援専門員の使命と誇り」というテーマで、求められる介護支援専門員の利用者との向き合い方・適切なケアマネジメントの方法などについて話しますので、どうぞよろしくお願いします。

それでは、これから伊丹空港に向かいます。今回大阪でお愛した皆様、ありがとうございました。次にお愛できる日を楽しみにしています。
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鳥肌が立つ話と言われても・・・。


僕は今、新千歳空港のさくらラウンジでこの記事を更新している。

今日は自宅近くの停留所から9:14発の高速バスを利用して新千歳空港までやってきた。これから伊丹空港行きの便に乗り込んで大阪に向かう予定である。

今日は伊丹空港到着後、そのまま空港近くの地域密着型特別養護老人ホーム・アイテラス利倉(大阪府豊中市)さんにお邪魔して、同ホーム主催の地域住民向け・終活セミナー講師を務める予定になっている。

アイテラス利倉さんとのお付き合いはコロナ禍以前からのもので、もう数年続けて社内の職員研修講師を務めている。

今回は初めて社外の方が受講対象となるセミナーということで、いったいどのような方が受講してくださるのか、期待と不安の両方の気持ちが織り交じっている。

一体どれくらいの住民の方々が訪れてくれるのか予測もつかないが、受講人数に関わらず、人生を豊かにする終活という意味を伝えたいと思う・・・終活を話題にすると、そのようなことに気を配るより、人生をもっと愉しんで生きることに気を配るべきだと論評する人がいるが、終活とは単に死に備えることに留まらないのだ。

それはこの世に縁を結んだ人や物や事象など、様々なものを振り返って、お別れの支度をしながら、終末期に向かう自らの生きていた証を確認することでもあり、まさに人生を最期まで豊かにすごるための活動だということを理解してもらえるような話をしたいと思う。

そのような終活の一つとして、人生会議(ACP)の重要性が叫ばれる中、その情報提供を含めた終活セミナーは益々重要性が増してくるが、コロナ禍では感染を恐れた高齢者対象セミナーは完全に消滅していた。

今回はその復活という意味合いも含めて、「終活とは何か〜エンディングをデザインするために」をテーマに話をする予定だ。

地域住民の皆様が貴重な時間を使って、わざわざ会場に足を運んでくれた時間を無駄にしないように、明日からすぐ実践できる終活の具体例を示してきたいと思う。

セミナーの後は天王寺まで移動して、あべのハルカスで懇親会の予定である。

そのあとは定宿に泊まって、明日は上本町の大阪市立社会福祉センターで行われる、大阪市老連主催の看取りケア研修の講師を務める。
大阪市老連主催看取りケア研修会
大阪市老連さんとの付き合いは、アイテラスさんとの付き合いよりもっと長く、東日本大震災の2年ほど前からだったと記憶している。それ以来毎年複数回研修講師としてお招きを受けている。

コロナ禍ではオンライン講演で対応していたが、配信場所は市老連さんが入っている社会福祉センターだったので、緊急事態宣言下でも大阪にはお邪魔して事務局の方とはお会いしていた。そういう意味で、居心地の良い空間で親しい方々とタッグを組んで講演を行うことになる。

数多くの受講者が集う予定なので、本物の看取り介護の在り方を、実務に即してきちんと伝えるように心がけようと思う。

ところで先日ある講演を行った会場で、受講者の方に声を掛けられて、「先生の話を聴いて、鳥肌が立ちました」と言われた。先方の方はどうやら、「感動した」という意味でそう言っているらしい。

しかし「鳥肌が立つ」という言葉は、「総毛立つ」と同じで、激しく恐怖する様子を現すものだ。

鶏の毛をむしると、ブツブツした肌が現れるが、恐怖を覚えると肌がそのようになるという意味で、「鳥肌が立つ」という言葉で表現されるのだ。

つまり、「先生の話を聴いて、鳥肌が立ちました」の本来の意味は、「あなたの話を聴いてぞっとした」という意味であり、本来なら講師に対して面と向かって使うには失礼な言葉と言えるものだ。

しかしテレビ等ではタレントが、感動したという意味で、「鳥肌が立つ」という言葉を使う場面は少なくない。

そういう意味ではもうすでに、「鳥肌が立つ」という言葉の本来の意味は失われて、深い感動を現す意味の言葉になってしまっているのかもしれない。

僕にとってはそのことこそ、「鳥肌が立つ」思いなのである。
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興味をひかれた介護機器


(株)ブティックスさんが主催する、ケアテック札幌という道内最大の介護・医療展示会には3年連続講師としてご招待を受けている。

しかし最初に呼ばれた年は、新型コロナの緊急事態制限の真っ最中で、受講申し込み者の参加辞退が相次ぎ、会場は人がまばらだった。

昨年は緊急事態宣言は発令されていなかったものの、イベント参加自粛の空気感はまだ強く残っていたので、前年より人出は多かったものの、会場の広さに比すると少し寂しい人出であるような気がした。

しかし今年は3つある駐車場の最大のものは満車で埋まり、会場も人出が多く、講演受講者の数も間違いなく増えていた。(下記画像は展示会場の一風景)
アクセスサッポロ展示会所
僕は昨日午後3時から、「理不尽なクレームから職員を守るカスタマーハラスメント対策」をテーマに講演を行ったが、あまりメインテーマにならないような地味なテーマの講演であるにもかかわらず、大きな講演会場が満員となった。

受講者の皆様ありがとうございます。

ところで講演会場につながる展示会場では、様々な介護・医療関連の機器類等が展示されていた。

最新のICTやAIロボット搭載機器、介護食関連のブースが多数並ぶ中、僕が一番興味が引かれたブースは、全自動車椅子車輪洗浄機のブースだった。

このブースがなぜ僕の目に留まったかというと、僕がかつて総合施設長を務めていた特養において、車椅子利用者が外出するたびに、帰園時のタイヤ清掃のために、職員が大きな労力をかけていたことを思い出したからだ。

特に外出行事を行うと、たくさんの利用者が一斉に帰園するので、その際にはたくさんの職員がバケツと雑巾を使って、玄関前で車椅子のタイヤ清掃を行う姿が見られた。その姿はとても大変そうに僕の目に映っていたので、当時それを何とかできないものかと考えたことを思い出したのである。
全自動車いす車輪洗浄機
この洗浄機は、利用者が外出から帰った居り、そのまま車椅子に乗ったまま入口スロープから進むだけで、前輪も後輪も自動的に洗浄できるという優れものだ。
全自動車いす車輪洗浄機
前輪が洗浄液を含んだ洗浄筒の部分にかかると、自動的に通行を止め筒が回転し始めタイヤが洗浄できるのである。洗浄液に消毒剤を入れて除菌することも可能とのことだった。

車輪以外の手足やほかの物が筒に触れると、筒が回転を止める安全措置も取られているので、巻き込み事故も防止できる。

僕が社福トップであった際に、この機器があったなら迷わず購入していたことだろう。

新型コロナ感染予防対策も新しいステージに進んでおり、施設利用者の外出支援も積極的に行わねばならない時期である。こうした機器をその際に利用してみてはいかがだろう・・・それともいまだに外出制限をかけているという施設があるのだろうか。もう制限根拠(感染分類等)が無くなったので、クラスター感染が発生していない限り、制限は身体拘束・権利侵害なのでご注意いただきたい。

ところで昨日の展示会では、僕が講演を行う一足早い時間に、(株)ケアレジェ代表取締役 で、札幌市介護支援専門員連協理事 の高松 誠さんが講演を行っていた。
高松 誠さんとツーショット写真
ご挨拶してツーショット写真も撮影させていただいた。こんなふうに仲間と直接お会いできる機会が増えたことも嬉しいことである。

それにしても昨日の札幌も暑かった。気温は30度を超え、風がないためじりじり肌が焼けるような屋外であった。

こんな日に涼しい会場で講演が行えるのは幸せだった。

今でも自宅でオンライン講演を配信することが少なくないが、北海道の一般家庭で全部屋にACがある家庭は少ない。僕の家も居間にはACを設置し涼しい環境が創り出せるが、オンライン配信を居間で行うわけにはいかず、書斎と称する自室から騒音対策として窓を閉め切って行っている。その為、室温は外気温度より高くなることが多く、昨日のような気温の日なら蒸し風呂状態で、汗をかきながらのオンライン配信となったろう。

来週も大阪で2講演を予定しているが、どちらも涼しい会場講演なので、大阪の猛暑も苦にならずに、受講者の皆様と繋がりあえるだろうと思っている。大阪の皆様、会場で愛ましょう。
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介護事業の進む道を指し示すために行ってきたこと


先日とある法人の管理職・リーダー向けオンライン講演を行った。

そこでは管理職・リーダーの方々が部下に直接伝えなければならない、『介護事業に携わる者の使命と責任』とは何かについて、僕の実践をもとに話させていただいた。

つまりそこで語ったこととは、実際に僕が行ってきたこと、現在も僕の後輩が行っていることであり、フィクションは何一つ入り込んでいないのである。

そうした実践論を話した後に、当日は質疑応答の時間をとっていなかったため、後日事務局担当者より受講者の質問をまとめたメールが届き、それに対して回答した。

その質問内容は、このブログ読者の皆様も興味がわく内容ではないかと思ったので、今日は質疑応答形式にしてここで紹介しようと思う。

ということで下記を参照願いたい。

質問 伝えるスキルについて、どのように鍛えられたのか教えていただきたいです。(例えば参考の書籍など)
回答:特に鍛えたつもりはありません。自然と備わったということになるでしょうか。一つ言えることは、良い作家は良い読者からしか生まれません。そういう意味で、伝え方は「伝え方」を学んでもうまくなりません。よき聞き手となり、どのような語り口がわかりやすいかを、聞き手の立場で考えることが大事でしょう。同時に優れた伝達文を読む習慣を持つことが大事です。新聞は真実を伝えませんが、事実を解かりやすく伝える文章なので、毎日新聞の報道文を読む習慣を持つことで、伝え方も上達すると思います。

