旅先で一人で昼ご飯を食べるときに、何を食べているかということを振り返ってみると、8割方ラーメンを食べている自分がいることに気づかされる。

僕はその地域の食文化を、昼に食うラーメンの味とスタイルで評価しているのかもしれない・・・。とまあそれは嘘だし、そんな大したことでもないが、今日は休みの人も多いだろうから仕事の話題とは少し離れて、軽く読める記事として我が愛するラーメン道を久々に書いてみようと思う。

ということで平成最後の講演を行なうために、先週の金〜土曜日にかけて福島市に行った際にも、土曜日のお昼ご飯は、講演会場に行く直前にラーメンを食べた。お店は福島駅東口から歩いて4分ほどのところにある、「丸信」というお店である。

お店選びはネット情報が中心となるが、口コミは「やらせ」があったり、さほど信頼できない情報であることはわかっている。しかし何も情報がないよりはましなので、ネットでお店の場所や、メニューを見たうえで、実際に店の前に行って店構えを見て、雰囲気を感じて入るか入らないかを決めている。

この日は丸信前に開店時間より5分ほど早く着いたが、僕より先に店先に着いた人が、準備中の看板が店先に置かれているにもかかわらず店のドアを開けると、店主の奥さんと思しき女性が、「どうぞ〜。」と嫌な顔もせずに声をかけてくれた。そして準備中の看板を外してくれたので、僕も勢いでそのまま入店した。すると僕の後にも7〜8人の客が入ってきた。連休直前の平日の昼少し前なのに、人気のあるお店だと思った。

お店の中は結構広く、3方をぐるりと囲ったカウンターのほかにテーブル席も何席かある。ご夫婦二人で切り盛りしているようで、水はセルフサービスだ。
丸信メニュー
メニューは醤油ラーメンと塩ラーメンの2種類である。普通ラーメンかチャーシュー麺かの選択ができるらしいが・・・Wチャーシューというのがメニューにあるので、それの醤油味を注文してみた。Wというから2種類のチャーシューがトッピングされていのかと思いきや、どうやらそうではなくチャーシュー麺よりチャーシューの枚数が多いということらしい。まあそれはそれで良しとしよう。

値段は税込み1.000円ジャスト。作り方を見ていると独特だ。普通はネギは最後にトッピングするものだと思うが、このお店ではカラの丼に、いきなり大量のネギを投入。そこに塩ベースのスープを注ぎ、茹でた麺を入れさっと麺をほぐしたら、そこで醤油ダレをかけて、チャーシューとメンマをトッピングして客に出すというスタイルだ。
丸信のWチャーシュー醤油ラーメン
出てきたラーメンのビジュアルはとても美しい。丼はチャーシューに覆われており、その中心にメンマが鎮座している。そこから麺を箸でリフトしてみるが、最初に入れられたネギはほとんど見えない。しかしそれは麺に覆われたその下にたっぷり隠れているのでうれしい限りだ。麺は福島らしく太めの縮れたやや平たい麺である。喜多方ラーメンや白川ラーメンと似ている。

特筆すべきはスープで、塩味ベースのスープに、醤油ダレを混ぜないでかけているだけである。そのためそのままスープを口にすると塩ラーメンが味わえる。そしてスープをかき混ぜると醤油ラーメンに変化するという、1度に2味を味わえる得した気分のスープである。鶏ガラの効いたスープに醤油がよく合っている。昔風の甘みのある醤油スープではなく、これが醤油味だという醤油のうまさを感じられるスープだ。

そしてこのチャーシューがまたおいしい。厚さも厚すぎず・かつ薄すぎず絶妙のバランスチャーシューだ。さすがにこのチャーシューは人気らしく、レジではパックに入れて売っていた。僕も買って帰りたいところだが、その日はもう一泊する予定があり、自宅に帰るのは翌日なのであきらめた。残念である。

今度福島市に行ったときには、帰る日の昼にこのお店に寄って、ラーメンを食べた後、チャーシューをお土産に買って帰ろうと思った。

ごちそうさまでした。おいしゅうございました。いいぞいいぞ。

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