看取り介護の場で、逝く人と見送る人の双方を支援するのが介護従事者の役割である。
看取られる人・看取る人の双方には様々な歴史と関係性が存在する。しかし確かにに云えることは、終末期と診断された方が今まさに旅立とうとしているその場に駆けつける人々は、逝こうとしている人とこの世で深く縁を結んだ人々である。
その縁が最期の瞬間までつなぎ続けられるように手を差し伸べ、声をかけ、心を寄せるのが看取り介護を支援する人々に求められることだ。
人は喜怒哀楽という感情をもって生き続ける存在であるから、誰しもが肯定的感情のみをもって生き続けてきたわけではない。
この世で結ぶ縁も楽しく幸福な縁ばかりではなかったろう。時には憎み・蔑み・哀しみ・嘆く場面もあったのかもしれない。しかしこの世で最期の別れの場面を看取ろうとする人々は、様々な感情や出来事を乗り越えて、逝こうとしている人とこの世で出会ったことを感謝し、その気持ちを言葉や、言葉ではない行動で伝えようとしている人々だ。
その人たちが今まさに旅立とうとしている人に何を伝えればよいのだろうか。
勿論それは感謝の言葉であろう。だがこの世で生き続けた人は、楽しいことばかりではなく、辛く哀しいことも乗り越えた末に、人としての長い道のりを歩み続け、そこにたどり着いた人々である。
そうであれば、長い人生を歩き続けたことに対する祝福の言葉を最期に掛けても良いのではないのだろうか。「よく頑張って生きてくれたね」。そんな言葉で命の果てに祝福を・・・そう考えても良いように思う。

先日7/15(水)、大阪市社会福祉センターで行われた大阪市老連主催の看取りケア研修会の講師を務めてきた。この研修は10年以上続いている歴史ある研修会であるが、毎年会場は満員札止めの盛況ぶりである。
今年も市老連の会員をはじめとした一般参加者が60名、栄養士研修会参加者で看取りケア研修を受講する参加者が18名の合計78名の参加者が会場に駆けつけてくださった。
看取り介護とは、終末期特有の身体状況の知識や、それに対応する方法論を知ることは勿論であるが(※そのことについては研修内容としてしっかり伝えている)、何よりもこの世で縁を結んだ人々との最期のエピソードづくりの支援が重要であることを伝えた。
また栄養士の方々には、終末期の終盤にはすべての人が口から食物も水分も摂取できない状態となるが、栄養士の役割はそこで終わりではなく、むしろそこからが腕の見せ所で、看取り介護対象者が旅立つ瞬間まで果たす役割があることを伝えた。
研修後にはアンケートをとったが、栄養士以外の参加者60名中59名の方が回答してくれた。また栄養士の方々は18名全員が回答してくださった。
その結果は以下である。
・大阪市老連看取りケア研修会一般参加者アンケート結果
・大阪市老連看取りケア研修会栄養士アンケート結果
僕が伝えたかったことが十分伝わっているのではないかと感じた。120分間ノンストップの研修であったが、最後まで耳を傾けてくださった皆様に、この場を借りてお礼を申し上げたい。
またその前日には、市老連のデイサービス委員会主催、「接遇(サービスマナー)研修会」を行ったが、その感想が市老連事務局ブログにアップされている。研修名に文字リンクを貼り付けたので、そちらも参照願いたい。
マナー研修に参加した受講者が所属する介護事業者では、講演翌日から早速、利用者に対する言葉遣いをはじめとしたマナーの見直しに向けた会議が行われ、改善に向けて動き出したという嬉しい報告もいただいている。
会場およびオンラインでお愛した皆さま、ありがとうございます。また愛ましょう。
※筆者の講演予定はこちらからご覧ください。講演依頼はあかい花公式Web右上の✉をクリックしてお気軽に相談・お申し込みください。
※別ブログ「masaの血と骨と肉」もあります。お暇なときに覗きに来て下さい。
北海道介護福祉道場あかい花から介護・福祉情報掲示板(表板)に入ってください。
・「介護の誇り」は、こちらから送料無料で購入できます。
