今年10/10に刊行された僕の最新刊、「きみの介護に根拠はあるか〜本物の科学的介護とは」は、Amazonでも結構売れているようだ。購入してくださっている皆さん、ありがとうございます。

ところでその本を購入してくれた知り合いから、「今回の本は、とても良い。何が良いかと言うと、君の写真画像が掲載されていないのが最高に良い」と言われた・・・。

確かに今回の新刊に図表は掲載しているが、写真画像は1枚も掲載していない。僕の単独著書で僕自身の近影も掲載していないのも初めてのことである。だからと言ってそれを褒めるなと言いたかった・・・まあ、こうした遠慮のない評論をしてくれる知り合いがいることも嬉しいことだ。彼とは最初の著作本の出版記念セミナーで知り合って以来の関係である。

今回の新刊の出版記念セミナーについては、年内に開く予定で一旦は10月中に会場も抑えて予定を組んでいた。しかしコロナ感染の状況判断を行なった結果、それは断念せざるを得なかった。

しかしコロナ第5波も落ち着いてきたこともあって、年明け後の1/28(金)14時〜17時30分の予定で、日本橋社会教育会館 8階ホールにて、「出版記念セミナー・今こそ介護の行方を問う」を開催することになった。
出版記念セミナー
出版記念セミナー2
2009年度毎日介護グランプリを受賞した小島美里氏(特定非営利活動法人 暮らしネット・えん代表理事)も登壇予定である。小島氏は、ヘルパーの担い手が不足し介護が崩壊することに強い危機感を持っており、そのことに警鐘を鳴らし、具体的対策を提言する講演を行ってくれる予定になっている。それに加えて僕とのトークセッションも予定している。

会場ではこのほかにも、認知症の簡易判定や認知機能低下を予防するトレーニングアプリとして今話題の、「コグエボ」のデモも行う予定である。

コグエボは大手食品メーカー日本ハムと提携して、健康機能食品の認知機能低下防止の検証ツールとして使われることにもなっている。(参照:認知機能低下予防の実証にCogEvoが活用されます

来場者には実際にコグエボを利用すると、どのように認知機能判定ができるのか、認知機能トレーニングには、どんな種類があって、どのように実施されるのかなどを実際に試していただけることになる。それによって、自分の所属事業所でそのアプリが使えるものなのかどうかが実感できるはずである。是非この機会を見逃さないでいただきたい。

人の人生の時間は限られているので、他者とのつながりに価値を求めても無駄であるという考え方があるが、一生の友となる人や、仕事の上で大事なつながりというのは、たくさんの人と出逢って、その中から偶然生まれるものである。だからこそ志の高い介護関係者が集う場所で、つながりを創る機会は大切である。

僕の出版記念セミナーは、毎回そうした貴重なつながりが生まれる場所として、様々な人から感謝されている。

是非そこにたくさんの方々に集まっていただきたい。今から勤務シフトを調整いただき、こちらから申し込みを行っていただきたい。よろしお願いします。

さらにもう一つお知らせであるが、昨日マイナビが運営する「メディカルサポネット」の「菊地雅洋の激アツ介護経営塾〜選ばれる介護事業者であり続けよ」に今月の連載記事がアップされた。
激アツ介護経営塾
今回は、『介護職員の給与引き上げ政策を考える〜政府の閣議決定「介護・障害福祉職員を対象に収入を3%引き上げる」を斬る!〜』をテーマにした。

居宅ケアマネは配分対象から除くなどという方針が明らかにされているが、それもまだ決定事項ではない。そのほか配分ルール等が確定しない中での評論であるが問題は財源だと思う。当面は国庫からの支出で赤字国債などが財源となるのだろうが、来年10月以降は介護報酬からの支払いに変わるとされている。

それで果たしてよいのだろうか?そこに横たわる問題とは何だろう?・・・今回はそうしたことを中心に論評している。

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