質問◆Ю萓犬了楡澆任詫諭垢平Πの方が、現場で工夫をされている。職員の方に対してどのような取り組みや研修をされておられるか知りたいです。
回答:僕が総合施設長として、全職員に伝えたい事柄については、僕自身が講師役になって、全職員が受講できるように、複数回同じ講演を行って周知に努めていました。また外部研修も、単に伝達研修を行うのではなく、外部研修参加者は、内部研修講師として、研修を受けた同じテーマで法人内で講義を行う形式で伝達していました。

質問:虐待でよくグレーゾーンという言葉を耳にすることがあるのですが、そもそも虐待行為にグレーゾーンはないと先生はおっしゃっていますが。言葉遣いであったり、そのあたりを詳しくお聞かせ願いたいと思います。
回答:例えばタメ口とは、年下の者が年長者に対等の話し方をすることを意味し、親しみを表現する言葉遣いではなく、顧客に対しては、「失礼な言葉遣い」です。そうした言葉遣いを放置して従業員が顧客に接していた場合、顧客側から、「失礼な言葉遣いをされて傷ついた」と言われてしまえば、それは心意的虐待行為そのものです。言い訳がききません。家族そのものではない介護サービス従事者が、家族と同様のタメ口で利用者に接することで失礼と思われてしまえば、それだけで過失責任は生ずるのです。ここにグレーゾーンは存在しません。そういう意味で相手がそこまで傷つかないとしても、傷つく可能性のある言葉遣いをしているというだけで虐待なのであり、ここは真っ黒です。

また悪気がないから虐待・不適切行為に当たらないということも間違った考えです。虐待当事者に悪気がなくとも、行っている行為が不適切だと認められた場合、その結果利用者が精神的あるいは身体的に傷を負った責任は問われることになるのです。だからこそ介護サービスの場では、顧客である利用者に対して、顧客対応としてふさわしい対応ができているかどうかが問題となり、必要最低限の顧客対応が取れるようにしておくことが最大のリスクマネージメントなのです。

質問ぁГ翰用者を中心として周りにいる支援者が一歩下がって対等に話し合う為の連携の取り方のポイントはありますか。また、職種と連携をとる為のポイントについても教えていただきたいです。
回答:利用者ではなく顧客意識を忘れずに、私たちはお客様あっての職業に就いており、それがたまたま対人援助という人の暮らしに深く介入させていただく職業であると意識することが大事です。そして利用者本位を建前ではなく本音にするプロが対人援助職なのだと、繰り返し伝えなければなりません。ケアプランはその宣言書です。

またや対人援助における多職種連携の基盤は、他職種の理解というより先に、自分以外の他人を理解しようとする姿勢が求められることを忘れてはなりません。他のメンバーの役割りや思いを理解しようとしない限り、チームのパフォーマンスは上がらないし、課題解決には結びつきません。それは自分自身が使命を果たせないという意味なのだから、チームケアが不可欠な領域において、チームメンバーを協力者として理解する態度がない限り、プロとしての責任は果たせなくなると理解すべきです。そして多職種連携とは、人に頼る前にチーム内で自分の役割を叱り果たすことだということを忘れないことが大事です。その役割を果たしたうえで、自分の力に余るところや専門外の事柄について、他職種にコンサルテーションを求めたり、力添えをしてもらうという意識が必要になります。

質問ァ毎日風呂が増える事で残業や、光熱水費等のコストは問題にならなく実施出来たのか。
釣りのレクリエーションで休みの日に出て来た職員の対応は時間外ですか。そういったものはコスト度返しで実施していくべきなのか。サービスの質を上げる事とコストについて管理的な立場としてどういう考え方をすべきか教えていただきたい。
入浴回数を変更したり、長時間の外出支援を実施するにあたり職員の反発はありましたか?その後全職員からの理解は得られたと感じますでしょうか。

回答:僕の法人は源泉かけ流しの天然温泉が売りの一つでしたので、毎日入浴支援していない時期も、お風呂は24時間365日使える状態でした。また入浴設備内のシャワーの源泉は、水道水ではなく飲料につかえる井戸水(自家水)でしたので、この面でコスト問題はあまり問題となりませんでした。勿論、入浴人数が増えることで電気代等はアップしますが、それは介護の品質アップと地域の高評価にもつながることであって、必要なコストと考えてよいと思います。

入浴回数の変更は職員から大反発がありました。その中には反対のための反対意見も少なくありませんでした。しかしそれは法人として必要としていることを説明し、それに納得できない方は辞めていただいて結構という態度で、トップダウン方式で実施しました。その後、反対意見を強く口にしていた職員も、地元の老施協の研究大会で、自分の施設は毎日利用者が入浴可能な施設であることを自慢するかのような研究発表をしていましたよ。

質問Α理念やビジョンに沿った、達成基準が明確な目標設定の方法について。
「施設の適切な目標」を文章化するための、具体的なプロセスや文章、数値等など参考にさせていただきたいです。

回答:自分の言葉を持つことが大事です。そのうえでやれること、できることを1段階ずつ踏まえて目標設定することが大事でしょう。理想とは達成可能な目標であり、今できなくとも、段階を踏んで絶対に達成するという強い意思と信念をもって、取り組むことが大事で、その取り組みを具体化する言葉が目標になります。例えば、毎日入浴支援ができた後には、夜間入浴も実施しましたが、まず週に何回夜間入浴の取り組みができて、その際に何人入浴支援ができるのかという数値も、いきなり希望者数全員ではなく、週に1回一人から始めてよいわけです。その取り組み過程で、工夫を凝らして回数や人数が増えていくことを目指せばよいだけの話です。

質問АЬ鐚韻世間の非常識となってしまう、そもそもなぜ介護従事者がそのような心理になる傾向があるのでしょうか。
回答:講義で話したように、神経はどんどん鈍い方向に流されていくので、小さな感覚麻痺がさらなる感覚麻痺を生み、小さな不適切ケアが大きな虐待に発展します。そこを防ぐために小さなほころびを繕う「介護サービスの割れ窓理論」が求められるのです。
特に介護事業者は、暮らしの支援をする中で、利用者の陰部に触れたり、人の一番恥ずかしい部分に介入する仕事ですから、それが当たり前にできるだけで、人前に陰部をさらけ出してケアを受けることも当たり前なのだという感覚麻痺にも陥る仕事であるという理解が大切です。でも本当は誰しもが、人前に自分の陰部をさらしたくはないし、排泄ケアなんて受けたくないのです。それを忘れないことが大事です。

質問─Щ愼蛙Δ箸靴董⊆分の価値観や考え方が強く指導や助言の受け入れが難しい職員に対してのかかわり方を教えていただきたいです。
回答:教育指導法としては、部下に対し説得するのではなく、納得できるように伝えること、認めながら逃げ道も作って、アフターフォローも欠かさないなどの指導法が求められます。

しかし法人の方針としてやるべきことを伝えているにもかかわらず、それが受け入れ難く実行できない方については、法人の方針を相いれないということで、命令違反の常習者となるという意味で、法人にふさわしくない人材として辞めていただくなどの厳しい態度も必要になります。

質問:施設の方針等について、全職員が理解して同一方向の介護意識を持っているような印象を受けたが、そこに至るまでの紆余曲折な意識改革や思案等があれば参考にしたい。
回答:一つの方針を打ち出した際に、その瞬間から全員が同じ方向を向いて、一致協力するなんてことはあり得ません。必ず抵抗勢力や反対勢力が跳梁跋扈すると想定しておく必要があります。その反対意見に耳を傾けながらも、必要なこと・すべきことを丁寧に、かつ根気よく経営者自身が伝えます。
その方針どうしても従えない人は、他の職場を探していただきます。それくらいの覚悟をもって、介護サービスの高品質化に取り組んできました。

質問:介護人財難でいろいろな人が入職し質の低下を感じています。職業人として、専門職としての意識付けの難しさをについてお聞きしたいです。
回答:採用段階で人手が足りないから、スキルに問題がある人であっても誰でも採用しては質の低下は否めません。人が足りなければ、事業の一部を一時的に休止してでも、良い人材をより求めて、高品質サービスができる介護事業者で働きたいという動機づけを持った人を探すことが大事です。7/19付で更新している、僕のブログ「他と同じ人材対策では効果は出ません。」を参照ください。

以上、参考になれば幸いです。
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批判大いに結構。だが反論は実践で示すべし。


僕は現在、介護関連の情報・知識を全国の関係者に伝え、解説する仕事を主にしている。

講演という形で情報・知識を伝える機会が多いわけであるが、そうした場で僕の話を聴きに来る人たちは子供でもなく学生でもなく、社会人として一定の技術や知識を身に着けている人たちである。

仕事を通じて一定の価値観も持っているそれらの人たちに対して、僕が単純に物事の良し悪しを教えるような講義をしても始まらない。

ましてや人格を築くため・磨くための教育を行おうなどと、おこがましいことはこれぽっちも思っていない。

ただただ・・・根拠に基づく正しい情報を提供し、事実の中に隠されている真実などを、自分の考えとして自分の言葉で伝えているだけである。それを求めてくれる人がいる場所で、求められている話をしているのである。