・masaの看取り介護指南本「看取りを支える介護実践〜命と向き合う現場から」(2019年1/20刊行)はこちらから送料無料で購入できます。
看取られる人・看取る人の双方には様々な歴史と関係性が存在する。しかし確かにに云えることは、終末期と診断された方が今まさに旅立とうとしているその場に駆けつける人々は、逝こうとしている人とこの世で深く縁を結んだ人々である。
その縁が最期の瞬間までつなぎ続けられるように手を差し伸べ、声をかけ、心を寄せるのが看取り介護を支援する人々に求められることだ。
人は喜怒哀楽という感情をもって生き続ける存在であるから、誰しもが肯定的感情のみをもって生き続けてきたわけではない。
この世で結ぶ縁も楽しく幸福な縁ばかりではなかったろう。時には憎み・蔑み・哀しみ・嘆く場面もあったのかもしれない。しかしこの世で最期の別れの場面を看取ろうとする人々は、様々な感情や出来事を乗り越えて、逝こうとしている人とこの世で出会ったことを感謝し、その気持ちを言葉や、言葉ではない行動で伝えようとしている人々だ。
その人たちが今まさに旅立とうとしている人に何を伝えればよいのだろうか。
勿論それは感謝の言葉であろう。だがこの世で生き続けた人は、楽しいことばかりではなく、辛く哀しいことも乗り越えた末に、人としての長い道のりを歩み続け、そこにたどり着いた人々である。
そうであれば、長い人生を歩き続けたことに対する祝福の言葉を最期に掛けても良いのではないのだろうか。「よく頑張って生きてくれたね」。そんな言葉で命の果てに祝福を・・・そう考えても良いように思う。

先日7/15(水)、大阪市社会福祉センターで行われた大阪市老連主催の看取りケア研修会の講師を務めてきた。この研修は10年以上続いている歴史ある研修会であるが、毎年会場は満員札止めの盛況ぶりである。
今年も市老連の会員をはじめとした一般参加者が60名、栄養士研修会参加者で看取りケア研修を受講する参加者が18名の合計78名の参加者が会場に駆けつけてくださった。
看取り介護とは、終末期特有の身体状況の知識や、それに対応する方法論を知ることは勿論であるが(※そのことについては研修内容としてしっかり伝えている)、何よりもこの世で縁を結んだ人々との最期のエピソードづくりの支援が重要であることを伝えた。
また栄養士の方々には、終末期の終盤にはすべての人が口から食物も水分も摂取できない状態となるが、栄養士の役割はそこで終わりではなく、むしろそこからが腕の見せ所で、看取り介護対象者が旅立つ瞬間まで果たす役割があることを伝えた。
研修後にはアンケートをとったが、栄養士以外の参加者60名中59名の方が回答してくれた。また栄養士の方々は18名全員が回答してくださった。
その結果は以下である。
・大阪市老連看取りケア研修会一般参加者アンケート結果
・大阪市老連看取りケア研修会栄養士アンケート結果
僕が伝えたかったことが十分伝わっているのではないかと感じた。120分間ノンストップの研修であったが、最後まで耳を傾けてくださった皆様に、この場を借りてお礼を申し上げたい。
またその前日には、市老連のデイサービス委員会主催、「接遇(サービスマナー)研修会」を行ったが、その感想が市老連事務局ブログにアップされている。研修名に文字リンクを貼り付けたので、そちらも参照願いたい。
マナー研修に参加した受講者が所属する介護事業者では、講演翌日から早速、利用者に対する言葉遣いをはじめとしたマナーの見直しに向けた会議が行われ、改善に向けて動き出したという嬉しい報告もいただいている。
会場およびオンラインでお愛した皆さま、ありがとうございます。また愛ましょう。
※筆者の講演予定はこちらからご覧ください。講演依頼はあかい花公式Web右上の✉をクリックしてお気軽に相談・お申し込みください。
※別ブログ「masaの血と骨と肉」もあります。お暇なときに覗きに来て下さい。
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感動の完結編。
