今日は何を書くべきかまとまっていない状態である。そのため思いつくままに、まとまりもない文章を綴らせていただく。

昨日は新聞休刊日だったが、そうであることを忘れるほど、新聞がなくても不便を感じることはない日だった。これは昨日に限ったことではなく、新聞が重要な情報ツールという位置から降りてしまった昨今の、「普通の状態」と言えるかもしれない。

しかしインターネットが普及していない頃は、新聞休刊日と言えば、世の出来事を知るために、テレビやラジオのニュースを観たり聞いたりする努力をした覚えもある。

しかし今はそんな努力なしで、日常のネット利用で情報は豊富に入ってくる・・・というより、情報であふれかえっていると言ってよい状態だ。

こんなふうにインターネットと端末の普及により世界は激変した。

しかもインターネットを利用するのが当たり前の世の中になったことで、人は誰もが情報の発信源となることが可能になった。
ネット社会
そこでは誰しもが主人公になれるのである。だから自分が一番正しいとか、優れているという勘違いも生まれる。

自分が発信した情報に、いちゃもんをつけるコメントに触れると、それが即ち攻撃であって、コメント主は敵であるという認識も簡単に生まれる。

ネットが普及する前なら、すれ違うこともない関係の人が、簡単に敵にも味方にもなってしまうのだ。しかも現実世界では見も知らぬ人がである・・・。

それが顔を出さなくても良いコミュニケーションの特徴である。そうした特徴が他者に遠慮・会釈のない態度に走らせる原因にもなっている。

このブログの主人公である僕自身も、このブログ上に関して言えば、そのような勘違いの主であると言われても仕方がない。・・・ただしここでの傲慢で遠慮・会釈のない態度は、ある意味確信犯でもある。

ここでいう確信犯とは、 自分の政治的・信念や道徳に基づいて、正しいと信じてその行為を行っているという、本来の意味として使っている。

他者にどう思われようと関係なく、自分の個人的意見を遠慮・会釈なく吐き出すことによって、様々なしがらみや遠慮によって、自分の何かが煮詰まってぐしゃぐしゃにならないようにしている。そんな場所として個人ブログを使っている。

だがそれを面白くないと思う人がいることも事実だ。

だったら自らこのブログにつなげてくるなと言いたくはなるが、どちらにしてもそこで人は以前にもまして、見知らぬ誰かから恨みや妬みを買うことにもつながっているのだろう。

それは損といえば、損なことであることは間違いがないが、自分の心の叫びを素直に表す場を作ろうという趣旨を貫徹しようとすれば、それも仕方のないことと割り切っている。

見知らね誰かに媚びを売ってまで、人に良く思われようとは思わない。その態度を潔しとして支持してくれる人も多いのだから、それを支えにしようと思う。(※というか気に入らない連中は、なぜわざわざ気に入らないおいらのブログに、自らの意思でつないでくるんだろう?理解不能である。

どちらにしてもネット以前と以後では、情報伝達の環境は激変した。情報の移動が速く・広くなり、しかも以前は情報のやり取りが即ち、人と人の交流であり面会であったものが、そうではなくなったのである。

それはある意味、情報の動きコミュニケーションは全く別物になったともいえるわけで、とても怖いことである。

だから世の中に、人と人のかつてないほどの希薄なつながりというものができた。顔も知らないし、本来なら縁もない誰かと、知らず知らずのうちに目に見えないつながりが生まれている可能性がある。それがすべて良いつながりであれば問題ないが、悪縁もあり得るのだから困ったものだ。

つまりどれだけツールが発達し、暮らしの中にハイテクが入り込もうと、それによって人間と人間の問題が減るわけではない。

むしろ顔の見えない関係性が際限なく広がる社会では、新たな複雑な人間と人間の問題が起こっている。

このコントロール不可能な問題と、我々はどう向き合っていかねばならないのかを、日々問われ続けるのがネット社会だろう。

だからこそ顔の見える関係は以前にもまして重要だと思うのである。

仕事もすべてオンラインですべて完結する職業も生まれてくるのだろうが、そうであっても人と人が直接向かい合って、オンラインを介さないコミュニケーションが必要無くなることはないし、むしろそうした機会がより大切になっていくように思う。

当事者同士が直接会わずに、物事が進められる世の中だからこそ、人恋しくなるというものだ。

だからこそ逢って話し合えるという関係性を大事にしたい。そうした繋がりを、もっと広げていきたい。
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