今日午後2時から配信予定のオンライン講演、「虐待防止」は、僕が顧問となっている完全テレワークが可能な居宅介護支援事業所・つなぐ手ケアマネセンターが主催するオープンセミナーとして行うものだ。
Zoomで配信する講演なので僕の自宅から配信することも可能だ。しかしせっかく年数回のセミナーなのだから、配信元である会社でスタッフの方々と共に配信作業を行いたいので、今僕は自宅がある登別〜つなぐ手ケアマネセンターがある札幌市西区発寒に自家用車で向かっている途中だ。
事業所に行って配信するのは、どうせ講演後の呑み会のためだろうと言っているあなた・・・それは真実ではあっても黙っておくべきことである。ちなみに今日は、札幌から小樽に移動して美味しいものを飲み食いしてくる予定である。その模様は明日更新のmasaの地と骨と肉でご覧いただきたい。
それはともかく今日のオンライン講演配信時刻は午後2時からなので、その1時間前には会社に到着したいと思う。高速道路を使えば2時間で到着する場所であるが、途中の苫小牧市と千歳市で用を足すために一般道を利用して移動しているところだ。
ということでこの記事はランチタイムのついでに更新アップしているところだ。
なお今日のオンライン講演は、どなたでも事前申し込みなしに無料で視聴できるので、14時までに(ID):846 1504 9714(パスコード):279279を使ってZoomに入っていただきたい。
(※画像は、今日移動中に食事を摂った苫小牧市の海の駅ぷらっとみなと市場)
さて講演と言えば、今月最初の講演は8/1に大阪豊中市の地域密着型特養、「アイテラス利倉」さんが主催したセミナーでの講演だった。
それは地域住民向け「終活セミナー」として行われた会場講演で、地元の老人クラブなどを通じて広報に努めた成果もあってか、思った以上に多くの高齢者の皆さんが参加してくださった。
その為、設置していた席数では足りなくなり、急遽席を増設するほどの賑わいとなった。
だが受講者の数がいくら多くなったとしても、それらの方々が話を聴いた後にどう感じてくれたかが問題である。せっかく時間をとって話を聴きに来たのに、自分にとってはあまり意味がなかったと思われてはしょうがない。
そういう意味で受講者の方々の感想が気になるところであった。
すると先日「アイテラス利倉」の田原施設長からメールが届き、次のような報告を受けた。
『先日老人会の会合があったようで、その場で終活セミナーについて「良い話が聞けた」「今後の事を考えるきっかけになった」「頂いた資料は今後のために大切に保管しておく」など感謝の声が多数あがったそうです。』
このメールを読んで心からホッとした。というのも地域住民向けの講演は、4年ぶりとなり久しく遠ざかったおり、勘が鈍っていないかと心配していたのである。
同じ講演でも対人援助の専門職の皆さんに向けた講演と、地域住民の皆さんに向けた講演では伝え方が異なると思う。専門家ではない地域の方々には、専門家であれば当然知っている知識も、かみ砕いて丁寧な説明が必要な場合もある反面、それが度を越しては回りくどくて主題がわかりにくくなったりする。
それらの伝え方の勘が鈍っていないか心配していたが、それもどうやら杞憂に終わったようである。
どちらにしても地域の高齢者の方々が、「終活」や「人生会議」ということの意味を知ってくれたことが嬉しい。
それは人生を後ろ向きに生きることではなく、遺される家族のためにのみ行うことでもない。
自分自身の人生を豊かにし、遺された時間をより豊かに有意義に過ごすために必要なことであるということが伝わったのではないだろうか。
こうしたセミナーを、今後も全国様々な地域で行い、「終活」と「人生会議」の意味と必要性を伝えていきたいと思う。
「人生会議」・「終活」・「看取り介護」というテーマで講師ができる者を探している方は、是非ご一報いただきたい。よろしくお願いします。
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