今日は午前と午後を通じて、3つのオンライン打ち合わせを予定している。
先ほど1本目の打ち合わせが終わったばかりである。この記事を書いた後に食事を済ませたあと、午後1時からと午後3時からも、それぞれ別の打ち合わせ予定が入っている。
いずれも5月以降の講演に関する打ち合わせであり、講演自体はリアル会場講演を予定しているが、打ち合わせはオンラインを利用して行っているのである。
かつてはメールだけで済ませていた事前打ち合わせを、オンラインで行うことで細部にわたって話し合える。テーマや内容・時間などをこの打ち合わせで最終決定する。そういう意味ではオンラインの普及で、事前のコミュニケーションが随分とりやすくなったと言える。
講演会場でお会いする前に、事前に顔の見える関係性を築くことも大きなメリットである。本当に便利な世の中になったものである。
このような講演等の打ち合わせも、現在の僕の重要な仕事の一つであるが、仕事と言えば現在僕は2つの肩書をもって仕事を行っている。
その2つとは、「あかい花介護オフィス CEO」と「北海道介護福祉道場あかい花 代表」というものである。
このうち後者の肩書は、僕が社会福祉法人の総合施設長を務めている間から名乗っているもので、社福の仕事の傍らで、まったくのボランティアとして北海道の若手介護人材の育成指導のために任意団体を立ち上げて、活動を行って以来の名乗りである。(※この任意団体設立の経緯については、五本の赤い花を参照してください。)
この団体の人材育成活動は既に9年目に入っており、現在5期生の1年目の教育を行っている最中である。(※来年は10周年だな・・・。)
新年度も4/2(日)に僕の直伝講座を開設したばかりだ。登別市内で合計8時間(昼休み1時間を入れると9時間の拘拘束時間となる)の講義を、毎回熱心に受講しに来る5本の花との時間は、僕にとっていつも有意義で貴重な時間である。
この5人の若者たちが、再来年2025年3月まで毎月登別市まで足を運んで講義を受け続ける。そしてこの道場を卒業した後は、彼ら彼女らがそれぞれのステージで後進の指導にあたってくれるはずである。
2年間ごとに、たった5人の人材育成しかできない道場ではあるが、既にここから20名の若者たちが巣立っており、今期から抗議を受けている5名を加えると再来年4月以降は25名の卒業生が、北海道のどこかで活躍してくれることになる。
彼ら彼女らが創ってくれるであろう未来を、ポジティブな思いで見つめていこうと思う。そこに広がる未来は、「お先真っ暗で見えない未来」ではなく、「まぶしくて見えない未来」である。
この活動についてはまったくのボランティアであり、一切の収益は発生しない。むしろ必要経費をすべて僕のポケットマネーで持ち出している状況であるが、活動資金が尽きずに、体と頭が元気な限り続けていきたいと思っている。
その理由は、僕を育ててくれた北海道の福祉業界に恩返しをする意味であるとともに、この活動が僕にとってのライフワークと思うからだ。
ありがたいことに、今教えている五本の花に続く受講希望者も既にいる状況だ。入門までにはまだ2年待ってもらわねばならないが、その時を持ち望んでいてくれている人がいるという事実が僕を励ましてくれている。
このブログ読者の皆様にも、「あかい花道場」を、どうか温かいまなざしで見守っていただけるようにお願いしたい。
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