昨晩は、登別のぼくの自宅と長崎県五島市の2つの会場をオンラインで結んで、「利用者虐待の要因と虐待防止の視点〜人権はどのように奪われるのか、どうしたら護ることができるのか」をテーマにした講演を行なう予定だった。
zoom講演
講演主催者とも画面を通じて打ち合わせを終え、画像のように準備万端整えて講師紹介を待ちながらPCの前で待機していたのだが、五島のメイン会場の機器トラブルが発生して、音声がうまく会場に届かないようだった。いろいろ調整してみたが結局原因がわからず、配信不能という結果に終わらずを得ない状態になった。

その時、もう一つの場所には問題なく画像も音声も届いてたが、そちらはリアルタイムで受講者が視聴する場所ではなく、担当者が録画して後で受講希望者に配信する予定の場所だった。そのためそこには当日是非とも講演を配信する必要はないし、メイン会場がそのような状況で受講できないのでは意味がないので、機器を十分に調整したうえで後日改めてオンライン講演をやり直すことにした。

ということで昨日のオンライン講演は後日に先送りとなった。今日中にも新しい配信日程が決まるだろう。しかしそのことをネガティブに考える必要はない。

様々なツールを使ってオンラインで会議やセミナーを行う機会が増えてはきたが、まだそうしたツールの使い方に慣れていない人も多いだろうから、こうしたトラブルはあって当然である。勿論、そうならないように備えを十分しなければならないという意見もあろうが、予測不能のトラブルというのはつきものなので、こうしたアクシデントにいちいち腹を立てる必要はない。それよりその後の対応を、どうしたらみんなが幸せなるかという方向で考えたほうがポジティブだ。

それにトラブルやアクシデントというのは、後日良い思い出に変わることが多い。

西宮のカリスマ介護経営者である幸地伸哉さんは、僕を初めてお招きいただいた講演の際は、講師のホテル予約を忘れるわ、2回目のお招き際は、講演会場に持ちこむべきPCを忘れてきて、開場時間が遅れるわ、数々の伝説のアクシデントを創り出す天才である。しかしそのおかげで今もなお親しくお付き合いさせていただいている。ちなみに2度目のアクシデントで、「幸地刑」なる罰を受けている姿は、「通所介護の相談員の役割を伝えてきた」という記事の下の方に画像が張り付いているので、是非とも参照いただきたい。

昨日のアクシデントも、そんなふうに愛すべき思い出に変わり、絆を深める元になるのではないかと考えている。

むしろオンラインであるからこそ、簡単にやり直しの日程調整ができることに感謝したいと思う。

これが研修会場に講師と受講者がともに足を運んで成立するセミナーであるとしたら、何らかのトラブルで当日、講演を中止せざるを得ないとなったとしても、すぐに日程調整して1週間先送りすることは不可能だろう。

講師が時間をとれば、いつでもどこからでも配信できるし、受講者も複数の会場で受講できるため、都合がつきやすいのがオンライン講演の強みである。

昨日の講演は90分の予定で、講演前の紹介や講演後の質疑応答の時間を含めても正味120分に満たない時間で完結することができる。そのくらいの時間ならいつでもとることができる。

しかも前述した通りオンラインの良いところは、場所を選ばないということだ。ネットにつながる環境にあり、PCがありさえすればどこでも話ができる。僕が旅先に居たとしても、時間さえ取れれば宿泊しているホテルの部屋からも配信可能なのである。それがそのままオンラインを通じて受講会場に流れるというのは大きな利点と考えて良い。

だからこそ当初の予定で配信できないとしても、受講者側さえ都合がつけば、僕自身は予定配信の時間や日にちが多少ずれても全く問題ないと思っている。ということで五島市の皆さんも、何も気にしないでください。新たな配信日が決まるのを待って、当日画面を通じて繋がりましょう。

こんなふうにオンライン講演も、ご希望に応じて配信できますので、興味のある方は、「北海道介護福祉道場 あかい花」の画面右上のメールマークをクリックするか、画面上部のグレーの帯に記載している連絡先にご一報いただくかして、問い合わせしてください。

勿論、会場に足を運んでの講演も、全国どこでも受け付けております。来月は北海道北広島市〜三重県鈴鹿市〜愛知県名古屋市〜大阪市〜東京と行脚予定も入っていますので、その途中でも寄ることができます。

まずはご一報をお願いします。
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