それをどう受け止めるのかは、受講者の方々自身の問題であって、こうならなければならない、こう考えるようにしなければならないという何ものも存在していない。

僕が伝えることの中には、介護技術のノウハウを伝える内容も含まれているが、それは僕が自分の実践の中で見つけたノウハウであり、それを実践することで介護サービスの品質が向上し、顧客満足度が高まると思える方法論だ。その方法を身に着けることが、即ち顧客の福祉向上・QOLの向上に繋がり、かつ事業者収益にも結び付く新しい実践論として伝えている。

だがそれを参考にして、自らの実践を変えようとするかどうかは、受講された方の判断の問題である。そこまで強制はできるわけがない。
マイウエイ
講演では、介護事業という対人援助サービスの思想・信念に関することを話す機会も多い。

それはある意味、イデオロギー教育という意味にもなろうと思う。

ここでも勘違いしてほしくないことがある。イデオロギーを持つことは大事ではあるが、この世に偏らざるイデオロギーなど存在しないということだ。唯一無二の確固たるイデオロギーなどあろうはずもないのだ。

しかし世に確固たるイデオロギーなどないからと言って、教える立場である僕が、自分の思想・信念に迷って確固たる思い入れもない状態でものを伝えても意味がない。教わる方は戸惑うだけだろう。

だから僕自身の信念は確固たるものとして伝えている。だからといって、受講者がそれをすべて迷いなく受け入れろというのは乱暴な話だろう。それは洗脳とも批判されて仕方ない行為である。

よって受講者の方々は、諾々と講師の弁を受け入れる必要はないわけであるし、講師の弁に対する批判の精神を忘れてしまってよいわけがないのだ。

むしろ受講者には話し手の考え方を否定する権利があることを常に意識してほしい。

そういう意味で反論大いに結構・・・しかし反論するだけで終わってもしょうがない。実践論に対して反論するのであれば、それに勝る結果を示す実践を伴わねばならない。その方法を万人に伝える言葉を持たねばならない。

ただ違う・反対で終わるのは卑怯でしかない。そこをはき違えてはならない。

伝える側にも心せねばならないものがある。それは常に自己批判をし続ける必要があろうということだ。そして変革を恐れない意識も必要だ。

そんなふうに伝える側と伝えられる側、双方が切磋琢磨するという意識や姿勢が学びを知識と知恵につなげていくのである。

そもそも講師は神ではないのだ。教育の一端を担って教え育むことはできても、人を造ることなど出来はしない。そこをはき違えると歪む。勘違いすると驕り高ぶることになる。それは醜い姿でしかない。

自分はそういう姿を欲しないし、他人のそういう姿を見たくもない。
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喜ばれているGWの復活


コロナ禍の中で一般化が進んだオンライン研修。

遠隔地に住んでいて、なかなか研修会場まで行けない人にとって、オンライン研修は自分が聴きたい話や講師を自由に選んで、今いる場所で受講できるという意味で非常に便利なツールである。そのためオンラインで研修を受けられることは、自らのスキルアップのための得難い機会となっていると感じている人も多いだろう。

この便利さは今後の社会でも間違いなく重宝されていくだろう。

しかし会場で講師と受講者が対面する研修が必要無くなることもない。会場で講師の生の声を聴きながら学ぶということは一番集中できる方法で、講師の言葉が頭の中に入りやすいからである。

現に新型コロナウイルスの感染法上の分類が、2類から5類に下げられた今年度は、続々と会場研修が復活している。

僕も3年ぶりにお招きを受けて、現地にお邪魔して講演する機会が格段に増えている。それ自体がとても嬉しいことだ。何故なら、そこではオンラインでは不可能な直接的な出会いがあるからだ。

オンラインでも繋がり自体はできるし、コミュニケーションも十分に交わすことは可能である。しかし実際に出会って・語り合って初めて通ずるものがある。それが人間という感情豊かな存在の特徴であると思う。

その為ウイズコロナに変わっていく社会の中では、会場とオンラインの両者を選ぶことができるハイブリット研修が行われる機会も増えていくと思われる。

ただしオンラインでは集中できる時間が短かったり、ながら研修になりがちだということを考え、かつ会場で同じ業種・職種の仲間との関係性を深めてもらいたいとして、オンラインを併用しない会場研修を実施するという考え方もある。それは受講スタイルの選択性が広がっているとしてポジティブに考えてよいことだろう。

さてそんな中で、グループワーク(以下、GWと略して記載する)を同時に行う研修も増えてきている。
グループワーク
勿論、オンラインでもチャンネルを分けるなどしてグループワークを実施することは不可能ではない。しかし会場でお互いの体温を感じて話し合いながら、波長を合わせるGWでは、伝わり方がオンラインとは異なるし、グループメンバーの後々の関係性につながりやすいというメリットがあり、会場研修でのGWは参加者から歓迎や評価の声が数多く挙がっている。

実は僕自身は、GWに参加することを苦手にしていた。というのも僕は意外と人見知りで、知らない人とグループになって話し合うことは好きではないタイプだったからだ。

とはいえGWは、講演で得た情報を実際に現場でどう生かすのかなど、それぞれの事業者の個別のノウハウを知ることができたり、自分が受けた講演を他の受講者が聴いてどう感じたかを確かめることができるなどのメリットも多い。

また講演内容を離れて、それぞれの事業者での独自の取り組みなどの情報を得る機会としてもすぐれている。

そういう意味でもGWの復活を待ち望んでいた人が多いように思う。現に復活した研修会場でのGWの盛り上がりぶりは目を見張るものがある。

僕も助言者やコーディネーターとしてGWに参加させてもらっており、そこに参加している方々の熱心な討論に目を奪われる思いをしているところだ。

コロナ禍で一時期停滞していた外部研修機会も増えているし、スキルアップできる機会や方法の選択肢も広がっているので、そうした場に参加して大いに自分を磨いて、自分を高めて、あなた自身が介護業界の未来を照らす光になってほしいと思う。

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カスタマーハラスメントから護るべきものは何か


毎年全国6カ所の会場で開催される、「CareTEX」は、介護や福祉・医療に特化した大規模な展示会である。

ここでは様々な介護の専門家が集い、展示された最新機器の情報交換を含めた商談が行われるほか、各種セミナーも開催されて、最新知識の獲得にもつながっている。

このように北海道の介護業界においても最大級の商談型展示会となるCareTEX札幌2023が7/26(水)〜2日間の予定で開催される。
(※来場事前登録すると、入場料が無料となるので、是非登録したうえでおいでください。)

会場は去年に引き続き、札幌市白石区流通センター4丁目のアクセスサッポロである。
※同会場は云わずと知れた5000m2の大展示場を有する施設。各種イベント・見本市・展示会やコンサート・集会・会議等のコンベンション施設として最適な多目的スペースです。

僕はこの展示会の中で行われる専門セミナーの講師として招待を受けている。

この展示会で講演を行うのは、まだ会場が札幌コンベンションセンターであった2年前からのことであるが、ずっとコロナ禍の中での開催だったので、昨年までは大展示会としては来場者もそう多くはなかったと思う。

しかし医療と介護の講師陣が揃う中で、昨年の札幌会場で受講者数が一番多かったのは僕の講演会場でもあった。

今年は、コロナウイルスの感染症分類が変更され、各地で会場講演が復活する中での講演なので、それ以上の来場者を期待している。お近くの方は是非会場までお越しいただきたい。
CareTEX 札幌2023講演
僕の今年の講演は、初日の7/26(水)15:00〜16:00の予定となっており、「理不尽なクレームから施設と職員を守るカスタマーハラスメント対策」というテーマである。

カスタマーハラスメント対策の重要性とは、これを放置しておくことで、従業員のモチベーションが低下し、事業全体の生産性が低下するおそれがあることと、カスハラによって精神的ダメージを負い、離職や休職に至ってしまう従業員が増える恐れがあることだ。

それは介護人材不足に拍車をかけるリスクと言ってよいものである。

だが難しいのは、利用者やその家族のクレームがすべてカスタマーハラスメントとは言えないことである。

カスハラ対策が正当なクレームまで排除することに繋がれば、企業倫理が問われかねず、顧客ニーズからかけ離れた事業運営に陥りかねなくなる。

そうならないように、僕が7/26にアクセス札幌で行う講演では、「正当なクレームとカスタマーハラスメントの区別」についてわかりやすく解説し、その対策を示す予定だ。

同時に、「カスタマーハラスメントから護るべきものは何か」をも明らかにする予定だ。

この本質を間違えてしまえば、カスハラ対策はいつの間にか不正や不適切サービスの隠ぺい体質に変質してしまい、別な意味で社会からの批判と糾弾を受けかねない。

そうならないために必要な知識を備えてほしい。

ということで、CareTEX札幌2023の文字リンクをクリックして詳細を確認いただいたうえで、特に初日26日(水)15:00〜の僕の講演を聴き逃しないようにお願いしたい。

それでは、皆様と会場でお愛できるのを楽しみにして待っています。
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海鮮丼は豪華でうまくとも高けりゃ意味はない〜室蘭・海のめぐみ


今現在、登別は雨が降っていますが、先週末から昨日まではずっと良い天気が続いていました。

澄んだ青空が広がって気持ちが良いのに加え、最高気温は20度前後なのでとても過ごしやすかったために、思わず外に出て青空の下でレジャーとしゃれこみたくなりました。しかし仕事が立て込んでいた僕は家に籠ってデスクワークで一日が終了という感じでした。

