新型コロナウイルスのワクチン接種を2回とも終えた。

我が家では別居している長男と次男も、ともに2回接種を終えている。住んでいる地域によって、若者まで接種が進んでいるということだろう。しかし同居している妻だけが、登別市の優先枠の年齢に達していないため未接種状態だ。外出させないで家に閉じ込めておこうか。・・・それもうっとおしい。

僕は登別市の60歳〜64歳の優先枠の中での接種だったので、ワクチンはファイザー製品であった。

1回目の接種は7/28で、この時は注射した筋肉部の痛みが3日ほど続いたが、触らなければ痛まず日常の支障はなかった。

2回目の接種は今週8/18だったが、1回目の副反応が大したことはなかったし、発熱などの副反応についてファイザー製は、モデルナ製と比較して少ないとされていたので、ほとんど気にかけていなかった。ちなみに各社のワクチンの比較表は以下の通りである。
新型コロナウイルスワクチンの比較
※(特徴)については、ファイザー・モデルナは米国、アストロゼネカは英国のデータ。(2回目の接種後の副反応の発生率)は、厚労省研究班の8月報告書によるもの。(デルタ株への効果)については、米国メイヨー・クリニック等の研究によるもの。

上記のようにファイザー製のワクチンは、モデルナ製のワクチンより発熱の副反応が出ずらいとされており、さらに副反応は高齢者より若者の方が出やすく、症状も重くなりやすいということで、若者とは言えない僕は何も起きないだろうと思っていた。

実際にワクチンを打った当日は、1回目の接種の時より筋肉の痛みも少なく、そのまま済むものとワクチンを接種したことさえ忘れて過ごしていた。

ところが・・・である。翌朝目が覚めた際に違和感を覚えた。体がだるく、妙に力が入らない。頭も重い感じがしたが、気のせいだろうといつものように朝のルーティンワークを行っていた。しかし頭の重さが抜けないので、体温を測ったところ37度8分であった。

僕の平熱は36度4分なので、これはかなり高熱である。ここ数年風邪もひいていなかった僕にとっては久々の発熱であるし、前日特に風邪を引きそうな覚えもないので、これはワクチンの副作用であるとすぐに理解できた。

そのため念のため処方してもらった頓服を服用したが、全く熱は下がらなかったばかりか、38度まで上昇する始末となった。

僕が処方を受けていたのは、「カロナール錠200mg」である。これは1回2錠服薬するように指示されているが、のちにSNSで看護師の方から、「一応一般的には200mg2錠なんです。でもあまり効かない。3錠は許容範囲なので、私はスッキリ下げたい時は3錠飲んでいます」というアドバイスをいただいた。

このことをもう少し早く知っておればもっと早く解熱したかもしれないが、この情報を知った際にはカロナール2錠を飲んでから時間が経っていなかったので、結局夜3錠を飲むことになった。

そして早めに就寝したところ、その日の夜中には寝汗をたくさんかいて、下着を何回か替えたが、おかげで熱がすっかり下がり、翌朝はスッキリと起きることが出来、20日の日は回復した体調で過ごすことができた。

しかし終日38度の熱が続いた19日(金)は、予定していた仕事が何もできなかった。デスクワークなら問題ないだろうと思うかもしれないが、体のだるさは気力を奪う。頭の重さは思考の停滞につながる。そのため何もできないのが実情だ。食欲もなくなり、久しぶりに夜もお酒を飲まない休肝日とできたことは、健康診断で肝臓の数値がやや高めであった僕にとっては、「渡りに船」であったのかもしれないが・・・。しかし体を動かすことそのものが億劫になるのは、仕事には大いに支障となるだろう。

ましてや介護などの肉体労働ならなおさらだろう。

ということで、これから2回目のワクチン接種に臨むという方は、くれぐれも接種翌日に予定を入れておかないようにした方がよい。職場単位で接種を行う場合は、接種日を分散しないと大変なことになるかもしれないので注意してほしいと思う。

なお発熱に際しては、カロナールよりボルタレンの服薬を進める意見があり、その方が早く解熱するという情報もあったことを書き添えておく。

ちなみに筋肉痛は前回並みで、今日時点ではほとんど痛みはなくなっている。(※注射部位を強く押せば痛みを感ずる程度)

これから2回目のワクチン接種に臨む人に、少しでも参考になれば幸いである。
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