夏になって暑くなると、辛いカレーが食べたくなる人が多いと思う。辛くなくともともかくカレー味が食べたくなるという人もいるだろう。
それが証拠に大手コンビニチェーンで、「夏のカレー祭り」と銘打ったキャンペーンを行っているところもある。
ところで僕が住む登別は、室蘭市と生活圏域が同じで、カレーもご当地グルメになっている。とはいってもそれは当節流行のスープカレーでも、日本の国民食ともいえるカレーライスでもなく、カレーラーメンのことである。
北海道のラーメンと言えば、「札幌味噌ラーメン」「旭川醤油ラーメン」「函館塩ラーメン」が3大ラーメンと言われるが、「室蘭カレーラーメン」も第4のラーメンとして、地元では超有名なのである。
(※ちなみに室蘭市は登別の東隣であるが、白老町を挟んで西隣にある苫小牧市には、「味噌カレーラーメン」というご当地ラーメンがある。)
そのため「室蘭カレーラーメンの会」という組織も15年前に発足している。

室蘭カレーラーメンとは、ラーメンとカレーをただ単に合わせた単純なものではない。カップラーメンのカレー味を想像してもらっても困る。室蘭カレーラーメンとは、ラーメンと相性の良いカレースープを各店主が考えに考え抜いた味。鉄のまち室蘭ならではの風土が育てた庶民の味だ。その味が、北海道特有のちぢれ麺やチャーシュー、様々な野菜やワカメなどとおいしさのハーモニーを奏でるのである。
店によってカレースープがさらさらであったり、粘度が高いとろ〜りタイプであったり、辛さも店によって全く異なっている。具はジャガイモや人参、福神漬けまでついているお店や、カレーライスの具とは一線を画して、完全にラーメンの具だけで仕上げているお店など様々だ。
僕のお勧めは自著本、「人を語らずして介護を語るな。 masaの介護福祉情報裏板」でも紹介した、「ふじ亭」のカレーラーメンだ。

とろみのあるスープは、最初口に含んだときに甘みを感じるが、徐々に辛さが増してくる不思議な味だ。具は厚切りで大きなチャーシューが1枚半入っているほか、もやし・玉ねぎ・白菜・メンマ・わかめと豪華である。
JR東室蘭駅東口を出てすぐの場所にあるので、室蘭を訪れた際にはぜひ食べていただきたい。
登別市と室蘭市を訪れた方は、「室蘭カレーラーメン」を食べ逃してはならない。ちなみに室蘭3大グルメは、そのほか「室蘭やきとり」と「黒そい料理」であることも付け加えておく。
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