久しぶりにラーメンの話題を書こうと思う。それも地元・室蘭のラーメンである・・・断っておくが、僕の住所は登別市にあるが、登別と室蘭は同じ生活圏域といってよく、特に僕の家は室蘭との境にあり、主な買い物は室蘭市で行うことが多い。よって室蘭も地元と表現している。

室蘭といえば鉄の街である。その鉄の街を支えてきた日本製鉄の室蘭製鉄所(旧新日鉄室蘭)の社名が4/1〜北日本製鉄所室蘭地区に変更されたことは記憶に新しいが、その製鉄所の門前町に当たる輪西地区に、ぷらっと・てついち という複合商業施設がある。
プラット鉄市
今日はその商業施設の中にある、無化調が売りのラーメン屋さんの評価記事だ。その評価はあくまで僕個人の価値観と味覚に基づいたものでしか無いことは当然のことである。
鉄平
店名は鉄平というお店で、この日は午前11時40分というもうすぐお昼という時間に入店したが、先客は一人のみ。僕が来店中に、そのほかに2名の客が入ってきたのみだった。お昼にこの数はあまり人気がないのだろうか・・・。
鉄平メニュー
メニューを見てこの日選んだのは、「2段仕込み醤油ラーメン&チャーシュー丼&煮卵」で合計1.200円也。
二段仕込み醤油ラーメン&ミニチャーシュー丼
注文してから着丼までの時間はあっという間。
中細麺だけにゆで時間が短くて済むのか、手際が良いためか待ち時間は少ない。
二段仕込み醤油ラーメン
二段仕込み醤油味ラーメンはシンプルな具(チャーシュー・麩・海苔・ネギ・メンマ)と中細ちぢれ麺。スープは無加調というだけに醤油の味が際立つすっきりした味だ。・・・しかしコクというか、味の奥行というか、深みに欠けているように思いイマイチ感がある。次は煮干し系醤油にチャレンジしてみようかなと思った。
チャーシュー丼
このチャーシュー丼は旨かった。ご飯の上にはチャーシューのたれのかかったカイワレ大根がどっさりと乗せられているがチャーシューの姿はない。そのチャーシューは、ご飯とご飯の間に角切りにされて結構な量が入っている。ご飯の中で蒸されているので、柔らかくなって、ご飯にもチャーシューの味がしみ込んでいた。これは良いと思った。
鉄平メニュー
メニューの別ページを見ると、セットメニューになっていることがわかり、そちらの方がお得であると知ったが後の祭り。注文の時に教えてくれる優しさはないのかと思ったりしたが、炒飯セットにも興味があったので、後日再訪してみようと決心・・・。

それから約2週間を経て、再訪実現。
Cセット
オーダーはCセット(ラーメン&炒飯)930円。今回のラーメンは、「煮干し系醤油」。これも無化調である。(というかこのお店は無化調しか出していない)
煮干し系醤油ラーメン
ビジュアルは善かい食べた2段仕込み醤油とほぼ変わらないが、具に麩が入っていない。それにしてもこの店のラーメンに入っているチャーシューはしょぼい。九州ラーメンかよと突っ込みたくなるほどの薄いシャーシューが、九州ラーメンよりさらに小さくカットされている。九州ラーメンならそんなチャーシューが何枚も入っているので、その薄さも意味があることはわかるが、この店のチャーシューは2枚のみ。これだけでおしょぼ過ぎ感は半端ない。

肝心のお味は・・・正直言って煮干し感はない。前回の醤油ラーメンとの際立った違いも判らない。奥行き感・深みのない寂しい感じの味わいは同じである。僕には、おいしいとは思えない味としか言いようがない。
炒飯
この炒飯は、盛り付けも雑だが、なにしろ油のべたべた感が半端ない。もう少し良い油を使うか、油の量を少なくすればよいのにと思った。

結論としてCセット(ラーメン&炒飯)はお勧めできない。この店で食べるとしたらチャーシュー丼が一番ではないだろうか・・・味噌ラーメンは食していないが、一押しの醤油ラーメン2品がこの体たらくでは、試すまでもないだろう。

それにも増してこのお店がおすすめできない理由がある。客席は調理場をL字型に囲ったカウンター席のみで、調理人と客の距離がすごく近いので、調理の手際を見るにはうれしい店かもしれないが、ここの店主のうるささときたら、声が耳について食事がまずくなる。

少ない客の中でも、常連がそこに居たら、ずっとしゃべり続けほかの客の迷惑お構いなしである。

再訪時は僕しか客がいなかったので、良かったと思ったのもつかの間、店主と授業員の女性が調理場でずっと話続けている。それも仕事とは関係のない世間話を永遠と決して小さくない声でしゃべり続け、うるさいったらありゃしない。思わず、「黙れ」とと言いたくなったが、そこはぐっと我慢して店を後にした。

店が繁盛していない理由がなんとなく分かった。常連と従業員間で楽しく遊んでいる店に、一見の客に対するおもてなしの精神は一切発揮されないのだから、再訪しようとする客は少ないんだろう。

なんだかなあ〜。2度もいって損した気分を味わっている・・・。
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