秋分の日の振り替え休日となっている今日、僕は今、機上の人である。

明日の尾張一宮講演に向けて、今日は移動日。セントレア(中部国際空港)経由し、名古屋〜尾張一宮という旅の途中である。

今朝は朝7:30発の高速バスに乗って新千歳空港に9時少し前に着いた。地震の影響で、新千歳空港の飲食フロアはフードコートと一部店舗のみしか営業していないが、明日からほぼ全店が営業するようである。北海道は確実に復旧に向かっている。秋は天候もよく食べ物も一番惜しい時期なので、ぜひ多くの方に北海道観光に訪れてもらいたいものだ。

さて秋といえば、日本酒もこの時期にしか飲めないものが出荷される。一般的には「ひやおろし」と呼ばれるお酒で、蔵によっては、「秋あがり」などと呼ばせているところもある。

「ひやおろし」とは、寒造りの新種に火入れした後、夏季の貯蔵を経て香味が整い、円熟味が一段と増す秋に出荷される酒のことである。瓶詰の際に火入れをしていないため、爽やかさと円やかさが同居する、この時期だけにしか味わえないお酒である。

新酒のフレッシュさもよいが、約1年寝かせることで若さが取れた味わいを楽しむことができる。

今日紹介するのは、「masaの日本酒道7〜開運・純米吟醸。」でも紹介したことがある、静岡の土井酒造の銘酒、「開運・純米ひやおろし」である。

開運・純米ひやおろし
開運・純米ひやおろし
「能登杜氏四天王」のひとりといわれた、故・波瀬正吉杜氏の精神を受け継ぐ、相変わらずの丁寧な造りである。

純米とされているが、吟醸香も十分感じられる。精米も55%だから純米吟醸を名乗ってもよいのに、そうしないのはこの蔵のプライドだろう。

今年の造りは、フレッシュさ7割・熟成マイルドさ3割といったイメージである。そのバランスがとても良い感じで角の取れた、「まあるいお酒」といえるのではないだろうか。山田錦の旨味が十分生きたお酒である。1.8L・2.950円。

このお酒に合う肴。

厚揚げ焼き
お豆腐屋さんの手作りのふっくらとした「厚揚げ」をあぶって、山ワサビのしょうゆ漬けをネギとオカカで合えてトッピングして頬張りながら、このお酒で流し込むと最高に合う。幸せである。

今回呑んだひやおろしは、山田錦の造りだが、この蔵では雄町造りの「純米ひやおろし」も出荷している。そちらは7月に行われた「第10回雄町サミット」の純米部門で金賞を獲得しているそうだから、次はそちらを試してみたい。

それにしても今日は気流が悪いのか、飛び立ってからずっと揺れっぱなし!ブルブル震えてます。参ったなあ‼︎

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