masaの介護福祉情報裏板

介護や福祉への思いを中心に日頃の思いを綴ってみました。表の掲示板とは一味違った切り口で、福祉や介護の現状や問題について熱く語っています!!表板は業界屈指の情報掲示板です。

講演・講義・執筆

勤労を感謝されたい日



暦の上では、今日は勤労感謝の日の祝日である。

ただいつも書いているように、介護事業者に所属している人はシフト勤務者が多いので、世間の暦と関係なく働いているという人も多いだろう。お疲れ様です。

かくいう僕も暦とは関係ない仕事をしている。しかもシフトもないフリーランスという根無し草のような仕事なので、いついかなる時に仕事が入っても良いように心構えている。

今年は結構忙しい状態が続き、休みをとれる日がない状態が続いているが、それだけ仕事をさせていただく機会があるということで有難く思っている。

今日も社会福祉法人さんの職員研修講師として、一日講義やアドバイザーを務める予定になっている。
初雪の美瑛
そのため既に先ほどまでに午前中の講義を終えたところである。

今日一日の予定は以下の通りである。
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10:00〜12:00 講義
12:00〜13:00 昼休み
13:00〜14:50 講義
14:50〜15:00 休憩
15:00〜16:50 講義
16:50〜17:10 休憩
17:10〜18:10 GW
18:10〜18:20 休憩
18:20〜19:10 グループ発表・総評
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この日程の講師役を僕一人でこなすことになる。内容は事前に打ち合わせて、要望等を取り入れて組み立てているところだ。

しかしその内容はすべて実践論であり実務論である。

自分が実践してこなかったこと、実践しようとしてできなかったことは話せない。すべて実践してきたことや、今も僕の後進が実践し続けている具体論を話すように心がけている。だからこそその方法は、やろうと思えば誰もができることである。

つまり受講者の方々が、僕らが行ってきたことと同様のことを実践できるかどうかという部分は、やる気ときっかけの問題に過ぎないのである。難解な知識と高度な技術が必要になるわけではないのだ。

僕はそのためのやる気を作り具体論を紐解いて、やれる方法をきちんと伝えているつもりだ。

今日の研修のように、休日や祝日を利用して数多くの職員が受講できる長時間の講義やGWを行うことも可能である。

日勤者が仕事を終えて参加できる時間帯の夜の講演も数多く行っている。

こんなふうに、実になり実践できる内容の研修をお望みの方は、是非遠慮なくメール等でお気軽に連絡いただきたい。

おっと・・・そろそろ午後からの講義の準備に向かわねばならない。それでは今日はこの辺で失礼させていただきます。






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陸路で道外出張ができる便利さ


僕は今、JR特急に乗って新函館北斗駅に向かっている。別に今日からの3連休を利用して旅行に出ているわけではない。

明日、岩手県で行われる同県介護福祉士会の研修の中で講演を依頼されているための移動である。

もう少しで新函館北斗駅に到着するが、そのあとは北海道新幹線に乗り換えて新花巻駅を経由して釜石市に向かう予定だ。

こんなふうに北海道新幹線が開通してからは、飛行機より新幹線を利用した方が移動に便利な場所がある。

飛行機の場合は、搭乗20分前まで搭乗口に入らねばならないので、どうしても空港での待ち時間が長くなる。しかも僕の場合、登別〜新千歳空港に向かうにしても最低1時間半はかかるので、乗り継ぎ時間などを入れると、道外出張は移動時間だけで半日以上かかることになる。

その点、新幹線の場合は、僕の自宅の最寄り駅である東室蘭〜特急電車で新函館北斗に向かって、数分の乗り継ぎ待ちで新幹線に乗り換えられるので、青森県内もしくは岩手県内であればそちらの方が便利である。場合によっては仙台市(宮城県)も陸路の方が便利かもしれない。

そんな陸路の旅ではあるが今日は移動日で、これから釜石市内に泊まって明日の午後からが講演本番に備える予定だ。

釜石情報交流センター:釜石PITで明日13:30〜16:30の予定で行う講演は、岩手県介護福祉士会・現任者研修として行うものだ。

講演テーマは、「人材育成とチームワークの構築について」と指定されており、介護福祉士として後進を適切に育成して定着させる人材マネジメントの視点を伝えるとともに、対人援助の支援チームとして機能する環境づくりにも視点を及ばせ、対人援助の専門職として志を持つ人々が、働きやすい環境とはどういう環境なのかと言ことも明らかにする予定だ。
宮沢賢治童話村
ちなみに先週土曜日(10/28)に新御茶ノ水の連合会館で人材マネジメントの講演を行ったが、そのアンケート結果がメールで届けられた。下記に記述回答を転載するので参考にしていただきたい。
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記述回答
・非常に勉強になったし、介護現場の素晴らしさなどもわかることができました。
・参考にしたい内容が沢山ありました。
・経営から実務のことまでわかりやすい講義でよかった。特養の職員に聞かせたい。
・具体的な現場に即した内容でよかった
・介護人材のことではもっともだと感じました
・職場に戻ってから、学んだことを生かしていける内容でした。
・元気が出る内容でした。
・介護現場発信目線も含めてではあったが、自治体職員として、それら環境が整えられる取り組みを意識したいと気持ちを新たにできました。
・感動しました。
・介護の現状をよくしっているなという感じがしました。講義ではじめて感動しました。
・こういう人が議員になればよいのにと思いました。
・とても良かった 大満足やる気になった参加して良かった
・OJTや実習の話、介護職員の就業環境など、興味深い話が聞けて良かった。
・先生のあつい思いが伝わりました
・泣き笑いで、面白かった
・経営者という目線から、職員の働き甲斐のある職場の作り方の話を聞くことが出来て、大変面白かったです。
・人員不足解消の為の新しい視点として、今後の取組に活かしていきたいと考えています。ありがとうございました!
・とてもよかったです。また聴きたいです。人財の話、考えました。
・施設長に聞いて欲しい内容でした。
・ただただ、最高です。
・現場の立場から話して頂いた事は講師の選択として良かったとと感じました。結局福祉職が感じる感動体験をどう広めるか?少しヒントになりました。
・勢いのある話だったが、自信を持って介護の仕事ができるような仕組みを作っていきたい。
・私の会社は、デイサービスもありますが、訪問介護が主です。先生は施設。訪問介護は国が、見切りつけたなんて、スタッフ少なくても、私はこの仕事に誇り持ってます。先生のお話しの中で利用者様のご家族のお手紙や、スタッフ皆さんの温かい雰囲気が、とても感動し涙しました。訪問介護でも、こういう経験はしてきました、自宅でなくなりたいというご利用樣をご家族やヘルパーで送り出すこと何度もありましたし、休みもなかなか取れない中、元気を貰いに来ましたが、少し寂しい気持ちになりました。
・現場の生の声が一番、説得力がある。
・ジンザイが四種類あることが面白かった。
・菊地雅洋さんのお話しが聞けて良かったです。
・とってもわかりやすかったです。
・介護に近い公演でした。
・耳が痛いところもありましたが、参考になるお話しでした。
・具体的で良かった。サイン本も購入出来た。現場は、具体的に使える情報を求めている。
・改めて介護職そのものについて考えさせられた。
・リアルな視点での講演であったため、聴きやすかったですし勉強にもなりました。
・考え方が変わる内容でした
・施設の方だから、あとは。今後の事をよく知る方かもしれませんが、訪問は、みはなされる、というないいかたでしたが、施設も、デイも訪問もそれぞれ、必要だとおもう、訪問に関して、単価が低い、見放される傾向にあるのであれば、今後、これを、どうにかしていくことを考えてもいいと思う、お互いに、介護全体が、上がっていく形をとらなければ、行けないような気がしました
・言っていることは間違っていないが、考えが偏っている。過激派的
・歯に衣着せぬ表現で、とてもわかり易かった。
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講演内容に賛否両論があるのは当然だ。本当のことを歯に衣着せないで伝えているので、それを不快に思う方は一定程度いるのも想定内だ。僕の真実の話に耳を塞ぎたい人は、真実が隠された耳障りの良い情報だけを仕入れて、結局ぽしゃって終わりでよいだろうとしか思わない。

ただし受講者の7割が5段階評価の「5」と回答してくれたそうである。この結果には感謝したい。

明日も似た内容の講演を行うが、今回は岩手県介護福祉士会主催の研修会であるが、昨年は岩手県介護福祉士会宮古広域支部研修会の中で、オンライン講演を行った実績がある。今回はそれが縁で現地での会場講演になったわけである。

これも有り難い繋がりである。こんなふうに仲間の輪が広がり続けている。僕にとってそれは何より幸せなことである。

介護福祉士会の会員の中には介護支援専門員の有資格者の方も多数おられる。事前打ち合わせでは、それらの人から介護支援専門員に向けた講演の打診も受けているので、そちらにもつながるように受講者の皆様にとって糧のある話をしてきたいと思っている。

岩手県の介護福祉士の皆様にエールを送るために動画、「LOVE〜明日に繋ぐ介護・岩手県編」を作成している。下記からご視聴いただきたい。

さて、もうすぐ新幹線駅に到着予定だ。それでは釜石市でお愛する皆様、明日はよろしくお願いいたします。






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官僚講演が時間の無駄でしかないのは彼らの宿命


先週の土曜日、麹町の連合会館で行われた『自治労主催2024年度介護・地域福祉集会全体集会 』に講師としてお招きを受け、介護報酬改定に関連して求められている介護DXについて、その現状と課題を解説させていただいた。

その際、僕の講演の直前に厚労省の総務課長が講演を行うことになっていたため、それを聴けば何か参考になるかもしれないという淡い期待をもって、早めに会場に到着するようにして講演を拝聴させていただいた。

課長講演は格調高い講演で、その次に登壇する僕の講演は、下品で格調低く聞こえるのではないかと心配したが、内容について言えば空疎で意味がないものだったと言ってよく、早起きして会場に駆けつけて聞くまでもなかったと言うのが本音である。

その為、講演途中で思わずSNSに次のようなつぶやきをアップしてしまった。
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現在、厚労省老健局総務課長が講演してますが、僕はこの次に壇上に登ります。いつものことながら、官僚の講演は分かりきった表に出ている資料解説にしかすぎません。時間の無駄です。僕の話で無駄が少しでも取り戻せるようにしなきゃあな。
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大変不遜で申し訳ないが、それほど内容がないという意味だ。
自治労主催2024年度介護・地域福祉集会全体集会
岸田内閣の経済対策としての介護職らの給与引き上げ策にも全く言及がないし、介護報酬改定の施行時期が来年4月ではなく6月まで引き延ばされる可能性が高いことにも触れられていない。ましてやこの集会に参加して初めて耳にできるような新情報は皆無である。

僕にとっては、解説がいらない資料の説明のみで終わった講演であった。よってわざわざ早めに会場入りして聴くまでもない講演ということであり、時間の無駄にしか過ぎないという結果になったのである。

だがそれは官僚という立場であれば仕方がないことなのだろうと思ったりした。

例えば、この講演の直前に行われた介護給付費分科会で、どのような議論があって、何に注目すべきかなどは官僚の立場としては言及できないのだろう。なぜならそれは議論の最中の問題であり、結論が出ていないからだ。

結論が出されていない問題に言及した場合、議論の方向性を誘導しているなどと批判される恐れがあるのだろう。

同じように表に出ていない関係者のやり取りの情報も、「ここだけの話ですが」などと言及することは不可能なんだろう。

この部分は、僕のように自由な立場で、誰にも忖度する必要のない人間との発言の自由度の違いといってよいかもしれない。

どちらにしても官僚の講演というものは、その身分と立場に縛られて非常に不自由な制限のもとに行っているということを理解しなければならない。よって既出資料の説明に留まるもので、新たな情報は出てこないと考えるべきだ。

だからこそこの時期に、厚労省の官僚が介護報酬改定に関して講演することを有難がる必要はないし、そういう人を講師として呼ぶべき価値もないと考えた方が良いのである。

そのことは、先週の土曜日に連合会館の会場で、課長講演と僕の講演を聴き比べた人なら実感できたのではないかと思う。






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1週間の旅に出ます


北海道はすっかり秋めいて、外に出る際はコートも必要かと思う日があるほど気温が下がってきた。

こう冷え込むと、「異常な暑さだ」と文句を言っていた夏が恋しくなるから人間とは勝手なものだ・・・というか僕が勝手で、我儘なだけだろうか。

それはともかく、一日ごとに冬に向かう北海道から脱出して、今日から東京愛媛県八幡浜市大分県日田市と徐々に南へ向かって移動する1週間が始まる。

3地域でそれぞれ講演を行うための旅である。そのため今日これから東京に飛び、東日本橋の定宿にチェックインして、明日のC-MAS全国大会2023に備える予定だ。

明日の講演は13:30〜だから、当日移動でも間に合う時間ではあるが、札幌ではなく登別を起点に移動する僕にとっては、かなり早い時間からの移動が必要になるし、何かあって間に合わなくなるのも嫌なので、今日から移動を開始することにした。

明日は、「令和6年介護保険法改正と介護報酬を斬る!」という威勢の良いテーマで講演を行う予定が入っている。(※僕が決めたのではなく、大会主催者から指定されたテーマです

講演時間は50分で、スライドも作り終え配布資料も事務局に既に送っていた。

ところが昨日の介護給付費分科会では、介護報酬改定の施行時期の引き延ばしが必要か否かということが論点として突然のように挙げられた。

これは診療報酬改定DXの推進に向け、令和6年度以降における医療機関・薬局等やベンダの集中的な業務負荷を平準化するため、令和6年度診療報酬改定より施行時期を6月1日施行(※薬価改定の施行は4月1日)とすることについて、中医協において了解されていることから、介護報酬改定時期もそれと合わせる必要があるのではないかという論理だ。

これは極めて重要な情報であると考え、明日の講演にも入れ込まなければならないと思い、急遽このことについて情報提供するスライドを作成して追加送付している。(※下記画像参照
C-MAS全国大会2023講演スライド
プラス改定を期待する関係者にとっては、物価高や人件費の高騰に応じた臨時の報酬改定を前倒しで行ってほしいところであり、わずか2月でも改定時期が先送りされるのは承認できない問題だろう。

こんなふうに生物である情報の新鮮さを意識して講演を行っている。明日はパネラーとしても大会に参加し、そのあとのオフ会にも参加する予定だ。

明日、ビジョンセンター東京八重洲までお越しになる皆様、よろしくお願いします。

その後の予定としては、明後日(10/14:土)は羽田空港〜松山空港〜JR松山〜八幡浜という移動日である。翌10/15(日)の13時から、愛媛県南予老人福祉施設連絡協議会主催研修として、「介護保険制の改正動向とこれからの地域福祉について」というテーマで3時間の講演を行う。

さらに16日(月)は、松山空港〜福岡空港〜リムジンバス移動で日田市入りする。そして17日(火)9:30〜大分県日田市介護支援専門員協会主催研修講師として、「君の介護に根拠はあるか〜相談援助職としての心得」というテーマの講演を2時間予定している。

八幡浜と日田の講演後は、それぞれオフ会も予定されているので、そちらも楽しみである。

そういえば先週は道内網走に2泊3日して2日間続けての講演を行っていたが、そこで美味しいものを食べ続け体重が増加した。それを元に戻すために、この1週間懸命に有酸素運動を行ってきた。それなりの成果は出ているが、今日からの旅でリバウンドしないか心配である。

だが、八幡浜にも日田にもおいしいお酒と名物料理が目白押しである。その誘惑には勝てないだろう。

体重増加は必然事項とあきらめて、北海道に戻ってから、地獄のトレーニングでダイエットに励むとしよう。・・・とはいっても、一旦北海道に帰っても、翌日には札幌講演、翌々日には再び福岡出張と続くのであるが・・・。






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激震の令和6年度介護保険制度改正に向けて今やるべき事


観測史上最高気温が更新されるなど、異常な暑さが9月に入っても解消されずに、「今年の秋はいつ来るんだ!!」と言われていた北海道・・・。

しかし先週あたりから風がめっきり冷たく感じられるようになり、日中でも外出の際は上着を羽織りたくなるような日もぼちぼち出てきました。季節はもう秋と言ってよいでしょう。

そして昨日から暦は10月に・・・1年の3/4が過ぎてしまいました。これから一気に年の瀬に向かっていきますね。

さて10月と言えば、毎年C-MAS全国大会が開催される月です。

10/13(金)13:00〜ビジョンセンター東京八重洲903(東京都中央区日本橋2-3-4 日本橋プラザビル9F)で開催されるC-MAS全国大会2023のテーマは、「激震の令和6年度介護保険制度改正に向けて今、やるべき事」です。

僕も講師及びパネルディスカッションのパネラーの一人として参加させていただきます。
C-MAS全国大会2023
講演テーマは、「令和6年介護保険法改正と介護報酬改定を斬る!」としておりますが、このテーマは主催者から与えられました。決して僕が上から目線で、受講者の皆様に何かを教えようとするものではありません。

講演時間は50分の予定ですので、介護保険制度改正・報酬改定の動向を簡単に整理したうえで、その中でも特に注目すべき点について、僕なりに分析したものを受講者の皆様にお伝えし、今後の事業経営の参考にしていただきたいと思っています。

その為今週中に講演プロットを立て終え、スライドづくりにかかる予定です。

僕以外の講師陣も、コーディネーターの小濱道博氏をはじめとして、井口健一郎氏・森剛士氏・辻川泰史氏・藤田英明氏・小林香織氏と豪華で多彩な顔触れです。(※各氏の詳しい略歴はリンク先のチラシをご覧ください

当日のタイムテーブルは以下の通りです。

13:00-13:05 司会挨拶
13:05-13:55 第一部 菊地の講演「令和6年介護保険法改正と介護報酬改定を斬る!
13:55-14:00 休憩
14:00-14:50 第二部 井口 健一郎氏講演「LIFE活用の実際と小田原福祉会潤生園の取組
14:50-14:55 休憩
14:55-15:45 第三部 森 剛士氏講演「在宅サービスにおける自立支援介護と要介護から卒業の本質
15:45-15:50 休憩
15:50-16:20 第四部 辻川 泰史氏講演 
16:20-16:25 休憩 会場設営
16:25-17:25 第五部 ディスカッション「2040年に向けた次世代の介護事業経営を考える
17:25-17:30 司会挨拶

アクセスも便利な場所ですので、どうぞ当日は会場までお越しください。名刺交換の時間もとれますので、この機会にご縁を結びましょう。






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介護事業の使命と責任


昨日は西明石の明石市医師会館で行われた明石市介護事業所連絡会居宅部会主催・ケアマネ対象研修会で、「介護支援専門員の使命と誇り〜きみのケアマネジメントに根拠はあるか」というテーマで、120分の講演を行った。
介護支援専門員の使命と誇り
担当利用者の暮らしを支え、自立支援を念頭に置きながら、暮らしの質をできる限り向上させるのが介護支援専門員に求められる社会的使命であるのだから、その使命を果たすためには根拠あるケアプランを立案して、豊かな暮らしを実現しなければならない。

介護支援専門員の誇りとは、その結果責任を常に追い求めて、利用者本位という言葉を建前ではなく、常に本音にし続けていくことであり、ケアプランはその宣言書である。
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明石市介護事業所連絡会居宅部会主催・ケアマネ対象研修会
明石市介護事業所連絡会居宅部会主催・ケアマネ対象研修会
明石市介護事業所連絡会居宅部会主催・ケアマネ対象研修会
そのための実務論を伝える昨日の講演には、明石市の居宅ケアマネの皆さんが多数参加してくださった。

講演後事務局の方からは、「受講されたケアマネジャーさんは、皆さんとても感動されてました。」という連絡もいただいた。参加者の皆さんに少しでも勇気と元気を与えられる話ができたとすれば、それ以上のことはない。
書籍販売&サイン会
書籍販売&サイン会
講演会場では、たくさんの方に僕の著作本を購入いただいた。それらの方には心を込めてサインをさせていただいたが、こうした光景もコロナ禍で会場での対面講演が途絶えていた時期はできなかったことである。

今後は、こうした機会を数多くいただいて、コロナ禍真っ最中に出版した僕の本をより多くの人に読んでいただきたいと思う。
講演主催スタッフの皆様と記念撮影
講演後に主催事務局スタッフの皆様と記念写真を撮った。スタッフの皆様、ありがとうございました。

講演は15時30分に終了し、僕は会場をあわただしく経って、西明石駅から新幹線に乗って東京に移動した。今日の葛飾区介護サービス事業者協議会主催認知症研修会で講演を行うための移動であったが、コロナ禍で久しく逢えなかった友人らと湯島で会食を愉しんだ。その様子は、「韓国料理は、コリア旨し。」でレポートしているので参照いただきたい。

今日は午前中のうちに講演会場入りして、現在準備をしているところだ。「認知症を知り、地域で支え合おう〜愛を積みながら認知症の人とともに歩む介護 〜」をテーマに、認知症の人の行動・心理症状に手が届く介護の方法論を伝える予定なので、ぜひ近くの方はお越し願いたい。

この講演は事前申し込みがない講演なので、来場者数の予測が不可能だ。いったいどれだけの人が会場に来てくれるか期待と不安が入り混じっている。

誰も来てくれずに、スタッフだけしか会場にいなかったらかなりショックだろうなと思ったりしている。・・・その結果は、あと1時間後にはわかることになる。

怖いなあ〜。






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HARUMI


医学は日進月歩であると言っても、こと認知症に対する医学は、なかなかその治療や予防に手が届く方向に進んでいない。

例えば認知症治療に使える新薬が約20年ぶりに承認を受けたと言っても、それは認知症を根治させたり、予防できたりする効果がある薬ではない。(参照:レカネマブ承認〜過度な期待は禁物

認知症に対して、現在医学の手はいまだに届いていないだけではなく、手が届く見込みもないと言うのが、今の現実である。

現在65歳以上で7人に一人が認知症であると言われており、2025年にはその数が5人に一人まで増えると予測されている。しかし軽度認知障害MCI)の人が増えている現状を鑑みると、そこに何か有効な対策が取られないと、認知症になる人の割合も数も予測より増えていくことになる。

それによって社会全体の介護負担が増えたり、認知症の人が事故に遭うなどする件数も爆発的に増えかねない。介護離職やヤングケアラーの問題も、認知症の人が増えるに従いより重たい問題となっていくだろう。

しかしどんなに認知症予防のための様々な方法が啓蒙されても、根本的な予防薬や治療薬がない限り、人類は認知症から解放されないのも事実だ。そして根本的な予防・治療薬について、少なくとも僕が生きている間には開発されないだろうと思う。

だからこそ生活習慣の改善など、日常生活の中での認知症の予防と、認知症になった人に対する対応の仕方が重要視されているのである。

その為には、認知症とは何かという基本を知り、誰しもが認知症になり得ることを理解したうえで、認知症の人やその行動を肯定的に捉える必要がある。いわゆる受容的な態度が求められるのである。

だがそれは、「言うは易く行うは難し」でもある。繰り返される行動や訴え・・・そのたびに同じ対応を繰り返さなければならないことに、心身が疲れ切ってしまう人も多い。

だが支援者にとっては同じ行動や訴えであったとしても、認知症の人にとって、それは今しなければならない行動であり、今訴えなければならない心の叫びなのである。それに対して根気よく向かい合ってくれる誰かを、認知症の人は探し続けているのである。

理解できない行動をとる人を奇異な目で目るのではなく、そういう行動をとらざるを得ない認知症の人という理解のもとに、その人がなぜそうした行動をとるのかを受容的に考え、その方が真に望む方向に寄り添うということが求められるのだ。

そうした態度に終始できる秘訣があるとすれば、突き詰めて言えば、それは人間愛を寄せて関わるということに尽きる。だが愛を寄せるエビデンスなんて存在しない。それは科学的思考ではなく、人としてごく当たり前の優しさや思いやりを忘れないということなのである。

どちらにしても認知症の人に今、確実に届くのは医療ではなく介護の手なのである。

ところで北海道のでは先日、下記のような報道がネット等をにぎわせた。
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7日午後、北海道帯広市のアパート玄関前に侵入したとして、80歳の元住人の男が逮捕されました。邸宅侵入の疑いで逮捕されたのは、住所は自称、帯広市に住む80歳の無職の男です。この男は7日午後2時ごろ、自称、自宅近くのアパート2階の部屋の玄関前の踊り場に、正当な理由なく侵入した疑いが持たれています。