今週から取り掛かっているのは、7/26(水)に札幌で開催される介護業界最大級の商談型展示会『CareTEX札幌’23』での講演スライド作りです。

僕は展示会初日の7/26(水)に、「理不尽なクレームから施設と職員を守るカスタマーハラスメント対策」というテーマで講演を行います。(※講演時間は15:00〜16:00の予定です

ハラスメント関連の講演は過去にも幾度か行ってきましたが、そこでは介護事業者におけるパワーハラスメントモラルハラスメントセックスハラスメント対策を中心にして話をすることが多く、カスタマーハラスメント対策だけにスポットを当てて話す機会はありませんでした。

7/26の講演はカスタマーハラスメント対策に絞って、じっくり60分かけて話をします。今現在は、その切り口を考えたりしている最中で、具体的なケースを紹介して対策を理解できるようにPPTスライドを作成しています。

とても興味深い講演となりますので、道内の方は是非7/26はアクセス札幌までおいでください。詳細は、こちらで確認してください。会場でお待ちしています。

さてそんなデスクワークの疲れをとるために、昨日は気分転換にお昼に外食してきました。そこで、とても安くておいしい一品を見つけましたので、皆さんにも紹介させていただきたいと思います。

僕が住む登別市は、北海道地図の向かって左下の海岸線に位置しています。当然のことながら海の幸にも恵まれています。

登別市は隣の室蘭市と生活圏域がほぼ同じと言ってよい地域です。特に僕の自宅がある地域は室蘭市との境界にあって川の対岸は室蘭市です。そのため僕が買い物や飲食に出かけるのは、ほぼほぼ室蘭市内です。

昨日のお昼もJR東室蘭駅に近い室蘭市中島町という繁華街にある、魚屋さんのイートインコーナーで食事を摂りました。まずはその画像をご覧ください。
四色丼&蟹の鉄砲汁
海鮮4色丼と蟹の鉄砲汁です。これでおいくらだと思いますか?答えを出す前に、4色丼と鉄砲汁をそれぞれピックアップした画像をご覧ください。
四色丼
鮪と黒そい(室蘭名物の白身の魚です)、鯵といくらがたっぷり乗っかり、ワサビと生姜が添えられています。お刺身はどれも新鮮で、旨いとしか言いようがありません。いくらの醤油漬けもしょっぱすぎず良い味です。量もたっぷりですね。
蟹の鉄砲汁
鉄砲汁には、身がたっぷりつまったズワイガニの足が隠れています。

この4色海鮮丼と蟹の鉄砲汁のセットで、なんと税込み1.200円です。しかも痛風が心配の方などで、いくらはいらないという方は、いくらなしの3色丼にすれば税込み1.000円になります。

今月の初めには期間限定で、うに丼とウニいくら丼が特別価格で食べられました。(現在は終了)
海のめぐみ
この2種類の丼は、税込み1.500円でした。安いと思いませんか。

豪華でうまくとも二千円も三千円もする海鮮丼ならどこにでもあるでしょう。しかしこの値段で、この鮮度の海鮮丼が食べられるお店は、北海道でもなかなか見つかりませんよ。

こちらがこの海鮮丼を食べることができるお店、「海のめぐみ」です。
海のめぐみ
もともと居酒屋だった店舗で、現在も夜は焼肉居酒屋として営業しているようですが、日中は魚屋として営業しています。居酒屋の個室スペースを使ってイートインができます。
海のめぐみ
海のめぐみ
店内には、このように海鮮系のお惣菜や刺身も並べられています。これらを購入して持ち帰ることもできますが、イートインコーナーでご飯と鉄砲汁だけ注文して、これらの総菜をその場で購入して食べることもできます。

勿論、お魚屋さんですから新鮮な魚がたくさん店内に並んでいます。
海のめぐみ
昨日僕は午前11時という早い時間に入店したため、イートインコーナーに僕以外の客はいませんでしたが、魚と総菜を買いに来る客はひっきりなしでした。なかなかの人気ぶりですが、それはやはり新鮮さが売りということでしょう。

室蘭においでになった際は、是非一緒に行きましょう。
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あなたの住む場所に地域包括ケアシステムが構築されているという実感は持てますか?。


今週は、愛媛県松山市〜神奈川県横浜市〜東京都港区芝〜東京都江東区有明と移動を重ね、合計4つの講演を行ってきた。

各地で行った講演を振り返ると、松山では愛媛県老施協が8月からスタートする2か年をかけた「中堅リーダー養成講座の方法と内容」を伝える目的の講演だった。(参照:中堅リーダー育成のための2か年計画

横浜のスタジオから配信した、公益社団法人かながわ福祉サービス振興会主催のオンライン講演は、「令和6年度介護報酬改定の展望について〜改正前にやっておくこと〜」がテーマで、来年度に迫った制度改正と介護報酬改定に関連する最新情報と、その分析を行ったうえで、介護事業者として事業経営を安定化させるためにしておかなければならない準備や対策について情報提供した。

東京都港区芝では、「 芝なかま☆ ケアマネ研修会」という勉強会に参加して、ケアマネ実務に就いている介護支援専門員の皆様に向けて、「介護支援専門員という専門職の倫理と基本姿勢について」というテーマで、ケアマネジャーに求められる職業倫理・法令知識などについて語ってきた。

しかしその意味は、職業倫理に欠けるケアマネを罵倒するという意味ではなく、日本の福祉の底辺の引き上げや、国民の福祉の向上に確実に寄与しいているケアマネジャーの皆様が、自信をもって安心して働き、利用者からさらなる信頼を得られるように、確実に備えておきたい法令知識等を確認していただく内容とした。

東京ビックサイト駅隣に建つ、東京ファッションタウンビルでは、内田洋行公共部門主催の公共ICTフォーラム東京2023が行われており、その中でいくつか分かれたセミナー講演の一つとして、「地域包括ケアに向けた圏域行政と地域福祉の展望と課題」というテーマで話をしてきた。
湖上の夕日
国の資料文書として初めて「地域包括ケアシステム」という言葉が登場したのは、高齢者介護研究会「2015年の高齢者介護」(2003年)であった。

今年はそれからちょうど20年経つわけである。そうであれば日本全国各地域に既に地域包括ケアシステムが構築されているはずである。この20年間でたくさんの国費と時間を費やして構築を図ったシステムが、いまだに存在しないということはあってはならないはずである。

しかし自分の住む地域にそのようなシステムが存在していると実感している人はどれだけいるだろう・・・。

なるほど多くの市町村では、地域包括支援センターが在宅介護支援センターにとって替わり、そこに確かに地域包括支援という名のものは存在している。しかし自分の住む地域の包括ケアシステムとは、どんなシステムなのかということを、きちんと説明できる人はどれだけいるのだろう?

果たして地域住民が恩恵を受けていると実感できる地域包括支援システムなんて存在するのだろうか・・・。

そんな問いかけを最初に行ったうえで、本当に構築・深化が進められている地域包括支援システムとは何か、そこでは何をしなければならないのか、何ができるのか、そのための方法論とは具体的にどういうものかについて僕なりの見解を示してきた。

4地域で行った講演は、それぞれまったく4つの異なるテーマであったが、話す内容もどれ一つとして同じ話がかぶっていない。しかしそれはすべて自分自身が見て・聞いて・実践して獲得した知識と考え方である。

そこで提言したことは、僕自身が自分のステージの中では実践してきたこと、現在進行形で実践していることであり、どれ一つとして机上の空論と揶揄されるものはないはずである。

よって誰しもがやる気にさえなれば、「できる」話である。

ただしそれをやり続けることには、信念を揺らがせないことと根気を失わないことが必要とされる。決して簡単だとは言わない。だがすべて「行う価値のある事」だと僕は信じている。

おかげさまで今回の4つの講演の受講者の方々から、幾人からもまた是非話を聴きたいという声をいただいており、そのうちの幾人かの方からは具体的な講演依頼もいただいている。

コロナ禍の3年から新たな社会に向かおうとしている過程で、会場研修も増えており、そこで話をしてほしいという依頼も増えてきている。ありがたいことである。

そのような依頼にすべて応えることができるように、今日はいったん北海道に帰って、週末は自宅で英気を養いつつ、来週札幌で行う講演に備えたいと思う。
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本物の虐待防止を語らないと効果はない


介護事業における虐待防止をテーマにした講演依頼を受けることがある。

おかげさまで、こうした講演も実務に生かすことができるなどと高評価を頂いており、このテーマの講演依頼は何年も途切れることがない・・・。

しかしそれはある意味喜ぶべきことではなく、相も変わらず介護事業における虐待事案が無くなっていないという意味でもある。

できることなら一日も早く虐待とは無縁で、その防止のための研修がいらない業界になってくれることを切に願うものである。

虐待防止研修の難しいところは、虐待が罪であるとか、虐待をしてはならないということは、すべての人がわかっているという点である。わかりきったことを改めてレクチャーしても意味がない。

虐待は悪であり、罪であること自体を否定する人がいるわけではないのに、虐待がなくならないのは何故かという点に触れないと、問題の本質解決にはならないのだ。

感覚麻痺から虐待に至るケースは、本人が虐待をしていることに気が付かないケースがほとんどだ。そして虐待しているその己(おのれ)の醜い姿に気が付いていないのである。そうした感覚麻痺には必ず誘因が存在するのだ。そこを明らかにしないと虐待当事者に罪の意識のない虐待はなくならない。

