僕は今、羽田空港から京急に乗って品川を目指している。
今日14時から世田谷区に本部がある社会福祉法人さんで講演を行うための移動である・・・この後、品川からJR山手線に乗り換えて新宿〜京王線乗り換えて上北沢と移動予定だ。
今日の講演会場は世田谷希望丘ホームという特養で、同ホームの職員研修講師を務めることになっている。
同ホームとはコロナ禍前からのお付き合いがあり、過去にサービスマナー研修等の講演を行っている。そういう意味では、僕自身がいつもお世話になっている特養さんである。
コロナ禍の影響で、ここ数年訪問していなかった同ホームに、久しぶりの訪問となるのが今日である。
昨年度までもオンラインで職員研修講演は行っていたが、やはり対面で研修を受けた方が伝わり方が違うということで、今回は会場研修である。
今回は同ホームの、『お看取り委員会』からの依頼で、『今迄看取ってきた方の事例を多くお聞きしたいと思います。狙いとして、現状の看取りは職員が何をしていいか分からないといった状態なので色んな事例を聞いて「こんなこともしていいんだ」ということを実感してほしいと思っています。』という要望を頂いているので、それに沿った内容でプロットを立て、講演スライドを作成した。
講演テーマは僕の著作本のタイトルから取って、「看取り介護の基本〜生きるを支える介護実践」としている。
今迄看取ってきた方の事例については、すべて僕が総合施設長を務めていた特養で実践してきたケースであり、「こんなこともしていいんだ」というだけではなく、「こんなこともできるんだ」という内容も含まれている。
だが、それはすべて事実・実績に基づいている・・・こうしなければならないという内容ではなく、こうした結果、こうなったという事実だから説得力があると思う。
僕の講演は徹底的に実践論であり、理想論は一切入っていない。だからこそ講演を聴いた瞬間から、やろうと思えば誰もができる方法論と言える・・・問題はやる気があるか、やる気が続くかというだけの問題である。今回の講演を聴いた方のやる気につながることは間違いないと思っているが、やる気が続く方法論も伝えるつもりだ。
このように、「できる」ことを実感してくれた世田谷希望丘ホームさんのような団体からは、繰り返し様々なテーマでの講演依頼を頂いている。
一例を示とすると、先日愛媛県老施協主催の管理職・リーダー研修では、「チームワークと組織運営」という講演を行っているが、そのアンケート結果が届いているので、張り付いた文字リンク先を参照していただきたい。
実際にチーム運営をどう行ってきたかという実践論だから、こうできるという事実が実感された結果だと思う。
それはそうと、もう品川が近づいているので、今日はここまでとしたい。
講演依頼のある方は、是非あかい花介護道場の公式サイト右上の✉マークをクリックして連絡いただきたい。
問い合わせだけでも構わないので、お気軽にメールを送っていただきたい。
アクセス札幌で開催されるCareTEX札幌’24の会場で、9月18日(木)15:30〜「現場に丸投げしていませんか?生き残る介護事業者の人材育成システム」というテーマで60分講演を行います。こちらからダウンロードできる招待券を印刷して会場にお持ちいただければ、入場料無料となりますので、どうぞ会場にお越しください。
※別ブログ「masaの血と骨と肉」もあります。お暇なときに覗きに来て下さい。
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