警察によりますと、目撃した人から「玄関のドアを叩いてる人がいる」という通報を受け、警察官が駆け付けると、男が現場にいたため、調べをすすめ、その場で逮捕しました。80歳の無職の男は、かつて現場のアパートに住んでいたことがあり、取り調べに対しては「自分の家に入ろうとした」などと話しているということです。
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この行動は認知症の症状であることは明らか。見当識の低下による行動を、あたかも社会悪であるかのように報道する意味が分からない。

おそらく大事件が起きた翌日なら、決して取り上げられなかったニュース。報道すべき事柄に事欠いて埋め込んだニュースと思われるが、それにしても見識の低い報道記事である。日本のマスコミは、マスゴミでしかないことがよくわかる記事内容だ。

認知症の人や軽度認知障害の人に対して、もっと温かいまなざしが向けられる社会は実現しないのだろうか・・・。そうした社会の実現を目指して、9/23午後から「テクノプラザかつしか」で行う講演では、認知症の人に対しては、専門知識の前に、周囲の温かい愛情・理解的態度が必要であることを伝えたい。(※下記のポスター画像を参照ください
葛飾認知症研修ポスター
当日は、「記憶を失っても感情は失わないという証明」という記事で紹介した、認知症になり特養に入所した妻と、妻が自分のことを忘れてしまうと嘆く夫のエピソードも紹介する。

どなたでも申し込みなしに無料で参加できるので、是非当日は葛飾までお越しいただきたい。

実は今回のこの講演に、僕は別な思い入れがある・・・幼馴染で、幼稚園から中学を卒業するまで同じ学校に通っていた友人女性が、この講演を聴きに来てくれる予定になっていた。

彼女は都内の老健施設で看護師を勤めており、過去にも僕が都内で行う講演を何度か聴きに来てくれていたが、コロナ禍以後逢えない日が続いていたので、今回は4年ぶりに逢えると楽しみにしていた。

そのため講演が終わったら懇親会で呑みましょうという話を電話でしたのが先月の18日であった。しかしその日、彼女は夜勤で出勤後、職場で脳出血を起こし倒れてしまった。

救急搬送されて一命はとりとめたものの、意識不明の状態で、いつ何があってもおかしくない状態と聞き及んでいたが、残念ながら今週月曜日・9月18日の夜に帰らぬ人となってしまった。とても残念である。合掌。

だからこそ彼女が聴きに来てくれるはずであった今回の葛飾講演は、彼女のためにも魂を込めて、本物の認知症介護実務を伝えてきたいと気合が入る。

初七日も済んでいない彼女の魂も、天に召される前に僕の話を聴きに会場を訪れてくれていると思いながら話をしよう。

それでは葛飾講演に来てくださる皆さま、そして天に召された春美ちゃん、当日の会場で愛ましょう。






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実践ケースの紹介は自慢話じゃないよ


先日とある講演のアンケート結果が届いた。

その中で、「講師の説明はいかがでしたか」という質問に対し、8割以上の方が、「非常に良い」・「良い」と回答している中で、「やや不満」という回答者がひとりだけ居られた。

講演を受講しての感想は様々あってよく、受講者全員が感銘を受けたり、話した内容に共感することは期待していないから、「不満」と正直に答えてもらって全く構わない。そういう感想があって当然だろうと思う。

不満という意見を持つ人の中には講演内容に満足しないだけではなく、そもそも講師の見解が違うのではないかと感じている人も居ると思う。そんなふうに講演で伝えられたことに疑問を持ったり、話したことに対して反対意見を持つことは良いことだと思っている。それは自分の意見をしっかり持っているという意味だと考えるからである。

講師から得た情報や意見を受け止めたうえで、自分はそうとは思わないとか、そりゃ違うだろうと考えることにも意味がある。反対意見を持つことによって自分の考え方が明確になり、別な方法論を探そうという動機づけが生まれることもあるのだ。僕は若い頃そっちのタイプだった。

そもそも講演とは洗脳ではない。同じ意見を持つ人を集めて、お手盛りシャンシャンで終わるのでは意味がない。

よって今回のアンケートでやや不満であると回答されている人がいることについては不快でも何でもない。その人にとって求められる話ができなかったと残念に思うだけであり、是非自分なりの方法論を探してほしいと思うだけである。遠慮なく評価していただいて感謝したいと思う。
誰かの花になる介護
ただしやや不満に思った理由として、「自慢話が多いように感じたから」と書かれていたことには、「そりゃ違うよ」と反論しておきたい。

自慢話なんかしていないからだ。

今回の講演は、介護施設における看取り介護の実践を紹介しながら、今後の地域社会全体で求められる終末期支援の在り方を考えようという趣旨だった。

そこで話したことはすべて実践した結果である。実務を紹介したに過ぎないのだ。結果的にうまくいったことも、(本当はそうあってはならないが)うまくいかなかったことも話をしているはずだ。

こうしたから・こうなった、こうするためにもう少しこういう工夫が必要だったというエビデンスにつながる事実を話したに過ぎない。高慢ちきな話なんてどこにも存在しないのである。

例えば昨日更新した記事、「遺族から贈られた画像に込められた思い」で紹介したエピソードも紹介したが、それは最期の日であってもひとり暗い部屋で安静にしているだけが看取り介護ではないということを伝えるために紹介したに過ぎない。

それを自慢話に感ずるのは、そう感じた人の日ごろの実践レベルがあまりに低いものではないのかと疑いたくなる。それはある意味哀しいことだ。

そういう人が働いている場所にも介護サービスを受けているお客様が存在するからだ。そうであればその利用者の方々は、介護保険制度という同じ土俵の上で、同じ利用料金を支払っているのに、僕が居た場所の職員が行っているよりレベルの低いケア受け、生活の質も低い状態なのかもしれない・・・。それでは駄目なのだ。

介護サービスは敗者の上に、勝者がいてよいサービスではない。誰しもが勝者として、一定以上の質を担保したサービスを提供すべきサービスである。なぜならそのサービスを利用する顧客とは、要介護者等の方々であり、それらの人があまねく豊かな暮らしを送るためにサービス利用しているからである。

そうであれば自分が実践できていないレベルの話を聴いた際には、自慢話だと批判するのではなく、自分がそのレベルの実践者になるためにどうしたらよいのかと考えるべきだ。

せっかく研修という場に学びに来ているのだから、その程度の前向きの姿勢は持つべきだと思う。それができないのであれば研修会場に足を運ぶこと自体が時間の無駄である。

家で寝ておればよいと思う。






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未踏の地・せたな町での講演


全国の都道府県で僕がまだ講演を行ったことがない県は、山梨県鳥取県の2県だけである。

とはいっても講演を行った県であっても、市町村レベルになると、行ったこともなければその地名を耳にしたこともないような所はたくさんある。

僕の地元の北海道もしかりだ。さすがに地名を聴いてわからない市町村はないが、講演を行ったことがないどころか、そもそも足を運んだこともない市町村は数えきれないほどある。

そのようなところから講師依頼の声がかかると喜んで出かけていく。自分が生まれ育った北海道であるがゆえに、自分が生きている間にできる限り多くの地域に出向いて、そこの空気を吸いたいと思うのである。

そんな未踏の地の一つ、檜山振興局 の 久遠郡 にある、「せたな町」から講演依頼を頂いた。

講演場所は役場内のせたな町健康センター。せたな町主催、医療・介護従事者向け研修として行う講演であり、「医療・介護職員のメンタルヘルスケアストレスから身を護る自己覚知及び医療と介護の誇り」というテーマで、介護関係者だけではなく看護師さんなどの医療関係者も含んだ受講者に対して話をさせていただく予定になっている。

僕がかつて所属していた社会福祉法人の母体は精神科医療機関であった。その為、僕が社福の総合施設長を務めていた時期は、医療法人の理事として精神科病院に関わっていたし、もともとはソーシャルワーカーとして医療相談室と密接な関係にあったので、精神科病棟に入院しているメンタルヘルス不調者の実態も良く知る立場にあった。

よって今回依頼された講演テーマは、得意分野でもある。そこではメンタルヘルス不調を防ぐためのストレスコーピングについても紹介してくるが、勘違いしてほしくないことは、「ストレスに強い性格は存在しない」ということだ。

一般的には「几帳面でまじめな人・完璧主義で責任感が強い人は、ストレスを感じやすいタイプ」といわれるが、個人差が大きいのである。

むしろ性格やタイプだけで判断することは危険であり、普段と違う状態には敏感に対応することが、周囲の人がメンタルヘルス不調に陥らないようにするために一番求められることである・・・そうした話も盛り込んで講演は90分を予定している。そのあと30分のGWを行う予定だ。

対面式の会場講演であるがゆえに、講演後のGWは大いに盛り上がって意見交換がされる場面を最近数多く目にしている。今回も参加者の皆さんにとって貴重な場になるだろう。

現在受講予定者は34名とのこと。近い距離で、お互いの感情を触れ合わせながらの講演ができそうである。

その講演が明日予定されている。
登別市鷲別からせたな町の経路
僕の自宅の所在地である登別市鷲別町からせたな町役場までの距離は136.5km。公共の交通機関では何度も乗り換えが必要で不便で時間もかなりかかってしまう。そのため今回は自家乗車で現地に向かう予定を立てている。有料道路を避けて一般道だけを利用しても3時間弱でたどり着けるだろう。

せたな町は道南の観光名所としての有名な場所であり、風光明媚な景色が見られるのを今から楽しみにしている。自家用車で移動というメリットを生かして、フリーな時間を有効に活用して、せたな町の名所・名跡にも寄ってきたいものだ。

どんな見どころがあるかについては既にネット情報でリサーチを終えている。その際にDLした画像を利用して、せたな町の医療・介護関係者の方々にエールを送る動画を作成した。

とても素敵な景色が見られる動画となっているので、せたな町に行ったことがない人や、北海道の景色を堪能したいと思っている道外の方なども、是非参照していただきたい。

今回は午後6時からの2時間研修で、質疑応答なども併せると終了時間は20時を過ぎることになる。その為、せたな町で宿をとって翌日に帰る予定にしている。

夕食は研修後の遅い時間になるが、海の近くの日本旅館ということで、きっとおいしい海の幸も食べられると思う。今から楽しみである。

それではせたな町でお愛する皆様、明日はよろしくお願いします。






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グループワークは見えない絆づくりの場。


僕は昨日から愛媛県松山市に滞在している。「中堅リーダー育成のための2か年計画」で紹介した、愛媛県老施協主催の特別研修が今日から始まるためである。

この研修は各施設・事業所における、「リーダーを担う中堅職員」が受講対象者となっているため、40〜50人程度の受講者を見込んで企画されていた。

しかし5月に行われた施設長研修でその内容を説明したこともあってか、受講希望者が予想より大幅に多くなった。

受講定員は多めに80名としていたが、それを超えた99名の受講希望者があったそうである。

会員施設・事業所の熱意ある応募に対して、定員を超えたという理由で機械的に切り捨てることもできないので、応募者はすべて受講できるようにしたそうである。そのため多少会場が狭く感じることを了承くださいというメール連絡が事務局から入っている。

僕自身の講義についていえば、受講者が何人増えても全く問題はない。何人でもウエルカムである。

問題となるのはGWの進行に関してである。

今回の研修では、リーダー役を担う人同志が横のつながりを作る機会でもあるため、自由に情報交換ができる機会も創りたいと考え、講義180分+GW60分というプログラムを組んでいる。

本来ならグループメンバーは5〜6名が適切だとは思うが、99名となるとその人数構成ではグループの数が多すぎることになる。グループ数が多すぎると、助言者である僕が全グループをくまなく回ってアドバイス等ができない可能性が高くなるからである。

そのため今回は1グループ9名で10グループとして話し合ってもらうことにしている。

話し合った内容について発表機会も作っているが、全グループに発表してもらうとしたら、1グループ3分としても30分かかってしまう。それではせっかくのグループ討議の機会が削られてしまうので、事務局が無作為で選ぶ数グループの発表にとどめることにしている。

GWで話し合う内容は基本的に自由としている。日ごろ職員教育に当たって悩んでいること・他の事業所の方に知恵を借りたいこと・事業所独自の工夫や取り組みの紹介・本日の講演内容に関する意見や質問等なんでも有りだ。

それというのもGWの最大の目的は、繋がりづくりであると思うからである。

今日の研修で理解してもらいたいことは、講義の中ですべて伝えている。それを職場に持ち帰って咀嚼してほしいので、そのことだけに関して言えばGWは必ずしも必要ない。

しかしせっかく会場研修でたくさんの事業者の方々が一堂に会している中、参加者同士の交流やふれあいがないまま帰ってしまうのはもったいないと思う。

この会場で同じ講義を受講して、なにものかを感じ取った者同士が、その熱量が冷めない状態のまま他事業者の方と知り合って、互いに希望や悩みを相談し合えるようなつながりができるとしたら、それこそが財産だ。
見えない絆づくり
そのきっかけになり得る機会がGWだと思う。

一人ではできないことが、仲間とつながることで実現できるかもしれない。みえない絆づくり。それは決して消えることがない絆づくりでもある。

それがこのGWを通じて実現できることを期待している。

だからこそその場を、愚痴の言い合いにならないように、ポジティブな意見交換の場にしていくのが、事務局や講師・助言者の務めではないかと考えている。






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本物の介護とは人を幸せにするものです


昨日午後2時から配信したオンライン講演、「虐待防止」は168名もの方に視聴いただき感謝申し上げます。

配信元のシステムの不具合で途中講演を中断したりして、お聴き苦しい点があったことを深くお詫び申し上げます。まことに申し訳ありませんでした。今後の反省材料にさせていただきます。

今回の講演では、冒頭から実際に介護事業者を舞台に発覚した過去の虐待事例を複数ケース紹介いたしました。その中にはとても信じがたい卑劣な行為も含まれていたと思います。

このような行為が介護事業とは無縁なものであるようにしなければなりません。1件でもこうした行為が明らかになれば、発覚した虐待は氷山の一角に過ぎず、どこの介護事業者でも似たり寄ったりの虐待・不適切行為が隠されているのだろうと世間から疑われ、場合によってそれは介護事業=必要悪とみなされかねなくなります。

そうなってしまうとしたら、私たちはそういう職業に携わっていることを、胸を張って他者に誇ることができなくなります。むしろそうした仕事をしていることを隠さねばならなくなってしまいます。

あなたの家族はそのことを恥ずかしく思わないでしょうか・・・。
宿
しかし私たちがライフワークとして携わっている対人援助・介護事業とは、そのような恥ずべき職業ではないのです。

介護事業を通じて私たちが職業として行っている行為・仕事は、人の暮らしを豊かにして、人を幸せにする行為に他ならないのです。

それは介護という職業の使命でもあり、その使命を果たしていれば、私たちはそういう職業についていることを誰に対しても誇ることができるはずです。

在宅で暮らす方の中には、担当の介護支援専門員にいつでも相談できることを心の支えに生きている方がいます。胸の内・本音を語ることができる唯一の相手が介護支援者だと語る人も少なくありません。

施設入所者の方の中には、自宅で暮らすことにこだわるあまり、人の暮らしとは思われない劣悪な環境で長年放置状態に置かれていた人が、施設入所をきっかけにして生き方を再生し喜びに満ちた表情を取り戻す方がおられます。

昨日の講演では、母親を特養に預けたことを心苦しく思っていた娘さんのケースを紹介しました。

その娘さんが面会に行くとお母さんが、「昨夜ね、空気が乾燥してるなーと思ってたら、ケアさんがタオルを濡らして干しに来てくれたの。そして部屋を出る時に、布団のズレを直した後、寒くありませんかと優しく声を掛けてくれて、足元を軽くポンポンと叩いて空気を抜いてくれたのよ」と嬉しそうに話す姿を見て、自分のFBに、「介護職の気遣いはもちろんのこと、母親の笑顔が何より嬉しかった。」と書いています。

私たちは難しいことを求められているわけではないのです。ルーティンワークを黙々とこなすだけではなく、そこに「布団のズレに気が付く」という気遣いや、「寒くありませんか」とやさしく丁寧に声掛けする心配りが求められているだけなのです。

そのようなちょっとした配慮と丁寧さがあるだけで、誰かが幸せな気分になってくれるのです。それが介護事業の本質であり、私たちにはそういう結果をもたらすことが求められているのではないでしょうか。

そうした結果をもたらしていないとしたら、そこで行われているのは偽物の介護に似た行為にしか過ぎないのです。

そのような偽物の介護サービスが横行しないように、正しい知識と介護技術をきちんと得たうえで、それを伝えていく義務と責任があるのです。

そういう意味で、今後も様々なテーマでオンライン講演を配信してまいります。また全国どこでも依頼があれば、そうした話をするために足を運んでいきますので、聴きたいテーマの講演依頼の相談を遠慮なくしていただきますようお願い申し上げます。






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日常が戻った感を覚えた大阪2講演


火曜日から滞在している大阪はさすがに暑いです・・・昨日も気温が37度まで上がって、少しの時間でも外歩きは大変でした。

幸い屋内で仕事をする時間が長くて、暑さにダウンすることはないものの、これだけ暑い日が続くと水分補給をしっかり行わないと熱中症になる危険性もあるなと思いました。

特に高齢者の方は、暑さを感じられずに冷房を入れない状態で熱中症になる人も多いと聴きます。周囲の方が気を配るなどして、くれぐれもご注意いただきたいと思います。

大阪2講演後のそれぞれのオフ会でいただいたおいしい料理は、「信号はまだ、赤だし、渡れないよ。」と「私に何を、言わしに、来たの?」にアップしていますので参照してください。

ところで、一昨日豊中市で行った終活セミナーには、地域の高齢者の皆様がたくさん参加してくださり、会場は席を増やして対応するほどの人気ぶりでした。

このように対面式の集合研修会場に、たくさんの高齢者の皆様が集まってくださるようになって本当に感激でした。コロナ禍以後、高齢者の方は大勢集まる場所に足を運ぶことを躊躇う傾向にありましたが、やっと日常が戻ってきたように思います。

全国各地でこうした終活セミナーが復活してほしいと思います。それは人生会議の普及のためにも必要なことではないでしょうか。

終活とは死と向き合いながらも、最期まで自分らしい人生を送るための準備をすることなのです。

その際にエンディングノートに、「これまでの人生を振り返って記録する」・「残される家族のことを考え、伝えたいことを記録する」・「友人、知人、今までお世話になった人たちへの思いをつづる」・「やり残したことや叶わなかった夢などを書き出す」などを行うことで、これから先にできること・できないことの整理につながります。

それによって自分が人生の最期を、どこでどのように過ごしたいのかを、一番信頼できる人に伝え、託すことができます。

そういう意味で、終活とは自分らしい最期を生きるための準備であるともいえるわけです。

それは決して人生を後ろ向きに振り返る機会ではないのです。自分の人生を意味あるものと認識し、残りの人生をさらに豊かに生きるための活動が終活だと捉えてほしい思うのです。

そうした内容を伝えていますので、ぜひそうした話を聴きたい・伝えたいという方は、終活セミナー講師依頼もしていただきたいと思います。連絡はメールなどでぜひお気軽にお願いいたします。
棚田
さて話は変わりますが、昨日は上本町の大阪市立社会福祉センターで大阪市老連主催・看取りケア研修会の講師を務めました。会場のキャパいっぱいの受講者の方が足を運んでくれた120分講演も盛況のうちに終えることができました。

会場では僕の著書販売も行いましたが、行列ができるほどたくさんの方に本を購入いただき、出版社の担当者も喜んでいました。ありがとうございます。

僕の著作本は、ネットからも取り寄せることができますが、やはり一番売れるのは講演会場での販売です。しかしコロナ禍以後は、なかなか会場講演ができない時期が続きましたので、コロナ禍の真っ最中に出版された本は、皆様のお目にとまることも少なかったかもしれません。今後は講演会場での本販売とサイン会も、その機会が増えると思いますので、どうぞよろしくお願いします。

僕は今日、一旦登別の自宅に帰ります。今日の登別市の最高気温は28度予報。登別市のこの時期の気温としてはまだまだ高い状態ですが、大阪よりはかなり涼しく感じると思います。

今月はこの後、愛媛県松山市と宮城県角田市で講演を予定していますが、次に関西に来るのは9/22の明石市での講演となります。

その際は明石市介護事業所連絡会居宅部会の皆様に向けて、「介護支援専門員の使命と誇り」というテーマで、求められる介護支援専門員の利用者との向き合い方・適切なケアマネジメントの方法などについて話しますので、どうぞよろしくお願いします。

それでは、これから伊丹空港に向かいます。今回大阪でお愛した皆様、ありがとうございました。次にお愛できる日を楽しみにしています。
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鳥肌が立つ話と言われても・・・。


僕は今、新千歳空港のさくらラウンジでこの記事を更新している。

今日は自宅近くの停留所から9:14発の高速バスを利用して新千歳空港までやってきた。これから伊丹空港行きの便に乗り込んで大阪に向かう予定である。

今日は伊丹空港到着後、そのまま空港近くの地域密着型特別養護老人ホーム・アイテラス利倉(大阪府豊中市)さんにお邪魔して、同ホーム主催の地域住民向け・終活セミナー講師を務める予定になっている。

アイテラス利倉さんとのお付き合いはコロナ禍以前からのもので、もう数年続けて社内の職員研修講師を務めている。

今回は初めて社外の方が受講対象となるセミナーということで、いったいどのような方が受講してくださるのか、期待と不安の両方の気持ちが織り交じっている。

一体どれくらいの住民の方々が訪れてくれるのか予測もつかないが、受講人数に関わらず、人生を豊かにする終活という意味を伝えたいと思う・・・終活を話題にすると、そのようなことに気を配るより、人生をもっと愉しんで生きることに気を配るべきだと論評する人がいるが、終活とは単に死に備えることに留まらないのだ。

それはこの世に縁を結んだ人や物や事象など、様々なものを振り返って、お別れの支度をしながら、終末期に向かう自らの生きていた証を確認することでもあり、まさに人生を最期まで豊かにすごるための活動だということを理解してもらえるような話をしたいと思う。

そのような終活の一つとして、人生会議(ACP)の重要性が叫ばれる中、その情報提供を含めた終活セミナーは益々重要性が増してくるが、コロナ禍では感染を恐れた高齢者対象セミナーは完全に消滅していた。

今回はその復活という意味合いも含めて、「終活とは何か〜エンディングをデザインするために」をテーマに話をする予定だ。

地域住民の皆様が貴重な時間を使って、わざわざ会場に足を運んでくれた時間を無駄にしないように、明日からすぐ実践できる終活の具体例を示してきたいと思う。

セミナーの後は天王寺まで移動して、あべのハルカスで懇親会の予定である。

そのあとは定宿に泊まって、明日は上本町の大阪市立社会福祉センターで行われる、大阪市老連主催の看取りケア研修の講師を務める。
大阪市老連主催看取りケア研修会
大阪市老連さんとの付き合いは、アイテラスさんとの付き合いよりもっと長く、東日本大震災の2年ほど前からだったと記憶している。それ以来毎年複数回研修講師としてお招きを受けている。

コロナ禍ではオンライン講演で対応していたが、配信場所は市老連さんが入っている社会福祉センターだったので、緊急事態宣言下でも大阪にはお邪魔して事務局の方とはお会いしていた。そういう意味で、居心地の良い空間で親しい方々とタッグを組んで講演を行うことになる。

数多くの受講者が集う予定なので、本物の看取り介護の在り方を、実務に即してきちんと伝えるように心がけようと思う。

ところで先日ある講演を行った会場で、受講者の方に声を掛けられて、「先生の話を聴いて、鳥肌が立ちました」と言われた。先方の方はどうやら、「感動した」という意味でそう言っているらしい。

しかし「鳥肌が立つ」という言葉は、「総毛立つ」と同じで、激しく恐怖する様子を現すものだ。

鶏の毛をむしると、ブツブツした肌が現れるが、恐怖を覚えると肌がそのようになるという意味で、「鳥肌が立つ」という言葉で表現されるのだ。

つまり、「先生の話を聴いて、鳥肌が立ちました」の本来の意味は、「あなたの話を聴いてぞっとした」という意味であり、本来なら講師に対して面と向かって使うには失礼な言葉と言えるものだ。

しかしテレビ等ではタレントが、感動したという意味で、「鳥肌が立つ」という言葉を使う場面は少なくない。

そういう意味ではもうすでに、「鳥肌が立つ」という言葉の本来の意味は失われて、深い感動を現す意味の言葉になってしまっているのかもしれない。

僕にとってはそのことこそ、「鳥肌が立つ」思いなのである。
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興味をひかれた介護機器


