インターネットを利用して会議を行うための、「ビデオ会議ツール」を使う人が増えてきた。

このツールはリモート会議だけではなく、オンラインセミナーにも利用できるため、コロナ禍で滞りつつある職員研修等にも利用することが多くなっている。

僕もそうしたツールを通じて講演を行う機会が増えているが、まだオンライン講演を受講したことがない人からは、「使い方がわからない」とか、「どんな機器を使えばよいのかわからない」・「経費が心配」という声が聴こえてくる。

しかしその心配は不要だ。オンラインセミナーの受講に必要なのは、通常のPCもしくはモバイル・スマホがあれば十分だ。勿論、画面を通じてやり取りするわけだから、内臓カメラとマイクは必要になるが、タブレットやスマホならそれは必ずついているし、ノートPCの最近のものにもついていないものはない。デスクトップの一部製品についていない場合は、外部機器を購入する必要はあるだろう。

それさえそろえば通常のネット環境で問題ないだろう。例えば8/22に秋葉原から生配信した僕のオンライン講演はユーチューブを利用したが、普段からユーチューブを利用している人は、送られてきたURLにつなぐだけで視聴でき、講演後の質疑応答もチャット機能で参加できたはずだ。

ちなみにその日の講演には150名以上の参加があったが、オンラインセミナー第1回目の受講者アンケート結果を配信しているのでリンク先を参照いただきたい。

ここに書かれているように、「講演会に参加したいと考えていましたが、開催場所が遠方であることが多く、コロナウイルスによる自粛などで難しいと思っていました。このような機会があり、大変嬉しく思います。」・「web でこうしてお話を伺えるようになったということは、悪いことばかりではないなと思いました。」・「第2−4回まで聴講させていただきたいと考えております。」などという声をいただき、オンライン講演だからこそ参加できる人もいることにも気が付き、そこに参加していただく人がこんなに多いことを大変ありがたく感じている。

また多くの方が新たに使い始めているZOOMでのオンライン講演も行っているが、こちらも受講者の方はネット上から無料でZOOMをダウンロードしていただければ、講演配信側から送られてくるURLにつなげて、同時に送られてくるであろうIDとパスワードを入力してアクセスするだけで受講できるようになる。難しいことは何もない。

配信側は時間や人数の制限を受けず、さらにスケジュール管理ができるように有料アカウントを利用する必要はあるが、受信するだけなら無料で利用できるし、受講者は視聴するだけで、自分の画像や音声は流れないようにも設定できるので、気安く参加できるので心配は無用だ。

ちょっと上級者になると、リモート会議等に参加する際に、自分の部屋が映らないように背景画像を設定したり、女性であるならスッピンの顔を見られないように、顔にエフェクトをかけてくれる機能もついているので、それらの機能を使いこなすおもしろさも出てくるかもしれない。

職員に情報や知識を与えて、スキルアップを図る必要性を感じていながらも、コロナ禍でその機会がなかなか取れないという法人等については、ニーズにマッチする形でオンライン絵研修講師も受け付けているので、是非あかい花の公式サイトの連絡先から、お気軽に相談いただきたい。オンラインだけであれば交通費や宿泊費がかからない分、経費が節約できて講演を受講できるのでご検討いただきたい。

また、一般の方が参加できるオンラインセミナーとして、10/16(金)13:30〜C-MASオンラインLIVE全国大会2020が配信される予定になっているので、リンク先のチラシを参照していただきたい。
C-MAS-全国大会2020
僕は2部と3部の座談会に登壇予定だ。豪華メンバーなので気後れしないように話をしてきたいと思っている。

このようにオンラインセミナーが一般化する中ではあるが、まだそうしたセミナーに馴染むことができない高齢者の方もおられる。

特に今後は適切な看取り介護につなげるために、人生会議(ACP)という考え方を普及させなければならない。その普及を図るために重要となるのが、「終活セミナー」であるが、終活を意識する年齢の方々は、70代80代の方が多く、オンラインセミナーには腰が引ける方も多い。そのため主勝セミナーについては、一日も早く会場に一同が介して講演を聴くという、コロナ禍以前のスタイルに戻ってほしいと思う。そうではないと終活をすべき人たちに、人生会議やリビングウイルという考え方を詳しく伝えられなくなるからだ。

しかしどちらにしても今後は、全国各地で終活セミナーの必要性は増し、講師として登壇できる人材は貴重になるので、このブログの愛読者のみなさには、そのような終活セミナー講師となることに挑戦してほしいと思う。

興味のある方は、「変化する意思に対応する終活支援のために、講師となり得るスキルが得られます」という記事を読んで、そちらに張り付いているリンク先の通信講座に申し込みをしていただきたい。

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