悪逆無道・蛮行・卑劣・・・いかなる言葉を連ねても決して言い過ぎではない非道なる犯罪が行われた。

参議院議員選挙の応援演説のために奈良市を訪れていた安部元首相が、凶弾に倒れ命を奪われたニュースが世界中を駆け巡った昨日・・・私たち日本人は今、何を考え、どのような行動をとるべきなのだろうか。
卑劣な銃撃
現時点で犯行の動機は曖昧さが残されたままだが、いかなる理由があろうと、それは頭のおかしい人間の戯言(たわごと)である。

いや犯人を人間と呼ぶのもはばかられる思いである・・・。

どちらにしても思想や言論を暴力で封ずる行為ほど、卑劣で汚い行為はない。それは最も恥ずべき行為であり、人として許される行為ではない。この暴挙には一片の道理も見出すことはできない。

もしかしたら犯人は、精神的な疾患を患っている可能性も捨てきれない。しかし拳銃や爆弾まで製造していたのだから、犯意や善悪の判断力は失っていないのだろう。

この非常に理不尽な結果を招いた今回の襲撃事件について、銃所持の問題や、警備上の問題も盛んに取り上げられているが、どんなに銃規制を厳しくしても、警備に万全を期したとしても、所詮は人間の行うことであり抜け穴やほころびはなくならない。

そもそも選挙のたびに、すべての要人を完璧に守り抜くことなんて不可能だ。

それより言論を暴力で粉砕しようとすることの野蛮さをもっと世に訴えるべきだと思う。そうした罪を憎む気持ちが浸透せねばならない。

すべての人々が、このような凶行によりた人の命が奪われるという理不尽さを噛みしめ、再びそのような凶行が繰り返されないために、自分自身が何をしたらよいのかを真剣に考える必要があるのではないか。

建設的議論を交わし合い、意見の違う相手にも敬意をもってふるまえる社会にしていかなければ、日本人は民度が低いと、世界中から冷笑を受け続けることになるだろう。

同時に言論であっても、匿名で言葉の暴力が飛び交う社会の危うさを理解しなければならない。その危険性をもっと指摘し合いながら、他者への優しさを失わない社会を目指していくべきではないのだろうか。

どちらにしても今回のような暴挙が繰り返される日本にしてはならない。

だからこそ明日の参議院議員選挙の投票権は放棄せず、今後の日本社会を少しでも良い方向に導いてくれる人に向けてその権利を行使しなければならないとも思う。

亡くなられた安部元首相のご冥福を祈るとともに、元首相が安らかに眠りにつくためにも、私たちは平和を護る民であることを貫く覚悟を示す必要があると思う。・・・合掌。
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