(株)ブティックスさんが主催する、ケアテック札幌という道内最大の介護・医療展示会には3年連続講師としてご招待を受けている。

しかし最初に呼ばれた年は、新型コロナの緊急事態制限の真っ最中で、受講申し込み者の参加辞退が相次ぎ、会場は人がまばらだった。

昨年は緊急事態宣言は発令されていなかったものの、イベント参加自粛の空気感はまだ強く残っていたので、前年より人出は多かったものの、会場の広さに比すると少し寂しい人出であるような気がした。

しかし今年は3つある駐車場の最大のものは満車で埋まり、会場も人出が多く、講演受講者の数も間違いなく増えていた。(下記画像は展示会場の一風景)
アクセスサッポロ展示会所
僕は昨日午後3時から、「理不尽なクレームから職員を守るカスタマーハラスメント対策」をテーマに講演を行ったが、あまりメインテーマにならないような地味なテーマの講演であるにもかかわらず、大きな講演会場が満員となった。

受講者の皆様ありがとうございます。

ところで講演会場につながる展示会場では、様々な介護・医療関連の機器類等が展示されていた。

最新のICTやAIロボット搭載機器、介護食関連のブースが多数並ぶ中、僕が一番興味が引かれたブースは、全自動車椅子車輪洗浄機のブースだった。

このブースがなぜ僕の目に留まったかというと、僕がかつて総合施設長を務めていた特養において、車椅子利用者が外出するたびに、帰園時のタイヤ清掃のために、職員が大きな労力をかけていたことを思い出したからだ。

特に外出行事を行うと、たくさんの利用者が一斉に帰園するので、その際にはたくさんの職員がバケツと雑巾を使って、玄関前で車椅子のタイヤ清掃を行う姿が見られた。その姿はとても大変そうに僕の目に映っていたので、当時それを何とかできないものかと考えたことを思い出したのである。
全自動車いす車輪洗浄機
この洗浄機は、利用者が外出から帰った居り、そのまま車椅子に乗ったまま入口スロープから進むだけで、前輪も後輪も自動的に洗浄できるという優れものだ。
全自動車いす車輪洗浄機
前輪が洗浄液を含んだ洗浄筒の部分にかかると、自動的に通行を止め筒が回転し始めタイヤが洗浄できるのである。洗浄液に消毒剤を入れて除菌することも可能とのことだった。

車輪以外の手足やほかの物が筒に触れると、筒が回転を止める安全措置も取られているので、巻き込み事故も防止できる。

僕が社福トップであった際に、この機器があったなら迷わず購入していたことだろう。

新型コロナ感染予防対策も新しいステージに進んでおり、施設利用者の外出支援も積極的に行わねばならない時期である。こうした機器をその際に利用してみてはいかがだろう・・・それともいまだに外出制限をかけているという施設があるのだろうか。もう制限根拠(感染分類等)が無くなったので、クラスター感染が発生していない限り、制限は身体拘束・権利侵害なのでご注意いただきたい。

ところで昨日の展示会では、僕が講演を行う一足早い時間に、(株)ケアレジェ代表取締役 で、札幌市介護支援専門員連協理事 の高松 誠さんが講演を行っていた。
高松 誠さんとツーショット写真
ご挨拶してツーショット写真も撮影させていただいた。こんなふうに仲間と直接お会いできる機会が増えたことも嬉しいことである。

それにしても昨日の札幌も暑かった。気温は30度を超え、風がないためじりじり肌が焼けるような屋外であった。

こんな日に涼しい会場で講演が行えるのは幸せだった。

今でも自宅でオンライン講演を配信することが少なくないが、北海道の一般家庭で全部屋にACがある家庭は少ない。僕の家も居間にはACを設置し涼しい環境が創り出せるが、オンライン配信を居間で行うわけにはいかず、書斎と称する自室から騒音対策として窓を閉め切って行っている。その為、室温は外気温度より高くなることが多く、昨日のような気温の日なら蒸し風呂状態で、汗をかきながらのオンライン配信となったろう。

来週も大阪で2講演を予定しているが、どちらも涼しい会場講演なので、大阪の猛暑も苦にならずに、受講者の皆様と繋がりあえるだろうと思っている。大阪の皆様、会場で愛ましょう。
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介護事業の進む道を指し示すために行ってきたこと


先日とある法人の管理職・リーダー向けオンライン講演を行った。

そこでは管理職・リーダーの方々が部下に直接伝えなければならない、『介護事業に携わる者の使命と責任』とは何かについて、僕の実践をもとに話させていただいた。

つまりそこで語ったこととは、実際に僕が行ってきたこと、現在も僕の後輩が行っていることであり、フィクションは何一つ入り込んでいないのである。

そうした実践論を話した後に、当日は質疑応答の時間をとっていなかったため、後日事務局担当者より受講者の質問をまとめたメールが届き、それに対して回答した。

その質問内容は、このブログ読者の皆様も興味がわく内容ではないかと思ったので、今日は質疑応答形式にしてここで紹介しようと思う。

ということで下記を参照願いたい。

質問 伝えるスキルについて、どのように鍛えられたのか教えていただきたいです。(例えば参考の書籍など)
回答:特に鍛えたつもりはありません。自然と備わったということになるでしょうか。一つ言えることは、良い作家は良い読者からしか生まれません。そういう意味で、伝え方は「伝え方」を学んでもうまくなりません。よき聞き手となり、どのような語り口がわかりやすいかを、聞き手の立場で考えることが大事でしょう。同時に優れた伝達文を読む習慣を持つことが大事です。新聞は真実を伝えませんが、事実を解かりやすく伝える文章なので、毎日新聞の報道文を読む習慣を持つことで、伝え方も上達すると思います。

質問◆Ю萓犬了楡澆任詫諭垢平Πの方が、現場で工夫をされている。職員の方に対してどのような取り組みや研修をされておられるか知りたいです。
回答:僕が総合施設長として、全職員に伝えたい事柄については、僕自身が講師役になって、全職員が受講できるように、複数回同じ講演を行って周知に努めていました。また外部研修も、単に伝達研修を行うのではなく、外部研修参加者は、内部研修講師として、研修を受けた同じテーマで法人内で講義を行う形式で伝達していました。

質問:虐待でよくグレーゾーンという言葉を耳にすることがあるのですが、そもそも虐待行為にグレーゾーンはないと先生はおっしゃっていますが。言葉遣いであったり、そのあたりを詳しくお聞かせ願いたいと思います。
回答:例えばタメ口とは、年下の者が年長者に対等の話し方をすることを意味し、親しみを表現する言葉遣いではなく、顧客に対しては、「失礼な言葉遣い」です。そうした言葉遣いを放置して従業員が顧客に接していた場合、顧客側から、「失礼な言葉遣いをされて傷ついた」と言われてしまえば、それは心意的虐待行為そのものです。言い訳がききません。家族そのものではない介護サービス従事者が、家族と同様のタメ口で利用者に接することで失礼と思われてしまえば、それだけで過失責任は生ずるのです。ここにグレーゾーンは存在しません。そういう意味で相手がそこまで傷つかないとしても、傷つく可能性のある言葉遣いをしているというだけで虐待なのであり、ここは真っ黒です。

また悪気がないから虐待・不適切行為に当たらないということも間違った考えです。虐待当事者に悪気がなくとも、行っている行為が不適切だと認められた場合、その結果利用者が精神的あるいは身体的に傷を負った責任は問われることになるのです。だからこそ介護サービスの場では、顧客である利用者に対して、顧客対応としてふさわしい対応ができているかどうかが問題となり、必要最低限の顧客対応が取れるようにしておくことが最大のリスクマネージメントなのです。

質問ぁГ翰用者を中心として周りにいる支援者が一歩下がって対等に話し合う為の連携の取り方のポイントはありますか。また、職種と連携をとる為のポイントについても教えていただきたいです。
回答:利用者ではなく顧客意識を忘れずに、私たちはお客様あっての職業に就いており、それがたまたま対人援助という人の暮らしに深く介入させていただく職業であると意識することが大事です。そして利用者本位を建前ではなく本音にするプロが対人援助職なのだと、繰り返し伝えなければなりません。ケアプランはその宣言書です。

またや対人援助における多職種連携の基盤は、他職種の理解というより先に、自分以外の他人を理解しようとする姿勢が求められることを忘れてはなりません。他のメンバーの役割りや思いを理解しようとしない限り、チームのパフォーマンスは上がらないし、課題解決には結びつきません。それは自分自身が使命を果たせないという意味なのだから、チームケアが不可欠な領域において、チームメンバーを協力者として理解する態度がない限り、プロとしての責任は果たせなくなると理解すべきです。そして多職種連携とは、人に頼る前にチーム内で自分の役割を叱り果たすことだということを忘れないことが大事です。その役割を果たしたうえで、自分の力に余るところや専門外の事柄について、他職種にコンサルテーションを求めたり、力添えをしてもらうという意識が必要になります。

質問ァ毎日風呂が増える事で残業や、光熱水費等のコストは問題にならなく実施出来たのか。
釣りのレクリエーションで休みの日に出て来た職員の対応は時間外ですか。そういったものはコスト度返しで実施していくべきなのか。サービスの質を上げる事とコストについて管理的な立場としてどういう考え方をすべきか教えていただきたい。
入浴回数を変更したり、長時間の外出支援を実施するにあたり職員の反発はありましたか?その後全職員からの理解は得られたと感じますでしょうか。

回答:僕の法人は源泉かけ流しの天然温泉が売りの一つでしたので、毎日入浴支援していない時期も、お風呂は24時間365日使える状態でした。また入浴設備内のシャワーの源泉は、水道水ではなく飲料につかえる井戸水(自家水)でしたので、この面でコスト問題はあまり問題となりませんでした。勿論、入浴人数が増えることで電気代等はアップしますが、それは介護の品質アップと地域の高評価にもつながることであって、必要なコストと考えてよいと思います。

入浴回数の変更は職員から大反発がありました。その中には反対のための反対意見も少なくありませんでした。しかしそれは法人として必要としていることを説明し、それに納得できない方は辞めていただいて結構という態度で、トップダウン方式で実施しました。その後、反対意見を強く口にしていた職員も、地元の老施協の研究大会で、自分の施設は毎日利用者が入浴可能な施設であることを自慢するかのような研究発表をしていましたよ。

質問Α理念やビジョンに沿った、達成基準が明確な目標設定の方法について。
「施設の適切な目標」を文章化するための、具体的なプロセスや文章、数値等など参考にさせていただきたいです。

回答:自分の言葉を持つことが大事です。そのうえでやれること、できることを1段階ずつ踏まえて目標設定することが大事でしょう。理想とは達成可能な目標であり、今できなくとも、段階を踏んで絶対に達成するという強い意思と信念をもって、取り組むことが大事で、その取り組みを具体化する言葉が目標になります。例えば、毎日入浴支援ができた後には、夜間入浴も実施しましたが、まず週に何回夜間入浴の取り組みができて、その際に何人入浴支援ができるのかという数値も、いきなり希望者数全員ではなく、週に1回一人から始めてよいわけです。その取り組み過程で、工夫を凝らして回数や人数が増えていくことを目指せばよいだけの話です。

質問АЬ鐚韻世間の非常識となってしまう、そもそもなぜ介護従事者がそのような心理になる傾向があるのでしょうか。
回答:講義で話したように、神経はどんどん鈍い方向に流されていくので、小さな感覚麻痺がさらなる感覚麻痺を生み、小さな不適切ケアが大きな虐待に発展します。そこを防ぐために小さなほころびを繕う「介護サービスの割れ窓理論」が求められるのです。
特に介護事業者は、暮らしの支援をする中で、利用者の陰部に触れたり、人の一番恥ずかしい部分に介入する仕事ですから、それが当たり前にできるだけで、人前に陰部をさらけ出してケアを受けることも当たり前なのだという感覚麻痺にも陥る仕事であるという理解が大切です。でも本当は誰しもが、人前に自分の陰部をさらしたくはないし、排泄ケアなんて受けたくないのです。それを忘れないことが大事です。

質問─Щ愼蛙Δ箸靴董⊆分の価値観や考え方が強く指導や助言の受け入れが難しい職員に対してのかかわり方を教えていただきたいです。
回答:教育指導法としては、部下に対し説得するのではなく、納得できるように伝えること、認めながら逃げ道も作って、アフターフォローも欠かさないなどの指導法が求められます。

しかし法人の方針としてやるべきことを伝えているにもかかわらず、それが受け入れ難く実行できない方については、法人の方針を相いれないということで、命令違反の常習者となるという意味で、法人にふさわしくない人材として辞めていただくなどの厳しい態度も必要になります。

質問:施設の方針等について、全職員が理解して同一方向の介護意識を持っているような印象を受けたが、そこに至るまでの紆余曲折な意識改革や思案等があれば参考にしたい。
回答:一つの方針を打ち出した際に、その瞬間から全員が同じ方向を向いて、一致協力するなんてことはあり得ません。必ず抵抗勢力や反対勢力が跳梁跋扈すると想定しておく必要があります。その反対意見に耳を傾けながらも、必要なこと・すべきことを丁寧に、かつ根気よく経営者自身が伝えます。
その方針どうしても従えない人は、他の職場を探していただきます。それくらいの覚悟をもって、介護サービスの高品質化に取り組んできました。

質問:介護人財難でいろいろな人が入職し質の低下を感じています。職業人として、専門職としての意識付けの難しさをについてお聞きしたいです。
回答:採用段階で人手が足りないから、スキルに問題がある人であっても誰でも採用しては質の低下は否めません。人が足りなければ、事業の一部を一時的に休止してでも、良い人材をより求めて、高品質サービスができる介護事業者で働きたいという動機づけを持った人を探すことが大事です。7/19付で更新している、僕のブログ「他と同じ人材対策では効果は出ません。」を参照ください。

以上、参考になれば幸いです。
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批判大いに結構。だが反論は実践で示すべし。


僕は現在、介護関連の情報・知識を全国の関係者に伝え、解説する仕事を主にしている。

講演という形で情報・知識を伝える機会が多いわけであるが、そうした場で僕の話を聴きに来る人たちは子供でもなく学生でもなく、社会人として一定の技術や知識を身に着けている人たちである。

仕事を通じて一定の価値観も持っているそれらの人たちに対して、僕が単純に物事の良し悪しを教えるような講義をしても始まらない。

ましてや人格を築くため・磨くための教育を行おうなどと、おこがましいことはこれぽっちも思っていない。

ただただ・・・根拠に基づく正しい情報を提供し、事実の中に隠されている真実などを、自分の考えとして自分の言葉で伝えているだけである。それを求めてくれる人がいる場所で、求められている話をしているのである。

それをどう受け止めるのかは、受講者の方々自身の問題であって、こうならなければならない、こう考えるようにしなければならないという何ものも存在していない。

僕が伝えることの中には、介護技術のノウハウを伝える内容も含まれているが、それは僕が自分の実践の中で見つけたノウハウであり、それを実践することで介護サービスの品質が向上し、顧客満足度が高まると思える方法論だ。その方法を身に着けることが、即ち顧客の福祉向上・QOLの向上に繋がり、かつ事業者収益にも結び付く新しい実践論として伝えている。

だがそれを参考にして、自らの実践を変えようとするかどうかは、受講された方の判断の問題である。そこまで強制はできるわけがない。
マイウエイ
講演では、介護事業という対人援助サービスの思想・信念に関することを話す機会も多い。

それはある意味、イデオロギー教育という意味にもなろうと思う。

ここでも勘違いしてほしくないことがある。イデオロギーを持つことは大事ではあるが、この世に偏らざるイデオロギーなど存在しないということだ。唯一無二の確固たるイデオロギーなどあろうはずもないのだ。

しかし世に確固たるイデオロギーなどないからと言って、教える立場である僕が、自分の思想・信念に迷って確固たる思い入れもない状態でものを伝えても意味がない。教わる方は戸惑うだけだろう。

だから僕自身の信念は確固たるものとして伝えている。だからといって、受講者がそれをすべて迷いなく受け入れろというのは乱暴な話だろう。それは洗脳とも批判されて仕方ない行為である。

よって受講者の方々は、諾々と講師の弁を受け入れる必要はないわけであるし、講師の弁に対する批判の精神を忘れてしまってよいわけがないのだ。

むしろ受講者には話し手の考え方を否定する権利があることを常に意識してほしい。

そういう意味で反論大いに結構・・・しかし反論するだけで終わってもしょうがない。実践論に対して反論するのであれば、それに勝る結果を示す実践を伴わねばならない。その方法を万人に伝える言葉を持たねばならない。

ただ違う・反対で終わるのは卑怯でしかない。そこをはき違えてはならない。

伝える側にも心せねばならないものがある。それは常に自己批判をし続ける必要があろうということだ。そして変革を恐れない意識も必要だ。

そんなふうに伝える側と伝えられる側、双方が切磋琢磨するという意識や姿勢が学びを知識と知恵につなげていくのである。

そもそも講師は神ではないのだ。教育の一端を担って教え育むことはできても、人を造ることなど出来はしない。そこをはき違えると歪む。勘違いすると驕り高ぶることになる。それは醜い姿でしかない。

自分はそういう姿を欲しないし、他人のそういう姿を見たくもない。
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喜ばれているGWの復活


コロナ禍の中で一般化が進んだオンライン研修。

遠隔地に住んでいて、なかなか研修会場まで行けない人にとって、オンライン研修は自分が聴きたい話や講師を自由に選んで、今いる場所で受講できるという意味で非常に便利なツールである。そのためオンラインで研修を受けられることは、自らのスキルアップのための得難い機会となっていると感じている人も多いだろう。

この便利さは今後の社会でも間違いなく重宝されていくだろう。

しかし会場で講師と受講者が対面する研修が必要無くなることもない。会場で講師の生の声を聴きながら学ぶということは一番集中できる方法で、講師の言葉が頭の中に入りやすいからである。

現に新型コロナウイルスの感染法上の分類が、2類から5類に下げられた今年度は、続々と会場研修が復活している。

僕も3年ぶりにお招きを受けて、現地にお邪魔して講演する機会が格段に増えている。それ自体がとても嬉しいことだ。何故なら、そこではオンラインでは不可能な直接的な出会いがあるからだ。

オンラインでも繋がり自体はできるし、コミュニケーションも十分に交わすことは可能である。しかし実際に出会って・語り合って初めて通ずるものがある。それが人間という感情豊かな存在の特徴であると思う。

その為ウイズコロナに変わっていく社会の中では、会場とオンラインの両者を選ぶことができるハイブリット研修が行われる機会も増えていくと思われる。

ただしオンラインでは集中できる時間が短かったり、ながら研修になりがちだということを考え、かつ会場で同じ業種・職種の仲間との関係性を深めてもらいたいとして、オンラインを併用しない会場研修を実施するという考え方もある。それは受講スタイルの選択性が広がっているとしてポジティブに考えてよいことだろう。

さてそんな中で、グループワーク(以下、GWと略して記載する)を同時に行う研修も増えてきている。
グループワーク
勿論、オンラインでもチャンネルを分けるなどしてグループワークを実施することは不可能ではない。しかし会場でお互いの体温を感じて話し合いながら、波長を合わせるGWでは、伝わり方がオンラインとは異なるし、グループメンバーの後々の関係性につながりやすいというメリットがあり、会場研修でのGWは参加者から歓迎や評価の声が数多く挙がっている。

実は僕自身は、GWに参加することを苦手にしていた。というのも僕は意外と人見知りで、知らない人とグループになって話し合うことは好きではないタイプだったからだ。

とはいえGWは、講演で得た情報を実際に現場でどう生かすのかなど、それぞれの事業者の個別のノウハウを知ることができたり、自分が受けた講演を他の受講者が聴いてどう感じたかを確かめることができるなどのメリットも多い。

また講演内容を離れて、それぞれの事業者での独自の取り組みなどの情報を得る機会としてもすぐれている。

そういう意味でもGWの復活を待ち望んでいた人が多いように思う。現に復活した研修会場でのGWの盛り上がりぶりは目を見張るものがある。

僕も助言者やコーディネーターとしてGWに参加させてもらっており、そこに参加している方々の熱心な討論に目を奪われる思いをしているところだ。

コロナ禍で一時期停滞していた外部研修機会も増えているし、スキルアップできる機会や方法の選択肢も広がっているので、そうした場に参加して大いに自分を磨いて、自分を高めて、あなた自身が介護業界の未来を照らす光になってほしいと思う。

誰かのあかい花になるために・・・。
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カスタマーハラスメントから護るべきものは何か


毎年全国6カ所の会場で開催される、「CareTEX」は、介護や福祉・医療に特化した大規模な展示会である。

ここでは様々な介護の専門家が集い、展示された最新機器の情報交換を含めた商談が行われるほか、各種セミナーも開催されて、最新知識の獲得にもつながっている。

このように北海道の介護業界においても最大級の商談型展示会となるCareTEX札幌2023が7/26(水)〜2日間の予定で開催される。
(※来場事前登録すると、入場料が無料となるので、是非登録したうえでおいでください。)

会場は去年に引き続き、札幌市白石区流通センター4丁目のアクセスサッポロである。
※同会場は云わずと知れた5000m2の大展示場を有する施設。各種イベント・見本市・展示会やコンサート・集会・会議等のコンベンション施設として最適な多目的スペースです。

僕はこの展示会の中で行われる専門セミナーの講師として招待を受けている。

この展示会で講演を行うのは、まだ会場が札幌コンベンションセンターであった2年前からのことであるが、ずっとコロナ禍の中での開催だったので、昨年までは大展示会としては来場者もそう多くはなかったと思う。

しかし医療と介護の講師陣が揃う中で、昨年の札幌会場で受講者数が一番多かったのは僕の講演会場でもあった。

今年は、コロナウイルスの感染症分類が変更され、各地で会場講演が復活する中での講演なので、それ以上の来場者を期待している。お近くの方は是非会場までお越しいただきたい。
CareTEX 札幌2023講演
僕の今年の講演は、初日の7/26(水)15:00〜16:00の予定となっており、「理不尽なクレームから施設と職員を守るカスタマーハラスメント対策」というテーマである。

カスタマーハラスメント対策の重要性とは、これを放置しておくことで、従業員のモチベーションが低下し、事業全体の生産性が低下するおそれがあることと、カスハラによって精神的ダメージを負い、離職や休職に至ってしまう従業員が増える恐れがあることだ。

それは介護人材不足に拍車をかけるリスクと言ってよいものである。

だが難しいのは、利用者やその家族のクレームがすべてカスタマーハラスメントとは言えないことである。

カスハラ対策が正当なクレームまで排除することに繋がれば、企業倫理が問われかねず、顧客ニーズからかけ離れた事業運営に陥りかねなくなる。

そうならないように、僕が7/26にアクセス札幌で行う講演では、「正当なクレームとカスタマーハラスメントの区別」についてわかりやすく解説し、その対策を示す予定だ。

同時に、「カスタマーハラスメントから護るべきものは何か」をも明らかにする予定だ。

この本質を間違えてしまえば、カスハラ対策はいつの間にか不正や不適切サービスの隠ぺい体質に変質してしまい、別な意味で社会からの批判と糾弾を受けかねない。

そうならないために必要な知識を備えてほしい。

ということで、CareTEX札幌2023の文字リンクをクリックして詳細を確認いただいたうえで、特に初日26日(水)15:00〜の僕の講演を聴き逃しないようにお願いしたい。

それでは、皆様と会場でお愛できるのを楽しみにして待っています。
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海鮮丼は豪華でうまくとも高けりゃ意味はない〜室蘭・海のめぐみ


今現在、登別は雨が降っていますが、先週末から昨日まではずっと良い天気が続いていました。

澄んだ青空が広がって気持ちが良いのに加え、最高気温は20度前後なのでとても過ごしやすかったために、思わず外に出て青空の下でレジャーとしゃれこみたくなりました。しかし仕事が立て込んでいた僕は家に籠ってデスクワークで一日が終了という感じでした。

今週から取り掛かっているのは、7/26(水)に札幌で開催される介護業界最大級の商談型展示会『CareTEX札幌’23』での講演スライド作りです。

僕は展示会初日の7/26(水)に、「理不尽なクレームから施設と職員を守るカスタマーハラスメント対策」というテーマで講演を行います。(※講演時間は15:00〜16:00の予定です

ハラスメント関連の講演は過去にも幾度か行ってきましたが、そこでは介護事業者におけるパワーハラスメントモラルハラスメントセックスハラスメント対策を中心にして話をすることが多く、カスタマーハラスメント対策だけにスポットを当てて話す機会はありませんでした。

7/26の講演はカスタマーハラスメント対策に絞って、じっくり60分かけて話をします。今現在は、その切り口を考えたりしている最中で、具体的なケースを紹介して対策を理解できるようにPPTスライドを作成しています。

