2025年の死者数は158万9,489人となり、前年比で15,900人減少した。この数字を見るとコロナ禍後に高まっていた死者数増加が落ち着きつつあることが見て取れる。
しかし高齢化の進行を背景に老衰死は依然として高い水準にあり、しかも今後は団塊の世代の方々の死者数が増えることが予測され、その数はさらに増加することになる。
その様な中で医療機関のベッド数は減少し、入院期間も短縮されるように政策誘導されている。
例えば僕が住む登別市は、お隣の室蘭市と生活圏域が同じと言ってよいが、その圏域に唯一存在してる市立病院は室蘭市立病院である。ところが室蘭市立病院は、財政赤字が続いていることもあって、2028年3月末をもって閉院が決まっている。
現在、室蘭市立病院のベッド数は1,939床となっているが、これが一気に消滅するのである。必然的にこの数の患者は、他の医療機関に移るか、退院して自宅等の暮らしの場で療養を続けることになる。
そうなってくると、治療の必要のない老衰のケースは、医療機関が受け入れないということになる。加齢によって衰えていくその場所で暮らし続け、療養をし続けなければならない。
地域包括ケアシステムはこうした状況を反映して、死ぬためだけに医療機関に入院しなくてよい仕組みとして構築されていくのであり、暮らしの場で看取り介護を行うことが当たり前と考えられていくようになる。
このようにごく自然に暮らしの場が、看取りの場となっていく社会に変わりつつあるのだ。
よって看取り介護は、「する・しない」、「できる・できない」と判断するのではなく、日常介護の延長線上に、ごく普通に看取り介護の実践があって当然であると考えるべきなのである。
そのため看取り介護スキルは、介護関係者が当然備えておくべきスキルであると考えねばならない。
僕は年に一度札幌で開催されるケアテック札幌会場で10年以上連続して専門セミナーの講師を務めており、ここ数年は介護人材マネジメントについて講演していたが、今年は数年ぶりに看取り介護について講演する予定となっている。

来週札幌で開催されるケアテック札幌2026の専門セミナー・業界動向コースの大トリを飾って、9/17(木)15:00〜16:00、「すべての介護職に求められる看取り介護スキルとは〜どのように命と向き合い、どう支えるか〜」をテーマに60分間の講演を行う。
終末期を意識したエピソードづくり、そこにつながる人生会議の在り方と、リビングウイルという考え方。死の直前に現れる終末期特養の身体状況を知ったうえで、日常介護の延長線上でしかない看取り介護・・・そうした話をする予定だ。
最新の福祉・介護機器を展示している会場で、どんなにテクノロジーが進化しても避けることができない肉体死について考えるのもおつなものではないだろうか。
僕の講演の受講申込は講演日の前日9/16(水)の17:00まで受け付けておりますので、申し込みがまだの方は是非今から申し込みをお願いします。
それでは来週木曜日は、是非アクセス札幌の特設会場で愛ましょう。
ちなみに昨日は、札幌の顧問先の方々と琴似で懇親会を開催しました。その際の献立は、「masaの血と骨と肉〜タツノオトシゴは立つのがお仕事」で紹介していますので、暇がある方は参照してブログ記事の下の方にあるランキング投票ボタンをクリックいただくと嬉しいです。
※メディカルサポネットの連載、「菊地雅洋の一心精進・激動時代の介護経営」の第21回連載記事が9/3に更新アップされました。

