中秋の名月とは、もともと旧暦8月15日の夜に見える月のことをいいます。

それが新暦では9月21日になるわけです。

昨晩21日(火)は、その中秋の名月が8年ぶりに満月の日付と一致した夜になりました。皆様の地域では月が見えたでしょうか。

道内は昨晩、雲が多い地域が多かったのですが、雲の合間から月が見られる時間もあって、そのタイミングを見計らって写真撮影する人の姿が数多く見られました。

そのためインスタグラムなどのSNSには、夕べからまん丸い月の写真が次々とアップされています。皆さん撮影がお上手ですね。
五稜郭を照らす月
画像は北海道函館市・五稜郭に浮かぶ中秋の名月で、知り合いから送っていただいた画像です。

燦燦と降り注ぐ太陽の光に希望を感じることも多いのですが、淡くほのかに照らしてくれる月明かりは、太陽のない時間の闇を振り払ってくれる、とても心強い灯(ともしび)です。「月明かりを頼りに夜道を歩く」というふうに言われたりしますが、闇を払ってくれる月の灯は、とても頼りになる存在です。

制度がどうなろうと、科学がどんなに進歩しようと、世の中には不公平なことや理不尽なことがたくさん存在し続けます。それは文明がどんなに発達しても決してなくなるものではないのでしょう。

光が降り注ぐ場所がある反面に、影は必ず生まれるのです。

私たちが従事する、「対人援助」という仕事は、そうした不公平や理不尽に手を差し伸べたり、光が当たらない影の部分に灯りをともす仕事です。それはまるで闇に浮かぶ、ほのかな月の灯のようではないですか。

私たち一人ひとりは、世界中に降り注ぐ希望の光にはなれなくとも、その陰に隠れて震える人を見つけ、そっと闇を払うことができるように灯をともす存在になり得るのではないでしょうか。

その灯りは、私たちの身の回りの人にしか届かないものかもしれません。私が一人で世界中に光を降り注ぐことなんてできないのです。でもほのかな灯りを届ける人がつながり広がれば、払われる闇も広がるのです。

そっと差し伸ばす手の届く場所で、わずかな灯りであっても、それを届けることが出来れば、世界は少しだけ明るくなるのです。

私たちの仕事の本質とはそういうものではないのでしょうか。

だからこそ、私やあなたができることは小さなことかもしれませんが、その小ささを決して恥じることなく、行い続けていくことが大事なのではないでしょうか。できることだけで良いから、確実にし続けることが私たちに与えられた使命ではないでしょうか。

私たちの届ける灯りは、とてもほのかで、それは私たち自身さえも気が付かぬ程度の明るさでしかないかもしれません。しかしそのほのかな灯は確実に闇を払い、その闇の中で立ち往生していた人の支えになるのです。

そう信じて、今日も明日も小さな灯をともし続けませんか・・・。優しい月明かりのように、誰かが迷い込んでいる闇を払っていきたいと思いませんか。

どうぞ、同じ思いでつながる人が増えていくことを願います。どうぞ、そういう方々と繋がり続けたいと思います。

そしてどうぞ、私たちとともに手を指し伸ばし続ける人でいてください。
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