ブログ読者の皆様、明けましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いいたします。

去年までは新年最初のブログを元旦に更新していましたが、今年は正月3が日を完全休養に充てようと考えて、ブログ更新も今日まで休んでおりました。

しかしやはり新年最初の講演内容が気になり、元旦から講演スライドの手直しをしたりして、完全休養の夢はかないませんでした。でもそれはある意味、嬉しいことですね。皆様とお逢いできる機会が新年早々からあるということですから。

北海道は年末から年始にかけて大荒れの天気となり、空の便だけではなく、JRや都市間バスなども欠航・運休が相次ぎ、帰省やUターンに大きな影響が出ました。しかし僕が住む登別市は大した雪も降らず、比較的穏やかな天候となりました。
室蘭地球岬の初日の出
この地域の初日の出スポットである、室蘭市の地球岬でも、元旦の朝の初日の出を拝むことができました。ただしずっと氷点下の気温で厳しい寒さには閉口しています。

今年の介護業界にも穏やかな風が吹いてくれることを祈るばかりですが、なかなかそうはならないようです。

今年は次の介護保険制度改正に向けた本格的議論が始まりますが、その時議論される内容については、年末に「2021年から2022年へ向けて〜介護業界はどうなるか。」という記事を書いて解説していますので、そちらを参照ください。

さて僕にとっての新年1月と言えば、いよいよ延期していた新刊の出版記念セミナーが開催される月であります。そこにぜひ皆様にもお越しいただきたく紹介いたします。

1月28日(金)午後2時から日本橋社会教育会館で行われる、「きみの介護に根拠はあるか〜本物の科学的介護とは」出版記念セミナー「今こそ介護の行方を問う」の会場にぜひお越しください。

このセミナーにおける僕の講演では、「介護人材不足問題」にも深く切り込んで、いかに人材を確保して介護事業を安定して経営していけるかということに対する提言も行う予定です。

訪問介護員の成り手がなくなる状況に、危機感を持って講演するゲスト・小島美里氏(特定非営利活動法人 暮らしネット・えん代表理事)の講演内容とリンクする部分もあるかと思いますが、僕の場合は、国がどうにかしてくれるのを待つのではなく、介護事業者として何をどうすべきかということについて語りたいと思います。

そもそもこの問題については、国がいくら介護労働の単価を高めたとしても解決不能な問題があります。

介護事業者から離職する人の3人に一人は就業1年未満の人なのです。その原因は何かを探り、その根本原因に対応をしない限り、いくら介護職員の給料を上げても、募集に応募する人が増える一方で、離職する人の数もそれに比例して増えるだけです。そして永遠に介護人材不足の問題は解決しないのです。

ここに早急に手を打って、他の事業者に先駆けて有能な人材を確保しましょう。

そのほか会場には、介護関係者の方々が数多く集まる予定ですので、「介護職員処遇改善支援補助金」の配分をどのように決めたのかなどの情報交換もできると思います。
masa
僕もただ単に会場で講演するだけではなく、受講者の方々と積極的に交流をしたいと思っております。ですから会場ではお気軽に声をかけていただき、名刺交換をさせていただきたいと思います。

認知症の簡易診断と予防トレーニングができるアプリ、「コグエボ」の無料デモもお試しください。それはきっとセミナーを徐行された方々の所属事業に使えるアイテムになると思います。

会場では様々な発見があると思います。発見とは、自分が見たくないものをつぶさに観察することから生まれることにも気が付くはずです。

そんなふうにして、是非会場でたくさんの方々とお愛したいと思いますので、奮ってご応募くださいますようお願い申し上げます。
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※別ブログ「masaの血と骨と肉」と「masaの徒然草」もあります。お暇なときに覗きに来て下さい。

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