9月もいよいよ残すところ今日1日。明日から暦は10月に替わる。
北海道は今月の中旬ころから秋の気配がただよい始めて、朝晩に吹く風は涼しさを通りこして肌寒くさえある。読者の皆さんの住む場所はどうだろうか。
来月は、「人材マネジメント」に関する講演予定が2本入っている。両講演とも社会全体の労働力不足を見越して、募集に大幅な増加見込みがない中で、いかに人材を育て定着させることができるかをテーマに据えてほしいとの要望を受けている。
だからと言って同じ講演スライドを使って話をするわけではない。地域性・受講者属性・講演時間等はそれぞれ異なるので、別々に要望を取り入れながらPPTスライドを創っている。
こうした僕の講演の多くでは、講演主催者や受講者の方々の所縁の深い地域の画像を取り込んで、そこに介護関係者へエールを送るメッセージを添えた動画を流すようにしている。
介護関係者の皆様が活躍するその場所を心から愛してほしいからだ。そしてその場所で利用者の方々の心の支えとなり、慰めとなるような存在になることを願って創作している動画である。
例えば受講者の方々が、県単位であれば○○県版。市町村単位であれば○○市版○○町版○○村版といった形で創っている。
何度も呼ばれている地域の動画は新しく創る必要はないが、今回新潟県南魚沼市の社会福祉協議会が主催する管理職・主任級職員研修講師を務めることになったため、同市バージョンの動画を創った。
新潟県は何度か足を運んでおり、新潟県版と新潟市版の動画は作成済みであるが南魚沼市は行ったことがない。
今回は残念ながら現地講演ではなく、オンライン講演だから、まだ一度も訪れたことがない南魚沼市の画像をインターネットで取り込んで動画作成した。

調べてみると南魚沼市は、コシヒカリの故郷と呼ばれるほど収穫量の多い市らしい・・・そういえば20年以上前に初めて新潟市を訪れた際に、朝食の際に口に入れたご飯が驚くほど旨くて驚愕した覚えがある。
南魚沼市の方々は、毎日そのような美味しいお米を食べているのだろうと思うと羨ましい限りである。僕も一度同市を訪れ、そんなお米を食べたいものである。
そんなお米が穫れて、自然が豊かな南魚沼市にも介護人材が集まり定着し、介護サービスの品質向上を図ってほしい。
その為には、安心して働くことができる介護実践の基礎教育と、気持ちよく働くことができる職場環境が重要だ。今後の労働力不足を考えると生産性向上につながる介護DXと、介護業務の整理・整頓も必要になる。
さらに根拠ある介護実践によって結果責任を果たすことができ、そこに介護という職業の誇りを持つことができれば従業員は定着するであろう。
講演当日はそうした形で、介護人材定着の実務論を伝えたいと思う。南魚沼市の介護関係者にエールを送る動画、「LOVE〜明日につなぐ介護・南魚沼市編」は下記から参照いただきたい・・・そして、どうぞ今いる南魚沼市を益々愛する人になってください。
それでは10月16日(木)18:00〜20:00にオンライン配信する社会福祉法人・南魚沼市社会福祉協議会、管理職・主任級職員研修を受講される皆様、画面越しに愛ましょう。
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感動の完結編。