今月のテーマは、「住宅型有料老人ホームの登録制という改正の影響〜ケアプラン有料化やみなし指定、生活相談員配置など制度改正の主要論点を解説〜」です。ぜひ参照ください。
※筆者の講演予定はこちらからご覧ください。講演依頼はあかい花公式Web右上の✉をクリックしてお気軽に相談・お申し込みください。
※別ブログ「masaの血と骨と肉」もあります。お暇なときに覗きに来て下さい。
北海道介護福祉道場あかい花から介護・福祉情報掲示板(表板)に入ってください。
・「介護の誇り」は、こちらから送料無料で購入できます。
・masaの看取り介護指南本「看取りを支える介護実践〜命と向き合う現場から」(2019年1/20刊行)はこちらから送料無料で購入できます。
しかし高齢化の進行を背景に老衰死は依然として高い水準にあり、しかも今後は団塊の世代の方々の死者数が増えることが予測され、その数はさらに増加することになる。
その様な中で医療機関のベッド数は減少し、入院期間も短縮されるように政策誘導されている。
例えば僕が住む登別市は、お隣の室蘭市と生活圏域が同じと言ってよいが、その圏域に唯一存在してる市立病院は室蘭市立病院である。ところが室蘭市立病院は、財政赤字が続いていることもあって、2028年3月末をもって閉院が決まっている。
現在、室蘭市立病院のベッド数は1,939床となっているが、これが一気に消滅するのである。必然的にこの数の患者は、他の医療機関に移るか、退院して自宅等の暮らしの場で療養を続けることになる。
そうなってくると、治療の必要のない老衰のケースは、医療機関が受け入れないということになる。加齢によって衰えていくその場所で暮らし続け、療養をし続けなければならない。
地域包括ケアシステムはこうした状況を反映して、死ぬためだけに医療機関に入院しなくてよい仕組みとして構築されていくのであり、暮らしの場で看取り介護を行うことが当たり前と考えられていくようになる。
このようにごく自然に暮らしの場が、看取りの場となっていく社会に変わりつつあるのだ。
よって看取り介護は、「する・しない」、「できる・できない」と判断するのではなく、日常介護の延長線上に、ごく普通に看取り介護の実践があって当然であると考えるべきなのである。
そのため看取り介護スキルは、介護関係者が当然備えておくべきスキルであると考えねばならない。
僕は年に一度札幌で開催されるケアテック札幌会場で10年以上連続して専門セミナーの講師を務めており、ここ数年は介護人材マネジメントについて講演していたが、今年は数年ぶりに看取り介護について講演する予定となっている。

来週札幌で開催されるケアテック札幌2026の専門セミナー・業界動向コースの大トリを飾って、9/17(木)15:00〜16:00、「すべての介護職に求められる看取り介護スキルとは〜どのように命と向き合い、どう支えるか〜」をテーマに60分間の講演を行う。
終末期を意識したエピソードづくり、そこにつながる人生会議の在り方と、リビングウイルという考え方。死の直前に現れる終末期特養の身体状況を知ったうえで、日常介護の延長線上でしかない看取り介護・・・そうした話をする予定だ。
最新の福祉・介護機器を展示している会場で、どんなにテクノロジーが進化しても避けることができない肉体死について考えるのもおつなものではないだろうか。
僕の講演の受講申込は講演日の前日9/16(水)の17:00まで受け付けておりますので、申し込みがまだの方は是非今から申し込みをお願いします。
それでは来週木曜日は、是非アクセス札幌の特設会場で愛ましょう。
ちなみに昨日は、札幌の顧問先の方々と琴似で懇親会を開催しました。その際の献立は、「masaの血と骨と肉〜タツノオトシゴは立つのがお仕事」で紹介していますので、暇がある方は参照してブログ記事の下の方にあるランキング投票ボタンをクリックいただくと嬉しいです。
※メディカルサポネットの連載、「菊地雅洋の一心精進・激動時代の介護経営」の第21回連載記事が9/3に更新アップされました。

今月のテーマは、「住宅型有料老人ホームの登録制という改正の影響〜ケアプラン有料化やみなし指定、生活相談員配置など制度改正の主要論点を解説〜」です。ぜひ参照ください。
※筆者の講演予定はこちらからご覧ください。講演依頼はあかい花公式Web右上の✉をクリックしてお気軽に相談・お申し込みください。
※別ブログ「masaの血と骨と肉」もあります。お暇なときに覗きに来て下さい。
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・masaの看取り介護指南本「看取りを支える介護実践〜命と向き合う現場から」(2019年1/20刊行)はこちらから送料無料で購入できます。


感動の完結編。
