株式会社マイナビ ( Mynavi Corporation )と言えば、 就職 ・ 転職 ・ 進学 情報の提供や 人材派遣 ・人材紹介などを主業務とする 日本 の大手人材・広告企業で、従業員数約7,000名(マイナビグループ全体 約11,800名)という大企業である。

そのマイナビさんが運営するオウンドメディア、「メディカルサポネット」は、保健・医療・福祉・介護関係者の支援サイトとして様々な情報発信を行っている。

そこは介護事業関係者にとって有効な情報が満載されている場所で、決して見逃せないサイトといってよいだろう。お気に入り登録を是非お勧めしたいサイトである。

そのサイトにご縁があって、今月からコラムを連載することになった。

そのご縁というのは、小濱介護経営事務所の代表・小濱道博先生より同社に紹介していただいたことによってできたものであるが、小濱先生もこのサイトに、「先手必勝の介護経営」というコラムを連載している。

無料登録で全文閲覧できるので、アクセスしたことがない方は、是非一度お試しいただきたい。

僕の連載テーマは、「菊地雅洋の激アツ介護経営塾〜選ばれる介護事業所であり続けよ」とされているが、そのバナーが完成し下記のようになっている。
激アツ介護経営塾
第1回目の配信記事は、昨日同サイトにアップされているので、こちらを参照いただきたい。

連載テーマである、「選ばれる介護事業」には二つの意味がある。

一つは利用者から選ばれなければならないという意味である。要介護高齢者が増え続ける中で、介護事業には介護給付費だけで毎年1兆円以上の資金が落ちてくるのだから、これを狙って、現在介護参入していない営利企業が続々と市場参入してくる。

その中で勝ち残って事業拡大と継続を目指していかないとならないのだ。特にこれからの高齢者は、インターネットを使いこなし、PCやスマホで口コミ情報を検索し、介護サービス事業者も選ぶようになる。そこで選ばれるには何が必要かということを考えなければならない。

もう一つは、介護人材から選ばれる事業経営ということだ。生産年齢人口が減る中で、すべての産業で人手が不足している。そのような状況で、機械に代替できない部分が多い介護は、顧客がいたとしても、サービス提供する従業員が確保できずに廃業に追い込まれる事業者が増えるだろう。

この部分は日本の全地域の全サービス事業者がウイン・ウインになることはあり得ず、他所と差別化した人集めが求められるところだ。

しかし単なる配置人員だけを増やしても、経営リスクを増やすだけの結果に終わるだろう。そうならないようにしっかりとした、「人材」を配置できるようにするためにはどうしたらよいのだろうか。

この二つのテーマを様々な角度から分析したいと思う。

介護事業の難しいところは、それが国費と保険料という公費で運営されているという点にある。そこで企業努力して収益を挙げたとしても、その努力は評価されずに、「過剰利益」とみなされて、報酬単価がカットされたりすることさえある。

それは本来間違った方向性だ。

介護事業だとて、日本経済を支える企業であり、そこで働く従業員も、一般企業と同じ存在なのだから、事業収益をきちんと挙げて将来にわたって経営を続け、従業員の暮らしを護り、日本経済に寄与していくという面は、もっと積極的な評価を受けても良いのだ。

だからこそ国民の理解と支持を得るためにも、私たちの介護事業が国民の暮らしをしっかり護っているという結果を出して、そのことの情報をもっと積極的に発信していかねばならない。

メディカルサポネットでの新連載が、そのことに少しでも寄与できるように頑張ってみようと思う。

連載は1年間の予定なので、それまでよろしくお付き合い願いたい。
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