このブログがアップされた100分後くらいから、「きみの介護に根拠はあるか〜本物の科学的介護とは」の出版記念オンラインセミナーを配信する予定になっている。

前半は僕の60分講演で、「本物の科学的介護とは―なぜ介護に根拠が必要か―」というテーマで話す予定だ。

介護事業の最大の課題である、人材確保に関連した内容にもなっており、申込された方は是非お聞き逃しないようにお願いしたい。

今週はオンライン講演とオンライン会議の予定がたくさん入っていて、毎日全国のどこかとオンラインでつながっていた1週間だった。それも便利といえば便利である。

しかし先週の金曜日に、愛媛県久万高原町で会場に人を入れての講演を行ったが、やはり直接会場で、受講者の方の表情が見えて、息遣いを感じることができる講演を行ってテンションが上がった。

オンライン講演のメリットもたくさんあるが、知識だけをもっていくだけではなく、思いを受け止めて、モチベーションをアップさせるためには、やはり直接講師と受講者がふれあい、コミュニケーションを交わすことができる会場講演は優れていると感じた。

当日は感染予防対策を講じたうえで、町内の福祉系介護事業者のみの参加をお願いし、なおかつ1事業所1名限定参加としたため、いつもの年より受講者は少なかったが、僕にとってその数はあまり問題ではない。そこに一人でも、僕の話を聴きたいと思ってくれる人がいることが大事だ。

講演は午前と午後、受講者を入れ替えて、午前はサービスマナーがテーマで120分。午後は科学的介護をテーマに180分の講演を行った。それぞれ参加した方のアンケートを下記に記すので参考にしていただきたい。
講演アンケート
午前の部:医療・介護現場でのサービスマナー〜コロナ禍だからこそケアの質が問われる時代
・自己覚知の考え方、日頃忘れがちですが、再確認できました。
・自らの姿勢を治す。ホスピタリ精神をもつ。今日の講演を終えて、自分の明日からの目標、介護支
援にしていこうと思いました。
・介護現場の割れ窓は言葉である。言葉の乱れが感覚麻痺を促進させ、虐待につながる。
・対人援助職として、言葉遣いは常に誰に対しても丁寧語でなければならない。日頃から常に見ら
れている意識でコミュニケーションを図っていく。
・人罪を人材にかえる事は難しいでしょうか?
・自分を映すカメラを持ってください、という言葉が印象に残りました。もう一度、利用者さんとの
向き合い方を考えるお話しでした。
・自分を見直すいい機会でした。ありがとうございます。
・「言葉」の難しさを感じました。感覚麻痺にならないよう、自分の一日を見直すカメラを持ちたい
と思った。ありがとうございました。
・自己覚知、自分を知ることが大切だとわかった。「かしこまりました」以前の講演会後、しばらくは使っていたのに。また、自然に言える私になりたいです。ありがとうございました。
・自分の心の中にカメラを!!&8大接客用語、心がけてゆきたいです。心に残る、久万高原町の
動画ありがとうございました。
・菊地先生の講演は毎回とても分かりやすく、また原点に戻らせていただける機会にいつもなりま
す。ブログも大好きでよく見させていただいています。小さな町でずっと働いていますが、考えた
り悩んだり笑顔もらったりしながら働いていますが、一番にいえることは、やっぱりお年寄りが好き
だという気持ち。大事にして頑張ります。
・今まで自事業所の中で、爐任るだけ敬語で瓩噺世辰討い燭海箸發△辰燭里任垢、必ず敬語で
接するように本日よりかえていくべきだと思っています。できている人、できない人居ますので、
先生の講演で対応も良く分かりました。有難うございました。
・とても分かりやすい講演会の内容でした。コロナの影響で、事業所に第三者の目が入りにくい状況が長く続いています。しかし、そういった時期だからこそ、今一度自分たちの関わり方や接し方を見直す事が求められていると思いました。医療機関や介護事業所の面会制限についても先生の言われるように、家族に普通に会える触れ合えるという、誰でも持っているあたりまえの権利を奪っている非常識な対応だと思います。その非常識さを特に現場のスタッフや管理者には知ってほしいと思いました。講演会ありがとうございました。

