オミクロン株の流行で、25日にも「まん延防止等重点措置」適用地域が29都道府県に拡大される方針だそうであるが、「オミクロン株は“コロナ終息のサイン”か 弱毒化の兆候も」という報道もされており、決して暗いニュースばかりではないので、希望をもって過ごしたいと思う。
そもそも感染者の8割が軽症でその2割が無症状という感染症について、それでも油断はならないというが、無症状の人まで無料で検査する人を募り、感染者をピックアップすれば、その数は増えて当然だろうと思ってしまうのは僕だけなのだろうか・・・。
どちらにしても、今の状況がコロナ禍の終息に向けての一段階であると信じて前を向いていきたいと思う。
さて話は変わるが、昨年ふとしたことから、「北海道新聞紙面モニター定例調査員」の募集広告が目に留まり応募したところ、思いがけず選抜されて10月から定期的に新聞記事の批評コメントを北海道新聞社に送っている。
モニターは、「1週間回答、2週間休み」のサイクルで実施され、今年3月までの半年間で合計7回実施される。
モニター週になると、土曜日から金曜日までの7日間の記事の中から、「気になった記事」を選び、その報道姿勢や記事内容、レイアウト、見出しの分かりやすさに対する批評や意見を、100〜200字程度でまとめるというものである。
1回7日間のモニター中、最低でも6記事についてコメントを送らねばならないという義務が課せられているが、文章を書くことを苦にしたことがない僕にとって、それは非常に楽しい批評活動となっている。
そんなわけで、単なる読者モニターにしか過ぎないのだが、一端の評論家気分を味合わせてもらっている。
例えば1/21朝刊記事に対する僕の批評は以下のとおりである。
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紋別への流氷接岸初日の模様を、写真画像とともに伝える記事で、北海道らしさを感じた。画像もとても美しく、雄大な北海道の海の様子を表すものだと思った。北海道以外の報道機関では伝えられない貴重な記事だと思うが、ただし毎年かわり映えのしない陳腐な見出し・・・「ガリンコ号発進」はいかがなものかと思った。昨今の報道記者や編集者のボキャブラリーの貧困さには目を覆うばかりである。
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ちょっと辛辣かなとは思ったが、この日以外は優しい批評を書いているので、たまにはこうした辛口批評もよいのではないかと本音を書かせてもらった。
ところでこうしたモニターを行うことに、対価は発生するのだろうかということに興味を持つ方もいるかもしれない。そこで今回のモニター謝礼についてお知らせさせていただく。
半年7回のモニターをすべて滞りなく実施した場合にもらえるのは、『最高7,000円分の図書カード』である。しかもこれには条件が付けられており、『回答回数が少ない場合は減額となります。極端にコメントが短い場合は、その回の分を謝礼の対象外とします。』とされている。
随分せこい謝礼であると感じる人が多いのではないだろうか・・・つまり読者モニターとは、対価を求めて行うものではないということだ。ほぼボランティアと考えてよいものであり、新聞記事を批評してみたいという動機付けで行う行為でしかない。
それにしても図書カードとは、景品・謝礼としても余りに脳がないように思う。もっと読者モニターとして記念になるもの・・・例えば北海道新聞社のロゴが入った記念品とかの方が喜ばれるし、お金もかからないように思うのである。
新聞社スタッフのこのあたりの頭の固さや、センスのなさも、モニターされるべきではないかと思ってしまう。
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