毎年全国6カ所の会場で開催される、「CareTEX」は、介護や福祉・医療に特化した大規模な展示会である。
ここでは様々な介護の専門家が集い、展示された最新機器の情報交換を含めた商談が行われるほか、各種セミナーも開催されて、最新知識の獲得にもつながっている。
このように北海道の介護業界においても最大級の商談型展示会となるCareTEX札幌2023が7/26(水)〜2日間の予定で開催される。
(※来場事前登録すると、入場料が無料となるので、是非登録したうえでおいでください。)
会場は去年に引き続き、札幌市白石区流通センター4丁目のアクセスサッポロである。
(※同会場は云わずと知れた5000m2の大展示場を有する施設。各種イベント・見本市・展示会やコンサート・集会・会議等のコンベンション施設として最適な多目的スペースです。)
僕はこの展示会の中で行われる専門セミナーの講師として招待を受けている。
この展示会で講演を行うのは、まだ会場が札幌コンベンションセンターであった2年前からのことであるが、ずっとコロナ禍の中での開催だったので、昨年までは大展示会としては来場者もそう多くはなかったと思う。
しかし医療と介護の講師陣が揃う中で、昨年の札幌会場で受講者数が一番多かったのは僕の講演会場でもあった。
今年は、コロナウイルスの感染症分類が変更され、各地で会場講演が復活する中での講演なので、それ以上の来場者を期待している。お近くの方は是非会場までお越しいただきたい。

僕の今年の講演は、初日の7/26(水)15:00〜16:00の予定となっており、「理不尽なクレームから施設と職員を守るカスタマーハラスメント対策」というテーマである。
カスタマーハラスメント対策の重要性とは、これを放置しておくことで、従業員のモチベーションが低下し、事業全体の生産性が低下するおそれがあることと、カスハラによって精神的ダメージを負い、離職や休職に至ってしまう従業員が増える恐れがあることだ。
それは介護人材不足に拍車をかけるリスクと言ってよいものである。
だが難しいのは、利用者やその家族のクレームがすべてカスタマーハラスメントとは言えないことである。
カスハラ対策が正当なクレームまで排除することに繋がれば、企業倫理が問われかねず、顧客ニーズからかけ離れた事業運営に陥りかねなくなる。
そうならないように、僕が7/26にアクセス札幌で行う講演では、「正当なクレームとカスタマーハラスメントの区別」についてわかりやすく解説し、その対策を示す予定だ。
同時に、「カスタマーハラスメントから護るべきものは何か」をも明らかにする予定だ。
この本質を間違えてしまえば、カスハラ対策はいつの間にか不正や不適切サービスの隠ぺい体質に変質してしまい、別な意味で社会からの批判と糾弾を受けかねない。
そうならないために必要な知識を備えてほしい。
ということで、CareTEX札幌2023の文字リンクをクリックして詳細を確認いただいたうえで、特に初日26日(水)15:00〜の僕の講演を聴き逃しないようにお願いしたい。
それでは、皆様と会場でお愛できるのを楽しみにして待っています。
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