登別市は道内でも雪が少ない地域である。それにしても今シーズンは雪が降らない。

12月に入っても雪が降った日は数えるしかなく、しかも一旦道路に積もった雪も1日ももたずに溶けてしまっていた。そのため12/17の朝時点で積雪はゼロだった。

そうはいっても雪が少ないのを嘆く必要はなく、道路障害や冬型の交通事故もなくなるし、雪かきもしなくてよいのだから、全く問題ないと言えば問題はない。むしろ歓迎すべきことである。

しかし北海道に生まれ育った者にとって、クリスマスに雪がないのは大いなる違和感である。

そのため昨日のSNSで僕は、「今年はホワイトクリスマスにならないかもしれない」とつぶやいたりしていた。

しかしやはり北海道の冬である。
12/18の自宅周辺
昨日は夜から雪となり、今朝は一面が銀世界に変わっている。このままホワイトクリスマスとなるだろうか・・・。

さてこの時期は忘年会の季節でもある。とはいってもコロナ禍が終息していない現在、北海道の企業の7割が忘年会を自粛して開かないそうである。

しかしすべての人が巣ごもり自粛を続けていると、飲食業の人たちはたちまち生活難に陥りかねない。緊急事態宣言下での営業自粛や時短要請が行われていないのだから、休業補償もない現在、客が来ないで営業を続けるのは毎日身を切っているような状態だろう。

だからこそ職場の忘年会はなくなっても、個人単位で気の合う仲間と、おいしいお酒と料理に舌鼓を打ちながら、大いに語り合う機会を持つことは大事だと思う。あまり大人数にならないように、カラオケは避けてというちょっとした注意があれば、夜の町で1年の疲れをとるためにプチ忘年会を開くことは大いに推奨されて良いのではないだろうか。

ということで昨夜は僕も気の合う仲間と、プチ忘年会としゃれこんだ。場所は北海道発祥の居酒屋チェーン、「つぼ八」登別若草点である。ちなみに昨晩食べたメニューは、masaの血と骨と肉「今日のご飯は寿司ですし…。」をご覧になっていただきたい。

集まったメンバーは、全く花のない男4人である。
プチ忘年会
僕を除いた3人は、僕が所属していた社会福祉法人の母体医療機関で働いていたメンバーである。

僕の後ろにいるT・Mさんは、僕と同い年で就職した年も同じ。彼は母体医療機関の医療相談室のPSWだった。僕の向かいのH・Aさんも、その時同じく医療相談室のPSWとして就職している。彼は高卒で就職したので、就職年次は同じでも4歳年下。H・Aさんの隣のT・Kさんは、それから数年後、老健施設の相談員として勤務するようになった。

この4人は職場の野球部のメンバーでもあり、僕以外の3人は地元の高校球児で先輩後輩関係でもある。

彼ら3人とも母体医療機関では、1部門の管理者という立場であったが、T・Mさんが独立起業し、障がい者支援事業所を立ち上げ、現在そこにH・AさんとT・Kさんも勤めている。

ということで僕だけが職場外のメンバーということになる呑み会だ。しかし前述したように学卒で就職した当時からの付き合いのある仲間であり、その関係はかれこれ30年以上となっている。

同じ登別市にいる仲間であるが、職場が違い活動地域も違うので、数年逢えない時期もある。しかし数年ぶり逢ったとしても関係性は昔のままであり、なんの遠慮もなく時間を共有することができる。

こうした仲間がいる場所が地元と言える場所であり、そうした関係性があることが僕の人生を豊かにしてくれているのだと思う。そのことを噛みしめて、そういう関係性を大事にしながら新しい年を迎えたい。

さて来週末は、どこで誰と呑もうかと今から考えている最中だ。読者の皆さんとも、来年はどこかで杯を交わしたいものである。それでは乾杯できる日を楽しみにしながら、本日の筆を収めたいと思う。
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