連休最終日の今日を前にして、Uターンラッシュが昨日から始まり、幹線道路は渋滞が発生しているらしい。
そのような世間の喧騒とは関係なく、僕は自宅に巣ごもりしてこのGWを過ごしていた・・・というより自宅でデスクワークを続けていた。その仕事とは執筆作業である。
僕は現在フリーランスの立場で、多種類の仕事をマルチにこなしているが、その主要業務の一つとして物書きとしての仕事がある。
ここ20年間程度を振り返ってみても、印税や原稿料収入がゼロであった月は全く存在しないのだからプロの物書きと名乗っても嘘にはならないだろう。

例えば、内田洋行(株)のサイトU+(ユープラス)の連載・masaの介護・福祉よもやま話は153回目の記事が先月アップされているので、もう12年以上の連載だ。
CBニュースの連載・快筆乱麻masaが読み解く介護の今の先月配信記事も112回目となっており、連載期間は9年目に入っていることになる。
さらにマイナビが運営するメディカルサポネットの連載・菊地雅洋の一心精進・激動時代の介護経営は、今月アップ分が4回目であるが、その前に菊地雅洋の波乱万丈!選ばれる介護経営を12回(1年間)連載していたので、これも複数年をまたいでの連載となっている。
それだけ長期間にわたって連載記事を書いているということは、同時に長期間にわたって毎月原稿料もいただいていることになる。僕にとっては決して無視できない収入源だ。配信元の各社に対しては、この場を借りてお礼を申し上げたい。
上記に挙げた連載はすべてインターネットの配信サイトにアップされる記事だ。そんなふうにこの10年間で物書きの仕事は、紙ベースの冊子等からネット配信記事に変わってきている。それ以前は介護専門誌や新聞等への連載を行っていた。それらが途絶えることなく続いているということになる。
さらに連載のほかに単発でも原稿依頼や、他者が書いた原稿の監修の仕事等が常にあるような状態だ。
こうした仕事には〆切日というのがつきものであり、決められた日まで原稿を入稿あるいは監修しなければならないという義務が付きまとう。勿論、体調その他の理由で遅れが全く許されないわけではないが、流行作家でもない僕が、毎回〆切日を無視して自由気ままに書くことが許されるほど甘い世界ではない。
ところで原稿を依頼してくれる出版社等もGWは休みである。そして休みが長ければ長いほど休み明けの仕事は気合を入れて処理せねばならなくなるのは、どこも誰しも同じである。ということで依頼原稿の編集なども休み明けからフルスロットで行われることが多い・・・つまり連載原稿等の〆切日を休み明けに設定して、編集にかかることが多いということになる。
ということで必然的に僕は連休が続けば続くほど、その間に書き上げて〆切に間に合わせる原稿仕事が多くなる傾向にある。その為今日も明日〆切の原稿の仕上げを行っている。だがこの状態はある意味幸せな状態っであると言える。
自分の役割が常にあるということだからだ。
だからこそ今の自分の存在を創り上げてくれた介護業界と関係者の方々に感謝しながら、介護という職業に寄与する情報発信をしていきたい。その為には、自分でできもしない理想論を文字にするのではなく、実現してきた実践論のノウハウを解かりやすく伝えるのが僕の役割だと思っている。
僕の講演を聴いてくれた方や、本を読んでもらった方が、「勇気をもらった。いろいろあって介護の仕事からいったん離れようと思っていましたが、考え直しました」・「一度介護の仕事をリタイヤしたのだけれど、今日の話を聴いてもう一度介護の仕事にチャレンジしてみようと思います」・「本を読んで元気になった」・・・そんな言葉をもらうと、僕ももう少し頑張って自分が持つノウハウや、自分が得た最新情報を伝える努力をしていこうという気持ちになる。
そしてこれからも対人援助の専門家のサポーターとして、実務者目線から情報発信・意見具申していきたい。
※筆者の講演予定はこちらからご覧ください。講演依頼はあかい花公式Web右上の✉をクリックしてお気軽に相談・お申し込みください。
※別ブログ「masaの血と骨と肉」もあります。お暇なときに覗きに来て下さい。
北海道介護福祉道場あかい花から介護・福祉情報掲示板(表板)に入ってください。
・「介護の誇り」は、こちらから送料無料で購入できます。
・masaの看取り介護指南本「看取りを支える介護実践〜命と向き合う現場から」(2019年1/20刊行)はこちらから送料無料で購入できます。

新刊「きみの介護に根拠はあるか〜本物の科学的介護とは」(2021年10月10日発売)をAmazonから取り寄せる方は、こちらをクリックしてください。