午後の部:きみの介護に根拠はあるか〜本物の科学的介護とは
・1つ1つていねいに説明して下さるので、解かりやすく聞く事が出来ました。
・教えてもらう事が統一されていない事がある。実際にある事です。ありがとうございました。
・新人教育では介護士によって教育が異なっていたので、マニュアルを見直し統一した根拠ある介護が行えるように改善しようと思いました。
・根拠を言語化できるような対人援助職を目指したい。内容的に現場の方に1人でも多くの方に聞いてもらいたいと思いました。(現場のモチベが上がれば良いと思う)
・今までの自分の知っている知識が再確認できた。分かりやすい先生の講演はとても良かった。いろいろと勉強になりました。ありがとうございました。
・普段の仕事でかかれている相談への責任を再度みつめ直すことができました。
・介護教育・育成について思い当たることがあったため、改めて考えさせられました。知識や経験を生かしたプランを作ることの大切さがよくわかりました。
・なぜ、どうしたらいいのか考え、根拠がしっかりあることが大切なんだと思った。先生の介護に対する姿勢や考え方に感動した。
・気づくという事やこまかな部分での対応度で、その人らしさを大切にした介護につながると感じた。また、働きやすい、相談しやすい、新人教育など、職員が長く働けるような環境も大切だと思う。
・数字では出せない介護もあるということの大切さや人を育てていくことの大切さを知ることが出来た。
・科学的介護について学ぶことができた。利用者それぞれ違った特徴がある為、そこをきちんとアセスメントして、その人に合った介護や支援を行わないといけないことを学んだ。その為にも、支援者の専門性を高める必要があると感じた。
・日々、観察すること、一つ一つ疑問をもつこと、根拠を探していくこと、大切なことが、とても分かりやすく、一つ一つうなずきながらきかせていただきました。
・人材の教育が難しいと感じていたが、今日のポイントを押さえて教育できる仕組みを確立していく事が必要だと思った。原因をしっかりつきつめ、解決の為の行動をとることを一つ一つやっていかないといけないと思った。
・科学は地道な努力の積み重ねだと分かりました。
・日頃の支援の中で、利用者1人1人がどうしていったら暮らしやすく、その人らしく生活していけるのか、もう一度考えなおし、よりよい支援につなげていけたらと思いました。
・また来年も講演会に来てほしいです。
・現在、介護の仕事はしていませんが、介護の仕事っていいなぁと思いました。久万の施設職員、事業所職員にぜひ聞いてほしいと思います。いつも新鮮な気持ちにさせてもらえるので、先生の話はありがたいです。また、受講したいです。
・人が仕事をやめる際、ステップアップでやめるか、仕事・職場が嫌でやめるか、人間関係かなと感じた。しかし、仕事をやめる際、上司に報告するのは、本当のことはいいたくないのかなと。実際にくわしく、調べるのは、仕事をやめた本人としては嫌なことだと感じる。
・根拠のある介護をするために基本的な知識と実践をすることが大切だと思いました。原因と結果を考えながら介護をできるよう、職員の教育も大切だと感じました。
・科学的介護とは、根拠のある専門性の高い介護である事を学びました。日々の相談対応等から、根拠のある実践を積み上げ、質の向上に努めたいと思いました。そういった日々の実践の積み上げから、ゆくゆくは当町らしい医療介護障がい連携のエビデンスとして作り上げられるようになればと思いました。ありがとうございました。

以上である。今回は前述したように受講者数が限定されていたため、僕の考え方に同調する方が受講するという傾向が強かったのか、参加者すべての方に満足頂いたようで、肯定的な感想をいただいた。

全国のいろいろな場所で話をする中では、僕の考え方に否定的な方もいて当然であり、時には不満の声も聴かされるが、そういう声はほぼ無視するだけである。

今回のような肯定的な意見については、自分の進んでいる方向に間違いはないと、背中を押してくれる意見としてしっかりと心にとどめ、自らの勇気と力の糧にしていきたいと思っている。

受講者の皆さん、どうもありがとうございます。また来年も、久万高原町でお愛できることを期待しております。
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