社保審・介護給付費分科会では現在、来年度の介護報酬改定に向けた議論が佳境を迎えつつある。

来年度の介護報酬改定は診療報酬との同時改定ではないものの、3年に一度定期改定が行われる介護報酬については、2年に一度定期改定が行われる診療報酬の川下に位置することになり、今年度の診療報酬改定の内容・流れを知っておくことも重要である。

例えば診療報酬における、「協力対象施設入所者入院加算」・「介護保険施設等連携往診加算」において共通するカンファレンス要件は、昨年度まではICTによる情報共有を行わない場合は概ね月に1回以上、ICTによる情報共有を行う場合は年3回以上開催されている必要があることとされていたが、今年度の診療報酬改定で、ICTによる情報共有を行わない場合は原則年3回、ICTによる情報共有を行う場合は年1回に見直された。

これを受けて介護報酬の協力医療機関連携加算に係る協力医療機関と介護保険施設等とで行う定期的な会議の開催頻度も、令和8年度診療報酬改定と同様の開催頻度とし、ICTによる情報共有を行う場合は年1回(これまでは年3回以上)、ICTによる情報共有を行わない場合は原則年3回(これまでは概ね月1回以上)へと見直すこととされた。

このように診療報酬改定を受けて、即座にルール変更されるものもあるが、診療報酬全体がどういう方向で改定されているのかということは、その改定内容を詳しく読み込まないと見えない問題である。

その全体の流れを知ることで単位アップが期待されるサービスや加算種別を予測することができるし、削減される加算種別等も見えてくるはずである。だからこそ介護関係者も診療報酬の改定状況を知る機会を得ることは重要となる。なぜならそれが今後の介護事業経営戦略に直結するからだ。

そうした学びの場で、なおかつ介護報酬改定の方向性も解説されるのなら、それに越した機会はないと思うが、そうしたセミナーがオンラインで無料配信される。
介護経営アップデートセミナー
株式会社CBヘルスケア主催の「制度改定を経営戦略に変える!医療・介護経営アップデートセミナー」 ―診療報酬・介護報酬改定の動向から考える、持続可能な経営と生産性向上―の配信日時は8/27(木)14:00〜16:30の予定となっている。

僕もそのセミナーの中で45分間の講演を行う予定になっている。介護報酬については現在議論の最中なので決定されたものはないが、議論の方向性について制度改正と絡めて解説したいと思う。

そこでは必ず強化される介護生産性向上の方向に沿った対応が必要となることも併せて伝える予定である。セミナー名に文字リンクを貼り付けているので、そこをクリックして事前申し込みをしていただきたい。

ところでCBヘルスケアの公式サイトCBニュースに10年以上に渡って、「快筆乱麻・masaが読み解く介護の今」という連載記事を書いているが、今月配信記事127が昨日アップされた。
快筆乱麻masaが読み解く介護の今
今月のテーマは、「家事支援御国家資格の創設・介護事業経営戦略に影響」である。

是非そちらも参照してほしい。なお快筆乱麻masaが読み解く介護の今掲載一覧はこちらからご覧いただける。
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※別ブログ「masaの血と骨と肉」もあります。お暇なときに覗きに来て下さい。

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