とても興味深い講演となりますので、道内の方は是非7/26はアクセス札幌までおいでください。詳細は、こちらで確認してください。会場でお待ちしています。

さてそんなデスクワークの疲れをとるために、昨日は気分転換にお昼に外食してきました。そこで、とても安くておいしい一品を見つけましたので、皆さんにも紹介させていただきたいと思います。

僕が住む登別市は、北海道地図の向かって左下の海岸線に位置しています。当然のことながら海の幸にも恵まれています。

登別市は隣の室蘭市と生活圏域がほぼ同じと言ってよい地域です。特に僕の自宅がある地域は室蘭市との境界にあって川の対岸は室蘭市です。そのため僕が買い物や飲食に出かけるのは、ほぼほぼ室蘭市内です。

昨日のお昼もJR東室蘭駅に近い室蘭市中島町という繁華街にある、魚屋さんのイートインコーナーで食事を摂りました。まずはその画像をご覧ください。
四色丼&蟹の鉄砲汁
海鮮4色丼と蟹の鉄砲汁です。これでおいくらだと思いますか?答えを出す前に、4色丼と鉄砲汁をそれぞれピックアップした画像をご覧ください。
四色丼
鮪と黒そい(室蘭名物の白身の魚です)、鯵といくらがたっぷり乗っかり、ワサビと生姜が添えられています。お刺身はどれも新鮮で、旨いとしか言いようがありません。いくらの醤油漬けもしょっぱすぎず良い味です。量もたっぷりですね。
蟹の鉄砲汁
鉄砲汁には、身がたっぷりつまったズワイガニの足が隠れています。

この4色海鮮丼と蟹の鉄砲汁のセットで、なんと税込み1.200円です。しかも痛風が心配の方などで、いくらはいらないという方は、いくらなしの3色丼にすれば税込み1.000円になります。

今月の初めには期間限定で、うに丼とウニいくら丼が特別価格で食べられました。(現在は終了)
海のめぐみ
この2種類の丼は、税込み1.500円でした。安いと思いませんか。

豪華でうまくとも二千円も三千円もする海鮮丼ならどこにでもあるでしょう。しかしこの値段で、この鮮度の海鮮丼が食べられるお店は、北海道でもなかなか見つかりませんよ。

こちらがこの海鮮丼を食べることができるお店、「海のめぐみ」です。
海のめぐみ
もともと居酒屋だった店舗で、現在も夜は焼肉居酒屋として営業しているようですが、日中は魚屋として営業しています。居酒屋の個室スペースを使ってイートインができます。
海のめぐみ
海のめぐみ
店内には、このように海鮮系のお惣菜や刺身も並べられています。これらを購入して持ち帰ることもできますが、イートインコーナーでご飯と鉄砲汁だけ注文して、これらの総菜をその場で購入して食べることもできます。

勿論、お魚屋さんですから新鮮な魚がたくさん店内に並んでいます。
海のめぐみ
昨日僕は午前11時という早い時間に入店したため、イートインコーナーに僕以外の客はいませんでしたが、魚と総菜を買いに来る客はひっきりなしでした。なかなかの人気ぶりですが、それはやはり新鮮さが売りということでしょう。

室蘭においでになった際は、是非一緒に行きましょう。
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あなたの住む場所に地域包括ケアシステムが構築されているという実感は持てますか?。


今週は、愛媛県松山市〜神奈川県横浜市〜東京都港区芝〜東京都江東区有明と移動を重ね、合計4つの講演を行ってきた。

各地で行った講演を振り返ると、松山では愛媛県老施協が8月からスタートする2か年をかけた「中堅リーダー養成講座の方法と内容」を伝える目的の講演だった。(参照:中堅リーダー育成のための2か年計画

横浜のスタジオから配信した、公益社団法人かながわ福祉サービス振興会主催のオンライン講演は、「令和6年度介護報酬改定の展望について〜改正前にやっておくこと〜」がテーマで、来年度に迫った制度改正と介護報酬改定に関連する最新情報と、その分析を行ったうえで、介護事業者として事業経営を安定化させるためにしておかなければならない準備や対策について情報提供した。

東京都港区芝では、「 芝なかま☆ ケアマネ研修会」という勉強会に参加して、ケアマネ実務に就いている介護支援専門員の皆様に向けて、「介護支援専門員という専門職の倫理と基本姿勢について」というテーマで、ケアマネジャーに求められる職業倫理・法令知識などについて語ってきた。

しかしその意味は、職業倫理に欠けるケアマネを罵倒するという意味ではなく、日本の福祉の底辺の引き上げや、国民の福祉の向上に確実に寄与しいているケアマネジャーの皆様が、自信をもって安心して働き、利用者からさらなる信頼を得られるように、確実に備えておきたい法令知識等を確認していただく内容とした。

東京ビックサイト駅隣に建つ、東京ファッションタウンビルでは、内田洋行公共部門主催の公共ICTフォーラム東京2023が行われており、その中でいくつか分かれたセミナー講演の一つとして、「地域包括ケアに向けた圏域行政と地域福祉の展望と課題」というテーマで話をしてきた。
湖上の夕日
国の資料文書として初めて「地域包括ケアシステム」という言葉が登場したのは、高齢者介護研究会「2015年の高齢者介護」(2003年)であった。

今年はそれからちょうど20年経つわけである。そうであれば日本全国各地域に既に地域包括ケアシステムが構築されているはずである。この20年間でたくさんの国費と時間を費やして構築を図ったシステムが、いまだに存在しないということはあってはならないはずである。

しかし自分の住む地域にそのようなシステムが存在していると実感している人はどれだけいるだろう・・・。

なるほど多くの市町村では、地域包括支援センターが在宅介護支援センターにとって替わり、そこに確かに地域包括支援という名のものは存在している。しかし自分の住む地域の包括ケアシステムとは、どんなシステムなのかということを、きちんと説明できる人はどれだけいるのだろう?

果たして地域住民が恩恵を受けていると実感できる地域包括支援システムなんて存在するのだろうか・・・。

そんな問いかけを最初に行ったうえで、本当に構築・深化が進められている地域包括支援システムとは何か、そこでは何をしなければならないのか、何ができるのか、そのための方法論とは具体的にどういうものかについて僕なりの見解を示してきた。

4地域で行った講演は、それぞれまったく4つの異なるテーマであったが、話す内容もどれ一つとして同じ話がかぶっていない。しかしそれはすべて自分自身が見て・聞いて・実践して獲得した知識と考え方である。

そこで提言したことは、僕自身が自分のステージの中では実践してきたこと、現在進行形で実践していることであり、どれ一つとして机上の空論と揶揄されるものはないはずである。

よって誰しもがやる気にさえなれば、「できる」話である。

ただしそれをやり続けることには、信念を揺らがせないことと根気を失わないことが必要とされる。決して簡単だとは言わない。だがすべて「行う価値のある事」だと僕は信じている。

おかげさまで今回の4つの講演の受講者の方々から、幾人からもまた是非話を聴きたいという声をいただいており、そのうちの幾人かの方からは具体的な講演依頼もいただいている。

コロナ禍の3年から新たな社会に向かおうとしている過程で、会場研修も増えており、そこで話をしてほしいという依頼も増えてきている。ありがたいことである。

そのような依頼にすべて応えることができるように、今日はいったん北海道に帰って、週末は自宅で英気を養いつつ、来週札幌で行う講演に備えたいと思う。
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本物の虐待防止を語らないと効果はない


介護事業における虐待防止をテーマにした講演依頼を受けることがある。

おかげさまで、こうした講演も実務に生かすことができるなどと高評価を頂いており、このテーマの講演依頼は何年も途切れることがない・・・。

しかしそれはある意味喜ぶべきことではなく、相も変わらず介護事業における虐待事案が無くなっていないという意味でもある。

できることなら一日も早く虐待とは無縁で、その防止のための研修がいらない業界になってくれることを切に願うものである。

虐待防止研修の難しいところは、虐待が罪であるとか、虐待をしてはならないということは、すべての人がわかっているという点である。わかりきったことを改めてレクチャーしても意味がない。

虐待は悪であり、罪であること自体を否定する人がいるわけではないのに、虐待がなくならないのは何故かという点に触れないと、問題の本質解決にはならないのだ。

感覚麻痺から虐待に至るケースは、本人が虐待をしていることに気が付かないケースがほとんどだ。そして虐待しているその己(おのれ)の醜い姿に気が付いていないのである。そうした感覚麻痺には必ず誘因が存在するのだ。そこを明らかにしないと虐待当事者に罪の意識のない虐待はなくならない。

それをわかっていない、「当たり前のことしか言わない」講師が存在することが、虐待防止の実効性が上がらない一つの要因ではないかと思ったりする。・・・そういう意味では、本当に虐待をなくして介護事業を経営するつもりがあるなら、きちんと実務に生かせる虐待防止講演ができる講師選びが重要であることを理解してほしい。
誰かのあかい花になるために
利用者虐待の加害者が、職場の中で要注意人物であるとも限らない。

例えば先週5/11に、埼玉県飯能市の特別養護老人ホーム「吾野園」の職員、加藤肇彦容疑者(48)が、食堂で利用者を蹴るという暴行の疑いで逮捕された事件もしかりだ。

食堂の防犯カメラには容疑者がテーブルの前にいた入所者を、背後から車いすごと前に蹴る様子が写っていたそうである。残念なことに被害者は暴行を受けたあと体調が悪化して意識を失い、およそ4時間後に死亡してしまった。(※その後の調べで、結果死因は強い衝撃を受けたことによる内臓からの出血だったことが明らかになっており、容疑もいずれ業務上過失致死に切り替わる可能性が高い

警察の調べに対し容疑者は、「忙しいときにいろいろ頼まれて腹が立った」と、容疑を認めているそうである。

利用者からものを頼まれるのは本来業務である。よってそんな理由で暴力をふるうなんてあり得ないし、そんな理由で暴行に至る資質自体が介護に向いていないのではなかったかと思うのが普通だが、容疑者の勤務態度などについて理事長によると、『勤務態度は良好。一生懸命やっていた』と評価している。

虐待とは結びつかない勤務態度と思われていた職員が、テレビカメラに映る場所で、利用者を死に至らしめるほどの暴行に走っているのだ。

では何が虐待の原因に結びついていくのか・・・感情の問題だから、「アンガーマネジメント」の訓練によって怒りの感情をコントロールする教育をすべきなのか・・・。それも違うと思う。「価値観が変化する自分を覚知するために」で書いているように、自己覚知という基盤のないアンガーマネジメントは、技術論だけ頭でっかちになるだけで、実際のサービス場面では使えないものになって終わるのである。

実効性のある虐待防止の徹底した教育が求められるが、教育指導そのものの方向性を間違っている講師が多いのも問題なのである。

そうした憂うべき状況が存在する介護業界の深い闇は、どうしたらなくせるのだろう。・・・昨日も札幌の特養で利用者に対する暴行が発覚し、高橋渉(27歳)という男性介護職員が逮捕されている。

容疑者は9日3時半ごろ利用者の腹部をけるなどしてけがを負わせたとのことで、その後すぐ事件が起きた特養を退職している。本件は取り調べ中で、他にもこの容疑者による虐待暴行などがあった可能性が指摘されている・・・。

それにしてもこのような暴行事件が続くと、益々特養の信頼が揺らぐことになる。こうした虐待事件が相次ぐ状態で、介護職員の待遇改善をと訴えても説得力がなくなることも懸念材料だ。

こうした事件が繰り返される限り介護労働は、「そんな職業の対価は平均労働賃金より低くて当たり前。底辺労働として、存在さえしておればよい。」という評価を受けかねないのである。

介護を職業としている方々は、そうした側面からもこの問題を捉え、自分の足元から虐待がないサービスの場づくりをしていただきたい。
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地域包括ケアシステム構築が提唱されて20年目の現状と課題


国が構築と深化を目指す、「地域包括ケアシステム」の原点は、広島県御調(みつぎ)町(※市町村合併後は尾道市)の御調国保病院・山口昇院長が、1970年代半ばから取り組みを始めていた在宅医療モデルである。

山口院長は、脳血管障害等で御調国保病院に入院して治療退院した患者の多くが、後遺症による身体機能の低下などで短期間で在宅生活が困難になり、再入院を余儀なくされる現状を憂い、そうならないように退院患者に対して、病院から看護師やセラピストを患者宅に派遣し、後遺症による身体低下を防ぐ取り組みを推進した。

それはまだ介護保険制度もなく、訪問診療や訪問看護もない頃の話であり、極めて先進的な取り組みであった。そしてこの取り組みを山口院長は、「出前医療」と呼んでいた。

それがやがて御調町の保健師派遣事業とも相まって、保健・医療・福祉・介護の一体的サービスに繋がっていったわけである。

当時の御調町でこのシステムが成功した背景には、山口院長が医師の傍ら、町の保健福祉部長を務め、医療と福祉政策が一体的に提供できる基盤があったことが大きかった。

それをお手本にして、国全体でこのシステムを創り出そうとしたのが、介護保険制度施行以降2代目の老健局長となった中村秀一氏である。

中村氏の前職は医政局長であり、その際には日本医師会と渡り合って、戦後初めて診療報酬をマイナス改定させたという実績がある。そのことから、「剛腕局長」という名をほしいままにして、颯爽と介護保険制度を引っ張る老健局のトップに立ったわけである。

その際に立ち上げた高齢者介護研究会(座長=堀田力・さわやか福祉財団理事長)が「2015年の高齢者介護」という報告書をまとめ、その中で国の資料文書として初めて「地域包括ケアシステム」という言葉が載せられている。

この報告書は2003年にまとめられているので、それからちょうど20年が経ったわけである。その現状と課題はどうなっているのだろうか。

旧御調町方式は、山口院長という強いリーダーシップを持つ人を中心に、十分にお金をかけて町を挙げて取り組んだことで成功したシステムである。

国はこれを市町村に丸投げする形で宝利不出している間もなくはない。丸投げされた市町村にしても、このシステムの中核となる地域包括支援センターの運営を直営で行わずに、委託法人に丸投げしている地域も多い。

山口院長に変わるようなリーダー・旗振り役も不明瞭なまま、必要とされる多職種協働は、所属の異なるそれぞれの専門職のボランティア精神に頼っている現状も垣間見られる。

その為、地域包括ケアシステムという概念はあっても、実態が存在していないという地域も多い。僕の住む登別市などはその典型だろう。でもそれでは駄目なのである。もっと地域住民のニーズに沿った各種サービスを有機的につなげて、地域住民の福祉の向上を図るシステムを創り上げなければならない。・・・そのために必要なことは何か。

このことに関連して、6月1日(木)東京ファッションタウンビル(TFT)東館9階で行われる公共ICTフォーラム東京において、10:00〜11:40「地域包括ケアに向けた圏域行政と地域福祉の展望と課題」をテーマに講演を行う予定になっている。
公共ICTフォーラム2023
昨日までの週末2日間は、この講演のスライドづくりに時間を費やしていた。

2024年度の制度改正の主要テーマの一つとして、「地域包括ケアシステムの深化・推進」が掲げられており、そこでは主に都市部において多くの高齢者が、介護が必要となりやすい年齢層に達することに伴い、介護ニーズも急増することが見込まれる一方、既に高齢化のピークを迎えた地域では介護ニーズがピークアウトすることが見込まれるなど、地域によってサービスの利用状況に変化が生じる可能性があると指摘したうえで、その対策が重要であるとしている。

既存のサービス基盤の適切な活用や住まいの確保、医療・介護が有機的に連携し、住み慣れた地域で医療・介護を継続して受け続けることができる体制の整備、人材の有効活用に資する介護DXの推進、地域の総合事業や介護予防事業の推進、地域共生社会の実現等々の課題に具体的にどう対応するのかを明らかにする予定である。

このフォーラムは、どなたでも無料で参加できる。会場ではたくさんのブースで様々な介護関連情報を発信する関連企業が数多く出展しているので、介護事業者必見である。

3年ぶりに開催となることで、会場で親しい仲間と懇談する機会でもある。是非会場までお越しいただければありがたい。

なお、会場にお越しになれない方は、その2日前の5/30に横浜からオンライン講演を配信する。このオンライン講演のテーマは、「令和6年度介護報酬改定の展望について 〜改正前にやっておくこと〜」としており、こちらを参照の上、お申込みいただければ幸いである。

それでは画面を通じてか、あるいは東京ファッションタウンビルの会場で、どちらかでお愛しましょう。
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生きるを支える看取り介護・基本知識編の開催報告


昨日、札幌市発寒にある顧問先の居宅介護支援事業所からオンライン講演を配信した後、そのまま琴似のホテルにチェックインして、今朝はそこで目覚めた。

わざわざ札幌に泊まる必要があったのかと問われれば、と答えざるを得ない。

昨日の講演は15時に終了した。すると登別〜札幌間は、高速道路を利用すれば片道2時間かからないので、自宅に帰ろうと思えば帰れない時間ではない。それでも札幌に泊まった。

そもそもオンライン講演なのだから、登別の自宅から配信することもできるので、顧問先の主催講演だからと言って、わざわざ札幌の会社まで出向くこともないわけである。

しかし人はパンのみで生きるにあらず・・・できることより、したいことを優先するときもある。

要するに講演配信をだしにして、昨日は札幌で気心の知れた仲間たちと一緒に呑みたかったという話である。

ということで昨日の講演終了後は、琴似の蕎麦居酒屋とワイン専門店で夜遅くまで呑んで騒いだ。その模様はmasaの地と骨と肉、「オフ会で食べたのは、お麩かい」にアップしているので参照願いたい。

さて昨日配信した「終末期ケア」講演は、100名を超える方が視聴していただいた。いつもありがとうございます。視聴された方々の貴重な時間を無駄にしない内容であったことを祈っています。

ところで3/15と3/28の2回に分けてオンライン配信した螢螢屮疋ゥ魁璽櫂譟璽轡腑鷦膾泥ンラインセミナー、「生きるを支える看取り介護〜基本知識編」のアンケート結果が届いた。
看取り介護講演アンケート結果
こちらは看取り介護実践方法をメインテーマにした講演だったが、おおむね好評を得た結果にほっとしているところだ。

こんなふうに、同じ看取り介護をテーマにした講演であっても、受講者の属性・主催者の希望等によって、主要テーマや話す内容は変えることができる。

しかしそれはあくまで実践論で、自分でやってきたこと、現在もやり続けていることである。だから頑張る人は必ず、「実践できる方法論」なのである。

そんなふうに本物の看取り介護実践を希望する方は、是非メール等で気軽に講演依頼の連絡をしてほしい。まずは相談から入って、条件が合わねば途中で依頼を取り下げたってかまわないので、敷居を低く考えて連絡をください。

よろしくお願いします。
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終末期ケアマネジメントはケアマネ必見(無料配信)


今週20日(木曜日)14:30〜オンライン講演を無料で配信します。

テーマは「終末期ケア」・・・これは札幌市の居宅介護支援事業所つなぐ手ケアマネセンターが主催するオープンセミナーとして行われるものです。

つなぐ手さんは、完全リモートワークが可能な居宅介護支援事業所であり、僕はそこの顧問ということになっているため、昨年度から無料オンライン講演を同事業所から配信しています。

事前申し込みは不要で、下記のバーコードを読み取って入室するか、画像に添えてあるIDとパスワードを使って、今週木曜の13:30までに入室して視聴してください。
看取りケアセミナー
前回2回は人生会議をテーマにしましたので、その完結編として今回は、「終末期ケア」という内容で90分お話しさせていただきます。

僕がいつも行っている看取り介護講演は、特養など介護保険施設職員に向けた内容が主となっていましたが、今回は看取り介護をコーディネートする介護支援専門員に向けた内容を多く盛り込みました。

居宅ケアマネ・施設ケアマネとして当然備えおくべき看取り介護に関する法令ルール。看取り介護実践のために必要な知識として、例えば終末期を迎えた方々に起きるであろう身体状況の変化の理解とそれに即応する具体的方法。それらを再確認できる講演内容となっていますので是非ご視聴ください。

振り返ると2006年という年が、介護支援専門員のターミナルケアマネジメントに大きな影響を与えました。

この年の4月から、特養の介護報酬に看取り介護加算が新設され、その算定ルールに沿ったケアマネジメントが求められるようになりました。

特養のケアマネジャーの場合は、それによって終末期に必要な対応を強く意識して、「看取り介護計画」を立案するようになり、施設内で看取り介護の司令塔として機能すべく、スキルアップさせてきた人が多いと思います。

一方で居宅ケアマネジャー―の場合は少々事情が異なりました。

同じように2006年4月〜末期がんが特定疾病に加えられ、対象疾病が15疾病から16疾病となったことで、2号被保険者の看取り介護に深く関わるようになりました。

しかしそれ以前の2号被保険者の看取り介護・ターミナルケアでは、介護保険サービスが使えなかったため、訪問診療医師がチームをまとめ、訪問看護師とタッグを組んで主要サービスを展開するという形が普通でしたので、後からチームに加わった居宅ケアマネは、従属的な役割を強いられるケースが多くみられました。

そこでは単に訪問介護等のプランを作る人・・・そんな形であることが多かったように思います。

その影響からか、いまだに在宅ターミナルケアチームにおけるケアマネジャーの位置づけは、医師の指示のもとに介護保険サービスを組み込む立場から一歩も前に進んでいない人も居ます。

そうではなく、ターミナルケアチームの中で、利用者の代弁者としての機能を果たしながら、積極的に利用者が求める社会資源とつなぐ役割とか、人生最終ステージのエピソードづくりを支援する機能を果たしてほしいと思います。

その為に、必要な知識と社会福祉援助技術を伝えることができればと思いながら、昨日までに講演スライドを作成し終えました。

そういう意味では、介護支援専門員必見の講演と言えますし、ケアマネ以外の介護実務者にも必見の内容が盛りだくさんとなっております。

是非この機会を見逃さないように、今週木曜日の13:30〜時間を空けて視聴してください。皆さんの貴重な90分を無駄にしないように、本物の終末期ケアの在り方と、それにつなげるケアマネジメントの方法をお伝えします。

それでは画面を通じてお愛しましょう。
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復活が待たれる地域住民向け終活セミナー


侍ジャパンやりました!!

