秋風が吹き始めた登別市・・・朝晩は肌寒さを感じるくらいの気温になってきました。
しかし今朝も抜けるような青い空が高く広がっており、日中の最高気温は22度になっていますので、3連休の最終日も行楽日和です。
そのような中で、今日もシフト勤務されている介護職等の皆様には頭が下がる思いです。
皆さん一人一人が社会のセーフティネットとしての役割を果たしているのですから、そのことをどうぞ誇りに思ってください。そしてその思いを胸にして、利用者の方々の心に咲く花のような存在になってください。
今日は僕自身のことを少し語ります。
僕は大学を卒業してすぐ社会福祉法人に就職し、主に特養の仕事をしました。そこではソーシャルワーカーや施設長職を歴任してきたためシフト勤務の経験はありません。
その為、暦の通りに土日祝祭日が休みでした。そういう意味では暦を意識し、暦に左右される暮らしを送ってきたと云えます。
さらに暦にはもう一つの意味がありました。それは特養利用者の方々の暮らしを創るという意味です。
特養には様々な生活歴をお持ちの方が住んでいますが、そうであるがゆえに世間の暦は大切でした。暦の沿った風習というのは、日本人に共通した生活習慣ですから、暦の生活行事を特養の中でも続けることで、特養が生活施設=暮らしの場であることを意識していただくことができるとだと考えていました。
だから今日の敬老の日には、地域の方々を施設に招待して敬老の日をお祝いするお祭りを開催していました。
しかし今は全く異なる暮らしぶりになっています。
例えば今日が暦の上では3連休の最終日であるということを忘れて、今朝あらためてそのことに気がついたりしています・・・土曜日に新日本プロレスが登別市総合体育館で興行を行い、それを観るために札幌に住む長男が帰省しているのですが、今朝早くに起きて出勤しない間に合わないのに、起きてこないことで今日も祝日であることに気が付く始末です。
そんなふうに世間の暦と縁遠い暮らしぶりとなって、早8年が経とうとしています。
とはいっても、暦と関係なく毎日が日曜日という暇な暮らしではなく、逆に休みがほとんどない暮らしぶりをしています。
全国のいろいろな場所で講演を行っているため、旅の途上であることも多いですが、自宅にいる時間もデスクワークが途切れません。
僕の講演で使うPPTスライドは、基本的に同じものを使いまわすことはないために、同じテーマでも会場ごとに作成しなおします。その理由は、最新の情報を盛り込むことと、受講者の属性(職種など)にあわせた話をするためです。
その為、講演スライドの作成作業は常に行う必要がありますし、作家として原稿を書く時間も必要です。
現在、連載を3本抱えていますので、単純に10日に1回は原稿〆切の期日がやってきます。〆切は週明けの月曜日(※月曜が祝日の場合は火曜日)に設定されることが多いので、土日は原稿書きと校正作業に費やすことが多いです。
それに加えて今月から、新しい仕事として某業界紙の監修作業を受注しています。毎月介護関連記事を15本チェックして、誤りがないか確認・指導する仕事です。それだけの記事文章を読み込まねばならないので、時間がかかると同時に、誤りを見逃せば、それがそのまま世間に公開されることになるという責任もあるため、かなり気を遣う作業となっています。
その他、介護事業者の顧問としての仕事もあり、忙しい日々を送っていますが、社会的な役割を持ち続けられることは幸福であると思っています。
それもこれも、つながりのある皆様のおかげであると感謝しております。この場を借りて、改めて御礼を申し上げます。
今日はそんな感謝を込めたブログ記事を書かせていただきました。今後ともよろしくお願いいたします。
アクセス札幌で開催されるCareTEX札幌’24の会場で、9月18日(木)15:30〜「現場に丸投げしていませんか?生き残る介護事業者の人材育成システム」というテーマで60分講演を行います。こちらからダウンロードできる招待券を印刷して会場にお持ちいただければ、入場料無料となりますので、どうぞ会場にお越しください。
※別ブログ「masaの血と骨と肉」もあります。お暇なときに覗きに来て下さい。
北海道介護福祉道場あかい花から介護・福祉情報掲示板(表板)に入ってください。
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