1980年代後半から1990年代初頭にかけて我が国で発生したバブル景気は、様々な職場で人よりも金を尊重するような風潮を生み、そこで働く人々の心の荒廃を促進させたという一面がある。
巷(ちまた)にあふれた有り余るお金をかき集めるために、会社内では上司から部下に、金を稼げという罵声が飛び交うことも日常の風景となる会社が存在した。それに耐えられない人間は、もともと弱い人間であり、企業には必要のない人間であるとして排除されるのも当たり前という風潮をも生んだ。
そこでは職員教育・指導という名のパワハラ・モラハラ・セクハラが当たり前に行われていたのである・・・今考えるとそれは激しく狂った時代だった。
そうした時代の反省を踏まえ、2001年には職場での威圧的な態度による嫌がらせが「パワハラ(和製英語)」と名付けられ、忌むべきものであることがアピールされるようになった。
それに遅れること10年・・・2011年、厚労省に「職場のいじめ・嫌がらせ問題に関する円卓会議ワーキング・グループ」を発足し、パワハラ問題の現状把握や予防、解決が必要な行為の具体化、パワハラ問題への取り組みのあり方の議論が開始され、労働施策の総合的な推進並びに労働者の雇用の安定及び職業生活の充実等に関する法律(※いわゆるパワハラ防止法)の制定につながった。
そのパワハラ防止法が改正され、2022年4月〜それまで努力義務とされていた中小企業(医療・介護を含む)のパワーハラスメント防止のための事業主の方針の明確化等が義務化された。
それに先駆ける形で、介護事業においては2021年4月〜の基準改正で、全ての介護事業者にカスタマーハラスメント対策を含めたハラスメント対策を講ずることが義務付けされたわけである。
それから4年半・・・対策を講じているはずの介護事業者において、未だにハラスメントが行われ、それによって心身に深い傷を負って働くことができなくなるばかりではなく、後遺症に悩んで辛い人生を歩んでいる人がいる。
またハラスメントを極度に恐れることで、後進に対する指導ができなくなっている状況も見られる。
さらにカスタマーハラスメントの対策を勘違いして、利用者の正当な訴えまでもハラスメントであると糾弾するような問題も起きている。
こうした問題を起こさないように、ハラスメントとは何か、その対策をどう講ずるべきかなどについて伝える無料オンラインセミナーを開催する予定にしているが、配信日がいよいよ明日に迫っている。

明日(12/11:木)14時から60分間の予定で配信するセミナーは、どなたでも事前登録なしで無料視聴できるセミナーである。
画像のチラシに掲載されているIDとパスコードを使って、Zoomに入室していただきたい。
明日の午後は、忘れずにご視聴ください。画面越しに愛ましょう。
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感動の完結編。