3大会ぶりのWBC優勝おめでとうございます。ハラハラドキドキの僅少差のゲームで、僕はまともに生中継の画面が見られませんでした。感動をありがとうございます。

感動はずっと冷めやりませんが、それはともかく話を変えて、本題に入ります。

先週、職員研修会講師としてお招きただいた大阪府豊中市の、「アイテラス利倉」の施設長さんからメールが送られてきた。

その内容は下記の通りである。
--------------------------------------------------------------------------
本日、運営(経営)会議があり、そこで理事長に、「次回は菊地先生に地域住民をお招きしての終活セミナーをお願いしたい。」と申し出ました。理事長も地域貢献のために、ぜひ実施してほしいと言われました。
--------------------------------------------------------------------------
ありがたいお話であり、ぜひ協力したい旨返信した。

アイテラス利倉の施設長さんらとは、先日の研修会の後、天王寺でオフ会を行ったが、その時に地域住民を対象とした終活セミナーが復活してほしいという話をしていたところだ。

コロナ禍の直前は、「終活」という言葉が世間一般に広く浸透しつつあった時期で、全国各地で地域住民を多少とした終活セミナーが数多く開催されるようになっていた。

僕も様々な団体から終活セミナー講師としてお招きを受ける機会が増えていた時期で、「終活とは何か?」・「終活としてできること・やっておきたいこと」等をテーマに講演を行っていた。

例えば2019年1月には、長崎県県央保健所や長崎県県南保健所等の主催で、大村市・南島原市・雲仙市の複数の会場で終活セミナーと看取り介護セミナー講師を連日務めるなどしていた。

そこで行われた終活セミナーには、65歳以上の高齢者の方々も数多く参加してくださり、熱心に僕の話に耳を傾けてくださった。講演終了後の反響も大変大きく、次の年ももっとたくさんの地域住民の方々にお集まりいただけるように、継続して講師を務めることを依頼され、僕もその心づもりでいた。

ところがその直後に、予期せぬコロナ禍に見舞われたために、全国の会場講演は中止や延期になったことは周知の事実である。

特に高齢者の方々は持病をお持ちの方が多いため、コロナ感染は命の危険にさらされるとして、大勢が参加する場所に出向くこと自体が、「不可能」・「あり得ない」という雰囲気が出来上がり、高齢者対象のセミナーは全国的に開催されなくなった。

新型コロナウイルスの感染症分類が2類から5類に引き下げられようとしている現在でも、その状況に大きな変化はなく、高齢者の方々を対象としたセミナー開催はほとんど行われていないし、一部地域で行われているとしても参加自粛されている方も多いように思う。
終活セミナー
一方で我が国では、高齢化が進行する中で死者数は史上最多数を更新する状況が生まれている。高齢者の方々が、終活として行うべきことを考える時期は、待ったなしに迫っているといってよい。

そのために終活のできるうちに、その知識と機会を得て、終活を行うための時間には一刻の猶予もないといってよいのである。

僕が講師を務める終活セミナーを受けた方に中には、それをきっかけとして終活ノートを書いて、夫婦間でお互いの人生の最終ステージでの望みを確認できたことで安心したという方も多い。

終活ノートを書き終えたことで安心したと、涙を流される方も居られる。そんなふうに終活とは、人生の最終ステージを安心して生きるために必要な行為であり、自分の人生を悔いなく過ごすためのアイテムでもある。

そういう意味では、今後ウイズコロナの社会に転換していく過程で、高齢者の方々が受講できる終活セミナーが全国各地で開催されることを望みたい。

おそらくそのことを望んでいる地域住民の方もたくさん居られるだろう。その方々の願いが一日も早くかなうように、市町村をはじめとした関係諸団体が、終活セミナーを企画運営してほしいと切に願うのである。

そういた場所で講師としてお手伝いできれば幸いであるので、是非気軽にメール等で連絡していただくことをお願いしながら、今日の記事更新を締めたいと思う。

連絡は、あかい花公式HPの上部のグレー帯に表記されている方法でお願いします。

侍ジャパンのWBCでの復活のように、終活セミナーも復活させましょう。
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適材適所を怠ると逆ハラスメントが生まれる


僕は今、新千歳空港の「JALさくらラウンジ」でこの記事を更新している。

今日は午後から大阪伊丹空港に飛んで、空港近くにある豊中市の、「アイテラス利倉」で講演を行う予定になっている。

アイテラス利倉さんは、小規模多機能型居宅介護を併設した地域密着型特養で、僕が大阪で仕事がある際に、伊丹空港の到着もしくは同空港からの発着前後の時間を割いて、何度も職員研修としての講演を行っている施設さんである。

今回も、明日の大阪市老連の講演に備えて、大阪に前日入りするため、フリーの時間がかなりできたために講演を行うこととなった。

過去に行った講演はサービスマナー・看取り介護・介護従事者の使命と誇り、施設サービス計画に基づいたケアのあり方など多様であるが、今回も新しいテーマで講演を行うことにしている。

今日午後4時から行う講演テーマは、「介護事業におけるハラスメント対策と従業員のメンタルヘルスケア」であり、これは施設長さんから直接依頼を受けたテーマである。

先日もハラスメント予防研修の重要性について記事にしたが(参照:ハラスメント対策=指導教育できない職場では困る)、今日は別な角度からこれに関して論じておきたい。

ハラスメントの中には、「パワーハラスメント」と称されるものがあるが、この一般的な定義は、「職務上の地位や人間関係などの職場内の優位性を背景に、業務の適正な範囲を超えて、精神的・身体的苦痛を与える、または職場環境を悪化させる行為」とされている。

パワハラは必ずしも上司が部下に対して行う行為とは限らない。部下が束になって上司の命令や指示を無視するという形で、「職場内の優位性」を得て、部下から上司へ向かう行為として現れる場合がある。このことに対する十分な配慮と注意も事業者責任として求められるのである。

例えば北海道小樽市の社会福祉法人では、2010年5月からうつ病を発症し休職と復職を繰り返していたことで、休職中の2012年7月に解雇された女性課長が、解雇無効と損害賠償を求めて裁判に訴えたケースがある。

女性は2009年4月から、「課長」に任命され勤務していたが、「部下から暴言などを受ける一方、法人が適切な対策を講じなかったため、うつ病を発症した。」と訴えたものである。

この裁判はすでに原告勝訴で結審している。被告である社会福祉法人には、7年5か月在籍分の給与支払いが命じられたのである。
暗中模索
この結果を僕はある意味恐ろしく感じる。

統率力がなくて部下をまとめることができないということが、自分のスキルの問題であったとしても、そのことが原因でうつ病を発症した責任は事業者が負わないとならないことになるからだ。

しかし役職に任命した人物が、上司としての務めを果たす能力に欠けることが分かっても、一旦任命してしまった役職なのだから、簡単にその任を解くわけにはいかない。本ケースのような職員の場合、そのことは不当降格だと訴えかねないからだ。つまり本人が望まない限り簡単に役職を解くことは難しいのである。

そのため、統率力が発揮できていないことを知りながら、だらだらと役職に縛り付けていた結果、部下の統率がうまくいかないことに悩んだ役職者が、精神的に病んでしまった責任は事業者がとらねばならないということになる。

こうした矛盾というか迷走に対して、どこで折り合いをつければよいのか非常に難しい問題といえる。

どちらにしても管理職に任命した当事者のスキル問題が、部下からのパワーハラスメントに置き換わってしまう恐れもないとは言えないことを念頭に置いておく必要がある。

つまりこの裁判ケースからの教訓とは、「上に立つ人材選びにも、相応の事業者責任があり、その任に堪えないものを、経験年数だけで選んでしまった場合に、想定外の問題を生じさせかねない」ということではないだろうか・・・。

今後の介護事業においては、今以上に適材適所の人材配置という考え方が、経営者や管理職に求められてくるように思う。

特にチームをまとめるリーダー役の配置は、介護事業者の明暗を決定づける重要な問題と考えて、より慎重に人材選びに努めねばならないだろう。

人手が足りないからと言って、わずか3〜4年の経験しかない職員を、いきなり管理職につける介護事業者も少なくない。しかし正しい人事評価を伴わない抜擢は、組織を崩壊させるもとになりかねないのだ。

このことを介護事業経営者は、強く肝に銘ずるべきである。
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北海道はでっかいどう


コロナ禍で感染者数の発表が毎日行われるようになった当初、「北海道の感染者数は〜」という言葉が耳に入ってくるたびに、大いなる違和感を覚えた。

確かに北海道は、都道府県別にみると一地域だ。しかしその広さは半端ではない。九州や四国が各県別に感染者数を出しているのに、北海道は各振興局ごとでもなく、(札幌市という政令指定都市も含めて)道全体をひとくくりにしてその数を公表しているのだから、感染者の数が他県に比べて多くなるのは当然であると思ったものだ。

例えば北海道に住んでいる人であっても、流氷を見たことがない人は多いのではないだろうか。

僕が住む道南地域や、札幌市に近い道央地域に住んでいる人は、道東と言われる網走や北見にしか接岸しない流氷なんて、それを見る目的で時期を選んで現地を訪れないとまず見ることはない。そのため流氷を一度もみないまま一生を終える道産子だって少なくないのである。

それほど北海道内でも地域差はあるという意味だ。生活習慣だって異なることは、道内で七夕を祝う日が、7/7の地域と8/7の地域に分かれることでもわかろうというものだ。

ちなみに北海道の総面積は8,342,444ヘクタールで、日本一の広さである。2位の岩手県の1,527,501ヘクタールとの異常な差が、その広さを物語っていると言えるだろう・・・。

そんな北海道であるから、道内移動も半端な距離ではない。海を超えずに移動できるといっても、空港のない地域も多いので、陸上移動時間も半端ではなくなる。

僕は昨日から中富良野町というところに滞在している。今日仕事が終わった後に、登別に帰る予定であるが、実際にどれだけ移動時間が長くなるかということを、昨日と今日の僕の移動行程表から実感していただきたい。
(13日の移動行程)
行きの行程
(14日の移動行程)
帰りの行程
どちらの行程も、その時間帯で最短でたどり着けるルートを選んだ。

中富良野町は富良野市から北側に14キロ離れた場所に位置する。北海道地図でいえば左下の海岸線に位置する登別市からJRで中富良野町に行こうとすると、こんなふうに最寄駅からでも5時間かかってしまうのである。東京23区内への移動なら飛行機の搭乗待ち時間を入れても4時間以内で着くことを考えると、中富良野町の方が遠いと言いたくなってしまう。
※フジテレビのドラマ、「北の国から」でおなじみの富良野市は、北海道のちょうど中央に位置する。へその位置にあるところから「へそ祭り」が毎年開催されることでも有名だ。

やっぱ北海道は、でっかいどうなのである。

ということで今日は、中富良野町で介護事業におけるサービスマナー講演を午前と午後に分けて、同じ内容で2回行っている。入れ替わりでできるだけ多くの職員さんが受講できるようにするためである。

こんなふうに、直接会場で多くの皆さんと触れ合って話をさせていただけるようになったことがうれしい。

4月に入職する職員の教育役となる職員全員が、この時期に介護事業におけるサービスマナーの在り方を確認しておくことが重要であるし、リアルタイムに僕の話を聞いて、空気もそこで感じて思いをつなげることは伝達研修やオンライン研修とは違った思いが生まれるだろう。

というか、そういう効果が出るように伝えなければならない。ここは講師としての僕の伝達力が問われるところだ。

午前中の講義は先ほど終わったばかりなので、午後からも気合を入れて話をしたいと思う。そして中富良野町に、誰かのあかい花になる種をたくさん撒いていきたいと思う。
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ハラスメント対策=指導教育できない職場では困る


ここ最近、「介護事業におけるハラスメント対策」をテーマにした講演依頼が増えている。

その理由は、2021年の基準改正ですべての介護事業者に職場内のハラスメント対策が義務付けられたからだろうと思う。

そしてそのテーマの講演依頼が、僕に舞い込むという意味は、僕が社会福祉法人の総合施設長であった当時から、この問題に取り組んで実績を挙げていることを知る方が多いからだと思う。

もともと介護事業者の職場内ハラスメントが問題になってきたのは、介護保険制度が施行された2000年頃からである。

1999年に旧厚生省が、職場のストレスがメンタルヘルス不調の原因となることを認めたということに関連して、職場のストレスの一つに、「ハラスメント」が挙げられたことから、その予防対策が介護事業者でも大きな問題になった。

僕が社福・特養の相談室長から施設長に就任したのは2002年・42歳の時である。ちょうどその時期は、職場内セクハラは事業者責任として防止に努めなければならないという機運が大いに盛り上がってきた時期だった。

そこで問題となっていたことは、職場内でのハラスメントとは何ぞやという根本的な問題である。

パワハラモラハラの区別さえ十分な認識がなかった当時、上司が何か指導すればすなわちそれがハラスメントであると非難される傾向があった。
黄昏の海
男性上司が、女性部下に職務上必要な注意をするだけで、「セクハラ」と非難され、十分な教育指導ができかねる雰囲気も漂いつつあったように記憶している。

僕はその状況はおかしいと考えた。きちんと教育指導とセクハラの違いを従業員に理解してもらわないと、せっかく僕が舵を取ろうとしている特養のサービスの品質保持にも支障が来すと思った。

その為、知り合いの弁護士等の知恵と力を借りながら、自分自身でハラスメントの勉強をし、ハラスメントの定義をきちんと理解したうえで、ハラスメントにならない教育的指導の在り方を法人内に知らしめる努力をした。

その過程で、「教育指導という場面では、部下の成長を期待して、良い方向に導くための叱る行為は、必要不可欠な場合がある」・「感情的に怒ることしかできない人は指導者に向かないが、ハラスメントと非難されることを恐れて、部下を叱ることができない人も、指導者としての適性がない」と確信した。(参照:教育的指導とハラスメントはどう線引きすればよいのか

このようにして僕は法人内で、「職場内ハラスメントとは何ぞや」という定義づけを行い、正しい教育指導の在り方とハラスメントを区分したうえで、職員にそのことを周知した。

ハラスメント対策をしっかり取ったうえで、職員育成の教育システムも機能するような体制作りをしたのである。

このようにハラスメントの予防対策を取りながら、かつしっかりとした職員教育システムも創り上げた法人のトップとしての評価が、ハラスメント防止講演の講師依頼に結びついているのだろう。

だからその経験をわかりやすく伝え、実務に生かすことができる講演を行うように努めている。

同時に2021年基準改正では、ハラスメント対策の中に、「カスタマーハラスメント対策」を含めることも義務付けられているので、僕が今まで顧客からの理不尽なクレームから、自法人の従業員を護るために、防波堤役として行ってきたことも紹介している。

ハラスメント対策が機能する環境で、職員の育成につながる教育システムも機能している場所では、サービスの品質が担保されるし職場環境も良くなる。そのため職員の定着率も高くなるのである。

そういう意味で、ハラスメント予防に関する研修は重要になるのである。

近直では3月16日(木)に大阪市で、「介護事業におけるハラスメント対策と従業員のメンタルヘルスケア」というテーマの講演を予定している。

こうしたテーマで、なおかつ介護事業者の実務に生かせる講演講師をお探しの方は、是非一度相談していただければ幸いである。連絡方法は、「北海道介護福祉道場あかい花」の公式サイト上の方に記載してあるので、確認していただきたい。

まずはお気軽に相談メールを送ってくださればと思う。
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特養DXは夜間オンコールの外部発注から


昨日から僕は愛媛県松山市に滞在し、ホテルの一室でこの記事を更新している。

今日はこの後、愛媛県社会福祉会館で行われる、「愛媛県老人福祉施設協議会・総会」の中で講演を行う予定になっている。講演テーマは、「介護保険制度改正から考える今後の介護事業経営への影響と対策」である。

この総会での講演は3年ぶりだ。それまでは3年続けて総会にご招待を受け、様々なテーマで講演を行っていたが、コロナ禍で総会自体ができなくなっていた。今年その場が復活したことを心から喜んでいる。

さて今回お話しする制度改正に関しては、過去以上に問題となっている介護人材不足対策についても触れる予定だ。

必要とされる人材確保が困難となっている現状から、国は介護の生産性向上をテーマにして、介護DXなどを図って、今までと同じ人数をかけない介護人手を減らしても同じ結果を生み出すことができる介護の実現を目指している。

それが本当に可能なのかは不透明で不確実な部分が多すぎるといえる。しかし要介護高齢者の数が増え続けるのに、生産年齢人口が減って、全産業で人手が不足する中で、介護人材だけが必要数を確保することは不可能なことは確実なのだから、今と同じことをしていては業務が回らなくなることはわかりきっている。

そういう意味で、現行の介護業務の見直しと改革は必要不可欠である。
しだれ梅
例えば仮に僕が今、特養の施設長に復帰するとしたら、絶対に行おうと思う業務改善策がある。

それは夜間の看護職員のオンコール対応の改革である。この部分をアウトソーシングして、看護職員の夜間待機をしなくてよくしようと思う。

看護職員が夜勤を行っている特養では、オンコール対応の必要性はないが、特養で看護職員の夜勤体制を敷いているところは、全体の1割にも満たない。つまり9割以上の特養が、夜間看護職員のオンコール体制を敷いて対応しているということになる。

しかしこのオンコール・・・様々なトラブルのもとになり、オンコール待機している看護職員、オンコールで連絡する夜勤者(介護職員)双方にストレスがかかる結果となりやすい。それによってバーンアウトする職員も生まれてくるのだ。

そのことについては、「夜間オンコールのアウトソーシングを考える」で詳しく解説しているので、そちらを参照してほしい。

この体制をアウトソーシングするだけで、夜勤者(介護職員)は遠慮なく、細かいことでもオンコール看護職員に尋ねることができ、アドバイス受けることができる。

また施設看護職員が対応しなければならない事柄が生じたと判断されれば、コールセンターで夜間連絡を受ける看護職員から、施設看護職員へ直接連絡することになるので、夜勤者のストレスは大幅に削減できる。

またオンコール待機する必要のない看護職の精神的負担も大きく減ることになる。

こうした考え方を示したうえで、夜間介護業務の負担軽減につながる福祉用具・介護用品にも触れて、各施設・事業所独自の方法で可能な限りの業務改善に努めることを促す予定である。

なぜならこの部分については、国として何ら具体的な対策・対応がされていないし、今後もする気がなさそうだからである。

そんなふうにして、実質的に介護人材対策は介護事業者に丸投げされていることを理解せねばならない。
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週の中休み


現在フリーランスとして仕事をしている僕は、ついつい暦に鈍感になりがちで、曜日感覚を失っていることが多いが、気が付けば今日は祝日である。

サラリーマン時代、週の途中に1日休みがあるのは、とてもありがたかった。

例えば月曜日とか金曜日が祝日であれば、必然的に3連休となって、その方が良いと考える人も多いだろう。しかし3連休が明ける日のなんとも言えない、職場に足が向かない感が気持ちを重くさせることが多いことを考えると、僕は浮島のように、週の途中に休みの日が1日ある状態が好きだった。

毎週金曜日は、今日頑張れば明日は休みだと思えたが、そんな日が週の中間にもう一日あるのは良いものだと感じて、水曜日とか木曜日とかに休みがあると、心と体をリフレッシュして週の後半も元気に働けそうな気がしたものだ。皆さんはいかがだろうか・・・。

しかしそんな祝日を利用してスキルアップに努めている人たちもいる。静岡県の介護支援専門員の皆さんは、今日は朝早くから研修受講されていた。
オンライン講演
ということで今日の午前中は、静岡県介護支援専門員協会 東部支部研修の講師として、9時から120分間、「ケアマネのあるべき姿とは〜ケアマネはどこまでやるの?本来業務を考える」というテーマで話をさせていただいた。

そのあと11:00〜12:30のグループワークにも助言者として参加して、参加者の皆さんの討論内容をじっくり聞かせていただいた。僕自身がとても勉強になる3時間半であった。

利用者の暮らしに深く介入する介護支援専門員は、直接的な介護を行う役割ではないが、実際には暮らしの様々な場面で手を貸すことを求められたりすることが多い。

特に在宅支援に関わる居宅ケアマネジャーは、居宅介護支援費の対象とならない支援行為も担わねば、利用者の生活課題が解決できないと思われることも多いが、果たしてそれはやってよい行為なのか、やる必要のない行為なのか、はたまた行ってしまうと違法性さえ問われかねない、やってはならない行為なのかという判断に困るという介護支援専門員の声が挙がっていた。

今回の講演では、そうした介護支援専門員の方々の疑問や意見に応える形で、テーマと内容を設定させていただいた。

今回は静岡県東部支部研修という形であったが、実際には全支部から参加できる研修だったそうで、130名を超える方々が受講してくださった。

受講者の皆様の貴重な時間を無駄にしないような内容であったろうか。皆様の実務にお役に立てる内容となるように話したつもりであるが、いかがだろう。

もし機会があれば、次は是非研修会場で直接お愛したいものである。
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新設サ高住における看取り介護の取り組み


全国各地で講演を行っているが、その数はどれくらいなのかと尋ねられることが多い。

コロナ禍以前の最盛期には、その数は年間100回を超えていたが、新型コロナの影響で研修会の数自体が減っている影響を受けて、その数も一時1/3以下になったこともある。

現在は研修機会も増えてきて、会場講演の講師として招待を受ける機会も増え、さらにコロナ禍以前にはなかったオンライン講演がこれに加わり、講演予定数も増えてきている。

特に会場講演が徐々に増えてきているのは嬉しい。オンライン講演は便利であるが、受講者の集中力という面では会場講演が優れているし、何よりそこでは講師と受講者の息遣いの中で生まれる一体感というものがある。

人と人との繋がりが生まれ、それが見えない絆となって、いつまでも消えない絆で結ばれ続けるという結果にも結び付く。そういう機会が今後も増えることを大いに期待したい。

ということで次の会場講演は、2/24(金)さいたま市大宮で行うことが決まっている。
大宮看取り介護講演3
この講演は、株式会社アジアメデカ元気事業団が主催する講演で、同社が大宮で3月オープン予定のザ・クラシックメデカマンション大宮開設記念講演として行われるものだ。

開催日時は、2/24(金)18:00〜「看取り介護実践の基本」というテーマで話をさせていただく。

先着60名様限定で会場での受講者を受け付けている。参加が認められた方は無料で受講できるので、希望者は上記のポスター画像に書かれている連絡先まで問い合わせ願いたい。

ところで講演会場となる、ザ・クラシックメデカマンション大宮は、クリニックと訪問看護・訪問介護を併設するサービス付き高齢者住宅である。そこでは開設時から利用者の終の棲家の役割をも担おうとして、スタッフや設備を備え、かつ今回のような研修も社を挙げて行い、万全のケア体制の構築に取り組んでいることがうかがえる。

大宮の方々にとって、なんとも心強い施設が新規オープンすることになる。

今回、新設施設のオープン記念講演という場に僕を招待してくださった担当者は、株式会社アジアメデカ元気事業団の後藤部長である。

その方は、2018年3月に僕を鹿児島に招待してくれた方でもある。(※当時、後藤さんは鹿児島グルーライフ所属だった。参照ダチョウは、ともだちよー!

参照ブログでも紹介しているが、この時頂いた似顔絵色紙は、我が家の家宝として僕の寝室に今も飾られている。

あれから5年。鹿児島の介護事業者で活躍されていた方が、ステップアップして新たなステージで部長職を務め、そうした場所に再び僕を招いてくれたということがとても嬉しく感じる。

とりもなおさずそれは、5年前に鹿児島で行った僕の講演が、鹿児島の方々の介護実践の役に立ったという意味でもあると思え、フィクションではなく、介護の場ですぐにできる実践論を語る僕にとって何よりうれしいことでもある。

今回も他では聞けない本物の看取り介護実践論・・・ただし誰でも実践できる具体論として語るので、お近くの方は是非会場までお越しいただきたい。

この機会を逃さず、新しい絆を創りましょう。会場でお愛できるのを楽しみにしています。
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倫理観を高めるために求められることは何か


本日(2/9)午後3時55分から60分間、「これからの介護事業経営を支える看取り介護の実践〜今 “看取り介護”に取り組むべき理由とは〜」というテーマの講演をネット配信します。

これは高齢者住宅新聞社主催、「オンライン 介護経営サミット」の中で無料配信されるもので、僕はこのサミットのトリを務めます。

トリとは言っても、僕が講師陣のメインというわけではなく、単に最後に講演受諾したという順番の問題でしかないと思いますが・・・。

今回の講演視聴者は、介護事業経営者の皆様が主になると思います。そのため講演内容も、看取り介護実践が介護事業経営に与えるメリットとは何かという方向性で話をすることになります。

だからと言って看取り介護・ターミナルケアの実践が、事業経営上大きな収益となるという意味ではありません。

所詮一人1回きり・45日上限の算定費用であり、しかも終末期という重篤な状態に関わるケアですから、経営側から見ると、掛ける手間のわりに収益はさほどでもないという考え方も成り立ちます。決してコスパの良くないサービスですから、収支差率を考えると手を出さないという考え方にもつながりかねません。

しかし看取り介護・ターミナルケアの実践には、収益以外のメリットが多々あります。
介護倫理
例えば特養が行う看取り介護の意味は何でしょう。

特養は在宅復帰機能も視野に入れるべきなので、そこは終の棲家ではないという人もいます。しかし特養からの在宅復帰率は、おそらく1割にも達しておらず、事実上そこを最期の暮らしの場として入所される利用者が数多くいます。

その時、特養関係者は看取り介護をどう捉えたらよいのでしょう。利用者がいずれ死ぬのだから、看取り介護が必要と考えるのでしょうか・・・。僕は違うと思います。特養を事実上、終の棲家として暮らしている人が多数居るという事実を見極めたうえで、その人たちが最期の瞬間まで、尊厳ある人としての人生を全うできるように支援するために看取り介護があると考えるべきだと思います。

そこでは命を大切に思うこと、人の尊厳とは何かを考えること、人間尊重とはどういう実践で実現できるのかを理解するに繋がります。

ところでここで考えてほしいことは、特養を経営する社会福祉法人の屋台骨は非課税法人であるということです。

しかし今その屋台骨が揺らいでいます。

介護保険制度改正ではすべての介護事業者に財務状況の公開義務が課せられます。

今まで財務を公開してきた社福に加えて、社福以外の事業主体にもその公開義務が課せられるという意味は、義務部分では社福とそれ以外の事業主体は同列になったという意味です。そうであるにもかかわらず、なぜ社福だけ非課税法人であるという権利を持ち続けることができるのかという議論が沸き起こります。

その時、社福はどの事業主体より、高い倫理観をもって利用者福祉に努めているという証明をする必要があります。

しかしこの倫理教育が十分行われていないのではないかと思われる節があります。行われていたとしても、アリバイ作りのような実効性の伴わない座学で終わっているような法人もあります。

その影響なのか、特養の職員が勤務中に利用者を殺してしまったり、虐待をするなどの報道が相次いで、社会福祉法人に対する社会的信頼度は限りなく低下しつつあります。

そのような中で、看取り介護の実践により、利用者の暮らしを最期まで豊かな状態で支える介護をしていることが、特養の評価につながるだけではなく、そこで培う高い意識が、従業員の倫理観の向上にもつながります。