それをわかっていない、「当たり前のことしか言わない」講師が存在することが、虐待防止の実効性が上がらない一つの要因ではないかと思ったりする。・・・そういう意味では、本当に虐待をなくして介護事業を経営するつもりがあるなら、きちんと実務に生かせる虐待防止講演ができる講師選びが重要であることを理解してほしい。
誰かのあかい花になるために
利用者虐待の加害者が、職場の中で要注意人物であるとも限らない。

例えば先週5/11に、埼玉県飯能市の特別養護老人ホーム「吾野園」の職員、加藤肇彦容疑者(48)が、食堂で利用者を蹴るという暴行の疑いで逮捕された事件もしかりだ。

食堂の防犯カメラには容疑者がテーブルの前にいた入所者を、背後から車いすごと前に蹴る様子が写っていたそうである。残念なことに被害者は暴行を受けたあと体調が悪化して意識を失い、およそ4時間後に死亡してしまった。(※その後の調べで、結果死因は強い衝撃を受けたことによる内臓からの出血だったことが明らかになっており、容疑もいずれ業務上過失致死に切り替わる可能性が高い

警察の調べに対し容疑者は、「忙しいときにいろいろ頼まれて腹が立った」と、容疑を認めているそうである。

利用者からものを頼まれるのは本来業務である。よってそんな理由で暴力をふるうなんてあり得ないし、そんな理由で暴行に至る資質自体が介護に向いていないのではなかったかと思うのが普通だが、容疑者の勤務態度などについて理事長によると、『勤務態度は良好。一生懸命やっていた』と評価している。

虐待とは結びつかない勤務態度と思われていた職員が、テレビカメラに映る場所で、利用者を死に至らしめるほどの暴行に走っているのだ。

では何が虐待の原因に結びついていくのか・・・感情の問題だから、「アンガーマネジメント」の訓練によって怒りの感情をコントロールする教育をすべきなのか・・・。それも違うと思う。「価値観が変化する自分を覚知するために」で書いているように、自己覚知という基盤のないアンガーマネジメントは、技術論だけ頭でっかちになるだけで、実際のサービス場面では使えないものになって終わるのである。

実効性のある虐待防止の徹底した教育が求められるが、教育指導そのものの方向性を間違っている講師が多いのも問題なのである。

そうした憂うべき状況が存在する介護業界の深い闇は、どうしたらなくせるのだろう。・・・昨日も札幌の特養で利用者に対する暴行が発覚し、高橋渉(27歳)という男性介護職員が逮捕されている。

容疑者は9日3時半ごろ利用者の腹部をけるなどしてけがを負わせたとのことで、その後すぐ事件が起きた特養を退職している。本件は取り調べ中で、他にもこの容疑者による虐待暴行などがあった可能性が指摘されている・・・。

それにしてもこのような暴行事件が続くと、益々特養の信頼が揺らぐことになる。こうした虐待事件が相次ぐ状態で、介護職員の待遇改善をと訴えても説得力がなくなることも懸念材料だ。

こうした事件が繰り返される限り介護労働は、「そんな職業の対価は平均労働賃金より低くて当たり前。底辺労働として、存在さえしておればよい。」という評価を受けかねないのである。

介護を職業としている方々は、そうした側面からもこの問題を捉え、自分の足元から虐待がないサービスの場づくりをしていただきたい。
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地域包括ケアシステム構築が提唱されて20年目の現状と課題


国が構築と深化を目指す、「地域包括ケアシステム」の原点は、広島県御調(みつぎ)町(※市町村合併後は尾道市)の御調国保病院・山口昇院長が、1970年代半ばから取り組みを始めていた在宅医療モデルである。

山口院長は、脳血管障害等で御調国保病院に入院して治療退院した患者の多くが、後遺症による身体機能の低下などで短期間で在宅生活が困難になり、再入院を余儀なくされる現状を憂い、そうならないように退院患者に対して、病院から看護師やセラピストを患者宅に派遣し、後遺症による身体低下を防ぐ取り組みを推進した。

それはまだ介護保険制度もなく、訪問診療や訪問看護もない頃の話であり、極めて先進的な取り組みであった。そしてこの取り組みを山口院長は、「出前医療」と呼んでいた。

それがやがて御調町の保健師派遣事業とも相まって、保健・医療・福祉・介護の一体的サービスに繋がっていったわけである。

当時の御調町でこのシステムが成功した背景には、山口院長が医師の傍ら、町の保健福祉部長を務め、医療と福祉政策が一体的に提供できる基盤があったことが大きかった。

それをお手本にして、国全体でこのシステムを創り出そうとしたのが、介護保険制度施行以降2代目の老健局長となった中村秀一氏である。

中村氏の前職は医政局長であり、その際には日本医師会と渡り合って、戦後初めて診療報酬をマイナス改定させたという実績がある。そのことから、「剛腕局長」という名をほしいままにして、颯爽と介護保険制度を引っ張る老健局のトップに立ったわけである。

その際に立ち上げた高齢者介護研究会(座長=堀田力・さわやか福祉財団理事長)が「2015年の高齢者介護」という報告書をまとめ、その中で国の資料文書として初めて「地域包括ケアシステム」という言葉が載せられている。

この報告書は2003年にまとめられているので、それからちょうど20年が経ったわけである。その現状と課題はどうなっているのだろうか。

旧御調町方式は、山口院長という強いリーダーシップを持つ人を中心に、十分にお金をかけて町を挙げて取り組んだことで成功したシステムである。

国はこれを市町村に丸投げする形で宝利不出している間もなくはない。丸投げされた市町村にしても、このシステムの中核となる地域包括支援センターの運営を直営で行わずに、委託法人に丸投げしている地域も多い。

山口院長に変わるようなリーダー・旗振り役も不明瞭なまま、必要とされる多職種協働は、所属の異なるそれぞれの専門職のボランティア精神に頼っている現状も垣間見られる。

その為、地域包括ケアシステムという概念はあっても、実態が存在していないという地域も多い。僕の住む登別市などはその典型だろう。でもそれでは駄目なのである。もっと地域住民のニーズに沿った各種サービスを有機的につなげて、地域住民の福祉の向上を図るシステムを創り上げなければならない。・・・そのために必要なことは何か。

このことに関連して、6月1日(木)東京ファッションタウンビル(TFT)東館9階で行われる公共ICTフォーラム東京において、10:00〜11:40「地域包括ケアに向けた圏域行政と地域福祉の展望と課題」をテーマに講演を行う予定になっている。
公共ICTフォーラム2023
昨日までの週末2日間は、この講演のスライドづくりに時間を費やしていた。

2024年度の制度改正の主要テーマの一つとして、「地域包括ケアシステムの深化・推進」が掲げられており、そこでは主に都市部において多くの高齢者が、介護が必要となりやすい年齢層に達することに伴い、介護ニーズも急増することが見込まれる一方、既に高齢化のピークを迎えた地域では介護ニーズがピークアウトすることが見込まれるなど、地域によってサービスの利用状況に変化が生じる可能性があると指摘したうえで、その対策が重要であるとしている。

既存のサービス基盤の適切な活用や住まいの確保、医療・介護が有機的に連携し、住み慣れた地域で医療・介護を継続して受け続けることができる体制の整備、人材の有効活用に資する介護DXの推進、地域の総合事業や介護予防事業の推進、地域共生社会の実現等々の課題に具体的にどう対応するのかを明らかにする予定である。

このフォーラムは、どなたでも無料で参加できる。会場ではたくさんのブースで様々な介護関連情報を発信する関連企業が数多く出展しているので、介護事業者必見である。

3年ぶりに開催となることで、会場で親しい仲間と懇談する機会でもある。是非会場までお越しいただければありがたい。

なお、会場にお越しになれない方は、その2日前の5/30に横浜からオンライン講演を配信する。このオンライン講演のテーマは、「令和6年度介護報酬改定の展望について 〜改正前にやっておくこと〜」としており、こちらを参照の上、お申込みいただければ幸いである。

それでは画面を通じてか、あるいは東京ファッションタウンビルの会場で、どちらかでお愛しましょう。
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生きるを支える看取り介護・基本知識編の開催報告


昨日、札幌市発寒にある顧問先の居宅介護支援事業所からオンライン講演を配信した後、そのまま琴似のホテルにチェックインして、今朝はそこで目覚めた。

わざわざ札幌に泊まる必要があったのかと問われれば、と答えざるを得ない。

昨日の講演は15時に終了した。すると登別〜札幌間は、高速道路を利用すれば片道2時間かからないので、自宅に帰ろうと思えば帰れない時間ではない。それでも札幌に泊まった。

そもそもオンライン講演なのだから、登別の自宅から配信することもできるので、顧問先の主催講演だからと言って、わざわざ札幌の会社まで出向くこともないわけである。

しかし人はパンのみで生きるにあらず・・・できることより、したいことを優先するときもある。

要するに講演配信をだしにして、昨日は札幌で気心の知れた仲間たちと一緒に呑みたかったという話である。

ということで昨日の講演終了後は、琴似の蕎麦居酒屋とワイン専門店で夜遅くまで呑んで騒いだ。その模様はmasaの地と骨と肉、「オフ会で食べたのは、お麩かい」にアップしているので参照願いたい。

さて昨日配信した「終末期ケア」講演は、100名を超える方が視聴していただいた。いつもありがとうございます。視聴された方々の貴重な時間を無駄にしない内容であったことを祈っています。

ところで3/15と3/28の2回に分けてオンライン配信した螢螢屮疋ゥ魁璽櫂譟璽轡腑鷦膾泥ンラインセミナー、「生きるを支える看取り介護〜基本知識編」のアンケート結果が届いた。
看取り介護講演アンケート結果
こちらは看取り介護実践方法をメインテーマにした講演だったが、おおむね好評を得た結果にほっとしているところだ。

