リモートワークがすっかり板についてきたという人が多くなりましたね。

僕にとってもPC等のリモート機能は仕事に欠かせないものになっており、オンラインでの打ち合わせや会議、講演は日常的なものになっています。

リモートで使う媒体は様々ですが、一番使うことが多いのはZoomです。使い勝手の問題というより、使っている人が多いので共通媒体として必然的に使用機会が多くなります。

そういうわけでオンライン講演もZoomを使って行うことが多くなっています。ユーチューブやチームを使うこともありますが、9割方Zoom配信講演という結果になっています。

このようにオンライン講演・オンライン研修は日常的になりましたが、教育効果として考えた場合、オンラインと会場での対面講演を比較するとどちらが良いのでしょうか。

両者にそれぞれメリットとデメリットがあるので、意見は様々だと思います。個人的事情にも左右される問題かもしれませんね。

オンライン講演は、会場まで出向かずに誰しもがどこでも受講できるというメリットがあります。また企画した後に短期間のうちに実施できるという利点もありますよね。会場確保などが必要ありませんので、その点もメリットです。

先日も、この2月からの介護職員処遇改善支援補助金について、『配分方法は決定したがそれは本当に適切な方法だったのかを確認したい。また補助金の申請や実績報告の正しいルールを確認したい。』という要望と共に講義依頼が入りました。そうであればできるだけ今月中に講演を行おうということで、依頼から約1週間後にオンライン配信して説明させていただきました。こうした点はオンライン講演の強みです。

その反面オンライン受講は、画面を見ている最中に別件対応しなければならない場面も多々出てきて、集中して聴くことができない点などがデメリットとして挙げられています。

そういう意味でも、会場に人が集まって講演を聴く機会はなくなってはいけませんし、会場での対面講演は、オンラインにはない魅力やメリットがあります。

講師の熱気を含めた会場の空気を感じることができ、モチベーションが挙げられたり、対面でコミュニケーションを交わすことができるために、より理解が深まったりする効果は無視できないのではないかと思います。

何より会場内でいろいろな人とつながりができて、人脈を創ることができる点は、何にも代えがたい財産ですので、会場講演は今後も必要不可欠です。

その点、今現在は画面で知識を得ることができても、他者とのつながりをなかなか創る機会が持てないので、その点は非常に残念なことですね。

今後は、両者のメリットとデメリットを秤にかけて、より良い方法を選択することになるのだろうと思っています。そしてこのように選択肢が広がることはよいことだとも思います。企画内容や受講者の都合に合わせて、選ぶことができるということをポジティブにとらえて、コロナ禍で中止や先送りしていた研修会を復活させてほしいと思います。

僕は会場で受講者に会うことができる講演が好きですが、オンラインでも十分対応可能です。講演主催者の方の考え方でどちらか都合の良い方を選んで、お気軽に講師依頼の連絡をしていただきたいと思います。メール等での連絡をお待ちしておりますのでよろしくお願いします。

なお既に配信が決まっているオンライン講演として、株式会社 リブドゥコーポレーションさんが主催する Livedoオンラインセミナーがあります。僕はこの中の8月と12月と来年3月分のセミナーを担当しており、すでに申込も受け付けています。

僕以外のすべての講師の講義を受講できる通年パックのほか、特定の講義だけを選べる単体パックも受け付けているようです。講師紹介はこちらからご覧ください。

ところで僕が最初にZoomでオンライン講演を配信したのは2020年8月でした。当時は慣れないオンライン配信で、使い方に戸惑ったり十分に使いこなしていなかった覚えがあります。

特に配信当初は背景に映る配信場所の「しつらえ」に気を使ったものです。自分のプライベート空間が映ることもあるのだから、受講者の方々に失礼がないようにある程度は整えて、映りをよくしなければならないと気を使いました。・・・そのため椅子の背もたれに設置しバックを覆うスクリーンを購入したりしました。

しかしそれもこれも「バーチャル背景」を使いこなせなかった故の問題でした。そうした知識もない状態で、リモート対応をしていたわけです。

今ではそれらの機能も結構使いこなし、バーチャル背景もオリジナル画像を使っています。
zoomバーチャル画像3
今現在メインに使っているバーチャル画像が上です。北海道介護福祉道場あかい花のビジュアルと似させている背景を作成しました。
zoomバーチャル画像3
今週木曜部に配信したオンライン講演は、こんなふうな形で僕が画面に映っています。このほか気分に合わせて、下記のような背景に変えてオンライン配信しています。
zoomバーチャル画像2

zoomバーチャル画像1
背景を変えることにあまり意味はなく、「遊び」の域を出ていませんが、たまにはこうした背景画像づくりや背景画像選びで、息抜きをしているところです。

こうやって遊びながら、リモート対応を考えている最中に、意外と良いアイディアや企画が生まれてくるのです。・・・世の中、「遊び」が大切であるという証拠ですね。皆さんも真面目一方で、仕事ばかりに打ち込まないで、どうぞ遊びの時間を持ってください。

今日も楽しく遊びを入れながら、週末の仕事をこなそうと思っています。それでは皆さん、良い週末をお過ごしください。
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