本物の看取り介護実践は、倫理教育のOJTの場になり得るものです。命が尽きる瞬間まで、生きる人を支えるために、本当に必要とされる実践を通して、職員は無意識のうちに、人の暮らしに深く介入するという仕事の使命と責任感を持つことができるようになります。

自ずと対人援助という職業に就くものとしての倫理観を得ていくのです。

逆に言えば、いくら机上で倫理観の大切さをレクチャーしたところで、実践レベルがそれを否定するような低いレベルであれば、そこで従業員が高い倫理観を持つことはあり得ません。

限りある命を持つ存在としての人に対し、最期の瞬間まで真摯に寄り添う、本物の看取り介護実践が、従業員の高い倫理観に繋がり、そうした倫理観を持つ職員が誇り高く仕事を続ける先に、高品質サービスn実現と、従業員の定着率の向上にもつながるのです。

今日配信するオンライン看取り介護講演では、そうした方向から社会福祉経営を語ります。既に視聴申し込み者は341名に上っているそうです。

配信ぎりぎりまで申し込みは可能ですので、是非時間を作ってネットにつなげてください。画面を通してお愛できれば幸いです。
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見えない絆は消えない


年度末が近づき、何かとあわただしく過ごしている介護事業関係者が多いと思うが、僕もその例外ではなく、全国を飛び回っている。

今週に入ってからは、22日(日)〜24日(火)まで神戸に滞在し、24日の夜に一旦北海道の自宅に戻ったが、その翌日の25日(水)は、京都へ向けたオンライン講演を配信した後、奈良の関係者と新規事業等の打ち合わせのリモート会議を行った。

そして昨日26日(木)は、羽田空港〜高松空港を経由して、愛媛県四国中央市に入った。

本日9:30〜四国中央市介護支援専門員連絡協議会主催研修の中で、「目指せ!介護支援専門員中の介護支援専門員!〜君のケアマネジメントに根拠はあるか」という講演を行うための前日入りであった。

この講演は、昨年から依頼されていたもので、四国中央市のたくさんの介護支援専門員の方々が、僕が初めて訪れる同市で待っていてくれた。
四国中央市オフ会
その為、講演前日であった昨日は、「あげあしとり、なさんな。」で紹介したように、懇親会を開いて歓迎していただいた。

参加されたのは講演主催者の方々で、地域包括支援センターや居宅介護支援事業所の介護支援専門員の皆さんだった。おかげさまで、新しい見えない絆をつなぐことができたような気がする。

日が変わった今日の講演は、ハイブリットということでオフライン・オンライン両方で受講者が分かれて聞いてくださったが、会場だけでも50人以上の受講者の方が集まってくださった。平日の午前というタイトな時間にありがたいことである。

介護保険制度改正で居宅介護支援費の自己負担導入は見送られたものの、昨年12月20日付で正式にまとめられた介護保険制度の見直しに関する意見の36頁には、居宅介護支援費の自己負担導入について、賛成・反対の両論を併記したうえで、「ケアマネジメントに関する給付の在り方については、利用者やケアマネジメントに与える影響、他のサービスとの均衡等も踏まえながら、包括的に検討を行い、ケアマネジメントに関する給付の在り方については、利用者やケアマネジメントに与える影響、他のサービスとの均衡等も踏まえながら、包括的に検討を行い、第10期計画期間の開始までの間に結論を出すことが適当である。」と結論付けている。

第10期計画は2027年〜の計画だから、「第10期計画期間の開始までの間に結論」という意味は、次(2024年度改正)のさらに次の制度改正議論の中で結論を出すという意味だ。

24年度改正に意見書なのに、その次の27年改正の内容に触れているのである。このような制度改正意見書はかつてなかった。・・・さすればその意味とは、今回の制度改正では、物価高や内閣支持率の低下の中で、国民負担増を強いるのは難しい情勢で、それを見送りたいが、その次の改正では居宅介護支援費の自己負担導入は、厚労省も積極的に実現するように図るので、どうぞ財務省の方々も理解してくださいという風にしか読めない。

これが巷で関係者がささやかれている、「今回の意見書は、厚労省が財務省に手形を切った内容となっている」という意味だ。(※要介護1と2の生活援助や通所介護の総合事業化も同様

そうであるがゆえに、次の制度改正時も居宅介護支援事業所の介護支援専門員の皆さんは、さらに激しくなる自己負担導入論という逆風に相対していかねばならない。

そういう意味でも、ケアマネサポーターとしての僕の応援にもさらに熱が入る。この国の社会福祉の底辺を確実に上げている介護支援専門員の皆さんに対して、エールを送り、今日からますますその仕事に誇りと使命感を持って従事していただけるような講演を行うように心がけた。

ただしそこで話した内容は、架空でフィクションまみれの応援ではない。しっかりと現実を見据えながら、介護支援線専門員として存在意義を示し、求められるケアマネジメントの質を担保できる方法論を具体的に示したつもりだ。

そのためには介護支援専門員にとって耳の痛い話も含まれていたといえるだろう。

そうした現実を見つめつつ、たどり着かねばならないソーシャルワーカーとしての介護支援専門員の姿・仕事のやり方を示したつもりだ。

そういう意味では、「目指せ!介護支援専門員中の介護支援専門員!〜君のケアマネジメントに根拠はあるか」というテーマだった今日の話は、四国中央市の介護支援専門員の皆様だけではなく、全国の介護支援専門員の皆さんに聞いていただきたいと思う。

興味のある方は是非、講演依頼のメールを送っていただきたいものである。
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広い日本を実感する講演旅


北海道のコロナ禍第8波はピークダウンの傾向にあるが、世間全体でみると第8波の終息見込みは立っていない。

しかしそのような中でも徐々に会場集合研修が復活してきており、「3年ぶり〜」と冠がつく会場講演依頼が増えてきて嬉しい限りだ。

先月12月からは4か月連続で四国講演の予定が入っており、今月以降も高知と愛媛の4市町の会場で講演を行う予定がある。

このうち高知市での講演は、合同会社・福の種さんの主催で、小規模多機能型あり通り・住宅型有料老人ホームあり通り・通所介護アルコ汐見台オープン記念講演として、「介護保険制度改正」と「介護事業従事者の誇りと使命」という2つのテーマで2講演を行う。
通所介護アルコ潮見台・高知市
この2講演については希望があれば他の事業所の方もオンラインで視聴できるハイブリット講演となってるので、希望される方は福の種の社長もしくは専務に直接連絡していただきたい。

愛媛県での講演は、四国中央市松山市久万高原町の3市町の予定が入っている。

松山市での講演は、愛媛県老人福祉施設協議会からお招きを受けたものであるが、コロナ禍以前は何年も続けて同会から講演依頼を受けていたものの、コロナ禍によって研修自体が行われていなかったため、3年ぶりの招待となった。懐かしい皆さんにも久しぶりにお愛できるので、愉しみである。

久万高原町での講演は、コロナ禍でも途切れることなく、もう5年以上続けてご招待を受けている。今年もサービスマナー制度改正についての2講演を予定しているので、是非会場の役場までお越しいただきたい。

四国中央市(しこくちゅうおうし)は、今回初めて訪れる地域である。というか四国中央市の皆様には本当に申し訳がないが、そういう市があることさえ知らなかったというのが本当のところだ。

都道府県レベルで言えば、僕は山梨県と鳥取県以外のすべての都道府県で講演を行っているので、結構日本中を旅して歩いている方だと思う。そんな僕でさえ知らない市町村がまだたくさんあるということが改めてわかって、日本は広いなあと実感しているところだ。(参照:masaの講演予定と履歴

ということで今回改めて調べてみると、四国中央市は愛媛県の東端に位置する市であり、四国の他の3県(香川県、高知県、徳島県)に接していることが分かった。

しかも同市に行こうとする場合、松山空港ではなく高松空港から行った方が近いこともわかり、僕は今回、新千歳空港から羽田経由で高松空港に向かい、そこから空港リムジンバスで四国中央市入りする。

今回の講演は、四国中央市介護支援専門員連絡協議会さんから依頼を受けており、講演テーマは、「目指せ!介護支援専門員中の介護支援専門員!君のケアマネジメントに根拠はあるか」とした。ケアマネジメントの本質に迫りながら、施設および居宅の両ケアマネジャー実務に生かせる話をしたい。乞うご期待といったところだ。

四国中央市は、「日本一の紙の街」だそうで、それにちなんで全国規模の書道のイベントなども行われている地域だそうである。

そんな四国中央市に住む介護関係者の皆様に、エールを送る動画、「LOVE明日につなぐ言葉・四国中央市編」を作成したので、下記からご覧いただきたい。

唯一の心配は真冬の移動なので、雪による障害でフライトに支障が来すことである。それがないように祈るばかりである。
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高知より


僕は今、高知市内でこの記事を更新している。

先週の土曜日に自宅を経って、新千歳空港〜羽田空港〜高知空港と乗り継ぎ、高知市に着いた。そんなわけで今日で高知滞在3日目となる。

今回の高知市入りの目的は、福の種合同会社さんの社内研修として2つの講演を行うためであった。

その一つは、昨年開設した小規模多機能型居宅介護の職員研修である。

今後、小規模多機能居宅介護事業所の中で、看取り介護の実践に取り組む予定があるため、それに備えて昨日の午後、3時間の看取り介護講演を行った。

開設2年目での看取り介護の実践に不安を持つ職員さんも多いと思え、その不安を解消して自信を持った看取り介護実践ができることを主眼にレクチャーしてきた。

そのため看取り介護とは決して特別なケアではないし、特別な医療体制が必要ではないことを理解していただきながら、実際に僕が実践してきた看取り介護の様々な具体例と、実践例を示したうえで、終末期対応として求められる基本的スキルをきちんと伝えられたと思う。

講演後にある職員の方から、「自分の考え方が間違っているのかと不安になっていたが、看取り介護は、日常介護の延長線上にある介護で、特別な介護ではないし、日常介護の質を維持・向上させることこそだ時であることが確信でて自信を持てた。これからも頑張って働いていこうという意欲につながった。」というありがたい言葉もいただいた。

こんな風に僕の講演がきっかけで一段とやる気を出して、さらなる介護サービスの向上につなげてくれることが一番の喜びだ。頑張ってほしいと思う。

日付が変わった今日は、福の種合同会社さんの全事業所の管理者の皆様に向けて、午前中に2時間の講演を行う予定だ。

保育所と機能訓練を中心にした短時間通所介護から始まった、福の種合同会社さんの事業であるが、ここ数年で通所介護事業所数も増え、事業種類も小規模多機能型居宅介護や有料老人ホームなどに拡大している。
経営者と管理者の役割
その変化になかなか対応できない管理者さんも多いことが想像できるので、組織規模がこじんまりとしていた時の経営と、規模が拡大した後の経営スタイルは当然異なるし、経営者が全事業所を隈なく回ることは不可能になっている分、管理者の責任が重大になってくることを具体的に説明する予定である。

こんなふうに、介護事業者の個別の課題にスポットを当てた職員研修の講師も随時受け付けている。

僕は介護施設や通所介護・居宅介護支援事業所等の相談援助業務・管理職・経営者等の実務を経験してきているので、多角的で広いテーマの講義を、希望に応じて設定できる。

介護事業者として抱えている課題の解決、これから将来に向けて取り組みたいことのヒントなど、どのような希望にも対応できるので、是非事業所内研修講師依頼の相談もお気軽にメールなどで問い合わせいただきたい。

今日は講演後、高知を経って北海道に帰る予定だ。登別の自宅に到着するのは夜0時近くとなる予定である。

翌日からもオンライン講演や札幌でのハイブリット講演などが控えており、年末まで忙しい状態が続くが、それはとても嬉しいことでもある。

新年1月28日(土)にも高知市内で講演を行う予定がある。その際は午前と午後に介護保険制度改正に関する講演と、介護事業に携わる職員の心得に関する講演を行う予定だ。

その際には受講希望される介護事業者にもオープンにした、どなたでも受講可能な講演とする予定なので、是非多くの方に受講いただきたい。
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明日につなぐアローチャート


公費中心に収益を得る介護事業にとって、介護保険制度と報酬単価の今後の動きが、事業戦略上最も知っておかねばならない情報であることは間違いない。

しかし私たちの仕事の本質は、「対人援助」である。

いくら制度に精通しても、自分以外の他者の暮らしに寄り添う対人援助サービスでは、「人間理解」という根底がなければ、私たちが寄り添う人を救うことはできなくなる。

制度の光をあまねく人々に届けるためには、制度に精通するだけではなく、人を理解しようする態度が何より求められるのである。

制度だけに着目しても対人援助の目的は果たせないという事実を、私たちは強く自覚する必要がある。

たとえば、「制度の影をアンタッチャブルにしないために・・・。」で紹介した事件のように、40年もの長期間、妻の介護を続けていた夫の心の闇を、誰がどう気づいてやれるのか問題である。

私たちの仕事は、他者の最もプライベートな空間に足を踏み入れて、暮らしに深く介入する職業。そこでは人は能力や置かれた状況に関係なく、「ただ人として存在していることに価値がある」という「人間尊重の価値前提」がしっかりと護られ、私たちが暮らしに介入することで、「利用者の暮らしぶりが豊かになる」という結果が重要なのである。

そのためには実践根拠が必要になるが、その根拠は言語化される必要がある。私たちが良かれと思う思考回路を言語化する必要があるのだ。

その方法論がアローチャートだ。(参照:アローチャートは自分の思考回路を覚知させてくれます

この思考法の伝道師である吉島梅光学院大学・徳仁教授の主催する、「アローチャート研究会」が年に1度開催している学会が、11/19〜11/20の予定で開催される。
2020アローチャート学会オンライン
今年は下関会場とオンラインの2本立てのハイブリット学会である。

学会の詳細は、「2022アローチャート学会 ONLINE&…」をご覧いただいて、そちらから申込願いたい。

非会員でも参加可能である。(非会員は参加料3.000円)。この機会にアローチャート会員となって、500円の参加費にすることもできるが、この場合年会費5.000円がかかる。それでも勉強できる点から言えば、そちらの方がお得のような気がしないでもない。

この機会にアローチャートとは何かを深く知って、入会していただければ幸いである。

名誉会員の僕は、今年も90分の講演を行う予定となっている。テーマは、「結果を引き出し、暮らしを護るケアマネジメント経験値の共有化を目指して」とした。

適切なケアマネジメント手法とは何か、基本ケアと疾患別ケアで構成するケアマネジメントの実現とはどういう意味か・・・。そうした問題を紐解きながら、私たちに求められるケアマネジメントの在り方を示したいと思っている。

初日の吉島先生のアローチャートとは何ぞやが理解できる講義を聴いた後、最新のケアマネジメント関連情報満載の僕の講義をぜひ聴いていただきたい。

是非、奮ってお申し込み・ご参加いただきたくお願い申し上げます。19日は画面を通じて愛ましょう。
※ちなみに11/27午後〜11/30午前までの間に仙台市で時間が空いています。仙台市内で講演を希望される介護事業者は、是非気軽に連絡してください。

せっかくだから当日用に作成した、「LOVE〜明日につなぐアローチャート」を紹介します。下記よりご視聴ください。

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湘南の朝


月曜日の今日、僕は湘南藤沢市のホテルの一室で新しい週の朝を迎えた。今日も良い天気だ。

先週・土曜日に神奈川県藤沢市を訪れ、昨日は朝9:30〜茅ケ崎の社会福祉法人さんの研修講師として、150分講演を行ってきた。

北海道の僕からしてみれば、茅ケ崎のイメージは、「」である。サザンビーチの青い海を真っ先に思い浮かべる。
茅ケ崎サザンビーチ
しかし昨日講演を行った施設は、そことは正反対の山の中腹にある施設で、海のイメージとは異なったが、出会ったスタッフの皆様は、湘南の海よりも真っ青でさわやかな素敵な皆さんであった。

講演後は、スタッフの方10名ほどとお昼をご一緒して、イタリアン風のおいしい無国籍料理を食べたが、あまりにも楽しく会話が盛り上がったので、肝心の料理写真を撮影し忘れた・・・。今回の旅における一番の後悔は、あの素晴らしくおいしいランチを撮影し忘れたということである。残念。

ところで懇親会的なそのランチの場でも、スタッフの方から、「ICTや介護ロボットなどの導入と配置基準緩和」がセットで議論されていることに対する疑問と不安の声が挙げられた。

介護実務に携わるスタッフの方々の声とは以下のようなものだ。
ー−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
テクノロジーを導入して介護業務を省力化する必要性は理解できる。それほど介護の場の労力不足は深刻で、日や時間にっては手が回らずに利用者に対して十分な介護ができない場合もある。今でこそそういう状態なのに、これ以上スタッフの数が減っては、仕事が全然回らなくなる。そういう場所で働き続けることにも不安が生ずる・・・。テクノロジーを導入して、介護業務の省力化を図ることができても、いったい何時間・何人の職員に代わってどんな業務をしてくれるのかと考えると、配置人数を減らしてよいほどの業務軽減なんて机上の空論でしかないのではないのか・・・。
ー−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
これが介護実務に携わっている方々の生の声である。これに対して、厚労省や介護の生産性向上を推進する日本最大の大手介護事業者のトップは、どんな答えを出すのだろうか。

少なくとも人員削減ありきのテクノロジー導入推進論は、現場目線から外れたものであるし、その強引な実現は、介護職員を疲弊させてバーンアウトの大量発生につながりかねないものだと警鐘を鳴らしておきたい。

さて茅ケ崎講演とスタッフの皆様との交流を終えた後、ホテルに戻ったそのあと18時から90分間、オンライン座談会に参加した。
HMS・ Visonと戦略誌座談会
この座談会は、保健・医療・福祉サービス研究会(HMS)が主催したもので、「Visionと戦略」(11月20日発行)に掲載されるものである。

座談会のテーマは、「どうなる介護保険制度・報酬改革介護業界への影響と対策を探る利用者数に影響を及ぼす介護保険制度改正と収益の増減に影響を及ぼす介護報酬改定の影響予測〜」であり、メンバーは以下の通りである。
ー−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
進 行: 保健・医療・福祉サービス研究会 教育事業部長 小池 環氏
発言者
小濱介護経営事務所 代表 小濱 道博氏
株式会社やさしい手 代表取締役社長 香取  幹氏 
北海道介護福祉道場あかい花 代表 菊地 雅洋
ー−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
僕は放談レベルの好き勝手な発言に終始した感が否めないが、他のお二人の発言者からは、貴重な情報をいただいた。冊子の発売日は、すでに社保審・介護保険部会の取りまとめが公表されている時期であり、座談会で示された予測があっているか・はずれているかにも注目しながら読んでいただけそうである。

恥をかく結果にならないよう、はらはらしながら発刊日を待つ心境である。

このブログ読者の皆さんにも、ぜひお勧めしたい冊子である。保健・医療・福祉サービス研究会(HMS)の文字リンクをクリックして、冊子を発注していただけるとありがたい。

ということで3日間の旅を終え、今日は北海道に帰る日である。そのためこの記事は羽田空港のさくらラウンジで更新しているところだ。

それにしても今回も実りの多い旅であった。茅ケ崎ではたくさんの新しいつながりが生まれた。それは僕にとって何よりの財産である。そういう機会を持ち続けることができることに感謝したい。そういう意味で僕は何としあわせ者なのだろうか・・・。皆さん、本当にありがとうございます。

さてもうすぐ新千歳空港行きの飛行機の搭乗時間である。そろそろ搭乗口に向かうとしよう。
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杜の都でお愛しましょう。


今日午後から、仙台市老施協主催・令和4年度施設長研修として、「管理者に求められるリスクマネジメント安定した経営を行うために必要なこと」をテーマに120分講演を自宅から配信する。

主催者からは、LIFE関係加算を取得する必要性や関連する財務、労務関係内容。加えて職員のサービスマナーの重要性などを内容として入れ込んでほしいという要望があったので、120分という時間にギュッとそれらを詰め込んでプロット立てして講演スライドを作成した。

非常に濃い内容の講演となっているので、時間内に話が収まるかが心配だ。後半はしょらないように気を付けて話したい。内容については期待していただきたい。

杜の都・仙台市は過去に何度も講演をさせていただいている場所である。しかしコロナ禍以来絶えて行く機会がなかった。今回も仙台市の皆さんに向けた講演であるにもかかわらず、自宅からオンライン配信で終わるのはやや寂しく感じたりしている。

しかし来月約3年ぶりに仙台市で会場講演を行う予定が入っている。

11/29(火)13:00TKPガーデンシティPREMIUM仙台西口で行われる、(株)内田洋行主催UCHIDA BUSINESS IT FAIR2022 in SENDAIの中で、「本物の科学的介護とは?介護現場での課題と展望!」というテーマで、14:10 〜 15:10の予定で講演を行う。
UCHIDA BUSINESS IT FAIR2022 in SENDAI
参加料金は無料なので、お近くの方は是非会場までお越し願いたい。僕はセミナー開始の13時前から会場で待機しているので、声を掛けていただければ名刺交換も可能である。

申し込み締め切りは11/25となっているので、是非お早めに申込みいただきたい。

さて、この講演のために前日の11/28までに仙台入りする必要があるが、あいにく前日の午後に島根県に向けたオンライン講演のリアルタイム配信予定が入っていた。(※その後、主催者側の都合で講演配信は午前に変更された。)

そのためUCHIDA BUSINESS IT FAIR2022 in SENDAIの前々日にあたる11/27に仙台に入り、翌日はホテルからオンライン配信して、11/29のリアル会場講演に臨む予定を組んだ。

そのため今回の仙台滞在は、11/27午後〜11/30午後までの3泊4日になる。そうなると27日(日)夕方以降と、28日午後以降、29日午後3時以降は予定が何も入っていないことになる。

この機会に仙台市を練り歩くのも良いが、もし仙台市内でこの機会に講演をご希望の方は連絡していただければ、宿泊料も交通費もかからずに講師を務めることができる。

今日お話しする中でも介護事業者の職員のサービスマナーを軽視した事業者の成れの果てに触れており、利用者に対するサービスマナー意識があるのか・ないのかが、今後の介護事業戦略上、重要な分かれ道になることを説明する予定だ。

それだけ重要性が高いサービスマネーであるが、職場全体にサービスマナー意識を行き渡らせることは簡単ではない。この間、職員全員を対象にした職場単位のサービスマナー研修を定期的に繰り返すと効果が出るが、最初、僕のような外部講師に講義を任せ、その後は講師からアドバイスを受けた管理職が講師役を務めることで効果が挙がると思う。

そういう意味で、お気軽に最初の講義を依頼していただければと思う。

その他、看取り介護・介護実務全般・ケアマネジメント・人材マネジメント・制度改正と報酬改定など、多岐のテーマについて話すことができるので、この機会にぜひという方は連絡してほしい。

ということで、今日のオンライン講演は14時開始なので、そろそろ準備を始めようと思う。
masaが読み解く介護の今
医療介護CBニュースの連載「快筆乱麻masaが読み解く介護の今」の今月号の連載記事、「本気で取り組むべきは介護職員の記録削減」は文字リンク先から参照ください。
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旅は人生を豊かにする最強アイテム


全国いろいろな地域の方からご招待を受けて、現地までお伺いして講演を行う機会を頂いている。

都道府県レベルで言えば、今まで一度も講演をしたことがないのは、山梨県と鳥取県の2県だけである。それ以外の都道府県はすべて講演を行うために訪れている。

そのためすっかり土地勘がついた場所もあるが、市町村レベルで言えば初めて訪れる地域も少なくない。

まだ一度も行ったことのない街に初めてお邪魔するときは心が躍る。どんな風景を目にすることができ、どんなものを味わうことができるのか・・・。そして何よりどんな人たちと出会うことができるのかが、とても楽しみである。

ただしあくまでメインは仕事なので、観光する時間がなくて講演会場と空港や駅の往復で時間を費やして終わりということも多い。それでも見知らぬ地域の景色や空気に触れるだけで心が躍る。

JRの走っていないローカル路線・・・青い森鉄道や島原鉄道を利用して、同じ列車に乗車している地元の人たちの様子を見ながら、のんびりと鉄路の旅を楽しんだり、五島列島などの島の会場に向かって船に乗っている時間なんかは特に貴重だ。

