侍ジャパンやりました!!

3大会ぶりのWBC優勝おめでとうございます。ハラハラドキドキの僅少差のゲームで、僕はまともに生中継の画面が見られませんでした。感動をありがとうございます。

感動はずっと冷めやりませんが、それはともかく話を変えて、本題に入ります。

先週、職員研修会講師としてお招きただいた大阪府豊中市の、「アイテラス利倉」の施設長さんからメールが送られてきた。

その内容は下記の通りである。
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本日、運営(経営)会議があり、そこで理事長に、「次回は菊地先生に地域住民をお招きしての終活セミナーをお願いしたい。」と申し出ました。理事長も地域貢献のために、ぜひ実施してほしいと言われました。
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ありがたいお話であり、ぜひ協力したい旨返信した。

アイテラス利倉の施設長さんらとは、先日の研修会の後、天王寺でオフ会を行ったが、その時に地域住民を対象とした終活セミナーが復活してほしいという話をしていたところだ。

コロナ禍の直前は、「終活」という言葉が世間一般に広く浸透しつつあった時期で、全国各地で地域住民を多少とした終活セミナーが数多く開催されるようになっていた。

僕も様々な団体から終活セミナー講師としてお招きを受ける機会が増えていた時期で、「終活とは何か?」・「終活としてできること・やっておきたいこと」等をテーマに講演を行っていた。

例えば2019年1月には、長崎県県央保健所や長崎県県南保健所等の主催で、大村市・南島原市・雲仙市の複数の会場で終活セミナーと看取り介護セミナー講師を連日務めるなどしていた。

そこで行われた終活セミナーには、65歳以上の高齢者の方々も数多く参加してくださり、熱心に僕の話に耳を傾けてくださった。講演終了後の反響も大変大きく、次の年ももっとたくさんの地域住民の方々にお集まりいただけるように、継続して講師を務めることを依頼され、僕もその心づもりでいた。

ところがその直後に、予期せぬコロナ禍に見舞われたために、全国の会場講演は中止や延期になったことは周知の事実である。

特に高齢者の方々は持病をお持ちの方が多いため、コロナ感染は命の危険にさらされるとして、大勢が参加する場所に出向くこと自体が、「不可能」・「あり得ない」という雰囲気が出来上がり、高齢者対象のセミナーは全国的に開催されなくなった。

新型コロナウイルスの感染症分類が2類から5類に引き下げられようとしている現在でも、その状況に大きな変化はなく、高齢者の方々を対象としたセミナー開催はほとんど行われていないし、一部地域で行われているとしても参加自粛されている方も多いように思う。
終活セミナー
一方で我が国では、高齢化が進行する中で死者数は史上最多数を更新する状況が生まれている。高齢者の方々が、終活として行うべきことを考える時期は、待ったなしに迫っているといってよい。

そのために終活のできるうちに、その知識と機会を得て、終活を行うための時間には一刻の猶予もないといってよいのである。

僕が講師を務める終活セミナーを受けた方に中には、それをきっかけとして終活ノートを書いて、夫婦間でお互いの人生の最終ステージでの望みを確認できたことで安心したという方も多い。

終活ノートを書き終えたことで安心したと、涙を流される方も居られる。そんなふうに終活とは、人生の最終ステージを安心して生きるために必要な行為であり、自分の人生を悔いなく過ごすためのアイテムでもある。

そういう意味では、今後ウイズコロナの社会に転換していく過程で、高齢者の方々が受講できる終活セミナーが全国各地で開催されることを望みたい。

おそらくそのことを望んでいる地域住民の方もたくさん居られるだろう。その方々の願いが一日も早くかなうように、市町村をはじめとした関係諸団体が、終活セミナーを企画運営してほしいと切に願うのである。

そういた場所で講師としてお手伝いできれば幸いであるので、是非気軽にメール等で連絡していただくことをお願いしながら、今日の記事更新を締めたいと思う。

連絡は、あかい花公式HPの上部のグレー帯に表記されている方法でお願いします。

侍ジャパンのWBCでの復活のように、終活セミナーも復活させましょう。
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