僕は大学新卒時に、新設されたばかりの社会福祉法人に採用され、特養の生活指導員という職種から社会人のスタートを切った。
(※のちに法令上の生活指導員という職名は、生活相談員に変更された:僕の勤務する法人ではソーシャルワーカーを正式職名としていた。)
結局その社会福祉法人には32年間という長い期間務めさせていただいたわけだが、その間ずっと土日・祝祭日が休みが基本の勤務だった。
勿論、日直として土日・祝祭日に出勤する日もあれば、若い頃は管理宿直業務も行っていたので、一定期間ごとに日勤勤務〜引き続きの宿直当番も行っていた時期もあった。
しかしいわゆるシフト勤務者のように早出〜日勤〜遅出〜夜勤〜明け〜休日というパターン勤務で働いた経験はない。
ただし僕は前述したように生活指導員として勤務しており、介護職員のシフト表を作成する業務も担っていた。
当時を思い起こすと、年末・年始というこの時期のシフト作成には相当頭を悩ませていた。
自分自身は年末・年始に世間様の暦と同様に休んでいるのに、シフト勤務者である介護職員は、僕が作成した勤務シフトによって働かねばならないわけである・・・それって相当な不公平感をもたらしているのではないかという不安や自己嫌悪を抱かせる作業であった。
そうしたある種の罪悪感を抱きながら、介護職員間でできる限り不公平感が生まれないように、過去3年間の年末・年始の勤務表を調べなおして、同じ人が同じ日に夜勤に入ったり、勤務状態が続いたりしないように頭を悩ませたものだ。
勿論一番大事な事は、年末・年始という時期に利用者に対するケアの質を落としてはならないということであり、人の配置を削るわけにはいかないという点も悩みだった。
そんなふうに悩みながらシフト表作りに悪戦苦闘していることは、当の介護職員には伝わっていなかったとは思う・・・しかしそのような悩みは、僕がシフト表作りの担当から外れるまで続いていたという事実はあるのだ。
どちらにしても、世間の暦と関係なく働いてくださるシフト勤務者の方々には、感謝と尊敬の念しかない・・・そのような方々が介護事業者を支え、それは即ち日本を支えているのだと思う。
今年の年末と来年の年始にかけては、暦の並びがよく、シフト勤務者以外は9連休となる人も少なくないようだ・・・そのような中でシフトを組むのだから、作成担当者は一段と悩みが深いかもしれない。頑張ってほしい。
ところでそのシフト表作成担当であるが、ある時期に介護職員に手渡した。僕が勤めていた特養は、非ユニット型で多床室中心の古い施設であったが、介護保険制度以後、施設を4つのカテゴリーに区分してグループケア方式で、各グループの介護職員を固定して配置するようにした。
その際に、グループリーダーにシフト表作成業務を手渡し、以後はそれぞれのグループ内で介護職自身がシフト表作成を行うようになった・・・。
その結果から言うと、それこそが正解だ。もっと早く介護職にシフト表作成担当業務を手渡すべきだったと後悔した記憶がある。自身のシフトは自身で作成した方が良いのだ。それで支障が出るわけでもなく、相談援助職がそこまで手当てしていたのは、介護職の自立を阻害する状態であったのかもしれない。
皆さんの施設や事業所では、だれがどのようにシフト表を作成しているだろう・・・そしてそれはベストな方法となっているのだろうか・・・。
※メディカルサポネットの新連載、「菊地雅洋の一心精進・激動時代の介護経営」が12/19アップされました。

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感動の完結編。

特に年末・年始については希望の休みが集中することもあり一人一人と話し合いをしながら進めてきました。
幸いにも自分は逆にそういった時期に連続勤務を行ったところで問題のない生活であったので今でも12月31日〜1月3日までは
進んで出勤しております。もう少しで今年も終わろうとしています、お読みの皆様がどうか利用者一人一人の心の安心を抱いていただけるよう
ご勤務頂くことを願っております。
masa
が
しました