暦の上では4連休の3日目である。我が家では発電所に勤める二男が木曜日に帰省してきて、今朝慌ただしく職場のある知内に戻ったのに入れ替わるように、昨晩札幌の障がい者サービス事業所に勤める長男が帰省し、日曜日の夜まで滞在する予定だ。
そんなわけでいつもより少しにぎやかな週末になっている。読者の皆様はどうお過ごしだろう。
4連休と言っても、暦と関係なく働いている人は多いだろうし、コロナ禍で外出を控えている人も多いだろう。僕の住む登別は観光地でもあるが、いつもの連休よりは人が少なく感じる。ずっと雨続きの天候のせいばかりではなく、やはり外出を控えている人も多いということではないだろうか。
僕は自由に休みがとれる身ではあるが、連載原稿の締め切りに追われるのは暦と関係のないことなので、昨日も今日も執筆作業を行っている。しかし作業の合間には気分転換も必要だ。とはいっても前述したように雨模様なので、外に出る気がしない。そのため好きな読書にいそしんだりしている。
そんな僕にとって久しぶりに、読んでよかったと心から思える本を、昨日読みきった。
読売テレビ制作、「そこまで言って委員会」のコメンティターなどとしても有名な、ノンフィクション作家・門田隆将氏の著書、「死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発」である。
東日本大震災3.11の大地震と大津波の際、福島第一原発で起こった全電源喪失・・・。福島が壊滅し、日本が三分割されざるを得ない危機に際して、人々は何を思いどう戦ったのかということを、すべて実名と事実に基づいて書かれた歴史の真実を伝える著者渾身のノンフィクションである。
これを読むと災害当時の菅首相が、福島第一原発に乗り込んだことがいかに無意味で、現場の邪魔と迷惑でしかなかったことがはっきりわかる。ただ自分の不安とイライラを解消するためだけに現地に乗り込んで、何の結果を残さず、大災害と戦っている吉田所長の時間を奪うことしかしなかったということも明らかだ。あの首相があの時のこの国のリーダーだったことは、震災以上の不幸がそこにあったと言えるかもしれない。
どちらにしても、この国に住む人はこの本に書かれた事実を知る必要があると思う。そしてその事実を後世に伝えてほしい。
幸いこの本は映画にもなっている。前掲画像の向かって左側にある、「フクシマフィフティ」がその映画だ。題名には映画のレビューが書かれているサイトへのリンクを貼りつけているので参照していただきたい。
この映画を今すぐに観たいという人もいると思う。今日と明日の休みの間に、すぐに観たいという人にもお勧めなのが無料トライアル実施中!<U-NEXT>である。
無料トライアル期間にも、「フクシマフィフティ」は視聴できるし、無料トライアル期間中に登録をキャンセルすればお金は一切かからない。今日から登録すれば8月21日までは無料で映画やドラマを鑑賞できるので、まずは登録して試しに好きな作品を視聴してみてはいかがだろう。
暇つぶしの映画鑑賞と言っても、「フクシマフィフティ」のような良い作品を鑑賞することは、決して無駄には終わらない。それはきっと知性と知識を磨くことにつながると思う。
日本を護るために戦った人たちは、決してスーパーマンではなく、普通の「市井の人」であることを改めて感じていただきたい。
そして私たちも一介の、「市井の人」として生きる意味があるし、できることがあるということを、胸に刻んでいただきたい。
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