先週の土曜日に自宅を経って、東京と千葉県松戸市の講演を行いながら、昨日愛知県碧南市に移動している。

旅も6日目になると洗濯物がたまってくる。そのため昨日はホテル内のコインランドリーで、まった洗濯ものを洗ったりしていた。そんな風に移動日で講演がない日も、何かとしなければならないことが多い。主夫業も長旅では避けられないことである。

当然、次の講演のスライドづくりや、連載原稿の執筆も続いているわけで、講演予定のない日も、ホテルでPCに向かって一日の大半を過ごしている。休養という言葉は今のところ僕の辞書にはない。

ところで、この旅の前に軽い風邪の症状が出た日がある。それはもう治うしているようなのだが、それ以来気管支の不調が続いている。ゼイゼイして酸素の取り込み量が薄くて、呼吸が苦しくなる状態がある。幸いその症状は寝ているときだけで、講演や日中の仕事に支障はないし、毎日元気にオフ会で呑みまわることにも支障はないのだから、症状は軽度といってよいだろう。

しかし大学生のころ、呼吸困難で授業を受けることができなくなったことがあり、その際「小児喘息」と診断された既往歴があるので(18歳で小児喘息はないだろうと、その時は思ったが・・。)、来週月曜日に自宅に戻った際に、呼吸器外来を受診しようと思う。おそらく慢性気管支炎との診断を受けるのではないかと予測しているが、体が資本なので大事にしなければと、改めて日ごろの不摂生を反省している。(※ただし僕は非喫煙者であり、その点では気を付けているはずなんだが・・・。)

さて日本の北から南へ徐々に移動していると、ふとさりげないことで日本という国の大きさというか、北から南への長さを感じたりする。勿論、北海道の氷点下の気温と、東京以南のそれとは比べようがないほど違うのだが、それにもまして違いを感じるのは夜明けの速さや陽の長さである。

昨日の夜は、碧南講演主催者の方と前夜祭を行ったが(参照:masaの血と骨と肉・1月31日更新記事)、会場に向かう途中で碧南市の方は、「ずいぶん陽が長くなった。」と話されていた。

北海道は2月が雪と寒さのピークで、陽が長くなるという感覚もなく、17時を回るともう真っ暗になるために、春を感じることはない。しかし碧南では、そろそろ春の足音を感じている人もいるらしい。

一方で、早起きしてわかることは、南の地域の夜明けの遅さである。北海道は今時期でも朝6時過ぎから陽が昇り始め、晴れた日の7時ころはすっかり夜が明けている。しかし今朝の碧南の7時は、まだうっすらと陽が差す程度で、ぼんやりとした闇がホテルの部屋の窓を包んでいた。

北海道に住む人は、早起きしないと陽ざしの恩恵を十部受けることができないという意味なのかもしれない。

それにしても全国には旨いものがたくさんあり過ぎる。旅の愉しみの一つは食なので、普段2食しか食べない僕が、旅の間は3食しっかり食べてしまう。しかもおいしいものはお腹が減っていなくても食べてしまって、どうしても体重が増えてしまうのが困りものだ。特に今回は10日間そのような状態が続くので、気を付けないと回復不能のデブになりそうである。でも旅先にはうまいものがあるので、誘惑に負け続けている。困った、困った。

今日から愛知県で3日連続の講演であるが、そのうち2日間は法人内の職員研修である。職員を導きたい方向に、全職員の顔を向かせて、温度差なく同じモチベーションで、改革と向上に努めるためには、内部での研修が不可欠である。そしれ内部研修は、定期的に外からの刺激を与えることによって、マンネリズムを防ぐことが必要で、外部講師による普段の教育とは違う言葉での「学び」がより効果的になる。

そのような一法人・一事業所単位で企画される研修会の講師も喜んでお受けしているので、どうぞ気軽に連絡いただいて相談いただきたい。

僕が講師をお受けする際に、受講者の数が少ないことは何のネックにもならないので、是非電話やメールで、直接問い合わせいただきたい。僕とコンタクトを取ったことのない人でも、大歓迎である。

全国の皆様からの連絡を待っていますので、どうぞよろしくお願いします。

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