いつもの時間より早い時間に記事更新している理由は、これから亡父の13回忌法要が行われるためである。土曜日の記事更新もあまりないことだが、家族のことを書いておくことは、後々何かと役に立つので、この機会に記事更新しているというわけである。

12年前の9月15日、外出先で倒れて意識不明になった父は、その後一度も意識を取り戻すことなく、翌々日に息を引き取った。

その時のことは、「父倒れる」・「葬儀を終えて」で書いている。

あわただしい時間を縫って書いた記事であるが、父の13回忌を迎える今日、改めてその記事を読むと、忘れていた当日のことが思い出されたりする。弔事ではあるが、ブログ記事に書いておいてよかったと思う。

葬儀を終えて」の中で、父が四国の原子力研究所で働いていたことを書いたが、その時はそれがどこか不明なままであった。その後、僕を講演講師として愛媛県に初めて読んでくださったSさんのおかげで、その場所も明らかになった。それも亡父のエピソードをブログ記事として書いていたおかげだから、今日のことも書いておこうと思い立ったわけである。

そのことは天国で父も喜んでいるのではないかと勝手に思っている。

父が亡くなった時、高校生だった僕の二人の子供も、今では一端の社会人である。振り返ればずいぶんと時間が流れたものである。それだけ自分も年を取ったということになる。

父の13回忌法要は、この後11時から始まる予定である。弟夫婦と僕の家族と妻の父だけの小さな集まりであるが、そのために二人の息子も帰ってきており、久しぶりににぎやかな我が家である。追善法要は、しんみりするよりにぎやかな方が良いだろうと勝手に思ったりしている。

暦の上では今日から3連休となっているが、介護作家として連載を7本抱えている身の僕は、世間の暦とは関係なくしなければならない仕事もあるため、法要を終えた後ゆっくりと休んでいる暇はない。連載の締め切りが迫っているために、今日中に最低一本の原稿は書き終えておきたい。そのため法要の後は故人をしのんでささやかなお膳を囲みながら食事をすることになるだろうが、お酒は控えて置く予定だ。

今日はそんな一日である。この時期にしては気温も高く、青く澄んだ秋の空が広がっている。とても穏やかな良い天気である。

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