こんなふうに、同じ看取り介護をテーマにした講演であっても、受講者の属性・主催者の希望等によって、主要テーマや話す内容は変えることができる。

しかしそれはあくまで実践論で、自分でやってきたこと、現在もやり続けていることである。だから頑張る人は必ず、「実践できる方法論」なのである。

そんなふうに本物の看取り介護実践を希望する方は、是非メール等で気軽に講演依頼の連絡をしてほしい。まずは相談から入って、条件が合わねば途中で依頼を取り下げたってかまわないので、敷居を低く考えて連絡をください。

よろしくお願いします。
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終末期ケアマネジメントはケアマネ必見(無料配信)


今週20日(木曜日)14:30〜オンライン講演を無料で配信します。

テーマは「終末期ケア」・・・これは札幌市の居宅介護支援事業所つなぐ手ケアマネセンターが主催するオープンセミナーとして行われるものです。

つなぐ手さんは、完全リモートワークが可能な居宅介護支援事業所であり、僕はそこの顧問ということになっているため、昨年度から無料オンライン講演を同事業所から配信しています。

事前申し込みは不要で、下記のバーコードを読み取って入室するか、画像に添えてあるIDとパスワードを使って、今週木曜の13:30までに入室して視聴してください。
看取りケアセミナー
前回2回は人生会議をテーマにしましたので、その完結編として今回は、「終末期ケア」という内容で90分お話しさせていただきます。

僕がいつも行っている看取り介護講演は、特養など介護保険施設職員に向けた内容が主となっていましたが、今回は看取り介護をコーディネートする介護支援専門員に向けた内容を多く盛り込みました。

居宅ケアマネ・施設ケアマネとして当然備えおくべき看取り介護に関する法令ルール。看取り介護実践のために必要な知識として、例えば終末期を迎えた方々に起きるであろう身体状況の変化の理解とそれに即応する具体的方法。それらを再確認できる講演内容となっていますので是非ご視聴ください。

振り返ると2006年という年が、介護支援専門員のターミナルケアマネジメントに大きな影響を与えました。

この年の4月から、特養の介護報酬に看取り介護加算が新設され、その算定ルールに沿ったケアマネジメントが求められるようになりました。

特養のケアマネジャーの場合は、それによって終末期に必要な対応を強く意識して、「看取り介護計画」を立案するようになり、施設内で看取り介護の司令塔として機能すべく、スキルアップさせてきた人が多いと思います。

一方で居宅ケアマネジャー―の場合は少々事情が異なりました。

同じように2006年4月〜末期がんが特定疾病に加えられ、対象疾病が15疾病から16疾病となったことで、2号被保険者の看取り介護に深く関わるようになりました。

しかしそれ以前の2号被保険者の看取り介護・ターミナルケアでは、介護保険サービスが使えなかったため、訪問診療医師がチームをまとめ、訪問看護師とタッグを組んで主要サービスを展開するという形が普通でしたので、後からチームに加わった居宅ケアマネは、従属的な役割を強いられるケースが多くみられました。

そこでは単に訪問介護等のプランを作る人・・・そんな形であることが多かったように思います。

その影響からか、いまだに在宅ターミナルケアチームにおけるケアマネジャーの位置づけは、医師の指示のもとに介護保険サービスを組み込む立場から一歩も前に進んでいない人も居ます。

そうではなく、ターミナルケアチームの中で、利用者の代弁者としての機能を果たしながら、積極的に利用者が求める社会資源とつなぐ役割とか、人生最終ステージのエピソードづくりを支援する機能を果たしてほしいと思います。

その為に、必要な知識と社会福祉援助技術を伝えることができればと思いながら、昨日までに講演スライドを作成し終えました。

そういう意味では、介護支援専門員必見の講演と言えますし、ケアマネ以外の介護実務者にも必見の内容が盛りだくさんとなっております。

是非この機会を見逃さないように、今週木曜日の13:30〜時間を空けて視聴してください。皆さんの貴重な90分を無駄にしないように、本物の終末期ケアの在り方と、それにつなげるケアマネジメントの方法をお伝えします。

それでは画面を通じてお愛しましょう。
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復活が待たれる地域住民向け終活セミナー


侍ジャパンやりました!!

3大会ぶりのWBC優勝おめでとうございます。ハラハラドキドキの僅少差のゲームで、僕はまともに生中継の画面が見られませんでした。感動をありがとうございます。

感動はずっと冷めやりませんが、それはともかく話を変えて、本題に入ります。

先週、職員研修会講師としてお招きただいた大阪府豊中市の、「アイテラス利倉」の施設長さんからメールが送られてきた。

その内容は下記の通りである。
--------------------------------------------------------------------------
本日、運営(経営)会議があり、そこで理事長に、「次回は菊地先生に地域住民をお招きしての終活セミナーをお願いしたい。」と申し出ました。理事長も地域貢献のために、ぜひ実施してほしいと言われました。
--------------------------------------------------------------------------
ありがたいお話であり、ぜひ協力したい旨返信した。

アイテラス利倉の施設長さんらとは、先日の研修会の後、天王寺でオフ会を行ったが、その時に地域住民を対象とした終活セミナーが復活してほしいという話をしていたところだ。

コロナ禍の直前は、「終活」という言葉が世間一般に広く浸透しつつあった時期で、全国各地で地域住民を多少とした終活セミナーが数多く開催されるようになっていた。

僕も様々な団体から終活セミナー講師としてお招きを受ける機会が増えていた時期で、「終活とは何か?」・「終活としてできること・やっておきたいこと」等をテーマに講演を行っていた。

例えば2019年1月には、長崎県県央保健所や長崎県県南保健所等の主催で、大村市・南島原市・雲仙市の複数の会場で終活セミナーと看取り介護セミナー講師を連日務めるなどしていた。

そこで行われた終活セミナーには、65歳以上の高齢者の方々も数多く参加してくださり、熱心に僕の話に耳を傾けてくださった。講演終了後の反響も大変大きく、次の年ももっとたくさんの地域住民の方々にお集まりいただけるように、継続して講師を務めることを依頼され、僕もその心づもりでいた。

ところがその直後に、予期せぬコロナ禍に見舞われたために、全国の会場講演は中止や延期になったことは周知の事実である。

特に高齢者の方々は持病をお持ちの方が多いため、コロナ感染は命の危険にさらされるとして、大勢が参加する場所に出向くこと自体が、「不可能」・「あり得ない」という雰囲気が出来上がり、高齢者対象のセミナーは全国的に開催されなくなった。

新型コロナウイルスの感染症分類が2類から5類に引き下げられようとしている現在でも、その状況に大きな変化はなく、高齢者の方々を対象としたセミナー開催はほとんど行われていないし、一部地域で行われているとしても参加自粛されている方も多いように思う。
終活セミナー
一方で我が国では、高齢化が進行する中で死者数は史上最多数を更新する状況が生まれている。高齢者の方々が、終活として行うべきことを考える時期は、待ったなしに迫っているといってよい。

そのために終活のできるうちに、その知識と機会を得て、終活を行うための時間には一刻の猶予もないといってよいのである。

僕が講師を務める終活セミナーを受けた方に中には、それをきっかけとして終活ノートを書いて、夫婦間でお互いの人生の最終ステージでの望みを確認できたことで安心したという方も多い。

終活ノートを書き終えたことで安心したと、涙を流される方も居られる。そんなふうに終活とは、人生の最終ステージを安心して生きるために必要な行為であり、自分の人生を悔いなく過ごすためのアイテムでもある。

そういう意味では、今後ウイズコロナの社会に転換していく過程で、高齢者の方々が受講できる終活セミナーが全国各地で開催されることを望みたい。

おそらくそのことを望んでいる地域住民の方もたくさん居られるだろう。その方々の願いが一日も早くかなうように、市町村をはじめとした関係諸団体が、終活セミナーを企画運営してほしいと切に願うのである。

そういた場所で講師としてお手伝いできれば幸いであるので、是非気軽にメール等で連絡していただくことをお願いしながら、今日の記事更新を締めたいと思う。

連絡は、あかい花公式HPの上部のグレー帯に表記されている方法でお願いします。

侍ジャパンのWBCでの復活のように、終活セミナーも復活させましょう。
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適材適所を怠ると逆ハラスメントが生まれる


僕は今、新千歳空港の「JALさくらラウンジ」でこの記事を更新している。

今日は午後から大阪伊丹空港に飛んで、空港近くにある豊中市の、「アイテラス利倉」で講演を行う予定になっている。

アイテラス利倉さんは、小規模多機能型居宅介護を併設した地域密着型特養で、僕が大阪で仕事がある際に、伊丹空港の到着もしくは同空港からの発着前後の時間を割いて、何度も職員研修としての講演を行っている施設さんである。

今回も、明日の大阪市老連の講演に備えて、大阪に前日入りするため、フリーの時間がかなりできたために講演を行うこととなった。

過去に行った講演はサービスマナー・看取り介護・介護従事者の使命と誇り、施設サービス計画に基づいたケアのあり方など多様であるが、今回も新しいテーマで講演を行うことにしている。

今日午後4時から行う講演テーマは、「介護事業におけるハラスメント対策と従業員のメンタルヘルスケア」であり、これは施設長さんから直接依頼を受けたテーマである。

先日もハラスメント予防研修の重要性について記事にしたが(参照:ハラスメント対策=指導教育できない職場では困る)、今日は別な角度からこれに関して論じておきたい。

ハラスメントの中には、「パワーハラスメント」と称されるものがあるが、この一般的な定義は、「職務上の地位や人間関係などの職場内の優位性を背景に、業務の適正な範囲を超えて、精神的・身体的苦痛を与える、または職場環境を悪化させる行為」とされている。