その時の記憶は、今でも鮮明に思い出として残っている。そういう意味で、旅は僕の人生を限りなく豊かにしてくれる最高の機会である。

コロナ禍以後、そういう旅ができない時期が続き、講演はオンラインが主流となって久しい。

オンラインはたくさんの地域とどこからでもつながり、時間や場所も関係なく、数多くの人が講演を聴くことができる点で優れているが、受講者の方々と直接触れ合えない点と、旅ができない点は講師として非常に物足りなさを感ずるところである。

しかしこのところ行動制限のない新たな感染予防策がとられ始めていることもあり、会場でのリアル講演が増えてきた。そのことは僕にとって何よりもうれしいことである。

今日も僕は新千歳空港で、東京行きの便の搭乗待ちをしながらこの記事を更新している。今回は東京〜山口と移動して、日曜日に北海道に戻る予定だ。

山口県も何度か訪れて、過去は下関市と山口市で講演を行ったことがある。今回は初めて下松市というところにお邪魔する予定だ。
夕日岬
会場でのリアル講演を行う際には、講演場所の名所・名跡画像を使った動画を作成して持っていくことを常にしているので、ご当地のいろいろな場所を事前に調べることになる。それだけで楽しくなることが多い。

今回調べたところ下松市は夕日岬という観光スポットがある地域。上の画像がその場所である。また狐の嫁入りをモチーフにした伝統行事もあるらしい。

下の画像は、下松市のご当地グルメを調べて、たどりついた画像である。
笠戸ひらめパエリア
料理名は、「笠戸ひらめパエリア」・・・。ひらめが名物なのだろうか・・・。

このパエリアを食べる機会はなさそうだが、旅のだいご味は何といってもご当地グルメ。その土地のおいしいものを食べ、おいしいお酒を呑むことができるのは何よりの楽しみだ。

そういえば山口県は日本酒の銘酒も多い土地柄である。

全国的に有名な獺祭や、故安部元総理がプーチン大統領にふるまった東洋美人も山口県のお酒だ。明日開催されるC-MAS全国大会のコーディネーター小濱先生が推奨する雁木も忘れてはならない山口県の銘酒である。

そんなおいしいお酒も呑む機会があったらうれしい。雁木は必ずお土産に買って帰ろうと思う。

さてそれではそろそろ搭乗口に向かうとしよう。今回の旅先の講演会場である、秋葉原と下松市でお愛する皆様、どうぞよろしくお願いいたします。名刺はたくさん持参しています。
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介護業界の未来をみつめるために


1980年代の後半、僕はまだ20代後半の若造でしかなかった。

そうであるにもかかわらず、北海道の一社会福祉法人の中では責任ある地位に就かされて、いろいろな役割を担うことになっていた。そのため理事長の古くからの友人であった故・高橋辰夫衆議院議員に連れられて、行政機関にも足しげく通うようになった。

高橋氏は厚生政務次官(現副大臣もしくは大臣政務官)も務めていたので、厚生省(当時:現厚労省)官僚の方にも紹介されて、いろいろとお話を聴く機会を得た。

その時感じたのは、当時の官僚の皆さんが高齢化の進行によって社会の活力が失われることの危機感を強く持っていることと、高齢者福祉制度等を抜本的に見直さねばならないという意思を強く持っているということだった。

その危機感が厚生省内に「高齢者介護問題に関する省内検討プロジェクトチーム」(1993年)が設置されることに繋がり、介護保険制度の創設に繋がっていったわけである。その経緯については改めて、「介護保険・夜明けの雷鳴1」・「介護保険・夜明けの雷鳴2」・「介護保険制度へと続く道」・「介護保険制度誕生前に吹き荒れた嵐」を参照いただいて、思い起こしてほしいと思う。

しかし今現在はどうかと言えば、厚労省内に1980年代半ばのように、高齢者介護制度を抜本的に改革しようという動きはまったくない

そして制度改正と報酬改定は、団塊の世代がすべて90歳に達する2039年以降を視野に入れて、制度の持続性保持のために行われている。つまり仮に政権交代があったとしても今後20年以上は介護保険制度は継続運用されることは確実と言ってよいのである。

よって公費中心に収益を得る介護事業にとって、介護保険制度と報酬単価の今後の動きが、事業戦略上、最も知っておかねばならない情報ということになる。

その最新情報を含めた、介護業界の行く末の分析を、多方面から語るC-MAS全国大会 ver.2022が、10/21(金)13:00〜東京・秋葉原 UDX NEXT GALLERY 「NEXT-1」で行われる。

詳しくは文字リンク先の案内チラシをご覧いただきたいが、今年も豪華メンバーが揃って、3年ぶりにリアル会場開催となっている。

コーディネーターは、介護事業経営のスペシャリストで、日本で最も数多く介護保険制度関連の講演実績を持つ小濱道博氏。
C-MAS全国大会2022
今年も最新の情報を知らせてくれるとともに、切れ味鋭い解説をしていただけることは間違いのないところだ。

進行役は、コグニティブ・サポート代表理事の小林 香織氏。
C-MAS全国大会2022
個性が強く舌鋒鋭く暴走をいとわない登壇者をまとめて、大会を滑らかに進めてくださるだろう。

登壇者もバラエティーにとんでいる。
C-MAS全国大会2022
毎回申込者が殺到する、「未来をつくる介護カフェ」の高瀬 比左子代表は、大会会場をカフェの雰囲気に変えてくれるかもしれない。

今後の介護事業経営についても、信頼できる実力者の面々が最新情報を含めて語ってくれる予定だ。
C-MAS全国大会2022
ケアビジネスパートナーズの原田 匡代表取締役は、介護事業を「介護福祉事業」と言い切り、地域に貢献できる価値を伴う経営論を語ってくれるそうである。

第四部:徹底討論のメンバーが豪華だ。
C-MAS全国大会2022
アニスピホールディングスの藤田 英明代表取締役と、はっぴーライフ及エイチエルの辻川泰史代表取締役という実力のある経営者(※若手という文字はもうとった方が良いのだろう・・・。)は、介護保険制度開始当初から実績を挙げ続けているお二人である。その二人の頭脳から湧き出る貴重な考え方を、小濱C-MAS最高顧問がどのように引き出してくれるのかも愉しみである。

最後におまけは僕の講演・・・。
C-MAS全国大会2022
制度改正の議論の流れを解説しながら、僕なりの改正のポイントをお話しする予定である。

それと同時に今現在の社会状況を見ると、新型コロナウイルス対策緩和で動き出した経済に人材確保が追いつかない状態が全産業に見受けられる。その影響は、介護事業の人材不足にも拍車をかけ、コロナ禍で休業や廃業を余儀なくされた他産業から介護事業に流れた人材が再び流出しかねない状況が生まれている。そうした状況にどのように対処すべきかという視点も含めた話をしたいと思う。

どちらにしても他では聞けないためになる情報が満載のセミナーと思うので、是非多くの方に会場までお越し願いたい。久しぶりに名刺交換をしましょう。会場でお待ちしています。
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看取り介護につながる日常と傍らにいることが許される関係性


僕は今、自家用車で札幌に向かってる。目的地は高速を走ると2時間弱で到着できるが、急ぐ旅ではないので下道を通って、途中、苫小牧市で休憩している最中だ。

ちょうどお昼になったので、食事を摂ったあと、少しだけくつろぎながらこの記事を更新アップしているところだ。(※ちなみに苫小牧市は、僕の中では海鮮丼のメッカというイメージなので、それを食べた。週末にでも、こちらのブログ記事で紹介しようと思う

さて今日は札幌市内の社会福祉法人さんの職員研修として、「介護施設における看取り介護リビングウイルから終末期対応まで」というテーマの講演を行う予定が入っている。そのための移動の最中である。

その法人さんでは、まだ看取り介護加算の算定を届け出ていないが、これから研修を重ねて看取り介護の実践に取り込もうとしているとのことである。僕の今日の講演が、そのきっかけになって、看取り介護を行う自信につながってほしいと思う。

そもそも看取り介護とは特別な介護ではない。それは日常介護の延長線上に、ごく自然に存在しなければならない介護であって、介護を職業としている人は、看取り介護の場に自分が関わることは当たり前のことであると考えて、終末期の人の状態・良く起こる症状・それにどう対応するかなどを基礎知識として備え置く必要がある。

それは看取り介護スキルではなく、「介護スキル」そのものだからである。

死を厳粛なるものと考えること、受け止めることは悪いことではない。それはとりもなおさず命の尊さに思いを馳せているという意味に他ならないからだ。
誰かのあかい花になるために
だが人は必ず死ぬ・・・。人の致死率は100%である。だから厳粛なる死であっても、そこに関わる人に、特別な資格が必要と考えるのは少し違う。人として、厳粛なる死に真摯に関わる気持ちを持つことができるなら、誰しもがそこに関わってよいのである。

先日、僕の看取り介護講演をオンライン視聴した方から手紙が届いた。その一節を紹介したい。
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(前半省略)「看取り介護は特別なケアではなく、日常のケアの延長」というmasaさんの言葉に衝撃を受けました。私は普通高校を出て、介護保険のスタートと同時に今の法人に介護職として入職いたしました。当時はまだ、「ターミナルケア」という言葉も聞かず(私が知らないだけだったかもしれませんが)看護師が中心となって終末期の方の支援を行っていました。そんな中で一人の高齢女性の支援を通し、介護のすばらしさを学び、奥深さを実感する経験をしました。それが今も自分の介護観の根本となっております。

そのようなこともあってか、私自身看取り支援には特別な思いがあり、後輩にも看取り介護の経験をしてほしいと考えておりました。しかしながら今回のmasaさんの言葉を聞いて、自分の中で看取り介護に対し、「普段の介護」と「看取り介護」を分け、勝手に「崇高な支援」とバイアスが働いていたことに気づきました。

看取り介護は特別な支援ではなく、看取り介護になったから、何か対応を変えるなどでもなく、当たり前のケアの延長にあり、普段の関りの中で関係性を築いていくことの大切さ、命のバトンリレー支援の素晴らしさを深く学び、このことを後輩に伝えていきたいと思っております。命はリレーされる。きっと私たち職員にもリレーされることだと思います。(以下略)
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以上が頂いた感想である。

僕が講演で伝えたかった思いをしっかり受け止めていただいて感謝している。

受講者の方には、看取り介護に関してそれぞれの思いが様々に存在していると思うが、その思いを僕の考えとつなげて、より良い介護実践につなげていただくことが一番大事だ。

看取り介護は、やり直しの効かないたった一度の、一時期だけのケアである。そこでは私たちが何をしたいのかではなく、逝く人と遺される人の思いを大切にしなければならない。

看取る人・看取られる人がこの世で結ぶ最後の縁、この世で残す最後のエピソード・・・その支援のために、私たちはできる限りの手を尽くすことが必要とされるのだ。

そしてその基盤は、日常からのADL支援・QOLの向上支援であることを忘れてはならないのである。

毎日繰り返される日常・・・その中でおむつが濡れたままで放置されている人が、看取り介護になった途端に部屋を飾り立て、音楽を流して看取っても、何の意味もないという当たり前のことに気が付かねばならないのである。

息を止める最後の瞬間に、傍らにいることが許される関係性を、日常支援の中で結んでおくこと・・・それが何より大事である。
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リアル会場研修が増えてきました。


厚労省が5日公表した統計によれば、全国の高齢施設におけるクラスター感染数発生数は、2週連続で前週比マイナスとなっている。

新型コロナの感染第7波も終息に向かいつつある中で、今冬を前にして第8波が確実に見込まれると予測する向きもあり、アフターコロナという先はまだまだ見えない状況だ。おそらく全国の感染者数を現行のように全数把握し、公表し続けるとしたら波は何十波も続くのだろう。

しかし社会は既にウイズコロナとして、新しい時代に変わりつつある。各地で大きなイベントが3年ぶりに復活したというニュースが数多く聞こえてくるのも、そうした世相を表している。

介護業界の各種研修会も、会場での集合研修の再開の動きが加速されている。

コロナ禍の中で、すごい勢いでオンライン研修が普及し、その便利さからコロナ禍が落ち着いたとしてもオンライン研修を考えて続けていこうと考えている人も多いと思う。その考え方は決して間違っていないが、会場に集まって受講する研修であるからこそ創ることができる、「人とのつながり」を考えると、会場での集合研修が必要なくなることはないだろう。(参照:望まれる人が集まる研修の再開

むしろ今後は会場研修と、来場できない方のためにその様子をリアルタイムでオンライン配信する、「ハイブリット研修」が増えてくるのだろうと思う。

また会場研修の録画を、期間を区切ってユーチューブ等で見逃し配信する研修会も増えている。それはとても歓迎されることだと思う。

昨日も(株)内田洋行さんから、11/29に仙台市で講演を行ってほしいと依頼を受けた。同社とは20年以上お付き合いしていただいており、U+(ユープラス)というサイトでは、「masaの介護・福祉よもやま話」というコラムを10年以上にわたって配信し続けている。

研修講師としても数多く依頼を受けていたが、コロナ禍以後は、株)内田洋行主催UCHIDAビジネスIT オンラインセミナーの講師として、定期的に講演を配信してきたので、そちらを視聴されていた方も多いことだろう。

今回やっと仙台で、株)内田洋行主催の会場講演が再開されることになったわけである。僕にとってそれはとてもうれしいことだ。時間や場所・テーマ等はこれから詳細を詰めて決まるので、その研修の案内は決まり次第お知らせしたい。仙台周辺の方は是非11/29の予定を空けておいてください。

ところで仙台講演に向けては冬の時期ということもあって前日入りが必要とされる。しかし11/28は島根県老施協主催接遇研修としてオンライン講演を予定している。自宅でその講演を配信してからでは、仙台入りの時間が夜遅くなってしまう。そこで今回は11/27に仙台入りして、仙台のホテルから島根県に向けたオンライン講演を配信する予定を組んだ。

ということで11/29の仙台市での講演のために、今回は仙台市に11/27〜11/30まで3泊4日の滞在となる予定だ。

時間にたっぷり余裕があるので、3年ぶりの仙台を存分に愉しんできたいと思う。なおその間は28日の午後の2時間と29日以外は空いていることになる。そのためそれ以外の時間で講演等を希望する仙台市内の事業者さんが居ましたら、ぜひ連絡してほしい。喜んで駆けつけます・・・。ご希望がある方は、あかい花の公式サイトの右上の✉マークをクリックして連絡ください。

何もなければホテルでゆっくり休養しながら、仙台のおいしいものを食べて・寝て・太っていると思う。

さてリアル会場講演と言えば、先日表の掲示板で案内をした介護事業経営支援の専門家が集う年1回の大会・C-MAS全国大会が3年ぶりに会場開催される。
C−MAS全国大会
詳しくは、C-MAS全国大会の案内を参照いただきたいが、今年も(僕を除いて)豪華な顔ぶれがそろっている。

同大会には初の参加となる未来をつくるkaigoカフェを主宰されている高瀬比左子さんが、どんな話をしてくださるのかも興味深いところだ。

開催日時は10月21日(金)13:00〜17:30。会場は東京・秋葉原 UDX NEXT GALLERY 「NEXT-1」ということで、是非その日は秋葉原に集まっていただきたい。

3年ぶりに会場でお愛できる方も多いのではないかと、今からわくわくしている。久しぶりに名刺をたくさん持っていこうと思っている。

ということで10/21は、秋葉原の会場で愛ましょう。
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自分と同じ講演テーマを人がどう配信しているかを確かめてみた。


今日僕は函館に来ている。東室蘭駅8:16発の北斗4号に乗って、10:38に函館駅に着いたところだ。

函館駅構内には、北海道の3大ラーメンの一つ函館塩ラーメンの名店「あじさい」があり、10時から開店しているので、朝昼兼用飯として早速塩ラーメンを食べてみた。
あじさい塩ラーメン
新千歳空港のラーメン道場にある、「あじさい」と同じ味だ(当たり前か・・・。)

お腹も満ちたところで仕事に向かおうと思いながら、カフェでこの記事を更新しているところだ。

今日は午後から市内の社会福祉法人さんで、職員向けのサービスマナー研修講師を務めた後、幹部職員に向けて、「サービスマナーの浸透を図る労務管理」というテーマで講義を行い、函館発18:48の北斗21号で東室蘭に帰る予定である。登別の自宅に付くのは21:30くらいだろう。日帰り弾丸2講演だが頑張ろう。

さて講演と言えば先日、8月17日(水)に僕のオンライン講演を企画・配信してくださった株式会社リブドゥコーポレーション事務局から、開催報告書が届いた。

報告対象となった講演はLivedoオンラインセミナー・介護現場の働き方改革と離職率削減」である。下記画像がそのまま報告書になっているので参照いただきたい。
介護現場の働き方改革と離職率削減
この画像が添付されていたメールには、『参加者の皆様からは、「4つのじんざい」など教育や定着率アップの環境づくりなど、多岐にわたりご満足いただける回答を頂戴しております。また、当日参加した弊社社員からも新たな刺激となったとの感想もありました。』という言葉も添えられており、大変励みになった。

リブドゥコーポレーションの皆様並びに視聴者の皆様に、この場を借りて改めてお礼を申し上げたい。

Livedoオンラインセミナーについては、今年度内の12月と3月にも配信が予定されているので、その際にも是非ご覧いただきたい。

さて次に予定しているオンライン講演は、来週8/31(水)に予定している熊本県老人福祉施設協議会主催LIFE研修会である。

この研修会は会員限定のクローズ講演であるが、既に参加施設は93施設に上っている。受講者数は施設数の倍を超えることになるだろう。

開催要綱には、「本研修では、LIFE が導入された目的、根拠、また今後どう生かされていくのかの道筋を、特養・通所介護それぞれの事例により説明することで今後のケアの向上を目的として開催」とされているので、その趣旨に沿った話をさせていただく。

特養とデイのLIFE関連加算のすべてについて解説してほしいという要望もあったために、講演時間は3時間を予定している。
講演・LIFEとは何か
既に講演スライドも完成して、最終校正作業を行っている段階である。

そんな時期にたまたま某サイトより、「LIFE関連加算のよくある質問と注意点」という無料オンライン講演の視聴申し込み受付のメールが届いた。

自分の講演にオリジナリティを持たせるために、あまり人の影響を受けたくはないので、自分が話すテーマと被った話を聴こうという気になることは少ないが、他の講師がLIFEについてどんな切り口で語っているのかには多少興味があったので、視聴申し込みをしてみた。

その講演を昨日視聴した。・・・正直、こんなものか〜と思った。

特に目新しい情報はない。というかネット上に配信されているLIFE操作説明を短くまとめた内容に過ぎなかった。

5月に更新された最新のフィードバック情報なんかは全く含まれておらず、現状のフィードバックの具体的方法(何をして・何をしなくてよいか)とか、近い将来それはどうなっていくのかなどの肝心部分の解説がない。

視聴対象者が、不特定多数の無料申込者ということで、広く浅い内容にせざるを得なかったのだろうなと思った。

その点、31日の熊本県老施協会員に向けたLIFE講演は、もっと掘り下げた内容で、しかもわかりやすく理解が進む内容となっていると自負している。熊本の皆さん、ぜひ期待してください。

熊本県の介護事業者に所属する方々にエールを送る動画も創りましたので、下記をご覧ください。

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満員御礼


医療介護CBニュースに連載している、「快筆乱麻〜masaが読み解く介護の今」の今月更新記事が今朝アップされています。文字リンク先からご覧ください。

さて昨日はアクセス札幌で行われている北海道最大の介護商談型展示会『CareTEX 札幌』で講演を行ってきました。

僕の自宅から会場までは、自家用車で移動しましたが、急ぐ旅でもないため高速道路を使わず一般道で移動しました。そのため片道3時間ほどかかることになるのですが、行きは途中で食事をしたり、知り合いとあったりするなどして、時間を掛けて会場に到着しました。

去年もこの展示会で講演を行いましたが、当時はコロナウイルス感染症による緊急事態宣言下で、「去年10人を下回った受講者が何人になるかな?」でもお知らせしたとおり、会場には人がまばらでした。

今年は感染第6波が収まっていた頃に、講演の日程が決まりましたが、皆様に案内をしようとした直前に第7波が始まりました。

そのため今年も人が集まらないのではないかと心配しましたが、緊急事態宣言が出されていないためか、去年より来場された方の数はかなり多かったようです。
CareTEX 札幌講演会場
僕も会場に到着してすぐに展示会を見て回りましたが、各ブースとも盛況な様子が見て取れました。

僕が展示ブースを回っていると、担当者が僕の姿を見かけて声を掛けてくれ、「CareTEX 札幌をブログで紹介してくださって、ありがとうございます」とお礼を受けました。

聴くところによると、今回の展示会場で行う講演会は医療と介護関連で15講演予定されていたわけですが、僕の講演への参加申込者数が最高人数だったそうです。CareTEX 札幌講演会場
講演前に会場を撮影した画像が上ですが、席の間隔は十分取って密を防ぐように対策しておりました。
CareTEX 札幌講演会場
会場最後方から写した場面です。この席がすべて埋まりました。ご来場いただいた皆様、ありがとうございます。
講師近影
演台と受講者の間はアクリル板で仕切られていましたが、僕もしっかりマスクをして話をさせていただきました。

講演後の名刺交換会にも、たくさんの方が残って参加してくれました。

頂いた名刺は大事に取っておりますので、講演依頼等で連絡したい方は是非お気軽に名刺に記載している電話番号やメルアドまで連絡ください。「どこどこの会場で名刺交換したものです。」と声を掛けてくだされば、さっそくその名刺を確認して、コミュニケーションもスムースに取れると思います。

名刺を交換しながらご意見・ご感想を頂きましたが、どれも勇気をもらえる応援メッセージでした。本当に感謝です。講演を聴いた方の中には、「やはり会場講演が、直接話が入ってきて集中もできてよい」という意見を頂きました。本当にそうだと思います。直接対面でのコミュニケーションがとれる会場研修が、どうか数多く復活してほしいと思います。

おそらくコロナウイルスが消滅することはないので、その終息もありません。だからこそウイズコロナの観点から日常を取り戻していくことが大事だと思います。

新型コロナウイルスについては、感染症法上の分類「2類相当」の見直しを求める声がに広がっています。インフルエンザと同等の「5類」並みに引き下げれば、感染患者を診療所などで受け入れることが可能となり、医療逼迫(ひっぱく)が避けられるとするためです。

一方、ワクチン接種や医療費が自己負担となるなどの課題もあって、そのことを否定的に捉えている人も多いです。それなら特別立法で、コロナウイルス感染症のみの新たな類型を作り、ワクチンや治療費の無料対応を続けたうえで、一般医療機関は軽症者を診療できるようにすればよいだけだと思うのですが、それはそんなに難しいことなんでしょうか?

