深刻な介護人材不足に対応して、様々な工夫が求められる介護事業者・・・一番重要なことは、職員募集に応募者を増やす対策と、採用した職員が定着できる対策をセットで行うことである。

介護事業者の場合、職員募集に応募する人を増やす工夫をしていないところがまだ多く、募集はハローワークだよりと言った事業者も少なくない。

その為、そうした募集方法を工夫して応募者を増やす方策は多々あるのだが、せっかく応募者が増えて採用に繋がっても、それらの人材がきちんと定着できる対策をとっていないと底が抜けたバケツに水を汲んでいるがごとく、いつまでたっても職員不足は解消されない。

だが採用した従業員が定着するための方法がわからないという事業者が多く、そのための講演依頼が多くなっている。

今週も人材育成と定着の具体策について、オンデマンド配信される予定の講演録画を行ったばかりである。

そのような講演は時間に限りがあるため、職員募集に応募が増える方法はさておいて、より重要となる採用後の職員が定着できるように、何をどのように教育するのかというテーマに絞って話す機会が多い。

だが職員募集に応募が増えるように対策することも重要だ。

上に記したようにハローワーク頼みの職員募集で人が集まるわけがないのである。ましてや自社の公式サイトに募集広告を載せたとして、いったい何人の人がそこを見るというのか・・・自社の職員さえ見ていない公式サイトに、ネットサーフィンして誰かが寄ってきて、そこに載っている募集広告を見て応募するなんて言うことは、宇宙に漂うチリの一つを探すより低い確率だろう。

そんな中で、効果が実証されている公告方法が、僕の管理サイト掲示板のバナー広告だ。
掲示板バナー広告
画像のように2段組になっているバナー広告の下段に現在空きができているが、このうち3つは数カ月前まで介護事業者の募集広告を掲載していた部分である。

6カ月の掲載期間で、「広告の効果があった」・「広告に応募してきた人を採用して職員が充足した」ということで、広告掲載期間満了をもってバナー広告を取り外している。

この掲示板は一日数千人が利用しており、そのすべての人が介護関係者であるのだから、インパクトと効果があるのは当然と言えば当然でもある。

職員募集のバナー広告では、募集事業所が置かれている地域を冠にして「○○就職」とするとインパクトが大きいようだ。例えば登別市に所在する事業所なら、「登別市就職」と書いたバナー広告を設置すると、登別市に居住する人のみならず、登別市で働きたいと思っている人が応募してくることもあるそうだ。

実際に職員が充足したとして広告を取り下げた法人の方によると、他県からの応募者が予想以上に集まったそうである。

募集広告への問い合わせも結構来たという声も聞こえるし、バナー広告をクリックすると公式サイトの職員募集のページにつながるようにすることで、広告主の事業も広く広報できる。

そうした効果が見込めるので、この機会にバナー広告を掲示してみようと思う方は、「バナー広告の募集について 」の文字リンクをクリックして、詳細を読んだうえで検討していただきたい。

皆さんの採用のお手伝いができれば幸いである。






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