昨日僕は、顧問先の札幌市手稲区の株式会社279(つなぐ)が経営する居宅介護支援事業所・つなぐ手ケアマネセンターからケアマネ向けオンライン講演を配信した。
アクセス数は300アカウントに達していたが、一つの場所で複数名の視聴者がいることを考えると、もしかしたら400人以上の方が視聴してくれたのかもしれない。貴重な時間を割いて視聴いただいた皆様にこの場を借りて感謝を申し上げたい。どうもありがとうございました。
さてその講演の配信元であったつなぐ手ケアマネセンターは現在22名のスタッフを擁しているが、完全テレワークが可能な事業所のため、手稲の事業所に出勤してくるスタッフは少なく、昨日も事業所には4名しか居なかった。残りのスタッフは、オンラインで僕の話を視聴していたはずである。
(※ちなみに手稲区は小樽市のすぐ隣である。その為、講演後は小樽市のお寿司屋さんに移動してオフ会を行った。そのメニューは僕の食ブログmasaの地と骨と肉、「車を、しゃこ、に入れてくる」を参照していただきたい。)
今回の講演は報酬改定・基準改正に関連したケアマネ向けの内容であったが、単にルールの変更点等をアナウンスする内容ではなく、間近に迫った改定後の最初の給付管理に備えた新ルールの確認という視点を強く意識した内容にしたつもりだ。
既に新年度に切り替わり、(医療系居宅4サービスを除いて)新報酬体系に切り替わったこの時期に、介護支援専門員という資格を持っている人は、自分が携わっている事業の改正概要や改定概要については把握済みだろう。それをくどくど説明しなおしても意味がない。
だからこそ概要を把握している人に対して、実務を意識して、新ルールの把握の齟齬はないか、誤解して解釈していないかということを確認できるように心掛けて話をしたつもりだ。受講された方の感想が気になるところである。
こんなふうに僕の講演は、いつも実務に生かすことができるかどうかを強く意識してプロットを立てている。それは即ち僕自身が様々な実務経験を持ち、そこから仲間と一緒に新たな実践論を創り上げてきたという自負と実績に基づいたものである。
僕が介護業界に関わったのは大学卒業後であり、相談員(※当時は生活指導員という名称だった)から始まり、介護支援専門員〜相談室長兼業務課長という名の管理職〜特養の施設長〜社会福祉法人全体の総合施設長などを歴任してきた。

独立後はその経験を生かして、複数の介護事業者の顧問を務める傍ら、講師業を主たる業務として全国各地で講演を行っている。
相談援助実務・相談援助職として介護職員に対して要求して実践してきた介護実務・管理職として創り上げてきた介護事業者の様々なシステム(人材マネジメント等)・介護事業経営をそれぞれ、実績を挙げた経験者として語ることができる。
そんな僕の話を聴いた方の意見として、つい先日講演主催者から送られてきた菊地雅洋講演アンケート結果も参照いただきたい。
良い話を聴いた・ためになる話を聴いた。でも自分にはできないね・・・それでは意味がないのだ。
僕たちの目の前には、誰かが手を差し伸べて、護ってほしいと願う人々がいるのだ。その人たちに何も手段を持たずに手を差し伸べても意味がない場合が多い。手を差し伸べるだけでありがとうと言ってくれる人は少なくないが、自分の存在が本当にありがとうと言われるだけの意味があるかどうかを考えなければならない。
それがプロと言われる人間の責任と義務である。
その為の講演を企画したい方は、masaの講演予定・履歴を参考にして、あかい花公式webの右上の✉マークをクリックして講演依頼メールを送ってほしい。
メールをやり取りして、条件等が合わない場合は依頼に至らなくても全く問題ないので、まずは気軽に問い合わせから始めていただきたい。よろしくお願いします。
※別ブログ「masaの血と骨と肉」と「masaの徒然草」もあります。お暇なときに覗きに来て下さい。
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