パワハラは必ずしも上司が部下に対して行う行為とは限らない。部下が束になって上司の命令や指示を無視するという形で、「職場内の優位性」を得て、部下から上司へ向かう行為として現れる場合がある。このことに対する十分な配慮と注意も事業者責任として求められるのである。

例えば北海道小樽市の社会福祉法人では、2010年5月からうつ病を発症し休職と復職を繰り返していたことで、休職中の2012年7月に解雇された女性課長が、解雇無効と損害賠償を求めて裁判に訴えたケースがある。

女性は2009年4月から、「課長」に任命され勤務していたが、「部下から暴言などを受ける一方、法人が適切な対策を講じなかったため、うつ病を発症した。」と訴えたものである。

この裁判はすでに原告勝訴で結審している。被告である社会福祉法人には、7年5か月在籍分の給与支払いが命じられたのである。
暗中模索
この結果を僕はある意味恐ろしく感じる。

統率力がなくて部下をまとめることができないということが、自分のスキルの問題であったとしても、そのことが原因でうつ病を発症した責任は事業者が負わないとならないことになるからだ。

しかし役職に任命した人物が、上司としての務めを果たす能力に欠けることが分かっても、一旦任命してしまった役職なのだから、簡単にその任を解くわけにはいかない。本ケースのような職員の場合、そのことは不当降格だと訴えかねないからだ。つまり本人が望まない限り簡単に役職を解くことは難しいのである。

そのため、統率力が発揮できていないことを知りながら、だらだらと役職に縛り付けていた結果、部下の統率がうまくいかないことに悩んだ役職者が、精神的に病んでしまった責任は事業者がとらねばならないということになる。

こうした矛盾というか迷走に対して、どこで折り合いをつければよいのか非常に難しい問題といえる。

どちらにしても管理職に任命した当事者のスキル問題が、部下からのパワーハラスメントに置き換わってしまう恐れもないとは言えないことを念頭に置いておく必要がある。

つまりこの裁判ケースからの教訓とは、「上に立つ人材選びにも、相応の事業者責任があり、その任に堪えないものを、経験年数だけで選んでしまった場合に、想定外の問題を生じさせかねない」ということではないだろうか・・・。

今後の介護事業においては、今以上に適材適所の人材配置という考え方が、経営者や管理職に求められてくるように思う。

特にチームをまとめるリーダー役の配置は、介護事業者の明暗を決定づける重要な問題と考えて、より慎重に人材選びに努めねばならないだろう。

人手が足りないからと言って、わずか3〜4年の経験しかない職員を、いきなり管理職につける介護事業者も少なくない。しかし正しい人事評価を伴わない抜擢は、組織を崩壊させるもとになりかねないのだ。

このことを介護事業経営者は、強く肝に銘ずるべきである。
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北海道はでっかいどう


コロナ禍で感染者数の発表が毎日行われるようになった当初、「北海道の感染者数は〜」という言葉が耳に入ってくるたびに、大いなる違和感を覚えた。

確かに北海道は、都道府県別にみると一地域だ。しかしその広さは半端ではない。九州や四国が各県別に感染者数を出しているのに、北海道は各振興局ごとでもなく、(札幌市という政令指定都市も含めて)道全体をひとくくりにしてその数を公表しているのだから、感染者の数が他県に比べて多くなるのは当然であると思ったものだ。

例えば北海道に住んでいる人であっても、流氷を見たことがない人は多いのではないだろうか。

僕が住む道南地域や、札幌市に近い道央地域に住んでいる人は、道東と言われる網走や北見にしか接岸しない流氷なんて、それを見る目的で時期を選んで現地を訪れないとまず見ることはない。そのため流氷を一度もみないまま一生を終える道産子だって少なくないのである。

それほど北海道内でも地域差はあるという意味だ。生活習慣だって異なることは、道内で七夕を祝う日が、7/7の地域と8/7の地域に分かれることでもわかろうというものだ。

ちなみに北海道の総面積は8,342,444ヘクタールで、日本一の広さである。2位の岩手県の1,527,501ヘクタールとの異常な差が、その広さを物語っていると言えるだろう・・・。

そんな北海道であるから、道内移動も半端な距離ではない。海を超えずに移動できるといっても、空港のない地域も多いので、陸上移動時間も半端ではなくなる。

僕は昨日から中富良野町というところに滞在している。今日仕事が終わった後に、登別に帰る予定であるが、実際にどれだけ移動時間が長くなるかということを、昨日と今日の僕の移動行程表から実感していただきたい。
(13日の移動行程)
行きの行程
(14日の移動行程)
帰りの行程
どちらの行程も、その時間帯で最短でたどり着けるルートを選んだ。

中富良野町は富良野市から北側に14キロ離れた場所に位置する。北海道地図でいえば左下の海岸線に位置する登別市からJRで中富良野町に行こうとすると、こんなふうに最寄駅からでも5時間かかってしまうのである。東京23区内への移動なら飛行機の搭乗待ち時間を入れても4時間以内で着くことを考えると、中富良野町の方が遠いと言いたくなってしまう。
※フジテレビのドラマ、「北の国から」でおなじみの富良野市は、北海道のちょうど中央に位置する。へその位置にあるところから「へそ祭り」が毎年開催されることでも有名だ。

やっぱ北海道は、でっかいどうなのである。

ということで今日は、中富良野町で介護事業におけるサービスマナー講演を午前と午後に分けて、同じ内容で2回行っている。入れ替わりでできるだけ多くの職員さんが受講できるようにするためである。

こんなふうに、直接会場で多くの皆さんと触れ合って話をさせていただけるようになったことがうれしい。

4月に入職する職員の教育役となる職員全員が、この時期に介護事業におけるサービスマナーの在り方を確認しておくことが重要であるし、リアルタイムに僕の話を聞いて、空気もそこで感じて思いをつなげることは伝達研修やオンライン研修とは違った思いが生まれるだろう。

というか、そういう効果が出るように伝えなければならない。ここは講師としての僕の伝達力が問われるところだ。

午前中の講義は先ほど終わったばかりなので、午後からも気合を入れて話をしたいと思う。そして中富良野町に、誰かのあかい花になる種をたくさん撒いていきたいと思う。
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ハラスメント対策=指導教育できない職場では困る


ここ最近、「介護事業におけるハラスメント対策」をテーマにした講演依頼が増えている。

その理由は、2021年の基準改正ですべての介護事業者に職場内のハラスメント対策が義務付けられたからだろうと思う。

そしてそのテーマの講演依頼が、僕に舞い込むという意味は、僕が社会福祉法人の総合施設長であった当時から、この問題に取り組んで実績を挙げていることを知る方が多いからだと思う。

もともと介護事業者の職場内ハラスメントが問題になってきたのは、介護保険制度が施行された2000年頃からである。

1999年に旧厚生省が、職場のストレスがメンタルヘルス不調の原因となることを認めたということに関連して、職場のストレスの一つに、「ハラスメント」が挙げられたことから、その予防対策が介護事業者でも大きな問題になった。

僕が社福・特養の相談室長から施設長に就任したのは2002年・42歳の時である。ちょうどその時期は、職場内セクハラは事業者責任として防止に努めなければならないという機運が大いに盛り上がってきた時期だった。

そこで問題となっていたことは、職場内でのハラスメントとは何ぞやという根本的な問題である。

パワハラモラハラの区別さえ十分な認識がなかった当時、上司が何か指導すればすなわちそれがハラスメントであると非難される傾向があった。
黄昏の海
男性上司が、女性部下に職務上必要な注意をするだけで、「セクハラ」と非難され、十分な教育指導ができかねる雰囲気も漂いつつあったように記憶している。

僕はその状況はおかしいと考えた。きちんと教育指導とセクハラの違いを従業員に理解してもらわないと、せっかく僕が舵を取ろうとしている特養のサービスの品質保持にも支障が来すと思った。

その為、知り合いの弁護士等の知恵と力を借りながら、自分自身でハラスメントの勉強をし、ハラスメントの定義をきちんと理解したうえで、ハラスメントにならない教育的指導の在り方を法人内に知らしめる努力をした。

その過程で、「教育指導という場面では、部下の成長を期待して、良い方向に導くための叱る行為は、必要不可欠な場合がある」・「感情的に怒ることしかできない人は指導者に向かないが、ハラスメントと非難されることを恐れて、部下を叱ることができない人も、指導者としての適性がない」と確信した。(参照:教育的指導とハラスメントはどう線引きすればよいのか

このようにして僕は法人内で、「職場内ハラスメントとは何ぞや」という定義づけを行い、正しい教育指導の在り方とハラスメントを区分したうえで、職員にそのことを周知した。

ハラスメント対策をしっかり取ったうえで、職員育成の教育システムも機能するような体制作りをしたのである。

このようにハラスメントの予防対策を取りながら、かつしっかりとした職員教育システムも創り上げた法人のトップとしての評価が、ハラスメント防止講演の講師依頼に結びついているのだろう。

だからその経験をわかりやすく伝え、実務に生かすことができる講演を行うように努めている。

同時に2021年基準改正では、ハラスメント対策の中に、「カスタマーハラスメント対策」を含めることも義務付けられているので、僕が今まで顧客からの理不尽なクレームから、自法人の従業員を護るために、防波堤役として行ってきたことも紹介している。

