僕がかつて働いていた社会福祉法人では、12月の最終週は事務職種が総出で、「大掃除」を行うのが恒例だった。
総合施設長だった僕も例外ではなく、手ぬぐいを鉢巻きにしてジャージ姿で掃除を行っていた。事務関連男性の担当は主に天井回り。建物内のすべての電球やカーテンレールなどの1年の埃を払って、拭き清めることを2日とか3日がかりで行っていた。
その法人を退職してもう6年以上経っているので、そうした慣習も変わってしまっているかもしれない。

しかし僕自身の年末のルーティンワークは変わっていないので、先週末から自宅の大掃除を行っている。電球は勿論、ガラス拭きなども大方片付け終わって、いよいよ新年に向かって体制は整ったと言える状態だ。
皆さんの新年の準備は整っただろうか?
介護事業者でも事務関係者等はそろそろ仕事納めの時期だろう。休み中にしっかり英気を養って、更なる仕事のパフォーマンス向上に努めてほしい。皆さんの年末年始の休暇は、いつから・いつまでだろうか?
僕の今の立場はフリーランスだから、自分の休みは自分で決められる。しかし物書きの仕事もしているため、これには締め切り時期があって、それに縛られることもある。原稿締め切り時期は、出版社等の休み明けの指定が多いので、必然的に暦の上での休日・祝日に執筆追い込み作業をしていることが多い。
そもそもフリーということは、すべて自己責任なので、休んでいると不安になって、ついつい何かしらの仕事をしている状態になることが多い。そういう意味では覚悟を決めて、「休もう」と思う勇気も必要になる。
今年は30日まで仕事は終えて、大晦日から正月三が日は仕事をしないで、箱根駅伝もゆっくりと見ようと思う。そして4日から新年最初の仕事にとりかかろうと思い、先々週から先週にかけて原稿書きと、新年早々の講演スライドの作成作業をまとめて行っていた。
ところが・・・である。忙しい時に限って、何かしらのトラブルが起こるのはよくあることだが、今回は業務に使っていたメインコンピューターがトラブった。
キィーボードが動かなくなったのである。原因ははっきりしていて、ずぼらな僕のミスである。キィーボードの汚れが気になり、埃を掃除するだけでは飽き足らず、ウエットティッシュでボード全体の汚れをふき取るという無謀なことをしてしまったのである。
勿論、精密機械には何より水が悪さをすることはわかっていた。しかしボード表面の汚れをふき取った後に即、乾いたタオル等で水分をふき取ってしまえば問題ないだろうと考えてしまったのである。しかし拭きとる前の水分の一部が、ボード表面から内部に浸透してしまったらしい。
そのためキーボード内部がショートして、キィーが正しく動かなくなってしまっただけではなく、変な信号が送られているのか、操作していない動作をPCが勝手に行っている状態も生じている。
PCはほかにも何台かあるので、仕事に即支障が出るわけではないが、メインデータが入っているPCだったので、使えなくなると何かと不便である。そのため懸命に復旧に努めた。

その結果データは壊れていなくて呼び戻して外部機器に保存することができた。外付けのキーボードを利用すれば、基本作業は滞りなく行える状態にもなった。
しかし一度内部がショートしたPCだから、いつ何があってもおかしくない。6年以上前に購入した機器で、そろそろ買い替え時でもある。ほぼ毎日使っていたのだから十分活躍してくれたとも言える。
ここは腹を括って新しいPC購入を決めようと思う。痛い出費ではあるが、仕事のために毎日使うものだからしょうがない。その分年末年始は、贅沢を控えて節約に努めようと思っている・・・。
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感動の完結編。
