北海道はすっかり秋めいて、外に出る際はコートも必要かと思う日があるほど気温が下がってきた。
こう冷え込むと、「異常な暑さだ」と文句を言っていた夏が恋しくなるから人間とは勝手なものだ・・・というか僕が勝手で、我儘なだけだろうか。
それはともかく、一日ごとに冬に向かう北海道から脱出して、今日から東京〜愛媛県八幡浜市〜大分県日田市と徐々に南へ向かって移動する1週間が始まる。
3地域でそれぞれ講演を行うための旅である。そのため今日これから東京に飛び、東日本橋の定宿にチェックインして、明日のC-MAS全国大会2023に備える予定だ。
明日の講演は13:30〜だから、当日移動でも間に合う時間ではあるが、札幌ではなく登別を起点に移動する僕にとっては、かなり早い時間からの移動が必要になるし、何かあって間に合わなくなるのも嫌なので、今日から移動を開始することにした。
明日は、「令和6年介護保険法改正と介護報酬を斬る!」という威勢の良いテーマで講演を行う予定が入っている。(※僕が決めたのではなく、大会主催者から指定されたテーマです)
講演時間は50分で、スライドも作り終え配布資料も事務局に既に送っていた。
ところが昨日の介護給付費分科会では、介護報酬改定の施行時期の引き延ばしが必要か否かということが論点として突然のように挙げられた。
これは診療報酬改定DXの推進に向け、令和6年度以降における医療機関・薬局等やベンダの集中的な業務負荷を平準化するため、令和6年度診療報酬改定より施行時期を6月1日施行(※薬価改定の施行は4月1日)とすることについて、中医協において了解されていることから、介護報酬改定時期もそれと合わせる必要があるのではないかという論理だ。
これは極めて重要な情報であると考え、明日の講演にも入れ込まなければならないと思い、急遽このことについて情報提供するスライドを作成して追加送付している。(※下記画像参照)

プラス改定を期待する関係者にとっては、物価高や人件費の高騰に応じた臨時の報酬改定を前倒しで行ってほしいところであり、わずか2月でも改定時期が先送りされるのは承認できない問題だろう。
こんなふうに生物である情報の新鮮さを意識して講演を行っている。明日はパネラーとしても大会に参加し、そのあとのオフ会にも参加する予定だ。
明日、ビジョンセンター東京八重洲までお越しになる皆様、よろしくお願いします。
その後の予定としては、明後日(10/14:土)は羽田空港〜松山空港〜JR松山〜八幡浜という移動日である。翌10/15(日)の13時から、愛媛県南予老人福祉施設連絡協議会主催研修として、「介護保険制の改正動向とこれからの地域福祉について」というテーマで3時間の講演を行う。
さらに16日(月)は、松山空港〜福岡空港〜リムジンバス移動で日田市入りする。そして17日(火)9:30〜大分県日田市介護支援専門員協会主催研修講師として、「君の介護に根拠はあるか〜相談援助職としての心得」というテーマの講演を2時間予定している。
八幡浜と日田の講演後は、それぞれオフ会も予定されているので、そちらも楽しみである。
そういえば先週は道内網走に2泊3日して2日間続けての講演を行っていたが、そこで美味しいものを食べ続け体重が増加した。それを元に戻すために、この1週間懸命に有酸素運動を行ってきた。それなりの成果は出ているが、今日からの旅でリバウンドしないか心配である。
だが、八幡浜にも日田にもおいしいお酒と名物料理が目白押しである。その誘惑には勝てないだろう。
体重増加は必然事項とあきらめて、北海道に戻ってから、地獄のトレーニングでダイエットに励むとしよう。・・・とはいっても、一旦北海道に帰っても、翌日には札幌講演、翌々日には再び福岡出張と続くのであるが・・・。




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