ハラスメント対策が機能する環境で、職員の育成につながる教育システムも機能している場所では、サービスの品質が担保されるし職場環境も良くなる。そのため職員の定着率も高くなるのである。

そういう意味で、ハラスメント予防に関する研修は重要になるのである。

近直では3月16日(木)に大阪市で、「介護事業におけるハラスメント対策と従業員のメンタルヘルスケア」というテーマの講演を予定している。

こうしたテーマで、なおかつ介護事業者の実務に生かせる講演講師をお探しの方は、是非一度相談していただければ幸いである。連絡方法は、「北海道介護福祉道場あかい花」の公式サイト上の方に記載してあるので、確認していただきたい。

まずはお気軽に相談メールを送ってくださればと思う。
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特養DXは夜間オンコールの外部発注から


昨日から僕は愛媛県松山市に滞在し、ホテルの一室でこの記事を更新している。

今日はこの後、愛媛県社会福祉会館で行われる、「愛媛県老人福祉施設協議会・総会」の中で講演を行う予定になっている。講演テーマは、「介護保険制度改正から考える今後の介護事業経営への影響と対策」である。

この総会での講演は3年ぶりだ。それまでは3年続けて総会にご招待を受け、様々なテーマで講演を行っていたが、コロナ禍で総会自体ができなくなっていた。今年その場が復活したことを心から喜んでいる。

さて今回お話しする制度改正に関しては、過去以上に問題となっている介護人材不足対策についても触れる予定だ。

必要とされる人材確保が困難となっている現状から、国は介護の生産性向上をテーマにして、介護DXなどを図って、今までと同じ人数をかけない介護人手を減らしても同じ結果を生み出すことができる介護の実現を目指している。

それが本当に可能なのかは不透明で不確実な部分が多すぎるといえる。しかし要介護高齢者の数が増え続けるのに、生産年齢人口が減って、全産業で人手が不足する中で、介護人材だけが必要数を確保することは不可能なことは確実なのだから、今と同じことをしていては業務が回らなくなることはわかりきっている。

そういう意味で、現行の介護業務の見直しと改革は必要不可欠である。
しだれ梅
例えば仮に僕が今、特養の施設長に復帰するとしたら、絶対に行おうと思う業務改善策がある。

それは夜間の看護職員のオンコール対応の改革である。この部分をアウトソーシングして、看護職員の夜間待機をしなくてよくしようと思う。

看護職員が夜勤を行っている特養では、オンコール対応の必要性はないが、特養で看護職員の夜勤体制を敷いているところは、全体の1割にも満たない。つまり9割以上の特養が、夜間看護職員のオンコール体制を敷いて対応しているということになる。

しかしこのオンコール・・・様々なトラブルのもとになり、オンコール待機している看護職員、オンコールで連絡する夜勤者(介護職員)双方にストレスがかかる結果となりやすい。それによってバーンアウトする職員も生まれてくるのだ。

そのことについては、「夜間オンコールのアウトソーシングを考える」で詳しく解説しているので、そちらを参照してほしい。

この体制をアウトソーシングするだけで、夜勤者(介護職員)は遠慮なく、細かいことでもオンコール看護職員に尋ねることができ、アドバイス受けることができる。

また施設看護職員が対応しなければならない事柄が生じたと判断されれば、コールセンターで夜間連絡を受ける看護職員から、施設看護職員へ直接連絡することになるので、夜勤者のストレスは大幅に削減できる。

またオンコール待機する必要のない看護職の精神的負担も大きく減ることになる。

こうした考え方を示したうえで、夜間介護業務の負担軽減につながる福祉用具・介護用品にも触れて、各施設・事業所独自の方法で可能な限りの業務改善に努めることを促す予定である。

なぜならこの部分については、国として何ら具体的な対策・対応がされていないし、今後もする気がなさそうだからである。

そんなふうにして、実質的に介護人材対策は介護事業者に丸投げされていることを理解せねばならない。
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週の中休み


現在フリーランスとして仕事をしている僕は、ついつい暦に鈍感になりがちで、曜日感覚を失っていることが多いが、気が付けば今日は祝日である。

サラリーマン時代、週の途中に1日休みがあるのは、とてもありがたかった。

例えば月曜日とか金曜日が祝日であれば、必然的に3連休となって、その方が良いと考える人も多いだろう。しかし3連休が明ける日のなんとも言えない、職場に足が向かない感が気持ちを重くさせることが多いことを考えると、僕は浮島のように、週の途中に休みの日が1日ある状態が好きだった。

毎週金曜日は、今日頑張れば明日は休みだと思えたが、そんな日が週の中間にもう一日あるのは良いものだと感じて、水曜日とか木曜日とかに休みがあると、心と体をリフレッシュして週の後半も元気に働けそうな気がしたものだ。皆さんはいかがだろうか・・・。

しかしそんな祝日を利用してスキルアップに努めている人たちもいる。静岡県の介護支援専門員の皆さんは、今日は朝早くから研修受講されていた。
オンライン講演
ということで今日の午前中は、静岡県介護支援専門員協会 東部支部研修の講師として、9時から120分間、「ケアマネのあるべき姿とは〜ケアマネはどこまでやるの?本来業務を考える」というテーマで話をさせていただいた。

そのあと11:00〜12:30のグループワークにも助言者として参加して、参加者の皆さんの討論内容をじっくり聞かせていただいた。僕自身がとても勉強になる3時間半であった。

利用者の暮らしに深く介入する介護支援専門員は、直接的な介護を行う役割ではないが、実際には暮らしの様々な場面で手を貸すことを求められたりすることが多い。

特に在宅支援に関わる居宅ケアマネジャーは、居宅介護支援費の対象とならない支援行為も担わねば、利用者の生活課題が解決できないと思われることも多いが、果たしてそれはやってよい行為なのか、やる必要のない行為なのか、はたまた行ってしまうと違法性さえ問われかねない、やってはならない行為なのかという判断に困るという介護支援専門員の声が挙がっていた。

今回の講演では、そうした介護支援専門員の方々の疑問や意見に応える形で、テーマと内容を設定させていただいた。

今回は静岡県東部支部研修という形であったが、実際には全支部から参加できる研修だったそうで、130名を超える方々が受講してくださった。

受講者の皆様の貴重な時間を無駄にしないような内容であったろうか。皆様の実務にお役に立てる内容となるように話したつもりであるが、いかがだろう。

もし機会があれば、次は是非研修会場で直接お愛したいものである。
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新設サ高住における看取り介護の取り組み


全国各地で講演を行っているが、その数はどれくらいなのかと尋ねられることが多い。

コロナ禍以前の最盛期には、その数は年間100回を超えていたが、新型コロナの影響で研修会の数自体が減っている影響を受けて、その数も一時1/3以下になったこともある。

現在は研修機会も増えてきて、会場講演の講師として招待を受ける機会も増え、さらにコロナ禍以前にはなかったオンライン講演がこれに加わり、講演予定数も増えてきている。

特に会場講演が徐々に増えてきているのは嬉しい。オンライン講演は便利であるが、受講者の集中力という面では会場講演が優れているし、何よりそこでは講師と受講者の息遣いの中で生まれる一体感というものがある。

人と人との繋がりが生まれ、それが見えない絆となって、いつまでも消えない絆で結ばれ続けるという結果にも結び付く。そういう機会が今後も増えることを大いに期待したい。

ということで次の会場講演は、2/24(金)さいたま市大宮で行うことが決まっている。
大宮看取り介護講演3
この講演は、株式会社アジアメデカ元気事業団が主催する講演で、同社が大宮で3月オープン予定のザ・クラシックメデカマンション大宮開設記念講演として行われるものだ。

開催日時は、2/24(金)18:00〜「看取り介護実践の基本」というテーマで話をさせていただく。

先着60名様限定で会場での受講者を受け付けている。参加が認められた方は無料で受講できるので、希望者は上記のポスター画像に書かれている連絡先まで問い合わせ願いたい。

ところで講演会場となる、ザ・クラシックメデカマンション大宮は、クリニックと訪問看護・訪問介護を併設するサービス付き高齢者住宅である。そこでは開設時から利用者の終の棲家の役割をも担おうとして、スタッフや設備を備え、かつ今回のような研修も社を挙げて行い、万全のケア体制の構築に取り組んでいることがうかがえる。

大宮の方々にとって、なんとも心強い施設が新規オープンすることになる。

今回、新設施設のオープン記念講演という場に僕を招待してくださった担当者は、株式会社アジアメデカ元気事業団の後藤部長である。

その方は、2018年3月に僕を鹿児島に招待してくれた方でもある。(※当時、後藤さんは鹿児島グルーライフ所属だった。参照ダチョウは、ともだちよー!

参照ブログでも紹介しているが、この時頂いた似顔絵色紙は、我が家の家宝として僕の寝室に今も飾られている。

あれから5年。鹿児島の介護事業者で活躍されていた方が、ステップアップして新たなステージで部長職を務め、そうした場所に再び僕を招いてくれたということがとても嬉しく感じる。

とりもなおさずそれは、5年前に鹿児島で行った僕の講演が、鹿児島の方々の介護実践の役に立ったという意味でもあると思え、フィクションではなく、介護の場ですぐにできる実践論を語る僕にとって何よりうれしいことでもある。

今回も他では聞けない本物の看取り介護実践論・・・ただし誰でも実践できる具体論として語るので、お近くの方は是非会場までお越しいただきたい。

この機会を逃さず、新しい絆を創りましょう。会場でお愛できるのを楽しみにしています。
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