先週金曜日の沖縄の街からは人が消えたと云われています。
高校野球夏の甲子園の決勝戦は、沖縄尚学高校が日大三高を下して15年ぶりに深紅の優勝旗を沖縄に持ち帰ることになりました。テレビの前で応援していた沖縄県の皆様、おめでとうございます。優勝が決まった後は泡盛で酔いしれたことと思います。
北海道民はとても羨ましい思いです。振り返ると駒大苫小牧高校が2年連続夏の甲子園を制した際の、道民の盛り上がりもすごいものでした。あの時の感動をもう一度味わいたいものです。
スポーツに限らず、日本人が世界で活躍したり、地元の人が日本一に輝いたりすると、本当に誇らしい思いになりますよね。自分が日本という国に生まれたこと、北海道や沖縄といった地域に生まれ育ったことにも誇りを感じたりしますよね。

それはある意味、所属意識ということではないのかと思います。
仕事の上でも所属意識というのはとても大切です。社会人としての自分の存在感は、どこどこの職場組織に所属しているということで培われているように思います。電話をかけた相手に、自分が誰なのかを名乗る際には、職場名を冠にして○○の○○ですと名乗ることが多いのが、そのことを証明しているのではないでしょうか。
そのことは自分の仕事に対するモチベーションやパフォーマンスにもつながってきます。自分は経営者でも管理職でもないとしても、所属する組織に利する結果を残そうとするのは、所属する職場を愛する精神が一番の素になっているからではないでしょうか。
介護事業においても、この所属意識はとても大切だと思います。自分が所属する組織が、社会に認められる良い組織になるために、介護という職業の使命や誇りを大切にしようとするからです。
単に給料などの待遇が良いことだけを良しとするのではなく、利用者対応が優れていたり、高品質な介護サービスを提供して地域貢献したいと思うためには、所属する組織への帰属意識が不可欠だと思うのです。
ところが介護人材不足の中で、この所属意識が薄れているのではないかと思われる組織も増えています。
外国人材の方々が組織に所属意識を持っているでしょうか。その人たちの中には観光気分で日本を訪れ、介護労働を日本で過ごす間のアルバイト程度に考えて、短期間に別な良い仕事に就こうとしたり、祖国や他の外国に短期間で移ろうとする人もいます。
その方々に所属意識を持ってもらうためには、職場がその人たちを愛し、その人たちの居場所であると認識されねばなりません。
古いアパートを借り切って、外国人材の居住場所とするのは良いのですが、狭い部屋に複数の外国人を共同で住まわせて、それが居住環境の整備だと勘違いしている事業者に、外国人は所属意識を持ってくれません。自分たちは使い捨ての歯車だと思って、職場を愛さず利用者を愛しません。
そのようなことがないように、外国人材の方々の住環境をきちんと整え、生活支援も行い、仕事がしやすいように翻訳機は当たり前に設置し、会話ができても記録が苦手の人のために、生成AI搭載の自動記録媒体を常備しなければなりません。
そのような前提条件を整えて、同じ職場の中で同じ目的をもって、同じ方向に向かって仕事をする仲間であるという意識を高めるための様々な支援が必要とされているのです。そこをおざなりにして外国人材を受け入れているところは、早い段階で失敗の憂き目にあうことは必然です。
問題は派遣職員です。その人たちが派遣先に所属意識をもって仕事ができているでしょうか。(※明日に続く)
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感動の完結編。