僕の生活圏域であるお隣の室蘭市では、「第76回むろらん港まつり」が29〜31日の3日間に予定で開催されます。11団体約600人が参加する「総参加市民おどり」が行われるなど、夏の風物詩が3年ぶりに戻ってくることに室蘭市民は高揚感を抱いています。

感染者の数が過去最高を超える中で、徐々に社会活動が戻ってきているのです。プロ野球のオールスター戦や、高校野球の夏の甲子園大会も通常開催されています。

介護事業は人が支える事業だから、従事する人のスキルは最重要課題です。それらの人たちが最新の適切な情報を得て、学びができる場をもっと増やしてほしいと思います。そういう場のお手伝いは、喜んでしますので、是非「北海道介護福祉道場あかい花」の公式サイト右上のメール画像から、連絡してください。
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根拠のある介護実践から得られるもの


北海道最大の介護商談型展示会『CareTEX 札幌』における僕の講演が来週の水曜日に迫った。

7/27(水)15:10〜60分間、「本物の科学的介護とは〜根拠ある介護実践から得られるもの」というテーマで話をさせていただく。

国の介護データベース・科学的介護情報システムLIFE :ライフ)の対応について、様々に研究してきたが、結局のところ、人それぞれ個性が違う感情に向かい合う介護のエビデンスは、数値データだけで創り上げることはできないという結論に帰結する。・・・それが僕の素直な意見である。

だからこそ根拠ある介護実践が必要で、その結果とLIFEのデータ解析を結びつけることで、何らかの新たな方法論が生まれる可能性がは否定できない。よってLIFEへの情報提供とフィードバックのPDCA活用の仕方を具体的に解説するつもりだ。
講演スライド
それと共に人材育成について触れる内容を盛り込んだ。

なぜならば根拠ある介護実践に努め、根拠のある方法論を伝える姿勢がない限り、介護人材は育っていかないだろうと思うからである。

つまり人材確保が最大の課題である介護事業において、人材育成にこそ科学が求められということだ。そのためには何が必要かということを紐解く講演にしたいと思いながら、水曜日に向けて講演スライドをまとめているところだ。

会場となるアクセスサッポロ 大展示場の最寄り駅は地下鉄・大谷地駅。僕の母校・北星学園大学の最寄り駅と同じである。・・・とはいっても地下鉄大谷地駅ができたのは、僕が大学2年になってからのこと。入学時は地下鉄もなく、大学と神社とパチンコ屋だけがやけに目立っており、「おおやち」と呼ぶにふさわしい札幌のはずれ感漂う場所であったが、今ではすっかり都会的に様変わりしている。

どちらにしても札幌白石区は、僕にとって庭と言ってよい場所だ。懐かしさもある・・・。

僕は当日登別市から自家用車で会場まで出かける予定である。会場となるアクセス札幌は、高速道路を利用すれば自宅から1時間半くらいで着く場所であるが、途中千歳市や恵庭市で別件の仕事をこなしていくので、一般道で3時間以上かけて到着する予定である。

巷では感染者が過去最高に達する勢いであるが、講演会場も各種展示会用も感染予防対策をしっかりとっている。大きな声を出すこともない講演会場で、クラスター感染が発生することはほぼないといって良い。

今日からは3年ぶりに「さっぽろ大通りビヤガーデン」も開催されている。社会活動やイベントは、既にウイズコロナとして共存していくべき時期なのである。皆さんも是非安心して会場にお越しいただきたい。

今のところ僕の講演参加希望者は50名ほどが申し込み済みである。会場にはまだ余裕があるので、道内で時間が取れる方は是非お申込みいただきたい。

表の掲示板でもアナウンスしたが、当日は講演後に名刺交換会を行う予定にしている。 

講演会場とは別室に、ソーシャルディスタンスを確保した場所を用意して、講演後に案内のアナウンスも行う予定なので、気軽に名刺をもってきていただきたい。

これを機会にご縁を結ぶことができ、末永くお付き合いできる人が、ひとちでも増えることを願っている。どうぞよろしくお願いします。

また展示会場では、介護関連の最新のAIロボットやICT機器なども展示されており、時間を掛けてお越しいただいても決して損のない展示会だと思う。

それでは10/27(水)午後から、アクセス札幌・セミナー会場Aでお愛しましょう。
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仲間の悩みに応えエールを送る日々


今週月曜日に、岩手県介護福祉士会宮古広域連合の方々と月末に行う講演の打ち合わせを行った。

7月23日(土)14:00〜16:00に予定している、「令和4年度岩手県介護福祉士会宮古広域支部研修会」の進行になどについて話し合うためだ。

当日の講演もZoomでオンライン配信する予定である。介護福祉士会の会員様向けの講演であるが、今回は特養における看取り介護をテーマとしているので、特養の看護師・介護支援専門員・相談員・栄養士さんなども受講してくださるようである。
masaの看取り介護講演
そのためのポスターチラシを岩手県介護福祉士会宮古広域支部事務局のHさんが作成してくださった。

この打ち合わせに先立って事務局の方が、受講予定者の皆様がどのような内容について知りたいかというアンケートを取ってくださった。その主たる内容は以下の通りである。
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〔眠饑限の中、家族が利用者を知る機会が減ってきて いる。電話や手紙にて連絡 は行っているが、体調が悪化した際など、家族から「こんなになっているとは思わなかった」とショックを受けたりされることがある。ZOOMなどの環境が整っていないご家族も多い中、のようにご本人の様子 を伝えていったら よいのでしょうか。

∋楡澆箸靴董▲繊璽爐箸靴憧納茲蠅砲弔い動媚彭 一をどうすればよいのでしょう か。現場の介護職員は、病院に連れて 行った方がよい(本人が辛そうだから)と 言う意見が多い。しかし、病院で入院治療をすると、拘束されて点滴をしたりと本人にとって苦痛になるケースも多く存在す る。そして、退院 出来ずにそのまま亡くなる事もある。『入院治療を受ければ、元気になって帰ってくるのではないか』、『入院させたい訳ではない。何でこの 様な状態になったのか理由(原因)だ けでも知りたい』、という介護職員の思いも分からなくはないが、その点をどう考えて、現場の介護職員にどの様に伝えたらよいか迷う。その 上で看取りについての内部研修をどのように取り組んでいけばよいか悩んでいる。

デスカンファレンスを行い自身のケアを見つめ直す機 会があるものの、後悔を受 け止める事が出来ない職員が多く、自己満足が強いカンファレンスになってしまっている感じを受ける。意義のあるデスカンファレンスをする にはどうすればよいのでしょうか。

し亳海浅い職員を中心にメンタルヘルスケアの重要性を感じて おりどのように取 り組んでいけばよいか、具体的な事を教えてほしい。
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これらの疑問は、他の看取り会場講演会場でもよく質問される内容である。皆さん同じような悩みを抱えながら、その答えを求めて日々の実践に努めていることがわかる。

これらの疑問については、「こうした方が良いと思います。」という答えをするのではなく、「こうしています。その結果こうなりますよ」と答えられるのが実践者である僕の強みであると思う。

特に看取り介護については、全国の度の特養よりも先を走ってきたという自負があり、それらの疑問の答えを介護実践の場で、僕の仲間と共に解決してきたのだから、その具体例を話せばよい。つまりそれは僕らがやってきたことであり、今も僕の後輩たちがやっていることなので、やろうと思えば全国のどこの誰でも、「できること」なのである。

このように僕の講演には、空論は存在しない。あとは受講された方の、「本気のやる気」の問題である。

そのやる気を出してもらうためにエールを送る動画をいつも作成している。今回は岩手県の宮古広域支部の皆様が徐行対象者であり、北から久慈市・野田村・普代村・田野畑村・岩泉町・宮古市・山田町・大槌町・釜石市・大船渡市の10市町村の方が退所となっているので、その地域をすべて網羅する応援動画、「LOVE明日につなぐ介護・岩手宮古広域支部編」を作成した。

岩手県の10市町村の美しい景色と共に、僕から贈る言葉をご覧いただきたい。岩手県宮古支部以外の方も、是非ご覧になってほしい。

それでは岩手県宮古広域支部の皆様、7/23はZoom画面を通じてお愛しましょう。
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去年10人を下回った受講者が何人になるかな?


マイナビが運営する、メディカルサポネットに連載している、「菊地雅洋の激アツ介護経営塾・選ばれる介護事業所であり続けよ」の第10回連載記事は、「外国人介護人材の受け入れに関する課題を考察する」というテーマで、昨日の夕方にアップされています。無料登録でどなたでも読むことができるので、是非登録をして読んでください。

この連載は12回というお約束なので、残すところあと2回となりました。なんだか寂しく感じますね。もっと書き続けたいような気がしないでもありません・・・。

話は替りますが、北海道の皆さんに是非会場までお越しいただきたい展示会場での、僕の講演を紹介します。表の掲示板でも紹介しましたが。北海道最大の介護商談型展示会CareTEX 札幌 2022』が、アクセス札幌大展示場で7/27〜7/28の2日間開催されます。

この展示会は、介護業界初のオンライン展示会「CareTEX365 オンライン」を運営するブティックス(株)が主催するもので、介護用品・設備・リハビリ機器・見守り機器をはじめとした介護ロボット・介護食など、介護の場で役立つ商品やサービスを一堂に展示するものです。

来場者の方々は、商品をご覧になりながら、出展者との商談も可能です。

北海道エリアでは最大級の介護業界関係者に向けた展示会で、去年に続き第2回目の開催となります。

この展示会場では、介護関連専門セミナーも同時開催され、来場者の方はそれらのセミナーを無料で受講できます。

この専門セミナーのうち、初日(7/27:水)15:10〜16:10に行われる、「施設運営コース:特別講演」を僕が担当します。テーマは、「本物の科学的介護とは〜根拠ある介護実践から得られるもの」です。
CareTEX 札幌2022講演
僕の登壇は昨年の第1回に続いて2回目となりますが、テーマは新たに設定しておりますので、展示会初日の午後にご来場された方は、どうぞセミナー会場Aまでお越しになってください。

国が科学的介護の実現を目指していますが、それはどんな介護で、なぜ今それを目指しているのかを紐解きます。そして国から示されたものを諾々と受け入れるだけでよいのかという疑問と共に、介護の場から発信できる科学的根拠についての提言も行いたいと思います。

昨年の展示会は、緊急事態宣言の真っただ中で行われたため、会場を訪れる人も少なく、僕の講演会場も10人に満たない受講者でした。今年は会場での対面講演が、徐々に復活している中での展示会となりますので、昨年より受講者の数も増えるのではないかと期待しています。

勿論、どんなに受講者が少なくとも、1名でも受講していただければ、全力で魂のこもった話をさせていただきます。

でもせっかくですから、ぜひ多くの皆様とセミナー会場でお愛したいものです。

なお昨年の開催は札幌コンベンションセンターでしたが、今年はアクセス札幌大展示場に開催場所を移しておりますのでお間違えの無いようにお越しください。

是非会場でお愛しましょう。
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看取り介護研修で欠落させられない知識情報


介護保険制度上では、終末期ケアに関する呼称は、医療系サービスはターミナルケアであり、福祉系サービスでは看取り介護である。

加算の算定要件も微妙に違っている。その中で、老健のターミナルケア加算と、特養の看取り介護加算の算定要件上、最も大きな違いとは研修実施義務ではないかと考える。

特養の看取り介護加算を算定するためには、定期的な看取り介護研修の実施義務が課せられているが、老健にはターミナルケア研修の実施義務は課せられていない。

これは老健という施設には医師が常勤配置されており、看護師も特養の3倍以上の人数配置が必要とされているため、ターミナルケアの専門知識をもった医療・看護の専門家が、ターミナルケアに当たって指揮命令を行うために、あらためてターミナルケアの定期的研修を求めなくとも問題ないという意味だ。

だからといって、介護職員が日ごろからターミナルケアに必要な知識を得ていなくても良いということにはならない。加算算定要件としてターミナルケア研修の定期実施が求められていないとしても、介護職員に向けたターミナルケア研修は、老健においても必ず定期的に行ってほしいと思う。

それがケアの品質につながるからである。

ところでこのブログでは過去に何度も、「看取り介護・ターミナルケアは特別なケアではない」・「看取り介護は、日常ケアの延長線上に存在するものであり、日常ケアの品質向上が、ターミナルケアの品質向上につながる」と書き続けてきた。

しかし特別なケアではなく、日常介護の延長線上に存在する看取り介護だからと言って、対象者は終末期の状態にあるのだから、終末期に起こり得る身体状況の変化と、その対応について知らなければ適切なケアはできない。

場合によって、「知識がない」ことによって、看取り介護対象者やその家族を哀しませ・苦しませてしまう結果につながりかねないのである。介護という職業は、そういう結果責任を負わねばならない職業でもある。
看取り介護研修スライド
僕はこうしたことがないように、自分が講師を務める「看取り介護講演」では、こうしたスライドを用意して、チェーンストークス呼吸デスラッセル下顎呼吸について解説している。

チェーンストークス呼吸は、亡くなる方の1割にも満たない方に起こる症状でしかないかもしれないが、特養で何年も看取り介護にかかわっていれば、必ず遭遇する状態である。デスラッセルは、それよりずっと多い症状で、対応を間違えれば余計な吸引で対象者を苦しませることになる。

高齢者の老衰死自然死)の場合には、下顎呼吸はほぼ全ケースに起きる症状と言ってよく、その対応を間違えると、この場合も対象者を苦しませることになる。(参照:終末期の安楽支援に必要な知識

ところがこうした症状の講義を医者や看護職員に任せると、介護職に伝わらない講義で終わってしまうことが多い。

それらの専門家は、下地となる基礎知識が自分と同等の人に教えるように、症状と対応方法しか説明しないから、実際に利用者や家族が何に困惑し、どんな問題が起きるのかまで説明することができないで終わっているのである。

僕はそうした症状について、過去の看取り介護対象ケースの中で、どんなエピソードの中に、そうした症状が出現し、そこでかかわる職員や家族が、どんな状態になったのかという事実を説明するようにしている。

実際に起こったことに対する備えとして、そうした知識を得ることの重要性を認識してもらうから、一度僕の講演を聴いた人は、そのことを印象深く心に残してくれる。それが症状理解につながっていくのである。

だから僕の看取り介護講演を初めて聴いた「老健施設の介護職員」から、「ターミナルケアにおいて、介護職員として何を考えて、何をすべきかということが良く分かった」という声が多数聴こえてくるのだろう。

終末期に起こりやすい症状に対して、どう向かい合うかを伝えるためには、単に症状と対応の専門知識を持っていれば良いということにはならず、それらの講義を聴く人の現在の知識状態をよく理解し、何を一番に伝える必要があるかという、臨機応変の講義ができるテクニックが必要なのである。

そもそも講義とは、自分の知識を伝えるだけでは駄目な講義でしかなくなる。受講者が何をわかっていないかを理解したうえで、自分の知識を相手が理解できる方法で伝えるのが、良い講義である。

だから看取り介護・ターミナルケアについてや、終末期に対象者に起こり得る身体的変化や心理的変化について、医療や看護の専門家にその説明を任せておけば問題ないだろうと考えてはいけないのである。

看取り介護・ターミナルケアについて、自分がどういう立ち位置で関わることが良いのか迷っている人は、是非一度僕の看取り介護講演を聴いていただきたい。

そして本当の意味の「看取り介護」を実践したいと考える方は、是非本物の看取り介護を語る僕を講師としてお招きいただきたいと願うのである。
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通天閣の緑ライトアップが続きますように。


大阪は猛暑である。

天気予報の日中最高気温は36度の表示がされていたが、日中外を歩くとアスファルトの照り返しもあり、もっと暑く感じた。少し歩くだけで汗が噴き出て、肌が痛くなる。大阪には何度も来ているが、これほど暑いのも珍しいと感じた。

街を歩く人は、携帯用の扇風機を首や肩にかけて、風を吹きかけている姿が目立ったが、その気持ちも大いにわかるというものだ。

今回の大阪では、初日に社会福祉法人さんのリーダー職員研修として、「介護人材育成」」について話をし、2日目の昨日は、大阪市老連主催の看取り介護研修として、「コロナ禍における看取り介護と家族の支援(ケア)〜最期まで幸せを守りたい」というテーマで話をした。

昨日は大阪市社会福祉センターからオンライン配信で、定員を50か所に限定して募集していたが、参加申し込みが殺到して、最終的に80か所を超える事業者の方が受講して下さった。1事業所で複数の視聴者がいるところが多かったので、おそらく受講者の数は100名を超えていたことだろう。

次の機会は是非会場講演で、僕と受講者が対面で思いを伝えあいたいものだ。またの機会をよろしくお願いしたい。

前回大阪を訪れた時期は蔓延防止措置期間中で、通天閣は赤くライトアップされていた。
通天閣
しかし今回は、上の画像のように緑のライトアップに変わっており、飲食店の時短営業も行われていなかった。(※あべのハルカス15階の春帆楼の窓越しから撮影した画像です:6/30撮影。)

そのため一昨日・昨日と連日のオフ会を楽しむことができた。その際のメニューは、「仕事に、てっさ、ないと・・・。」・「いっぱい食べるとスタミナ、つくね」に掲載しているので、そちらも是非参照してグルメ人気ブログランキングにも投票いただきたい。

さて今日は午後の便で北海道に帰る予定だが、大阪入りした木曜日に新千歳空港ラーメン道場で食べたラーメンを紹介したいと思う。

今回紹介するのは、ラーメン道場では一番新参の「我流飛燕」である。ここは本来なら特徴のある塩ラーメンがお勧めのお店であるが、今回試したのは味噌ラーメン。
我流飛燕・特製味噌ラーメン (2)
今回はデフォルトに300円プラスして、特製味噌ラーメンをオーダーした。特性はチャーシューがデフォルトの他、ゴロチャーシューもトッピングされ、黄身に塩味が付いた卵もついている。

スープはこってり系ではないが、深くコクのある味噌ラーメンである。
我流飛燕・特製味噌ラーメン (1)
腰のある固めのちぢれ麵は太過ぎない中太。スープがよく絡んでくる。

1250円という価格は空港価格で、仕方のない値段である。一度食べてみる価値のあるラーメンだと思う。
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認知症専門講座の質問に回答します


先週土曜日にオンライン配信した(株)トータルブレインケア主催・認知症専門講座、「認知症の理解〜認知症の人と共に生きる地域づくりのために」は、200人を超える方々に視聴いただきました。
この講演のアンケートに寄せられたご意見・ご感想はこちらをクリックしてご覧ください。

主催者の(株)トータルブレインケアは、認知機能の簡易判定と、認知機能に応じたトレーニングができるCogEvo(コグエボ)というアプリの販売元で、かねてから僕はこのアプリを推奨していますが、それは利害関係があっての推奨ではありません。(参照:認知機能トレーニングをスタンダードメニューに

認知症の方が増える現代社会で、暮らしの場で自分の認知機能を正確に判断し、それに応じた認知機能トレーニングや認知症リハビリができることが重要であり、このアプリはそれができることから、通所介護や特養で活用できるツールとして推奨していたのです。

そこで今回は、同社と僕がコラボして、認知症の人が地域で暮らし続けるために、介護支援者としてできることを中心にお話しするオンラインセミナーを企画したものです。是非そのことをご理解ください。

おかげさまでたくさんの皆さんが講演を熱心に視聴してくださいました。最終的に390名が登録され、当日は261名の方が視聴されています。

講演後には質疑応答の時間を取っていましたが、いつもならその時間は余ることが多いです。

ところが今回はチャットによる質問にたくさんの書き込みがあり、すべてに回答する時間がありませんでした。そのためこのブログ記事の中で回答させていただきますので、よろしくお願いします。
認知症専門講座に臨む講師masa
それにしてもこれだけ多くの皆さんに、質問や意見を頂いたということは、それだけ熱心に聴いていただけたのだと思え感激しています。ありがとうございます。
-------------------------------------------------------------
(・当日回答できなかった質問への回答
Q.認知症の人が地域で生活するために、地域の方達が正しく理解してもらえるよう、認知症サポーター養成講座など実施していますが、その他、どのような取り組みが考えられますか?
A.認知症カフェなど、地域によってさまざまな取り組みがあると思いますが、何より介護実践の場から、認知症の方に寄り添って実現した豊かな暮らしの情報を発信することが大事だと思います。だからこそ私たちが、認知症の方々の豊かなく暮らしを支援できる実践力をつけることが大事ではないでしょうか。講演でお知らせした、僕の実践ケースを是非参考にしてください。講演を視聴していない方は資料を読んでもわからない部分があると思いますが、講演を視聴した方はその意味がしっかり分かると思いますので振り返ってください。

Q.帰宅願望が強い時にはどう接すると良いでしょうか
A.講演で話したように帰宅願望は、「身の回りの小さな危機」の訴えですので、それが何かという誘因を探り、その誘因にアプローチして取り除くことが大事です。それが何かということを理解するためには想像力と創造力が求められます。認知症の方の思いは何かということをしっかり見つめてください。中核症状が引き起こす行動・心理症状の図解の中にある、「誘因」を一つひとつ振り返って読んでみてください。

Q.奥行き障害と幻視の見分け方を教えてください。
A.手で物を押し戻すしぐさは奥行き知覚の障害の典型動作です。また人が素早くそばに寄ったときに、急に何かが見えるように怯える方も、奥行き知覚の障害の可能性が高いです。ただ奥行き障害と幻視を見分けられなくとも、そういう障害があることを知ることで、「認知症の人の目の前に、急に現れてはならない」・「認知症の人には、ゆっくり静かに近づいて、目を見て笑顔で、丁寧な言葉で、できるだけ静かに話しかける」ことが大事だということがわかるのではないでしょうか。

Q.物とられ妄想の方の対処法を教えて頂ければと思います
A.講演で具体的に話した内容を今一度確認してください。物とられ妄想は、大事なものをどこにしまったかわからなくなった方が、しまったという記憶をなくしてしまうことに起因しています。その際に自分の身の回りの世話をしてくれる人が一番頻回に、自分の大事なものを置いている場所に立ち入っていることから、その人が犯人と思い込むという極めて論理的な思考の下に発生するものです。盗られたというものを一緒に探して、本人が見つけるように誘導することが大事です。犯人と疑われる人が、見つけた形にしないことが重要です。やっぱりあんたが盗ったと思われますので・・・。

Q.精神疾患(統合失調症と認知症の診断された方)がある方へ、介護職として適切なアプローチができるよう助言をお願いします。認知症と統合失調症の違い、考え方など非常に難しいと考えています。よろしくお願いいたします。
A.精神科疾患にしても認知症にしても、確定診断が重要になります。精神科疾患の確定診断を受けた方については、主治医師より必要な指示を受けてください。認知症の方については、講演資料を読み返し、私たちが基本的にどうかかわればよいのかということを振り返ってください。受容的態度を身に着けることが重要です。

Q.うまくいったケースや、行政などが介入できる仕組みなどはあるのでしょうか?
A.講演でいくつかのケースを具体的に話しました。それを振り返ってください。行政介入は虐待ケースのみでしょう。そもそも行政職の方は、認知症の介護についての知識はほとんどありません。専門家は私たちなのです。

Q.今は見当識の場合、今日の日付をヒントに考えて頂いたりしています。ルート99ではゴールできるまで待っていますが、どの程度サポートするべきでしょうか
A.残念ながら、質問の意味が分かりません。コグエボの質問でしたら、サポートや答えの誘導は、個人に合わせてというしかありません。ただし判定は状態を正確に測らねばなりませんので、やり方は教えても、答えを教えては正確な測定になりません。トレーニングの方は、楽しめるように、時には答えを誘導しても良いでしょう。

(・当日回答した質問の紹介:あくまで参考
Q.アプリは有料ですか。月額をおしえてください
A.河越より回答済み

Q.私の施設は、夜間、エレベーターを休止している方がいます。起きて、事務所に来られるのが嫌なだけです。これも、拘束?認知症の方も、不安で事務所に来れば、誰かがいるとわかっています。私は、間違っていると伝えていますが。どうしていけばいいでしょうか?本当に必要なのか。神戸の内容と同じですよね。
A.菊地より回答済み

Q.今は、ほとんどの施設が施錠されています。電子錠でないと開かないことについては、いかがでしょう?
A.菊地より回答済み

Q.従来型特養でケアマネをしています。個別アプローチは難しく感じています。確定診断はした方がいいと思いますか。
A.菊地より回答済み

Q.認知症自体の理解が足りないために起きている悲劇があちこちで起きていると思います。 今日勉強させていただいたような認知症という症状を理解してもらうための啓蒙するようなチャネルはCogEvoにはありますか?
A.菊地より回答済み

Q. 特養の相談員をしています。認知症の診断が大切かとおもうのですが、契約している管理医師が協力的でない場合、どのようにアプローチしたらよいでしょうか。
A.菊地より回答済み

Q.運転免許の事例で、ご家族や周囲がうまく停止に持っていけない場合の事例などで、うまくいったケースを教えてください
A.菊地さんより回答済み

Q..CogEvoは認知症家族でも購入可能ですか?
A.河越より回答済み

Q.CogEvoをオレンジカフェなどで導入している実績はありますか?オレンジカフェなどで使用することで、定期的に認知機能状態を確認できるかと思いました。
A.河越より回答済み

Q..CogEvoを最近導入しました。ご利用者様に実施する際どの程度までヒントや答えを教えても良いのでしょうか。
A.河越より回答済み
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ちなみにオンライン講演を配信したのは、僕の自宅の書斎からでした。
認知症専門講座配信デスク
皆さん、当日は最後まで熱心に視聴していただきありがとうございました。

今後も(株)トータルブレインケアさん主催の講演は何度も実施されると思いますので、よろしくお願いします。

ちなみに簡易認知機能判定と認知機能別トレーニングができるCogEvo(コグエボ)は、シャープのAIoT対応テレビ「AQUOS:アクオス」に搭載され、新機能『今日の脳トレ』としてテレビで体験いただけるようになっています。

大手食品メーカー日本ハムとの提携については、「認知機能低下予防の実証にCogEvoが活用されます」で紹介済みですが、このように今日の超高齢社会と、認知症の人や軽度認知機能障害の方の増大を受けて、その機能に社会からの期待も大きくなっています。

医学の手の届かない場所に介護の手を届けるために、認知症についての正しい知識と適切な援助技術を獲得することは重要ですが、それに加えて暮らしを支援する場で、認知症の華に判定と判定結果に応じた機能維持と予防のトレーニングを実施することは、認知症の人と共に生きる地域社会の実現のためには、極めて重要になると思います。

そういう意味で今後とも、CogEvoとタッグを組んだ認知症研修を続けていきたいと思います。
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