登別市と洞爺湖温泉を結ぶ、「オロフレ峠」は冬の間通行止めとなっている。

その通行止めが解除となり開通したのは今月5日であった。下の写真画像は、開通して間もなくのオロフレ峠で撮影された、「白い虹」である。オロフレ峠の白い虹
なんでも白虹(しろにじ、はっこう)または霧虹とも呼ばれる珍しい現象だそうであるが、その現象に偶然出会ったという運が良い友人から送ってもらった画像である。友人は、「綺麗だろ」というが、僕にはあまりきれいには見えない。ただ霧がかかっている中で虹らしき形がわずかに見えるだけである。読者の皆さんにも目を凝らしてみていただきたいが、本当に綺麗に見えますか?

本日土曜日は霧もなく、夏らしい良い天気になっており、オロフレ峠を通って登別温泉や洞爺湖温泉に出かける人が多くなっているかもしれないが、道内では今週も札幌でクラスター感染が発生しており、くれぐれも不要・不急の外出は控えていただきたい。(参照:休日は無料見放題動画を愉しんで、不要不急の外出はまだ控えましょう

ところで昨日書いた記事、「派遣という身分を見直す機会」にも今朝追記したが、昨日第2次補正予算が成立し、介護現場で働く職員に対し、「慰労金」が支給されることが正式決定した。

この慰労金は医療や介護、障害福祉の現場を支えている職員に広く支給されるもので、地域包括支援センター、福祉用具貸与、有料老人ホーム、サービス付き高齢者向け住宅も対象になるし、職種もケアマネジャーはじめ、リハ職、事務職など皆が受け取れるように制限はかけず、正規職員か非正規職員かも問われない。

しかし法人本部のオフィスに勤務する人など現場から遠く離れて業務を行い、利用者と全く接しない人は対象外となるとされている。その詳細来週早々にも通知されるので注目しておいてほしいが、このことを知らされた人からはすでに、「法人本部などの職員は対象ではないんでしょうか。直接処遇はしていなくても現場職員が働きやすくなるように同じように彼らも頑張っています。処遇改善の膨大な資料を作成している本部職員は対象になりませんし、様々な手続きも現場に代わりやっているわけで、特に今回のような非常時は現場だけが大変なんではなく、法人全体でチームでやってるんですがね。本部の若手には気の毒な話です。利用者と接してませんがいつも彼らの目には利用者が写っています。」という批判的な意見も寄せられている。(※当該コメントは、僕のフェイスブックに寄せられた声を転載したものである。)

医療機関や介護施設内の事務室等に法人本部がある場合は支給対象になるが、大規模法人で本部組織だけ別ビルに入っているようなケースは対象にならないということなのだろうか。せっかくの慰労金が、志を同じく仕事をしている法人内部で、支給と不支給がわかれるのはいかがなものかと僕も思う。

さらに、各都道府県での新型コロナ患者1例目発生日または受け入れ日のいずれか早い日から6月30日までの間に10日以上の勤務していることを支給要件にするという。この要件に該当する退職者はどうなるかなどは詳細通知が出るまで分からない。どちらにしても来週早々に発出されるであろう通知に注目せねばならない。

ところでこのブログでも紹介した、「固定費削減意識が無いと介護事業は生き残れない中で、リスクゼロで電気料金削減できるという朗報」を読んで早速見積もりを取った方から、思った以上の経費削減が期待できる数字が示されたと、喜びの声もいただいた。どんな形であっても、皆様の介護事業経営に少しでもお役に立てれば幸いである。

今後も皆様に有意義な情報をいろいろな機会に伝えていきたいと思うので、ご期待いただきたい。

ところで今朝、来週開催予定の介護認定審査会資料が送られてきたが、緊急事態宣言以後、審査は書面審査で行い会議は開催されていない。宣言解除後最初の審査会が来週の次回審査会となるが、現在も市役所庁舎内での会議を引き続き自粛しているとのことで、次回も書面審査のみとなった。

しかも件数はわずか14件。過去最低数であるが、おそらくその理由は介護認定調査も自粛して、件数を絞っているせいだと思われる。まだまだコロナ禍の影響は続くが、お互いの頑張りと協力で一日も早く日常を取り戻したいと願っている。

もうすぐ父の日も来るが、プレゼントは心を込めて、ただし買い物はできるだけ控えて、ネット販売サイトなども利用してはいかがだろうか。(参照:言葉は心を超えないから、記念の日には心を形にして贈りたい

介護事業を巡っては、これから介護報酬改定等を巡る議論が活発化し、様々な情報が日々出されてくる。僕もその情報を整理して、様々なツールを使って必要不可欠な情報を提供するために、今準備中だ。

介護は人のために存在するものだ。介護という職業は人のためになる仕事だ。だから我々は、利用者の方々から出会えたら幸運と思える白い虹のような存在にならねばならない。

そういう思いを同じくする皆さんと繋がりながら、介護業界の益々の発展に努めたいと思うので、今後の情報発信にも是非期待いただきたい。
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