僕は今、夕張市に来ている。
僕の自宅から夕張市へは、自家用車で高速を通ると1時間半強で到着できる。(※一般道だと3時間少しかかる)
今日は天気も良く、気持ちの良いドライブだった。
かつて国内有数の産炭地として盛況を誇った夕張市であるが、既に炭鉱はすべて閉山されている。その為盛況時を知る人にとっては、人が減り、商店も激減した今の夕張の姿は寂しい限りだろう。
だがそのような夕張市にも、昔炭鉱マンが愛した食事メニューがソウルフードとしてしっかりと残っている。それが炭鉄港めし・カレー蕎麦である。
今日はそれを食べるために夕張に来たわけではなく、午後から講演を行う予定が入っているのだが、せっかく夕張に来たのだから名物を食べない手はないと思い、カレー蕎麦を食べることができるお店の開店時間に間に合うように家を出た。(※ちなみに講演は13時からである)

ということで、栗下食堂さんというお店でカレー蕎麦ランチ休憩をとりながら、この記事を更新しているところだ。
アツアツのカレールーは、日本蕎麦の出汁も効いていてとても美味しかった。具は豚肉と玉ねぎだけのシンプルなものだったが、これも出汁の味を引き立ててとても良く合っていた。ご飯も別注して、締めはカレー雑炊にしていただいたので、お腹はパンパンに膨れている。とても満足感が高いランチだったので、午後からの講演120分+GW進行90分もきっとうまくいくだろう。
今日の講演+GWは、10/10に更新アップした、「理想論と空論を排除した施設ケアマネの役割と実務」で紹介した施設ケアマネ向け研修会として行われるものだ。
施設ケアマネは1施設1名というところも多いし、せいぜいが2名配置である。それも相談員と兼務している状態の人も多く、平日の研修に参加できないという人も少なくないだろう。しかし今日は35名もの施設ケアマネの方々が参加してくれる予定になっている。
それらの方々の貴重な時間を無駄にしないように、きちんと参考になり実践につながる施設ケアマネ実務論を伝えたい。
さて前掲したリンク記事の中で、「施設ケアマネジャーを対象にした研修が少ないという声に応える研修講演を行っている」と書いたが、同じように施設の相談員を対象にした研修も減っていると云われることがある。
それは必要性が減ったという意味ではなく、施設に一人とか二人とかしか居ない相談員の業務も増えており、それに人手不足が重なって、研修があってもなかなか参加できない相談員が多く、相談員だけを対象にした研修会に人が集まらず成立しないことが多くなったという理由もあるらしい。
ネット社会になる以前の相談員研修は、施設の頭脳役である相談員がいち早く必要な情報を獲得する場であったため、常に席が埋まる盛況ぶりであった。その当時とは隔世の感があるということだろう。
だが施設相談員が施設の頭脳役であり、最新の情報と知識をリアルタイムで得る必要があることは、今現在でも変わっていない。その為、ネット検索して最新情報を常に手にしようと努力する相談員の方も数多いと思うが、解説付きの最新情報を手にするには、やはり専門研修の受講も不可欠である。
僕はそのような相談員向けの専門研修講師も務めている。近直では10月25日(金)に行われる一般社団法人山形県老人福祉施設協議会主催・特別養護老人ホームに勤務する生活相談員対象研修として、「介護現場の課題を解決するマネジメント」というテーマで、特養の相談員の役割と実務を解説する予定だ。
相談員と施設ケアマネの業務分掌、相談員の重要な役割であるベッドコントロールを適切に行うための方法論、介護の質を向上させ利用者の福祉を向上させる実務の在り方、相談員が施設外に出かけることの重要性と、そこで何をすべきかなどを具体的に示すつもりである。
特に相談員としての立ち位置に迷いのある方、自分の役割を明確にし、他のスタッフにそのことを理解してもらいたいと思っている方などに受講していただきたい研修だ。
このようにすぐに役立つ相談員研修講師も行っているので、そうした内容の講師を希望される方は。是非お気軽に連絡してほしい。連絡はあかい花公式サイトの右上の✉マークをクリックしてメール連絡いただきたい。
まずは打診・調整から始めてほしい。その結果、依頼までつながらなくとも何の問題もないので、どうぞお気軽にメールしてください。
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