来るべき新年は、僕にとって節目の年でもある。
社会福祉法人の総合施設長という立場から身を引いて、フリーランスとして働き始めて来年でちょうど10年目を迎えるからである。
独立と言えば聞こえは良いのかもしれないが、その実態は放浪だったのかもしれないと今になって思う。
大きな組織の傘に護られることもない根無し草のような立場で、果たして食べていくことができるのかと心配しないでもなかったが、皆様の応援とご贔屓によって何とか生きてこられた。
この間、コロナ禍という大きな困難にも見舞われながら、それを乗り越えることができたのも、温かな人々との繋がりであった。お金や物品とは異なり目に見えない絆こそが最も貴重な財産であることを身に染みて感じるこの数年間であった。
今僕が従事している仕事は、複数の介護事業者の顧問としての仕事であったり、介護作家としての物書きの仕事であったり、全国各地で行われる医療・介護関連の研修会講師の仕事であったりするわけである。
このうち顧問の仕事は、契約によっても異なるが、いつでも介護経営等の相談には応ずることが基本なので、契約期間である限り終わりもなければ休みもない。物書きの仕事は、現行〆切日というものは存在しても、それまでに構想を練ったり、原稿を書いたり、推敲したりするのは自分の時間を使っていつでも行うことができるため、これも終わりや休みというものがない。
その点、研修講師=講演の仕事に関しては、確実にそれを行う日がある点で、前2者とは異なっている。講演と講演の間に、次の講演スライドを創る仕事はあるにはあるが、一つの講演を終えると次の講演までの区切りというものは明確に意識しやすいという感覚が自分の中にはある。
今日は今年の講演の〆の日である。前日の札幌市中央区での講演に続いて、今日は白石区での講演と相成る。
札幌市内に本拠がある株式会社と今後顧問契約を結ぶ予定になっているが、その会社の幹部社員の皆さん全てが僕という人間を知っているわけではない。
そのため僕が同社の力になれるかどうかを確認していただく意味もあって、その会社にお邪魔して60分間の講演を行う予定だ。つまりは自分の売り込みのためのプレゼンテーションといった趣であるといってよいのかもしれない。
その会社は今後の方針として、より若い人材が活躍できる会社組織にしたいということでいたので、介護の経験がない人も含めて、若手人材が介護事業の中で何をすべきか、どのような社会的役割が介護事業に求められているのかを意識できるマインドセットにつながる内容の話をしようと思っている。ただしそれは空論とは対極にある、実践論として語る予定だ。

僕のライフワークでもある、「北海道介護福祉道場 あかい花」の活動内容も知ってもらわねばならないので、こんなスライドも創った。
人は決して強い存在であり続けることはできないのだから、時には誰かに頼っても良いと思う。道端に咲く花や、花のように美しい心で接してくれる人に慰められることがあっても良いのだ。
しかし対人援助の場で、誰かに寄り添って生活の糧を得るという仕事をしている以上、その仕事に従事している間は、対人援助のプロフェッショナルとして誰かの心に咲く花のような存在になることを志としてほしい。
僕の主宰するあかい花道場とは、そのようなコンセプトで北海道の若手介護人材を育てている場所である。(参照:あかい花道場2024年の現在地)
そうしたこともしっかり伝えながら、僕と同社がつながることで未来に向かって何ができるのかを考えてきたいと思う。
それは僕の未来という意味ではなく、北海道の介護事業・・・延いては(ひいては)日本の介護事業の未来を明るく照らす要素になり得るのではないかという意味である。
誰かのあかい花になるために・・・。
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感動の完結編。

私は、高齢者福祉の仕事に対する魅力を若い職員に伝えることが出来なかったので、離職に繋がってしまったと反省してしています。志を伝えることの難しさを感じますが、反省として何も行動に移していなかったことが最大の原因です。マサさんの志やコメントを学び、私も誰かのあかい花になれるように実行出来るように強くなっていきます。
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