今日のブログ記事は空の上から更新している。

明日、神戸三宮で行われる「兵庫県老人福祉事業協会主催・令和5年度施設長研修会」で介護報酬改定に関する講演を行うため、新千歳空港から大阪伊丹空港に向かっている最中だ。
明石海峡
神戸に向かうのならば神戸空港が一番近いし、そこからポートライナーに乗ればJR三宮駅に直結できるから、なぜ伊丹空港を利用するのかと思う人がいるのかもしれない。

しかし新千歳から神戸空港までの直行便は3往復しか運航されていない。しかも僕の自宅がある登別からは間に合わない朝早い便と、神戸空港に夕方もしくは夜遅くに着く便しか行きの便がない。できれば日中、まだ明るい時間に到着したいので、便数が多く時間も便利な伊丹便を利用しているのである。

それに伊丹空港からも、三宮までは直行バスが走っている。だから神戸空港と比べて、著しく不便を感じるわけではないのである。

明日は兵庫県の特養・通所介護等のトップの皆様に、今後の介護事業経営をどう考えていくべきかという観点が見える介護報酬の改定内容の解説を行う。

サービス種別によってメリハリがついた今回の改定。施設サービス(※基本型以下の老健を除く)に重点的にプラス配分された分、それ以外のサービスは非常に厳しい経営状態に置かれる。

施設サービスはそれよりはマシといっても、物価高が止まらないなかで3年間同じ額で経営をすることを考えると、経費削減は必然といえる。その時に、どこにお金をかけて、どの部分のお金を削るのかが経営能力に直結する。

生産性の向上を求められる介護事業だが、人に相対する仕事で生産性を向上させる最たるものは、介護技術を高めて、適切な方法でサービス提供することであって、効果が出る人材育成がそのためには最も求められるのであり、この部分に掛ける経費を削ってはならないのである。

もしそこを間違えたら、いつも人が足りず、いつも誰かを募集し、雇用できた職員も短期間で入れ替わるというスパイラルに陥り、生産性は著しく低下するのである。

兵庫県老人福祉事業協会からは、過去に何度も講演講師としてご招待を受けているので、今回も介護事業経営実務に生かすことができ、聴いてよかったと思ってもらえる講演に努めようと思う。

実は介護報酬改定については、来週も沖縄県老人福祉施設協議会主催・令和6年度介護報酬改定研修会の講師として解説する予定が入っている。

日本の最北から最南端に飛んで話をするわけであるが、今北海道は寒気が戻ってきて、真冬のような寒さになっている。登別も雪が舞い、日中の最高気温が氷点下という真冬日が続いている。

ところが今日お邪魔する神戸三宮は、日中の最高気温が15度に達する予報だ。来週の沖縄に至っては、20度を超える予報が出されている。

温かい地域に滞在できるのは嬉しい限りだが、問題は移動の際の服装である。道内は完全防寒の服装で歩かねば凍えてしまうが、まさか気温20度の沖縄をその服装で歩くわけにはいかない。

コートの下を軽装にして、スーツケースにコートを仕舞って歩くのが賢明だろうか・・・。

どちらにしても今日からの神戸滞在2泊3日の旅と、来週の沖縄那覇滞在の2泊3日の旅を愉しんできたい。

美味しいお酒が呑めることを期待していよう。


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