昨日の朝早くに登別を経って、愛媛県松山市にたどり着いた。羽田乗り継ぎだったので東京の雪予報が心配だったが、その影響も受けず予定通り到着でき、昨夜は大街道にあるホテルで1泊した。(※昨夜の「居酒屋ホテル一人飯・冬だし木いま枯れ枝」は、文字リンクをクリックして参照ください)

それにしても南国の夜明けは遅い。北海道は今の時期でも朝6時になればもう空は明るくなるが、松山はその時間は真っ暗である。1時間近く日の出の時間に差が出るのではないのだろうか。その分、日の入りの時間は遅くなり夜も遅くやってくるということだろう。

今朝は講演主催事務局のUさんが、8時過ぎにホテルまで迎えに来てくださり、久万高原町に9時過ぎに到着した。今は午前10時から午後5時までの間に、講演2時間+休憩2時間のまっ最中である。

このブログは、昼ご飯の後の午後の講義の前にアップしているが、この時間に更新記事をすべて書き上げることができるわけではない。そのため朝のうちにあらかたの内容を書いておき、今少し前にそれを仕上げてアップしたというわけである。

だから推敲どころか、十分確認もしない記事になっているので、言い回しが変な部分や誤字・脱字などがあるかもしれないが、それも愛嬌としてお見逃し願いたい。

さて本日、午前中はサービスマナー講演を行ったが、事前に事務局からコロナ禍における介護施設等の面会制限について、町民等から寄せられている声を送っていただいた。

オミクロン株の蔓延によって、クラスター感染が増加している介護施設は、一度緩和された面会制限を再度強化しているところが多いと思うが、それによって利用者や家族はどんな影響を受けて、どんな思いを持っているのだろうか。

久万高原町の地域包括支援センター等に届いている声としては、以下のようなものがあるそうだ。

・家族を今施設にいれると、まともに会えなくなって可哀想
・オンライン面会は高齢な親ではできない
・オンライン面会は人数が限られるし、対応してもらう職員さんにも気を遣うので頼みにくい
・中に入れないだけに、どんな対応をしてもらっているのかわからなくて不安


介護施設の関係者の方々は、「クラスター感染を防ぐためなのだから、面会制限は仕方がない」と開き直らずに、地域にこのような不安を感じている人が存在するという事実を認識する必要がある。

何より施設利用者が、家族と直接会うことができないという状態が、もう2年以上続いているということ自体が、異常な状態であることを認識しなければならない。

この状況で長期間、職員以外の外部の人間と合うことがかなわないまま亡くなってしまった人もいるのだ。それは当たり前だとは言えないし、仕方がないの一言で済ますことができる問題ではないように思う。

いずれ現在のコロナ対応は、必ず歴史的評価がされるだろう・・・。

どちらにしても、このように地域住民・利用者家族・居宅ケアマネなどから不安の声が挙がっている現状を認識するならば、第3者の目が届きにくい今だからこそ、密室化してしまっている介護施設や居住施設の中で、きちんと利用者の尊厳を護る対応をしていかねばならない。

少なくとも世間の人々から誤解を受ける対応があってはならない。

繰り返しを恐れずに書くが、第3者の目が届きにくい場所でも、きちんと適切なケアサービスを提供できていることを証明しなければならない。サービスマナーの確立はそのための重要アイテムである。

密室化された施設の中で、利用者の対するタメ口対応が当たり前になっている場所の職員は、タメ口が家庭的な対応だと勘違いしている。

しかしタメ口は目上の者が目下の者に対して使う失礼な言葉遣いでしかなく、少なくとも年上の、かつ顧客である利用者に親しみを表現する言葉遣いではない。
下品なお笑い芸人
知性の欠片もない下品なお笑い芸人のように、無礼でなれなれしい言葉遣いを親しみやすさと勘違いして、そうした態度を押し売りしてもしょうがないのである。

そもそもタメ口対応を改めようとしない場所の職員は、長期間家族とも親しい知人とも会えないまま亡くなっていく人を看取る時も、「タメ口対応」のままなのだろうか。

そこで亡くなる方々は、最期の瞬間、息を止めようとするときに、若い職員から馴れ馴れしい言葉で話しかけられたいと思っているのだろうか?タメ口で看取ってほしいと思う人がいったい何人いるのだろう?

仮に逝く方が寛大な心で許してくれるとしても、一緒に看取ろうとしている家族は不快な思いを持たないだろうか?他人である年下の職員が、ため口で言葉を掛ける姿を見て、親しみを感じる前に、無礼な馴れ馴れしさに不快感を持たないだろうか?

今特養で問題になっているのがこの問題だ。看取り介護対象者は、死期が迫っていることを周囲の人が認識しているのだから、普段面会に来たことがない遠い親戚もお別れに面会に来るのだ。その時、若い介護職員のあまりに失礼な言葉遣いに憤慨して、「どうしてこんなところで、ばあちゃんの最期の時間を削り取るの!!」と憤慨して、悲嘆感を持つ人もいるのだ。

介護のプロとは、コミュニケーション技術にもたけている必要がある。無礼で馴れ馴れしく、目上の人に対して失礼な言葉遣いしかできない人は、介護のプロとは呼べないのである。・・・いいや違う。そういう人間は介護の仕事をしてはならないのだ。早く辞めてくれ!!

私たちは介護のプロである。だからこそサービスマナー精神をしっかり身に着けて、丁寧な言葉を使いこなして、親愛感を伝えられる介護のプロを目指さないでどうするのだといいたい。

そんなことを伝えた午前の2時間であった。
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