今年のGWは前半3連休・後半4連休に分かれています。その為、明日出勤して週の後半の連休まで頑張るという人も多いでしょうし、シフト勤務のため暦に関係なく働いているという人も居るでしょう。
介護事業関係者は後者の方が多いのだと思います。そのおかげで暮らしが支えられている方も数多くいるということを誇りに思ってください。同時に今働いている分は、きちんと後日休みをもらって心身の疲れを癒してください。
さてフリーランスの僕は、そもそも世間の暦と関係なく働いていますが、さすがにGW期間中は、講演やコンサルの仕事も入っておらず、だからと言って行楽に出かける気にもならず、家でまったり過ごしています・・・その時に友となるのは、夕食時に嗜む美味しい日本酒です。
ということで今日は久々に「masaの日本酒道」です。
日本酒は一年中いつでも飲むことができるお酒ですが、実は季節によって熟成度が違います。
最近は、その特徴を生かして季節毎に異なる味わいのお酒を愉しむことができるように季節酒を出す蔵が多くなりました。
季節酒は一般的に、冬酒(しぼりたて:新酒)が12月〜2月、春酒が3月〜4月、夏酒が5月〜8月、秋酒(秋あがりorひやおろし)が9月〜11月頃に発売されることが多いです。
(※ちなみに日本酒には「醸造年度」があって、そのスタートとなるのは7月です。ですから7月1日から翌年の6月30日までを一年の区切りにしています。)
GWのこの時期は春酒が出回る時期ですので、僕も休みの間に呑むお酒を取り寄せました。

ということで今シーズンの僕の厳選七本を紹介します。画像向かって左側から順番に紹介します。

谷川岳・春酒純米吟醸(群馬県永井酒造)。原料米:五百万石60%精米。ラベルの紹介文のとおりメロンのような香りと優しいフレッシュな甘みを感じるモダンタイプのお酒です。

光栄菊・黄昏Orange純米吟醸(佐賀県光栄菊酒造)。僕が毎年楽しみに発売を待っているお酒。香りはほんのり柑橘系で爽やか、口に含み鼻から抜ける瞬間にグレープフルーツ感が現れます。甘味もほどよくキレもあり余韻も短め、今時期にピッタリなお酒です。

水芭蕉・春酒純米吟醸(群馬県永井酒造)。原料米:五百万石60%精米。ほんのり甘口・華やかな香りとジューシーな味わいが楽しめます。さくら色は酵母の色です。

千禽・純米吟醸さくら(栃木県せんきん)原料米:山田錦60%精米。季節酒と言えば千禽。酸味のある日本酒を創り出したパイオニアの蔵の、「雪だるま」は冬酒No1の人気。夏は「かぶとむし」。秋は「赤とんぼ」。そして春は「さくら」。みずみずしい果実を思わせる香りは、このお酒の鮮度の高さを物語っています。爽快な酸味、うすにごりのやわらかい甘みと程よい苦みもあり絶妙なバランス感です。

花芽実(はなかがみ)特別純米おりがらみ生原酒SNOWBLOSSOM(三重県大田酒造)原料米:神の穂(三重県産)60%精米。春らしい桜色のラベルからイメージされる、おだやかな香り。フレッシュで微発泡感があり、軽快な飲み口でありながら、しっかりとしたボリューム感と米の味わいを感じます。

寒菊・純米吟醸・空海そらうみ・一度火入無濾過原酒(千葉県寒菊銘醸)原料米:非公開55%精米。寒菊と言えば千葉を代表する日本酒となり、人気が高まってなかなか手に入りにくくなりました。空海は初夏の成田空港近郊の蔵上空を通過する飛行機のように、伸び上がるような爽やかさ且つジューシーさを兼ね備えた心地よい飲み口を目指して作られた清涼感あるフルーティーなお酒です。

九曜正宗・純米大吟醸・華の香桜花(熊本県花の香酒造)原料米:和水町産山田錦50%精米。華やかさと米の旨味が、ポジティブな苦味によって花吹雪のようにキレていく、香り高く繊細で優しい味わいのお酒です。
以上、すべてモダンフルーティーといわれる現代風の日本酒を7本取り寄せて、この連休中に長男と愉しんでいます。

CBニュースの「masaが読み解く介護の今:特養経営者に朗報〜宿直配置基準の緩和」が25日アップされています。文字リンクをクリックしてご覧ください。
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