先月から始まったメディカルサポネットの連載『菊地雅洋の波乱万丈!選ばれる介護経営』の第2回配信記事、「4月に備える!介護の人材マネジメントと新人教育」が昨日アップされている。
従業員の定着率向上及び生産性向上に結び付ける育成の在り方について論じているので、是非ご一読願いたい。
話は変わるが、今日の北海道は抜けるような青空だ。
僕は今、その空を新千歳空港のさくらラウンジの窓越しに見ている。今日はこれからあの青空を飛んで、静岡県に移動する予定である。
明日午後から静岡市清水社会福祉会館(はーとぴあ清水)で予定されている清水介護保険事業者連絡会主催研修で、「人を語らずして介護を語るな〜介護報酬改正にどう向かうか〜」をテーマにした講演を行うための移動日が今日である。
今回の講演内容について主催者の方からは、『制度改正や報酬改定内容の解説ではなく、制度改正や報酬改定の方向性を確認したうえで、その中で介護事業者として、どう対応すべきかということを対人援助であることを踏まえて考える内容にしてほしい』という要望を頂いている。
このような要望を具体的にいただけるのは、とてもありがたいことだ。その要望に沿って講演プロットを組み立てることができるのだから、「こんな話は期待外れと言われるかもしれない」という不安が薄まるからである。
だからこそ、その要望に応える実務論を語ろうと気合も入る。
ということで、僕に講演を依頼される方は、遠慮なく、「こういう話をしてほしい」ということを我儘に要望してほしい。その期待に応えるノウハウや実務経験は豊富に持っているし、課題解決に導くツールのポケットの数もたくさん持っているつもりである。
さて静岡県での講演機会は過去に何度かあった。静岡市や浜松市・三島市などが講演を行った経験のある場所である。
その際、講演場所への移動は、羽田空港を経由して新幹線で移動するケースも多かった。静岡県には富士山静岡空港があるが、新千歳空港からの接続を考えた場合、便数や時間の関係、空港到着後の現地までのアクセスを考えると、羽田まで飛んだ方が便利だったりするケースがあるからだ。
しかし今回は、講演主催者の方が空港まで送り迎えしてくれるということで、久しぶりに富士山静岡空港を利用することにした。
僕はJAL派なのだが、JALにチケットを申し込んでも同空港まで飛ぶ飛行機はFDA(富士ドリームエアライン)運航便である。
久々のFDAも楽しみである。
ということで明日は、手放しでは喜んでいられない介護報酬のプラス改定の中で何をすべきか、人材マネジメントや介護DXをどう展開するのかなど、今後の介護事業を見据えた経営戦略の見直しにつながる話をしてくる。
生産年齢人口は今後最低20年は増えないのである。外国人労働者が日本の人材不足を補うほど増えることもない。だが要介護者は2042年ころまでは増え続けるのである。それを見越した事業経営とはどのようなものなのか・・・介護事業における生産性向上とは、その主眼をどこにどのようにおいて考えるべきなのか・・・。
今日は静岡市清水地域で、明日の講演で話す内容を考えながら、静岡の地酒を呑めるお店を探して清水港で揚がるマグロやサクラエビを肴に一杯やりたいものだ。
静岡の皆様にエールを送る動画も制作しているので、下記をクリックしてご覧になっていただきたい。
それでは明日、講演会場のはーとぴあ清水で愛ましょう。
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